260 3日村
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
戦慄の走るなか教会の鐘が鳴り、新しい法律が発行された。今夜より解決のときまでひとりずつ、人狼が成り代わった村人を処断する義務を負うという。
聖貨騎士団の物々しい姿に追いつめられ、集められた「容疑者」たちはルールを定めた。投票により怪しい者を決定すると。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろう。それも村のためにはやむを得ないのだ……。
現在の生存者は、キカ、クシャミ、デメテル、トレイル、ガーディ、フィリップ、シメオン、ヴェスパタイン、レティーシャの9名。
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バカなこといわないで! 約束を破ったのはわたしじゃない!
──だって、一緒に、一緒に生きようって言ったんだもの!
[慟哭は刃となって。大きく広げられた翼から青い翼刃が各所に放たれる。 一緒に生きるのがこんな意味(彼と一体となった世界樹と共に)だったなんて認めたくない。 猫が何かを口に出そうとしていたが、それを自ら遮るように腕を抑える。>>222 その隙を、見逃すわけがない。]
(0) 2016/12/05(Mon) 18時頃
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──回想:彼が英雄と呼ばれた日──
[大きな背中に肩車をされて、世界樹の太い幹の周りを駆け回る。兄と妹のような光景は微笑ましく、柔らかい光が豊かな土地へ降り注いだ。 その中で、男が足を止める。]
バルメロス、どうしたの?
[きゃらきゃらと少女は無垢な笑顔のまま問いかける。 今まで数度この場に足を運んでいた男は、静かに少女を肩から降ろして向き直り、話を始めた。
──デメテル、聞いてくれ。
そうして明かされたのは"少女の運命"を改竄した歴史には記されない"英雄の運命"≪英雄の死≫。 そして、彼はそれを乗り越えると──少女と共に、この先を生きていこうと、そう誓った。]
なら、わたし待ってるわ。 バルメロスはここの地下にいくんでしょう? だから、バルメロスがここから登ってくるまで、わたし、待っててあげる!
[──"英雄"となった二度と戻ってこないと"彼"に知らされたのは、その遥か後の時代のことだ。]
(1) 2016/12/05(Mon) 18時頃
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───シメオン!
[いるんでしょう。出てきて、わたしを、わたしをたすけて! 泣き叫ぶ少女は両手で顔を覆ってかぶりを振る。 たすけて、たすけて。 子どものように叫ぶ声は聞こえただろうか。>>216]**
(2) 2016/12/05(Mon) 18時頃
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[呼ばれた聲(>>2)にストンッ─ 地に降り立つ。 それは虎のよう。 柔らかくしなやかで…重たい。 その身のこなしこそ鍛え抜かれた身体≪ラ=イ・ザップの修行≫の証
先ほどまで好青年然としてた雰囲気はそのままに現れたシメオンは、そっとデメテルの肩を抱く]
クシャミ…そうか、そうか、つまり君はそういうやつなんだな。
[そう言ってクシャミが向かってくるのなら迎え撃つだろう。 ≪ケッカ=コミット≫を装填した闇色の銃を右手で持ち不敵に微笑んだ。]
(3) 2016/12/05(Mon) 19時半頃
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僕らの蝶≪デメテル≫を傷つけるのはやめてくれヨ
[泣き叫ぶ少女へと寄り添い、]
そうやって聲を荒げると僕らの参謀≪■■■■≫が呆れ果てた冷たい目をしてやってくるナ。
大丈夫″英雄″はすぐにやってくるさ
この馬鹿げた世界を救済≪ぶち壊し≫にナ
[となだめるように声かけるのも忘れない]**
(4) 2016/12/05(Mon) 19時半頃
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[慟哭がskålのように降り注ぐ。 地を突き刺すそれは花を抉り、命を散らした>>0 子どものような叫び>>2 降り立つ影>>3
向かうことはない。 だが、牽制と彼が銃を撃ったのならその弾丸は足元の近くに放たれ、小さな黒煙を生み出したかもしれない]
…………さあ?
[“そういうやつ”と呼称されたモノと、少女と青年。 青年の言葉>>4に猫はただ首を傾げて口角を上げたまま、小馬鹿にしたよう鼻を鳴らした]
(5) 2016/12/05(Mon) 20時半頃
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………なんだ。 それだけでオレを倒そうとするなんて、随分と悠長なことをするんだな。 鍛え抜かれ得た黄金律≪ラ=イ・ザップ・ボディ≫と、少女≪KUSO=GAKI≫二人で何ができる。
世界を救済≪ぶち壊せる≫のは、自らの命をぶち壊す事の出来る覚悟がない者には出来ない。
[よろめきながらも両足で地を踏み締めれば、湿った大地を躙るよう圧を加える。 空間を捻じ曲げ次に選んだのは、薔薇の黒鍵≪SAN=TANOSHI=RUSHI≫]
(6) 2016/12/05(Mon) 20時半頃
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───赤い棘は薔薇(いばら)の如く。
お前達の望む英雄は此処には来ない。 裁きの夜≪JUDGEMENT・NIGHT≫は永久の深淵≪アビス≫に焼却し、黒の預言書≪ブラック・クロニクル≫を破棄してもらう。
La Ferioの名の元に。
(7) 2016/12/05(Mon) 20時半頃
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[使い物にならない左腕は添えるだけ。 右脚を軸に何とか赤い槍を構えれば向き直る。 いつまでも大胆に、不敵に。 それこそかつての旧友であった彼にも向けたであろうものを。
だが、互いに道を分かつというのならば、致し方なし。 後から訪れるやもしれない参謀に非常と罵られようが、無様と詰られようが構わない。
軸となる右脚で踏み込み、そのまま薙ぎ払う素振り。 それはフェイク。切っ先で地を抉れば砂埃で視界を防ぐ真似ごと。 その間にまずは二人を引き離そうと軌道に乗せた足首で中央を狙い、炎を放った]**
(8) 2016/12/05(Mon) 20時半頃
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ああ、可哀想なヤツ≪クシャミ≫ あのPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の一人──シメオンに裏切られるなんて
[ぽつりと零す独り言は、聴こえてきた聲>>4によって放たれる。 そうして少年は地に降り立つ。 それは風のよう。 柔らかくしなやかに、フードを靡かせながら。]
ふ、──ふふ、 僕らの蝶…だってぇ。
[彼女の優しく肩を抱く彼≪少年の日の思い出を持つ男≫の声色>>4が耳に届けば、溜め息混じりに眉を跳ね上げる。]
(9) 2016/12/05(Mon) 21時頃
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煩い。さっきから耳障りだよ。
[雑音と言うかのように色を亡くした地を踏み躙り、砂埃に染まる視界へ焔の刃を向ける猫王子>>8へ乱暴に言葉を投げた。]
……はぁ クシャミ、さっさと終わらせてよ
(10) 2016/12/05(Mon) 21時頃
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君の命を、とは
まだ言ってやらないけどさぁ
……だって、まだ楽しみたいよねぇ?
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[魔道書≪グリモワール≫を開けば、一言二言何かを唱える。]
……まだかなぁ、救世主サマ
[いつも通りに急ぐ様な独り言を落としたなら、クシャミの後ろへと周る。 加勢という意思を、鈍い靴音は主張していた。]**
(11) 2016/12/05(Mon) 21時頃
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[ギリ、予想せぬ加勢≪守護神 Θάνατος≫に奥歯を食いしばると、徐ろに声を上げようとし──、一発。赤い炎弾が二人の中>>3を遮ろうとする。 危険を判断した反応が咄嗟にシメオンを庇うと、アプリコットの髪が広がり炎の槍を包み込む。そのまま腹を槍に貫かせれば、少女は指で大きく空を指差し、言った。]
シメオン、抱っこ! 青い鳥≪bluebird≫、飛んで!高く、高く!
[じゅうじゅうと燃え盛る炎が肉を断ち、木の焦げる匂いが辺りに充満していく。けれど、少女の顔は痛みに歪むことは無く。──辺りの、養分を吸い取って徐々に傷を塞いでいく。]
(12) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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──謳え、母なる大地よ。 ──手を広げろ、大木よ。 ──永遠の緑を、恩寵をここに示せ。
(13) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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───大地讃頌≪ロスト・オールグランド≫
(14) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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[紅い瞳を蒼く光らせ、その奥に緑が宿る。 豊穣の女神のその力をすべて解放するかのように。 短い詠唱を終えると、世界樹一帯≪PERFECT AREA≫はまるで物語に伝わる楽園かのように、緑を生い茂らせていた。]
(15) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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この空間の中でなら、わたしは、何度だって謳える。詠える。 永遠の緑が、わたしの手助けをしてくれる! わたしの祈りを、救済を、こんなところで尽かせたりしない!
[少女はシメオンの腕に抱きついたまま、まだ遊びたいのだと駄々をこねる稚児のように──その純粋な願い(すくい)を、2人>>11にぶつけた。 もちろん合言葉は、やっちゃえシメオン!だ。]**
(16) 2016/12/05(Mon) 23時頃
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[嗚呼、麗しきあの日々。 郷愁に焦がれながら枯れる落ち葉とワルツをする。 誰かの手のひらの上>>9で転がされるように無様に。
靡くフードは正に死神≪Thanatos≫ 彼が在ろうとする姿は預言≪アカデミック・スコア≫に記されている道では、『守護神Θάνατοςとして加勢に来る』筈ではあるが、目元が緩むことはない。
かつて約束した筈の人物>>1:79 不利な状況。その上での彼の助けは何者にも耐え難い程に有難い申し出>>10である筈だというのに]
任せていいんだな。
[飛び出す前。 魔導書≪グリモワール≫に書かれしルーン文字>>11を読み解きし才知ある少年。 本当は715歳であるという噂は本物なのかどうなのか。 猫さえも知らぬ話であるが──。 今この瞬間だけは、目の前の出来事に集中する方が先決だと猫は判断した]
(17) 2016/12/06(Tue) 00時頃
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[切っ先は確かな手応えを得た>>12 少女独特の柔肉を貫くと血が吹き荒れる。 そのまま捻りながら引き抜こうとしつつ、頬に飛び散る赤を拭いながら、距離を取ろうとするが]
………何ッ!? 抱っこ≪princess・hold≫だと……!?
[横抱きの形で両足の間と肩に腕を回し、抱き寄せる方法。 世の乙女の夢であり乙女のみの特権≪sweet dream merry very world≫を彼と少女の二人は成し遂げようとしているのだろうか……?]
チッ……!
[その間にも少女の傷は幾らでも塞がれ、修正されていく。 まるでなかったかのように、すべて消え失せてしまう。
それだけではない。 ブラッドメアリーをも思わせる瞳が蒼穹の青に変わった頃>>15 連なる言葉>>13が形となり>>14 具現化した>>16]
(18) 2016/12/06(Tue) 00時頃
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固有結界か……! Utopia Blind world……UBWを扱うなんて……このままじゃ、キリがない!
[天の衣のように広がる永遠の緑。 模倣だけのフェイカーでは敵わないと知りながらも、もう時間はない。 改竄されダメージを受けた世界はとても脆い。 誰かが愛した世界>>1:209の危機を全身で受諾する]
天の鎖……があれば……。
[英雄のみがもつことを許されるものの一部であるそれを望みながらも、歯噛みする。 そんなものはこちらの手にはない。 ならば]
何度でも蘇るならその度に………
(19) 2016/12/06(Tue) 00時頃
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何度でも、殺せばいい。
永遠なんてない。 緑が朽ち果てた時がお前達の敗北だ。
[狙う先をデメテルではなく、シメオンに変更する]
Θάνατος! デメテルを足止めしろ!
[槍を奪われているなら次はその手に短剣を生み出す。 槍があるならば槍をもって、シメオンに向かい地を蹴る。 武器を編み出すごとに、疲労が蓄積し、視界がブレるが、息を吐き捨て誤魔化そう]**
(20) 2016/12/06(Tue) 00時頃
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じゃあ逆に問おう。 2人で何もできないからやらねぇのカ? 世界を壊す≪救う≫のにそれ相応の理由がなければ覚悟がねぇっていうのカ?
[馬鹿にしたような声(>>6)に対して返すは無感動で無機質な呆れ果てた声。]
ちょっとした予言≪わかりきったこと≫を言うなら 世界を救済≪壊す≫のに必要な覚悟なんてねぇナ。 どんなに高尚で正当な話≪キレイゴト≫だって否定されるだからナ。
(21) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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[相手の詠唱。その隙間に自分に魔弾を打ち込む。 そう、これで僕の戦闘力は53万となり、鍛え抜かれた身体が最も輝く戦闘力となった。
そして不意に煙る視界。赤い薔薇≪FIRE≫が2人の間を裂こうとして… ザクッリ─(>>12) 切れて、燃える。 そんな彼女の無垢な願いに笑って軽々と抱き上げ≪princess・hold≫たなら、青い鳥≪bluebird≫に飛び乗るだろう。]
(22) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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庇わせて…悪かったヨ。 これでも食って元気出せヨ、
彼女の手に可愛くラッピングされた甘味芋≪スゥィート・ポティトゥ≫を二つ押し付け 響き渡る合言葉を叫ぶ彼女らに応えるようにこちらも叫ぼう。]
(23) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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任せろ。
[と、短くはあったが作戦開始には十分な声量だろう。クシャミの上へと銃を構え躍り出た。]
(24) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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Thanatos…いたのか。
お前と対峙することになるなんて、嗚呼、悲しいよ。
[とおちゃらけて言う暇もあるくらいに、笑って、堕ちる]
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大地よ躍り狂え。─Waltz of the forest
(25) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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[2丁拳銃を構え 生える木々へ、地面へと弾丸を撃ち込む。
弾丸が撃ち込まれた箇所からはデタラメに木々が生え 空を隠し、シメオンの立つ足場を作る。
その弾丸はクシャミの立つ地面にも向かい、クシャミの足元には彼の足を縫い付けるように木が、蔦が、花が、苔がランダムに生え彼を襲うだろう]**
(26) 2016/12/06(Tue) 00時半頃
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──回想:『it』(其れ)の名は──
<箱庭の剪定>…………行き過ぎた繁栄を亡ぼす事による、強制的な文明の停滞〈-DouMoRi or SIMCITY-〉。 これこそが造物主アウリュオーネより『it』(其れ)に与えられた使命にして本能であり 幾千の年月の間、『it』(其れ)は己の存在を全うし続けてきた。
[淫蕩に耽り、その身に余る堕落の花を芽吹かせた都市を 天より業火で融かし尽くした。後には死の灰と塩の柱だけが残された。]
[傲り高ぶり、天に昇り詰めんと築き上げられた土瀝青の塔へと 雷霆を轟かし突き崩した。生き残った人間種は散り散りになり、何れ異なる民族として方々に棲まうようになった。]
[街を壊し、文化を無に帰し、人を間引く。
幾星霜幾千年と同じ事を繰り返していく内、人間達は『it』(其れ)に名前を付け出す。
或る国では 人間では抗う事も不可能な存在として、≪天災≫-ナンカ・スゴイ・ャバィノ-と。
或る国では 此れが通った後には如何なる地であろうとタケシの花が咲き乱れる事から、武星荒御魂主≪タッケシヌシ≫と。
そして或る国では─────────漆炎より舞い戻りし堕ちた魔竜≪ファブニール・ヒュドラ≫と。]
(27) 2016/12/06(Tue) 02時頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/06(Tue) 03時頃
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[さあ、その眼を開け。 白痴に染まる揺り籠に揺られ、黒の預言書≪ブラッククロニクル≫の掌で落ち葉と円舞曲を踊るには、まだ早い。
100万回目の715年目は ──もっと愉しいのもでなければ。]
任せないでよ、面倒臭い
[彼>>17へ返したのは、悦に浸ったものをしまった素っ気ない期待の言葉。 子供の様にはしゃぐ彼女>>16を見れば、またそれは膨らんだのだが。]
(28) 2016/12/06(Tue) 09時半頃
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[牙を剥く同胞が放つ、53万の力。>>22 赤い薔薇≪FIRE≫を咲き、そして生を芽吹かせ咲かせる其れが猫王子の足元で踊り狂うことを察知すれば>>26少年は静かに唇を開く。 魔導書≪グリモワール≫に綴られたルーン文字が微光を浮かばせる。]
I am the bone of my Prince Cat ──── 体は友≪猫王子≫で出来ている
jewelry is my body, and light is my blood. 血潮は光≪正義≫で、心は誓い≪約束された──の石≫
[目の前で展開される光景へ、風に音を乗せ紡ぐは歪曲の調べ。]
(29) 2016/12/06(Tue) 09時半頃
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────凶(まが)れ
[視界内の任意の対象≪弾丸の生≫に回転軸を作り、捻じ曲げる。 此の物を捻じ曲げる「歪曲」の力は「一点特化型」の汎用性に乏しい呪文だが、避ける程度の余裕を与えるには──十分。
Thanatosは生に歪な死を贈る。]
(30) 2016/12/06(Tue) 09時半頃
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……王様ぁ、勘違いしてない?
…ま、いいケド。
あとでちゃぁんと、王子様も 救済 ≠オてあげようねぇ?
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僕に命令しておいて ……何足元取られてるの?
[彼>>20に文句を押し付けて、溜息を落としてみせる。 固有結界に母なる大地を讃える唄≪Waltz of the forest≫
圧倒的不利な状況へ一寸ばかり思考の海に沈み、そうして言葉を紡ぐ。]
Fixierung, EileSalve――― ≪狙え、一斉射撃≫
[さて、歪ませた死の塊≪ガラクタ≫を贈り返してみる細やかなプレゼント≪ギフト≫は、如何だろう?]**
(31) 2016/12/06(Tue) 10時頃
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勘違い?まさか。
これから始まる茶番劇≪王子様の救済≫のための言葉遊びサ。
お前も…悪趣味だナ。信じてる猫の≪王子様≫背後≪裏切りの位置≫を取るなんテよ。
あー…よく言われるんだよ。お前の冗談は冗談に聞こえないっテな。
お詫びにデメテルから甘味芋≪スゥィート・ポティトゥ≫貰っといてくれ。
いや、それとも…こっちの方がお好みか?
[そう言ってチラつかせるは銃口。サポート用の成長を促す弾の入った銃をひらひらと振って問いかけようか]*
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─────それから、共にいた少年は、旅の用意も出来ただろうか
(32) 2016/12/06(Tue) 16時半頃
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[どこか遠くで聞こえる、森の断末魔《銃弾・イタイヨ》] [鳥は羽搏き、地面は微かに揺らいだ] [─── 何処かで、誰かがLet's battle? ───] [それとも、これは、自然の怒り《ニンゲン・ユルサナイ》…?]
[兎に角僕は、フワ─リ──少年を村まで導いて] [それから、並ぶ店々を案内した]
こっちが薬イカ、これがもやし、あれももやし 改名申告書はこっちだよ
[僕がいた村から少し進んだ村《はじまりのむら》は、 ちょっと不便で、それでも便利なみんなの村だ。] [裏路地には法外カジノがあって、 儲ければ史上最高のティ・ラミスを手に入れられるらしい]
(33) 2016/12/06(Tue) 17時半頃
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ねえ、フワ─リ── 君はモンブランとティ・ラミス……どっちが好き?
[問うたものの声色は、イカ肌のように、真っさらだった]*
(34) 2016/12/06(Tue) 17時半頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/06(Tue) 17時半頃
好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/06(Tue) 17時半頃
うわぁ、お前も悪趣味だよネ
だってぇ…冗談じゃなくす癖にさぁ
[けたりと鳴らす声色は手元から覗かせる銃口によってより弾み、少年は瞳を細ませながら塵≪ガラクタ≫をその辺の地面へと送り還す。]
デメテル様ぁ、あとで甘味芋≪スゥィート・ポティトゥ≫頂戴ねぇ!
もっと欲しいのは…ソレじゃないケド。
[さあさて。
お願いは可愛らしく
おねだりは態とらしく
少し此方の贈り物≪ギフト≫も豪華にして魅せようか。]
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[少年は静かに息を吸い込む。
この程度で足止めなどできるはずが無いと、冷静な脳細胞は訴えかけていたからこその行動だった。 肺にどこか冷たい空気が溜まっていた。
彼を一瞥し、環境下の分析を行う。 色を亡くした枯れ木が騒めく、故郷のような森で──── アレ ≠行うなら今かと、機会≪チャンス≫へ腕を伸ばした。]
(35) 2016/12/06(Tue) 18時頃
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[呪文はあくまで魔術回路≪Magic circuit≫が術式を行使する為の機動手段にすぎない。 術式の主体は本人の意思による制御と回路なのであり、言葉自体はさして重要では無い。 術式に必要とされる大元は、魔力≪マナ≫なのだから。
しかし此れを口にすることで意識を研ぎ澄ませ回路は魔術を行使するために動き出すのである。
その中でも意味を失うことなく無駄な文章を省いた短縮詠唱は、響きが第三者には理解が及ぶ代物ではなくなるが 『簡略化』と『復号化』を同時に行う技術をもった技へと生まれ変わる。
意味 ≠ェ同じなら 効果 ≠烽ワた同一である。
其れを逆手に取った呪文は魔術回路から同じ魔術を出力するのだ。
その速度がどれ程のものかは ────言うまでも無いだろう?]
(36) 2016/12/06(Tue) 18時頃
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N- ≪R≫ -c
[保存≪記憶≫した呪文を省略化≪simplification≫し、復号化≪Decryption≫ そして、魔術回路≪Magic circuit≫の再構築。
地から生み出されていく闇の属性≪エレメント≫は一帯に亡者≪Undead≫を揺らめかせ、そして一斉に術者≪主≫の宿した使命に従い──彼へと牙を剥く。]
(37) 2016/12/06(Tue) 18時頃
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────発火 ≪スポティニアス・コンバッション≫
[精神高揚に重ねて魔力≪マナ≫により電気を発生させ、人体──だったもの──に帯電させた熱≪エネルギー≫と空気中に放出されている電子を原因とする電磁波を複合した 其れ ≠ヘ炎で対象を焼くような術ではなく
──── 対象自体に発火 ≠オてもらうもの。
戯れ程度の揶揄いに、今はその対象を下僕にして爆風を撒く。 赤子の手を捻る程度の、易しさを込めて。]
(38) 2016/12/06(Tue) 18時頃
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ほら王様ぁ、
────それ、頂戴?
[此れを避ける程度、そしてその隙間から銃弾を撃ち込む程度の動作を、彼≪王≫が出来ないわけがないと見込んで、遊ぶ。]**
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わあ、すてき!ありがとう、シメオ、ン…!? ───ばかばか! そっちにいったら助けられなくなっちゃうでしょ! [優しく手渡された二つの甘味芋≪スゥィート・ポティトゥ≫>>23に喜ぶのも束の間、クシャミの上へと躍り出た青年>>24に焦ったように声を上げる。青い鳥≪bluebird≫の上でじたじたと脚を暴れさせると、次々と現れる植物たちに唇を尖らせて。]
それ≪大地の恵み≫はわたしの十八番なのに… …それに、あぶないのは嫌よ、わたし。
[空中に生成される弾丸≪死の塊≫>>31の数々には眼も向けず、守護者Θάνατοςをじっとりと見つめる。 青い鳥≪bluebird≫の各箇所がいくつもの弾丸に貫かれ木の葉を散らしてゆくも、それでも小さな少女を狙うには多少大雑把すぎる攻撃だ。数歩の動きでそれを避けるとひとつ、大きく跳ねてみる。 さて、そうすればどうだろうか──大地≪Waltz of the forest≫が地震を起こしたかのように大きく揺れる。 そしてゆるり、少女が手を挙げれば青い鳥≪bluebird≫は羽を広げ、彼の攻撃を真似たような単調な翼刃(模倣の刃)を放った。]
(39) 2016/12/06(Tue) 19時頃
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ええー!?
やあよ、だってせっかくシメオンからもらったんだもの!
[これはわたしの!抱えた甘味芋≪スゥィート・ポティトゥ≫を青い鳥≪bluebird≫の羽毛に隠すようにして眼下にいるガーディに口を尖らせる。
単調な攻撃はもちろん、ガーディなら避けられるものと予想して…そしてこちらを見ていると予想して舌さえ出してみせる。
そして2人のじゃれあい≪攻防≫と軽口≪駆け引き≫に笑みを浮かべてみせた。]
もし間違って当たっちゃっても、
わたしが治してあげるから大丈夫よ!
[なんて、きゃらきゃらと声を上げて。]
好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/06(Tue) 20時頃
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[一部の犠牲を引き換えに永遠の安寧を運ぶ姿はノアの箱舟。 必要であらば、ダリアの花の如く結ばれた達をも裏切る。 英雄の男が流した血は、今は遠く。 絶望はいつだって光のように白かった。
死神の悦>>28を知ることはない。 ただ、黒煙の言葉>>21には不快だとばかりに眉を顰めた]
何も分かっちゃいない。 誰かを救うのは誰かを救わないことと道理だ。 世界を壊した先に何があるんだ。
幸福を知らないお前に何が救える。
[苛立ちは熾烈な炎刃となり煌めきを増す。 戦闘力が52万に跳ね上がった黒煙>>22を横目に唇を噛み締める。 水面下のやりとりを知る術などないのだ>>23 目に見えるもの、耳に聞こえるもの、口にしたものがすべてだ>>24]
(40) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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[短い詠唱の後>>25に出鱈目に成長を遂げる樹木が踊るように揺れる>>26 閉ざされた蒼穹は遠く、迫る弾丸はつま先を弾き、その足元を掬おうとしたのだろう]
───だが、遅い!
[それよりも先に危険を察知した守護神が放つ調べ>>29が風に舞う。 生を歪め死をもってして救う>>30 最高の皮肉を孕んだ彼の能力より僅かに生じた隙間で間一髪、避けることが叶えばシメオンが作った足場を見上げ笑う]
お前に見せ場を作ってやったんだ。 次はこっちの番だ。 ゆけっ! ガーディ。
[囃し立てる言葉>>31を間に挟みながらも、守護神が生み出した隙を生かして追撃を行うつもりであった。 虎視眈々と狙う眼差し>>35が見ていた場所も知らなかったのだから]
(41) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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[爆ぜる炎>>38 破裂音。 尋常ではない速さで>>36完成された術式>>37に肩を揺らす]
…………Thanatos、お前…遊んでるな?
[彼と共に過ごした年月はそんなに短くもなかった筈だ。 あの約束の丘で石を渡したあの時の光景は記憶の仲でも鮮明に彩られたものの一つだった。 だからこそ、彼がこういった場面で、力を抜いている理由に検討がつかない。 戸惑いは追撃するための足を拘束させるには十分だった]
(42) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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[それは小さく芽吹いた疑惑。 だがまだ怒りには然程遠い感情。 まさかのまさか。 飛んで火に入った虫がたったの一匹だったなんて、そんな事。
そんな事を猫は識らないのだから]
(43) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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[敵は“二人”だと思っている]
(44) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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[ちいさな舌打ちは余裕のない証。 シメオンが作り出した足場へと踏み出し駆け出せば、爆撃の流れをどうにか途切れさせないように飛び込んだ。 そのまま、彼の腹部目掛けて槍を突き出す。
その瞬間か後にか。 胎動する大地>>39に目を見開く事になる。 槍はシメオンに届いたのかどうか。
どちらにせよ木々を繋げて出来た不安定な足場。 揺れる地面ではまともに立つ事は難しく。 咄嗟にフードを広げ庇うように翼刃>>39から身体を庇うがそれは同時に大きな隙を生むだろう]**
(45) 2016/12/06(Tue) 20時半頃
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[自分に撃ち込んだ魔弾。 それはタナトス程ではなくとも 己の感覚をいわゆるゾーン≪極限集中≫に己を導ける。]
鈍いナ。
[そう嗤って炎の方へ飛び体を捻る。 破裂するのに充分な振動を与えなければ間をすり抜けるのは容易い。]
此方からも玩具≪ギフト≫をやるよ
[闇色の銃を燃えるタナトスの兵士≪Undead≫に撃ち込むだろう。]
(46) 2016/12/06(Tue) 21時頃
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元気になりすぎて暴走しちまったら悪いナ。
ま、僕らの参謀様に考えがあるなら制御できるだろうが。
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[背後で爆ぜる黒煙。下にいる2人に向かい肩を竦めにんまりと笑みを浮かべた。]
(47) 2016/12/06(Tue) 21時頃
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まさしく黒煙のシメオン。ってナ
(48) 2016/12/06(Tue) 21時頃
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嫌がんなってデメテル。僕が跳べば敵の目はこっちに向くし、
何より何より…
友≪タナトス≫に裏切られる猫≪クシャミ≫が間近で見られるだロ?
最高のショーだと思わないか?
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――旅路の支度は整った。
(49) 2016/12/06(Tue) 21時頃
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[ありがとう、そう言葉を紡ごうとしたその時 遠くの森から聞こえた鳥達の聲にはたり、と動きを止める。
――どうしたんだ?いったい何が… 考え込んでいた頭に、ふと少年が問いかける。>>34]
―――急にどっちが好き、だなんて突然どうしたんだ?
[ゾクリ、と恐ろしさを覚える程に無機質な声音に 思わず手に持っていたもやしをグシャリ、握りしめた。
君がどんな意図でその問いをぶつけてきたのか、皆目見当もつかないけれど しっかりと目線を少年に合わせてキッパリと答える。]
――――――モンブラン。
[そう発した僕の声は、震えてはいなかっただろうか]*
(50) 2016/12/06(Tue) 21時頃
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─戦闘の隙間─
あー、わかっちゃいねぇさ。 僕らは異端分子≪KUSO=GAKI≫だロ? [理解されなくてもいい。わからなくてもいい。そういう意味を込めて言い放つ。(>>40)]
そうだな幸福を知ってるやつは、手が届かない絶望≪ルールの壁≫なんて感じたことないんだろうナァ。
[どうでもいいとばかりに笑い。話は終わったとばかりに投げられる苛烈な炎を避ける。怒りによって煌めきを増すそれは、同時にコントロールも失ったのか避けるのは容易い。 それに、此方にはデタラメに生え続ける木がある。避ける場所は充分にあり、成長したばかりの生木は水を含んで燃えづらくぶすぶすと燻るほかないだろう。]
(51) 2016/12/06(Tue) 21時半頃
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一回目の拘束が外れたからって 声かけてる暇…いいや、遊んでる暇はあるのカ?(>>41>>42)
[そして、顔の前で手を握る。あたかもそこに何かあるかのように]
ラ=イ・ザップは自身への強化弾≪ケッカ=コミット≫によってつくりだされる、まばゆい黄金律≪完璧なる肉体美≫己の肉体で戦うと思われがちだが…
(52) 2016/12/06(Tue) 21時半頃
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パシャ─リ──
(53) 2016/12/06(Tue) 21時半頃
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[手を広げれば水。 それは重力を感じさせない小さな球体で現れる。 ただしその水は(>>1:38で)足をつけていた泉のように鈍い銀色をゆらめかせる。 手を何度も開いては閉じる。 すればいくつもの球体がシメオンを取り囲むだろう。 それはまるで…SHABONDAMA
木から逃れた熱い炎の槍がシメオンを貫かんと飛び…そして黒煙を上げて墜ちる。]
僕は魔法も使えるんだ。
(54) 2016/12/06(Tue) 21時半頃
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水よ我声に応え形を成せ。力によって形をとどめ そして…有り余るEで果てよ。Bubble ray.
(55) 2016/12/06(Tue) 22時頃
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[闇色の銃を構え、残った幾つかの球体をクシャミの対角線上から撃ち抜く。
ふより、漂っていた球体は弾丸が当たると ざわりと揺れ、加速する。まるで水とは思えない光のような軌跡を描きながら…対角線上へいる。クシャミの元へ。 外れた球体は、その地に生える草を銀へと変える。 ナ・プトゥの泉の周りのように…緑を忘れていく。]**
(56) 2016/12/06(Tue) 22時頃
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[問答に咲いたのは、もやしの潰える音>>50だった] [か弱い体躯を撓らせる姿は、まるで乙女] [擡げた頭は再び下がって、地面の影を見つめ始める]
[今はただのもやしでも、いずれ] [悲哀の一端にでも触れたなら、もやしは] [黒々しく、老婆のように萎びてしまって]
[────闇に蠢き始めるだろう]
[人はそれを、進化・或いは腐敗と呼ぶ─────]
(57) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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……なんで、ティ・ラミスちゃうねん…
[僕は言った] [文書に読んだ、 いにしえの帝國言葉《Kansai-Been》を使い] [────僕は、叫んだ!]
(58) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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[目的はわからないが、目の前の少女のような何かは自分に仇名すものではないはずだ。 そう判断し、ひとまずはゆっくりと歩き出す]
行って何ができるわけでもないけど… 行かないといけない気がする。
[何が待ち受けているかわからないが、これもPERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》の意志。 行こう、世界樹の元へ。 脳に響く謳>>14は、何を訴え、叫び、嘆いているのか。 青年は一歩踏み出す。 どこまでも青く澄んだ空に、裁きの夜《JUDGEMENT NIGHT》の片鱗を見つけたとしても。 進むしか道はないのなら、運命《moira》に転がされるのも悪くはない]
(59) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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なんで、ティ・ラミスちゃうねん!!!
[《Kansai-Been》] [それは] [タコ・ヤキの聖都と謂われている、帝國の] [タコを焼くことに、他都の追随を許さない、 正に、タコパに憧憬を抱くイカの桃源郷《トウゲンキョウ》の] [────── イカラム語にも匹敵する、イカつい言葉]
[─────それが溢れてしまうということは、
それほど僕は、いま
† 絶望 † 《──序でにKansaiBeen使いたかった──》している!!]
(60) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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[もしかしたらこの叫迷は、 武星荒御魂主《タッケシヌシ》を、呼び起こすかもしれない] [けれど、困惑を宿した僕は その危険性に、救済性に、気付くこともなく]
[────懐に隠した、乾いたパンを手に取るのだ]
これで引っ叩いたら、目、覚めてくれる…? モンブランよりティ・ラミスが好きだって、
─────── 言ってくれる?!?!
(61) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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[大粒の涙をこぼし、ゴーグルの内側に溜めた僕は] [海に溺れたような心地がして、少し、苦しかった]
[─── これが、悲しいという感情 ───]
…僕は、《モンブランを否定する者 ─Tada no Boy─》 旅路をするにあたって、甘味の好みは大切なんだ……
(62) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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「だから君に聞いたんだよ」 [僕は小さく呟きながら] [旅始めに家から持ってきた、武器《Paaan》を握り締めた] [……ぽろぽろと、パン屑が地面に落ちていく] [僕の涙の代わりに、屑が地面に散らばっていく─────]
[そして、] [彼が繕いをしないのなら] [★今、好みを賭けたバトルが始まる──────!?]*
(63) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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──追憶:『O・cuto・pus暦???年』
[2人の青年がいた。 異空間とも呼ばれるその場所には、生命が感じられない。 青年は、与えられた銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》をまじまじと眺める]
それを俺だと思って大切にしてほしい
[気持ち悪いことを言うなと嗤うが、青年の表情は硬く真剣《MAJI》だった。 バルメロスは全てを見透かしたように世界を見つめる。 此処《固有結界》はもうすぐ朽ちる。 そうすれば記憶《Paradise Lost》は消去され、なかったことになる]
──俺はな、トレイル。正義の味方になりたかったんだよ。
[バルメロスの目は魚のように死んでいた。 ───hartes ar ciel.《唯一の世界を愛せ》 バルメロス=ラフェリオン=レイオス《Justice》誕生の瞬間だった]
(64) 2016/12/06(Tue) 23時頃
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[どんな手段を用いても、相手に届くことはない。 届いた先からなかったことになり>>12 漆炎さえも掻き消してしまう>>54 それが異分子の力>>51だとするなら]
勝てる筈、ないだろ?
[水面が揺れる音>>54 シメオンを取り巻く無数の球体。 胎動する地面に足場は崩れ、シメオンの力によって作られた脆い木々の上ではまともな体制すら保つことが困難。 そして今はデメテルから放たれた翼刃を防いでいる。
たったこれだけのことでも精一杯だ]
俺は、主人公≪HERO≫なんかじゃない。
[目前に迫りくる無数の宝珠>>56 戦闘力53万を誇るシメオンが綴る呪文をマトモに喰らえば>>55 そのまま無様に地に伏し息絶えるのだろう]
(65) 2016/12/06(Tue) 23時半頃
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だけどな、一つだけ知ってる。 オレは、手が届かない絶望≪ルールの壁≫を知っているからこそ、幸福を、希望を望んでるんだ。
[今がまさにその状況。 シメオンが何者なのか、それは猫でも知り得ない部分があるだろう。 圧倒的な力を持ち王者のように君臨する彼とてかつては幸福というものを願ったのかもしれない。 だが、彼は彼だ。 勝手にこっちの気持ちを決め付けられて野垂れ死ぬつもりは、未だない]
サイラス、お前の力も貸してくれ!
[厭味ではあるがサポート能力に特化した彼>>1:58から受け取った銀の懐中時計を手にする。 それは3度のみではあるが、時を止める技≪THE WORLD≫を作り出す。
誰かの固有結界の中であろうと効力を放つ、それで隙間時間を作り出せばシメオンが振るう攻撃から抜け出す]
(66) 2016/12/06(Tue) 23時半頃
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…………ぐっ、だが、ここまでか───。
[だがその代償として急激に運動を始める肉体に苦悶の声を上げる。 脈動は治まりつつあるように感じるが、膝をつかぬようにするのが、やっとのこと]
(67) 2016/12/06(Tue) 23時半頃
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早く来いよ! 正義の味方≪トレイル≫! お前が英雄になるんだよ!
[悔しいが主人公補正なんてものはないのだ。 NカードがURカードに勝てない≪レアリティの法則≫のように無理なものは無理だ。 大声は木霊する。 きっとこちらに向かう誰かにも>>59]**
(68) 2016/12/06(Tue) 23時半頃
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[気迫のこもった《Kansai-Been》>>60に気圧され、思わず息をのむ。 突然の怒号に戸惑いを隠す間も無く、少年の手には武器《Paaan》が握られる。]
――どうして?どうして君と僕が闘わなければいけないの?!
[声を絞り出し、感情的に訴えていれば、段々と瞳に涙の膜が張られてゆき。 ソレはどんどん分厚くなって、しまいにはポロリポロリと溢れ出していく。]
どうして解り合えないの?いいじゃないか、どっちが好きだって! モンブランだって、ティ・ラミスだって、どっちだって美味しいよ!! 味の好みなんて人其々じゃないか…、これじゃ、これじゃあまるで…
(69) 2016/12/07(Wed) 01時頃
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[あの人類史上最大最悪の絶望的事件《KinokoTakenoko-Sensou》の繰り返しじゃないか!]
僕は君と闘いたくない。…だから、ソレ《Paaan》はしまってよ。 …嬉しかったんだよ僕は。君が、手を差し伸べてくれたコト。 一緒にくればいい、と言ってくれたコト。 ――――…本当に、本当に嬉しかったんだ… だから、ねえ…
[くしゃりと顔を歪ませて戸惑いがちに少年へと手を差し伸べる。 ――お願い、僕の手を取って…。
ぽろりぽろりと少年の手から零れ落ちたパン屑へと、鳥が群がり始めていた―……]*
(70) 2016/12/07(Wed) 01時頃
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[近くに居た少年>>1:219が己にそう告げ、ゆっくりと歩き出した青年>>59に、その言葉に。元殺人人形は口元を綻ばせて、微笑む。 よかった なんて人間らしく安堵しよう]
―――ありがとうございます
[己の中にある女神に対するErākōdo。其れはまだ解決されない。 だが、今はこの青年を、連れてくること―――‟導くこと”が己の使命だ。]
時間がありません。少々手荒なことをする勝手を、どうか御許し下さい。
[青年を引き留め、己と向き合うようにして両手を包み込む]
(71) 2016/12/07(Wed) 04時頃
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Punctum Temporis
[ほつり、と零す。 途端に収束し溢れる光の粒子は青年と人形を包んでいく。 己と青年を中心にして地面に浮かび上がったのは、大きな歯車と時計のような魔法陣。]
―――――Shall we gather at the river, ―――――Where bright angel feet have trod…
[川が流れるが如く、光の粒子は穏やかにまわり、波をうつ。どこか微かに聞こえるのは、再会を意味する賛美歌だ
…この歌ではないのかもしれません。
聖歌を紡ぎながらでしか、殆どの魔術を発動できない己のプログラムに眉尻を下げる。だが、すぐに世界樹の麓へと意識を変えよう。 女神と対話する前に、素足を地面に擦らせ、位置をマーキングする陣を張っておいてよかった。]
―――距離、確定 ―――≪エレメント≫100%
テレポート、発動します。
(72) 2016/12/07(Wed) 04時頃
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[カチリ 魔法陣の振り子が止まったと同時に、魔法陣が発動し、世界樹が甦ったかのように緑が覆う彼の場所へ]
どうか 間に合って
(73) 2016/12/07(Wed) 04時頃
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ううん…あんまり。
だってわたし、クシャミくんなんてどうでもいいもの!
…どうでもいいもの。約束破りのひとたちなんて。
[拗ねた声。そっぽを向けば鳥の羽毛に顔を埋めて。]
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[突如世界樹≪bluebird≫の前…彼らの攻防>>66の中心、クシャミが血に膝をつけたその時>>67、巨大な魔法陣が銀の上に描かれる。 魔法陣を描くために必要な全てはここにあると言わんばかりに周囲の魔力≪マナ≫を食い尽くし、攻撃の為に発された水泡の残花≪水銀≫が魔法陣の中にルーン語を記していく。
──ドオ──ン
一瞬の圧力、暴風、荒れ狂う花弁。 そして皆が目を開けたその時────"彼"は居た。]
(74) 2016/12/07(Wed) 14時頃
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[ ──"正義の味方"トレイル・モンブラン・オルディス・ラフェリオン
その人と、その側に佇む自動人形≪オートマタ≫が────]
(75) 2016/12/07(Wed) 14時頃
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…来た。
[鳥≪bluebird≫の上、暴風で荒れた髪を気にもせず、顔に飛んで来た草を貼り付けたまま少女は呆然とつぶやく。]
───来た。
[そして二度目の呟きは、歓喜の色に染まり。 最早下での争いなど目にもくれぬ。 ただ、そこに"英雄の魂"を宿した彼がいるのだと、思うべき救いを今こそ果たせるのだと、打ち震える心臓が叫んでいる。]
"英雄"よ!いまこそ、いまこそ! わたし≪豊穣の女神≫との約束≪ギアス≫を果たすべきだ! この世界に、救済を! そしてわたしの心に、安寧を!
(76) 2016/12/07(Wed) 14時頃
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じゃあ、僕らだって幸福≪救済≫を望んだっていいだろう?
[圧倒的質量の死の水を交わしたクシャミに向かって(>>65,>>66)笑う。そして宙に向かって一言]
このくらいで死なれちゃあ面白みもないよナァ?
[まるで反旗をひるがえすのがここにいる2人だけではないというように、そして、その仲間は近くにいるということを暗示するように、声を張り上げる]
(77) 2016/12/07(Wed) 18時半頃
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そうか…約束破りは…いけねぇよなぁ。
じゃあ…彼奴らが後生大事にしてる、PERFECT HUMANよろしく…等しく救済≪壊して≫してやらなきゃ…ナァ?
[優しくデメテルに告げ、そう嗤う]
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避けれるならもっと踊って≪遊んで≫くれるよナ?
[闇色の弾丸によって成長した花は地を彩り、苔が生した岩はまるでここが古くからこの有様だったと示すよう。出鱈目に伸ばした枝が手を結ぶ。]
いいステージ≪墓場≫だろ? 躍り狂うにはちょうど良いナ。
百万と一回目の死は…誰から欲しい?
(78) 2016/12/07(Wed) 18時半頃
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[英雄≪トレイル≫なんてくる前に終わらせてやるとばかりにまたいくつものSHABONを創る。 それと同時に、自分じゃない誰かがお前を攻撃できる位置にいるという宣言も忘れない]
(79) 2016/12/07(Wed) 18時半頃
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[それより数刻たった後だろうか… ふと聞こえた声。(>>76)デメテル≪僕らの希望≫があげた、到着を告げる声に軽く舌打ちをして、クシャミから目をそらす。 生まれた圧倒的な隙。クシャミからの攻撃が避けられるはずもない。]
(80) 2016/12/07(Wed) 18時半頃
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[歩みを引き留めるように腕を引かれ、くるりと少女の方を向く。 瞬間、地面に魔法陣>>72が展開する。 これは、空間転移…それも失われたはずの旧式のものだ。 歯車の音が響き渡り、魔法陣はピタリと照準を合わせる]
──ちょ、ちょっと待って、俺これ苦手…ッ
[ぶわりと身体が浮き、少女はふわりと微笑んだ。 脳を揺さぶられる感覚に吐き気がする。 空中から一気に落とされ、受け身の取れなかった身体はべしゃりと地面に突っ伏す《mouth-to-ground》。 花弁舞う幻想的な世界。 そこには、猫のような何かと、歓喜に塗れ叫ぶ見知らぬ少女>>76…そして草原で出会った少年がひとり]
おえ…吐きそ……
(81) 2016/12/07(Wed) 19時頃
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[その目線の先にトレイル≪世界の幸福の象徴≫はいたのだろうか?]**
(82) 2016/12/07(Wed) 19時半頃
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[吐きそうなトレイルの目線の先にトレイルの幸福≪世界の幸福のトイレ≫はあったのだろうか?]**
(83) 2016/12/07(Wed) 19時半頃
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うふふ、大丈夫ぅ?
[くたくたと地に伏す青年>>81に声をかける。 青年の体を拾い上げるように木の蔦を這わせると、そっと少女≪豊穣の女神≫の元に持ち上げて。]
会いたかったわ、バルメロス!
[ぎゅう、無邪気に抱きついたならその幸せそうな笑顔の元に、青い鳥≪希望(憎しみ)の権化≫は消え失せるだろう。 残るは、癒しの固有結界≪≪Waltz of the forest≫と、鳥≪bluebird≫を具現化し続けるために消耗した、無防備な少女だけだ。]**
(84) 2016/12/07(Wed) 19時半頃
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─むかしばなし─
[蘇る走馬灯。 セピア色に褪せた光景の中。 かつてのきのこ派は、靭く堅い意志の花≪タケシ≫が食べたくて仕方がなかった。
氏の灰と塩の柱≪HAKATA-NO=SHIO≫>>27の後、タケシの花が咲き乱れるあの一瞬。 武星荒御魂主≪タッケシヌシ≫が量産した靭く堅い意志の花≪タケシ≫が今、とっても食べたい。
かつて起こったあの人類史上最大最悪の絶望的事件《KinokoTakenoko-Sensou》>>70のほんの一部分の話に想いを馳せた。
かつて友が口にしているのが靭く堅い意志の花≪タケシ≫ではなく、靭く堅い意志の花とよく似たもの≪タケノコ≫と勘違いし、勝負を挑んだのは、友を赤く巨大な傘に白い斑点、白色の太くて短い柄と柄の中心部についた目が特徴的なキノコ≪super kinoko≫の敵だと勘違いしてしまったからだった]
(85) 2016/12/07(Wed) 21時頃
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[蕩けるような甘い誘惑≪チョコレート≫と喜びを教えてくれる確かな歯ごたえ≪クッキー≫が合体≪YU-GO≫した作品≪マテリアル≫は超奇跡級の美味であると確信していた。
その想いは、友ならば同じものであったのだが、早とちりしてしまい、巨人化≪スーパーマーリオ化≫し、友を絶望に落としてしまった……]
「猫は人の心が分からない。」
[その言葉はいつまでも心の中を救っており、絶望が顕在化した時、そっと嘯くのだ。 ハナガサイタヨ≪絶望的≫と]*
(86) 2016/12/07(Wed) 21時頃
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─いま─
その神々しさはまさにモンブランの輝き……。 占星術者、深夜から輝く月マツコでLUXの言っていた通りだ。
[未来で待ってたらすぐ行く走っていくレベルを超え、固有結界の中を進撃し、城塞を看破し現れた二人>>73>>81に感嘆の声を上げる。 モンブランの隣にいるのはもしかして、ミ=ルクレープだろうか。 あの預言とおり、殺人人形の中でも特別なあの技をもち、あの逸話を持つあのミ=ルクレープだろうか。
正直、モンブランもティ・ラミスもミ=ルクレープも全部まとめて大好きだ。 こだわり派の誰か>>62とは異なり、まるでスイーツの玉手箱≪スイーツパラダイス≫な状況に目が眩みそうになる]
(87) 2016/12/07(Wed) 21時頃
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(ここにクリストファー>>1:102がいたら半分こ≪シェアリング≫できるのに何てことだ)
[今はまさに絶望的な展開。 希望のための絶望を乗り越えなくてはいけないが、超スイーツ級の幸運でも希望の持ち主でもないのだ。ガッデム。
欲に目が眩みそうになるが、一瞬の隙>>80を見つければ、息を飲む]
お前のここ≪鳩胸≫、空いてるぞ。
[視線を逸らしちゃうような天然ボーイ≪シメオン≫にすかさず、そこら辺に生えてたハリセンを靭く堅い意志の花とよく似たもの≪タケノコ≫でかいしんのいちげきを狙う]
(88) 2016/12/07(Wed) 21時頃
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…………やったか!?
[そう告げた時、サイラスから授かった時計は壊れ、針を止める。 そして、自分の家の茶碗が音を立てて割れたことを知らない]**
(89) 2016/12/07(Wed) 21時頃
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[世界樹の麓。緑が覆い、茂る>>14 >>16 美しい青い鳥が舞い、水が弾いて散らばる銀。 その一角に、時計の音を響かせながら光の粒子が集い、弾いた。
マーキングした陣へと視界が広がった瞬間、状況把握する。強力な魔術の展開の認知と、負傷者の確認]
‟テレポート 完了しました。”
[着地したと同時に、隣で伸びている青年>>81に気づく]
あ。
[陣が発動されたと同時に、聞こえた悲鳴。まさか、受け身を取れないとは。 配慮しきれていない、己の対応に慌てて三半規管での平衡感覚を養う、簡単な治癒魔術をかける]
も、申し訳ありません…!
(90) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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[やはり急ぎすぎたのだろうか。青年に負担をかけてしまったことを悔やむ。 だが己に命令をした黒い青年 >>1:161 を待たせたくなかったのも事実。 魔物≪モンスター≫の心臓が、先程から嫌にわめく”。胸騒ぎというものだろうか。
(本来殺人人形―――いや、人形にはもたない‟第六感”が何故か宿っている。しかし、どれほどデータを見直しても、そんなデータは存在しないのだ。プログラムを再構築させる途中で、必要なシステムを組み込まされているだけなのかもしれないが、この人形にはその異端に気づけない。 それこそが、ミ=ルクレープの源であるというのに>>87)]
(91) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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[目線の先。そこには英雄と、歓喜する小鳥。 何か一歩違えばこの眺めはひどく感動的なものだっただろう。 何か一歩違えば、隣にいるミ=ルクレープ≪殺人人形≫の位置はデメテルだっただろう。
今は…今のこの眺め(>>84)は、過去に囚われた小鳥と、記憶をなくした英雄という眺めは…悲劇的だろうか、それとも…? ]
(92) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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[治癒魔法をかけ終わった後、彼の女神が歓喜の声を上げる>>76 彼女は青年に駆け寄り、彼を掬い上げ抱きしめる。その愛らしい姿は、まさに神父様から聞いた可愛らしい少女そのものだ。>>84
その愛おしいお姿に再びErākōdoの文字が浮かんだ。]
[あぁ、ようやく貴女は救われるのでしょうか。 レティーシャは貴女様のことを知りません。神父様から聞いたことくらいしか知りません。
しかし、貴女を催した雛罌粟は、人々を癒す薬でもあり永眠を促す毒でもあるとは知っています。
小さく華奢で、可憐な貴女様そのものを表した雛罌粟。
―――レティーシャはその花の意味を知っています。]
(93) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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[不意に目を逸らした瞬間。近くで猫の鳴く声(>>88)]
ぐっ…
[とっさにキノコ≪umbrella≫を展開したが、間に合わない。 タケノコ≪HARISEN≫の衝撃でキノコは魔改造≪キノコ→タケノコ≫されるほどの衝撃を受け、その術者であるシメオンも一つ、二つ後ずさる。]
それを手に取るとは…敵ながら天晴れというべきか。
一撃加えたところは評価しても…そうだな…打撃戦圏内に安易に入るのは…不味かったのではないか?
[クシャミをタナトスのいる地面へと落とそうと、力を込めて拳≪マッハパンチ≫を繰り出す。
パリ──ン。 何処かにあるクシャミの家で、彼の茶碗が割れる音が聞こえた気がした]**
(94) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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やっちゃえガーディ!
はないのか?
[可愛らしくない声で可愛くいえば、タナトスは反応するのだろうか。]
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ねえ、バルメロス。 あなた、剣はどうしたの? あのキラキラした素敵な剣よ。 ───核≪コア≫を、破壊するための。
[少女は無邪気な声で問いかける。人形>>93の祈りなど知らずに。救いを──正当なる、美しき救いを知らずに。 雛罌粟は美しい花言葉を持つことを彼女は知っていたのだろう。本来の、女神としての少女がこの場に居たのならば、その花言葉の通りにきっと皆を導いた筈だ。 けれど。]
──ねえバルメロス。あなたにお花をあげるわ。 雛罌粟の花よ。 花言葉は、眠り────。
(95) 2016/12/08(Thu) 00時頃
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──あなたを、眠らせてあげる。
[ゆるりと弧を描いた唇が、彼の額に口付けを落とした。]
(96) 2016/12/08(Thu) 00時頃
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[自動人形《オートマタ》である少女が、手を翳し治療を施してくれる>>90。 先程までの不快感がゆっくりと遠のいていく]
──あ、ありが…うわっ、何…蔦!?
[世界樹のものだろうか、木の蔦のようなものが身体に絡みつき、抱き起される>>84。 これは…、バルメロスが古代文明《ancient civilization》の遺跡から発掘し骨抜きになった魔法の円盤《EROGE》で見たことのあるものだ]
───ちがう、そんなこと今はどうでもいい… あんた、一体…
[木の蔦ごと抱きしめられ、自らをバルメロスだと謳い、喜び微笑む見知らぬ少女。 振りほどくこともできず困惑していると、空間を裂くような地響きのような音が響く]
(97) 2016/12/08(Thu) 00時頃
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どうして彼らは、戦っているんだ。 教えてくれ、あんた…いや、君は、君たちは一体…!
[青年は腕の中で幸せそうにしている少女を引き剥がし、問う。 この場所に連れて来られたのも、そしてこの場所に彼ら《懐かしき我が同胞達》がいることも。 問わねばならない、知らねばならない。 記憶《Paradise Lost》を、喚び起こさなければいけない]
(98) 2016/12/08(Thu) 00時頃
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[タケノコ≪HARISEN≫とキノコ≪unbrella≫の奇跡のコラボレーションが炸裂した>>94]
………腐ってもラ=イザップの弟子である黒煙のシメオン。 お前のきのこ捌きはタケノコ≪HARISEN≫ですら哀れな子羊≪ジンギスカン≫当然の扱いにしてしまう。
[息を切らして讃える。 ほんの少し前ならば互いに肩を並べ腕を組むそんなこともあっただろう。が。 3分間前の味方は敵]
(99) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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なん……だと……!?
[パリ──ン。 サイラスの眼鏡がちょうど割れた頃。 電気鼠≪黄色い悪魔≫ですら追いつけないような速さで拳が放たれる。 球を二つに割りコートに到達する…まさに無我の境地≪ETIZEN≫に至る技を持ち、魔法すらも自在に操る姿は氷の皇帝≪エンペラー≫]
やっぱり、 間に合わなかったか。
[風穴を作り上げた拳に振るわれるまま落下した身体は吹き飛んでいく。 どこへ向かうかは知らぬまま、萎れた花の栞と共に地に伏せた]
(100) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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覚えてないのね、バルメロス。 うふふ、いいのよ。 わたしは豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫。 もう、思い出さしてくれなくても、いいの…───
[だから、もう一度。せめてもう一度だけ、あの暖かい腕で抱きしめてほしいのだと。本当の願いを口にはせず、少女は慈愛の微笑みを見せる。 否定を続ける本能と理解を得た思考は齟齬を繰り返して、一つの結果に辿り着く。結局は、猫の言った通りなのだ。 遥か昔、バルメロスが地下に降りた時、本当は彼>>38に「もうあいつは戻ってこない」と告げられた時から、真の願い≪もう一度愛してほしい≫は叶わないことなど、心の奥底では理解して居たのだ。]
(101) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[約束した丘は、あの楽園は、もう、何処にも]**
(102) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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────いいのよ、バルメロス。何も思い出さなくて。 あなたは、真に世界を救いなさい。 それがわたしの、女神としての最後の言葉と…祝福です。
[最後は、叱責するように。混乱する彼>>98に畳み掛ける。 そして、あなたに。]
(103) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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わたしの中のあなたに、最後の眠りを。
ごめんなさい、しめおん、たなとす、そして ────おやすみなさい、バルメロス。 あいしていたわ。
(104) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 英雄からそっと手を離すと、
────おちる、 おちる
崖の下 ]
(105) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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───剣?女神…? ちょっと待て、どうして…君が…、
[身を乗り出してきた少女の唇が、額に添えられる>>96。 ふわりと甘い香りが鼻腔を擽り、ゆっくりと意識が混濁する。 青年《トレイル》の身体はがくりと糸が切れたように倒れ、その意識は少女の玩具箱の中へと沈んでいった]
(106) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[黒い青年は負傷している。左腕の損傷が激しいのを、レティーシャは気づいている。 できれば、彼の元に行って治癒魔法をかけたい―――それが人形としての今の己だ。救護に特化された殺人人形だ。役目は果たさなければならない。
然し、女神を‟救う”のも神父様から頂いた最初で最後の‟命令”でもある。
溢れるErākōdoは、女神の存在を否定している。 …否定してしまっているのだ。
雛罌粟は、慰めと思いやりを意味する 雛罌粟は、陽気で優しい乙女を意味する
雛罌粟は――――‟別れの悲しみ”を意味する。 眠れなくなった貴女を癒す為に、眠りの実の蜜を。
彼女を、救わなければ≪眠らさなければ≫]
それは、いけません―――デメテル様!
[だが、広い視野を見る人形の視界に、あの青年>>100の姿が―――]
(107) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 世界樹から放り出された体は、軽く 軽く 花のように。
落ちた先から祝福の花が、雛罌粟達が散ってゆく。 開かれる大地に、ゆっくりとその体は包み込まれて──
ぐしゃり ]
(108) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 散った実は柘榴の粒。
女神の体は呆気なく、地面に取り込まれて ────そして、門が開かれる。 ]
(109) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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────沈んだ世界の中心≪Ocutopusの心臓≫
(110) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[ 少女を喪う世界樹はまるで後を追うように、走る、疾る。 幹を割って現れたそれは、地下への扉。 その奥に見える────世界の心臓≪コア≫。]
──ごめんね、ふたりとも。 わたし、堕ちてもめがみだったわ。 あとは、おねがい。
[ そうして幻想的な理想郷≪Waltz of the forest≫は青い希望の鳥と共に、消え去った。 残るのは雛罌粟の花弁、柘榴の粒と────あの時、彼にあげた雛罌粟の栞の、もう片割れ。]**
(111) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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[地に叩きつけたクシャミは虫の息で、僕が最後のしめをしなくても、彼が操ったはずの時間が…もしくは旧友のタナトスが、死をもたらすだろう。そう悟った。
やっと一息つきデメテルの方を眺める。]
ふぅ…遅かったか。
[ひらひら。落ちていくとわかっていた。それでも幸福≪デメテル≫に手をのばそうとして…。
やめた。]
(112) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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おやすみ。小さな幸福。
[崖の近くに咲く花はなんだろうか。彼岸花のようなピンクの花が痛く目に染み付いた]**
(113) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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あぁ、精々可愛らしく人形劇≪踊って≫やるサ。
[そうつぶやく声は誰にも聞き取られず空に溶けた]
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[ ハンプティ・ダンプティ
割れた卵≪あのころのしあわせ≫は 二度と元には戻らない。 ]**
(114) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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Humpty Dumpty sat on a wall,
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together a gain…
[彼…シメオンとガーディと出会ったのは遥か昔だ。
わたしが、独りぼっちで泣いていた時に、手を差し伸べてくれた。
わたしにとっての、長い時間を──それこそ、バルメロスより長く過ごした、家族のような存在に。
消えゆく意識の中、満足そうな笑みを浮かべた。 ]
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[それは己が迷ってしまった所為なのだろうか?
力なく、宙を浮いた黒い青年の姿>>100 己は彼の名前すら知らない。 でも、己を導いた存在であることは、変わらない。
止めようとした矢先に、その身を投げた女神の姿。>>105 ―――そんな、眠り”を望んでいたのですか? Erākōdoの赤い文字が消えていく。まるでそれが本来”だといわんばかりに。]
(115) 2016/12/08(Thu) 01時半頃
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[堕ちていく二つの身体。動くことなど できなかった。]
(116) 2016/12/08(Thu) 01時半頃
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