198 かるらさんのうなじ争奪村
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そうだよ、高原くん。 当時は僕も高原くんのことは顔を知ってるくらいだったけど……。 この世界だと憶えてるのか憶えてないのかわからない名前まで、思い出すんだな。
[高原勝丸、下の名前は憶えていなかったけれど、聞いてみれば、そんな感じだった気がする]
大きくなったと思ったけど、相変わらず姉さんと似たような身長だけどね。少し、僕の方が高いくらいか。 久しぶりに日本に帰ってきたけど、この町は、あんまり変わらないね。 垢抜けた、かな。あんまり意識してないけど。
[自分の姿を見下ろす。 甲斐くんの質問には頷いて蝶ネクタイの花を示した]
(260) 2014/10/05(Sun) 22時半頃
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アランは、皆わた菓子好きだな…などとぼんやり
2014/10/05(Sun) 22時半頃
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……、
そうか。
変ってる ―――か。
[憂いのある、苦笑いのような表情を>>257浮かべた。]
うん、でも、元気そうで ……よかった。
[甲斐がいうには、陸――松戸も居るらしい。 記憶を鮮やかに蘇らせる、鈴の音が聞こえる気がした。]
(261) 2014/10/05(Sun) 22時半頃
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――― あの
[――近くの、そう、高原と甲斐に向けて ひそりと尋ねたときに 腫れ物に触るような、声になって]
とも って ――― 三垣 くん? ……
(262) 2014/10/05(Sun) 22時半頃
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>>260
蝶ネクタイか・・・。 なんか、こう、すごいところで働いている?
[翔から見せられて、なんだかやや、印籠気分である。 悪いお侍さんのように平服したい気持ちになったが。 ぶんぶん正気に返るよう首を振って。]
というか、そうだな。 この、今は、俺らに害が及ぶようなことはないみたいだ。
むしろ、花を綺麗に咲かせろ、と、言っている。
赤が?白が? これは、俺には、なんだかさっぱりだ。
わかるか?
[勝丸、玲、翔を順に見て]
(263) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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ゴロウは、>>262玲のつぶやきには、気がついて、頷く。
2014/10/05(Sun) 23時頃
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ゴロー……
あー、あー!あー!あー! そうそういたいた!武道家のな!まだ緑ジャーなんだ!すげー!
[記憶の扉、開かれる。 その後は堰を切ったような思い出話し]
おう、アーサーのご主人だったぜ! あいつはもう、次の世界救いに行っちゃったけどな。 [手首には、色褪せた赤い首輪。 それを見せて笑うけど、自分からは名前を言わない。
本名で名乗らなくなって、数年は経つ。 日常では特に名前なんて必要ないし、 今の自分のアイデンティティは、猛獣使いから譜術師に転職したワレンチナだ。 音譜を並べて魔術を紡ぎ、人の心を動かす魔法。]
(264) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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あー、うん。 キミも、覚えてる。 あの、夕映えの色。
[ゴローが離れている間、そんな風にポツリと語って]
ずりーよなぁ、あいつばっかあんなにでかくなって! オレもも少し背が欲しい! [そんなことを愚痴ったりなんだり]
おー?なになに、みんないんの? なんか、まるで同窓会みたいじゃね?
(265) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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[同窓会、それならなおさら……]
やっぱこれ洗ってくるわ。 こんなんじゃカッコワルいしさー。
[そう言って離れて、ひとりお社へ。手水場でバシャバシャ髪を洗う。
いつだっけ、川岸で遊んでて。 誰かとふざけてて落ちてびしょ濡れになって、着替えとパンツまで借りちゃったような……]
(266) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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トレイルは、甲斐の頷きに、明らかに表情を強張らせた、
2014/10/05(Sun) 23時頃
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>>262
ああ、三垣だ。 玲は、あいつを覚えているのか?
[少し、さっきのことを思い出して眉を寄せる。]
まぁ、なんか小学校の時もいろいろ噂もたったけれどな。 あまり気にしなくていいと思うぞ。
[それは慰めになっていたか。]
(267) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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― 回想 ― >>264
[アーサーのことをきけば、 やや、寂しげな顔になった。]
そっか。奴は、次の時代へと旅立ったんだな。
[それを死と表現せず、 しかも、あくまで明るく話してくれるカケルの言葉に、 最後はふっと笑んだ。
そう、英雄の旅立ちは祝福をしなければならないのだから。*]
(268) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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別に、すごくないよ。ただのステージ衣装。 今は、ドイツのオケにいるんだ。
[甲斐くんの問いには首を振る]
きれいに咲かせるのって、どうするんだろうね。 今でも、咲きかけてはいるけど。
三垣くん、さっきいたよね? どこか行ったのかな。
[さっき耳に入ってくる音だけを聞いていたけど、子供の頃の声しか知らないから、甲斐くんが呼んでいた名前でしか判断できないけれど。 辺りを見回す。お礼を、いってもいいのだろうか]
(269) 2014/10/05(Sun) 23時半頃
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――少し前>>255
前もろくにみず俺の背後にぶつかったみたいだからな。 人を探していたんじゃないか、と思っている。
[そう言って最初に合った時のことを思い出し、無意識に背中をなでた。 今思えばそれ以外にも要因があったかもとは思う。 例えば、俺よりも前に陸にあっていたこととか――…
そう思うだけで口には出さなかったが]
(270) 2014/10/05(Sun) 23時半頃
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[持ってて良かったマフラータオル! ぐしぐし頭を拭いて……]
…ぁ。
[御社で出会った白い姿。何があったのかは今は語るまい。
やや呆然とした顔で、ふらりと夜店通りへと戻っていく。]
(271) 2014/10/05(Sun) 23時半頃
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[覚えてるかわからない名前まで、と言われて思わず噴き出す。
あの時の同級がここまで言えるなんて。
怯えたような姿しかみてこなかった身としては、月日の長さがここまで変化させるのかと驚くばかり]
俺も似たようなものだからなあ。分からないでもない。 でもあのまま音楽を続けていたんだな、良かったよ。
[放課後に聞いたあの音はとても綺麗だったな、と思い出して]
(272) 2014/10/05(Sun) 23時半頃
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>>270
なるほどな。 まぁ、でも、友に必死においかけるような奴がいるっていうのは、案外いい気もするな。
[そういえば友が人に執着する姿はみなかった。 まぁ、放っておいても、自称友達、は増えるような男だ。
逆にそう考えれば、 きっと、大丈夫、な奴なのだろう。
むしろ、こんなに気にされてて、さみしいとか、 本当には少しは思うのかもしれないが。**]
(273) 2014/10/05(Sun) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 23時半頃
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[なまっしろい手には、御社で渡されたホオズキの提灯。 どこか現実味の無い祭りの中をふらふらと彷徨って……]
(274) 2014/10/06(Mon) 00時頃
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―少し前のこと>>265―
[夕映えの、という表現には面映げな表情をうかべた。 懐かしい、同じ景色を思い出しているのであろうか、と思う]
背か。――そうだね、 欲しいって、なかなかムチャを。
[物言いが、昔と同じようで、笑みを誘う。 同窓会と謂う単語には、やはり少し複雑な表情を浮かべた**]
(275) 2014/10/06(Mon) 00時頃
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―現在:雑踏>>267―
……覚えてる
[ばつが悪そうに、何からも眼を逸らして 地面の端、石畳を見た。鬼灯の提灯が、ふらふらとたよりなく彷徨う]
……、――どう かな
[なぐさめになるか、といわれれば微妙なところだ。 気遣いであろうと判断して、バーで浮かべるのよりは、やや頼りない笑みを浮かべたのだった。]
(276) 2014/10/06(Mon) 00時頃
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うん、中学に入ってヴァイオリンに変わって、……なんていうか、すごく自分にしっくりきたんだ。 部活には、姉さんもいなかったしね。
[姉は、音楽の授業が苦手で、だから僕がいても吹奏楽には入ることはなかった]
だから、音大に行って、留学して、……今は仕事にしてる。
[口元に、笑みが浮かぶのは好きな音楽のことを考えている時だけ]
(277) 2014/10/06(Mon) 00時頃
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―回想:金魚―
[理論の証明は見事に叶った。>>169 笑みは笑顔は伝い広がる。 これもお祭りという感じなのだろう。]
素直……あぁ、何でだろうね。 あまり抵抗がなかったんだ。
[夜風に髪が揺れる。 刈り上げた後ろ髪。前髪は随分と伸びた。
黙りこんでしまった曽井とは異なり、陸は何か得心したようだ。>>170]
(278) 2014/10/06(Mon) 00時頃
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―回想・>>265
でかいって言っても、さっき会ったが吾郎たちも俺とそこまで変わらなかったし、実際低めなのはお前だけ……
[と、そこまで口にでて思いとどまった。 そして肩を軽く二度叩く]
まだ成長期が来てないだけかもしれないからな。 20過ぎても伸びると聞くし、カケルはこれからかもしれないぞ。
[だがその響きは慰めのようにしか聞こえなかったかもしれない]
(279) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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[離した手。 その刹那に掴まれたような気がしたけど それはあっさりと解けてしまい、振り返れずに。
拒めない性格――同時に、伝えられない性格だと思い出せないくらい、きっと冷静じゃなかった。]
……――、
[先程まで引いていたぬくもりの余韻。 標となる鬼灯に指を伸ばすと、それは動く。 戯れにくすぐれば、それはきゃっきゃとはしゃいだ。]
ったく、 科学者泣かせもいいとこだ。
(280) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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―回想・>>263
[同じように見やれば、自分の元にもふわふわと小さいものが。 目で追っていると花の事について聞かれ、ふと考えを口にする]
色の違いについてはよくわからないな。 だが少なくとも、どちらかを欲しているのはわかる。 そして両方ともが自分たちの"何か"に関係しているだろうことも。
―――愛しさと優しさという単語も聞いた気がするから もしかしたら感情の起伏に関係があるかもしれないな。
[横目で自分の蕾を見る。 白が七分で赤が五分咲といったところだろうか。
時折聞こえた歌の歌詞の、意図までには考えが及ばない]
(281) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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[右手には、残念賞のピンクの水風船。 左手には淡く灯るほおずき提灯。
狐につままれたような顔のまま、ふらふらと通り過ぎるところ。
祭囃子が、遠く聞こえる。]
(282) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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[遮られて言えずにいたが、 隣で吾郎が頷いたのを見てそれに追従した>>262]
こちらに来る前に話をしていた赤いフードが友だったが… ―――大丈夫か?
[強張らせた様子に心配になって顔を覗きこむ]
(283) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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アランは、トレイルまた機嫌を悪くするだろうか――そう思いながらも、玲の頭を撫でた。
2014/10/06(Mon) 00時半頃
アランは、トレイルまた機嫌を悪くするだろうか――そう思いながらも、玲の頭を撫でた。
2014/10/06(Mon) 00時半頃
サミュエルは、アランに話の続きを促した。
2014/10/06(Mon) 00時半頃
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[遅れてくる後悔。 ニコルを置いてきてしまった、と。 けれど戻ることもできなくて、苦笑いしかできない。]
怒ってるかなー……
[賑わいへと身を戻せば、いくつかの人影が見えた。 というか、まるで気付かせるかのような、鬼灯。
足は、止まる。 まだ認識まではできないが、そこには複数名。 どうしたものか、と考えてしまう。
"この火が消えるまでは" >>#5 タイムリミットがあるのなら迷う時間は無駄と同義。 足取りは重く、歩みは再開。]
(284) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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[そこで、ふらりとよぎった別の人影(>>282)。 その影にも浮かぶ鬼灯。 ずっと皆を見てたからか、不思議な力が働くのか、 認識するのに苦労はしなくて]
カケ、ル……?
[けれど確信は持てず、音にする。]
(285) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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―雑踏― [鬼灯の提灯をふわりと片手で受け止める。 鞄にそっと差し入れた。口から明かりがふわりと見える形だ。 星とは違う輝きだけれど。 その奥に、椿の白と赤―――どうやって咲かすかという話に花びらがふるりと震えた気がした。>>281>>263>>269 ]
…… 感情の 起伏。そうかもしれないな。 …… 紅さす唇には愛しさ か
[――ふと、自身の唇に指先を触れる。 思う、のは 。]
……、 人を探して?……そうか……
[三垣が居なくて、今。ほっとしている。 謝れるなら謝りたいと思って、けれどきっと其れはただの自分の自己満足でしかない。]
(286) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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……うん?
[懐かしい呼ばれ方。]
そーやって呼ばれるの、久しぶり、かも。 お前えっと……確か……。
[直ぐに名前が出てこなかったのは、おかっぱメガネの印象が強過ぎたからか]
(287) 2014/10/06(Mon) 00時半頃
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トレイルは、アランに撫でられて、少し驚きつつ、 そろりと、見上げた。機嫌を悪くしているわけではないが――
2014/10/06(Mon) 01時頃
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[返る返事。ああ、やっぱりそうだ。]
うん、 いいよ、うん。 俺、たぶんキノコ頭じゃないと認識されないんだ。
[思えばキノコ頭に赤フチ眼鏡に白衣だなんて外見的に特徴がありすぎたわけで。今は眼鏡しか残ってない。]
友も気付かなかったし、ニコルも惜しかった。 ――正解は、松戸 陸 です。
[と、笑う。呼ばれ方が久しいなんて言うから]
んで、今は何て呼ばれてんの?
(288) 2014/10/06(Mon) 01時頃
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[浮かべた笑みを見れば、 音楽が心の支えになっているのは見てとれて]
――仕事。 なるほど、好きなものを仕事にできたのか。
きっと、いや、楽しいんだろうな。
[その言葉の端に混ざるのは、羨望だったのかもしれない]
(289) 2014/10/06(Mon) 01時頃
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