295 突然キャラソンを歌い出す村3
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――車内――
いやそれぜんっぜん答えになってないわよ。 理屈はわかるけど。
[コーちゃんのフォロー>>205は、アタシの考えを裏付けるようなカタチにしか聞こえなかった。 どうにかできる。暴走した吸血鬼をどうにかできるってこと? 納得してる。暴走したら殺されるってこと? ヤマモトさんがいてくれてよかった。暴走するまでは生きていられるから?]
……アタシが納得できないわ、そんなの。
[呟いた声は前に届かない程度、小さく。 真実を聞かなければ、そのまま少し不機嫌を抱えている。 それでも結局寝ちゃうんだけどね**]
(214) 2019/05/03(Fri) 16時頃
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――車内――
……えっ? 治すの?
[思い込みは強まる一方で、コーちゃんは生きていくために一生銃口突きつけられることになった、という方向性で考えていた。 だから、抗がん剤>>215という考えは想定外。 不機嫌の前提条件が崩されて、驚き混じりの声が出た。 とっさに口から出たのが『えっ? ハゲるの?』じゃなかったことは褒められてもいいと思う。
そこに続いた、身の上話>>228。]
(236) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
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うん、何となくそれは、うん。 そーいうヒト? なんだろうなっていうのは、感じてた。
[吸血鬼を狩る家のヒト。 怪異のことは昼知ったばかりだけど、吸血鬼がいるんならそういう家もあるのよね、くらいの認識で頷く。 その家から出た吸血鬼。まあ、生かしておけないってのは、道理かも。 そうして辿々しい過去語りの中から、ひとつの結論じみたものを感じはじめて、ストレートに聞いてみる。]
(237) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
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……もしかして、死ぬ気だった?
[吸血鬼として生きる気はない+俺も俺を生かしておけん+俺だけ例外だとは思わんイコール。 そこに、副作用があろうと『吸血鬼を治せる』可能性がある手段が出てきての、『ヤマモトさんがいてくれてよかった』か。 その流れは、ようやくアタシにも理解できる内容になった。ヤマモトさんは監視みたいに側にいて、何かあったらいつでも治療を開始できるように、ってことね。
アタシは頭の中に沸いた苛立ちを抑えるために深ーく深ーく深ーく溜め息をついて、それからコーちゃんの方を改めて見やった。]
(238) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
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オーケー、何となく現状を把握したし、状態に一応納得もした。 けど、それとは別で後でビンタね。 アタシの気が済むまで。
[ふん、と鼻白んで、あとはもうふて寝だ。 うとうとしながら話してたのも勝手に打ち切って、おしまい。]
(239) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
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『アナタの事情に、アタシは関係ないとか、思ってなかった?』
[エンジン音とタイヤがアスファルトを滑る音だけがする車内に、どこからともなくメロディが流れ出す。 歌うというよりは、ラジオか有線BGMのように、歌が流れていく――]
(240) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
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♪ 生まれも育ちも 違って当然 もともとは知らない別人(ふたり)だから 名前も思考も 違って当然 アタシたちおんなじ人間(ひとり)じゃない
だけど その道が クロスしたなら いまこの瞬間(とき)から 他人じゃない
ねえ 生きてるうちに トモダチって何人出来るのかな 人生から欠けたら穴が空くよな 大切なピース 離したくない――――
[メロディは、意識が眠りに落ちていくのとともにフェードアウトしていく*]
(241) 2019/05/03(Fri) 18時半頃
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――神森学園体育館――
[車が停まって、ゆるやかに目を開けた。 勝手に納得したのもあってか、車中後半はよく寝ていた気がする。 シャワーに向かうコーちゃんに、アタシも単純にシャワーが浴びたい気持ちになったけど、一旦飲み込んで体育館へ。
戸高センパイがボールを出したり選んだりしているのを眺めている。]
(242) 2019/05/03(Fri) 19時頃
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[センパイの思い出話>>231は、普段バスケ部にいるコーちゃんを見ていない身としてはなかなか新鮮だった。 やっかみがあったこと。それを踏まえて今まとまってること。 なーんにも言わないんだもの。]
……アタシも、コーちゃんのことは好き。 バスケはやってないけど、クラスメイトだし。
コーちゃん、ずっと、バスケしてんの楽しそうだったよ。
[だからきっと戸高センパイとの思い出はいいものだったんだろうな、って思う。]
(244) 2019/05/03(Fri) 19時半頃
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ウツギは、攻芸の到着を待ちながらアンコールした。
2019/05/03(Fri) 19時半頃
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いいじゃない。 対決っぽいし。
[>>252ビブスの色が違うのを、気が合わないなんていう戸高センパイに笑ってみせる。 アタシはといえば、下にいると単純にジャマになりそうだったので、ステージの上へ。 官ちゃんが弾いてるピアノのそばについて、音を聞きながら対決を見守ることにした。
侵入してきた蝙蝠>>255には気づかない。 ただ、メロディがかすかに変化したような……?]
(265) 2019/05/03(Fri) 21時頃
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ねえ、官ちゃん。 吸血鬼の治療って、痛いのかしら。
[ピアノの音に紛れさせるように、思い浮かんだ疑問を口にする。 治療薬?は銃で撃ち込むっぽいし、その時点でもう痛いとしか思えないんだけど。 副作用もすごいらしい。たぶん入院とか、そういうやつになるんじゃないかしら。 想像がつく次元を超えている気がして、ちょっとでも事情に詳しそうな官ちゃんに聞いてみようと思ったのよ。
箝口令を敷かれていないので、当然状況を知ってるんだろうくらいの認識だった*]
(266) 2019/05/03(Fri) 21時半頃
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はいはいアタシの言うことはどうせ全部戯言ですよっと。
[>>300睨まれるのを怖いと特に思ってない。 怒ってるなとは思うけど、いつものことだし。 肩竦めて、続く言葉に否定をする。]
いや、死ぬとかじゃなくって、その。 吸血鬼じゃなくなるってこと? 抗がん剤みたいなって……
[夢物語だとはアタシも思うけど、出来るっぽい話を聞いたから仕方ない。 賭けられる可能性の話を聞いているからこそ、ドリブルを目で追うのも結構楽しめている。]
(305) 2019/05/04(Sat) 00時頃
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……え? ――あ、うん。 え、なんかダメだった?
[けど、話の出処のことになったら、急に声の調子が変わった。 あの男、っていうのはたぶん、あの男のことでしょ。ヤマモトさん。 他なら名前で呼びそうだし。]
最初はコーちゃんから聞いたけど、だいたいはヤマモトさんが知ってるみたいな感じだったわよ?
[えーなに、これもしかして機密情報? 普通に聞いたわよアタシ。 ちょっとだけ優越感もあるけど、その10倍の焦りで頭の中めちゃくちゃだ。]
(306) 2019/05/04(Sat) 00時頃
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[ドリブルの音が聞こえる。 あれ、そういえばこれどっち応援すればいいんだろ。 最後のバスケかもしれないコーちゃん? 勝ったことない戸高センパイ?]
ま、まあえっと、とりあえず痛いかどうかはわかんないでOK?
[空気がめっちゃ悪いので、アタシは早く応援に戻りたいです。]
(310) 2019/05/04(Sat) 00時頃
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ウツギは、ジャーディンの電話をはたから聞いていて、うわー怒ってるぅ、とぼんやり思った。
2019/05/04(Sat) 00時頃
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ええ……全然結構じゃなさそう……
[>>323普段から怒っていて怖いヒトがたまに笑うと、怒ってるよりずっと怖いってことがよくわかった。 悪寒を感じたのはたぶん気のせいじゃない。]
(337) 2019/05/04(Sat) 01時頃
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ていうか処罰ってなんなのよ。 アタシ別に何もしてないんですけどー……?
[事実だ。もし何か悪い部分があったというなら、官ちゃんを尾行したことくらいじゃないだろうか。 シュウちゃんのいなくなるところには会えたけど、血を飲ませられたわけでもないし生かすことが出来たわけでもない。 コーちゃんはご覧のとおりだし、本当にアタシってば遊園地には行っただけなのだ。
……あ、もしかして、アレ? 暁センパイ連れてったの、めちゃめちゃ怒られてます? それは結構罪悪感があったので、背筋が凍る思いだった。]
(338) 2019/05/04(Sat) 01時頃
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そーよね。
[>>324リスクはそうとうあるみたいに言っていた。 たぶん、こんなふうにバスケをするのはもう難しくなるんだろう。 それを考えると、ぐっと切なくなる。]
コーちゃんには、頑張ってもらわなきゃ。
コーちゃーん、がんばー!
[前者は、官ちゃんとの会話の結論として。 校舎は、コートの中に向けて投げかけた*]
(343) 2019/05/04(Sat) 01時半頃
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……あ、ヤマモトさんだ。
[>>344彼の姿が見えたときつい口に出してしまったのは、たぶんこれからアタシのせいでひどい目にあいますって罪悪感があったからだけど、もしかしたらそれこそが悲劇の引き金>>339になったかもしれないことは、言ってから気づいた。]
(345) 2019/05/04(Sat) 01時半頃
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[アタシは。 例えるならこれから遠くに引っ越さなければいけないクラスメイトと、そのライバルである部活のセンパイの、最後の1on1なんていう、青春の一ページみたいなさわやかな秘密の夜を観客として味わいたくてこの体育館にいそいそとやってきたはずだったし、何なら戸高センパイとエピソードトークしてたあたりまでは完全にそのつもりだった。 いや、エールを投げた>>343あたりまでは、ギリその気分だった。
んだけど。]
(367) 2019/05/04(Sat) 02時半頃
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ええええ……
[戸高センパイはキレてるし>>341官ちゃんはそれに輪をかけてブチキレてるし(これは半分以上アタシのせいっぽいのだけど)>>357コーちゃんは吠えてるし>>360地獄絵図だ。
ねえこの状況アタシどうしたらいいの。 困り果てた結果、ちらっと暁センパイの方を見た>>358。 さっき咳してたけど大丈夫かなって聞こうとした。 つまり現実逃避だ。
けど、それもガラスが砕け散る音>>361に意識を持っていかれて口から出ないまま。]
(369) 2019/05/04(Sat) 02時半頃
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っ……!
[ガラスが一斉に割れたのは、反射的にぎゅっと身を縮めているうちに過ぎ去った。 ステージの上にいたのが幸いして、照明もなければ窓もなかったし、特に何も被害がなかったから、それだけだったんだけど。]
な、え、あ、きゃあっ!
[それより訳わかんない何かが体育館中バウンドしてるほうが怖かった! 霧だったりコウモリだったりしながら壁に天井に床に何かが跳ねてる! いいや跳ねてるのは消去法でコーちゃんなんだけどでもこれってほんとにコーちゃんなわけ!? 危険な怪異とかなんとかそういうの抜きにして、これが、これがコーちゃんの抱えてた衝動なんだと思ったら、正直、ちょっと怖いと思ってしまった。
けど。]
(387) 2019/05/04(Sat) 03時頃
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い、今この状況でまだ言う!?
[そんな恐怖より何より、一心不乱にコウモリを食べだした後輩に向かってバスケを求めるセンパイの方>>383に突っ込まざるを得ない!]
(388) 2019/05/04(Sat) 03時頃
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[負けんなとか言ってるときはちょっとカッコイイ青春じゃないとか思ったけど! アタシもビビりながらそれに乗っかって頑張れとか言おうかと思ったけど! もしかしたらその声が届いてアタシたちを襲うんじゃなくてコウモリ食べてんのかもしんないけど! コーちゃんが打ち勝って正気に戻ってくれるかもしんないって思ったら、声かけちゃう気持ちめちゃくちゃわかるけど!
でも今この状況でバスケって言う!?]
(389) 2019/05/04(Sat) 03時頃
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[横ではさあなんかアタッシュケースが空を飛んだわけ! 人間からしちゃいけない音が官ちゃんからしたわけ! 体育館は全部ガラス割れて照明もいくらか割れて頭の上ではなんかバチバチいってて少し暗くなっててトモダチは発狂してコウモリ食べてセンパイはそれを見てバスケしようって泣きながら言ってるわけ!]
何よもー!!!!!! アタシも泣きたいわ!!!!!!!
[はじめて、はじめてこの騒動に首突っ込んだことをちょっと後悔してるわ!!!!]
(390) 2019/05/04(Sat) 03時半頃
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ウツギは、攻芸にアンコールを返した。
2019/05/04(Sat) 04時頃
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[最後にやりたいって言ったことだから>>400。 必死の主張がこっちにも向く。]
そーだけど! 何ならアタシだってコーちゃんがバスケしてるとこが見たいしこれが最後じゃなくて何度だってずっとやってるとこが見たいけど! でも、コーちゃんが……
[当然よ。そのためについてきたんだもの。 だけど当のコーちゃん自身が、もう出来なくなったと思った。 抑えきれなくなった吸血鬼の本能に負けてこのまま理性なんてなくなっちゃって、ボールよりコウモリ追いかけて齧るようになっちゃったと思ったの。 そうしたら、あの銃で撃たれて、このロスタイムは終わりなんだって。 そう思ってた。]
(407) 2019/05/04(Sat) 05時頃
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[そのコーちゃんが、コウモリ吸って吐き出したあと、必死に堪えるように泣き出した。 うめき声でもうなり声でもなく、泣いてるんだって声だけでもわかった。 それからぽつぽつ聞こえる、『バスケがしたいです』の言葉。 ああホントにバスケが好きなバスケバカたちなんだなって思ったら、ちょっとなんか感動してもらい泣きしそうになって]
んもう!
じゃあ、やるっきゃないじゃないの!
[アタシはそれを隠すみたいに、すっと立ち上がった。]
(408) 2019/05/04(Sat) 05時頃
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[>>397おそらく別の吸血鬼。 コウモリを叩き落とせ。 官ちゃんの命令は簡潔で分かりやすかった。]
コーちゃん、コウモリ全部食べちゃって。 そんで落ち着くくらいお腹いっぱいにしちゃいなさいよ。
アタシは床片付ける! 戸高センパイは頭ガラス浴びてるから、落とすなりなんなりしてきて!
[ふん、と鼻息荒くして、アタシはステージを降りた。 それから体育倉庫の奥にある、拭き掃除用のでっかいモップを引っ張り出して、床に落ちた照明やら窓やらの破片を集めはじめた。]
(409) 2019/05/04(Sat) 05時頃
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[>>412コウモリを食べることについては、全然ダメなほうでの疑問は抱かなかった。 だって別の吸血鬼っていうのは、ゲームでいうとこの別の敵でしょ? コウモリを叩き落とせっていうからには、このコウモリは別の吸血鬼のやつで、めんどくさい乱入者。 人間を襲わないで乱入者のコウモリ食べて多少なりとも胃がふくれて落ち着けるなら、完全にwin-winじゃないのって思う。
まーた母ちゃん呼ばわりした戸高センパイ>>419には、いつか逆に徹底的に子供扱いしてやろうかなんて思いが浮かぶけど、それを実行するのは今じゃない。]
(424) 2019/05/04(Sat) 06時半頃
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[鼻歌交じり体育館を掃除し終えたら、一箇所に破片をまとめて]
官ちゃーーん。 これどうしたらいいーー?
[体育館は邪道院が直す>>420らしいので、とりあえず官ちゃんに聞いてみた。]
(425) 2019/05/04(Sat) 06時半頃
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[それから。 バスケをするなら見てるし、コーちゃんの側に立ってガッツリ応援した。 『あとで』にするなら、それはそれで。 がんばって、って送り出すだけだ。
ただ、もうひとりの吸血鬼についての話が出れば、二度三度瞬いた。]
メイって、笑夜メイのこと……?
[学校の近くのメイ、って言ったら彼女のことが思い出される。 入学一月で話題をさらっていった新入生のことが浮かんで、まさかね、と思考を振り払った**]
(429) 2019/05/04(Sat) 06時半頃
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