32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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しまったっ―――!?
[足を触手に取られ、そちらに気が向く。 ついに触手が、彼を捕らえると、迷う事無く運命時計へと狙いを定める。]
もう………
[無理かっ!?半ば諦め、思わず目を瞑る。 しかし、先に訪れたのは、炎の一筋>>3:246 彼を捕らえ、狙いを定めていた触手は、炎の鳥、その翼によって焼かれた。]
え…?た、助かった?って、誰…?
[炎の鳥の方向へと視線を送った。]
(13) 2010/09/20(Mon) 13時頃
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[助けてもらった青年に、軽く頭を下げる。 しかし、戦闘態勢は崩さずに、周囲への注意を逸らさない。]
えっと、ありがとうございます。 僕はカルヴィン=アーフェインと申します。
[自分の名を名乗り、どうやら、敵ではなさそうであれば]
あの、すみません、少し手伝ってもらいませんか? 少しだけ…少しだけこの触手を抑えてもらえればいいんです。 このままだと、世界の未来が失われてしまいます…。 少々、強力な結界術を張るので力を貸してください!
[相手はそれを引き受けてくれただろうか? いずれにせよ、他の手を見つけられなかった以上、出来る事をやってみようと…]
(22) 2010/09/20(Mon) 17時半頃
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[触手から離れ、静かに目を閉じる。 自分の周囲の時の流れが少しずつ緩やかになっていく。 そして、静かに魔力を高めるが…]
……やっぱり足りない…魔力の絶対量が…。 何か、何か強力なマジックアイテムがあれば……。
[結界の発動準備をするだけで、持っている魔力が消費されていく。 強引に魔力が徴収されて、ふとよぎるのは、あの時の言葉>>3:149]
『君の運命が教えてくれる筈だ。』
[不意に訪れるのは、ぼんやりと熱を帯びるポケット。]
…確か…マスターが送ってくれた義眼と、彼がくれた運命時計《フェイト・ウォッチ》…? 莫大な魔力と時空間に関わるような強力な媒体…。なんか出来過ぎな感じがするけど……。
[その二つを取り出すと、ぐっとそれを握った。]
意外と運命ってのは、そういうものなのかもね…!
(23) 2010/09/20(Mon) 18時頃
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[再び目を閉じて呪文の詠唱を始める。 足りない魔力は、義眼がその力を補う。]
警鐘を鳴らせ…
全ては、時と共にありて…
時は、古き思いを顧みて…
全ては、時と共にありて…
時は、今を生きるモノに…
全ては、時と共にありて…
時は、願う未来《夢》の果てに…
(24) 2010/09/20(Mon) 18時頃
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一つ、時の流れは決して揺るがず…
一つ、時は清流の如く清らかで…
即ち、時は涼やかな水の如く…
全ては時の流れの中…
時の流れは決して乱れず…
されど、時は移ろう…
時がそれを欲するならば…
時の乱れも、真実なり…
全なる時は、満ち足りた…
(25) 2010/09/20(Mon) 18時頃
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水の如く流るる時よ…
時が水ならば、凍てつくもまた必死…
彼の者が定めしは…
離れ、別れ永き眠りにつかん…
刻は満ちたり…
発動せよ…
全てを超越する結界の秘術…
(26) 2010/09/20(Mon) 18時頃
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―別離せし、もう一つの世界《ドール・ジワナ・フォルシオス》―
(27) 2010/09/20(Mon) 18時頃
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[呪文の詠唱を終えると、ゆっくりと瞳を開く。 完成した術式は、少年を中心に周囲へと広がっていく。
彼の前に存在した運命時計《フェイト・ウォッチ》と義眼は、一つとなり、砕けた。
その欠片の数は七つ…。
結界の中、その空間で、凍結する事の無かった者達。 『最後の運命の七人』達の下へその欠片は飛び立った。
結界が発動している限り、時は凍結する。 時が凍結する限り、世界の死も凍結するだろう…。]
(28) 2010/09/20(Mon) 18時頃
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[結界の発動を終えると、大きな溜息を吐き捨てた。 周囲の時も凍てついて、触手の動きも止まっていた。]
……でも、あくまで一時しのぎ…術者を…倒さなきゃ…。
[魔力の消費が大きかったが、義眼のお陰で、戦えないほどではなかった。 時間を稼いでくれた彼女に礼を告げる。]
あの、ありがとうございました。お陰で助かりました。 でも、できるだけ、離れていた方がいいかもしれません。 ここは、これから戦場になりますから…。
[そう告げると、そのまま、術者の気配を感じていた場所へと走り出した。]
(41) 2010/09/20(Mon) 22時頃
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[破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》その上空。 術者らしき者が浮いていた。]
あの人が…あの結界の術者…。 あんな結界使ったら、どれだけの犠牲が出ると思うんだ…。
[しかし、怒りに身を任せないよう、軽く深呼吸をした。 そして、出来るだけ冷静に、その術者に向けて声を上げる。]
降りて来てください!なぜあんな結界を発動したんですか!? あんなモノを発動したら、どれだけの犠牲が出ると思っているんですか!
[口調はいつもと大差は無いように、それでも感情にはやや怒りが篭り、声を荒げた。]
(43) 2010/09/20(Mon) 22時頃
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カルヴィンは、トニーとぶつかったことを思い出して、怪我は無かっただろうかと頭によぎる。
2010/09/20(Mon) 22時半頃
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なっ…!?
[自分の方が聞きたいという言葉。 その困ったように笑う仕草は、まるで自分の方が悪い事をした様にさえ感じた。]
…凍結させなければ…あなたの結界は、この世界に生きている全ての人を殺してしまいかねなかったじゃないですか!
盲目の世界《アンダカ》だかなんだか知りませんが、何が目的だと言うのですか!?
[怒りに震える拳は、剣の柄を強く握り締める。]
(49) 2010/09/20(Mon) 22時半頃
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なんてことを……。 世界も、人の命も、あなたの玩具じゃないんだ!
[ギリッと歯を食いしばり、剣を抜き取る。]
この世界に生きる人たちの命は、その人たちのものだ。 誰にだって…そう、神様にだってそれを奪う権利は無い!
[魔力を篭めて、背中に生える二枚の翼。 片翼は白、片翼は黒、その翼を広げて飛び上がる。 二本の剣の内、一方を相手に向けた。]
警告します。今すぐ結界を解く事を誓ってください。 さもなくば……
[剣は向けたままだが、戦う意思は未だ無く。]
(52) 2010/09/20(Mon) 23時頃
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なんともっ……だって…
[怒りに思わず顔を伏せ、唇を振るわせた。]
(この人は…本当に何も思っていないんだ…。 何も思わず、感じず、ただ、自分の望みを叶えるためだけに……)
[一度だけ呼吸を整え、静かに息を吐く。 やだよ。の一言と、拒絶を表す行動に、頭に血が上った。]
ならば…僕は…僕の守りたいものの為に、剣を抜く!
[突如現れ、鳴き声と共に迫り来る狗の攻撃を避ける。]
冷静に…ついていけない動きじゃない。 大丈夫、マスターの動きよりずっと遅い。
[ギリギリでかわしながら、頭を冷やそうと呼吸を整える。 そして、犬の首下に向けて剣を薙いだ。]
(57) 2010/09/20(Mon) 23時半頃
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よしっ…――!
[一太刀で狗は切り伏せられる。 そのまま先程の術者へと視線を向け、次の瞬間]
そ…んな……。
[先程確かに凍結させた結界。 しかし、再び、穏やかではあるが、確かに針は動き出す。]
……う…そだ…。マスターの全魔力に、媒体を付け加えてようやく発動する結界が…こうも簡単に……。
僕が、手順を間違えた…?
[力が抜け、握る力を失い、剣は地面に向かって落ちる。]
……か、勝てない…勝てるわけ無い…。 僕とは…次元が違いすぎる…
[緩く、とても緩く笑い出した。目尻は潤みを帯びた。]
(69) 2010/09/20(Mon) 23時半頃
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[>>74『リシェント閣下』その名が出れば、ピクリと反応して]
僕…は…マスターとは違う…。 当たり前じゃないか…僕はあんなに強くない…。 凍結結界は、僕にとっては過ぎた技術だったんだ。僕の全力を使ったって遥かに足りなくて……。 それをあんな簡単に壊して、余裕の姿を見せるあんたに勝てるわけ……
[全てを言い切る前に、何かが現れて、術者に向けて剣を振るった。 目の前で起きた出来事に、目を丸くして、唖然とした。]
(76) 2010/09/21(Tue) 00時頃
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カルヴィンは、ベネットへ、悔しげな視線を向けて。
2010/09/21(Tue) 00時頃
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僕より弱いはずない……だって…
[マスターが弱っていたのは知っていた。 本来の力の殆どを自分に渡していたから。 それでも、自分より強いと告げている。当然だと思っていた。]
あの人は、戦いを続けていたから…僕なんかより巧く力を使いこなせるし、でも、僕は……。
[胸元に向かって迫り来る白い杖。 恐怖と絶望とで反応が遅れ、ようやく身体が動く。 しかし、完全に避ける事はできず、白い杖は少年の身体を貫いた。]
(88) 2010/09/21(Tue) 00時半頃
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『酷く、簡単に絶望するのだな。』
[頭に響いたのは、誰の声だったか。]
そうだ…簡単に、なんで、こんなに簡単に諦められるんだろう…。 マスターが、救ってくれた命なのに…。 僕を救わなかったら、今も死なずに済んだかもしれないのに…。
[絶望していた自分があまりにも情けなくて、でも、彼らに届く気がしなくて それでも、諦めてはいけないと、心を奮い立たせる。]
…まだ動く。結界だって、完全に破れたわけじゃない。 まだ…戦えるっ…!
[白い杖の傷跡はみるみるうちに癒えていく。 不死者の吸血鬼、自らの癒しの術が重なり、再生力が高まる。 もう一度、大きく翼を広げると、視線を術者に向ける。 その眼は、かつての闇の王とよく似ていた。]
(98) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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僕も…――まだ、戦えるっ!!
[未だ覚醒は成されていない、闇の王の力。 それでも、その一部が解き放たれれば、その意思はより強く。]
感じる。マスターの力と意思を…。 強い力が、僕の中で少しずつ身体に染みていくのが…。
[両手を広げると、地に落ちた二本の剣が再び手に戻った。]
(99) 2010/09/21(Tue) 01時頃
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させないよっ…―――!!
[>>110彼が結界を押し切ろうとする頃、目指した場所は塔の頂上。 結界の中心たりえる場所。]
これ以上、あなたの思いは通させないっ…! 僕には、マスターがついているのだから…!!
[時を凍結させた結界。それに持ちうる魔力を篭める。]
力だけなら、戦い方は下手かもしれないけれど、魔力だけならまだまだ力を引き出せるんだ!!
[押し切られまいと、更に結界を押し返す。]
(115) 2010/09/21(Tue) 01時半頃
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[結界を押し返しながら、魔力を極限まで高める。 当然ながら、誰かが放った焔>>113も、その身を焼くが]
……焼かれたって、構うものか…。 命がけで…マスターが僕に送ってくれた物。 マスターが命を懸けて戦って、救おうとしたもの。 全部全部守ってみせるんだ……。
その為には、僕の身体が焼け焦がれて、その命を終えようとも…絶対に守って見せるんだ。
[その身体を焼く焔、治癒にまわる魔力も全て、結界の強化と、補正にまわす。 体中が燃え続けても、それは変わらず。]
(117) 2010/09/21(Tue) 02時頃
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――― キ ン ッ ――――
[必死の抵抗、自身の持つ魔力の全てを賭けて行う結界。 その結界は、少年の姿をした者の魔力を全て奪い取る。 必死に、命がけでかけていた術は、ようやく完成した。]
(……や……った……。)
[一度だけ、満足そうに笑うと、魔力を失い、翼は消えうせる。 炎に包まれ、気を失い、地上へ一直線に落ちていく。
再び停止した世界で、動けるモノを除き、世界はセピア色に染まった。
それが、本当の…―――
――別離せし、もう一つの世界《ドール・ジワナ・フォルシオス》**]
(124) 2010/09/21(Tue) 02時頃
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― 過去の記憶 ―
[それは、まだ、少年が人間であった頃の事。 王が少年に語る、世界の始まりの話]
『カルヴィン…この世界は、何度目の世界だと思う?』
えっと…どういう意味ですか?
『ふっ…世界は常に崩壊と創生を繰り返されている。 誰か勝手に絶望し、世界を創り直そうとする。 誰かがより、幸福になろうとしてな。
……だが、無理なのだ。世界を失うと言うことは、過去も、今も、未来も失うこと。 崩壊を願う理由《カコ》も、新たな世界の希望《ミライ》も失い、今の自分さえも失うのだ。 よって、人間は同じような世界を繰り返す。
だから、崩壊と再生は全て無駄な事の繰り返しとなる。 私も一度試してみたがな…全ての破壊、創生を成すものの破壊も含め、しかし、無駄だった。』
(159) 2010/09/21(Tue) 10時半頃
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『始まり混沌は、再び世界を生み出し、闇は、闇よりいでし者《ナイトウォーカー》…つまり私達を生み出す。 始祖と呼ばれる私達は、そういう世界を繰り返してきた。』
[昔語りをする中、少年は不思議そうに頭を抱える。 あぁ、難しかったか。と小さく笑うと]
『本当に目指したい未来というのは、今の世界を大切に思う者にしか目指せないと言う事だ。 全ての世界に神がいるが、神が世界を生んだと言うのは間違っていない。 間違ってはいないが、神は必ずその一つ前の世界で人間だった。 新たな世界を作った人間は、過去の世界の記憶を失い、新たな世界のルールを決める。
私の手帳の最後のページ。 これは、私が死ぬまで誰にも見せる事はないが、これには"人間が神となる"秘術が書いてある。 ただ、神になるのではない。 その術を使えば、従来のように 古き世界を破壊し、新たな世界を創るだけでなく、 古き世界の神となり、新たなルールと願いを作ることができる秘術だ。 とはいえ、それがどんな願いも叶うわけではないがな…。』
[そう言って、少年の頭を撫でると、もう一度微笑み]
(160) 2010/09/21(Tue) 10時半頃
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『いずれにせよ、私は人間ではない。よって神になれぬと言う事。 私達は古き世界の記憶を継ぐ事があるからな。 まだ、貴様には難しい話だったかもしれないな。』
[そのまま、少年はゆっくりと眠りについた。]
― 了 ―
(161) 2010/09/21(Tue) 10時半頃
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カルヴィンは、古い過去の記憶を夢に見ながら、眠っている**
2010/09/21(Tue) 10時半頃
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