60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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ピッパに2人が投票した。
へクターに1人が投票した。
テッドに3人が投票した。
ルーカスに3人が投票した。
ルーカスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ノックスが無残な姿で発見された。
ジョージが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ヤニク、ピッパ、サイモン、へクター、テッド、イアンの6名。
|
― ノックスとヘクターの部屋 ―
[そして、ノックスが完全に眠りに落ちた時、 ヤニクのほうを振り返る。
その眸にそれまでとは違う、暗い何かを滲ませながら…。]
俺は……
そうだな。
[しばらく顎にてをあてて、考えて…。]
貴方の部屋に行きますよ。
[ノックスを抱えている姿にカメラを構えながら。]
(0) 2011/08/10(Wed) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 00時半頃
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[何度もフィリパの中を蹂躙し、ぐちゃぐちゃに濡れたそこから己のモノを引き抜く。 ふるりと身を震わせ、意識を失った彼の口元へ押し付けて、どぷりと最後の精を吐きだし、寝台へと座り込んだ]
……ふぅ。 さすがにやりすぎたか。
[何度となく精を吐きだしたせいか、甘いしびれが残る腰を一つ撫でて。 ヘクターとジョージの方へと視線を移す。
気がつけば、何時の間に薄れてしまったのか。 その場に残るは甘い薔薇の香りではなく、青臭い精の匂いばかり]
(1) 2011/08/10(Wed) 00時半頃
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―ヘクター・ノックスの部屋―
……お前、 こんなときに何を撮ってるんだよ。
[見誤らせるのは、動揺故だったかもしれない。 その瞳の暗さには気づかないまま、部屋の扉を蹴りあける]
……なんで俺の部屋に。ま、いいけど。
[その思考の沈黙の後の言葉を聞きとがめながら、 眠りに落ちたノックスを運ぶために部屋を出た]
(2) 2011/08/10(Wed) 00時半頃
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花を咲かす……か。
[眠ってしまったノックスの言葉を思い出している。
そう、最後の告白を聞いて、
自分の憧憬が彼に移っていった気がした。
代わりに、芽生える、どす暗い心持。]
薔薇が、糧を求めている…のか。
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[薔薇の香の消えた部屋、白にまみれ意識を失った姿は 情事の後を色濃く残し最後に咥内に放たれた精を口端から零して。
閉ざされた瞳から流れる涙は堕ちた身を嘆くものなのか、 それとも――――…*]
(3) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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>>2
[撮っていることをまた咎められる。 だけど、そのノックスの表情は、
ヤニクに抱かれて、自分には幸せそうに映った。
ああ、だから、 本当は撮りたくない。
矛盾する心。]
(4) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 01時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 01時頃
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[そして、部屋からノックスを連れてヤニクが出て行ってしまえば…その背中をやはり舐めるように見て…。]
――…だって、貴方のこと、 知りたいから?
[つぶやいて、その後姿を尾けていく。]
(5) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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―医務室― [彼の呟きを知らぬまま、 医務室までたどり着けば、寝台にその軽い体を横たえる。 薔薇の香は室内を満たして感覚が麻痺しそうなほど]
――……なんで、
[眠る彼らの様子を見る。 穏やかな眠りだったランディの涙を拭って。 ヴェスパタインの茨から尚血の滲むようであれば、 それを拭いて不慣れながら包帯を巻きなおして――
ロビンの姿を見つければ、間に合わなかったのだとそう思い、深くため息を吐いた]
(6) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 01時頃
イアンは、医務室にノックスを運んだヤニクを戸口から見ている。
2011/08/10(Wed) 01時頃
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[ザック先輩でなくても……と、 呟いた後輩の声は脳裏をかすめるだけ。
どこまでも丁重なルーカスのことだから、 初めてで戸惑う後孔も快感を得れるほどには指で施され]
――……ぁっ、そこ、感じ過ぎる、んぅ 私、もう……ね、早く、頂戴っ
[羞恥に顔を覆っていた手は、いつの間にか相手を求めるように絡みついて、開かされた足は、はしたなく何をせずとも開かれたまま。 自分の素のまま抱かれるのは、倫理観が邪魔をして、だから演じるのはよく知る人の一部。]
(7) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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あっ、あぁぁああ、ルーカ…ス……
[やがて求めるまま灼熱が隘路を突き刺せば、甘い声で鳴いて背を反らす。 まだ何も知らなかったその場所は、処女のような締めつけで、相手の雄を絡め取った。 1度果てても、それだけでは足りず。]
お願い、もっと頂戴、私の裡を、満たして
[もう演じているのか、自分が誰なのかも判らなくなる。 種を植え付ける余地もないほど、精を相手から絞り取ってしまったことに気がつくのは、彼の上に跨り腰を揺らすも相手の反応が消えたと判った時。]
(8) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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るーかす?
[舌っ足らずに相手の名前をよんで、ぺちぺちと軽く頬を叩いた。 それでも、相手は起きないから、繋がったまま首を傾げた。]
ねぇ、わたし、まだ、たりないの、たりないよ?
[むぅっと唇を尖らせると、ずるりと自分の裡から萎えた雄を取り出す。また大きくならないかな?と、暫くは犬のようにそれをぺろぺろと舐めるけれど。 役に立たないとしれば、半裸のままフラリと廊下を行くかもしれず*]
(9) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 01時頃
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― 医務室 ―
[ヤニクが眠る彼らの世話を甲斐甲斐しく行っているのを見ている。 その褐色の指が、彼らに愛を注いでいる、 薔薇の香りに満ちたここは、同時にヤニクの博愛も満ちた場所で…。
グレイの眸は、忌々しそうに眠る彼らを見た。]
(10) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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[眠りに落ちたノックスの表情は、 穏やかそうに見えて、それには少し安堵した。 薔薇の香の篭る医務室、窓を少し開いておく。
そして、医務室での用件を済ませれば、 ようやく戸口から覗く人影に気づいた]
――……、
[何故声もかけずにそんな所にいるのか、 何か言いたいことでもあるのか、疑問は過ぎるけれど]
……お前、部屋行ってるんじゃなかったのか?
(11) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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イアンは、>>11 声をかけられれば、頷いて、ええ、行きますよ、とヤニクの部屋方向を向く。
2011/08/10(Wed) 01時頃
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ヤニク先輩、待ってますから。
[そして、一度振り返り、そう告げる。 ポケットに手を突っ込み、そのままゆっくり歩いていくだろう。]
――……
[そして、ヤニクの部屋に着けば、そのベッドに勝手に腰掛けて、そして、部屋を眺めている。 そうしているうちに、部屋に満たされていたオリエンタルな香りは、いつか薔薇の匂いに押し消されていくだろう。]
(12) 2011/08/10(Wed) 01時頃
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イアンは、ヤニクの部屋をカメラでぱしゃり。**
2011/08/10(Wed) 01時半頃
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[溢れ出す先走り液を舌で掬いとられると細い粘液の糸がジョージの舌へと繋がる。 頭の芯がしびれたように感じて…ジョージの声も遠くにぼんやりと聞こえて]
妖精…と も だ ち?
[すべての力が抜けかけた時 とつぜん腰から足にかけて燃えるような熱さを感じた]
(13) 2011/08/10(Wed) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 01時半頃
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[イアンが何をしてたのか、は良くわからなかった。 待っている、といわれれば頷いて]
ま、話すならこの辺よりは――な、 あと、中庭で花に水を遣ってくるから。
[イアンの様子は少しおかしいと思ったけれど、 警戒心を抱くまでは至らない。 相手はまだ幼さの滲む下級生だという思考と、漂う薔薇の香が違和感を鈍らせていた。
中庭に出て、植物に水を撒く姿は自室からも見えただろう]
(14) 2011/08/10(Wed) 01時半頃
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[それが見えたのは自分だけか、それともジョージも見ただろうか…インディアンの血を引くといっていた娘が掘ったトライバルタトゥー。 部族に伝わる強い狼の護り神の印だといっていた。
それが…するりと肌の上をすべりジョージへと… いやその肌の上に散らばる茨へと飛び掛かっていった]
(15) 2011/08/10(Wed) 01時半頃
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―ジョージ?!
[とたん…ぐったりと小さな少年が崩れ落ちそうになり 慌てて腕をとり支えるが… 腕の中の少年のエメラルドの瞳は何を移しているのか…ぼんやりと…そしてゆっくりと閉じて。
いつのまにか―あたりから薔薇の花の香りが消えていく]
(16) 2011/08/10(Wed) 01時半頃
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[全てを狂わした香りがこの部屋から薄まっていく 簡単に身支度を整えると気だるげに寝台に横たわっているサイモンにも白濁にまみれたフィリパにも声を掛けず。小さな体を抱き上げると ゆっくりと寝かせてやるために…医務室へと**]
(17) 2011/08/10(Wed) 01時半頃
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―中庭― [水しぶきが跳ねれば、 瑠璃色の筋持つ黒揚羽がひらりと水を求めて舞う。
いくつもの鮮やかな色で、 小さな花を咲かすのはハナスベリヒユ。 強い日差しの中、真夏の花はどこか儚げにも見える。
緑濃い夏の庭、8月は夢見ぬ月だと詩人は言う。 咲かず摘み取られたあの夏の蕾を思う。告げられた想いと告げられなかった想いと。
そして薔薇の木に近づけば、風に揺れる一輪の白]
――…見間違いじゃ、なかったの か。
[添え木を当てた枝の葉は、すでに青々と茂っていた。 薔薇の精宿る少年の身に訪れる変化は、薔薇の木にもまた何かを齎すだろうか、今は知る由もなく]
(18) 2011/08/10(Wed) 02時頃
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ヤニクは、薔薇の蔦の一部が何か絡まってる気がしたので、ほどいてやった。
2011/08/10(Wed) 02時頃
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[太陽の下、水場で頭から水を被って汗を流す。 このまま自分以外の皆が眠りに落ちてしまっても、 自分は変わらず花に水を遣り、 彼らの世話をしながら過ごしていける気がした。
それは冷たい水の中に沈んでいくのと同じような夢想。
点々と水滴の跡を残しながら、廊下を自室へと歩いていく。 目が眩むのは、夏の日差しの下から暗い室内へと足を踏み入れたせい。 自室の扉を開く――茉莉花の香はかき消されていて]
………イアン?
[うす暗い室内、白いカーテンが風をはらむ。 その下級生の名前を呼んだのは、きっと初めてだった**]
(19) 2011/08/10(Wed) 02時頃
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ヤニクは、それでも近づくことに、警戒心はない*
2011/08/10(Wed) 02時頃
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― ヤニクの部屋 ―
[窓の外、ヤニクが水遣りをしているのが見える。 夏の日差し、水飛沫。
時折、虹ができては、消える。
黒い蝶がひらひらと彼を追うように舞ったのをまた、鋭い目で見た。 水の与えられる花は、彼を見ているだけ。 それでいいと思う。
近づくのは、自分だけでいい。
前回この部屋に来たときに思い描いていた淡い水彩画のような憧憬は、 いつのまにか、欲を塗りたくった油絵になった。
ヤニクが薔薇の木に近寄る。 そこに白い何かが見えたけれど…。]
(20) 2011/08/10(Wed) 08時頃
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― ヤニクの部屋 ― >>19 [そして、中庭から消えるヤニクの姿。 その訪れに暗い眸はそちらを見て、 名前が呼ばれたことには、笑みを浮かべた。]
なんだ。名前、知ってたんですね。
[捻くれた言葉を返す。]
ねぇ、先輩は、どっちがいいです? ヤニク先輩って呼ばれるのと、ヤニクって呼ばれるの。 それともそんなこと、どうでもいい?
[口調はあくまで穏やか。 それからカメラを弄っていたけれど、ベッド脇にそれを置いて、すっと立ち上がる。]
ドア、閉めてくださいよ。
[入り口付近にヤニクがいたままなら、そちらに赴き、ドアを閉めて鍵をかけた。さも当然のように…。]
(21) 2011/08/10(Wed) 08時頃
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―自室―
……一応な、お前ピッパさんと同室だし。
[捻くれた返答と問いかけには眉を潜める、 その問いは自分の中では唐突で、ありえない]
どっち、ってお前…… 仮にも上級生を呼び捨てにする気なのか。 せめてさん付けくらいはしろよ。
[立ち上がって、こちらに赴く様子には足を止めた。 開けっ放しの扉、閉められればより薔薇の芳香がきつくなった気がした。額を押さえる、一瞬の眩暈の中、錠の落ちる音が聞こえて、
深い碧は怪訝にイアンを向いた。 濡れた滴が髪から肩に落ちる、やけに冷たい]
(22) 2011/08/10(Wed) 08時半頃
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>>22 上級生を呼び捨て? 違いますよ、親しみを込めてるんです。
だって、フィリパのことはフィリパって呼んでるし。
でも、それがご希望ならそうします。 ヤニクさん
[喋るたび、薔薇の匂い。 本人は気にはしていない。
あんなに気にしていたのに…。]
(23) 2011/08/10(Wed) 09時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 09時頃
|
で、さっきのノックス先輩の告白。 ヤニクさんはどうするんですか?
[怪訝な顔にもなんでもないように…。 ヤニクに近寄って、その端正な顔を見下ろす。 水の色にも似ているコバルトブルー。
綺麗な色だけども…。
それが潤めば、またどんなに綺麗だろうと考える。 そして、どんな返事が返ろうと、その顎に手をかけて、顔を近づけた。**]
(24) 2011/08/10(Wed) 09時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 09時頃
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あの人、 意外と気にしない人なんだな。
[親しみ、という言葉は小さくひっかかる。 そこには境界線を越えようと意思が少しだけ感じられて]
……別に希望ってわけじゃない。 同じでいいんじゃないか、呼び方一つで何か変わるわけでもなし。
それよりお前……、
[薔薇の香が酷くて、今を見失う。 思わず、喋るな、と言いそうになった。 それでようやくその匂いが、イアンから発せられていることに気づき、あとずさる]
(25) 2011/08/10(Wed) 09時半頃
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どうするって、……俺は、 なんで俺なんか、……お前も。
[認められない傷は、膿んで、痛んで。 歪んだ博愛の元に、拒絶しないことでその罪を贖おうとする。 なのに、好意だけは受け止めることが出来なくて、首を振る]
大体、今はそんなこと言ってる場合じゃ……、
[見下ろされる瞳の色が何を考えているか、読めない。 逃げられぬほど近づかれるまで、気づかない。
ランディのように、あるいは昔の自分のように、 幼い好意が、どんな結果をもたらすか知っていたはずのに。
触れる手、影が覆う。薔薇の芳香。 またひどい眩暈がして瞬間、目を閉じた*]
(26) 2011/08/10(Wed) 09時半頃
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― 空き部屋へ ―
[内腿に白濁を滴らせながら、シャツを上に羽織っただけのはしたない姿で廊下を行く。歩く度に、こぽこぽと後孔から精が零れるけれど、それを気にした様子はない。 ふっと視線をあげれば、丁度、ヘクターがジョージを抱えて、1つの部屋から出てくるところに出くわした。 彼は気がつかないけれど、幽鬼のような少年は精の匂いを嗅ぎつけて、2人が去った部屋をノックもせずに覗く。]
――……ねぇ、もう、おしまいなの?
[ひょこっと顔をドアから覗かせて、表情だけはあどけなく、けれどそれでいて物欲しそうに尋ねるのは、日頃はできるだけ避けているサイモンに*]
(27) 2011/08/10(Wed) 12時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 12時半頃
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[ヘクターがジョージを抱えて部屋を出ていったことには気づいていたが、声を掛けるのも面倒だと言う様に声を掛ける事はなく。 ぐったりとシーツへ身を投げ出したフィリパの髪をぼんやりと指で梳いてた。
どうしてこんな事をしているのか、自身でも良く判らない。 いけにえの羊など、ただヤり捨ててしまえば良いのに。 自分の感情が判らぬまま、無防備な胸元へ寄せる唇。 ちゅうと強く吸い、残すのは、鬱血の赤い薔薇。何時か消えてしまう儚いその華の痣は、なぜか胸に感傷を呼び起こさせて]
――……くそっ。
[ぼさぼさの黒髪を指で掻きむしり、悪態を一つ吐いた]
(28) 2011/08/10(Wed) 13時頃
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[がちゃり、と。 開く扉に顔を上げる。
そこから現れた少年の、羽織ったシャツから覗く白い肌や、白濁を滴らせる脚にごくりと喉を鳴らし。
口端が、皮肉気に、笑う]
ほしけりゃ、お願いしな。 その様じゃ出来るだろ? その可愛い口で大きくさせるんだな。
[男が欲しければ口で奉仕をしろと、 だらりと力の抜けた自身を見せた]
(29) 2011/08/10(Wed) 13時頃
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[薔薇の虜囚と成った少年が膝を折り顔を寄せるならば、その口元へと己の欲を寄せる]
歯を立てるなよ。 そうだ、良い子だ……。
[大きく開いた唇が己の欲をすっぽりと咥えて、美味しそうに舌を這わせれば、労う様にブラウンの髪を撫でまわす。 しばしそうして水音を響かせていれば、またも中心は熱を帯びて。少年の咥内でむくりと鎌首を擡げるそれを引き抜き、唾液でぬらぬらと光るそれを見せつけて、上へ乗る様にと促した]
(30) 2011/08/10(Wed) 14時頃
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[ゆっくりと降りてくる白い尻。 ぽたりぽたりと誰のものか判らない精液が窄まりから垂れて、反りかえる熱を濡らす。
くちゅりと粘つく音を立てて、窄まりへ先端が触れれば。 腰をつかみ、無理やりぬかるむ菊門へと埋め込んで]
……んっ。 随分、とお楽しみだったみたいだなぁ。 もうドロドロに溶けて、ぐちゃぐちゃじゃないか。
[ふるふると震える小さな胸の飾りへ手を伸ばしながら、確り己のものを咥えこんだ少年へと嘲る野次を飛ばして]
ほら、動け。 気持ち良くなりたいんだろう。だったら、俺の上で踊れ。
世界で一番淫らで美しい舞いをな。
[くつくつ、くつくつ。 下卑た笑みを浮かべて、腰を一つ突き上げた]
(31) 2011/08/10(Wed) 14時頃
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|
― 空き部屋 ―
おねがいしたら、くれるの?
[帰って来た言葉に、内腿をもぞもぞ擦り合わせながら呟く。 言葉でお願いするのは、躊躇いがあるのか、口をパクパクとさせるけれど、相手の萎えた下肢が晒されれば、お預けを解放された犬のように近寄り、股間の間に跪き顔を寄せた。]
ふぐっ…んぁ……ん、んっ……―――。
[加えた直後は、頬の裏で撫でたり舌を這わす余裕もあれど、 やがて剛直と表現できる程の嵩がでれば、持て余しくぐもった声を漏らす。唇の端からは、のみきれなかった精と唾液が混じり合った卑猥な液体が、だらだらと溢れ、首筋までも濡らして。]
(32) 2011/08/10(Wed) 16時頃
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|
ふはっ…ぃ…、
[ガクガクと顎が限界を訴えたあたりで、ずるりと口から性器を引き抜かれた。 酸素に、そして精に餓え、どろりと蕩けた眼が見せつけられる欲を捉え、指示に従うという意思を、上手く言葉が紡げぬ口で紡いだ。
指示通り、彼をまたぎゆっくりと腰を落としていく。 片手は、尻に纏うシャツの端を持ち上げ、片手は剛直にかかるけれど、ギリギリになって戸惑いを見せるのは、相手を煽る為か否か。
焦れたのか、サイモンが腰を掴み、無理やり男を覚えたばかりの隘路を引き裂くなら]
(33) 2011/08/10(Wed) 16時頃
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ひぁああああああっ
[軽く悲鳴のような嬌声をあげ、両手を彼の胸につき、背を逸らした。]
あっ…ん、いわない、で
[誰かの言葉の模倣のような、言葉紡ぎながら、欲に溺れる。 ルーカスに初め触れられた時は、擽ったさを示していた胸の飾りも、触れられれば電流を流されたような快感しかもう齎さない。
触れられるに合わせて、裡がひくひくと痙攣するのは無自覚。]
は……ひぃんっ
[踊れと言われて、慣れぬ腰使いで動こうとした時に、ずくっと最奥まで穿たれぎゅっと尻の穴がすぼまる。 隙間から前放たれた白濁が、泡立ちながら垂れていくのが、内腿を伝うことで知れた*]
(34) 2011/08/10(Wed) 16時頃
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テッドは、慣れない腰つきで、望まれるがまま踊る*
2011/08/10(Wed) 16時頃
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[腹の上でテッドが踊る度に、ぐちゅりと泡立ち溢れる白濁が下肢を濡らす]
ほら、もっとだ。もっと跳ねろ。
[高笑いしながら、己の上で跳ねるのに合わせて腰を付き上げれば、きゅうっと締めつける窄まりに、小さく呻く声をあげて]
……中々いい具合じゃないか。 もっと俺のものを咥えて締めつけろ。そしたら貴様の望むものを注いでやる。
[ぴんと指先で胸の飾りを弾き、腕を回しテッドの顔を引き寄せる]
(35) 2011/08/10(Wed) 16時頃
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|
ほら、舌を出せ。 こっちの口も犯してやるよ。
[赤い舌をだらりと出して、無理やり唇を奪う。 ぐちゅぐちゅという水音だけを響かせて、呼吸すら奪う様な激しいキスをしながら。
穴と言う穴を全て犯してやると言わんばかりに、まずは一発目の白濁をテッドの中に]
(36) 2011/08/10(Wed) 16時頃
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|
[ルーカスのそれと混じり合う白濁のジュースがテッドの中に入り切れず。 とろとろと垂れ落ちるのを濡れる下肢から感じ、ぺしりと白い尻を一つ叩く]
締まりの悪い穴だな。 お漏らしをする様な悪い子には……お仕置きだ。
[にやにや笑いを浮かべて、テッドの首へと伸ばす指。 ぐっと首に絡む指に力を込めて]
こうすれば、締まりの悪い奴も善くなるらしいぞ。 あはははははは――……っ!!
[上がる哄笑。 指に入れた途端、苦しさに体の筋肉が痙攣したのか、慾を収めた窄まりがきつくきつく締まる。 テッドの中へ二度目の白濁をぶちまけながら、それでもなお取り憑かれた様に腰を振りつづけた**]
(37) 2011/08/10(Wed) 16時半頃
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>>25>>26
呼び方一つで何か変わるわけじゃないですか。 なら、ヤニク、でもいいですよね。
でも、やっぱり、あなたには…さん、をつけたいかな。
[薔薇の香り…それはきっと身体のさまざまなところから入り込む。]
そんなこと、言ってる場合じゃないですよね。 俺が今、欲しいのは貴方だけだし…。 それはどんな答えが返ろうと、変わらないことです。
[顎の掴んで顔を近づけ、相手の目が揺れて閉じられた瞬間に、口付ける。 すぐにその首の後ろもホールドすれば、強く抱きしめて、後ろ髪をかき混ぜながら、尚深く…。 唇からは、熱い息よ唾液だけでなく、薔薇の芳香、その毒も留め止めもなく注ぎ込まれるだろう。]
(38) 2011/08/10(Wed) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 18時半頃
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[薔薇の香は表皮から浸透していくかのように、 皮膚感覚をざわつかせ、感じる熱さにまた揺らぐ]
ほしいって、何、言って、 イアン、お前も――……、
[きつく狭めた眼差しは、けれど眩暈に伏せられた。 くちびるが塞がれる。熱い舌を絡ませて、注がれるのは薔薇の毒。望まずあふれる唾液もまた、呼吸を困難にし、甘い毒に意識が霞む。]
――…ッ、やめ 、
[呼気の合間に拒絶の言葉、けれど跳ね除けようとする腕の力は抜けていく。後ろ髪を掻き毟るような長い指に、びくと背筋は震えたけれど、くちびるが離れても、睨むような眼差しの色は消えず。 荒れる呼吸に熱を逃がしながら、腕の中から逃れようともがいた。
注がれた薔薇の毒は、確かに狂おしい熱を体に灯し始めているのに]
(39) 2011/08/10(Wed) 19時半頃
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>>39 [口付けの最中も、拒絶され、逃れようとする。多分、薔薇の毒に侵されていなかったのなら、そこで手は放しただろう。
だけど、薔薇の毒は、それをなお、侵せと身体を疼かせる。性の欲望に染まらず、孤高であろうとする魂だからこそ、それを溶かせと、 それが、自身の欲望でもあるだろう?と。]
――……ヤニクさん…… お前も、なんです?
[唇を離すと、そこには甘い毒蜜の糸が引く。 拒絶の眸の色にも、怯むことはなく、むしろ、それを楽しむかのように…。 抱きしめる力は緩めず…。むしろ、強引にその身を寝台に連れて、そこに押し倒す。 両手をとって、やはりシーツに押し付けると顔を近づけた。]
ねぇ、大人しくしません? 俺、本当は、優しいのが好きなんです。 でも、ヤニクさんの好みじゃないのかな?
[そして、その耳に唇を寄せ、息を吹きかける。 だけど、まだ彼は抵抗するだろうか?]
(40) 2011/08/10(Wed) 20時半頃
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イアンは、抵抗するなら、・・・・・・と眸は危うい光を放つ・・・。
2011/08/10(Wed) 21時頃
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はっ、あっ、んっ……んっぁっ
[少年のどちらかと言えば華奢な身体がサイモンの上で小刻みに上下する。身体が跳ねる度に、短い嬌声が上がり、胸を弾かれれば、そのタイミングがずれた。]
ふぁっ、んんっ
[激しい動きに開いた唇から、ちらりと零れた舌にサイモンのそれが絡む。]
―――――……っ!!!!
[酸素を奪われながら、裡に灼熱を叩きこまれ、びくびくと痙攣する様は、まるで陸に打ち上げられ、酸素に溺れる魚のよう。 叫び声さえ奪われながら、互いの腹の間で、少年の精も弾ける。]
(41) 2011/08/10(Wed) 21時頃
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ひぁっ……しまりが、わるくて ごめんなさぁああああっ
[しまりが悪いわけでなく、 逆にしめすぎて2つ混じった白濁を零す尻を叩かれれば、 お仕置きという言葉に、恐れる様なそれでいて期待するような表情でサイモンに縋った。 与えられるのは、酸欠の身には過酷な刺激。 ひゅぅっと喉が鳴り、彼の望み通り裡を蠕動させながら、 ぐぅっと絞り切った弓のように背が反り……。]
あっ…あっ……たすけ……て……―――
[自ら首を吊る時も、達することがあるというが、 それを実践するようにだくだくと雄から白濁を零しつつ、 薔薇の蔦が絡む両手が空を舞う。 フィリパは、まだ寝台の上で気を失ったままであったろうか。 それでも、今、助けを求められるのは、彼しかなく。
――……かふっと喉がなる。 少しずつ力を失う身体を、それでも穿つサイモンに揺らされながら、徐々に少年の気は遠く、遠く……―――。]
(42) 2011/08/10(Wed) 21時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 21時頃
たす けて ……―――。
[脳裏で助けを求めるのは、誰にだったか。
薔薇の香りに酔わされて、自分がもう誰だかも判断できない。]
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>>40
―――ッ、く、
[白い寝台の上、押し倒されて息が詰まる、 酸素を求めて喘げば、また吸い込むのは薔薇の香。 絡みつくような熱が、四肢の力を失わせる]
……お前も、薔薇のせいで…、おかしくなって、ッ、
[きつく見据える眼差しが一度、歪む。 容易に押さえつけられた両腕のぎりりとした痛みは、 けれどすぐに甘さにも変わりそうで、近づかれれば首を振る]
ばか、やめ…… 、
[生温い吐息が耳を擽る、それだけでびくりと体が跳ねた。 体の芯は既にゆるく反応していて、その昂ぶりは伝わってしまうだろう。けれど、往生際の悪い足はばたついて、のしかかる体の下から逃れようと足掻く。 睨みつける眼差しはかすかに熱を孕んできたけれど、まだその抵抗は止まない]
(43) 2011/08/10(Wed) 21時頃
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>>43
くくくくッ まだ抵抗するんですか? ヤニクさん、もう、かなり気持ちよさそうなのにな。
[身体はもう、熱いのに、ばたつくヤニクの足に呆れたような声を出す。 薔薇のせいといわれても、そこを判別する気すらない。 そして、戸惑いなく、長い指をぎゅっと握って拳を作ると、そのみぞおちに打ち込んだ。 きっと息はつまり、足の抵抗も止むだろう。]
本当に、大人しくしてくれればいいのに。
[ヤニクが咳き込んだり、もだえたりする様には、そんな言葉を漏らしつつ、ヤニクのシャツの前を強引に開いた。それから、すぐに脱がしにかかるけれと、両手の部分でぐるぐるにまとめて縛りつける。]
さっき、何かないかなって思ってたんですが、 タイって便利ですよねぇ。
[まるで用意してたかのようにタイを手にとると、その片足首も縛って、ベッドの端にくくりつける。 動けるようになった時には、上半身は曝け出され、両手と片足の自由は奪われているだろう。]
(44) 2011/08/10(Wed) 21時半頃
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[何か声が聞こえたけれど
そもそも、聴こえるという認識がない。
微かに眉を寄せたけれど、幻聴だと思い込む。]
イアンは、楽しそうに、ヤニクの顔を覗き込んでから、その胸に手で撫で始める。
2011/08/10(Wed) 21時半頃
|
[ジョージを抱きかかえたまま医務室へ入る、また増えているベッド数に顔色を変える]
ノックス…お前も。
[眠っている者たちの顔を見渡す]
ジョージがいなくなってあの部屋の薔薇の香りは潮がひくように薄れたが、まだしっかりと建物は濃厚な香りに包まれている。 ということは…テッドかイアンか ヤニクの誰か…。
(45) 2011/08/10(Wed) 21時半頃
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[呆れたような声と嘲笑じみた笑いに、カッとなる。 けれど、怒りに腕を振るおうとするのには、尚躊躇があって、 そして相手にはそれがなかった]
か、はっ……、ぐ
[みぞおちを突かれた衝撃に、えづいて、咳き込み、 体の自由が戻るよりもはやく、手足が拘束されていく。 やめろ、という声は、乾いた咳に音にならない。聞こえたところで、それは何の制止にもならなかっただろうけれど。]
――……ッ、イアン……!
[得意げにタイを手にするイアンを睨みあげた眼差しが滲むのは、もたらされた暴力のせい。けれどその手が肌に触れ始めれば、別の色で滲んでいく。鋭敏になった皮膚は触れられるだけで、痺れるような感覚をもたらす。ふるえが走れば、顔を背けて唇を噛んだ。]
(46) 2011/08/10(Wed) 22時頃
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[脳裏で繋がる人が変わったことに気がつく余裕もないから、聴こえた人がそれを空耳と思ったことも知らない。]
[誰か大事なことを忘れている気がして、
脳裏の中もがくようなイメージ。
けれど、酸素の足りない頭では、もう何も思い出せない。]
|
>>46
……いいな、 ヤニクさん、もっと名前呼んで?
[胸を撫でながら、言うのはそんなこと、ヤニク自身の心配よりも自分の欲望が勝っている。 そして、胸を撫でると顔を背けて口をぎゅっと噤む様子に、口はしはあがった。]
こっち向いてくださいよ。
[胸を撫でればそこにある飾りは、ぷくりと膨れた。それを転がして、摘みながら、ヤニクの顔にまた顔を近づけ、首筋をつっと舐める。]
そんな顔されたら、撮りたくなるじゃないですか?
[そして、胸を撫で回してから、すっと手を引いた。 一旦ヤニクから離れると、当然のようにカメラに手を向ける。]
(47) 2011/08/10(Wed) 22時頃
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イアンは、ぱしゃり、と撮ると、カメラを置いて、今度はズボンと下着を脱がしにかかる。
2011/08/10(Wed) 22時頃
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[薄ら瞳を開いた時にはまた薔薇の香りがした。 直ぐ傍で聞こえてくる肉のぶつかりあう音と嬌声。 身じろぐ内股に情事の名残が伝っていく感触に 瞳を伏せて睫毛を震わせて。 ぼんやりと惚けたセピアの見つめる先には 穿たれ肉欲に踊る人影の姿があり]
―――……
[それが後輩の姿だとは暫く気付かない、気付けない。 先程までの己を見ているかのような――…錯覚。 何か紡ごうと薄く開いた唇から白い雫が零れる。 薔薇の香ではない精の香に薄く浮かぶのは自嘲の笑み。 過ぎるのは友人でありたいと願っていた者の言葉。]
(48) 2011/08/10(Wed) 22時頃
|
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[むき出しになった褐色の肌を這う手。 乾ききらない白金の髪が乱れて、シーツを湿らせて行く。 足を拘束するのは制服のタイだ、 こっちを向けという声に頑なにそらした目の先、忌々しくそれを睨む。]
ふざけ……ッ、 ん、ッ、
[胸の尖りを玩ばれて、押し殺す声。 汗の浮いた首筋をねっとりと弄られて、また唇をかみ締める。 悔しさなど感じる余裕はない、刺激と衝動に押し流されそうで、 聞こえた言葉は、一瞬耳に届かない]
――……、ッ は、 おまえ、何言って……ばか、やめろ……!
[イアンが手にしたカメラを信じられないような目で見つめて、 けれど言葉は届かない。咄嗟に顔を背ける、しなやかな体は拘束された野生動物のように、もがいて。]
(49) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
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[浅く繰り返す呼気に上下する胸元には赤い薔薇の花が咲いて。 友人は裡に隠していた本質を見破っていたのかもしれない。 男の欲に溺れ、浅ましく欲する己の性を。
――…彼の言っていたことは間違っていなかった。]
……私は……お前には…相応しくない…。
[教えられ、知った真実と解かってしまった事実。 いっそ、これが夢であればよかったのだろうか。 そう思えばまた遠のいていく意識、瞳を閉ざそうとして]
(50) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
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[空気に曝された下肢は、 既に隠しようもなく昂ぶっていて。 どうしようもなく無防備な姿を曝す]
――……、……
[見ていられない、衝動に抗えない自分自身も。 こんなことをしているイアンも見ていられなくて。 ぎゅっと目蓋を閉ざす]
(51) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
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>>49
ヤニクさん、綺麗ですよ。
[拒絶にもがく時、浮き出る筋肉。 褐色の肌はそれを綺麗に浮き立たせる。
されど、四肢の力を失いかけている、ヤニクのズボンと下着を片足から外して、拘束している側にずりさげるのは、簡単だった。
現れる尻と、もうすでに反応しているだろう男性器を、まじまじと眺める。]
ここも、綺麗ですね。 やっぱり撮っときましょうか?
[やはりさも当然のように。]
(52) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
|
|
―――…ぁ、
[聞こえてきた、助けを呼ぶ声。>>42 酷使した身体は直ぐに動かすことはできず、 けれども呼ぶ声が後輩のものだと気付くと 手だけでもとテオドールへ震える指先を伸ばす。]
(53) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/10(Wed) 22時半頃
|
おまえ……、
[拘束された身でもがけば、 無為に体力を消耗するだけで、呼吸を乱すばかり。 眺める様子に目蓋を閉ざしたけれど]
……ッ、いい加減に、 こんな、撮ってどうする気だ、 お前ッ、
[言葉に叫び、睨みを寄せる、けれど。 無機質なレンズを向けられれて湧き上がる羞恥、 それがどこか熱を煽ること。
認められずに、首を振る。 背けようとする顔をレンズが捉えれば、 理性の衝動の狭間で揺れる双眸が、ありありと見えただろう]
(54) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
|
|
無理やりじゃない…お前そういってたけれど。 やっぱり、お前さんにとっては怖いばかりの俺と好きでやりたかったように思えなかったな
[ジョージをベットへ横たえるとポンと柔らかな巻き毛を撫でる。 そして呪いで寝ているものたちの中 自分が無理やりに眠らせている相手の顔をすまなそうに見つめて…]
とにかく終わらせなきゃな つうてもどうやりゃいいか判らんが…ねぇ
[ポリポリと髪の毛をかきながら医務室を後にする]
(55) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
|
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[何か大事なことを忘れている気がする。 けれど、酸欠の頭では、辿り着くことができずに。]
―――…… 。
[半分気を失いかけたその時に、手に触れる温もり。 重たく瞼を持ち上げて、唇が微かに動く。 茨がつたう指先は、くっとその震える相手の手を握り込む。
もし、その茨が握ったその人に移る前に少年が精を絞りつくされなければ、種が芽吹くのはもう一人薔薇の呪い受けた者から移された人と、どちらが早く芽吹くかは……薔薇の精の気まぐれだろう。
しかし、そうなった時は、薔薇は……―――。
はらり――先程のフィリパの再現のよう。 少年の眦から、朝露のような雫が零れ落ちた。]
(56) 2011/08/10(Wed) 22時半頃
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>>54
撮ってどうする? ………そうだなぁ。みんなに見てもらいます?
[ヤニクの言葉に、そんなことを言いつつ、またぱしゃりとカメラは音をたてる。]
大好きなヤニクさんの、綺麗な写真だもの。 きっとみんな喜びますよ?
[そして、また、シャッターを押す音。 それは、局部はもちろん、捩る腹や背中、そして、理性を保とうとする双眸も映し撮っただろう。]
(57) 2011/08/10(Wed) 23時頃
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|
ヤニクさん、すっかり勃っちゃってますね。 感じました?
ってうか、背中の傷、結構たくさんあるんですけど…。 これって、やっぱり、何かされながら、点けられたとかですか?
[それまで楽しげだった口調がふと、低く変わる。 それから、カメラを一旦、ベッドに置くと、ヤニクに覆いかぶさり、背中の傷を丹念に眺め、そして、舐りはじめた。
火傷で残った、薄い肌。あえて、そこに強く舌を押し付ける。 声があがれば、また別の傷も。
そうして、背中の傷を弄りながら、片手はヤニク自身へと伸びた。]
ねぇ、ヤニクさんって、もう男の味、知ってるんですよね?
[既にいきり立ったものをすりあげはじめ…。]
(58) 2011/08/10(Wed) 23時頃
|
イアンは、ヤニクが達するまで、刺激を与え続ける。
2011/08/10(Wed) 23時頃
|
[どうしたら、どうすれば…わからなければ そんな事はそのとき考えればいいと、テッド、イアン、ヤニクの姿を探して回る。 とりあえずは、ピッパ[[who]]の部屋をのぞいてみた。]
(59) 2011/08/10(Wed) 23時頃
|
|
フィリパ先輩はまだ戻ってないか まあ、あの様子だと… しばらくサイモンは離さないか
[先ほどの二人の痴態を思い出すとまたあの部屋へ戻るのは憚られた。 結局はテッドの部屋をさがしても誰も見つからず
―ヤニクの部屋の前で扉に向かって声をかける]
ヤニク いるか…。
(60) 2011/08/10(Wed) 23時頃
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|
[見開く瞳が唖然と見つめる、 無邪気な声が口にするのは明らかな脅迫だ。]
イアン……、お前、
[信じがたい言葉に口の中がやけに乾いて、言葉がうまくつながらない。望むものをファインダーに収めるのは、容易だっただろう。]
ちがう、お前がそんなこというのは、薔薇の……、
[素直な下級生の変容にただ呆然として、 過ぎる思考は――ふと過去に陥る、罰なのかもしれない、と]
(61) 2011/08/10(Wed) 23時頃
|
|
[意思を持っても、抗えぬ衝動があることを身をもって知らされた。 薔薇の香は深く体の奥まで浸透して、心地よい陶酔を全身に与える]
……うるさい、ッ、 お前には、関係な……ッ あ、
[体のどこに触れられても刺激は、甘苦しい熱に変わってしまう。 力でねじ伏せられた記憶が、よみがえるその体勢であっても尚。 傷跡を舐られれば、殺せぬ声が小さくあがって]
―――……、ん っく
[問いかけには屈辱を滲ませて沈黙で返す。 固く立ち上がった先端からは、ぬらりと先走るものが溢れて、 イアンの手の中でいやらしい音を立てていた、仰け反る喉、褐色の肌にひかる汗が零れる]
(62) 2011/08/10(Wed) 23時頃
|
へクターは、しばらく待って返事がなければあきらめて他をさがすつもり
2011/08/10(Wed) 23時頃
へクターは、イアンは何処にいるのかと考えた
2011/08/10(Wed) 23時頃
イアンは、ヘクターの声に気がつくと、ヤニクの口に咄嗟にシーツを突っ込んだ。
2011/08/10(Wed) 23時頃
|
[止まぬ刺激に自由にならぬ四肢を震わせ、 耐えていたのはどれほどのことだろう]
……ッ、あ…、やめっ、―――ッ
[戦慄く体の振動は、背中越しに伝わるだろう。 限界を迎えれば、そのままイアンの手の中を白濁で汚して。 静まらぬ呼吸に褐色の震える皮膚の上、 己の放った白がぽたりと伝い零れて行く。]
(63) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
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ヤニクは、うつろな眼差しを扉に向けた瞬間、口は塞がれて。
2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
ここも・・・留守かっ つか みんな何処いってるのか
[声が聞こえなければいないと判断して、踵をかえす]
(64) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
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[そのまま、階段を下りて食堂か、中庭・・・プールと 薔薇に呪われた可能性のある者を探すだろう]
(65) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
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へクターは、ヤニクは中庭かもしれないと思う
2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
>>62
[うるさい、といわれたのは肯定だと認識する。 そう、薔薇の毒は、無邪気な憧憬と、どす暗い嫉妬をまぜくって、 異様な感情を作り出している。]
ふぅん…… 嫌だな。駄目ですよ。
俺以外に、なんて……。
[ヤニクへの刺激を続けながら…。 そして、ヤニクが達する瞬間には、極上の笑みを作ったけれど…。]
ああ、撮りそこねっちゃったな、好い顔…。
[ぬらりと掌に放たれた白濁。 それをヤニクの尻に塗りこみ、べたべたとなすりつける。 その時、ヘクターのヤニクが呼ぶ声がすれば、とても不機嫌な顔になりつつ…ヤニクの口にシーツの端をめくり、突っ込んだ。]
(66) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
[それから、当然のように、自分のズボンの前も開けて…既にたちあがったモノをヤニクに見せ付けるように…。]
まぁ、でも、経験あるなら、 すぐに入れちゃってもいいですよね?
[ヤニクの下肢、片足を押し広げる。 白濁にてらてら濡れている褐色の肌に目を奪われる。]
(67) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
[いつも植木の世話をしていた姿を思い出して・・・ 中庭へでてヤニクの姿を探していると目に付いたのは ひとつの穢れもないように咲く真っ白の薔薇の花]
…これか? ジョージのいってた花って そういえばノックスも・・・花を咲かせるためって言っていたか?
(68) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
花は・・・咲くとき咲けばいいじゃないか それなのに… こんな時期に無理やり咲かせる花なんてうそっぱちじゃねぇか
[つややかな白い薔薇を睨みつけてちっと唾をはき捨てた]
(69) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
あ……
[縋るようにテオドールの手が触れた時、 指先にちくりと何か棘のようなものが当たったような、 そんな痛みの錯覚があった。 緩く握りこむ手は、徐々にその力を失くしていく。]
……やめ…
[そのまま息を止めてしまうのではないか。 首を絞められ穿たれる少年の姿に弱弱しく紡ぐ制止の言葉。]
(70) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
[薄目を開けて見やった扉の先、聞こえた声、 どっちみち、誰かに助けを求めることなんて、 出来なかっただろう]
――――んん、ッ、
[口を塞ぐそれを舌で押し出そうとして、 喘ぐ呼吸、薔薇の香気を尚吸い込んで視界が霞む。
薔薇の香にむせ返る、あの夏の夜―――、 本当に自分がしたかったことはなんだったのだろう。]
ん、んん 、ッ
[もうやめろ、と伝えたくて。 きっと後悔するのはお前だ、と伝えたくて。 けれど口は塞がれたまま、言葉は音にならない。さして丁寧でもない所作で、放ったものが塗りこまれて行く。何のためかわかっている、眉根を寄せた。]
(71) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
[問いかけではないとわかっている。 ただやめろ、という意思表示のために首をふる]
んん――ッ、
[白濁に濡れた下肢を押し開かれる、 ねじ込まれるだろう熱を予測して、ひくりと震える。 見つめるイアンには、待ちわびているかのようにも見えただろうか。
声は、悲鳴は――押し込まれたままのシーツのおかげであがらない。それが取り去られれば、殺しようもない喘ぎは、薔薇の毒のせいで甘くも響いてしまうのだろう]
(72) 2011/08/10(Wed) 23時半頃
|
|
[何かを渡した指先は、 満足したかのように緩く力が抜けてい行く。
気がつけば、 茨は少年の身体を食いつぶすように全身に絡んでいた。
少年自身の精気が吸いきられるのが先か。 少年の意識が飛ぶのが先か。
それとも、狂乱に堕ちている、サイモンの精気が、 ルーカスのように吸いきられるのが先か……―――。
少年の手は、力が抜けていくと同時に冷えていく。]
(73) 2011/08/11(Thu) 00時頃
|
|
>>71
[ヤニクのうめき声が心地よい…。 でも、呻きだけじゃなくて、もっと好い声も聴きたい。
扉の向こうに人の気配がしなくなると、 尻の間に回してた手を抜いて。
[あとは、容赦なく、ヤニクの秘所に己のを宛がうと一気にずぶりと貫いていく。]
――……ぁ
[本当に小さな声が喉奥から漏れた。]
(74) 2011/08/11(Thu) 00時頃
|
|
ははっ ヤニクさん…
[完全に己を埋め込んでいく。 馴らしをほとんどしなかったけれど、欲望は、肉を多少ひっつれさせても強引に。
そして、大きな息を吐いて、ヤニクを抱きしめる。]
(75) 2011/08/11(Thu) 00時頃
|
|
ヤニクさんの好い顔、撮らなくちゃ…。
[そして、ヤニクの口からシーツを取り去り、 顔を近づけて、また唇を奪う。
否、毒をまた流し込みながら、腰を振って…。]
(76) 2011/08/11(Thu) 00時頃
|
|
[薔薇の毒はヤニクを侵していくだろう。 唇を離すと、あとは、腰をぴったりと密着させて…より深くヤニクとつながり、表情は陶酔したものになる。
そして、カメラを拾いあげると、密着した部分をぱしゃりぱしゃりと撮ってから、腰を揺らしはじめた。]
ヤニクさ ん すっごい きもちい……
[足を肩に担ぎ、カメラをヤニクの顔に向ける。 そして、律動しながら、夢中でシャッターを押していくだろう。 ヤニクがイク瞬間の表情を逃さないようにと…。]
(77) 2011/08/11(Thu) 00時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/11(Thu) 00時頃
|
[仰け反る体をねじ伏せられて、 焼け付くような痛みとともに貫かれる。 けれど次の瞬間には、その鈍い痛みも甘さに変わった。
薔薇の毒か、あるいは抱擁のせいかはわからない。 見据える瞳は海の色、水を湛えて滲む]
(78) 2011/08/11(Thu) 00時頃
|
|
[くちづけとともに注がれる、 絡まる唾液は甘く、口はしから零れ、けれど解放されれば、 拘束された体は、容赦なくゆさぶられる]
や、ッ ああ、ッ…… やめ、
[ねじ込まれ、身を躍らせる。 欲の証は、また緩く立ち上がってくる。 高く上がる声、望まずとも快楽を与えられれば体は甘く啼けるのだ]
あ、ッ く……、んッ、
[幾度も薔薇の毒を注がれれば、そう長くはもたない。 眦はすっかり濡れて、彩る睫毛をよりいっそう濃く見せる。閉じきらぬ唇、欲に濡れた表情、寄せられた眉根はけれど染まりきることを最後まで拒みながら、 無機質なレンズの前で、また褐色の肌に白を散らすことになるだろう]
(79) 2011/08/11(Thu) 00時半頃
|
|
[そして、ヤニクが白濁をまた散らしたあと、 笑みは深まった。
カメラは、ベッドの端に放られる。 それからは、自分のあふれんばかりの性を発散させるために、]
ふふっ あ・・・・・
好き………
[ただ、無我夢中で彼に自らを叩きつけて、 それは、狂った機械のように、 シャッターを押し続けるかのように、
ばちゃんばちゃんと…ふいに途切れるまで、肉と水音が混じった音が鳴り続けているだろう。]
(80) 2011/08/11(Thu) 00時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/11(Thu) 00時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/11(Thu) 00時半頃
|
…こんなものっ
[白い薔薇を手折ろうと手を伸ばすと… 鋭い茨の蔦がまるで守ろうとするかのように風に揺れ邪魔をする]
くっそっ
[茨を掴んで引き抜こうとすると無数の棘ですぐに手は傷だらけになるだろう]
(81) 2011/08/11(Thu) 00時半頃
|
|
[ひくつく体を起こそうとして、擦れる手首が痛む。 軋む体は、圧迫感と摩擦に熱く捕らえられたまま、 薔薇の香に汗と精の匂いが混ざりあう]
あ……、ッ ふ、
[途切れぬ熱と湿度の中、 止まぬ情欲の音に混ざり、聞こえる声。 無邪気な好意を告げる言葉]
[―――不意に目頭が熱くなる]
[夏の記憶、むせ返る薔薇の香。 霞む視界に映るのは――あの日の自分自身にも似てる。 けれど、繋がれた手を差し伸べることはできない。]
(82) 2011/08/11(Thu) 00時半頃
|
|
[―寮を覆い尽くす薔薇の芳香が強くなる気がすると同時に、薔薇の花もまた艶やかさを増して…
その花を護るように茨が茂る]
はっ これは…ホントにおとぎ話かよっ
(83) 2011/08/11(Thu) 01時頃
|
|
[いつの間にか寮の壁にも扉にも茨の蔦は這いまわり始めて、それは中の者を閉じ込めようとしているように思えて]
なんだったけか…眠れる森の美女状態だな ―医務室…大丈夫か
[少し心配になると医務室へ向かう]
(84) 2011/08/11(Thu) 01時頃
|
|
[薔薇の香は、拭えぬ罪の匂い。 届かぬ世界に沈みたくて、水の中を夢想する。
滲み霞んでゆく視界。
この夏もまた、明日でも今夜でもなく、 取り返しのつかない昨夜の夏になるのだろう。
―――情欲の音が途切れれば、 聴こえるのは一夏を生きる儚い蝉の声、だけ]
(85) 2011/08/11(Thu) 01時頃
|
ヤニクは、いつしか意識は手放されて――、
2011/08/11(Thu) 01時頃
|
[医務室のロビンが眠るベットの側に椅子を引き寄せ カタリッと座る。
しばらくはすやすやと眠る顔を目を細めてじっとみつめていたが ―そっと 顔を近づけて唇を重ねた]
(86) 2011/08/11(Thu) 01時頃
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