47 Gambit on board
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背後で立った物音に、 キリシマは、 振り向きもせずに 逃げた。
(2) 2011/03/21(Mon) 01時頃
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― 会議室 ― 珍しく息を切らせた絡繰兵器が辿り着いたときには、席の大半は埋まっていただろうか。 入り口でぎこちなく腕を上げ、敬礼してから。 喪章を手に、自身に宛がわれた九番目の席へと。 不意に、左の肋骨の辺りを押さえる。 ぎしり、と軋む音がした。
(32) 2011/03/21(Mon) 02時頃
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眉を歪めながら、黙祷を終え。 喪章を握った手で、軋む部位を押さえたまま、 室内へ、視線を巡らせる。**
(44) 2011/03/21(Mon) 02時半頃
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第一皇子か、第二皇子か、 どちらか。 どちらとも、では駄目なのだろうか。 2人の皇子はどちらも皇子で、キリシマの中で差は無かった。 ゆえに、どちらか一方だけ、という選択は不安を孕むもの。 どちらを立てても何かが至らぬ。 それだけ、先帝の存在は甚大。 ――忠義は、自身にはさほど無かったのだが。
(80) 2011/03/21(Mon) 15時半頃
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などとゆるく考え巡らせながら、首を振る。 「わからない」の意を示した。
(81) 2011/03/21(Mon) 15時半頃
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産まれた時分より、『自分の意見』など在って無いようなものだ。 激流に呑まれるがままに士官学校へ放り込まれ、 気づけば師団長の座に漂着していた。 七日七晩の選帝会議。 この場も自身の声など無くとも収まりを見せるのだろう。 運ばれてきた飲み物を会釈とともに受け取ると、 口許を覆うマスクを外す。
(82) 2011/03/21(Mon) 15時半頃
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キリシマは、飲み物を口へ運びつつ、師団長たちの顔を見回した。**
2011/03/21(Mon) 16時頃
キリシマは、へクターの視線がこちらへ向いた>>85のを感じ、びくり、と身を強張らせた。**
2011/03/21(Mon) 17時頃
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隣のヘクターの様子をちらちらと気に掛けながらも、 イアンの問い>>89には苦笑を浮かべる。 「制止」を表すように、指を揃えた片方の掌を立てて見せ、 もう片方の手で喉元を押さえて。緩く首を振る。 解散の旨が耳に入ったなら、頷きはするものの。 頬杖を付いて、円卓のちょうど中央辺りを見つめたまま。 席を立つ気配はまだ、ない。**
(116) 2011/03/21(Mon) 19時頃
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筆談ならば可能。 の、つもりのキリシマは、大きく頷く。 持ち歩いている用紙とペンを取り出すと、何匹かの蛇を描いた。 見慣れた者なら、それが文字であること、くらいは識別出来る筈。 さらに内容まで読み取れるのは、その中でもごく一部。 ――ゆえに。 この帝都でキリシマと筆談を試みる者は、非常に少ない。 「 ほりゅう 」 そう書いたつもりの文字は イアンの眼には、いったいどう映るだろうか。**
(124) 2011/03/21(Mon) 20時頃
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礼を述べるイアン>>130に頷くと、 紙とペンを仕舞い、再びカップへと手を伸ばす。 文字を描けば、殆どの者は皆、彼のような反応を返してきた。 そして、二度とキリシマに筆談を頼むことはない。 ――それが読み取れぬゆえ、の反応だとは、 残念ながら、夢にも思っていない。
(148) 2011/03/21(Mon) 22時頃
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ゲイルが席を立つ>>139のに僅かに顔を上げたが、 イアンを追う様子に視線を戻す。 思い返すのは ヘクターとは逆の隣に座す、第10の師団長の言葉。
(155) 2011/03/21(Mon) 22時半頃
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亡き祖父の代から、キリシマの家系は兵器開発に携わっている。 『兵器』とは。 主に闘い争うための道具であり、 和平を望むのであれば必要ないと謂う見解も強く存在する。 実際。 現在も宮廷で技術者を務めている父も、 第9師団の団員達の多くからも、 第2皇子を支持する声を聞いていた。 が。
(163) 2011/03/21(Mon) 22時半頃
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考え事の途中で、首を傾ぐ。 それから、近づいて来たイアン>>160に気がつくと顔を上げ。 また、首を傾いだ。
(167) 2011/03/21(Mon) 22時半頃
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イアンの手が文字を綴ってゆくのを、首を傾いだまま、 不思議そうに見つめていたが、 その手が止まったなら、何度かまばたいて。 そしてややあってから、ぽん、と手を叩き、頷くと。 彼の綴った文字の下に、先刻よりも長い、『何か』を描いた。
(185) 2011/03/21(Mon) 23時頃
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困ったようなイアンの表情に、 言語が微妙に違うのだろうか、などと見当違いな方向へ思考を巡らせる。 ふと、彼を指さし、 首を傾ぐ。 眸はじっと、彼の鳶色を見つめ。 僅かに、心配げに眉を歪めた。
(199) 2011/03/21(Mon) 23時半頃
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軽く頷くと、 もう一度じっと、今度は彼の頭のてっぺんから爪先までを見つめ。 逆にまた、てっぺんまで戻る。 それから、自身の頭と彼の頭とを順に指す。 どこか具合が悪いのだろうか、と感じたのだけれど、 内臓や身体に違和を覚えている様には見えない。 では、頭だろうか、と思い至ったのだった。 ちら、と出口へ眼を遣ってから、また首を傾ぐ。
(208) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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キリシマは、イアンにどこまで通じるかは、わからないけれど。
2011/03/22(Tue) 00時頃
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二度ほど、頷き。 自身の耳を指先で、とんとん、と叩いて見せてから。 両手を合わせ、軽く頭を下げた。 東方での「祈り」に当たる仕草。 この場合、「お大事に」、だとか、そんな意思の表れか。 それから、ひらり、と軽く手を振った。 眉は歪めたままだったが、口許は笑んで。
(221) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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戸口へと向かうイアンを眼で追えば、 ナユタやテオドールの姿もあっただろうか。 会議室に残る人影も、もう半分以下。 一旦、左の肋骨辺りに手を宛て、ゆるく首を傾げてから離す。 会議が始まる前、確かにあった違和感はもう、無くなっていた。 再びペンを仕舞うと、外していたマスクを戻す。
(237) 2011/03/22(Tue) 01時頃
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ベネットやディーンらが出て行った後。 暫く、何をするでもなく、 卓の上で喪章をぐるぐると回していた、 が、 不意に手を止める。 なにやら納得したように、一度頷いてから、立ち上がり。 まだ隣に居たチャールズや、更にその隣のヨーランダへと会釈を送ってから。 会議室を後にする。
(251) 2011/03/22(Tue) 01時半頃
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キリシマは、微かに鳥の羽音が聴こえたなら、別の方向へ。**
2011/03/22(Tue) 02時頃
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― 第9師団指定研究開発室 ― がゆん。 と、鋭い鈍痛に目を醒ます。 殴られた頭をおさえ振り向くと、 今にも噴火寸前とばかりにハンマーを握り締め、笑顔で微笑む一つ年上で一つ後輩の副官の姿。 すぐさま椅子から転げ落ち土下座。 示された時計の針は、既に夜明け近くを指していた。 何をやっているのか、と問われ、 何をやっていたのか、と思い起こす。
(388) 2011/03/22(Tue) 23時半頃
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ぽん、と手を打ち、 何やら輪のようなものを見せてから、開いて自身の首に嵌める。 それが何であるか説明すると、エメラルドの瞳は見開かれ。――とてもキリシマに必要なものとは思えなかったのだろう――2度、3度と念を押して確認されたうえ、熱はないか、などと額に手を宛てられたり、頭を掴んで揺すられたりした。 おかしいところがあったとすれば、それはお前が殴ったせいだ、 などと思っても伝えようがない。 輪の先から伸びる配線を頸椎の辺りに繋ぐよう指示すると、 こんなことしている暇があったら、いい加減にマイコフ団長の艇を診に行きなさい、 なんて一発殴られたものの、素直に応じてくれただろう。 手を合わせ感謝の意を示しながらも、 あんなおっかないおっさんのところへは行きたくない、 だとか、キリシマは考え巡らせていた。
(395) 2011/03/22(Tue) 23時半頃
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少し、考えたいことがある。 夜間の『散歩』は、一度盛大な事故を起こして以来禁じられている。 が、 未だ薄暗いとはいえ、夜明けも近いこの時間ならば問題ないだろう。 と勝手に判断し、 ついでにメルルのところへ新しい器具を持って行きなさい、 などと面倒を押しつけられる前に、開発室を出る。 こういうときだけは、素速い。 背後からマグマが追ってくる気配を感じたが、 地を蹴ってしまえば、なんてことは、ない。**
(396) 2011/03/22(Tue) 23時半頃
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解は出ぬまま。 とん、と地に降りる。 陽の光に、眼を細めた。**
(418) 2011/03/23(Wed) 00時半頃
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