291 Fate/Goddamned Omen
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[じ、と改めて顔を上げて。 この世界の者ではないというふたりを見た]
ひとの、こ
[“朕の”“貴方の”という区分をつけて語られる。 親のように、神のような語りを前に湧いて来る。 それはちょっとした畏怖めいたものだったのかもしれない]
かみさま
かみさまは せかいを、まもってくれる────?
[消えたくないって、世界が願ったならば>>230。 神は、応えてくれるのだろうか]
(235) 2019/02/11(Mon) 15時頃
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きえるの、 いや
[神を知らない人魔が例えば、願ったならば。 叶えてくれる神は、いるのだろうか。
一歩、砂を踏んで後退った。 きっと、何か、とんでもない出来事を今、 目の当たりにしてしまっている気がして*]
(236) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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外の世界と言っていいのかは、わかりませんが。 2つの世界が存亡を賭けて接するときに、 その世界を護ろうとして、召喚されたという意味では、 その地に生きる者にとっては不思議、かもしれませんね。
[こっくり頷く黒山羊さんをみながら、そんなことを]
都の人、だけではなく。砂漠も都市も シュメールやその世界で生きる人達 悪魔、と呼ばれる者、人魔、と呼ばれるもの。 樹が消えれば全てなかったことに、なるそうです。 この世界を消そうとする人と、あの都の者が会話の中で そういっていました、から。
――……私も嫌です、よ。 この世界が、消えるのは。哀しい。
[兄達の、紡いだ歴史も消えてしまうのなれば それはとても、寂しいものであります]
(237) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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いいこか、わるいこか、はわかりません。 私はこの世界にとっていいこでも、 この世界を滅ぼそうとする、 彼方の世界の人にとってはわるいこでしょう
この世界が、彼方の世界に潰されたくないと 拒絶しているのが、嵐なのではと思うのです。 次元の境界線のような、ものなのかもとも。
[とはいえ、キャスターなどでもないし 魔術的知識の面からしては、此方もまだまだ 確信には至っていないものですから、推察も混じります]
(238) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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アルシュ、という人物は。 確か、都の人が味方だといっていました。 ……貴方は、神都を知らないのですね。
近づいたら怒る。なぜなのでしょう。 貴方も、この世界の”子”でありますのに。 [都の者にとっては、守るべきは都の世界ではありましょうが 私にとって、守るべきはこの世界そのものでありましたから ――ですので、その揺らぐ幼子の声音に 何処か憂うような色合いを、私の声も帯びました]
(239) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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[ですので。世界を護るのか、と 英霊2人に尋ねるちいさな、黒山羊の子に 私は、自身の感じていることそのままを告げるでしょう>>235
ええ、敵であると娘に宣言するようなものですが ――この世界の”子”の問いかけなれば はぐらかしたりするのは、兄の守りたかったものに 泥をかけるようなものと、思うからであります]
山羊さん、いえヨグと、ルーラーに呼ばれているなら、 ヨグさんと呼んだ方がよいのでしょうか。 私は。貴方の生きる方の世界を護りたいと ――思って、います。 そのためにこの世界から呼ばれたというだけではなく。 消えたくないと望む貴方や、 世界を護る様に願う人達 その人たちの生きる世界を、未来を 摘まれたくないですから。
(240) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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(――でも、それはきっと、 あの義足の娘も、同じなのでしょうね)
[内心の言葉は、まるで水面に落ちる水滴の様に されど、小さく消えたくないのだと、 呟く幼子の、言の葉に>>236]
(241) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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貴方を消えさせなど、しません。 この世界で生きる、子供。この世界の子。 ―――あなたは私が、護ります。 [生前は神の化身でありましたが人でありました ですが、今は地の神の側面はありますが 純粋な神とはいえますまい。それでも
――神を知らない幼子の、願いを 叶えたいとも、思いますから。 私の声は、東洋の英霊の影響か。 少し風の弱まった砂漠の中で 確りと、意思を伝えるように空気を震わせましょうか*]
(242) 2019/02/11(Mon) 15時半頃
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せかい、そんぼう ……そとのせかいと、このせかいと たたかう、の
[今まで生きてきて、考えもしなかった事だ。 だけど、あのシュメールが動いているなら。 これは夢でも幻でもないのだろう]
かなし このせかいのひと、ちがうのに せかいがきえるの、かなしい おもってくれる
(243) 2019/02/11(Mon) 16時頃
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でも、いいこ だれかにとっての、わるいこでも せかい、まもる、してくれるなら あなた、僕はいいこおもう
[嵐は、世界の拒絶の現れ。 嵐の壁が境界であるのなら、 その外側にあった筈の大地を取り戻すには。 やはり、彼方の世界を退けなければならない]
あっちの、せかい ないないしたら、せかい、もどる
[ないないする、そう云った時。 別の世界が消えるのだという事に思い至って、 僅かに首を振るように毛並みを揺らした]
(244) 2019/02/11(Mon) 16時頃
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ごせんぞが、わるいこだったから それで、悪魔、いっぱいたべて ひとじゃなくなって、しまった、から たぶん
神都は、わるいこ、きらい わるいことして、いきるこ、きらい
[悪魔の力に縋ってまで生き延びる事。 それ自体がきっと、彼らの云う悪行だから。 深く考えた事はなかったけれど、 きっと、そういう事なのだろう]
(245) 2019/02/11(Mon) 16時頃
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いいの、いきていける 僕は神都じゃなくても、いきていける だから、おこられにいく、ない
それに、おこられても、だいじょうぶ にげたら、いい にげるの、とくい
[そういう風な体に、祖先が生んでくれたから。 憂うような声音にも>>239、ぶんぶんと首を横に振った]
ヨグ そう、僕、なまえ、ヨグ
(246) 2019/02/11(Mon) 16時頃
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[護りたい、ってその言葉に。 夜色の眸はひたと彼の姿を見詰めて]
せかいの、こ 僕、このせかいのこ
[誰も与えてくれなかったその肯定を、 確かな形として耳に捉えたならば。 ひとつ、ふたつ、感慨を噛み締めるように とんとん、とその場で小さく足踏みをした。
ぱたん、揺れた尻尾。 お行儀よく両足を揃えれば、 さくさくと砂を踏んで彼の方へと歩いて行く]
(247) 2019/02/11(Mon) 16時頃
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せかい、まもる 僕も、する
ここ、僕のせかい 僕も、まもる
[神様が護ってくれるなら。 そのお手伝いくらいはできなければ。
傍らで立ち止まれば、挨拶をするように。 首を深々と折ったのだった。 嬉しそうにぱたぱたと、耳を揺らして*]
(248) 2019/02/11(Mon) 16時頃
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陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/11(Mon) 16時半頃
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世界同士の、戦いです ……外の世界と、今のこの、世界と。 ――どちらにも譲れぬ、ものが、あるでしょう。 それでも私は、この世界が 消えてしまうのは、嫌だなと思うのです。
……あの世界にとって、わるいこでも、 貴方達にとっての、いいこ、で ありたいとも。
[――そのために、彼方の世界を滅ぼすことに なると、しても。 それはとても重い、重いことだと理解しても。 百万人、一千万人、一億人、百億人。或いはそれ以上の 此れから生まれる人も含めた未来を 消してしまうことに、なると、してもです
毛並みを僅か揺らす子に。怖いのでしょうか ……と、心配そうに見遣りつ]
(249) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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――私は、悪いことをしてでも 生きようとすることは、悪いとは思いません。 生れ落ちた命が、精一杯生きようとする証ですから 多分、神都の方にとっては、 わるいこのかんがえ、なのかもしれませんが。
ですがその世界のルールというものがあるということも 理解は、しています ……確か、都の歴史は4000程は続いているのでしたか ご先祖様がわるいこ、だったとしても 私は、貴方自身を、よいこ、わるいこの括りでなく 1人の、この世界に生きる子として、 好きだなぁと、思います、よ。
[この世界の創生に関わる影法師だとしても 神と、悪魔(羅刹)と、そして人 交わっていた世界に人として生きたこともある私は そう、ぽつりと 紡ぐのでありました]
(250) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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[神都を知らぬ子は、神都でなくても 生きていけるというその姿は 優しく強くも、何処か胸につまされるものがありました]
そう、ですか。でも…… 本当に良いの、ですか?
……にげる、ですか ヨグさんは、強いのですね。
[怒られても、逃げればよいのだと ――その理不尽に、逢っても 精一杯生きる姿は、眩しく思えます
見つめる視線、夜空を見返す榛は 大地の色合いをしていたことでしょう 己の心を言の葉にし、 誓い新たにしたならば。ヨグという名の 黒山羊のこどもを、見守ります]
(251) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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[どこか、噛みしめる様に、或いは確かめる様に 紡ぐことば>>247は鈴鳴るように聞こえます
私にとって、この子は守るべき世界の、 守るべき、子でありましたから 首を深々折る、山羊の子に そっと屈めば手を伸ばした私は、 その柔らかな毛並みに指を梳きつつ 額に接吻を1つ、落とします
この世界の子どもに、祝福を。そして 共に戦ってくれる感謝を]
(252) 2019/02/11(Mon) 16時半頃
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―― ありがとう、ヨグさん。 一緒に、頑張りましょう、ね。
[と、口元をほころばせたものであります、が ――……問題は、であります
周囲に火を浮かばせる恐らくマスターであろう、娘 そして、娘を自身の世界の者として認識している、東洋の英霊 彼らがどう、出るかはわかりませんので 私は1歩。ヨグの前に出て。2人がどうするかを じっと、眺めるので、ありました*]
(253) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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[例えばきっと、黒山羊が荒野を捨てて 神都に味方するよりもずっと、ずっと。 彼方の世界で生まれた者が 此方の世界を護るという事は 途方もない重みを孕む事なのだと。 薄らであっても、理解はできた]
だいじょ、ぶ どんなに、わるいこ、いわれても いいこ、あなた、いいこ
まもって、あげる あげなくちゃ
[震えた毛並みも、そう言葉を紡いだならば。 はっきりと、胸を張るように頭を擡げて]
(254) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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いきる、わるくない
すき
[鸚鵡返しに、反芻する。 そうっと、天を仰いで。 それから、大地を見下ろして]
すき
[むずむずと、くすぐったげに。 けれど、嬉しそうに呟いた]
(255) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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神都 きょうみ、ない、わけじゃない けど、神都のひと、いやいやする しかたないし 神都は、ちょっと、こわい
うん こわいはにげる、へいき せかい、きえちゃうは にげられない、へいきじゃない だから、がんばる
[夜色は、大地の色を見上げて]
(256) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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[屈み込むその手が毛並みを梳くのを、 眸を細めて心地好さげにしていたが。 額に落とされた口づけに まぁるい眸をぱちっと開いて]
────、
[それから、首を伸ばせばその毛並みを 彼の胸元にすりすり、と押し当てた。 夜色の、星のように淡色の散った、 その大きな巻き角でうっかり傷つけてしまわないように。 柔らかな喉を摺り寄せるような仕草でもって]
(257) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ありがと、すき、 すき がんばる、いっしょ
[ぱた、と耳を揺らして身を離したなら。 彼が一歩、前へ出るのを見守った。
薄っすらと、此処まで来たなら。 察する事がない訳ではない。 外から来た人は、きっと敵なんだ、って。
それぞ、彼のように“わるいこ”でもなければ。 そう、理解したのだ**]
(258) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ヨグラージは、ウツギの後ろでひとつ、心を落ち着けるように尻尾を揺らした◇
2019/02/11(Mon) 17時半頃
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…… う ?
[近づく途中に隠れた何か>>214。]
う う う ?
[生まれてすぐに殺された幼子が。 "幻想種"や人にに詳しいわけでもない。
マスターのような人とも。 焼いた悪魔とはまた違うような気がして。 心底不思議そうに幼子は左右交互に首を傾ける。]
(259) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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[張り付いた嫌な気配。 今も何も履かぬ足を引き、火の粉散る裾を引く。 幼子らしい単純さで無視をしているが。]
で でも ? ぅぅ? でもの のいど ?
ぁぅぅ。 わたし、かぐちゃん。ばーさーかー。
[ゆらゆら左右に揺らしていた首。 まるで知らない呼び方>>217に、首を傾けた形で止めた。]
(260) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ぅ ぅ おそいかかるめだつ。 なるべく、しない。
やくそく。
…… ぁぅ、きたらやくころす。
[怪鳥のように攻撃して来たら仕方ないが。 そうでなければ、戦わないと、再度ふるふる首を振り。]
(261) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ぅ かる ?
[浮かぶのは、何を言って>>226いるのだろう。 そう言いたげなものを顔に浮かべ。]
わたし みずばちがう。 わたし なかま、さがしてる。 さーばんと、こっちいたさがしてる。
[知らないか?と言いたげに。 幼子はじぃとまっすぐにその顔を見上げる。 目的の相手が去って行ってしまっているとはまだ知らぬ事。**]
(262) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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[近づけば、その輪貌はより明らか>>184-186になる。悪魔にも似ている黒山羊は、言葉を介して──わるいこ?と問われたならば、 ッ、と息を呑む。鼻腔を啜って、なにか、匂いを嗅がれている?悪魔の声、と言うならば、思い当たるのは──]
── わっ 私は 美味しく ないよ …… ?
[なにせ、人語を解す人魔(デモノイド)という存在を、初めて目にする。知能の高い悪魔もいるのかと、おっかなびびり、じぃ、と向けられる視線にのけぞった。害意がないと読み取れば、その毛並みを眺める余裕なんてなく──
歩みを止める。>>193 英霊の、手にする端末。 此方に向けられる静かな視線>>195。
きゅおおん、と音を立てて魔術回路を開きながら。 対し、瞳細め、綴じた扇にくちびる隠す英霊>>198の、 指先優雅に舞わせゆくならば、空模様から変えていく。
……… 多少でも、魔術の知識があるならば、 天候操作は時計台指折りの魔術師でも、叶えられない程の現象。 耐極限地帯用の防護術式も過剰であるとばかりに、
自動的に機能を止めた。]
(263) 2019/02/11(Mon) 18時頃
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─── あなた は 。
[呆気にとられた表情を、雅な声色>>205に呼ばれれば、 その言葉の意味を、英霊の顔を見上げながら考える。 嵐の側の、人の子。 つまりは、この地より見えぬ嵐の外。]
…… はい。 この世界の、嵐の柵向こうから。 、、、私たちの世界を守るために送られた、マスターです。
私の名前は、波照間乃花と。
(264) 2019/02/11(Mon) 18時頃
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