213 舞鶴草の村
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― 壱区/傾城町 ―
[金の卵、もとい瞽女と別れてからしゃなり、しゃなりと行きよりも少ししっかりとした足取りで壱区へと引き返す。もうじき昼見世が始まる頃、その前に遊女の顔を見ておきたい。 其れはほぼ毎日の日課となっており、楼主にゃ『そんなに頻繁に来なくても』と呆れられる程である。だが、“商品”をよく知りもせず客に売りつけるのは性に合わない。しっかりと仕事をし、しっかりと金を頂戴すること。
其れが正しい商売の在り方だと昔から自負していて、未だに其の考えは変わらない。]
――亀吉は居るかねェ。 ちっと何時もの用事があるんだけど、
[花車にそう声を掛けている途中、見覚えのある銀髪>>88が視界に入って。手短に礼を言うなり、]
(99) 2015/01/19(Mon) 04時頃
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おィ、亀吉。 今日の上臈の様子はどうだィ? 莫迦なヤツらに高く売れるような上物が居るといいんだけどねェ、
[煙管を手にそんなことをぽつり。そう言いながらも其れ程の期待はせずに男の方を見ては口の端を上げて。 『最近は鼠がどうのって弛んでいる女が多い』と小言を漏らし紫煙を吐き出して、どうにか締め上げてやらなきゃいけないと小さく唸り声を。
鼠に何か盗まれる以前に商品が悪くなっちまったとありゃあ、笑えない話だ。**]
(100) 2015/01/19(Mon) 04時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 04時頃
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かっか。んじゃ春松は奴さんのことを信じちゃいねぇんだな、やっぱり。
[あんまり好きでもないらしい。その勢いでか、団子をさっさと平らげやがった>>97。 『人の噂も七十五日』ねぇ。本当に奴さんが噂だけのやつならそうだろうなぁ…酒の肴としちゃぁ、噂で終わるのか、現れるのか、どっちが面白いかねぇ。 …どっちでもいいか。ネタなんざいくらでも湧いてくる。酒は湧いてこない。…残念なこった。 俺もようやく団子を食い終わって、勘定。坊主の分もまとめて出しちまおう、気付かれないうちに。]
…あの坊主の分もまとめてだ。ごっそさん。
[こっちに向けられてる坊主の目線に今気付いた。そうか、ぬるっとしちまってた。]
なかなか面白かったぜぇ春松。あんがとな。
[鼠小僧のことも、なんとなーく信じてるのか信じてねぇのかってところの話が聞ければ十分だしな。坊主が刀見るのに飽きたら、また別んところを散歩するとしようかねぇ。]
(101) 2015/01/19(Mon) 04時半頃
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[見世の様子を見て暫くすると、よく知った声>>99がかかる。毎日欠かさず昼見世を見に来ては、こうして遊女の情報を仕入れに来るのだ。]
ああ、おもん姐さん。いつもどうも。…良い知らせは生憎ないけどね。………前に話した鳥屋についた花魁、もう使い物にならない。
[近付き、あまり人に聞こえないようにそう言った。…使い物にならない遊女をどうするのか、その先を思い浮かべて思わす溜息が漏れそうになる。遊女を悩ます梅毒は、商品を管理する側をも悩ますのだ。]
今日も昼見世出てるから見て行くといいさ。白い顔に梅の花が咲いて、ずっと惚けてるから。…それでも、って客が居たら売り込んでいいけど。あとは…
[他はそんなに大きな話はない。足抜け企んで死んだ切見世など、商売を左右するほどではないものはさらっと済ませる。]
(102) 2015/01/19(Mon) 07時半頃
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ある程度話したところで、『最近は鼠がどうのって弛んでいる女が多い』と小言がきこえる。…鼠?と軽く聞き返しながら、聞き覚えがあるなあ、と首を傾げる。]
…ああそうだ、鼠小僧だっけ。ウチの上客がやられたものだから、その話で持ちきりさ。…尤も、そんな鼠が居るかも知らないけどね。
[上客に…いや、上客の金品に被害が出ると、遊女の質も変わる。これっきりにして欲しいものだ、と軽く苦笑いを浮かべながら呟いた。そして冗談めかしく、『姐さんも気をつけてね』と付け足した。]
(103) 2015/01/19(Mon) 07時半頃
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――ええ、その通り。異国の者ですよ。
[外人か、なんて。あまりにも直球な問い>>89には、思わず口端が上がる。せめてもっと声を落とす事は出来ないのだろうか。そもそも本人の前で言う事ではないだろうに。
相手の口から症状が聞けたのなら、差し出した手を下ろして棚に向かう。呆けた様に此方を見る視線は中々に煩わしかったが、奇異の目に晒されるのもいい加減慣れた。とはいえ、苛立ちは未だ変わらずにあるのだけれど]
貼り薬と塗り薬、両方出しておきましょう。 少し痛めたくらいでしたら、すぐに治ると思いますよ。
[棚から幾つかの薬を取り出し、紙の袋に入れて勘定場へ戻る。次いで紙に値段を書いて、袋と共に相手の方へと。 二つを差し出し料金を待っていれば、未だ呼ばれる呼称に首を傾ける]
……なんでしょう?
[問いが飛んでくるのならば、一つ二つくらいなら答えてやっても良いか、なんて。上から物を考えながら、彼の疑問が口にされるのを待った]
(104) 2015/01/19(Mon) 08時半頃
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喧嘩屋 辰次は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 09時頃
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[明らかに不愉快な態度>>104を取られた事には気づけなかっただろう 何故なら、興味のほうが勝ったからだ。 薬と共に請求書を差し出す髪は、金色に揺れていて。 淡々としているが、その明るい色を見る]
センセは、獅子… んーと…
"らいおん"って知ってるか!? ガオーって、でけぇの!
[体を大きく広げて、その雄雄しさを表現しただろう]
ふっさふさの!金色の鬣の!
(105) 2015/01/19(Mon) 09時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 09時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 09時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 09時半頃
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[居心地の悪い視線を感じながらも待っていれば、向けられた問い>>105に目を丸くする。問いとはそれの事なのか。あまりにも予想外なもので、暫しただ彼の顔を見詰めるだけになってしまう]
…………は、
……嗚呼、はい。ライオン、ですか。 ええ、まあ知っていますよ。
[漸く平静を取り戻せば、淡く笑みを浮かべる。顔に張り付いたそれが、苦笑だか嘲笑だか、薬師自身にも分かりはしなかった。
体全体で雄々しさを表現する少年には小さく肩を竦め、その幼い所作に呆れを覚える。人の良い大人ならば、これを見て微笑ましいなどと思ったりもするのだろうか。薬師には到底理解出来ないが]
故国で何度か目にした事もありますが、ああいう凶暴な手合いは僕は好きませんね。
["猫は好きなんですが"、なんて。 獅子が好きらしい少年に意地悪く言ってみれば、どんな反応が返ってきただろう。少しでもその無邪気さに水を差せないか、なんて。何とも大人げない話だけれど]
(106) 2015/01/19(Mon) 10時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 12時頃
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[真っ直ぐに向けられた視線が、何秒かの間を置く。 そして言葉を告げられては、鼻で笑う様な笑みなど気にならなかっただろう] すッッげぇ!見たことあるのか!! やっぱ、獅子も麒麟も、実在するんだな!!
[…と、大きな声を挙げそうになった所で、冷ややかな視線に気づく ここは 騒いでいい所ではない。 それを視線で非難されたのだろう そう解釈して縮こまる]
でも…
[それでいて返事をくれた事が嬉しくて。 少し声を押さえ気味に、続けた]
猫、僕も好きだぜ。 ふわっふわしてて、暖かくて、可愛いよな
[初めて接した「ガイジン」 異国の人と、自分との、共通点がある事が嬉しかったからだろうか ”同じだな”なんて、ひとつ。]
(107) 2015/01/19(Mon) 13時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 13時半頃
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[>>84両の瞳が光を知っていたならば、口を閉ざした女性のその表情を、知ることはできただろうか。 ・・・だけれど どのみち。 幾ら知れた所で、触れた所で 女の口にするところは、自身の手のひらの大きさを優に上回っているのだから。]
幸せそうで何よりだよ、 あんたらふたりとも。
[>>90あまりに悪意の無く響いた訛りの声に、やれやれと息を吐きながら。 見ても触れてもいない世界をどうこう言う道理は そりゃあ確かに無ぇ、と さっさと引き下がるに限る。
吐いた言葉は若干、投げやりじみていたけれど。]
(108) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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[一部では神の遣いとまで言われる瞽女に、強欲であれと嘯く女の指先は それでも似合わず細い。 適当に肩を竦めながら、離れた腕からは興味を無くして意識を逸らす。
結局は、簡潔に告げられた名前を復唱して、声と手のひらの大きさと共に心に仕舞って。 言葉の端々から滲む欲に、ひとつ大きく溜息を吐いてみせ。]
芸へのお捻りは大歓迎さ。 銀貨くれたっていいんだよ?
[飄々と告げられた言葉には、けれど嗚呼 ようやく “瞽女” として見てくれた と、唇を緩めながら、冗談めいて声を返した。
三味線を背負い、笠を引き下げて。 無骨な杖で カン、 と地べたを叩けば、ざりざり草履を引きずりながら。 底知れぬ女に、背を向けたのだったか。*]
(109) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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― 肆区 ・ 商店街大通り ―
[さっさと離れた旅籠へも女へも、もう振り向くことはないまま。 かつり、かつり、杖を鳴らして行く先を確かめながら、ゆっくり歩みを進めた。 取り留めのない会話で溢れる雑踏の中、にわかなざわめきを 敏い耳は鋭く拾う。
何気なく耳を傾けるに、自分も耳にしたことのある “噂の二枚目役者” が、近くに居る様子。>>75 それは彼に語りかけるものだったか それとも潜めた黄色い声で囁かれる賛辞だったか はたまた別の何かか。 其処はさして問題ではないから、それ以上耳を傾けることはしない。
ただ、同じく “芸の道に通ずる者” として。 もしくは件の大泥棒と似て、“話題を集める存在” として。]
(110) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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おぼろ。朧、ねェ。 名前の響きだけ聞きゃあ、良いもんだ。
[自分が把握できる情報なんて、そんなところ。 例えば彼の追っかけからすれば、憤慨されても良い台詞だろう。 だけれど生憎 目で見て取れる美醜には興味がない。]
お目にかかってみたかったねえ。 さて、何が綺麗で何が醜悪かなんて、あたしにゃさっぱりなんだけど。
[もしかすれば、ついと視線を巡らせたなら その姿を見られる距離に居たやもしれない。 だけれど当然、瞳に映すことはなく。歩を止めることはなかっただろう。*]
(111) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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[そうして再び、肆区から伍区の方面へ。 人波に流されるがまま、ゆらりゆらりと歩を進めようとしただろう。
ざわざわと耳を擽る雑踏は、外からの刺激に欠けるこの身には、どうにも心地好い。 そんな喧騒を受け入れながら。 自分が今立つこの場は どんなものかしら。 見えもしない景色に、思いを馳せる。
―東の地平から昇った 青っ白いお天道様が。 ―お空の天辺へ差し掛かる頃には 見上げた瞳を焦がして眩ます。
―誰もが等しく 真っ直ぐな光を浴びて。 ―彼方へ 此方へ 忙しなく行き来して。
―それがやがて 西へ姿を隠すのと一緒に。 ―人々もまた、明かりを灯して温めた家へ ばらりばらりと、帰って行く。]
(112) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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[・・・唄として描かれた情景はどれも、正しく自身の瞳で認めたことなどない。 けれど誰かが描いて 誰かを伝って そして自分の唇へと辿り着いた、その景色。 確かに実在するはずの、その景色。
ぐうるりと巡らせた思考は、そのまま。 地を叩く杖の音に合わせて、呟くように言葉を紡いだ。]
――…人の世は、其処で生きる人は、 こんなにも……、
(113) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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[ 『 ――――“美しい”。 』
喉元まで出掛けた言葉はそのまま、唇を噤んで呑み下す。 “唄”として口にするならまだしも。 自身の声として 言葉として 形にしてしまうのは。 余りに“柄ではない”ものだから。]
…そういうもんかね。
[誤魔化すように捻ねた言葉で押し流して、その後はぴったりと 口を結んだ。 感情を言葉にするのは、得意じゃない。**]
(114) 2015/01/19(Mon) 14時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 14時半頃
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[嗚呼、此方の国では獅子は見られないものなのか、と。故国にある動物の収容されている施設を思い描きながら、ぼんやり考えた。 知らず冷ややかな視線を向けていただろうか。五月蝿い相手が縮こまれば>>107、僅かに気も持ち直すというもの。
けれどまるで喜ばしげに続けられる押さえた声には、何とも調子が狂わされてしまう。 言葉の中にある棘を、この少年は理解していないのだろうか?いいや、していないからこんなにも無邪気なのだろうけれど。昼間に助けた彼といい、こういう手合いには、どうにもペースを崩される]
…………そう、ですか。ええ、可愛らしいですよね。 生憎、僕は猫を抱いた事もないんですが。
[動物と子供には嫌われる質だから、生まれてこのかたペットというものを飼った事は無く。それ故、猫が好きというのもただ外見やその性質を指したもので]
ふわふわ、ね。 それは確かに、暖かそうで宜しい事です。
[少年の言葉に感化されたからだろうか、軽い口調で言って肩を竦める。 良い気分ではないが、悪い気分ではなかった。少なくともまあ、今後彼が店を訪れても追い出さないくらいには、認めてやっても良いかもしれない]
(115) 2015/01/19(Mon) 14時半頃
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――さ、お代を。 子供相手でもまけたりはしませんから、あまり怪我はしない方が良いですよ。
[勘定場へ戻り、とん、と。机の上を叩く。 物騒な獲物を持っているけれど、日頃こうして怪我をこさえているのだろうか。それなら"お得意様"として期待は出来そうだが……子供をカモにするのは、流石に多少寝覚めが悪い]
(116) 2015/01/19(Mon) 14時半頃
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―伍区―
一仕事終わり散策していると人々の話が聞こえてきた。
『鼠小僧っつう奴がいるんだってよ』 『何でも奪った銭を庶民にばらまくらしいじゃねぇか』 『そんなお方がいるならおいらのとこにも来てほしいもんだねぇ』
この町の人間は幸せな人ばかりだな。 実在しないものに希望や夢を抱いている。 そのようなものを求めるなら役者小屋にでも見に行けばいい。
「銭や小判を貰っても幸せになれるとは限らないのに・・・」
そう静かに呟きながら話する町人を横目に通り過ぎた。
「麩の焼きでも食べて帰ろうかな。」
(117) 2015/01/19(Mon) 15時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 15時半頃
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[苦笑いを浮かべる男>>98の表情を『なんかよく分からねェけど変な顔してらァ!』と指を指してけらけらと笑う。とっちゃんにゃ『人を指さすんじゃない』ってよく叱られるが内緒にしておけばきっと暴露やしないさ。 それでも男が気ィ利かせて見せてくれた刀を手にすれば多少は顔を引き締めて。色んな方面から其れを眺めてはとっちゃんの真似をして撫でたり、うん、と頷いてみたり。ちょっとした刀匠気分を味わってみる。これが中々に楽しいんだ。]
ふぅン、真剣を持つ仕事かァ……格好良いなァ。
[とっちゃんの造った刀を振り回すってェのも悪くはないなァ。――でも、やっぱりとっちゃんの後を継いでかっけェ刀を造って、たくさんの人に使ってもらいたいかな、とか。 隣りのにィがどんな仕事かは知らないけれど刀を使うのなら立派なとっちゃんのお客様だ。ん、と刀を男に返すとにっかりと笑って、]
(118) 2015/01/19(Mon) 16時頃
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もし刃こぼれでもしたら、僕ん家に来いよな! 僕のとっちゃんならどんな鈍らも大業物にしちまうのさ!
[誇らしげに胸をどん、と一回拳で叩いて見せ。]
かーっ!やっぱり団子と茶は合うなァ!
[男の真似をして茶を啜って、ふと閃く。少しだけすこぉしだけ酔っ払いをからかってやろう、と。なァに、そんなに悪いことはするつもりなんて無い。ちょっと驚かしてやろうと、ただそれだけさ。 ――あまり僕を小僧小僧って呼ぶ仕返しだね。]
ああ。そうだよォ。 僕が鼠小僧だィ!
っつっても酒飲みから盗みてェもンなんてねェけどな!
[自分なりに鼠小僧の演技をしてそう言ってみたけれど、何だか気恥ずかしくなって直ぐに「なんてなァ!」と種明かし。演技なんて生まれてこの方――人に見せたことはないから其の出来すら自信も持てなくて正直ちょっと後悔しているのはにィに絶対絶対内緒だ!]
(119) 2015/01/19(Mon) 16時頃
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おう! まァ、僕のものが何か盗まれたら信じるけどなァ……、
――いや、盗まれるものは家にねェけどよ、
[無くなって困る、と言えば『とっちゃん』くらいだけど……人間を盗むなんて有り得ねェだろうし、うん、やっぱり困るものなんてないや。 ぴょん、と立ち上がって団子のお代を払おうとしたら店のとっつぁんがにやにやして首を横に振る。どうやら『お代は要らない』ってことなんだろうけど、何でだろう。訳が分からずに首を捻るばかりだ。 『なんでだろうなァ』なんて辰次にィに呟いてみるけれど、きっと真相は分からず終いなんだろうなァ。]
ん。僕も、楽しかったよ。にィ。 また会ったら遊んでくれよな!
[店の外に出ればぶんぶんと勢い良く両手を振ってご挨拶。一通り別れの挨拶を済ませれば、お世話になった男の背中を見送ろうとして――ひとこと。]
(120) 2015/01/19(Mon) 16時頃
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――鼠小僧に気をつけるんだぞ!
(121) 2015/01/19(Mon) 16時頃
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丁稚 春松は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 16時頃
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ー現在ー
[夜見世が始まってから二刻ほど経っただろうか。客入りは今宵も上々…といっても売上金の殆どは楼主に入り、若い衆には全くといってもいいほど入らないのだが。それでも賑わいを増す遊郭は美しかった。
座敷の割り振りや酒瓶の整理をしながらも、視線の先は若い衆と遊女に向いていた。若い衆は楼主が借金の肩に連れてきた青年で、僕よりもいくつか老いている。遊女の方は……お取り潰しされたどこぞの大名の末娘だ。毎日泣いてばかりで仕事にならない彼女が笑うようになったのは、あの若い衆が傍につくようになってからだ。嫌な予感が頭をよぎる。]
……駆け落ちなんてしないでね、本当に。
[もっとも僕がしたのは彼らの身の心配ではなく、自分の仕事が増えることへの心配だったのだが。同僚を監視しなければならないという自分の立場に辟易しながら、黙々と仕事を続けた。
こうして単調な日々を過ごしていると、いっそのこと全て辞めてしまおうか、なんて考えてしまう。楼主に借金をしているわけでもなく遊女に手を出していない僕は、その気になればきっと抜けれるだろう。]
(122) 2015/01/19(Mon) 16時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 16時半頃
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そそ 鼠小僧。
劇や端唄では義賊やと 描かれとうけど いまをときめく噂のおひとは 実際どないなもんやろか。 なんでも盗んでしまうゆうけれど ほんまにそやったら 恐ろしゅうなぁ。
[物思いに紡ぐ世間話 浮世離れた愚鈍さで にこにこ 話を広げるけれど 薬師はあまり興味なさそうだったか>>76
是非行きますよ と色のいいお返事にはハイ と頷いて お礼の際に 劇場の招待状も持って行こうかと
真昼間の逢引き そういったふうにからかわれるかもしれないことを 薬師はあまり気にしてはいないようだったか 自分ばかりがあわてて やはり気恥ずかしい]
(123) 2015/01/19(Mon) 16時半頃
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芝居小屋の置き薬が丁度 のうなりそや 座長さんにも紹介しときますね
[普段から鈍くさいもので 小さな傷が耐えなかったり 感冒にやられたりすることも少なくはなく お薬にはなにかと縁が深い この薬師ならば信用が置けそうだと 鞄からのぞく薬瓶をみて こくり頷いた>>77]
いいえ 気に入ってくれはるとええんやけど
[薬師が小包を受け取れば パァ と目を輝かせたか 彼が こういった反応を不得意とすることは 鈍感な女形には まさか気づけるわけもなく すこうしかたい笑顔は 不器用なおひとなんやろか くらいの違和感にとどまり
差し上げた金平糖は 彼の舌の上で溶けるものと 信じて疑いもせず。]
(124) 2015/01/19(Mon) 16時半頃
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[自分をしずかに見送る "鳥渡いけずやけど 親切な異人の薬師さん" に
去り際 もう一礼だけしては 背中を向けた。*]
(125) 2015/01/19(Mon) 16時半頃
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役者 鏡花は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 16時半頃
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猫を抱いた事が無いって? そりゃあ、勿体無い!人生の何割か損してるぜ!
[「大袈裟だ」と笑われるだろうか。 だが、好き と言った物に触れた事が無いのは残念だ。
そして代金を請求されると、何のためにここに来たのか思い出す。 傷の痛みがじくり と蘇る。最も、先程よりは幾らか良くなったか
にしても、だ]
(126) 2015/01/19(Mon) 16時半頃
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おいおい、「子供」はやめてくれよ これでも、もう、18歳なんだぜ?
[ここに来て初めて眉を顰める。 じゃら と銭をばら撒くと、傍らの包みを手に取って、踵を返す]
じゃァな、らいおんのセンセ! 今度、怪我した猫が居たら連れて来てやるよ
[繊細そうな瞳に、獅子の様な雄々しさは無かったけれど。 どこか鋭さを持つ彼を そして何より金色の髪を持つ彼をそう呼び、店を後にした]
(127) 2015/01/19(Mon) 16時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 16時半頃
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―肆区〜伍区―
[ぱきりぱきりと小さな音を立て、甘ぁい飴細工を味わいながら道を進む。 ずうっと前に昇ったお天道様は、少し斜めに此方を見下ろしているようで。 特にこれから用事も無いので、通りがかった異人の家>>81で世間話でもしてはみようかと思うたけれど。 だけれど中から聞こえた別の声>>107には、"お邪魔しちゃ、悪いかなァ"と下駄を潜めてその場を離れはしただろうか。
そうしてもう少しだけ足を進めたその先で。 棒の先に付いた兎は、とうに胃袋の中へと収まってしまっていただろう。 飴細工の棒をふりふり歩いていれば、何やら威勢の良い声>>121がするじゃあないか。]
……ほんま。 何処も彼処も"鼠小僧"やねぇ…人気者は、大変なことや。
["曰く、鼠小僧に盗めない物はない。" この国に、この街に来て幾度と無く聞いてきたその言葉を思い返しながら、手にした棒の先をぼんやりと見つめ。]
(128) 2015/01/19(Mon) 17時頃
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