280 【半突発】茨姫の眠る町で
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全
ビアンカは楽器職人 モニカに投票した。
ジェレミーは宝石収集家 ビアンカに投票した。
ベネットは宝石収集家 ビアンカに投票した。
モニカは宝石収集家 ビアンカに投票した。
フローラは宝石収集家 ビアンカに投票した。
フェルゼは宝石収集家 ビアンカに投票した。
ルーカスは宝石収集家 ビアンカに投票した。
ポーチュラカは宝石収集家 ビアンカに投票した。
ビアンカは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
――夜が来る。
この町に、もうすぐ夜が来る。
運命の時が近づいてくるだろう。
ビアンカは、塔の広間で、その時を待つ。
呪いが解かれれば、キャサリン姫は。
100年の微睡みから、目を覚ます――。
(#0) 2018/08/12(Sun) 23時頃
/*
皆様、長い間本当にお疲れ様でした。
延長を行います。
エピローグの間も、交流を楽しんで下さいませ。
なお、村の流れ上まだ昼間な人が多いですが焦って夜にする事もないですので、昼から夜へのやりたいことを存分にやって頂ければ。
そして、参加してくれた皆様、本当に有り難うございました。
村建てより
(#1) 2018/08/12(Sun) 23時頃
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/* 普段は短期鯖(といってもかれこれ1年やってませんが)において、ハマっているジャンルのなりきり人狼(これを短期鯖ではRP村と呼びます)をやっている身だったので、文化の違いにgkbrしておりました……。 が、「物語をつくりだす…??面白そうじゃんいっちょやったれ!」精神で楽しませていただきましたー!ありがとうございます。
(0) 747keiri 2018/08/12(Sun) 23時半頃
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─ 南大通り・『偃月亭』 ─
悪いようにはならないよ。 そこは安心して欲しい。
[踵を返すジェレミー>>3:123に告げて、その背を見送る。 その後は優雅にワインを傾けながら食事を続けて、供された料理を全て平らげた]
(1) rokoa 2018/08/13(Mon) 00時半頃
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ご馳走様、マダム・シュバルツ。 お父上と兄上にもよろしく伝えておいてくれ。 美味であったと。
[フローラに声をかけ、代金にチップを上乗せして金子を渡す。 言伝も頼み、青年はシルクハットを被り直して出店の席を立った。 予定していた買い物と腹ごしらえは済ませた。 後は夜まで時間を潰すだけ]
(2) rokoa 2018/08/13(Mon) 00時半頃
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─ 南大通り ─
舞は夕方からだったかな。 今年もあの子が踊るのかね。
[昨年も煌びやかな魔術と共に舞が披露された。 舞台に上がるのは選ばれた舞姫達。 今年もきっと祭を盛り上げてくれるのだろう]
今年も花屋に頼むとしようか。
[数年前から訪れるようになってから毎年、舞台を彩る舞姫達にささやかながら花束を贈っている。 掌ほどのブーケを人数分、色とりどりの花を寄せてもらい、舞台に届けてもらっていた。 渡すタイミングは舞が終わって舞台袖に移った後。 贈り主の名は特に伝えなくても良いとは言っているが、聞かれれば花屋も口を開こう*]
(3) rokoa 2018/08/13(Mon) 00時半頃
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―回想―
男の人は力が強いもんね。 殴られたりしたら大変。
[>>3:120肩を竦める様子は、そんな目に遭った事があるのだろうかと感じたが、深い部分には触れないでおく。 経験があるとしたらよいものではないだろうから。]
大丈夫。 お兄ちゃんにお嫁さんが出来て、お店が大丈夫って思わないとそんな気にはならないから。
[窘めるのには少しだけ声を潜ませて内証事の真似を。]
私も、魔法を使える人の知り合いは少ないよ。 ふふっ、鉄屑を金に変えたり?
[笑ったりせずに、金儲けになるなら、と呟く彼には緩く首を傾げながらそう言った。 錬金術、といったものがあるらしいとは何処かで聞いた事があったが、それが真実、金に変えられるものかまでは知らない。]
(4) 蒼生 2018/08/13(Mon) 01時頃
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えへへ、ありがと。
[似合う、と言われれば、はにかむように笑った。 名前からの連想。 例え、今から力が手に入るとしても少女は強力な魔法は必要としないだろう。 客に料理を提供するような、些細なものでいい。
――逆にそれは、魔法がなくても暮らせるという事でもあった。*]
(5) 蒼生 2018/08/13(Mon) 01時頃
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お待ちどうさま。 このワインと合うと思うんだけど、グレンウィルさんにも気に入って貰えると嬉しいな。
[>>3:117運んできた赤ワインと料理をそっとテーブルの上に乗せる。 お盆を胸の前で押さえると、軽くお辞儀をして。]
ごゆっくり。
…あ、そうだ。 ジェレミーさんとは知り合いだったの?
[先刻は随分と楽しそうに話していたようだったから、と。 投げかける問いは、それくらいか。*]
(6) 蒼生 2018/08/13(Mon) 01時頃
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[ >>1 の発言に、後ろ髪を引かれつつ、持ち場に戻った。 ]
……寂しそうなご婦人ってのを見るといけないねぇ。
[ いくら相手が自分より幾つも歳上で、長く生きた老婆であろうとも、もう、泣く女性を見たいとは思えない。 ]
あの人の場合、お袋を思い出しちまう。
[ とはいえ、今は、ルーカスの言葉を信じるほかないだろう。 ……母親が生きていれば、ビアンカとおそらく同年代だったろうが、とっくにこの世にはいない。 ふと、城の方を見る。……何故そこまで城が気になるのか、何に違和感があるのか……仔細はよく分からないまま、仕事に戻って行った。 **]
(7) palemoon 2018/08/13(Mon) 01時頃
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[その後は、再び出店の応対に戻る。 お摘みと麦酒の売れ行きはそこそこだ。 何度か店内と出店を行き来して、皿やグラスを綺麗なものと交換して]
お粗末様でした。
ふふ、それは良かった。 ちゃんと伝えておくね。
[>>2声を掛けられれば、ルーカスの元へ向かってチップ分上乗せされた代金を受け取る。 父や兄への言伝は笑顔で受け取ると、また何処かへ向かうルーカスの背中を見送った。
――そろそろ昼の営業も終わりに近付く頃合か。*]
(8) 蒼生 2018/08/13(Mon) 01時頃
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― 「緋色の華灯」工房内 ―
[ 選んだ蝋燭たちを店主が次々と箱に収めていく。 その手つきと、呟きから 店主の想いが伝わってくるように思う。 土産用の一つもリボンをかけてもらい、 袋に詰められていく。 ]
ありがとうね。これ、お代。
[ 少しばかり多めに出したそれはちょっとした心づけだ。 今年も素敵な作品を目にすることが出来たこと、 それを手にすることが出来たことへの感謝の気持ち。 受け取ってもらえると嬉しい、と付け加える。 *]
(9) roberusu 2018/08/13(Mon) 09時半頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
[包み終えた蝋燭たちに対し、差し出された対価はやや多目。>>9 通常でも決して安いものではないから、さすがに戸惑いが先に立つが]
わぁ。 そう言われちゃうと、断れないじゃないですかー。
[口調はぼやくようだが、瞳にあるのは穏やかな彩]
俺としては、この子らと出会ってもらえた事が何より嬉しいんですけど、ね。
[そんな風に言いながら、代金を受け取る。 気持ちだといわれると、断る事はちょっとできない。 代わりに来年また頑張るようだなあ、と思いながら]
……小さき灯が、僅かばかりでも幸いを齎します事を。
[口にするのは、願いの言の葉。*]
(10) tasuku 2018/08/13(Mon) 11時頃
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[ 当初の予定も忘れて、本に没頭していた頃。 声をかけられ、>>3:122伏せた顔を上げました。 大きなバスケットを持った彼女の姿を見て、 自分の隣のバスケットの存在を思い出すのです ]
わっありがとう! みんなもきっと喜ぶわ。
[ すっかり時間を忘れていましたが、 どうやらお昼は過ぎていたようで。 途端空腹を自覚し、彼女からバスケットを じいい、と凝視してしまいます。
大丈夫です、 皆で、という言葉は忘れていませんよ ]
(11) めのこ 2018/08/13(Mon) 18時頃
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あたしからはこれ! 遅くなっちゃってごめんね。
[ 差し出すのは、借りていた方のバスケット。 中身はぎっしり詰まっています>>3:23。 勿論、店に了承を得て持って来たものです。
それから、少ししょんぼりしてみせて ]
ほんとなら、 一緒にお祭を回りたかったんだけど……
あたし、ステージの準備しなきゃ。
[ 折角彼女に時間がありそうなのに、 今度はこちらが忙しくなる頃合い。 本に没頭し過ぎなければ、と 口惜しいですが、仕方ありません ]
(12) めのこ 2018/08/13(Mon) 18時頃
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[ ────……けれど ]
ね、ね。 来年はきっと 一緒に回りましょ?
[ 寂しげな表情を隠そうと ぎゅっと彼女に抱きつき尋ねます。
こんな我儘を言うのは、随分久々でした ]*
(13) めのこ 2018/08/13(Mon) 18時頃
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─ 少し前/南大通り・『偃月亭』 ─
都市で会ったことがあったようだ。 生憎と顔を覚えていなくて失礼をしてしまったがね。
[フローラの問い>>6にはそう答えて、持ち場に戻るジェレミー>>7も見送る。 食事の間も周囲は入れ代わり立ち代わり忙しない。 それもまた祭の賑わいであることは良く分かっていた。 青年が食事を終え、席を立った後もその席には直ぐに人が入るのだろう*]
(14) rokoa 2018/08/13(Mon) 20時半頃
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―ステージ脇―
[>>11せっせとバスケットに料理を詰めたら飲み物を持つ余裕はなくなってしまったが、 あの場所なら出店もあるし、何処かから差し入れもあるかもしれない、と。
ステージの横に座る彼女に声を掛ければ、顔を上げる彼女にいそいそと近づいて行った。 どうやら本を読んでいたらしい。]
そうだと嬉しいなぁ。
[バスケットに視線を向ける彼女に少女は笑顔を浮かべた。 遅い昼食でも、ステージまでに摘まむ間食でも、何方でも問題ないようにした心算だ。]
その衣装すっごく似合ってる。 きっとステージで映えるね。
[少女の方は間近に見たステージの衣装姿に目を止めて褒める。]
(15) 蒼生 2018/08/13(Mon) 21時頃
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あ、ありがとー。 いいよ、ポーチュラカも忙しかったでしょ?
[>>12一昨日、彼女に渡したバスケットを受け取れば、其方にも中身が入っているようで。 差し入れをしてくれる、と言っていたのを思い出す。 後で店の皆で食べようと決めた。]
いいよー。 皆、ステージを楽しみにしてるもん。 手は抜けないよね。
[時間の余裕は残念上がらなさそうだ。 少女は詳しくは知らないが、色々と準備があるのだろう。 それならば仕方ない、と少ししゅんとした様子の友人に笑顔を向けた。]
(16) 蒼生 2018/08/13(Mon) 21時頃
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うん、約束。
[>>13抱き付いてきた彼女の問いかけに少女は頷いてみせた。 そっと背中に腕を回して抱き返す。
年下の友人の久しぶりの我が儘だ。 頷かない筈がない。*]
(17) 蒼生 2018/08/13(Mon) 21時頃
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─昼営業時・偃月亭─
成程、其方で。 偶然の再会って奴だったんだね。 彼方には人が沢山いるだろうし、仕方ない事かも。
[>>14規模の違いもあるが、この街の普段より、或いはこの祭りの時ほどの人がいるのだろう。 一杯の酒を楽しんだ後は代金を支払って帰ってゆく人が多い。 祭りにはまだまだ見どころも多いのだから、一所に長く留まる人は少ないだろう。 そうした客には夜も営業している旨を伝えて笑顔で見送った。
テーブルの片付けが終わる頃には、また客が訪れて席を埋める。 予定していた時間まではそれが続いた。*]
(18) 蒼生 2018/08/13(Mon) 21時半頃
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[ 代金を受け取ってもらい、 静かに工房の主であり製作者の願いの言葉を聞く。>>10 この願いの言葉を聞くのも、ベネットは好きだった。 この言葉で、大事な想いの込められた品物になる。 個人的にはこれによって商品が完全に完成したような、 そんな気持ちになったりもする、のだがそれは秘密だ。]
うん、ありがとう。 それじゃぁそろそろ戻ろうかな。 あんまり待たせちゃいけないしね。
[ 笑みを浮かべ、品物を渡されれば受け取るだろう。 *]
(19) roberusu 2018/08/13(Mon) 22時頃
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[ さて、料理と白ワインを少々頂き。 老婆はありがとうございます、と其処を後に。
先程の『便利屋さん』は、応対に出ているようだ。 皿の下に少しばかりの紙幣を置いて、 老婆は店を後にする。
日没まで、少々時間はあるか。
……――ステージの方に行ってみようか。
可愛らしく、それでいて、自分だけのものを求める。 少女であり淑女である、その方の晴れ姿を身に。* ]
(20) Alex_synx 2018/08/13(Mon) 22時頃
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[ 皆への差し入れをいただいたうえ、 衣装まで褒めてもらえました!>>15
その一言にきらりとアクアマリンを輝かせ、 片手でスカートを持ち上げ笑顔を浮かべます ]
ね、かわいいでしょ! あたしの為の、特別な衣装なの!
[ 母が心を込めてくれたものと思えば、 誉め言葉への喜びもひとしおというもの。
踊り子の衣装は彼女にも似合いそうで、 いつか機会があれば押しつけてみようかな、 なんて、こっそり考えながら ]
(21) めのこ 2018/08/13(Mon) 22時頃
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[ バスケットも無事、返せました。 また大きなバスケットを借りましたが、 これもきっと中身を入れて返すのでしょう ]
忙しい……うん 流石に、今日の舞台が頭を離れなくて。
[ 気合が入る理由は別にもあるのですが、 そこまでを伝える発想はなく。 絶対成功させるから、と。 空いた拳を握って決意を新たにしつつ ]
(22) めのこ 2018/08/13(Mon) 22時頃
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うん……
[ ステージの準備は充分にしても、 本番前に立ち位置の最終確認があるのです。
構わず抜け出す子も居ますが、 少女とて少しくらいと思わなくもありませんが、 万が一ステージが失敗した時に、 悔しい思いをするのは自分ですから。
沈む気持ちのまま抱きつくと、 背中に優しく手が回されました>>17。 大きくなった筈ですのに、彼女の腕に抱かれると 妙に安心するから不思議です ]
(23) めのこ 2018/08/13(Mon) 22時頃
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……来年も、そのジェレミーさん? って人、来てくれるといいな。
[ 彼女の負担が少しでも減るように。 彼女と共に、賑わいの中を歩けるように。
ぽつりと呟いて体を離せば、 いつも通りの元気な少女がそこに居ました ]
約束破ったら、そうね…… 一週間ただ飯食いさせてもらうから!
[ などと勝手な事を申しておりますが、 勿論本気ではありません。 しんみりした空気を、打開したかっただけ ]*
(24) めのこ 2018/08/13(Mon) 22時頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
[品物を送り出す時に紡ぐ言の葉>>19、それが思わせている事は知る由ないまま]
ああ、そーですね。 あんまり待たせるのも悪いですし。
[待たせちゃいけない、という言葉と共に袋を渡す。 浮かべる笑みがいつもよりも嬉し気なのは、毎年恒例の事。*]
(25) tasuku 2018/08/13(Mon) 22時半頃
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― 酒場 偃月亭 ―
[ 日はわずかに傾き、茨の町にゆっくりと影を落としていく。 >>20 ビアンカのチップは既に回収し、ルーカスが席を立ったのも確認した。 ……と、隙を見てフローラに声をかける。照りつける西日が、時刻を告げている。 ]
……嬢ちゃん、ステージは見に行かなくていいのかい?
[ どこかで、踊り子の友人の話を小耳に挟んでいた。 あれほど楽しそうに話すのだから、よほど仲がいいんだろう、と、記憶の片隅にとどめていた話題。 ]
踊りとなりゃ、たいてい夕方か夜だろ? もし夕方なら、そろそろ出ねぇと間に合わねぇぞ。
[ 友達の晴れ舞台なら、と。いつもなら仕事を増やすだけだ……と歯牙にもかけないだろうに。 ささやかな気配りは、酒場の居心地のせいか、それとも賑やかさに酔わされたのか。あるいは、射るように眩いばかりの光が、熱が、覚めた生を蜜蝋のように溶かしたか……。 *]
(26) palemoon 2018/08/13(Mon) 23時頃
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[>>21一対のアクアマリンを輝かせ、スカートを持ち上げてみせる友人は眩しい。]
うん、すっごく可愛い。 お母さん、今年も頑張ってくれたんだねぇ。
[ステージに立つ娘の為、一刺し毎に真心を籠めて作られたのだろう。 それは友人によく似合い、魅力を引き立てている。
もしも衣装を渡されたなら、恥ずかしがりつつも着てみるだろう。 少女にとっては、やはりお洒落は気になるものではあるから。]
(27) 蒼生 2018/08/13(Mon) 23時半頃
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[>>22バスケットは交換する形に。 次は、店で使う用のパンを入れて貰う事になるだろうか。]
そっかぁ。 本番の前だもんね。 それだけ真剣って事だ。
――そういうのって、素敵だと思う。
[他に理由がある事は知らず、感じたままを伝える。
少女も仕事とそれ以外とでは切り替えもするが、ステージに立つ程に切り替えるわけではない。 ステージに真剣に向き合う友人が誇らしいと思った。]
(28) 蒼生 2018/08/13(Mon) 23時半頃
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大丈夫。 きっと上手くいくよ。
[>>23腕の中のポーチュラカに囁く。 彼女はこんなに真剣に取り組んでいるのだから。
会う事は今日でなくても出来る。 この後には彼女のステージも観に行くのだから。 祭りは来年にだってある。]
(29) 蒼生 2018/08/13(Mon) 23時半頃
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…どうかなぁ。 でもね、 お手伝いは祭りの時だけでも雇おうって、お父さん達に言ってみる心算。
[>>24ジェレミーは来年のこの時期には何処か知らないところにいるかもしれない。 その可能性の方がきっと高い。 けれど今回の事は、次に生かす心算ではいた。
身が離されれば、そっと手を下ろす。 しょんぼりとした顔は普段の彼女のものに戻っていて。]
わぁ、それは大変だ! 仕入れを倍にしなくっちゃいけなくなっちゃう。
[本気でないのは感じ取りつつ、笑顔でそれに乗った。*]
(30) 蒼生 2018/08/13(Mon) 23時半頃
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―偃月亭―
[昼の営業を終えて昼食を済ませた後は、交代で出店の応対をする。 >>26不意にジェレミーに声を掛けられて、皿を洗っていた少女は顔を上げる。]
あれ、もうそんな時間?
[言われて外を見れば、陽は傾いていた。]
――ありがとう。 うん、今出れば大丈夫。 終わったら、すぐに戻るから。
[夕刻からは、また店の営業が始まって忙しくなる時間だ。 故に、いつもはぎりぎりに店を抜けさせて貰うのだ。 大抵は最初の方が見られない。
けれどジェレミーはステージに迎えるようにと声を掛けてくれた。 気を回して貰ってしまったようだ。]
(31) 蒼生 2018/08/14(Tue) 00時頃
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[少女は彼に感謝の言葉を向けると布巾で手を拭くと エプロンを外して畳み、バックヤードに置いて。]
いってきます!
[笑顔で、店を出て行った。 その足取りは軽い。*]
(32) 蒼生 2018/08/14(Tue) 00時頃
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気にしなさんな。 子供は遊ぶのも仕事のうちだぜ。
[ 敢えて子供扱いをし、送り出す。……子供の時間でしかできないことは、しておくに越したことはない。 >>32 祭りの喧騒のなか駆けて行く少女の姿に、口元が綻ぶ。 ]
……さぁて、あとで賄いでも弾んでもらいますかね。
[ 陽の光が途絶えることない客の波を照らし出す。 ……もし、この町に根を下ろすなら、この風景も日常に変わっていくだろう。年に一回の嵐に、今年もうるせぇなぁ、なんてぼやいて、見知った顔に激励される……
そんな道筋に導くかのよう、陽の光は燦然と祭りの賑わいを魅せていた。 *]
(33) palemoon 2018/08/14(Tue) 00時頃
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─ 夜/ロゼッタ城 ─
[賑わう町が闇の帳に覆われ、月と星が天に煌く。 外から塔を見遣れば、フェルゼが作った創作蝋燭そのままの姿がそこにあった]
これを再現出来るのだから、ムシュー・エトワールの腕は相当のものだな。
[絵画ではなく蝋燭で。 手に入れた蝋燭は立体絵画と言えるだろう]
さて、陽が落ちてから陽が昇るまでの間に、だったね。 マダム・メルツァーはもうお出でかな。
[城の茨を見遣れば、以前よりも生き生きとした様子がなく、護りが弱まっているように見えた。 そのように気付けるようになったのは、そうと聞いたためかもしれない。 青年は正面の入口から城へと入り、広間へと足を踏み入れる。 固く閉ざされた扉たち、それらを解放するために*]
(34) rokoa 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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[ 素敵>>28などと言われると、照れてしまいます。 えへへ、と相好を崩して ]
でもね、見てくれる人が居るから こんなに真剣になれるのよ!
[ 蝋燭のため、という不純物も多少含まれますが、 少女のこの言葉は、真実のものでした。
色々な人達に"見に行くね"と言われました。 その言葉こそが、やる気に繋がるのです。 彼女もそう言ってくれた人の一人。 であれば、彼女のおかげでもあるのですよ ]
(35) めのこ 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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──……ん、ありがとう。
[ 彼女>>29に言われると本当に 上手くいくと思えて、ふ、と目尻が下がります。
フローラと呼ぶようにはなりましたが、 結局どこまでいっても、彼女は少女にとって 大切なおねえちゃんのままなのでしょう。
そしてこれは、少女が大人になったとて きっと、変わる事は無いのです。 だからこそ、駄々をこねすぎてはいけません。 機会はこの先いくらでもあるのですから ]
(36) めのこ 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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そうだわ、そうするべきよ!
[ 必要ないとは思いますが、場合によっては 少女からもこっそりお願いしてみましょうか。
彼女の父兄>>30だけでなく、 件のジェレミーという人にも。 ……顔すら解らないのにどうやって、なんて。 すっかり頭から抜け落ちた思考で ]
ふふ、 パン屋ももうかって、一石二鳥だわ!
[ くすくす、笑顔を交わし合うところに ふと、後ろから父に声をかけられるのです ]
(37) めのこ 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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……ごめんね、呼ばれちゃった。 差し入れ、ほんとにありがとう!
[ 大きなバスケットと傍に置いてあった本を取り、 彼女に軽く頭を下げました。 先のやり取りで寂しさは和らぎ、 別れのやり取りも微笑んで出来るのでしょう。
また後でね、と つい、ステージに来てくれるよう念押しして。 軽く手を振れば、自分を待つ父の方へ ]*
(38) めのこ 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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もうっ、そこまで子供じゃないってば。
――お店の方、よろしくね。
[>>33まるで友人と遊ぶ子供を送り出すような言葉には少しだけ頬を膨らませ、笑う。 厚意は有難く受け取る事にしよう。
西日は朱の混じった温かな色を空に滲ませようとしている。 店を出た時間はいつもよりも余裕があった。 この分なら、見逃す事はないだろう。*]
(39) 蒼生 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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― 夕方・南大通り→茨の城 ―
[ ……――夕方、ポーチュラカのステージ。 それが終われば、きっと、夜が来る。
賑わう町の流れ。 老婆が向かうのは、 ただ、一つ。 ]
……さあて、と。
[ 老婆はその足で、茨の城へ辿り着く。 呪いの力が弱くなっている。 それは、目で見た所でも分かるようで。
老婆はしばし、運命の子を待つ。* ]
(40) Alex_synx 2018/08/14(Tue) 01時頃
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[ 広間でしばし待っていると。その扉が開く。>>34 ]
……こんばんは、グレンウィルさん。 感じますか。 呪いが弱くなっているのを……。
[ どうやら、老婆にはそれを『感じ取る』ことが出来るらしい。 張り巡らされた茨が、その棘が、枯れ始めている事に。 それは、目の前の『運命の子』も同じかは知らないが。 ]
……呪いを解くのは、今しかない、という事ですね。 この刻しか、ない……。 そして、解くことを出来るのは、貴方しかいない。 貴方が来てくれたことを、感謝いたしますわ。
[ そう、呟く。 ルーカスの姿をしっかりと向き。 ]
……グレンウィルさん、これを。
[ 例の『紅い宝石』を取り出し、彼の元に差し出した。* ]
(41) Alex_synx 2018/08/14(Tue) 01時頃
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[広間には既にビアンカがいた>>41]
御機嫌よう、マダム・メルツァー。
何となくではあるのだが……茨たちの生気が無いようには見えるね。 昨日この話を聞くまでは全く気にならなかったのだけれど。 これも『運命の子』と言われたからかな?
[やや軽い口調で告げて、シルクハットの鍔を指先で押し上げて笑みを浮かべる。 続けられた感謝は、どう致しまして、と素直に受け取り、差し出された『紅い宝石』を指で摘み上げた]
これを手にして祈りを捧げる、だったか。 扉は……ここだね。
[広間から奥へと続く扉。 固く閉ざされた”護り”の前に立つ]
では、始めようか。
[真剣味を帯びた声が広間に響いた*]
(42) rokoa 2018/08/14(Tue) 09時頃
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[>>35少女の言葉にポーチュラカは相好を崩す。]
毎年、沢山の人が見に来てくれるもんね。
[見てくれる人がいる故の張り合いのようなものなのだろうか、と少女は受け取った。 きっとステージを楽しみにしている人達も多い事だろう。 自分もその一人である。
それが彼女のやる気に繋がるのであれば、良い事だ。]
(43) 蒼生 2018/08/14(Tue) 20時半頃
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ふふ、どう致しまして。
[>>36少女は笑顔で応じてみせる。 魔女の祝福ではないが、本番前の彼女の力に少しはなれただろうか。
年を重ねても、彼女とこうした関係を続けていく事が出来たらいい。 彼女の一番が出来るまでは、──出来た後も、こうして何度もささやかな約束を交わすのだ。]
(44) 蒼生 2018/08/14(Tue) 20時半頃
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|
ポーチュラカもそう思う?
[>>37手伝いを雇う事を強く押してくる様子には小さく笑い。 けれど一先ずは今に意識を向ける事に。]
あはは、ポーチュラカってば商売上手。
[立派なパン屋のお手伝いだと。 笑いながらそんな事を話していると、彼女を呼ぶ声が。]
(45) 蒼生 2018/08/14(Tue) 20時半頃
|
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いってらっしゃい。 またね。
[>>38大きなバスケットと本を手に取る彼女に、この場を辞する頃合いだと悟る。 先程とは違い、彼女の顔に浮かぶのは微笑み。 それには少しほっとして。
念を押すのには頷いてみせると、手を振り返して彼女の背中を見送った。]*
(46) 蒼生 2018/08/14(Tue) 20時半頃
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ジェレミーは、壁に頭をぶつけた。
palemoon 2018/08/14(Tue) 22時頃
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―工房『緋色の華灯』―
[ 入り口にいる黒猫が鳴いて出迎えてくれた。>>3:125 品揃えを眺めてみる。数は少ないが、どれも趣向を凝らした品物となっているように感じる。 ]
わぁ……!どれも素敵! どれにしようかな……。 あ、これ……!素敵……。
[ もし品揃えが残っていれば、貝殻が閉じ込められたものを所望するだろう。 店内では、先ほど店を入っていった青年>>3:115が会計をしていた。 **]
(47) 747keiri 2018/08/14(Tue) 22時半頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
[ベネットとのやり取りの最中、新たにやって来た客と、出迎える黒猫の声。 一段落した所で見やった先には、作品を素敵と賞賛する姿。>>47]
ありがとうございます。 お気に召していただけたなら、幸い。
[芝居がかった口調で告げて、彼女の選んだ物へ視線を向ける]
ん、と、『なみまのねむり』か。 夢見る貝殻抱いた小さな海、お迎えしていただけます?
[その口調のままに紡ぐのは、貝殻抱いた作品の名と、問いかけひとつ。*]
(48) tasuku 2018/08/14(Tue) 22時半頃
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― 「緋色の華灯」工房内 ―
[ そっと、品物の入った袋を受け取ると、 >>25 新たに客であろう少女がやってきた。 >>47 店主が声をかけているのを見ながら、 どこかで見たような……と記憶をさかのぼる。 ]
もしかして、昨日の城前の読み聞かせに いらっしゃいませんでした?
[ 見慣れない観光客の中に、 少女によくにた子が混ざっていたような。 二人の会話の落ち着いたころに話しかけた。 *]
(49) roberusu 2018/08/14(Tue) 23時半頃
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─ 夜/ロゼッタ城・広間 ─
[紅い宝石を左手で緩く握り、右手を扉へと当てる。 扉の奥、螺旋階段の上。 『茨姫』がいる方向を見上げて唇を開いた]
─── キャサリン姫、お目覚めを。
皆が貴女の目覚めを待っている。
黎明の時は来たれり ────
[言葉を紡ぎ、瞳を閉じる]
(50) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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[祈りとは希い。 希いとは想い。 青年は自分だけでなく、耳にした願いと想いも祈りに乗せる]
[左手に握った宝石が淡く光り、体を伝い扉へ。 光は扉から城へと広がり、取り巻く茨もまた淡い光に包まれた]
(51) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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[その時刻、城を見ているものはいただろうか。 月の光に照らされた城が淡く光り、取り巻く茨が徐々にその姿を枯らしていく。 朽ちた茨は闇に溶け、後に残るのは赤煉瓦造りの立派な城。 城に備わる塔の最上階、”茨姫”がいるとされる場所で、淡い光が弾けて消えた]
(52) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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──── !
[右手を添えていた扉が、ズズ…、と重い音と共に動く。 左手も添えて扉を押し続けると、固く閉ざされていた扉は難なく両脇へと開いていった]
マダム・メルツァー……
[驚きの表情のまま、青年はビアンカを振り返る。 呪いが解けた、と実感するには今しばらく時間が必要なようだ**]
(53) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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[ フローラと別れた後>>46、 最終確認や軽い打ち合わせを済ませれば、 本番の時間まであっという間です。
時刻は日暮どき。 ステージ前には人集りが出来始め、 踊り子達の出番を今か今かと待っています。
少女より小さな子は幾人かおり、 その大半が緊張しているようでした。 少女だって何度やっても慣れはしませんが、 そんな子達には意識して笑みを向けるのです。
年長者が緊張していると、伝染してしまいます。 やれる事はやりましたし、応援もあるのです、 押し殺すのは難しくありませんでした。
冷静でいられるのは、きっと 打ち合わせ中に食べたフローラの 差し入れのお陰でもあるのでしょうが ]
(54) めのこ 2018/08/15(Wed) 20時頃
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[ ────やがて、 ステージ開幕のベルが鳴るのです ]
(55) めのこ 2018/08/15(Wed) 20時頃
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[ 即席の垂れ幕が上がり、 並んだ少女達が姿を現わしました。
あどけない笑みを浮かべる者、 緊張に少し顔を強張らせる者。 それぞれいますが、 ステージ中央付近に居る少女は前者です。
ある種誇らしげにすら見える笑みを浮かべ、 他の踊り子達と揃ってお辞儀をしました。
それを合図に、軽やかな音楽が流れ始めます ]
(56) めのこ 2018/08/15(Wed) 20時頃
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[ 軽やかに跳ねる少女達。 腕を組み互いに笑顔を交わして。 輪を作ったかと思うと、 車輪のようにくるくると回ったり。
小さくステップを踏むたび、 少女の足元で黄色い光が爆ぜました。 音楽に合わせて輝くそれは、夕闇の中では 昼よりも強く感じられるでしょう。
黄色に橙、ピンクに赤。 暖色系が多いのは、少女自身が この舞台を楽しんでいる証です。
その煌きは勿論、 幕が降りるまで変わらぬものでありました ]
(57) めのこ 2018/08/15(Wed) 20時頃
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────……つっかれた!
[ 十分未満のステージが終わり、 ステージから降りた少女が声をあげました。
言葉通り随分疲弊しており、 今にも地面に座り込みかねない様子。 けれど、それを阻んだのは、 父の手渡すブーケの存在>>3でした。
それは例年通り花屋に届けられたもので、 贈り主の名前はグレンウィルというらしい、と そんな話は、少女の耳にも届いています。
確かフローラのお店に、同じ名前で呼ばれる 身なりの良い男性が居ましたから、 その人かしら、と当たりをつけているのです ]
(58) めのこ 2018/08/15(Wed) 20時頃
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[ 恐らく、他の踊り子は贈り主を知りません。 だからこそ少女は、ブーケで顔を隠し、 にまりと口元をゆるめるのです。 だって、少女だけの秘密ですから。
……まあ、他の子だって 調べようと思えばすぐに解るのです。 そうしないのは、ミステリアスな贈り物に 酔っているからなのでしょう ]*
(59) めのこ 2018/08/15(Wed) 20時頃
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─ 夕刻/ステージ ─
[出店としてのあれこれが一段落ついた後。 工房を閉めた青年と同居猫が向かうのは人で賑わうステージ]
さぁて、どうなりますかっと。
[楽し気な口調で呟きつつ、見やるのは舞台の上。 やがて響く開幕のベル。>>55 即席の垂れ幕が上がり、姿を見せた少女たちの表情は文字通りの十人十色。 その違いを楽しむような彩を口の端に乗せた後、青年は軽快な音楽に合わせて始まる舞をじ、と見やる]
(60) tasuku 2018/08/15(Wed) 21時半頃
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[笑みと共に舞う少女たち。 それぞれに華やかな舞姫たちの内、一際を引くのは光と共に舞う少女の姿。>>57]
……ぁー……。
[舞い散る光の彩は暖かく、柔らかい。 ふわり揺れる衣装の赤と黒と相まって、それは群れ咲く花を思わせる]
名は体を表す、って、こーゆー感じ?
[誰に言うでなく、小さく呟く。 青年の脳裏に浮かぶのは、少女と同じ名を冠する花の姿]
(61) tasuku 2018/08/15(Wed) 21時半頃
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……ん。 これは中々。
[やがて迎えた終幕。 他の見物人と共に惜しみない拍手を送りつつ、青年は小さく呟く。 肩に乗せていた黒猫が、物言いたげに顔を覗き込んできた]
……想定外に、やられたって感じ?
[金色の眼ににぃ、と楽し気な笑みを返す。 その笑みに、黒猫はなぁう、と気だるげな声を上げる。 はいはい、好きにすれば、と言わんばかりの仕種に、またひとつ、楽し気な笑みが零れて落ちた。*]
(62) tasuku 2018/08/15(Wed) 21時半頃
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蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。
tasuku 2018/08/15(Wed) 21時半頃
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―ステージ―
[見送られて向かった先、ステージの前には既に沢山の観客が集まっていた。 祭りの為に用意された舞台。 下がっている垂れ幕の奥では踊り子達が出番を待っているのだろう。
少女は後で出て行きやすいように道に面したところに陣取る。 知り合いの顔を見つけたなら、笑顔で挨拶をしよう。
久々に余裕を持って辿り着いたお蔭で味わう事となった、心の浮き立ち、心臓の高鳴る感覚を宥めるよう、少女はそっと自分の胸元に手を添えた。
――大丈夫。 きっと上手くいく。 心の中で、友人に囁いた言葉を唱える。]
(63) 蒼生 2018/08/15(Wed) 22時頃
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[――やがて、開幕を知らせるベルが鳴る。 >>56幕が上がれば、ステージ用の衣装に身を包んだ可愛らしい少女達の姿が見えた。 彼女達の様子はそれぞれで、緊張した表情をした子も見受けられたが、ポーチュラカは誇らしげな笑顔を浮かべて其処にいた。
お辞儀を終えた後に音楽が流れ、>>57少女達はステージの上で身軽に跳ねる。 腕を組み、笑顔を浮かべ、 輪を作ってくるくると回り。 ステップを刻む。
友人の足許で弾ける黄色い光は、太陽の光が弱まった今でははっきりと見えて。 ステージを照らす灯りの一つ、或いは演出の一部のように 踊る少女達を照らす煌めく暖かな色の光は、楽しさを観客の心にまで届かせるようで。]
(64) 蒼生 2018/08/15(Wed) 22時頃
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[本職の踊り子ではないが、少女達の踊りは微笑ましく、愛らしい。 少女の目は友人を中心に収めていたが、去年よりもずっと素晴らしいものに感じられた。 十分未満のその時間、無事に役目を務めた彼女達に少女は拍手を送る。 幕が下りても、暫く拍手を続けていて。]
やったね、ポーチュラカ。
[その手を止めた少女は興奮で頬を上気させていた。*]
(65) 蒼生 2018/08/15(Wed) 22時頃
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― そして、呪いは解かれる ―
[闇に解けていく、茨。 それを見つめる、老婆。 100年、という相当に長い時の果て。 彼女にかけられた呪いは、今解かれた。]
……――行きましょう、グレンウィルさん。 キャサリン姫もきっと、自分の目を覚ました人に、 逢いたい筈ですから。
[ルーカスがこちらを振り向く。>>53 老婆は、やるべきことは分かっているかのように、口にした。 そして、老婆は扉を開けた。*]
(66) Alex_synx 2018/08/15(Wed) 22時半頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
『なみまのねむり』……すごく素敵な名前、ですね! ぜひ、お迎えさせてください!
[ 店主が言った名前>>48を復唱する。 『なみまのねむり』。なんとも心に染み渡る名前だ。 ]
それじゃ……代金を。
[ 提示されている金額を支払う。 すると、店内にいた青年が話しかけてきた。>>49 ]
……はい、そうです! 読み聞かせ、聞いてました! お城にまつわるお話、私あまり知らなかったので……。 祭りには毎年来てるんですけど、初耳でした!
[ そんな会話を交わしつつ、工房を出た。 この後はどうしようか。以前すれ違った少女のステージも見に行きたいところである。 *]
(67) 747keiri 2018/08/15(Wed) 22時半頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
ありがとうございます。 名付けは力入れてる部分なので、そう言っていただけると。
[ぜひ、という返事>>67に、いいひとと会えたかな、なんて思いながら、箱に詰める。 初めての客だなというのはわかっていたから箱には丁寧にリボンをかけ、おまけに小さな薔薇のドライフラワーを忍ばせる]
はい、それではこちら。 ……この子らは、火を灯して使われる事で完成します。 もし、気に入っていただけたなら、また来年もお越しいただけると幸い。
[告げた代金を受け取り、袋に詰めた品物を渡しながら告げるのは次への誘いと]
……小さき灯が、僅かばかりでも幸いを齎します事を。
[客を送り出すときの決まり文句。 合わせるように、黒猫がにぃぁ、と鳴いた。*]
(68) tasuku 2018/08/15(Wed) 23時頃
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― 「緋色の華灯」工房内 ―
あぁ、人違いでなかったようで良かった。 聞いてくださって有難う御座います、 どうぞ今年も祭りを楽しんでいってくださいね。
[ 少女と軽く言葉を交わすと、 >>67 工房の店主に挨拶をして自らも店を去る。 帰る途中に幾つか寄って、店番をしてくれてる老人への 土産にしようと思いながら。 *]
(69) roberusu 2018/08/15(Wed) 23時頃
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― 夕暮れ時・ステージ前 ―
[ 時は流れ、そろそろステージの時間だろう、と、 共に出店の売り手をしていた老人に言われ、 ベネットはステージ前まで来ていた。 もう一度誘ってはみたが、 行ったり来たりするのがしんどいのだと 断られてしまった。 ちなみに、土産にと用意した中で特に好評だったのは 「緋色の華灯」の蝋燭だった。 毎年、良いものを作るものだと零していた。 ]
……さて、そろそろかな?
[ ステージ前は中々の人群れだ。 ベルが鳴り、垂れ幕が上がる。 ]
(70) roberusu 2018/08/15(Wed) 23時頃
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[ それぞれ可憐な衣装を身にまとった少女たちが、 揃ってお辞儀をする。表情はそれぞれだ。 ポーチュラカは……と、探すまでもない。 軽やかなステップと、煌く暖色。 ブロンドの髪まで輝いて見える。 ]
本は役に立ったかな?
[ そんなことを零しつつも、 役に立ったかどうかなど、あまり重要ではない。 彼女の向上心によるステップの一つになれれば幸いだ。 年々、水準の上がっていくように見える彼女達の踊りは 元から町に住む者も、観光客をも虜にするのだ。 ]
(71) roberusu 2018/08/15(Wed) 23時頃
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[ ステージが終わる。 他の観客と共に惜しみない拍手を送る。 さて、かの職人はどう受け取っただろうか。 ]
……さて、今日の所はもう戻ろうかな。
[ 今日はきっと疲れているだろう。 そして仲間内で余韻に浸り楽しんでいるかもしれない。 感想はまた後日、会った時に送ろうか……。 そう思いながら、自らの自宅兼店へと向かった。*]
(72) roberusu 2018/08/15(Wed) 23時頃
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―ステージ終了後―
[ステージの前からは人が引いてゆく。 また何処かの屋台や店を見に行くのだろう。 少女も店に帰らねば、と思った時に知った顔を見つけた。 小さな相棒も一緒のようで。]
こんばんは。 フェルゼさんも見に来てたんだね。
[友人と彼との間に交わされた話は知らず。 彼もステージを見に来ていたのか、と思いながら声を掛けた。*]
(73) 蒼生 2018/08/15(Wed) 23時半頃
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─ ステージ終了後 ─
[さぁて、ここからどうしようか、と。 楽し気に思案巡らせていた所に聞こえた、声。>>73]
っと、やぁ、フローラちゃん、こんばんは。 うん、色々とあってね、今年は見に来ない訳にはいかなかったんだー。
[振り返った先には見知った姿。 軽い口調で返す挨拶に合わせるように、黒猫がにぃ、と鳴いた。*]
(74) tasuku 2018/08/15(Wed) 23時半頃
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[>>74フェルゼの紡いだ応えに、少女は目を瞬かせる。]
色々…? お仕事か何か? それとも誰かに呼ばれたのかな。
[一昨日にポーチュラカがステージの宣伝をしていたのを思い出しながら、見に来なければいけなかった理由を想像して]
今年のステージ、良かったよね。 ポーチュラカ、絶好調だった。 最初から最後まで見られて良かったよ。
[黒猫に笑みを向けつつ、少女は未だ興奮の冷めきっていない様子でステージの感想を口にした。*]
(75) 蒼生 2018/08/16(Thu) 00時頃
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― 夜・「緑園の冠」出店 ―
[ 既に品物は店内に運び込み、 軽く片付けた出店で青年は老人とゆったりとしていた。 酒ではなく茶で、南大通りのステージが終わってから 買った軽い料理を二人でつまむ。 互いに労わりながら、月夜に照らされる茨の城を眺め。]
今年も賑わいましたねぇ。
[ そんな事を会話しながら、ぼんやり眺めていると。 ほろり、ぼろり……。 城が、崩れて……???いや、これは。 ]
茨が……?
[ そして、城の塔、最上階で。淡い光が弾け、消える。 ]
(76) roberusu 2018/08/16(Thu) 00時頃
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あれ、は……。
[ 老人と青年、ぽかんと暫く見つめていたが、 どちらが先か、お互いを見やる。 そして、青年はふと、茨姫の存在を、 紳士の話した呪いの話を思い出す。 ]
……呪いが、解けたとか……?
[ 信じているのかい、と問われ、困ったように笑う。 そうだったらいいな、と思いまして。と返し、 再び、茨の消えた、 月に照らされる立派な城を見上げるのだった。**]
(77) roberusu 2018/08/16(Thu) 00時頃
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んー……まあ、どっちも正解、かな?
[仕事、も、呼ばれた、もどちらも間違ってはいないから、こう返す。 黒猫が呆れたように尻尾を振る図は目に入ったか、否か]
うん、ほんとにねー。 あそこまでのものを見せてくれたのは、嬉しい想定外だったわ、俺も。
[ステージの感想>>75に、同意の頷きを向けた後]
そか、今年は余裕もって見れたんだ。 そりゃ何より。
[家業柄、祭りの日には慌ただしいイメージがあったから。 最初から最後まで、という言葉に素直にそんな言葉を口にしていた。*]
(78) tasuku 2018/08/16(Thu) 00時半頃
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―ステージ前―
[ モニカが工房をを出た後、ステージに向かう。 時刻はもう夕暮れ頃であった。たどり着いたステージ前には、大勢の人が集まっている。 ]
ふーー……、間に合ったのかな? せっかく宣伝されたわけだし、見に来なくちゃね!
[ ステージが見やすい位置に場所を取る。 その時、拍手が起こる。ステージの垂れ幕が上がり、踊り子達が姿を見せた。 そこには、前にすれ違った少女もいるようだ。 ]
皆の動き、揃ってて素敵だなぁ……。
[ ステージ上ではじける光。それが、踊り子達の魅力をさらにひきたてる。 光の舞う中、少女達はとても輝いていた。 **]
(79) 747keiri 2018/08/16(Thu) 00時半頃
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え、どっちも?
[>>78何方も、という答えには少し驚きの声を上げた。 仕事関係で呼ばれた――という事だろうか。 物言わぬ黒猫の尻尾が振られる様子が見えたが、繋がりまでは手繰れない。]
ふふ、フェルゼさんにとっても想定外かぁ。
[あのステージも、彼の制作物へ反映されるのだろうか。 もしそうなら、彼がどう切り取るのかも興味をそそられる。]
うん。 今年は頼りになるお手伝いさんがいるからね。 とっても助かってるんだ。
[ジェレミーとフェルゼが外で出会っていたとは知らず。 少女はふわりと微笑んだ。*]
(80) 蒼生 2018/08/16(Thu) 00時半頃
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そ、どっちも。 ……今年絶好調の舞姫さんと、一つ賭けをしたもんでね。
[上がる驚きの声>>80に、笑いながらこう返す。 経緯を問われるならば、オーダーメイドを巡るあれこれを簡単に話して]
うん、いい想定外だった。
[言いながら、視線は一度、ステージを降りた少女たちの集う方へと向かい。 頼りになるお手伝いさんの話題に再び、目の前へと戻った]
そっかぁ……そりゃ、なにより。 頼れる人が多いのは、いい事だからねぇ。
[それが以前言葉交わした人物とは知らぬまま、あげた声はどこまでものんびりとしていた。*]
(81) tasuku 2018/08/16(Thu) 01時頃
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─ 解呪後/ロゼッタ城 ─
[まだやるべきことがある、と言わんばかりのビアンカ>>66。 行きましょう、と言う言葉に開かれた扉の奥を見た]
目覚めた姫のエスコートだね。 それならば得意分野だ。
[冗談めかした様子で笑いながら言う。 扉は押せばどこも開いた。 城の探索は後回し。 今は塔の最上階へ続く螺旋階段をひたすら昇った]
(82) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[長い階段の先。 階段が途切れ、廊下が少し続いた先に最後の扉はあった]
…ここか。
[僅かばかり時間を置き、息を整えて。 最後の扉を3度ノックする。 中から線の細い、けれどもはっきりとした返事が聞こえた]
失礼する。
[声をかけ、目の前の扉を押し開いた]
(83) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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──── ………
[その人物は確かにそこにいた。 伝承や御伽噺でしか知り得なかった存在。 ブロンドの髪に整った目鼻立ち、その顔はまだ幼さが残る。 華美ではない、淡い黄色のエンパイアドレスに身を包んだ姿は華奢にも見えた]
…ご機嫌麗しく、キャサリン姫。 ご気分は如何かな?
[少しの間見惚れた後、シルクハットを外して左腕に抱え込む。 微笑んで挨拶を向けると、「貴方は?」と声が返ってきた]
貴女にかけられた呪いを解く運命を負った者。 …と言えば、状況は把握して頂けるだろうか。
[眠りについてから100年経っていること。 今目覚めたのは呪いが解けたからということ。 姫は聡明なようで、ある程度の事態は把握してくれたよう]
(84) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[紡がれる感謝の言葉。 笑みを以てそれを受け止め、言葉を続けた]
貴女の呪いを解くことが出来たのは、『12番目の賢女』のお陰…。 彼女の力なくば、こうして拝謁することは叶わなかった。
賢女の意志を継いだ者が私を導いてくれたのだ。 礼は、その方にも。
[もう1人、礼を伝えて欲しい人がいることを告げる。 そうして、姫に対して右手を差し出した]
どうぞ階下へ。 貴女が新たに時を刻む世界を見て頂きたい。
[差し出した手がエスコートであることを察した姫は、左手を重ね引かれるままに歩き出す。 塔の最上階の部屋を出て、螺旋階段をゆっくりと下りていった]
(85) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[姫とビアンカが顔を合わせたのはどのタイミングだったろう。 共に螺旋階段を昇ったならば塔の上で、そうでないならば階下、広間辺りとなるか。 ともあれ姫は塔を下り、広間までやってきた]
キャサリン姫、城の外は100年後の世界。 貴女の目には真新しく映ることだろう。
町には貴女の目覚めを願った者達もいる。 夜が明けたら彼らにも会って頂きたい。
[姫からすれば町の人達は見知らぬ者達ばかり。 不安もあるだろうが、受け入れてくれる人もいるから、と。 夜分に押しかけるわけにも行かないため、顔合わせは翌日にと告げて。 その日は目覚めたばかりの姫に付き合い、時間が許す限り問いかけに答えたり談笑したりするのだった**]
(86) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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…もしかしてポーチュラカ? 何を賭けてたのか、聞いてもいいのかな。
[>>81絶好調、と少女が言ったのは友人の事だ。 差し入れをしに行った時に随分とやる気に満ちていた彼女の姿勢、自分に語ったものの他に賭けもあったのかもしれないと。 好奇心を擽られ、伺うように見てみれば経緯を教えて貰えただろうか。 聞けたなら、ポーチュラカらしい、と笑う。]
そっか。良かったね?
[今はもう垂れ幕で覆われてしまったステージにフェルゼは視線を移す。 その横顔を見、黒猫を見つめた。]
それは、本当に思うな。 やっぱりね、自分達だけでは手が回らない事もあるし。
(87) 蒼生 2018/08/16(Thu) 01時半頃
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あ、フェルゼさんも何か困った事があったら言ってね? グレンウィルさんみたいに熱心なパトロンにはなれないけど、お料理やお掃除なら手伝えるから。
[少女の小さな夢。 ――いつか、自分のお金で彼の作品を購入する事。 店で眺めるだけでなく、迎え入れたいものだと語ったのは二年程前の事だったか。]
と、いけない。 そろそろ戻らないと。
――その前に、 リュミィちゃん、撫でてもいい?
[当人達が了承してくれたなら、 そっとその毛並を堪能して、店に戻ろうと。**]
(88) 蒼生 2018/08/16(Thu) 01時半頃
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[ 可愛らしいブーケをひとしきり愛で、 ほんの短い休憩の後、少女は立ち上がります。 肉体的疲労も、魔術を使った時特有の疲労も、 閉幕直後よりはマシになっていました。
何人かのお友達が観に来てくれていたのが、 ステージの上からでもわかったのです。 であれば、ご挨拶に行かねば。
思い立ったが吉日。 ブーケは持ったまま、足早にステージ前へ。 去って行く観覧客の人混みに流されそうになりつつ けれど、目立つ銀の髪がすぐ目に入ります ]
(89) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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[ 頃合いとしては、 フローラが立ち去ってすぐでしょうか。 此方に背を向ける彼の肩をとんと叩いて ]
ねえ、どうだった!?
[ 勢いよく、尋ねるのです。
出店に並ぶ蝋燭を見るのも我慢して ステージに打ち込んだ結果を聞くのです。 力が入るというものでした ]*
(90) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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─ それから ─
[ 彼の返答はどういったものだったでしょう。 仮に色よい返事をいただけたとて、 今すぐ話が進んだりはしないでしょうから、 少女もやがて帰路につきました。
何せ、彼の説得が終わったところで 今度は両親の説得が待っています。 こちらは容易にしても、 了承を得ないままとはいきませんからね。
父母と歩く帰り道。 祭の思い出を語らいながら行く道で、 月明かりの下で淡く光る何かを見ました。
いえ、城が光ったとは解っているのですが、 少々目を疑う光景だったもので ]
(91) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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|
え、え、なにあれ!
[ 枯れ萎れていく茨達。 開いた口が塞がりません。
父母も困惑している風でしたが、 すぐに気を持ち直したのか少女の手を引きます。 万が一の事があっては、と思ったのでしょう。
弾ける光に、枯れた茨。 イノサン一家は未だそれが 吉兆なのか凶兆なのかも解らないのです。 警戒するのも致し方ない事。
足早になった家族が城の真実を知るまでに そう時間は必要無いのでしょうが ]*
(92) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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― 南大通り ―
[ 肺腑にぬるい夜風を吸い込めば、久々に酷使した肉体が軋む。 ……少し張り切りすぎたか、と、宿屋に向かう最中、 ]
……ん?
[ 月明かりか、いや、違う。その光は城そのものを包んでいた。 茨が枯れていく。光が生気を吸い取るように、茨がはらりはらりと枯れ落ち、煉瓦の城壁があるべき姿に戻っていく。 ]
疲れてんのかねぇ……?
[ 思わず立ちつくし、二度、三度と瞬きする。 「今夜にでもわかるかもしれない」と、脳裏に甦るはかの紳士の言葉。 その光景が夢幻の類いか、それとも現実か、それすらまだ判別するすべはない。少なくとも今は、まだ。 **]
(93) palemoon 2018/08/16(Thu) 13時半頃
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うん、そう。 賭けたのはね、オーダーメイドの依頼権。
[伺うような視線と共に向けられた問い>>87に、軽い口調で経緯を話す。 らしい、という評と共に落とされた笑みには楽し気な笑みをひとつ、返して。 良かったね、という言葉には、軽く肩を竦めた]
そっちは、毎日が大忙しだからねぇ……って。
[多数を迎える客商売、こちらよりも苦労は多かろう、と思いながら相槌を打ち。 続けられた言葉に、きょとん、とひとつ瞬いた]
(94) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時頃
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んー、そこまでぎりぎりではないつもり、だけど。 どうしても、ってなったら、その時はお願いしようかなぁ。
[仕事に集中すれば、細かい所に手が回らなくなるのは事実だから、と返すのは肯定]
若様みたいにがっつり見てくれるのもありがたいけど、ちょっとした事で助けてもらえるのもほんと、助かるしね。
[そんな積み重ねはいずれ、形を得るだろうから、とは口にしない。 いずれ、と願われている事があるからこそ、その時までは言わぬが花というもので]
(95) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時頃
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|
ん? ああ、いいよー。 食べ物扱ってると、ちょくちよくもふる、って訳にはいかないもんねぇ。
[撫でてもいい? という問い>>88に、笑顔で返して黒猫を差し出す。 差し出された方もどうぞどうぞ、と言わんばかりににぃ、と鳴いた。*]
(96) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時頃
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[黒猫と少女のスキンシップが終わり、店へと戻る少女を見送った後]
さーて、んじゃちょっとそこらを……。
[ふらっとしようか、と。 思った直後に、肩を叩かれた。>>90]
お?
[振り返るのと、勢いよく問いが投げかけられるのはどちらが先か。 あー、来たなあ、なんて思いながら、青年はひとつ、息を吐いて]
……うん、まあ。 物凄く、想定外だった。
[最初に口にしたのは、こんな一言。 勿論、これでは伝わらないのは承知の上]
(97) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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踊り、見事だったし。 あと、光の彩がね、予想超えてた。 動きと光がきれーに調和してて、あー、これなら創れるなぁ、って気になったよ。
……まあ、一言でいうと、俺の完敗だねー。
[創りたい、という意識を揺らされた、と。 笑いながら告げた後、表情を改めて]
と、いうわけで。 オーダーを受けるのは構わないんだけ、ど。
前にも言ったけど、結構大金動くからね? その辺りが大丈夫かどうか、ちゃんと確証が取れるまでは、保留。
[そこは譲れないから、真面目な口調できっぱりと言い切り、それから]
(98) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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……ま、何はともあれ。
いいもの見せてくれて、ありがとね。
[一点、穏やかな笑みと共に向けたのは。 素晴らしいものを見せてもらえた事への感謝の言の葉。*]
(99) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。
tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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[ 返されたのは、想定外という言葉>>97。 それが良い事なのか悪い事なのか解らず、 眉間にしわを寄せ難しい顔をしていると、 笑みを滲ませ言葉が続けられて ]
完敗……
[ 呆けたようにそう繰り返しますが>>98、 やがてじわじわと実感が湧いてきて。 ブーケを強く握りしめながら、 だらしない笑みを浮かべてしまいました。
蝋燭を創ってもらえるうえ、 賛辞を頂いたのですから仕方ありません。 認めてもらえたと思うと、喜びもひとしおです ]
(100) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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大丈夫よ! パパとママに話を通すわ!
ありがとう、フェルゼ!
[ 真面目な口調で言われてもなんのその。 浮かれ気分は無くならず、笑顔のまま答えます。
幾らになるかは未知数ですが、 蝋燭を創ってもらえると知れば父母も喜ぶはず。 そう信じて疑っていないのです。 値段の事は、大人同士で話してもらうとして ]
(101) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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良いのよ。
今度はフェルゼが 良いものを見せてくれるでしょ?
[ 穏やかな笑み>>99には、 悪戯っぽく口端を上げて答えました。 ついでに肘でもって彼をつんとつつきます。
おどけた態度ではありますが、期待は本物。 少女の瞳が、ステージ横に吊るされるランタンの 光を反射して、きらりときらめくのです。
彼は一体、どんな蝋燭を創るのでしょう。 きっと、こちらの期待を良い意味で 裏切ってくれるだろうと信じています ]
(102) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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[ それから、少女が母と彼の店を訪れるのに、 三日とかからないでしょう。
少女の強い説得にあった母は、 例え少々値がはろうと、 彼に蝋燭創りを依頼するに違いありません ]*
(103) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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[ 塔の上まで同行し、老婆はキャサリン姫の姿を見る。]
初めまして、キャサリン姫。 私は、十二番目の賢女の血を引く者ですわ。
[ そう、挨拶し、彼女にルーカスを紹介する。 そして、呪いは解けたのだ、と告げよう。 止まった時は、動き出した。]
(104) Alex_synx 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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─ 夕刻/舞姫舞踊 ─
[集う人垣の片隅に陣取り、シルクハットの奥から舞台に視線を向けた。 やがて、開幕のベルが鳴り響く]
やぁ、今年も煌びやかだ。
[緊張の面持ちの舞姫もいたが、音楽が流れ始めるとその表情も笑みへと変わっていた。 青年は腕を組み、流れる音楽に合わせて指を動かしリズムを取る。 舞台上を軽やかに跳ね、くるりと回る舞姫達。 動きに合わせ、光が軽やかに爆ぜるのが見えた。 一際輝くように舞う舞姫。 その表情は楽しげで、爆ぜる光の色もそれを表しているかのようだった]
今年も見事な舞だね。
[あの舞姫は確か昨年も舞台に上がっていたはずだ。 昨年に比べると一段と舞の技術が上がっているよう]
(105) rokoa 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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来年も楽しみだ。
[彼の少女は来年も舞台に立つだろうか。 それも含め楽しみにするように口端を持ち上げる。 音楽が鳴り止み、舞の終わりを告げられると、周囲の拍手と共に青年も舞姫達に惜しみない拍手を贈った。 そうして舞台には近付かずに離れ行く。 贈り物は既に彼女達の手に**]
(106) rokoa 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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[告げた言葉が齎す表情の変遷。>>100 それを見やる表情は、微笑ましいなあ、と言わんばかりのもの]
うん、そこは大事だから。 ちゃんとよろしくねー。
[両親に話を通す、という宣言>>101に、真面目さを崩すことなくそう言って。 告げた感謝に返る言葉>>102に、ふ、と小さく息を吐いた]
おおっと、そこまで言われちゃったら、こっちも一層気合入れないとだねぇ。 ま、期待に応えるべく、頑張らせていただきますよっと。 オーダー受けるのも、久しぶりだからねぇ。
[この所、どうしても創りたい、という意欲がわかなかったのは事実。 寝ていたそれが起き出している状況は悪くないから。 青年としても、今という状況を楽しむ気は満々だった]
(107) tasuku 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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おっと。 いらっしゃいませ、かなぁ?
[後日、訪れた親子>>103を出迎える青年は、いつも通りの軽い調子。 一先ずお茶を淹れて落ち着いた上で始まるのは真面目な商談。
提示された価格は、宝飾品ひとつ買えそうなもの。 それでもいいか、と念を押し、了承を得た事で商談は成立し]
後はまあ、期間が確定できない点は、ご了承いただきたく。
[大事な事を付け加えた後、久しぶりのオーダーを受け取って]
(108) tasuku 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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さーぁて。 そんじゃ、やりますかぁ。
[親子が帰った後、工房の入り口に『作業中』と書かれたプレートを掛ける。
ステージを見ていて浮かんだイメージは複数スケッチ済み、あとはそれをどうまとめるか、というところ]
[それから、幾度かの朝と昼の交差を経て。 創り上げられるのは、少女と同じ名前の花を散らした、真白の蝋燭。 揺らめく波のような、フリルのような装飾と、翼を思わせるオブジェの添えられたそれは、甘いけれどもどこか大人びた香りを秘めたもの。**]
(109) tasuku 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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ーステージ→北大通りへー
[ ステージ終了後、時刻は夜に差し掛かっていた。祭りはまだまだ賑わっており、モニカはステージから宿に帰るまでの道のりを物色しつつ楽しもうと考えていた。 ]
まだ宿に帰るには早いし、いろいろ見ていこうかな。 ……ん???
[ ふと、妙な光が目に入る。 それは、城から発せられているようだ。 ]
え、何あれ……光?城から!? それに、茨が……!!
[ みるみるうちに茨が枯れていく。 そして、崩れかけていた部分が元通りになっていった。 普段なら絶対に見ない光景。 それが、今目の前に広がっている。 *]
(110) 747keiri 2018/08/16(Thu) 21時頃
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― 酒場 偃月亭 ―
[ 仕事は祭りまでで終わり。宿屋に払うべきものは払ったし、いつでも町を出ていける。……ただ、今回は後ろ髪を引かれる思いがあった。 昨日までの職場に足を向ける。別れの挨拶をするつもりではあるが……どうにも、やりにくい。 ]
おーい、いるか?
[ 閉店中の酒場に、呼びかけが響く。 何かを買ってこようとも思ったが、特別扱いは余計に未練が残る気がしていた。 一箇所に定住しなくなったのはいつからだったか。その生き方が身に染み付いていたし、変えようと思ったこともなかった。……この、瞬間までは。 **]
(111) palemoon 2018/08/16(Thu) 21時頃
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― 解呪の後 ―
……――それで、キャサリン姫。 僭越ながら、私から、一つ提案があるのですが。
[ その言葉と共に紡がれるのは、自らの今後のこと。 なんでも、老婆はキャサリン姫の世話役をしたい、 とのことだった。]
目覚めさせてくれたグレンウィルさんや、 他の方々にも、支えて頂きながら、この城を、 守って頂きたいのです。 これから、あなたは眠り続ける姫じゃない。 呪いに縛られない人生を、生きて欲しい。
そんな、老婆のわがままです。 どうでしょうか。
[ と、問いかける。 きっと彼女は良い返事をくれただろう。*]
(112) Alex_synx 2018/08/16(Thu) 21時頃
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オーダーメイドの依頼権。
[>>94フェルゼが稀に注文を受ける事を少女は把握していなかった。 定期で引き受けていれば何処かで耳にするだろうし、恐らく少ないのだろう。 彼の楽しげな笑みからは、ポーチュラカは賭けに勝った事を想像させ、友人らしい、と笑った。]
ふふ、有難い事だよ。
[毎日忙しい、と言われれば、少女は笑ってみせる。 休みは少ないが、沢山の出逢いが此処にあり、自分はそれを楽しみにしているのだと。]
(113) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時頃
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うん、いつでも言ってね。
[>>95出来るのは、近所の助け合いの延長。 どうしてもってなったら、と言うのには大きく頷いてみせて。]
そうだったら嬉しい。
[目利きという訳ではないが、彼の作品が素晴らしいという事は分かる。 少しの事でも助けになる、というのなら、そのままの距離で応援しよう。 近い将来、彼の作品を購入するのを夢見て、こつこつと貯金をするのだ。]
(114) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時頃
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ありがと! ふああー、癒されるぅ…。
[>>96店に動物を入れる事は難しい為、こうして動物と触れ合う機会は貴重だ。 笑顔で差し出された黒猫―どうぞ、と言うように鳴いた―をそっと抱えると、毛並みを掌で撫でる。 触れた場所からは温もりと生命力を感じられた。 少女はふにゃりと頬を緩め、]
どうも、ありがとう。 またね。
[暫し、その触れ合いを堪能した後、 そっと黒猫をフェルゼに返して、ふたりに感謝を告げて帰ろう。*]
(115) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時頃
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―偃月亭―
ただいまー!
[少女は裏口から戻ると、軽くワンピースを払ってから手を洗い、エプロンを身に付ける。 抜けていた穴を埋めるよう、働いてくれたジェレミーに近付いていくと]
ジェレミーさん、お蔭で最初から見られたよ。 ありがとう。
[ステージについて色々と語りたいところだが、今は仕事に専念しよう。 空は夕方から夜闇へ。 月や星が空に、地上ではランプの灯りが煌めき始める。*]
(116) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時頃
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─ 祭りの夜 ─
いやはぁ……今年は盛りだくさんだったなぁ。
[あれやこれやが一段落した後。 一先ず、のんびりとふらつく事を選んだ青年は、宛てなく道を歩いていた]
ま、節目の年のお祭りだってんなら、そのくらいあってもいいか。 な、リュミィ?
[肩に乗る猫に呼びかけるも、黒猫の金の眼はこちらを向いていない。 それを訝り、視線を辿った先に見えたのは、光]
……は?
(117) tasuku 2018/08/16(Thu) 21時頃
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[黒猫が見つめていたのは、茨に覆われていた城。 月の光に照らされた城が、それとは違う淡い光を放って]
……茨が……枯れてる?
[零れ落ちるのは、どこか呆けた呟き。 黒猫が、しっかりしなさいよ、と言わんばかりににぃと鳴くが、これで呆然とするなというのは無理な相談と言うもので]
……えーと。
[朽ちた茨は闇へと溶け、後に残るのは見慣れた、けれど、見慣れない様相の赤煉瓦の城]
(118) tasuku 2018/08/16(Thu) 21時頃
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…………いやぁ。 確かに、解けるかも、なんて話はしてたけどさぁ。
[工房でのやり取りをふと思い返しながらぽつり、呟いて。 しばし、黒猫と共に様変わりした城を見つめた後]
……まぁ。変化するのは、悪くないよな。
[諸々の思う所を一先ず、この一言で内に落とし込んだ。**]
(119) tasuku 2018/08/16(Thu) 21時頃
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― 回想 ―
お、おかえり。 楽しかったなら何よりだ。
[ ステージの話を聞きたい気持ちもあったが、こちらも仕事に専念する。 ……別れの挨拶はどうしようか、と、ぼんやりと考えながら。 ]
また明日も来るよ。今夜はどっちも疲れ切ってるだろうしな。
[ 何か伝えるのなら、一晩明けた方がいい。 それが別れだとしても、また違う挨拶だとしても。 ]
(120) palemoon 2018/08/16(Thu) 21時半頃
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─ 解呪の後 ─
[姫に伝えられるビアンカの願い>>112。 呪いに縛られない人生。 色好い返事をした姫に対し、青年も深く頷いた]
それは良い。 町の者達もきっと協力してくれることだろう。 勿論私も援助する。
[この城は歴史的価値もあるもの。 そう言う点でも青年はこの城を残していきたいと考えていた。 援助の傍ら、城の調査させて欲しいと言う願いをするかもしれないが]
大丈夫、上手くいくさ。
[心配要らない、と青年は微笑んだ**]
(121) rokoa 2018/08/16(Thu) 21時半頃
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―翌日・偃月亭 ―
[祭りが終わり、日常に戻る。 けれど、今年は大きな変化を迎えていた。 城の変化に少女が気付いたのは、一夜明けてから。 近くの店主が教えてくれてだった。
城を覆っていた茨は見事に消えた姿を、ぽかんと口を開けて眺めていたが、 思い出したのは、ルーカスとの話。 呪いが解ければ、姫君がどんな人か分かるかもしれない――と。
もしや、本当に呪いが解けたというのだろうか。 胸が期待と好奇心で高鳴るのを感じながらも、掃除を済ませた。]
(122) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時半頃
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[>>111掃除を終えて、二階で洗濯物を干していると 聞こえてきたのは、ジェレミーの声。 彼の仕事は今日で終わり、と父より聞いている。
少女がステージを見終えて帰った時には店は営業中。 >>120また明日も来る、という彼にその場では頷いた。 祭り当日という事もあって店は盛況で、四人で何とか回し終える事が出来たのだった。]
はぁい。
[応じる声は、少しばかり普段の張りがなかった。 今日でお別れなのだろうか。 そう思うと惜しくて。]
(123) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時半頃
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[やがて、少女と父親がジェレミーを出迎える。 兄は近くに用事で出掛けていた。]
ジェレミーさん、昨日はゆっくり休めた? 本当にお疲れ様。 とっても助かっちゃった。
[そう告げる少女の顔に浮かぶ笑みは、少しばかり陰を滲ませる。*]
(124) 蒼生 2018/08/16(Thu) 21時半頃
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[ 相手を待つ間、ふと、城の方を見る。 小綺麗になった赤煉瓦の城は、昨日までとは違った建物にすら思える。呪いが解けたのかもしれない……が、立ち去る自分には関係はない。 そう言えば、あの紳士と老婆はどうなっただろうか。あの職人の手の怪我は無事だろうか。あの書店は出店を出したのだろうか。ステージはどうだったのか。……普段なら気にしないことも、考えだすと気になってくる。 ]
……頼まれ事ってのは、城のことだったのかもな。
[ ぽつりと独りごちる。そうであれば、あの騒ぎにも説明はつく。 >>123 顔を出した少女に、どう別れを告げようかわずかに躊躇う。 その表情が、寂しげに沈んでいるようにも見えたから。 ]
あァ、ぐっすり寝たよ。こちらこそ世話になった。 ……また来年も、きっと働きに来るぜ。 その時はクッキーでもパンでも買ってやるよ。
[ もし、またこの町に来るのなら、その時は知ることになるだろう。 呪いについても、紳士の隠し事についても、老婆の思惑についても……その時の楽しみに取っておく。 目の前の少女の笑顔と、この店の食事に舌鼓を打つのだけが目的……となると、さすがに気はずかしい。 *]
(125) palemoon 2018/08/16(Thu) 22時頃
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[ あれが、読み聞かせで聞いた物語と繋がるのだろうか。 所詮は物語。本来ならそう考える人が多いだろう。 しかし、今、目の前でかつての栄華が蘇るような……。 そんな光景を目にしている。
今城に行けば、何か見られるのだろうか。 だが、浪漫のまま触れないのもまた良い。
……もしかしたら。 来年の月光祭はさらに賑やかになるのかも……しれない? そんな期待を抱きつつ、モニカは宿に戻った。 *]
(126) 747keiri 2018/08/16(Thu) 22時頃
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[ 商談>>108を終えてから幾日か。 商品の受け渡し期日は向こうに任せているので、 少女はその日を今か今かと待っておりました。
彼は頑張ると言っていましたから>>107 少女はただそれを信じ、静観の姿勢。 ともすれば店まで押しかけて催促したくなるのを 必死に我慢していると、両親は知っています。
そんな少女なのですから、 無事出来上がったとの報をいただいた折には 飛び上がらんばかりに喜んだものです ]
かわいい……!
[ 真白な蝋燭>>109を前に零すのはそんな感想 ]
(127) めのこ 2018/08/16(Thu) 22時頃
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素敵だわ、フェルゼ。 大切に、大切に使うわね。
[ 自分を見ていて思い付いたと言われたら、 少し照れてしまうくらいには素敵です。
波打つ装飾を細い指でなぞり、 伏せた目でそれを見つめて。 感無量といった風に、ほうと息を吐きます。
母はそんな少女を見て苦笑しつつも 彼に礼を言い、提示された金額を払いました。 それから、少女の頭をそっと撫ぜるのです ]
(128) めのこ 2018/08/16(Thu) 22時頃
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[ 少女はその日、 その蝋燭を友人達に自慢して回りました。 酒場に古書店、宝石店など、至る所に 見て見て! なんて、年相応の所作で。
夜には早速火を点けてみるつもりだったので、 フローラともう一人に、 家に泊まりに来ないかと誘ってもみたでしょう。
二人とも忙しいかもしれませんから、 予定が合わないようなら日を変えて。 少女の部屋に招待するのです ]
(129) めのこ 2018/08/16(Thu) 22時頃
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─ いつかの未来で ─
[ 少女然とした、可愛らしい部屋の中。 月明かりだけが差し込む室内で、 一つの蝋燭に火が灯されます。
ゆらり、と揺らめく光は 踊るように白い蝋を溶かしました。 辺りには甘く、けれどそれだけではない 豊かな香りが広がってゆきます。
────それを見つめるのは、三人の女の子。
少女とフローラは兎も角。 目覚めたばかりの"お姫さま"は……、 キャサリンは、きっと こんなものを見るのは初めてでしょうね ]*
(130) めのこ 2018/08/16(Thu) 22時頃
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[>>125沈んだ顔を見せれば、宥めるように父親に肩を叩かれた。]
そっか、それなら良かった。
[眠れた、というのにはほっとしたように応じて。 けれど続いた言葉に目を丸くした。]
……え、 それ、本当っ?
[問いかけながら、思わず身を乗り出す少女の瞳は輝いていた。 クッキーやパンでも買ってやる、という言葉ではなく、 また来年も、という言葉の方に反応して。
一所に留まる人ではないのだろうが、またいつか来て欲しいと言おうと思っていた。 その時には目一杯ご馳走するから、と。 細いものでもいいから、縁を繋ぐ言葉を紡ごうと。]
(131) 蒼生 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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ジェレミーさんが来てくれたら、すごく、すっごく嬉しい! お父さんも、お兄ちゃんもそうだと思う。 あ、あの、でも、無理はしないでね…?
[ね、と確かめるように父親の顔を窺えば、彼は静かに頷いた。 ジェレミーが望まぬ事を強いたくはないのだと。 けれど、と少女はそっと胸元を抑える。]
ジェレミーさんが来たいと思った時に、また来てくれたらいいなって思ってたの。
お手伝いじゃなくっても、いつでも遊びに来てね。 私、料理の腕を磨いておくから。
[縁を繋げていく事が出来たら嬉しい、と。 そう言って、微笑んだ。*]
(132) 蒼生 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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― そして ―
[ 老婆は、赤煉瓦の城、ロゼッタ城に住居を移す。 しばらくの間は、彼女の世話をしながら、 いろいろ教えたり、見て回ったりする。 宝石店は、開く頻度は下がったが、 それよりも、大事なことに、今は委ねたかった。 ]
おはようございます、姫様。 朝食を終えたら、今日は、大通りを歩きましょうか。
[ そう声をかける、老婆。 少し違う日常。 きっと、彼女も目覚めたこの時代で、生きてくれるだろう** ]
(133) Alex_synx 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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―隣町・自宅―
[ 祭りの次の日に帰宅したモニカ。 あれから幾日か経った後。 工房で入手した『なみまのねむり』は自室の棚に飾ってある。 今度、夜に友人達を呼んでホームパーティーをするつもりだが、そのときに灯そう……などと考えていた。 ]
飾るのも素敵だけど、使ってもさらに素晴らしいんだろうなぁ……。
[ などと言いつつ、その日を心待ちにしている。
いつも隣町に行くのは祭りの日だけだったが、よく考えてみると普段から店を構えている人も多かったように思う。 それならば。 普段から頻繁に行って顔見知りになるのも悪くない。 いや、むしろ楽しみが増える。 「ずいぶんと楽しそうだね」と家族が声をかけてきた。 ]
(134) 747keiri 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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うん、とても素敵なお店がたくさんあってね……! あ、そうだ。せっかくだし、普段の町にも行ってみない?
[ などと家族を誘う。 友人達も誘って行こう。 今度はあの城をもうちょっと見て回りたい。 あの光は何だったのか。あれからしばらくして、城に関する情報はちょくちょく入ってくる。ほぼお姫様の話だが……。
一ヶ月後あたり、行ってみようか。 何か、変わっているかもしれない。 ……変わっていないかもしれないが。 しかし、出会いは多かった。 ]
ふふ…っ。挨拶まわりで忙しくなりそう!
【モニカ視点 〜fin〜 】**
(135) 747keiri 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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……まあ、そうだな。 ちっとばかし、気になることも増えちまったし。
[ 照れくさそうに頬を掻きつつ、応える。 >>131 身を乗り出し、アンバーの瞳を輝かせて喜ぶ姿。妙に懐かれたもんだ……と、驚きのような呆れのような喜びのような思いが去来する。 ]
ありがとな、嬢ちゃん。 ここのメシは美味いし、また気が向いたら来るよ。 そんときに、どこまで腕が上がってるか楽しみだ。
[ そして、こちらもゆるく微笑む。 少女の家族にも握手をし、一言二言、言葉を紡ぐ。 ……また、眩くも暖かい笑顔を見に来る日を、今度は確かな予想として思い浮かべながら。 *]
(136) palemoon 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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─ 後日 ─
[オーダーメイドの間は、半ば工房に籠もる形となる。 ついつい忘れそうになる寝食をどうにか繋ぎ止めつつ、創り上げた真白は依頼主の目にかなったようだった]
そう言ってもらえると、創った甲斐があるなぁ。
[礼の言葉>>128に嬉し気に返しつつ。 オーダーメイド用の特別な箱に収めてリボンをかける。 代金を受け取った後の親子の様子には微笑まし気に目を細め]
……小さき灯が、僅かばかりでも幸いを齎します事を。
[いつもの決まり文句で、親子を送り出した]
(137) tasuku 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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さーぁてぇ。 久しぶりにやり切ったー、って感が強いわけだけど。
[引き渡しが終わってまた日が過ぎて。 しばらくは何かする気もなく、工房も閉めたままでいたけれど]
そろそろ、新しい刺激を探しに行きますかっと。 色々変わったし、その変化を取り入れるのもまた一興、ってな。
[じっとしているのに飽きた頃、青年はそう言ってスケッチブックやら何やらを鞄に詰める。 黒猫が、呆れたようになぁ、と鳴くのも気にした様子はなく。 森に行ってスケッチでもするか、それとも古書屋を覗いてみようか。 そんな事を考えながら、青年は工房の扉を開けた。**]
(138) tasuku 2018/08/16(Thu) 22時半頃
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気になる事?
[>>136照れくさそうな応えには、少女は緩く首を捻る。 気の合う知り合いでも出来たのだろうか。 或いは、祭りや、この店を気に入ってくれたのだろうか。 ――何にせよ、また、と思って貰えたのは素直に嬉しかった。]
任せておいて。 ジェレミーさんを驚かせるくらい、美味しい料理でお出迎えするんだから。 楽しみにしてるね。
[ゆるい微笑みに、少女は胸を張ってみせた。 そうして父と共に彼と握手を交わす。 何とか間に合った兄は餞別にと、保存のきく腸詰肉とパンをジェレミーに渡した。
見送る時には、弾けんばかりの笑顔で手を振った。 再会するその時を、楽しみに。*]
(139) 蒼生 2018/08/16(Thu) 23時頃
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― いつかの、「緑園の冠」 ―
[ 本当に、あの晩茨の城、茨姫の呪いが解けた。 そう、慌てて手伝いをしてくれた老人が駆け込んで。 老人の情報網は早いのだなぁ、と思いながら、 息を切らした彼にお茶を差し出す。 ]
そうですか、それは良かった。 お姫様、今のこの町を気に入ってくれると良いですねぇ。
[ そんな事を話しながら、 「rose」の店主が、姫様の守役になっているだとか、 今年もどこどこの酒場や店は繁盛していただとか……*]
(140) roberusu 2018/08/16(Thu) 23時頃
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[ 踊り子の少女が、作ってもらった蝋燭を 自慢しにきたりもした。 どこかで、あの日店の前にいた男は 例の酒場で働いていて来年も働きに来るとか。 読み聞かせや、工房で会った少女を 祭りの日以外に見かけたりとか。 遠目で、あの紳士と共にいたお姫様は とても美しく、そして人々と楽しそうに過ごしていた。 これは、良い変化であろう。 ]
今年の祭りから、良い変化が起こりだしてるよね。
[ 来年の祭りは、いや祭りでなくとも。 この町はどう変わっていくのだろうか。 その変化は、良い事であれば良い――……。 そんな風に締めた日記をパタリと閉じ、 自室の窓から、身を乗り出し通りを見やる。 活気のある通りに、立派な赤煉瓦の城。 ……よい、街並だと、頬を緩めた。 **]
(141) roberusu 2018/08/16(Thu) 23時頃
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―いつかの未来―
[>>130可愛らしい部屋にお呼ばれした少女はいつもより少しだけお洒落をしてきた。 ローズピンクに薔薇の刺繍が施されたワンピースに身を包み。 ミートボールのクリーム煮を鍋一杯に作って差し入れて。
――今日はフェルゼに作って貰った蝋燭に火を灯す日。 真白の蝋燭にはポーチュラカの花が散らされ、 波か、フリルを思わせる装飾、翼を思わせるオブジェの添えられた作品はとても美しかった。 >>129見せて貰った時には思わず溜め息をついてしまったものだ。
月明かりだけが照らす部屋で、期待と緊張を胸に蝋燭を囲む。 蝋燭に灯された火がほわりと周囲を照らし、見つめる少女の顔を浮かび上がらせた。
白い蝋が溶け出して、甘く、けれど何処か大人びた香りが鼻腔を擽れば、少女は思わず頬を緩めた。 一人の職人が作った作品を愛でる、とても贅沢な時間を 幼い頃からの友人と新しい友人と共に分かち合う。 ――抱えていたい思い出が、また一つ。**]
(142) 蒼生 2018/08/16(Thu) 23時頃
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