60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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[首に伸ばされる手を振り払う事はしない。 けれど、その吐息が耳に聞こえれば、微笑みが一瞬、消えたのも確かだった。 暗闇の中、笑みの消えたその一瞬を悟られたかどうかはわからないが。]
……ローウェル。 そうしがみつかれては、……僕が離れられない。
[そんな風に、フィリップにかけた声の色はきっと、何時も通りのもの。 ベッドの縁に腰掛けさせるようにその身体を下ろすと、回されたその手を解く様に、一歩、下がり。]
……一人で、眠れるな?
[確認するようにそう尋ねて、髪を掻き混ぜるように、その頭を撫で。 それから、自分のベッドに向かおうと、踵を返す。
けれど、もしフィリップが引き留めるようであれば、朝まで、その傍らに居ただろう。*]
(78) 2011/08/03(Wed) 03時頃
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……嗚呼、おやすみ。 良い夢を。
[かけられた声>>88にはそう返し、去り際に一つ、その額を撫でていく。 それから自分のベッドに腰掛け、しばし、隣のベッドに視線をやっていた。
やがて、寝息が聞こえ始めれば、ふ、と息を細く吐いた。 ポケットに入れてあったライターを机の上に置き、シャツの胸元を緩め、ベッドに横たわる。]
……薔薇の、花
[空耳にしては妙にはっきりと聞き取れた、その単語。 青磁を伏せて、その言葉を、反芻するように。]
(122) 2011/08/03(Wed) 10時半頃
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[――― 誰の腕の中で聞いた話だったろう。
自問したところで、答えはない。 当然と言えば、当然なのだが。
体を重ねる行為を何と思った事はない。 相互に愛のない行為は、ただの自慰の延長線であると思っていたから。 だから、抱く事も、抱かれる事も、何とも、思わない。
何とも思わないから、記憶にも残らない。
“条件さえ守れば誰とでも寝る。” 其の事を知る者は、少なくなかったように思う。
けれど、何処の誰と体を重ねたかすら、自身は覚えていなかった。]
(123) 2011/08/03(Wed) 11時頃
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[体を許すという事は、心を許すという事ではない。 だから、もうきっと、自分は誰にも心を許さない。 愛だの恋だのそういった感情に囚われて、傷つき、後悔するくらいなら。
初めから、何も思わなければいい。]
―― ……
[何度も名を呼んだところで。]
僕が、……悪かった……
[何度も謝罪したところで。
彼女が、帰ってくる筈、ないのに。]
[遠き日の後悔は、心の深くに、消えぬ跡を残して。]
(124) 2011/08/03(Wed) 11時頃
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―自室・朝―
……ん、
[あれほどに響いていた雨の音は、もう聞こえていなかった。 青磁の瞳が眠たげに、一度、二度、瞬かれて。]
晴れた……か。
[窓の外に目を向けながら、体を起こし、癖のついてしまった髪を軽く整える。 同室者がまだ眠っているようであれば、起こさぬようにと、静かにベッドから下りる。
クロゼットから着替えを取り出し、それからタオルと洗面道具一式を手に、部屋を出る。 早朝の、少し冷えた空気の中、足を進めた。]
→シャワールーム―
(125) 2011/08/03(Wed) 11時頃
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―シャワールーム―
[扉を開くと、既に其所には先客がいた。>>126 それが、あまりこの時間には見かけぬ顔だったから。]
お早う。……珍しいな?
[口調に滲む、驚きの色を隠す心算はなかった。 そもそも、あまり、この時間にシャワールームで誰かと遭遇することはなかったから、尚更である。]
昨日の嵐が嘘のようだな。 ……もう少し、長引くと思ったのだがな……
[そんな風に、声をかけ。
そのまま、ヴェスパタインの腰かけるベンチの前を横切ると、空いている個室に入り、シャツの釦に指を伸ばした。]
(127) 2011/08/03(Wed) 11時半頃
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嗚呼、……嵐を口実に家に帰らずにいられると思っていてね。 君の体質のことを忘れていた、すまない。
[漂う薔薇の香を僅か、感じながら、会話を交わす。
薔薇の季節ではない、とは思った。 けれど、きっと、そういう香のコロンを使った者でもいたのだろう、と。 その程度に、思っただけで。]
……今寝てしまうと、逆に夜眠れなくなるかもしれないぞ?
[お先に、という言葉を背で聞きながら、個室の扉を閉めた。]
(131) 2011/08/03(Wed) 12時半頃
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[たっぷりと時間をかけて、温めの湯で体を、髪を洗っていく。
早朝、まだシャワールームの混雑しない時間帯。 身支度に時間をかけてしまうから、と早くに起きる習慣は、すっかり染み付いてしまっていて。
シャワーを止め、体を拭い、きちりと上まで、シャツの釦を止める。
濡れた髪を拭いながら、個室から出たとき、其処に誰かは居ただろうか。]
(132) 2011/08/03(Wed) 13時頃
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[個室から出たところに待っていたのは、鈍い、がつん、という音。 濡れた前髪越しに扉の方に視線を向ければ、音の主の姿が見え>>159、心の中で成程、と納得する。]
お早う、ウィルマ。
凄い音がしたが、何か壊したのか? それとも、……また転んだ、とか?
[かける言葉はからかい半分、気遣い半分。 その姿がブースの中へ消えれば、前髪から落ちる雫を拭いながら、鏡の前に立つ。
時間をかけてしっかりと水気を拭うと、櫛を手に取り、まだ濡れている髪を丁寧に梳く。 最後に使い慣れた、柑橘の香料の入った整髪料を掌に伸ばし、髪を整えた。
幽かに漂っていた、薔薇の香を、追い払うように。 涼やかな柑橘の香が、広くないシャワールームに*漂った。*]
(162) 2011/08/03(Wed) 19時頃
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[身嗜みに時間をかけるのを、昔、笑われた事がある。 男なのだから、そこまで気を使う必要はない、と。]
……習慣だから仕方ないのだがな……
[その時を思い出し、ぽつり、呟いた。
櫛などの道具一式をまとめ、片腕で抱くようにして持つと、シャワールームを後にする。
先ず自室へ向かえば、まだ同室者は其処にいただろうか。
テーブルの上に置いてあった、すっかり冷え切った珈琲の残っているマグと、それから赤い革のブックカバーをかけた文庫本とを手に取り、部屋を出た。]
→食堂へ―
(208) 2011/08/03(Wed) 23時頃
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―廊下―
[食堂までの道は、時間をかけてゆっくりと歩く。
昨日の雨が本当に、嘘の様だと。 窓の外から空を見て。]
しかし、中庭が酷い……
[空から視線を下ろせば、嵐の爪痕は中庭にくっきりと残っていた。 眉を顰め、休暇が終わるまでに元の美しい庭に戻るのだろうか、と考えて。]
どうした?カプラン。
[食堂の前に辿りつけば、そこで足を止めている後輩の姿>>211が目に入った。]
(215) 2011/08/03(Wed) 23時頃
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[彼が自分にどのような印象を抱いているのか、露知らず。
名を呼ばれれば、胸の奥が僅かにきしりと痛むが、表情には、出さずに。 目が合えばお早う、と挨拶をして。]
焦げた匂い?
[そこでようやく、扉越しに漂う異臭に気付く。 眉を顰め、扉の向こうを軽く、睨むようにして―― 次に、漏らすのは苦笑。]
……ウィルマならやりかねないな。 行こう、何か中で燃えていたら危ないだろうし。
[ヤニクに目を合わせ、そう、促しながら、扉に手をかけた。]
(224) 2011/08/03(Wed) 23時半頃
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ルーカスは、ピッパが廊下を行く姿がちらと見えて。声をかけようか少し、悩んだ。
2011/08/03(Wed) 23時半頃
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僕は別に下級生の見張りの為に居るわけではないのだがな……?
[苦笑を洩らしながら、食堂の中へ。 窓を開けに行くヤニクの背を見送りつつ、厨房へ向かいマグの中身を流し、中を軽くすすいだ。
まだ僅かに焦げ臭さの残るトースターに自分の分のパンを入れて。]
カプランは、どうする? 同じものでよければ僕が作るが。
[水を張った鍋に火をかけながら、声をかける。]
(236) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[薔薇の香を含んだ空気を引き連れて、ヤニクが此方に歩いて来る>>242。]
まぁ、あまり帰りたくないのも確かなのだがな……。
飲み物は、……確か奥の方に、昨日作って置いた珈琲が冷えている筈だから。 僕はそれでいい。
[沸かした湯で簡単な野菜のスープを作る。 味は見ていないのだけれど、作りなれたものだから大丈夫だろう、と決めつけて。]
それと、皿を出しておいてもらえるか? そうしたら向こうで待っていてくれて構わないよ。
[スープを煮る傍らで、オムレツを作りながら、ヤニクにそう声をかける。
昔は料理すらした事がなかったのに、気付けば随分と慣れてしまった。]
(257) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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……帰らなくて済むならば、いいのだけれどな。
[苦笑しながら、皿を受け取り、焼きあがったオムレツをそこに乗せて。 差し出されるケチャップ>>265に躊躇いつつ。]
悪いが、……美術の成績は、良くないから…… 期待されても困るのだがな……
[蓋を開け、まるで小さな子供に書いてやるように、適当な動物の絵などを描いた。 赤い線で、少し歪な絵を描きながら、口元に浮かぶのは穏やかな笑み。]
(270) 2011/08/04(Thu) 00時半頃
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……僕にはそんな勇気はないからな。 逃げ出せるものなら、とうの昔に逃げ出していたさ。
[苦笑は、自嘲気味な笑みに変わる。 二つのマグにスープを注ぎ、焼き上がったトーストをオムレツを乗せた皿に乗せた。]
……あ、あぁ、猫だ、猫。
[兎だ、などとは口が裂けても言えない。 スープを手に、ヤニクの背を追い。]
……誰だか知らんが。 つける香水の量を、間違えていないか。
[漂う薔薇の香に眉を顰め、その場に居る者の顔をぐるり、見回した。]
(283) 2011/08/04(Thu) 01時頃
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[席につけば、冷えた珈琲を先ず一口。 此方を覗き込むイアン>>291には]
まだ卵と……パンと、野菜とがあったか。
嗚呼、僕の作ったスープだったらまだ残りが鍋に残っている筈だから。 食べたければ好きにすればいい。
[厨房の方を指さしてそう告げる。 さく、と、バターを塗ったトーストに歯を立てると、静かに食事を始めた。]
(293) 2011/08/04(Thu) 01時頃
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[さくさくと。 綺麗に火の通ったトーストを食べながら、眉を顰める。
窓を開けたところで薄まる事の知らない、薔薇の香。 花の発する物とは思えない、濃密なそれに息が詰まりそうになる。
本当ならばさっさと食事を終え、この場を離れたかったのだが、生憎と早く食べる事には慣れていない。 傍から見れば、悠長に食事をしている様に見えるのだろうか。
時間をかけてトーストとオムレツを平らげ、スープを飲み干し、最後に珈琲の入っていたグラスをとん、と置く。]
じゃぁ、……僕は、これで。
[短くそう告げると、空いた皿を重ね、皿を洗おうと流し台へ向かう。 足を向けた時、金髪の後輩>>298は、皿を洗い終えていただろうか。]
(303) 2011/08/04(Thu) 01時半頃
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[シンクに向かえば、しゃがみ込む後輩の姿>>310が見えて。 さっ、と顔を強張らせ、食器を適当な場所に置くと、ディーンに駆け寄った。]
ウィルマ?どうした? どこか、痛むところでも?
[そっとその傍らに膝をつき、その顔を覗きこもうと、屈みこむ。
その異常が、薔薇の香によって齎されている事なんて、欠片も思わないで。]
(311) 2011/08/04(Thu) 02時頃
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風邪?……先程までは、特に何もなかっただろう?
[セシルやテオドール達と食事をしている様子は至って普通で、とても体調が悪かったようには思えなかった。 風邪ならば熱でもあるのだろうか、と、その額に手を伸ばし。]
……ウィルマ?
[どこか縋る様に、此方に伸びてくる手に気付くと、言葉を止めて。 目を、す、と細めた。
其の耳元に顔を寄せ、囁く声には何時もと違った色を乗せて。]
――― 僕は、どうすればいいんだ?
[その問いかけは、柑橘の香を伴って。]
(316) 2011/08/04(Thu) 02時半頃
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楽になれる方法、か。
[額に触れた手をそのまま滑らせ、その鮮やかな金糸を一梳きする。 空いた手で自分のシャツのボタンを一つ、緩めた。
それから此方に縋りつく腕に手を添え、立ち上がらせようと力を籠めて。]
……場所を変えよう。 とはいえ、僕もあまり良い場所を知っているわけではないが。……構わないか?
[青磁の瞳がじ、とディーンの瞳を見詰める。
ある種の“何時も通り”の表情を乗せた顔で、真っ直ぐに。]
(318) 2011/08/04(Thu) 03時頃
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君は、僕の提示した条件を守りさえすればそれでいい。 ……其れについては、後で話そう。
[ふらつくその身体を支えるようにしながら、一歩、歩き出す。 夏季休暇ということもあり、学校施設の殆どが、生徒のみでは立ち入れない場所となっているものだから、少々勝手が違って。
しばし思案し、思い至るのは、屋根裏の物置き場。 少し距離があるが、恐らく朝のこの時間、立ち入る者は少ないだろう。]
……少し遠いが、歩けるな?
[もう一度、潤むその菫色を覗き込み、確認をして。 其方へ向かおうと、ゆっくりと*歩きだした*]
→物置き場へ―
(323) 2011/08/04(Thu) 03時半頃
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―回想・廊下―
[他の者に気を留めるほどの余裕がない後輩の姿>>351と、自分の姿とは対照的だったかもしれない。 薔薇の香は、自分にとってはただの異臭でしかなかったから。
あくまで自分は何時も通りに、背筋を伸ばして廊下を行くだけ。
途中、擦違った後輩>>361にはちらと、何の感情も籠っていない視線を向けるだけ。 同室者に会いに時折部屋にやってくるこの後輩に、良く思われていない事は自覚していた。
否、自分を良く思っていないのはこの後輩だけでないだろう。 枕を共にした相手の数よりもずっと多くの数の者が、きっと噂を耳にしている。
けれど、別段それをどうと思う事はなかった。 真っ当な心など、あの日を境に壊れてしまったから。]
→物置き場―
(365) 2011/08/04(Thu) 13時半頃
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―物置き場―
[最後にこの場を利用したのは覚えていないけれど、貴重品も何も置いていないこの場所に、鍵がかけられていない事は知っていた。 片腕でディーンを支え、もう片方の手で扉を開く。 少し埃っぽい臭いが鼻についたが、外から流れ込む薔薇の香がそれを払拭していくだろう。
今は使われていない体育用のマットが積み上げられているのを見れば、そこに足を進めて。 長く使われていない筈なのに、埃の積もっていないそれが、今は何に使われているのか。 察しの良い者が見れば気付くかもしれない。]
……条件の話だったな。
[ぐしゃ、と、整えた髪を自らの手で乱しながら、誘うような笑みを浮かべて。]
(366) 2011/08/04(Thu) 13時半頃
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終わるまで、僕の名前を一切呼ばなければそれでいい。 其れと、……僕は全てが終われば、全て、忘れるだろうから。 その事を気にしないのであれば、僕は何をされても、何を望まれても構わない。
[口にするのは、行為に入る前に口にする常套句。 薔薇の香がそこにあろうとなかろうと、関係ない。 既に自分の心は狂ってしまっているから。]
……それで、僕はどうすればいい? 君を抱けばいいのか?君に抱かれればいいのか?
[首を傾げれば、乱した長めの前髪が額にかかる。 下りた前髪越しの瞳を、細めて。
マットの上にその身体を押し倒そうと体重をかければ、シャッターの音>>344の音が響いたかもしれない。 けれど、その音も、全て、行為が終われば*忘れてしまうだろう*]
(367) 2011/08/04(Thu) 13時半頃
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わかった、……ん、そうだな。 初めてならば、其れがいいだろう。
[頬に這わされる手に誘われるように、す、と顔を寄せて。 その額に一つ、口付けを落とす。]
君は、……君のしたい様に、すればいいと思う。 別に、僕を労わる必要は、ないから。
[耳元で囁く声は甘く掠れる。時折その耳朶に甘く歯を立てて。 自らのシャツの釦を一つ、二つ、外しながら、体の位置を入れ替えて。]
……好きにしてくれて、構わない。
[にこり。
釦を外し終わると笑いかけ、腕をその首に回す。 抱きよせるようにしながら、唇を、重ねようと。]
(386) 2011/08/04(Thu) 19時頃
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[触れた唇の感触に浸るように、瞼を閉じた。
唇が離れれば、片腕を解いて、ディーンのシャツを肌蹴ようと、釦に指をかけた。]
……ん、そうだな、……例えば君は、自慰をする時、……何処から触れる?
……君が普段、している事を……僕にしてくれればいい。 同じ男なのだから、あまり難しく考える必要も、ない、だろう……?
[胸元を撫でる掌の動きに、ふる、と身を震わせた。
震えた吐息を漏らす唇。 ディーンの唇に、再び寄せたそれは薄く開かれて、更に深いものを、と、せがむ様に。]
(411) 2011/08/04(Thu) 22時半頃
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……その様子だと、……本当に慣れていないようだな?
[蕩けた笑みを浮かべながら、呼吸の合間に言葉を紡ぐ。 釦を外し終えると、指先で、つ、と露わにしたその胸元をなぞった。 触れるか触れないかの力加減で、どこか、擽る様にして。
それから、下腹部に向かう手の動きに気付けば、その掌に自分のそれを重ねて、自らの熱に導くように。]
それなら、……ん、っ、……どうすれば良いか、考えながら、やってみればいい。 ……勉強だと思え。そうすれば、……楽に、やれるだろう、……から。
[戸惑った様に伸ばされた舌を絡めるように、深く口付ける。 此方から差し込む舌に相手はどう応えただろうか。
――― 構うことなく、その歯列を舌先で辿った。]
(424) 2011/08/04(Thu) 23時半頃
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[拙い手の動きを時折手伝うように、重ねた手を動かした。 そっと向けられた舌を絡ませ、呼吸すらも奪う様に深く、深く、口付けて。 混ざり合った唾液が口の端から一筋、伝い落ちる。
布越しに触れる指に、は、と小さく息を漏らして身体を震わせる。]
……焦る必要は、ない、から。 ゆっくり、自分の、したいように……すればいい……、ッ
[直に触れれば、言葉は途切れるだろう。 軽く足を開き、その手を更に、導く様にして。 重ねていた手を離すと、ディーンのベルトに手をかけて、手慣れた動作で前を寛げた。]
(433) 2011/08/05(Fri) 00時頃
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[唇が離れると、一度、舌がぺろりと其処を舐めた。 見上げる青磁は、その行為に酔った様に、潤んで。
物覚えが良いのだろうか、と、靄がかかったような思考の中でちらと思った。 初めは拙かった動きがだんだんと、的確に此方を追い詰めるような物に変わっていて。 だんだんと、呼吸は荒く、色を帯びていく。]
……ぁ、悦い、……ッ、……そう…… そういう、風に、……、すれば、……ぁっ
[語りかけていた言葉も途切れ、漏らすのは唯の音でしかない。
曝した熱の先端を、親指の腹で円を描く様にして。 押しつけられれば5本の指を絡ませ、根元から先までを撫であげる。 緩急をつけて。そして、その動きは次第に早く。]
(452) 2011/08/05(Fri) 00時半頃
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