75 サプリカント王国の双子
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―庭園―
ないてなんか、いません。 雨がふっている、だけです!
[罪に手を染めてなお、彼は王女を、自分を気遣うのか。 罪が重いと自覚している、それでも殺人を、罪を重ねてまで求めたのは何か。]
どうして…… どうして…!
[ぐるぐると回る。わからない。 逃げようとする様子もない。 ふらり、立ち上がる。
わからないから、だから駆け寄って]
(2) kokoara 2012/01/18(Wed) 13時半頃
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シメオン、
[腕を、掴んだ。 ぐいと、引き寄せようとして]
(3) kokoara 2012/01/18(Wed) 13時半頃
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飾り職 ミッシェルは、メモを貼った。
kokoara 2012/01/18(Wed) 23時頃
ミッシェルは、シメオンを慰めた。教会は明日も鐘を鳴らすだろう。
kokoara 2012/01/19(Thu) 22時半頃
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[助ける、とは、何からだったのだろう。
彼が手をかけた人々。 女王。庭師。そして、もう一人の世話役。 後者二人が、ばれそうになったから、と殺害したのだとして、女王は。
彼の謂う、助けとは。
混乱の中、ただひとつだけわかったのは]
(32) kokoara 2012/01/20(Fri) 00時頃
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[ざわめきが近づく。 掴もうとした体は、けれど遠くて。 また一歩、遠ざかる。]
シメオン……っ!!
[やり場のない想いをすべて込めて、一度だけ名を呼んだ。 警官だろうか、増えてきた人々の後ろへ、姉の姿があった。 その隣にある男の姿、その意味まで気づくのは、もう少し後で。]
いや、
[世話役として一歩後ろにいてくれた彼が、いなくなる。 王女という立場、殺人者という彼。 雨のせいにしていたしずくが、あつい。
何かを否定するように、首を横に振った。]
(33) kokoara 2012/01/20(Fri) 00時頃
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[>>38人差し指の動きは、ミッシェルの口を反射的につぐませた。 その手の近く、首元。
いつもある場所に、>>0:101銀のブローチピンがついていない。]
っ ――――
[もう、ミッシェルの。 自分の使用人ではなくなるのだと、それが一番雄弁に語っていた。 おいしい紅茶をいれる、自分を美しく飾ってくれる手が、腕が、縛られて。
ただ、去っていく彼から目をそらすまいと、まばたきも忘れたように見つめていた。]
(46) kokoara 2012/01/20(Fri) 09時半頃
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シメオンがいなくなったら… わたしは、 ひとりになってしまう…
[如何に可愛がられても、自分が本当はよそ者だという事実は消えはしない。 疎外感を消し、城につないでくれた彼がいなくなってしまえば。
弱々しくつぶやき、ドレスの端を握りしめた。]
(47) kokoara 2012/01/20(Fri) 09時半頃
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[>>55音へ、耳を傾ける。 顔は、連れて行かれる世話役の背中から、背中が消えていった方向から動かせずにいたが。
懐かしいあの頃。 もう二度と訪れぬだろう、暖かな庭。 遊び相手を探して、みつけた金髪の。]
ひとりは ……つまらない、 から…
[一緒に、と手を差し出したんだった。 他の人にはわからないだろう、ぼかした言葉の問いかけ。 答えようとした声は喉へひっかかり、そのうちにディーンは庭を離れてしまった。]
(59) kokoara 2012/01/20(Fri) 21時半頃
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ねえ さま ……
[まばたきもできない、見開いた目。 雫に濡れて、目の周りは赤くなっていた。
>>53視界の端に、姉の手が映る。 腕を伝うように、ゆるゆると視線を持ち上げて]
いって、 しまいました …
[呼ぶなと止められた名が、口の中に溶ける。 手を持ち上げるのも億劫で、手を見上げるだけ。
引っ張り上げられれば、歩き出しはするのだろうが。]
(60) kokoara 2012/01/20(Fri) 22時頃
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―後日:自室―
[手紙を書き終え、ペンを置いた。 体を気遣う文面(彼の体が強くないことなど知っている)から始まり、 また、お茶を飲みに来ませんか。 ゆっくりお話をして、あの日のお礼を言わせてください。 そんな内容だった。
話の内容は、わざわざ書くほどのことでもあるまい。 王家の封蝋をするから、中を覗かれることはないだろうが、万一他人に見られても困ることのない、無難な内容。 姉の婚約者候補相手に出すものとしては少し、かもしれないが、姉は既にお相手を決められた様子。 さほど問題はないだろう。
そもそも、あんな彼が、姉の婚約者の座を狙うとも思えず。 ガチガチに緊張していた様子を思い出し、弱いながらも微笑んだ。*]
(63) kokoara 2012/01/20(Fri) 22時頃
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―庭―
[>>61体に回された腕は、太く、暖かく感じた。 この城へきたときから、思春期も訪れていたから、これほど近づいたことはあったかどうか。 違うけれど、"姉"なのだと、じわりと伝わる体温が伝えた。]
……… は、な……?
[濡れた花束を受け取り、見開いたままの目で見つめる。 花の数も、種類も、その大きさは日頃もらう(らしい)ものに比べたら随分と見劣りするけれど。]
わたし、 そう…… おはなを 期待、していると……
[今日だ。今朝の、話。 庭に咲いた花が、楽しみだと。
小さな花束に、彼の思いが詰まっている気がして。 ピンの銀を発見してしまえば、もうだめだった。]
(64) kokoara 2012/01/20(Fri) 22時半頃
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ふ、 ぅ……う ………っ
[号泣してしまうことは、できなかった。 声を殺す泣き方を、この10年で覚えてしまった。
ただ、一人で泣いていた夜にシメオンへそうしたように、 姉の体にしがみつくように、顔を隠すようにして、肩を震わせた。
雨が、涙が。 すべてを洗い流してくれることを願いながら、泣き疲れてしまえば、意識を失い、体から力が抜けた。*]
(65) kokoara 2012/01/20(Fri) 22時半頃
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―数日の後―
[レベッカが、戻った。 その知らせは、恐れと安堵を同時にもたらすもの。 20年に渡り執政を行なっていた叔母の存在は、動転するような事態の中では、頼りになるものだった。
だから、訪れた彼女はきっと、厳しくも暖かい、激励の言葉をくれるのだろうと思っていた。]
…… え?
[処分を問われる、などと。 思っても、みなかった。]
わたし、が… きめるの、ですか…?
[思わず問い返す。 肯定か近い返事があれば、真っ白になった頭を動かそうと必死に。]
(73) kokoara 2012/01/20(Fri) 23時頃
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彼の、罪状は… 女王ほか、1名の殺害。 と、……女王世話役の、傷害。 それ以外は、なにか……?
[確認するように、つぶやく。 けれど、それ以上の罪状など必要ないと、わかっている。]
……
[唇を開き、閉じる。喉が渇く。 舌がひきつれるような感覚とともに、]
(74) kokoara 2012/01/20(Fri) 23時頃
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罪状は、十分、過ぎます。
――――― 死刑が、適当かと。
[冷たい声音。
何者かなど考えるな。 相手は、罪人だ。
握りしめた手は、爪が食い込むほどに。]
(75) kokoara 2012/01/20(Fri) 23時頃
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[―告知―
国家反逆者 シメオン・クルック
女王殺害他余罪により
公開処刑、斬首に処す。
日時 ○月×日 △時より 場所 ――――広場 ]
(89) kokoara 2012/01/21(Sat) 00時頃
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