198 かるらさんのうなじ争奪村
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―雑踏>>353― ――ふ、
[一度瞬いたが、気づいたらしく、 ごく小さく笑った]
月餅は、……おいしいやつ。 月蝕、な。
(354) 2014/10/08(Wed) 21時頃
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……綺麗、っていうより、少し怖くね? 月が喰われて赤くなっちゃうんだぜ?
[彼には見えてないとは知らず。]
ラスボスとかの、仕業かもなー。
(355) 2014/10/08(Wed) 21時頃
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月餅食いたくなってきたな。
[玲が小さく笑った。 つられて笑う。]
つか、こんなところで月蝕が見れるとはな。 宇宙の神秘だ。
[そして、玲に歩み寄った。]
どら、もう少し近くでみるか?
(356) 2014/10/08(Wed) 21時頃
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[1人になって、当てもなく。 椿を確認する気は今はない
憑き物が落ちたような、でもまだ尋ねないといけない人はいる]
…満月…
[自分にも月蝕は見えない。 そんな時間にはいつも寝てしまっていたから]
(357) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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[ふらり、足が向く先は曼珠沙華の元。 雑踏との対比は鮮やか。]
……?
[人影が見えた気がする。 自分とは対照的な白いいろ]
誰だ?
(358) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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―雑踏>>356―
……夜店で、売ってると思う?
[気持ち、重くのしかかっていたものが降りたような心地から、少し、身軽になったような風に謂う。]
……本当だ、懐かしい……な。
[じわり、沁みるような。 歩み寄ってきた甲斐を見上げて、首を傾ぐ]
近くで、って……?
(359) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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[足音が近づいてくる。 月を見上げていた視線を、足音の方へと向けた。
赤い色。 花と、同じ色だ]
三垣、くん?
[さっき声を聞いていたから、わかる。そういえば、面と向かって話すのは、この夢の中で初めてだった]
(360) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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ラスボス? 相変わらずおもしろいことを言う。 まあ月が食われて赤くなるなら、確かに何か…
[と紡いではたと気づく]
―――月が赤いのか?
[気づいた違和感]
(361) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 21時半頃
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>>359
近くといえば近くだよ。
[そして、どっこいしょと後ろ向きになって、玲の横しゃがむ。]
ちょっとでも違うと世界が違うからな。 いいからのってみろって。
[背負う構えであった。]
(362) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 21時半頃
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翔…か。
[色々話を組み合わせていれば、残るのは彼だけだ。 祭りには不似合いな服は逆にこの閑静な花畑には似つかわしいのかもしれない]
よう。元気?
(363) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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にゃ〜ぉ。
[月明かりの下には猫はお約束でしょう。 遠吠えのように鳴いてみましたが、 シルエットがあんまり様になりません]
にゃ〜。へくちっ
(364) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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元気だけど……いろいろ考えてた。 久しぶり、だね。中学校でいなかったし、12年ぶりくらい?
突然いなくなったから、びっくりした。
[相対してみれば、三垣くんは以前の彼とどこか違っていた。 大人しくなった、と言うのとも少し違う]
三垣くんこそ、元気だった?
(365) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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―雑踏で>>362―
……え、え?
[戸惑う間にしゃがんでしまう。 彼を見下ろすのなんてはじめてである。]
おれ、……重いと、思うよ? 謂っても、大の男だ。
[――しかしながら、退きそうにもないし、昔も、そうだった。 困ったように小さく唸ってから]
……少し、だけ。 無理だったら、すぐ、下ろしてくれ な。
[そ、と肩に手をかけた。 本当に、大きくなった。と、思う]
(366) 2014/10/08(Wed) 21時半頃
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考えて…こんなとこにいんの? そんな前だったっけ。最後は。 別に、突然っていうか、誰にも言ってなかっただけ。
元気っちゃー元気。そうでないと言えばそうでない。
お前は俺に恨み事とかないの? 約4名ほど苦情を頂いてやっと2名ほど解決したとこなんだけど。
(367) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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[僕は、昔彼のどこが怖かったのだろう。 吹奏楽部でいじられたこともあったけれど、僕は不思議と、部活での思い出に嫌なものは少ない]
月が、きれいだね。 上も下も、赤いものだらけだ。
(368) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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>>366 まぁ、重いだろうな。でも、特訓だ。
[とかなんとかいいつつ、玲をおぶると、なるべく高く、と担いで、そして、歩きはじめる。]
どーだ。 こういうのって。
[もちろん、吾郎自身の視線よりも高い場所。]
落なきゃ、反ってもいいんだぞ? きひひひ
[少し、下品な笑いをたてる。 もし、玲が本当に反ったならば、それと同時に歩みを速め、 次には、かなりの駆け足で走っていく。]
感想きかせろよ…。
[そう言った声は弾んでいた。]
(369) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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―彼、或いは彼女に―
[空に浮かぶ月は欠けゆき、鬼灯の灯りのように赤みを強めていた。 ガラス瓶が曽井の手から零れ落ちる。
割れた欠片はシャボン玉のものと混じり、指で掬い上げようとしても元には戻らなかった。]
………どうぞ、これを。
[咲ききっては居ないが、白い椿花を麗人に差し出した。]
きっと、此方の花の方が咲くと――思うから。
(370) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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いや、立ち止まって考えてただけだよ。さっき、曽井くんに会ったから。 なんだそれ、元気なのか、元気じゃないのか、はっきりしなよ。 恨み言、言って欲しい?
[お礼を言いたかった、のに、あの生き物があんなことを言うから、言っていいのかわからなくなった]
僕は別に、三垣くんのことは嫌いじゃなかったよ。 姉さんはいろいろ言っていたけど。
うん、あの時は、怖かったけどね。今は、怖くない。 今の三垣くんが、じゃなくて、僕が怖がらなくなったんだけど。
(371) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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そりゃな。昔はよかったねとか素直に言えるほど 俺がガキん頃に綺麗なことしてないだろ。 思い出したら俺のグラスハートは粉々だよ。
言いたいことがあるなら、どうぞ? 今ならなんでも聞くよ。
…お前もやっぱ、変わったんだね。 よくても悪くても、人間ってやっぱ変われるんだ。
[あんな怖がりでずっと自分から逃げてた翔だったのに]
(372) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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―雑踏で>>369― 訓練って、ブルース・リーの――― ぅわ、 っと……!
[流石に視界が高い。慣れない。 反射的に思い切りしがみつく。]
す、すごく、新鮮…… 反ってって、なんで―――
[謂いながらも 月を、見上げる。近いだろうか、 少し、近づくか、それは知らず、背を反っていて]
ひ ゃ、 !
[とたん、流れ出す景色。駆ける駆ける、疾風のようだ。 またもしがみついて、心臓は早く打つ。]
(373) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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ゴロウは、だーっしゅだーっしゅだしゅっ!
2014/10/08(Wed) 22時頃
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……三垣くんが、いなくなったのは寂しかったよ。
――恨み言、終わり。 本当はお礼を言いたかったんだけどさ。 僕の今があるのは、三垣くんのおかげだと思うから。 ……そうだね、変わった。僕もだけど、三垣くんも。他のみんなも。 変わらない、なんてこと、あるのかな。
[少し間を置いて]
うちの姉さんはそのままだけどね。
(374) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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うん。 月が……そう、なんか影に隠れて、
ぼんやり赤いけど……
[違和感]
カッちゃん……? 見えてねーの???
(375) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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トレイルは、懐かしい歌だと思ったけど結構必死にしがみついている。
2014/10/08(Wed) 22時頃
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>>373
こーいうの、よくないか?
[そして、駆け抜けた先は、ススキ野原。さっきの曼珠沙華の海とは対照的だろう。 だからこそ、月も映える。
そして、そこまでいくとしゃがんで、玲を下ろす。]
はーー、やっぱ、いい運動だわ。
[そういいつつ、想像以上に息はあがっていない。 ただ、一応、やれやれというポーズ。]
で、どうだ? 感想は。
(376) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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寂しかった?……お礼?俺が、何かしたっけ?
[入部届を偽造して…その後はかなり避けられてた思い出しか無い。ずきりと足の古傷が痛む。手に少し、しびれが走り]
変わったって、知らなかった。言われるまで。 フタをあけたら、ただ何も知らなかっただけだったんだよな。 ガキの頃は…本当に、何も知らなくて…でも、それでよかったのに。
お前のあの姉貴は…しおらしくなったら世界の終わりじゃないの。
[唯一立ち向かえなかった女傑だ]
(377) 2014/10/08(Wed) 22時頃
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[願うことしか出来ないのなら、白椿の方が適しているのだろう。]
可愛い、あの子の……ため、に?
[誰の為に? 集めた花で、何をする?]
風、が………
[鬼灯の灯りが揺らめく。 「気をつけて帰れよ」>>0:347>>287だなんて、懐かしい声が聴こえた気がした。]
……そういえば、卒業式の時だって、僕は勝丸くんに言えなかったな。
―――気をつけて、帰るんだよ。勝丸くん、君が此処に居るのなら。
どうぞどうぞ、気をつけて。
(378) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 22時半頃
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―甲斐のうえ>>376―
そ、 そ だな、 ふ、…… なんだか、ジェットコースター、みたい、だ
[ふふ、と確かに、笑う。 駆け抜けていった先はススキの原。 銀色の海のようで、ぁ、と感嘆の声が漏れる。]
……心臓がまだばくばくいってるん、だけど
[胸の辺りに手を置きつつ、 息が上がっていない様子に感心する。]
―――、……、びっくりしたけど、 たのし、かった。……な。
[そうして、また、少し笑った]
(379) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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[白い影は椿の花を持つ佳人に微笑みかけます]
いいの?白い椿で。 赤い椿は、君には必要ないものだった?
[にゃー。猫の鳴き声は夜空に響きます]
白い椿、君は何を思って咲かせたのかしらん?
(380) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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いつもかまってくれていた相手がいなくなったら、寂しいものだろう? それに、中学校の僕なら、怖がらずに話せたはずだから。
三垣くんが、僕を吹奏楽部に入れたから、僕は楽器を奏でることの楽しさを知ったんだ。 だから、ありがとう。
……子どもなんだから、知らなくても充分なんじゃないのかな。 僕も、いろいろ知らないままだったし。
三垣くんは、知りたくなかったんだ? 何を?
(381) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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>>379
そっかぁ!楽しかったか! なら、よかった。
[そして、野原にどっかり座り込む。]
少し、元気出たか? お前、小学生のころから、おとなしかっただろ? 俺、どーやってお前を笑わすか、よく考えてたんだぜ。
ここにきて、また澄ました顔ばっかりしやがってよ。
[それでも、満面に笑うことはない玲。 でも少しでも、嫌なことを忘れられればいい。いつもそう考える。]
(382) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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そう。楽器が。よかったじゃないか。 …俺はもうできないんだよ。悪いな、一緒に喜べなくて。
[自分は無くしたものだ。相賀との確執は和らいだとは思っているけれど、 それでも「好きなこと」をしている彼へ僅かな嫉妬が浮かぶ]
知りたくなかった…うん。知りたくなかった。 自分がしたことで相手がどう思うか、とかさ。 これでもずっと悩んでたんだよ、あの頃のこと考えて。
(383) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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