18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 02時半頃
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[ 抱きしめられたときも、髪に何かが触れたときも、やまなかった歌が、 体が宙に浮く感覚、耳元の風を切る強い音に、止まる。]
――パコ…!
[ 漆黒の狼に、悲鳴のように細く、声をあげた。]
(68) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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…………っフランシスカぁぁぁぁぁぁぁ!
[飛び跳ねる、その姿。腕に抱いた、その姿。
認めたくない、うつつよに。月夜の、うつつよに。
叫ぶ。叫ぶ。さけぶ]
やめろ、そこまでにしやがれ、とめろ。 ――いまなら、間に合わせてやる。離せ。
[荒げた感情を抑え、だが、声は張り上げ。 両の足の力だけで、飛び起き、
ただ、殺気だけをみなぎらせて。]
……止めろ。 俺の惚れた女に、それ以上の手は出すな。
殺したくは、ねぇんだ。
(69) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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[同意を求められると苦笑して]
……そう、ダネ。 この状況だけじゃナイ、人狼ッて存在を生み出した天も、時間を巻き戻すことが出来ないのも、全てが現実であることも、ひっくるめて『くそったれ』だと思うヨ。
[危険と分かっているのに自然と目を閉じる、フランシスカが人狼なのかどうか、自分には確実と立証出来る証拠がない、ドナルドのように粗暴なら殺す事とて厭わなかっただろう。 しかしフランシスカは――]
ホント、今、すッごく辛いヨ。 何が正しいのか、分からナイ。 フランシスカは、いい子じゃないカ……
(70) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 02時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 02時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 02時半頃
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[フランシスカがタバサを抱きしめる。 これで終わりか、と息を吐こうとしたが、刹那、タバサを抱きかかえたフランシスカが跳ぶ。 人のそれとは考えられない力で。 舞い降りた漆黒の毛並みを持つ狼。]
――タバサ!!
[その姿を目にし、叫んだ。]
(71) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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―― おおかみ。
[月明かりの下で、フランシスカは漆黒の狼へと。 呆然としそうになるほど、その姿は美しく。 しかし抱えられたタバサの姿に、その名を思わず叫ぶ]
タバサ……っ!!
(72) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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――ッチ! 面倒な事しやがッて!
[挙動が、遅れた―― 目を離すべきではないと分かっていたのに、油断したのか――
しかし、相手がそう動くのであれば手加減は不要だ。
ならば、やはり――] 所詮は、ただのケダモノかヨッ!
[怒りが体を駆け巡った、逡巡はこちらが勝手にしていた事、しかし散々逃がすヒントは与えたにも関わらずそれをせず、人を襲うその行動]
ウォアアアアアアァ!
[曲刀を真っ直ぐに『投げ』た、狙うは大きく迫り出した人狼の肩、そして飾りの音を響かせて鞘を手に人狼へと向かう]
(73) 2010/07/08(Thu) 02時半頃
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[ 目の前に揺れる、狼の尻尾。 舞うようにくるりと背を向けて、人間達の方へ、叫ぶ人々の方へ、向き直るフランシスカに、手を伸ばそうと]
――待って―― だめ、こっちを見て――!
[ もう誰のことも殺させない、ペラジーを殺す票を投じたときに、誓ったのに。 人狼に人は殺させない、 人に、妹を、殺させたくない。 そう願っていたのに。]
フランシスカァ!
(74) 2010/07/08(Thu) 03時頃
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[皆の声、視線。
それをその身に受けて。
溢れる想いは“声”に乗せて。
そして聴こえた姉の声に。
ぴくり肩を震わすけれど。
姉に視線を向けることはなく。
ただただ威嚇するように。
皆の方へと視線を向ける。]
(75) 2010/07/08(Thu) 03時頃
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[やがて。ヤニクが動いたか。
――ただのケダモノ。
その言葉に、少女は心の内で、そっと笑みを浮かべる。
それで。いいのだと。]
(76) 2010/07/08(Thu) 03時頃
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[向かい来るヤニク。
投げられた曲刀を避けるでもなく。
ひらり舞って尻尾ではたき落そうと。
まるで、後ろにいる姉を庇うように。]
(77) 2010/07/08(Thu) 03時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/07/08(Thu) 03時頃
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[傍らから響く、雄叫びと、糸を引くような、銀のきらめき。 そのきらめきに、弾かれるように。跳ねる。走る。疾る]
フランシスカ、てめぇ、やめろっつってんだよ。 死ぬな、殺すな、この馬鹿野郎。
[手にした投げナイフを、投げる。 ――決して二人には当たらぬ、その足元へ]
獣なら、獣らしく、襲われそうになったら逃げろっつってんだよ。 人間様の言うことをききやがれってんだ。
[一気に駆け寄ろうとして、叫ぶ]
はやくこっちにきやがれ、タバサ。
…――まとめて護ってやるって、いっただろうがよ! 勝手に死ぬとか、ゆるさねぇっつってんだよ!
(78) 2010/07/08(Thu) 03時頃
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…ヘクター!
[ 自分を守るように動いた狼の後ろで。
ヤニクが迫る。煌めく鞘を。 見た。
伸ばした手は、狼の背を通り越して、愛する男の方へ――]
(79) 2010/07/08(Thu) 03時頃
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