8 DOREI品評会
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 15時頃
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[足腰の力はほとんど抜けきったところに、下から突き上げるような動き。必死でそれに合わせる。]
僕、は――欠陥品、なん ……かじゃっ
[ぼろぼろ、零れるのは唾液だけでなくて涙。 ただ、あの時イアンから受けた屈辱だけが、少女を動かしていた。 悔しさと切なさと愛しさが綯交ぜになって、またも上りつめていく。 乳白色の肌は既に全身薔薇色に火照って、熱に浮かされている。 青年の腰骨にぶつけるように身体を落とせば、最奥を刳るように突かれて、]
―――― っも、 ああぁ
[さんざん嬌声を上げ続けて嗄れた喉から、またも高い高い音が迸る。意識も白濁して、ふらりと傾いだ上半身は傍らに立つ紳士の方に重心を揺らがせる。 精も根も尽き果てた。心の離れた葡萄酒色の瞳は焦点を結ばず、ここではないどこかを見詰めている。]
(136) 2010/04/11(Sun) 15時頃
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― 舞台上 ―
おや?私の質問には答えてくれないのかな?
[少女に囁きかけるその時のみ、蛞蝓のような舌の動きが止まる。 かりっと、耳朶にピアスを穿つように、歯を当てる。 しかし、傷つけてはならぬという制約とおり、甘噛みにしか過ぎず。 直ぐに、耳穴を犯す作業に戻る。
青年が本能のままに腰を動かし始めたなら、少女の胸を摘んでいた両手の内、右手を離し、燕尾服の隠しにあるスイッチを少し動かした。 客席の志乃には、今までよりも強めの刺激がいくだろう。
まるで「とめられずに、すまないな。変わりに共にイくと良い。」 と言いたげな灰青が、客席に向けられる。]
(137) 2010/04/11(Sun) 15時頃
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[双眸が捕えるのは、射抜くような金の眼差しでなく、グロリアとよく似た見下ろす青灰。 最早小さな痛みは情欲に支配された身体には、快感に変換されてしまう。飛んでいた意識が、耳朶への鋭い刺激に瞬時に舞い戻り、蛞蝓に這われるような、鼓膜まで到達しそうな生暖かく湿った感触に、ぴくりぴくりと肩と言わず全身が痙攣した。]
ぼく……んんっ……、
[続きに何を言いたかったかなんて、靄がかった思考では思い出せない。 ただ、認めたくないと否定する言葉だったのだろう。 情動に浅ましく揺れる躯も、欠陥品のレッテルも、男を咥えこんで快楽を得ていることも、全て全て――心は否定したくて。]
(138) 2010/04/11(Sun) 15時頃
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― 舞台上 ―
『今、君の動きに合わせて、志乃に与える刺激を強くした。 まぁ、ここでとめられたら君も辛いだろうし 君がイかなかったら、この子もかわいそうだし、ね?』
[欠陥品ではない、そんな少女の言葉を受ければ、耳穴に入れていた舌を抜き取り、独語で睨む金をものともせず、囁く。
その時か、一際高い少女の嬌声が響いた。 傾ぐ身体を、乳首を責めていた左手のみで支えてやる。 掌は成長の薄い片胸全体にあて、体重は腕が受け止める形だ。
焦点の合わない葡萄酒色の、涙と涎まみれの顔に、ルーカスは綺麗に整えられた片方の眉を持ち上げる。 さて、金の目の青年は達することができたのだろうか。 達することができたのなら、その瞬間自由を得たままの右手は、志乃に埋めたローターの出力を十数秒間最強に動かすこととなる。]
(139) 2010/04/11(Sun) 15時頃
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[質量を増す肉棒をぎちりと締めつけて、桃色も混じる愛液で扱かれ続けた。数時間、とはいえその間も拷問が続いた間に休みを与えられない肉体に、また射精を促されればそう容易い事ではなかった。 それでも、刺激が与え続けられれば――― 全身が、また 出してしまいたいと 内から叫び始める声を聞く。]
っぁ、 ああ…ッ !
[少女の奥まであたっているのが解っても、少女の掠れ声が聞こえても、腰は突き上げ続けた。腰を引き下げるたびに、椅子へと当たって 背中の爪跡が 小さな痛みを与えた。 視界が塞がれたままならそのまま、小さな手が離れたとしても瞳は閉ざして、眉間に僅かに皺が寄る顔。]
(140) 2010/04/11(Sun) 15時頃
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小僧 カルヴィンは、若者 テッドの手を握っていたが、達すると引き剥がして宙を掴む。そのまま、ルーカスの腕へ。
2010/04/11(Sun) 15時頃
小僧 カルヴィンは、良家の息子 ルーカスの手があてられた肉の薄い胸は、絶頂の余韻に激しく撓って上下を繰返す。
2010/04/11(Sun) 15時半頃
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っ、 ――− ぁ… !
[―――ぞくん。 と背筋から込み上げてくる心地。 腰の動きはいつの間にか容赦なく突き上げてしまっていた。
耳に届く、独逸語。流暢なそれは、聞きとりやす過ぎて苛立つ。その言葉に、反論する言葉も 見つからなければ尚の事。]
( ―――… シノ、… )
[名を呼ぶ事はしないけれど、彼女が思い出されて 心が、痛い。]
――――〜 ッ ぁ、 もう
[駄目だと、限界が近いと声が毀れる。少女の葡萄酒色の瞳を、探して 教えるように 金の瞳で見上げた。]
(141) 2010/04/11(Sun) 15時半頃
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若者 テッドは、小僧 カルヴィンの手を達するまでは握ったままで
2010/04/11(Sun) 15時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 15時半頃
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…は…、…ッ
[主人が去った後、かくんと視線は床に落ちる。 りりん、と鈴は啼き続けて。 墨色の男に話をしなくてはと思えど、 刺激が身体を蝕んで思考が鈍る。 何をどう切り出していいかわからず、出来たのは視線を床から離して墨色の男を見る事だけ。 敢えて舞台の方は観ないようにして、男を見上げた時。]
(+101) 2010/04/11(Sun) 15時半頃
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ひ――あっ、や!やぁあッ!!
[下腹部から迫り来る刺激が急に強さを増して、声を殺す事も出来ず口から零れ落ちる。 透き通る声は何処まで届いただろう。 耐えるように自身の身体をぎゅう、と抱いて。 その時ばかりは舞台の方を見た。
客席に向けられた灰青にぎくりとする。 その瞳の意図を汲み取ってかはわからないが、ふるふると首を横に振った。]
……っ…
[勃ち始めた胸元の頂が布に擦れて身体を揺らす。 その刺激も反応する身体も全てが疎ましい。]
(+102) 2010/04/11(Sun) 15時半頃
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[まだ、青年の律動が止まらない。少女にとっても限界を越えた酷使に、悲鳴も嬌声も音にはならず、ただ荒れた吐息が弾むだけ。]
――っ、はっ、っ、……っ、
[もう無理だと、これ以上は勘弁してと、泣き言を垂れ流しそうになるのすら、舌を突き出したままの口では自由にならず。ただ我武者羅なピストン運動に翻弄されながら、脱力した躯はくらりと青年の上に覆い被さる。 虚脱した葡萄酒色の眼差しが、光る金を見つけた。]
れしぃ……。
[声にならぬ声で、頬笑む。彼の心が、自分にないのは知っていたけれど。 鋭く強い、見守るようなあの視線を、いつの間にか好きになっていた。 彼の瞳が語ることを聞き入れて、もう一度柔らかく激しく、腰を使う。]
(142) 2010/04/11(Sun) 15時半頃
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小僧 カルヴィンは、若者 テッドの汗ばんだ自分より大きな手に手を重ねて、溶けそうな体温を分かち合う。
2010/04/11(Sun) 15時半頃
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―― ハ、… っんく… ぁ、 ふ…
[これ以上言葉は続かなかった。ただ、熱い息を吐き続けるだけで精一杯。 身を預けてくる少女の薄い胸が汗ばんだ身体に触れればその火照り具合も伝わってくる。葡萄酒の瞳を包むように見てから、腰の動きをさらに速めて、少女の手を握ったまま――射精を促すだけの動きを始める。 激しいの少女の腰の動きが、ぞくぞくと背筋から這い上がる欲を刺激して やがて]
―――― ッ、 ぁ イ… く。
[小さく細い声と共に、被膜の内側へ薄い精液を吐きだす。その僅かな熱と、脈打つ肉棒を狭い膣に確かに届けていく。]
(143) 2010/04/11(Sun) 16時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 16時頃
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[享楽と狂乱の調べの終焉。 熱い、熱い何か――自分の愛液ではないものが、びくびくと痙攣する剛直から伝わってきた。声もなくただ、受け留める、受け入れる。そうして、漸く拷問の終わりがきたのだと悟った。]
………… ぁ りがと。
[感謝も謝罪も、悩み葛藤しなければ口にできない少女が、自然とそれを口にした。 自分の我侭で、彼を苦しめたことが分かっていたから。 自分のものにはならない黄金色の瞳の端に、唇を落として、しばし二人の荒い呼吸と身体が重なる。汗ばむ青年の皮膚を擽るように、銀鼠の髪ごと伏せられる頭。吐息で産毛が揺れるのが、近すぎてぼやけた視界に映っている。]
(144) 2010/04/11(Sun) 16時半頃
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僕の二人目。王子様じゃないけれど。 よかったら、名前を教えて?
[小さくそれだけ囁いて。身を起こすのも気怠く、ルーカスの手を借りることになるだろうか。充足感と疲労で、少女はもう指一本すら自らの意志では動かせないような有様だった。 ずるりと身体を長いこと埋めていた芯が抜かれると、痛みと圧迫から解放されて安堵の溜息が出るけれど、同時に何か足りないと欠乏感も齎される。快楽に飼い慣らされた躰が、厭わしくてたまらない。 少女は最後の力を振り絞って、ゴムの先端に溜まったツンと青臭い液体の始末を*するのだった。*]
(145) 2010/04/11(Sun) 16時半頃
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―――― …は ァ、…
[深く息を吐くしか出来ず、彼女の感謝の言葉には弱い笑みを口元に浮かべて返すしか出来なかった。彼女は何も悪くないのに、罪悪感を植え付けてしまった気がして 自分が情けない。 ルーカスがスイッチを入れたかどうか、それは自分には解らないままだった。ただ、灰青をゆるりと睨みはした。]
ン
[眦に触れようとする唇に気付けば視線を戻して目を細めてそれを受け入れる。まだ上下する胸に身を委ねる少女を受け止める。]
…耳、かせ。
[名を問われれば、難しい顔をする。場違いの名乗りにしか思えないけれど―――そっと、少女の耳にだけ届くように]
(146) 2010/04/11(Sun) 17時頃
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(テオドリヒ=ダヴィド だ。 テッドでいい…。)
[少女が、男の家の素性を知っているのなら 黙っていろと、金の瞳は静かに訴える。自分と同じく、家のために この場にいるのだと、同じ気持ちは共有できるかもしれない。]
(…俺も 2人目。 同じだな。)
[離れていく際に、また囁いて。 身体が離れていくならそのままにした。灰青の手を借りるようでも、何か言葉は発せず息を整えるだけ。 硬さの失った芯がずるりと膣の内から抜け出れば力なく揺れる。]
ッ… は、 …。
[ゴムの先には薄い白が僅かに溜まる。それを外されて処理されるのなら、為されるがままとなってしまうのがまた、もどかしさを与え続けた。**]
(147) 2010/04/11(Sun) 17時頃
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― 舞台上 ―
[一度達した少女の片手がルーカスの左腕に掛かる。 その左腕の先、掌は上下に激しく動く薄い胸の感触を、白絹越しに感じとった。
少女の片手は、青年と繋がれたままなのは、青年がまだ達していないからだろう。 止まらない律動と、限界を告げる声。 客席から届く、志乃のあまやかな嬌声は、青年の耳に届いただろうか?
少女は、金の目に見詰められると、縋っていたルーカスの腕から手を引き、再度青年に覆いかぶさった。]
(148) 2010/04/11(Sun) 17時半頃
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―――…君が嬉しがってどうするんだ。
[少女が零した言の葉に、ルーカスの灰青は酷く冷えた。 それでも唇に浮かべる微笑は、そのままに、青年が達するタイミングを見やる。 そして、まがうことなく青年が達した瞬間に、志乃の裡へ埋めたローターの出力を最大にした。それは数十秒間続く。
やがて、青年の上に力尽きる少女。 先ほどと違い、助け起こすようなことなど、ルーカスはしない。 自ら力を取り戻すか、どうしても手が必要ならば使用人がその身を起こすだろう。]
ご褒美を考えていたけれど、君は自分が喜んでいたみたいだからね。 ―――なかったことにするよ。
[青年の性器に被せたゴムの処理をする少女に、穏やかで冷たい言葉を向けて、ルーカスは客席へと戻った**]
(149) 2010/04/11(Sun) 17時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 18時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 18時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 18時半頃
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―私室― [男はソファに身を沈めてトレイを乗せたテーブルに手を伸ばす。 傍らには双子の召使。 髪の長い片割れが翡翠の布を手に持ち、髪の短い片割れが男の髪を梳かし一つに結んでいる最中だった]
やあ、綺麗にしてきたみたいだね。
[ユニットバスから出てきたJadeを見遣る。 黒蛇を絡ませただけの姿に薄くわらい]
こっちへおいで。 着替えさせてあげよう。
[トレイの上に並ぶ一つの玩具を手に取りながら、 空いた手で青年を手招いた]
(+103) 2010/04/11(Sun) 19時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 19時半頃
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−ジェレミー私室− [石鹸は残念なことに蜂蜜の匂いはしなかった。 なので幾らか不機嫌を纏わせながら、男の手招きを見る結果になる。 随分偉そうな態度と仕草に軽く眉をはね上げて]
『…別に、一人で着替えられる』
[不機嫌は声にも表れる。 手招く男が何かを手に取った様子に、大きな溜息を一つついて けれど結局は男のほうへ足を向ける。 そうしなければ、服を着ることすら許されない]
(+104) 2010/04/11(Sun) 19時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 19時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 19時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 19時半頃
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おや… あれ、君、どうかしたのかい?
[志乃が、嬌声を上げて居る。 男は少しばかり眼を開き、直ぐにそれは弧へと変わり。 指は椅子の側面に埋め込まれ、掻きまわして]
何か気持ち良い事されてるんだ? ルーカス氏も、意地悪だねェ。
[彼女の足元には透明な水たまりが出来ているのだろう。 くすくすと笑いながら、視線は舞台へと戻った。]
(150) 2010/04/11(Sun) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 20時頃
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何言ってるんだい、Jade 御前はもう一人じゃ着替えどころか 歩く事だって許されて無いんだよ。 俺の許可無しにはね。
[変わらず口の減らない青年に男は愉しげな笑みを見せる。 玩具は彼の方からは動物の毛皮にしか見えないだろう。尻尾を模した其れを手に歩み寄る彼を頭の先から爪先まで眺め]
でもまあ、俺も奴隷を飼うのは初めてでさ。 躾って難しいよね。 そんなわけで、先ずは形から入っておく事にしたんだよ。
[まだ何も纏わないその腹へ、玩具を持たないほうの手を伸ばす。 髪を結い終わった召使はソファーの後ろでその様子を両眼に写しながらも表情を浮べない。薄絹を手にした召使もまた同じ]
(+105) 2010/04/11(Sun) 20時頃
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…。
[手に、何やら毛皮の様なもの。 歓迎したくないようなものだろうことだけは把握できた]
『…形?』
[男の褐色の視線に苛立ちは募る。 伸ばされた手に、嫌悪を示したのは視線と表情だけ]
(+106) 2010/04/11(Sun) 20時頃
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[金眼の男が、少女によって導かれ達するのを。 ルーカスが近くで何かしているのも。 笑みを浮かんだ口元の儘、漆黒の瞳で見詰めて居た。 終わる迄、彼らにコメントは何ひとつせず。]
…――感想、聞かせて?
[声を発したのは、随分とたってから。]
(151) 2010/04/11(Sun) 20時半頃
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そう。 飼い犬には尻尾が無いとね?
[握った玩具を見せ付ける。 此方に向けられる硬翠に映るのはやはりその毛皮部分だけ。 臍を突付き]
後ろ向いて。 付けてあげるから。
[笑みを浮かべた。 装着方法は口にせず]
(+107) 2010/04/11(Sun) 20時半頃
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No.4に500ポイント入りましたァ!
さ、他にいませんか?
(152) 2010/04/11(Sun) 20時半頃
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…は
[思わず呆気にとられた声が出る。 二秒、三秒。 ゆっくりと混みあがってくる苛立ち]
『誰がそんなもの……っ!』
[臍をつつかれて体が竦んだ。 くすぐったいのは、苦手だからだ。 硬翠は睨んだけれど、結局、男に背を向ける。 日に日に抗う気が下がっていくのは問題だと思いながらも]
(+108) 2010/04/11(Sun) 20時半頃
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[てっど。唇の動きだけで、呼ぶ。ありがとう、ともう一度、声にならない感謝を告げて。自分を見失わない青年の強さに感服しながら、後押しされるように身を起こす。唇に刷くのは、気丈で無理矢理な笑み。]
無理、は……そっちだったね。
[二人目、とは言われたけれど。くたりと力を失った男性器に手を添え、薄い精液を一舐めしてしまった。それも――ショウだから。想像していた通りの微妙な味に、顔を一瞬顰める。]
そん、な……!
[紳士から投げつけられる冷たい言葉に、道化の声が重なって、少女は快楽の余韻から絶望の淵に叩き落された。縋るように眺める先は、尤も苦手としている――ヴェスパタイン。この命令を下した主だった。]
(153) 2010/04/11(Sun) 20時半頃
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[ダヴィド。その名を聞いただけでは、出自が独逸であろうことしか思い至らないが。もしかしたら、父親が取引先としていた銘柄に鉄鋼所や鉱山も含まれていたかも知れない。 同じものを背負っている。そういう空気が彼からはしていた。 かたや、場に呑まれて痴態を曝す苦渋を受け入れた自分と、どんな辛苦にも堪えて志を曲げぬ彼と。 ――やっぱり敵わない、と思った矢先の入札だった。]
…………。っ……。
[悔し涙が浮かび、力の入らない手の内にぎりりと爪を立てて下唇を噛む。利用していたはずだったのに、と。]
優しい誰かだと、いいね。
[買われることすら、彼にとっては甚だ不本意だろうに。それでも、ここで犬死にするよりはマシだと少女は考えていて。ガラにも台詞がするりと滑り出た。]
(154) 2010/04/11(Sun) 21時頃
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くくっ……逆らうの?
[男の瞳が細められる。 愉しそうに問いかけながら、ちらりと視線を流した。 心得たと言う風に召使の一人がトレイから深紅の皮鞭を手渡す]
そう、よく出来ました。 言う事聞いてれば、其処まで酷いことにはならないさ。
[結局背を向けるしかないのだと、青年にも理解出来ているのだろう。 小さく哂って、次の命令を口にする]
脚開いて、こっちにお尻突き出すんだよ。 尻尾ハメてあげるから。
[手にした尻尾の先には電動式のバイブ。 その先端で臀部を突付きながら先を促す]
(+109) 2010/04/11(Sun) 21時頃
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[入札の声に、少女が絶望の色を浮かべたのを くすくす笑みつつ眺める。 道化の声のタイミングは素晴らしい、等と思いながら。]
(155) 2010/04/11(Sun) 21時頃
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……っ
[睨む。けれど、己に抗う術はない。少なくとも今のところは。 きり、と小さく唇を噛んで背を向けたのと、 男に皮鞭が差し出されたのとどっちが先だったか。 続いた命令にも、もう一つ眉が寄る]
『…ッ……。 ……立って?それとも、膝をついたほうがいいのか』
[吐き出した言葉は、相手に向けられる。 男のほうを見なくて済むのが唯一の救いだった]
(+110) 2010/04/11(Sun) 21時頃
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