107 【飛び入り歓迎】年忘れマスカレード!2012
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―玄関―
いや、悪いな。 すっかり遅くなってしまったよ。
年の瀬ぐらい時間を気にせずゆっくり過ごしたいというのは、今では随分とぜいたくのようだ。
[大柄な風体の男は、そう言って出てきた館の人間に挨拶し、クロークにそう多くはない荷物を預けた。
渡された薄緑の仮面を手に取り、顔につける。]
まあいいさ。今日は俺も一人。 折角だ、楽しませてもらう。
(15) 2012/12/21(Fri) 00時半頃
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[そう言うと、どこからともなく心が弾むような音色が聞こえてきた>>@0]
おや。早速、賑やかだな。 しかもこれは… この場での演奏なんだろう? なんだなんだ……味な真似だな。
いや、ありがとう。そうだな、俺の国でも新年は厳かな祭礼ではなく、愉しむものだったよ。 存分に楽しませてもらおうじゃないか。
[豪放に男は声を上げて笑うと、紫を基調とした服装のまま、広間へと向かった]
(16) 2012/12/21(Fri) 00時半頃
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―広間―
――――あれだ、キリスト教の歌だなこれは。
[その音楽隊が生で奏でる音色には感嘆しつつも、歩いて広間に向かいながら少し複雑そうな表情を見せる。]
悪くはないんだが、どうも生理的に何かが… あれだ、これはもう根源的なもんだな。 新年の祝いならいくらでも歓迎なんだが…まあいいか。
――きよしこの夜、か。 …………しかしキヨシコってのは何だ?人の名か?
[ぶつぶつと呟いたが、数人の来客が見えると、そんな事を考えるのもやめた。折角の招待なのだから、存分に楽しまねば。]
(26) 2012/12/21(Fri) 00時半頃
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[しばらく、そのまま広間を見渡してみる。
仮面をつけた男女が語らいあっている。 確か、そうして男女で誘いあって踊るのだったか。
自分のいた時代にはなかった風習だが、郷に入っては郷に従えという事もある。
それにしても、本当に見知らぬ顔ばかりだ。]
…ここの主は、どんな奴なんだろうな。
[そんな僅かの疑問を心に抱えはするが、目の前の光景は現実を忘れさせるものだった**]
(44) 2012/12/21(Fri) 01時半頃
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[しばらくはあまり会話にも加わらず、他の招待客の様子を眺めながら、料理を口に運んでいた。
あまり凝ったものは、生前も、2度目の生でも好まない。質実剛健、料理と言えば簡素で素材を生かした者に限る。
という事で、サラダやポテトフライ、それにローストビーフ等にもっぱら皿の中身は集中していた。]
……何人か、知ったような顔がいるんだが… いや、気のせいだろうな。
あいつらなら、俺を見れば警戒するか、声はかけてくるはずだし。
[深紅のファーに深紅の仮面をつけた女性、和装に白い仮面の青年。それから、白い仮面をかぶったやせ気味の男。
その3人に似た人間には、以前に会った覚えがある。 互いに共に戦い、あるいは激しく争った者達だったけれど、奴らは今頃どうしているだろう。
招待されなかったらしい、ずっと傍にいた男装の少女の事も、なんとなく思いだした。]
(173) 2012/12/22(Sat) 19時頃
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……うん?
[何か揉めているのだろうか。腹を満たす事に専念していたため、きちんとは状況を把握していない。金髪の少女らしき姿が室内で傘を振りまわし―――
のみならず、その先から光の筋を放っている]
……なんだ、あれは。 魔術師? にしては些か不用心だが…
[ソースのかかったステーキ肉を飲み込み、見つめていたが。ふと背後に気配を感じた>>166]
…うん、どうした? 失礼するが、俺は男相手に踊る趣味はないぞ?
[振り返りざまにそう言うが、黙って右手を差し出すのを見て、自分もその通りにした。
握手を求められているのだろうかと思いながら]
(179) 2012/12/22(Sat) 21時頃
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?? 俺が… どうしたって?
[この薄緑の面をかぶっていて分かるという事は知り合いだろうか。現代の… いや、ここは随分と変わった人間が多いようだ。そう、あの戦いの時のような、混淆した者達が。この紫の外套に見覚えがありそうなものと言えば、現代よりも…]
―――お前、ひょっとして俺の国の…?
いや、それにしては身なりが…
[こういった発言は無粋だろうか。 そう考えていたら、向こうの方は何か気付いたようだった]
ああ、おそらく初めまして… だろうな。 なんだなんだ、俺が知り合いに似ていたか?
[おかしそうに、仮面の下で豪放な笑い声を上げた]
(182) 2012/12/22(Sat) 21時半頃
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ん、そうか。
俺にも… お前みたいな知り合いは、いなかったな。
[やはり旧知の中ではなかったか。そう思いつつ、ローストチキンの皿を差し出してみた]
食うか? ああ…… まあ、今は随分離れたところで暮らしているからな。
昔は海のずっと向こうでいた。 まあ小さな国だったが… 俺が生きている間に随分と大きくなったな。
[随分と懐かしい国だ。何しろ何もない場所に自分が創り上げた国だからな。 当時の事を思い出し、懐かしそうに目を細めた]
(187) 2012/12/22(Sat) 22時頃
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そういうあんたは……どうなんだ。
ここの館主とは、何か親交が? ずいぶんと…… 何と言うか、個性的な人物が招かれているようだからな。
[辞令的な会話の中にも、このパーティ自体への好奇心は首をもたげるようだった。 使用人を見つけてワインを給仕してもらいつつ、賑やかな音楽の中に身を置いている]
(188) 2012/12/22(Sat) 22時頃
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ん?ああ、まあ…… 細かい事は気にするな。 人間、生きてりゃいろいろある。
[まさか2度死んだ事があるとは言えもしない。実際、こうして暢気にローストビーフを頬張っているのは奇跡の産物以外の何でもないのだから。]
……なんだろうな。
[>>192 そんな時に、話を振られたのは兎耳をつけた、やけに露出の多い恰好だった。声色が、非常に奇妙な事になっている。]
……ああいうのが流行りなのか? 俺には分からん…… 今どきの流行ってのは、難しいな…
(194) 2012/12/22(Sat) 23時頃
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まあ…… そういう事だな。
[ばん、と背中を叩いて>>200また笑う。 先ほどからの様子を見るに、ある種の魔術師が何人かいるようだったが、惜しげもなくこの場で披露している所を見ると、 自分の知っている魔術師たちとは違う人種なのだろう、と思えた]
……こう、もう少し色気があってもいいんだが… 声がなあ…
[兎の耳をつけた姿に、ちらりと溜息を零す]
(203) 2012/12/22(Sat) 23時半頃
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お、そうか。
[>>201 青い仮面の青年は仮面の下で顔をしかめているのだろうか。色に違わず、まだ青いようだ]
声はともかく… いや。ああいったのは嫌いか? はは…… なるほど。
いや、気を悪くするな。 年の瀬なんだ、少しぐらい羽目を外したいんだろうさ。
[あまり混乱が起きるようなら静止も考えないではないけれど。 どちらかと言えば微笑ましそうに見守っている]
(205) 2012/12/22(Sat) 23時半頃
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いいや……まあ、好まんとは言わないさ。
ただ、俺も一応は妻帯者だからなあ。 まああまり鼻の下を伸ばせるような身分でもない。
[青い仮面の青年>>211の様子がなかなかにおかしいといった様子で、声に笑いを混じらせながらその様子を見やっている。
周囲の反応も様々だし、良く見れば上の方に腰掛けている姿も>>213]
いや、あんな見物だけでも来た意味はそれなりにあったと思うね。俺は。
(216) 2012/12/23(Sun) 00時頃
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まあ、正確には妻帯者“だった”だが…
[そんな会話をしているところ、天井から何か>>219降ってきた。
目の前の青年は、受け止めなかったので
2
1自分が受け止めようとした。 2やはり受け止めなかった]
(228) 2012/12/23(Sun) 00時頃
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