249 Digital Devil Survivor
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― 夢 ―
[そこにいるのは子供の頃の男。
古い民家、見慣れた風景。 男の自宅。 元は祖父母の家だったが、二人が他界した後に男が譲り受けた。 ] 「りーくんあーそぼっ♪」
[後ろからかけられる声、振り返る。 おかっぱ頭に絣の着物姿の子供が一人。 それは、例のアプリのマスコット的ななにかとそっくりで。 ああ、なんて名前だったっけ? じいちゃん家に遊びに来たらいつも一緒に遊んでくれた――。]
(90) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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しきくんっ!!
(91) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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[名前を呼びながら、嬉しそうに笑ってぱたぱたと駆け寄る。]
きょうはなにするー? かくれんぼ?おにごっこ? それともすごろく?つみき?
[しきくんと呼ばれた子供は、ぱあっと顔をほころばせる。]
「おもいだして、くれたんだ。 これでぼくは……きみを、たすけられるの。
ねぇ、起きて?もうすぐおにごっこがはじまっちゃうんだ。」
[しきが、りーの手を取って走り出して……*。]
(92) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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― 自宅 ―
[駅から車で10分ほど離れた古民家。 男はスマホを握りしめたまま、ソファーの上で眠っていた。]
「りーくんっ……りーくんってばっ!」
ん……。
[呼ぶ声と、腕を揺さぶる誰かの手。 もともと重めの眠そうな瞼が、震えて……。
誰かを認めれば、思い切り見開かれる瞼。 飛び起きた拍子に握ってたスマホが転げ落ちた。 夢の中の……あのアプリのマスコット的ななにかと思ってた存在が目の前にいる。]
(94) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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いや、えっと、だな……。 君……? 「しきだよーっ、りーくんがつけてくれたなまえでしょ?」
……そう、だった。 座敷童の、しき、くん。
[子供のころの記憶の霞が、少しずつ晴れていく。 それでも、まだ信じがたい事だけども。]
「……んと、ね。 いっぱいおはなししたいけどね……。 もうすぐおにさんがやってくるから、はやくにげよ? あ、スマートフォン、わすれないでね?」 [男の手を、ずっと小さな手が、ぎゅと握る。 同時、裏庭からどんっ、と大きな音がした。]
(97) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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「こっちっ!」
[慌ててスマホを拾い上げ。 引っ張られるまま、男は玄関へ向かい、開け放って……]
っあ!?
[変な声が出た。 見たこともない異形のモノ。 どろりと溶けた緑色の気味の悪い物体が月下に蠢いている。]
(98) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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「あーん、もぅっ! おまえなんかあっちいけーーーーっ!!! ――マグナっ!」 [石礫というには少し大きなそれが、緑色の物体に降り注ぐ。 ぐちゃり、ぐちゃり。 やがてそれは、*動かなくなった*。]
(99) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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― 自宅・玄関先 ―
……。
[繋がれた手はそのまま。 ぬくもりなどないのに、何故か落ち着く、不思議な感覚。]
……なぁ、アレが、おに?
「おに、ってか、正確にはあくまかなー。 どういうあくまかはそのスマホの……ほら、アプリみればわか……。」
[言葉が途切れ、しきの視線が遠く向く。釣られてみやる男には、まだそれが何か見えないけども、。 ぎー、ぎゃー、と言ったわめき声が、複数近づいてきているのはわかる。]
「また、きちゃった。 もぉ……ここはぼくらのおうちなんだから、わるいあくまたちはきちゃダメなのっ!」
[しきは、つないだ手をほどき呪文を唱えだした。]
(145) 2016/06/16(Thu) 23時半頃
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[男も、何か武器になるものはないかと、屋内へ。 戻ってきたときには、塗料が塗られた細い鉄パイプを手にしていた。 それは、本来は作品……歯車などで飾られた銃剣を作るために使われるはずだったもの。 男は、未だ目撃者>>131に気づかぬまま、*鉄パイプを構えた。*]
(147) 2016/06/17(Fri) 00時頃
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リーは、ケイイチに話の続きを促した。
2016/06/17(Fri) 00時頃
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!?
[目の前、異形たちとの間に割って入る何か>>164。 人の形と、獣の形。 思わず男は後ずさりしつつ、鉄パイプ握る手に力がこもる。
もしかして、新手の敵? そんな考えが過るも、その姿が、悪魔の方へと向かうのを認めればわずかばかり気が緩む。 とりあえず敵ではなさそうだ。 むしろ助けてくれている?]
(174) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[乱入者たちはどうにも荒事に慣れていそうだ。 そんな感想を抱きつつ。 やがて、悪魔が殲滅されれば、男は息を緩め、構えていた鉄パイプをおろし、思い切って声を掛ける。]
ありが、とう……助かり、ました……。
[敵でなさそうとは言え、それでも、獣の姿に声が震える。 情けないと思いつつ。 しきも、てててっと男の傍に駆け寄って、ぺこりと一つお辞儀した。]
「おねーさん、ありがとうございますっ。 ええっと、もしかしてヤタガラスってとこのサマナーさん? ぼくのおともだちにも、そこのサマナーさんにせわになってるこがいるんだけど……ちがうかな?」
[勿論、男には”サマナーさん”が何のことかわかる訳はないけども。 まだ若そうなその女性の様子をじっと*伺った。*]
(176) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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あ……、えっと……?
[まだアプリの使い方も理解しきれてない男は、獣が消えた>>184ことに戸惑いつつ、女性としきの会話に耳を傾ける。]
「うん、しってるよー。 おともだち……んーと、そのこはピクシーなんだけどね。 サマナーさんのおなまえまではしらないの。
……ごめんね。」
[しゅん、としょげる。
ピクシーに一緒に行こうと誘われていたけども、この家を離れられなかったのはそれよりも古い友達と離れたくなかったからで。 ほんのちょっとの寂しさを紛らわすように、しきは男の手を再び握る。 男はぽんぽん、としきの頭を軽く撫ぜつつ。
もし仲魔のことを問われれば、しきがアプリの存在を教えたか。 望まれれば、実際にスマホ画面を見せつつ、男に対しても兼ねて説明しただろう。]
(196) 2016/06/17(Fri) 01時半頃
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[なにか連絡が入ったのだろうか、女性が携帯に手を伸ばす>>179。 メールを打っていた手が一段落するのを見届ければ、男も口を開く。]
あー……ええっと。 俺からも、質問、いいです?
……今、何が起きてます?
[男は、未だ血なまぐさい惨状など知らない。
それでも、これまでの出来事と。 本来であればこの時間でもたまに聞こえるはずの車の音がまったくないのに気づけば、異常だなんて子供ですら気づくのに容易な状況なのは*確かで*。]
(198) 2016/06/17(Fri) 02時頃
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[さて、どの程度の説明がなされるか。
ともあれ。 このような異常事態への対処などわかる訳の筈がない、ただの一般人でしかない男は、指示されれば素直に従うし、話が長くなりそうであれば家に招きお茶の一つでも淹れる*心算*。]
(236) 2016/06/17(Fri) 17時半頃
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― 自宅 ―
[今は、男一人きり。 揺籃は一人出て行った。
しきは、今はアプリの中。ずっと一緒にいさせたかったが、どうやら実体化(?)しているにはMAGというものを消費するらしい。 なかなか面倒なシステムのようだ。
さて、まずは煙草に火をつけたなら、LINEで中学の同僚にメッセージを送るも反応はない。 ついで、電話を掛けるもつながる気配はない。 他の同僚、そして教頭・校長とかたっぱしから電話しても同じ結果。
背中を汗が伝う。 TVをつけてみた。 何も、変わらない。 最後の望みと思い切って110番するも、こちらもやはり繋がらず。 信じたくなかった、嘘であればいいと思っていたが。 あの女性……揺籃>>269の言うことは事実なのだろう。]
(333) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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……まいった、な。 けども…… ここだって、安全とは言いがたいし……。
……どうせこのままじゃ埒が、あかないだろうしな……。
[短くなった煙草を灰皿に強く押し付ける。 揺籃が出て行ってから、何度繰り返したかわからない行為。
ぱん、と両手で自身の頬を叩く。気持ちを切り替えるために。]
(334) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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――いく、か。
[もしかしたら、自分のようにアプリを手に入れて生き延びている人間がいるかもしれない。 もしかしたら、アプリは手に入れていなくとも、まだ生きている人間がいるかもしれない。 もしかしたら……自分の生徒が生きているかもしれない。
薄い望みかも、と思いながらも立ち上がり、洗面で顔を洗う。 車のトランクにペットボトルと非常食と救急箱と煙草1カートンを詰め込んだら家を出る。 まずは中学を目指そうと。*]
(337) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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― 車道 ―
[年代物の緑の外車は中学を目指し、少し無理なスピードで走っていく。
ほかに動く車はない。 代わりに、おそらくは悪魔とやらに襲われたか、それともハンドル操作を誤ったかしたのであろう車だったものがいくつか道をふさいでいる。 避けつつ走っていれば、ヘッドライトが嫌なものを映し出した。 口元から血を滴らせて、 何かをむさぼる小型の悪魔らしきモノ。 それが何か、あえて男は考えなかった。 考えてしまえば、恐怖で動けなくなってしまうだろうから。]
(343) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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しき、出ておいで。
[ダッシュボードに置いていたスマホが反応する。]
「はーい、アレをやっちゃえばいいんだよね? んじゃちょっとまどあけてぇ……
マグナっ!」
[さくり、石礫が小型の悪魔を撃ち抜いて。 車はその横を抜けていく。
鉄くさい臭いが、窓から流れ込んできて、思わず左手で口元を覆った。]
(354) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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