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──ヴェス、お前の力を借りる。
[青年は黒き翼を得る。 猜疑が爪を研ぎ、再び蘇った正義《バルメロス=ラフェリオン=レイオス》が牙を剥く。 女神の詠が青年を癒す。同胞の魔法がその身に宿る。 かつての仲間達の力と共に、この世界は救済される]
───この世の摂理≪PERFECT HUMAN≫の中心部へ行こう。この手で再び、核《コア》を守ろう。
[青年は手に『剣』、背に『翼』、そして瞳に『未来』を─── すべてを終わらせるため、飛び立った]
(69) 2016/12/11(Sun) 00時頃
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本日中に〆る事が難しそうでしたので村の更新を延ばさせていただきました。(なおシステムの更新日時的に延ばす必要はなかった模様)
次の更新は12/12日 0:00(日)の予定となっております。
今回も〆の様子を見ながら更新致しますので、各自コミットしていただけていると助かります。
なお本日は
【吊り】シメオン
【噛み】すきにしてくれ
です。よろしくお願いします。
(#0) 2016/12/11(Sun) 09時半頃
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[引き抜いた剣≪Lightning sunshine Excalibur≫を持ちどこで得たのか、翼≪世界の希望≫を得て飛ぶトレイル≪世界の幸福の象徴≫飛んでるその姿は(>>68,>>69)は…まさに人を超えた≪英雄≫そのものと言える。
そしてその位置は奇しくもデメテルが飛んでいた位置そのもの。 彼女が見ていたのが英雄との「過去」なら 英雄が見ているのは仲間との「未来」だろうか]
(70) 2016/12/11(Sun) 15時半頃
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仮初め≪TUKE-YAKI-BA≫の翼…か。 そんなに高く飛ぶと溶けてしまうんじゃないか?
[そう言って、地を這う果実トカゲを掴む。]
変化せよ。 Klinge, die durch das Wachs schneidet. ≪蝋を切り裂く刃≫
[鍛えたあげた己の黄金律≪筋肉≫をもって刃に変化させたトカゲ(元果実)を上空のトレイルに投げつけるだろう。 地に落とすために]**
(71) 2016/12/11(Sun) 15時半頃
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「………ああ。幾らでも持っていけ」
[嘗てあの男に渡した、己の半身が目醒めたのを感じる。
時が、来たのだ。
"O"の因子をその身に取り込み、-終末の王-≪0≫として祭り上げられたのはシメオン ─────バルメロスが世界樹の中心に姿を消して幾百年、茫然と森で人の真似事をして過ごしてきた自身の無聊を慰めてくれた少年であった。]
(72) 2016/12/11(Sun) 21時頃
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[裁きの夜《JUDGEMENT NIGHT》────────その正体は「限界まで世界の歪みが元に戻ろうとし、エネルギーが爆発することで起こる世界の焼却と再生成≪cutopus≫」である。
"O"はその円環の中に歪みを取り込み、循環させる事で応力を中和、生成されたエネルギーを世界の器≪-SaBaR-≫の維持に回す濾過器の役目を持っていた。
何らかの理由により"O"の崩壊を招き、その因子を身に受けたシメオンは≪0≫-終末の王-として歪みのエネルギーをその身に引き込み、裁きの夜《JUDGEMENT NIGHT》を招き入れる起爆装置と化したのだ。]
(73) 2016/12/11(Sun) 21時頃
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[友情、団結、絆、仲間意識、家族。 興の色失せる単語を羅列させれば、背中から感じる温もりに目を据わらせた。
空蝉を嗤う闇が集う、今。>>58 頬を撫でる風は何処か煩わしく感じる。 其れは世界樹の元に眠る記憶をまぶたの裏に映し出したからだ。
O ≠ェ欠けた夜に、王は満ちた。
それから僕らは共にいた。 タケシの森で厳選を行う時も タケシの実狩り≪Omaera-Ningen-Ja-Nee!≫のときも そして帰ってくるのは… ──── ≪こ↑こ↓≫なのだ。]
(74) 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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[理不尽に嘆き、百万の現実で希望を失った、未来を渇望する飢えた狼の様な少年に、救済を指し示した2人の影は強く残っている。
そう、少年は 一人ではない 希望を抱き、足を進めたように >>1:45 理想を描き、X≪解≫をぶつける。]
(75) 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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…お臍、冷やさないようにねぇ?
[王《全てを救済し者》>>59へ投げた言葉から、瞬時に彼>>68へと目を向ける。 ───来た。 風で髪を乱された女神の様に“英雄”《バルメロス=ラフェリオン=レイオス》の気配を感じ取ったなら、契約の鎖により悪魔に命令を打ち込む。 其の牙は躍る人形、正義を振るう英雄に向かうだろう。
蝋を切り裂く刃>>71と共に、 約束された勝利の聖剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が総てを引き裂くその時まで。]
(76) 2016/12/11(Sun) 22時半頃
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――お前も「モノ好き」だよネ
[細まる瞳は、どこか楽しそうで。]**
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[核《コア》の待つ中心部へ向かう青年を、蝋を切り裂く刃が捕捉する>>71。 同時に冥府へ堕ちた兵《Undead》が踊り、迫り狂う>>76。 特に抗う様子を見せず、刃は翼を突き抜け、青年は地上へ落ちる。 落ちた先に待ち構える《Undead》達に、聖剣を揮い浄化《Obutu-ha-syoudoku-da》する。 中心部へ辿り着く前に再び邂逅することになろうとは]
──シメオン。《O》から産まれ堕ちた歪みの因子>>72,>>73。 俺の双魂《ツインソウル》、寝起きの半身に些か手厳しくないか?
[円環をその身に宿した際に、英雄から零れ落ちた歪曲の因子。 彼《O》と青年《O》の魂は、ひとつだった]
(77) 2016/12/11(Sun) 23時半頃
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そこの君は…まさか守り手か? 堕ちたか…、ローキャドルが悲しむぞ。
[少年を見据え、ナ・プトゥの森に眠る彼を想う。 かつての仲間と対峙する悲しみに浸っている場合ではない。 残された時間はあと僅か。 きっと救って見せる。いや、救わなければならない]
(78) 2016/12/11(Sun) 23時半頃
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[自分の放った刃は、溶けるように翼を切り裂き、英雄≪トレイル≫が落ちる。 しかし、それは落とされたというよりかは、降りてきたという表現が正しいだろう。 友の軽口(>>76)に応えて余裕を見せるも、そうでもしなければこちらが負けてしまいそうな予感さえする。]
癒してくれる女神はいねぇんだからヨ。 臍冷やしちまったらお前が、膝枕でもして≪可愛らしく癒やして≫くれヨ?
[Thanatosの顔は見えないが、笑っているだろうか?
英雄≪トレイル≫の方に向き直り、双魂の存在を言われれば、首を振る。それはトレイルの言葉を嘲笑ってるようにも…悲しそうにもみえた。]
(79) 2016/12/12(Mon) 00時頃
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あいにく、俺の″O″は不完全に欠けちまってるんだ。 …双魂≪ツインソウル≫の感覚なんてとっくの昔に…
(80) 2016/12/12(Mon) 00時頃
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忘却≪ワス≫れちまったよ。
[己の拳を握る。例え、彼の聖剣≪Lightning sunshine Excalibur≫よりもリーチが短くとも…]*
(81) 2016/12/12(Mon) 00時頃
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[シメオンの拳が襲いかかる。 青年は動かず、黙って拳を受け入れる。 その重みは青年の身体を揺らすが、青年は沈黙を貫く。 聖剣≪Lightning sunshine Excalibur≫を握りしめる手に力が入る。 半身から発せられた言葉に、ふっと俯き小さく笑う。]
───そうか、…それを聞いて安心した。
[黄金の粒子が空中にぶわりと舞い上がる。 救世の光と謳われたそれが、聖剣を、周囲を包み込む]
(82) 2016/12/12(Mon) 01時頃
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──────束ねるは星の息吹。輝ける生命の奔流。
[青年は呟く。 半身を自ら手にかけるその悲しみも、痛みも、全て飲み込む。 青年の感情に呼応するように、聖剣は光り輝きを放つ]
────シメオン、お前を救う、俺の魂の謳をどうか。
(83) 2016/12/12(Mon) 01時頃
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──約束された勝利の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫
(84) 2016/12/12(Mon) 01時頃
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──どうか我が半身に、穏やかで…安らかな眠りを。
[黄金に輝く光の柱が天高く伸びていく。 その光はあまりにも眩しく、そしてとても優しかった]
(85) 2016/12/12(Mon) 01時頃
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[──本来であればO・cuto・pus暦528、バルメロスが消えたその日。≪0≫-終末の王-と化し英雄に斬滅されるのは女神Δημήτηρ, Dēmētērである筈だった。]
[女神の持つ神核レベルの動力源を世界の心臓≪コア≫に捧げることで、"O"は来るべき修正力の嵐《JUDGEMENT NIGHT》を調和しうる力を得るためだ。 女神の替わりに世界の中心へと身を沈ませた≪英雄≫の魂は、確かに常人ならざる物であったが 世界の寿命を数百年引き延ばすのが関の山であった。
……そもそも人の身で、世界の炉心を補えた事自体が異常であるのだが。]
[しかし此処に今運命は収束し、人理運営の為の取扱説明書≪PERFECTHUMAN≫のままに物語は幕を閉じようとしている。]
(86) 2016/12/12(Mon) 01時頃
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[女神は炉に焚べられ 英雄は剣を取り この世全ての悪は≪0≫-終末の王-に抱かれて融け 世界を廻る]
[………バルメロスが居なくなってから、脱け殻と化していたこの身に 細やかな光を届けてくれた小さな友を犠牲にして。]
(87) 2016/12/12(Mon) 01時頃
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[魂の双子達の叫びが反響し、拳と剣とが、虚空を切り裂き交錯する。 そしてあまりに眩く 優しい光の柱が二人の姿を包み、天空へと消えていった。 ────雲がはらはらと千切れ、暗黒とかがやきとを孕み、東から西へと流れていく。]
[余りに美しく、残酷な葬送の灯であった。]
(88) 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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[全力を込めて放った拳…それは、トレイルを貫かなかった 確かに、手応えはあった。 しかし、揺らがない。
先ほどよりも近づいた距離。 微笑む英雄≪世界の 幸福の 象徴≫
下まつげの数さえ数えれそうなその距離であったが、 光る粒子≪救世の光≫が集まってきたことで、ぼんやりその姿が霞む。 近くから優しい声(>>83)が聞こえる。]
(89) 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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救うだって? 3人揃ってない世界で救われたって困るゼ。
[全ての哀しみも、心の痛みも、傷ついた身体をも癒すような救いの光。 飲み込まれたいだろう?そう問いかける心に抗う。救われるのは僕ではなく世界なのだから。この癒しすらまやかしだと足掻く。]
「僕」に救いがあるとすれば、 また、ナ・プトゥの泉で3人で心から笑える日を
(90) 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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ナァ?
[そう問いかけた声はもう聞こえないかもしれない。
何せ、先に…彼の言う平等な救いが訪れるのはこの僕の身なのだから。]
親友よ。
[Thanatosが最も嫌うであろう、「愛」やら「絆」やらを彷彿とさせる言葉を送る。
これに対する憎まれ口は想像ができるくらいは長く共に居た]
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[これでかけた″O″は輪廻に戻り、修復され、いずれ完璧となり…世界は均衡を取り戻すのだろう。絶望に息喘ぐ人の慟哭≪On dull ur git an Deep Scar≫も溶けて消え、活気溢れた世界へと戻るだろう。 何よりも優しい≪平等な≫剣≪死≫が僕を貫いていくなか、そんなことを考えた。]**
(91) 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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〈───余分な芽がアンタにとってかけがえのない命だった場合も、アンタは取り除いてしまうのかい?〉
[ねおう、と 何処かから猫の鳴く声が聞こえてくる。>>1:208 しかし投げられた賽は既に 無慈悲な結果を眼前に突き付けていた。 なればこそ男に願えることは、ただ一つしか有り得なかった。]
(92) 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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[この光は…何処までも…届くのだろうか?
タケシを共に取りに行く約束、破っちまったナ…
ヴェスは…まだ、森の奥で引きこもってんだろうか? あんとき…街へ連れ出しときゃよかったな…
ナ・プトゥの泉の仲間≪赤い絆≫と違って…その後悔は空へと溶けた]
(93) 2016/12/12(Mon) 01時半頃
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