297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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[どこかで何かが割れる音がする。
──澄んだ音は、まるで玻璃が割れるような────]
……、え
[瞬きの刹那、少女の姿が消えたのを確かに、見た。]
(0) azuma 2019/07/17(Wed) 01時頃
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……消えてもうた……
[なんで。どうして。戸惑う心とは裏腹に 血によるものか酷く懐かしく、 訳も分からず]
……え、
[はら、と涙が一筋流れた。 誰の記憶だったのかもわからない、混濁した雨の後の川に押し流された花びらの欠片を掴むような暇もない。]
(7) azuma 2019/07/19(Fri) 19時頃
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[狼狽の指先が涙を掬って、 おかしなことにそれは紫陽花の花びらに似ている。
白い花びらが雪の様にこんこんと降り積もるさまは季節感を失わせて、 その中に、片割れ失い一人立つ緋色の鮮やかなこと。>>4 嗚咽はひび割れた鈴のようで、 どうしようもなく胸を締め付けた。
──いつか、こういう光景を、 己ではない誰かが見たような気がする。
それもあいまいな霧の向こうを探るうち、 >>6 紫陽花も泡沫の夢の様に消えてしまった。]
……、きえた……
[きえた、と唇だけで音もなくもういちど。 忘れられた岩のある社、茫然と見回せば遠くより鳥の声、定吉の言うとおり、止まっていた時が動き出したのだ。]
(8) azuma 2019/07/19(Fri) 19時半頃
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……朝顔ちゃん
[>>9困り眉で少女を見つめる。 其処に恐れはなく、 ただ、申し訳なさと、 一滴の悔恨があるばかり。 誰のものとも知れず、 誰のためとも知れず、 亀吉自身も置いてけぼりだ。]
……、終わり
そう、みたいやな。
[薄く欠けていく紫陽花のかけらを掌に、わずかな風に運ばれ消えた]
(18) azuma 2019/07/20(Sat) 00時頃
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……、幸せに、て。 そんな、謂われても、
……何が何やら、やけど…… 夕顔ちゃんが、 やさしいこ、謂うのは…間違いないと思うし…。
[>>10>>11 感情の行方を決めかねる。 小さな手掛かりに駆けてきて、 夕顔の名を叫んだのに ことが終わってどうすればいいのかもわからない情けなさ。 せめて、いま、この手を伸ばすことができるところは、と、さっきかけらを掴みそこねた白い指先がさまよう]
(19) azuma 2019/07/20(Sat) 00時頃
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……、んな、そんな、 そんなん、あかんやん、 言えんわ、無理やろ、嘘やん、だって
…双子かて、違うやろ、 違う、…夕顔ちゃんは夕顔ちゃんで、 朝顔ちゃんは、朝顔ちゃんやん…
[首を横に振る。 それから>>13定吉の方を見て、またも、困り眉。]
……、そうやな。 でも、なんか、方法…あるんちゃうか…
(20) azuma 2019/07/20(Sat) 00時頃
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[>>14 定吉の言葉は地に足の着いたもっともなこと。 書きつけられた物語よりも真に迫る。 土砂崩れの事を聞けば、あの日の事を思い出して目を伏せた。
──あの時に比べれば、 どこか天上を思わせる花の群れに 明るいばかりの空、 悲鳴も上がらぬまま消えていく様は 静かすぎて、逆に恐ろしい。]
……せやな。
神様、が、どっか、隠したとしても ……僕らには、わからんの……。
……たえちゃんも、 雷門さんも………、定吉が見たっていう、もぬけの殻の家の人も…
……、夕顔ちゃんも────
(23) azuma 2019/07/20(Sat) 01時頃
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[いまだはっきりと 朧と芙蓉が消えたとは認識できていなくて。 まだ探すように視線がさまよう。
だって、さっき、藤の香りがしたのだ。 もしかしたら芙蓉の持つ薬の香りだったかも。
そうしてさまよう目が、不意に。 >>*4 笑う誰かを幻視した。 瞬きすれば消えてしまう、 水面に揺れる陰よりはかない、誰か。]
────
[僅かに目を瞠る。揺れる梢の葉擦れの音に、鈴を鳴らすような微かな笑い声。]
(24) azuma 2019/07/20(Sat) 01時頃
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……、
……神隠しとして、忘れる。 …いや、
忘れることは、できん、かな。 覚えとくけど、謂わん、とかじゃ、あかん?
[>>16少しだけ、困ったように笑う。]
……、──、
[はた、と一度瞬いて。 定吉の声に>>22ええと、と困ったような口籠り。]
(25) azuma 2019/07/20(Sat) 02時頃
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……そういうこと、なんやろな。 皆、……おらんくなったなら、 やるしかないんや、一緒に、頑張る。
知ってるで、こういうの、ええと 「共犯者」とか、言うんや
[と、小さく笑って。]
…言わぬが花、って定吉の謂うた通りやし 折角やから、ちゃあんと、 あの紫陽花よりきれいに、 花咲かさんと、なあ…。
せやから、うん。……一緒に行こか。
[と、呟き、そっと手を差し伸べたのだった*]
(26) azuma 2019/07/20(Sat) 02時頃
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……、うん、覚えよ。 僕もなあ、覚えてないこといっぱいあるけん 体力はあんまないけど、 頑張るわ。
…大丈夫やって、 夕顔ちゃんも、見守ってくれてるはずやん。
[そっと、間をあけて握られた 細くて小さな手をもう一度握り返す。]
……、ほんま、 日向ちゃんに世話になってばっかりやったから、いちから勉強しなおしやわ…
(30) azuma 2019/07/20(Sat) 22時頃
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…うん、山降りて、 残ってそうな人、探せたら、さがそ。
……、せやなあ。 定吉に、色々教えてもらわなあかんかも。
[>>29にこり、と笑って、 それからふと。]
……定吉?
[首を傾ぐ。 ふと、胸の痛むような気配があって。 けれど、其処に手を伸ばすには、 もう、つないでしまった手があって。]
(31) azuma 2019/07/20(Sat) 22時半頃
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……もしや 消えてしもうた誰か、やろか…
[>>32 定吉の言葉に悩む]
……いや、 僕は、…その。 多分、夕顔ちゃんに憑いてた誰か以外は、ちゃんと感じられへん……
だって、…ほんまにあった力は、 ……長らくの時を経て、 なくなってしもうたんやろうから…
……僕に、信じられているような力はないねん…
[悲し気に呟き、ぎゅう、と朝顔の手を握りしめる。]
……でも、今を生きてくことは、できると思うから。
(36) azuma 2019/07/21(Sun) 01時頃
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