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全
教会の鐘が鳴らされ、聖貨騎士団が到着した。村の名士が応対する中、集まった人々はわけも知らされず、言い知れぬ不安を感じていた……。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が6人、王子様が1人、囁き狂人が2人、首無騎士が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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[世は正に、《 O・cuto・pus ─オクトパス─ 》時代
──ナ・プトゥの泉の水底。 小悪魔の如き魅惑的な森の聖域には、世に知られぬままの英雄の物語が眠る。
einherjar≪霊魂≫を導く為に魔気を祓い、ナ・プトゥの森にもアウリュオーネの女神像が祀られたが… 魔将がそれを見過ごす筈も無く、第一次ルナノテラ戦争が勃発する。 ────後に聖戦≪ジ=ハード≫へと生み落とされる残響であり、絶望に息喘ぐ人の慟哭≪On dull ur git an Deep Scar≫の始まりである。
彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスが戦歴を刻みし伝説の剣は今も尚その地を守っているが、 未だ選別ばれし契約者≪救世主≫の姿は現れぬまま。 涅槃からの目醒め≪覚醒≫を待つ剣を其の手にする者の名が今、語られる。]
(1) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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[さあ、空蝉を断つ罪咎の証と 裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を裂く刃先が描く
「O]≪キング≫を宿し契約者の名を──其の目で、刮目せよ。]
(2) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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[其の頁は静かに捲られる]
(3) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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世界樹が──また、啼いてる。
[翠を忘却した地の絨毯を踏み締める。 蕭々と枯葉が揺らぐ音と── 聲 ≠聴きながら、少年は世界樹の影を眺め、やがては睫毛に憂いを落とした。
何時から、だろうか。 愛(かな)しみに咽ぶ草木が風を呼び、森全体を震わせながら泉の水面を錆びた銀色に陰らせてしまったのは。]
……ローキャドル、爺様。
[契約者の姿を待ち侘びながら、黒いローブを纏う少年は死者≪守護者と謳われた先代≫の名を呟く。 そうして小屋に踵を返す姿は 何時も通り ≠フ事。]*
(4) 2016/12/02(Fri) 00時半頃
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[何時から、だろうか。
愛(かな)しみに咽ぶ草木が風を呼び、森全体を震わせながら泉の水面を錆びた銀色に陰らせてしまったのは。
嗚呼、其れは── 己が穢れを持ち込んだ ≠の日から。
空蝉を嗤う闇に カルタシスが謳う聖域を犯した者、その名は──?]*
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Humpty Dumpty sat on a wall, Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men Couldn't put Humpty together a gain…
[か細い声だ。か細い声が歌を歌っている。 空白の満ちた空間。この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>の中心。深淵に染まりつつある根。その上でふらふらと足を揺らす。 小さな声はやがて擦り切れるように、おおきく、そして金色の夜光獣<<ロジヴェット>>のような金切り声になった。 そうしてまた小さく消えていく。]
世界樹の、中心はもうなおらないんだわ、 ──ねえ、バルメロス。
[小さく、小さく唇に手を当てて。ねえ、そうでしょ。呟く少女の瞳は長い睫毛に隠され、見えることはない。長い睫毛に乗った雫が、ぽとりと落ちて──そして深淵に飲み込まれていく。
"伝説の英雄"の名に縋るよう、少女の体は根に、闇に飲み込まれていく。]
(5) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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おねがい、はやく、勇者を見つけて。 そして「0」<<キング>>を──あの人の元に。
(6) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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ああ、やってやるぜ。爺さん。 アンタとの約束を果たす時が来た。
[彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスはかつてこの世界の均衡を保つため、その身を世界樹に捧げたという。
この世界を救う為の抑止力。 英雄と、導かれし仲間達。 その仲間たる資格を持つ者は数名、PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫より残されている。
その中の一人は、【 聲 ≠耳にする事の出来る者>>4である。】
そして……均衡が乱れし今、英雄と選ばれるのはかつての英雄が残した伝説の──eternal Force blizzardと刻まれし剣──Lightning sunshine Excaliburを引き抜くことが出来た者を育て親である者の遺言として、これまで探していた]
風が鳴いてる………。 しかし間に合わせなければならない。 この世界を救う英雄を……
(7) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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O≪キング≫を宿し契約者を、 見つけ出さねばならない。
[均衡が崩れし今この世に蔓延る永久の闇≪Darkness world≫ 世界の崩壊により世界樹は輝き出し、選定の時は近付いている]
(8) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[覚醒せよ]
(9) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[刮目せよ]
(10) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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この世界を救うんだ。
[世界が今、お前≪英雄の魂を受け継がれし者≫の名を呼んでいる]**
(11) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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─── 幼い日の記憶
ねえ、この世界には、O・cupo・pusが埋まってるらしいんだ!
────── どういうこと?それヤバない?
(12) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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ぼくだってわかんないけど、 O・cupo・pusの心臓だって、そこにあるって聞くから…
────── そうなんだあ… ────── ねえ、O《オーウ》が戻ったらさ、
(13) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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────── みんなでタコパ、できるかなあ?
(14) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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…!!! へへ、 ──── きっと、できるよ!
(15) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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── 序幕・目覚めの朝
[………………] [………] […] [……鳥の鳴く声がする]
[いつの間にか、僕は寝ていたらしい] [実験の為の資料が手から溢れて、 夜食に摂っていた、一切れのパンの、カサついた感触が頬に触れた] [あゝ、父さんの残した、あの熱い想い] [母さんのくれた眼差しが、今も脳裏に過る]
(16) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[ Oの無くなってしまった世界なんて、 ただのcutopus (yeah) ] [ 地深く眠ったHeartはbeast (yo!yo!) ] [ 今日も遠くで聴こえる鳴き声 ] [ Oの誕生? 翁の叫び? ] [ ─────(Say) それでも世界は 廻り続ける ]
(17) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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へへ、…懐かしいなあ。
でも、この世界の摂理《PERFECT HUMAN》は、 今日も解けなかったや。 ………
もしかしてこの式には、 もっと別の何かが必要なのかもしれない。
[この世界にOcutopusが埋まってるかもしれないとか] [御伽噺に見た世界樹が、Ocutopusの心臓かもしれないとか] [僕の住んでいるこの世界が、闇に沈むとか─────]
(18) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[ そんな暗い話、逸話を聞くのは、 ────── もう、たくさんだ! (yeah) ]
(19) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[僕は大好きな本を鞄に詰め込んで] [それからナイフとランプと] [一切れのパンも詰め込んで] [叔母の制止も聞かずに、外へ踏み出した!] 「今日は学校は休みよ!」 [なんて、僕には関係ない!]
(20) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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──── 僕の青春《摂理を見出す為の旅路》が、今、始まる……ッ!!
(21) 2016/12/02(Fri) 01時頃
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[淀んだ空気の虚空を見つめ、ごく普通の青年はため息をつく。 聖戦<<ジ・ハード>>が、現し世に混沌と災いをもたらす暗黒の魔法<<ルシ=ヴェード=アルタイル>>が……訪れてしまう。 預言<<アカデミック・スコア>>に記されし滅びの日が近付いてくる───]
でも俺にはどうしようもないしねぇ、彼奴が目覚めればいいんだろうけどさ。
[伝説の英雄。そう呼ばれた彼の者は、まだ眠りから醒めあってはならぬとでも言うのだろうか]
(22) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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[そんな少年は、タコパタイタイ ンッシタイヨ族長老の末裔] [永く受け継がれて来た、摂理の解明] [そして] [世間に渡るcutopusと世界樹の関係性を明らかにし] [ 先祖代々の悲願を叶える為に、研究を続けていた] [齢7歳(見た目推定)の、ただの村人である。]
[世界樹の場所も、家から出た先の現在地も] [来たる裁きも伝承でしか知らない少年の、行末は] [────────── イカなるものに、なるだろうか。]
サンタさんが来る前には、帰りたいなあ。 今年はすっごいもの、頼んじゃったからね!**
(23) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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ガーディ……。 いや、ガーディアン“タナトス”と呼んだ方が良いか。
[独り言は虚空へと消える。 預言に残されたという恐らくPERFECT HUMANに記されし一人>>4──かつての親友≪トモ≫に想いを馳せる。
預言が正き道を示すならば、暗黒の魔法<<ルシ=ヴェード=アルタイル>>が発動してしまう。 この世の憎悪を閉じ込めた魔術が、闇が広がれば忽ちと世界は滅びてしまうだろう]
普通の青年であっても物語≪光り輝く本──ライトノベル≫では、英雄の証を持つに相応しい者も存在する。 一方、摂理を見出し者……好奇心──spiritual heartを持つ者も、その素養を等しく持っている。
滅びの歌……世界を嘆く歌……豊穣の女神≪Δημήτηρ, Dēmētēr≫の加護なんてもん、本当にあるのか。 だがそれも闇に飲み込まれてしまっていたら……早く、青春を取り戻さなとな。
[青年は急ぐ]**
(24) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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[闇に飲み込まれた体が羽のように着地する。この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>の中心部の一端が、暗(くろ)く塗りつぶされた。
明るい闇に包まれた核<<コア>>──これこそがO・cupo・pusの心臓──が輝きを放っている。空間はまるで裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を示すかのような暗闇であるのに、照らされたそこだけが希望の光…あの忌々しい剣のように輝いている。]
ありがとう、美しき蝶の精霊<<モーチェ>>。
[微笑みに応えるように煌めきは消えていく。そうして、核<<コア>>に手を近づければ──輝きを増したそれに大きく弾かれた。
──ああ、本当に…なんと、忌々しい。
預言≪アカデミック・スコア≫を産み伝える核≪コア≫…これを壊すには、憎くもあの彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が必要になるなんて。]
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[生命の灯火がか弱く揺れる。 聖剣の守り手≪守護者と謳われた先代≫──ローキャドルは静かに唇を動かした。
語り部が紡ぐはPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫に記されし少年の使命。 少年は目を伏せたまま頷けば、彼の死を看取る。 深淵に染まりつつある根の世界樹を瞼の裏に描きながら。
其れは少し前の、小さなお噺。]
──ついに、動くんだね。
[風が耳に 聲 ≠届ける。>>11 絶望的にも繊細な、唄を耳孔へ響かせながら。>>5
此れは今から起き得る──壮大な物語の序曲。]*
(25) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 01時半頃
あなたが残したもの、全部、ぜんぶ闇で包んであげる。
[だってそうじゃないと、おかしいもの。
置いていかれたわたしが、ずっと世界樹にいるなんて、おかしいわ。
これが寂しさなのか、愛なのか。もう少女にはわからない。
ただ、彼の守ったものを──O・cupo・pusを破壊≪delete≫し、雪のように美しく儚く、雪崩のように崩れ落ちる感情を発露することが最早彼女の望みとなってしまったのだから。]
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[《O・cuto・pus》時代
今啼いている世界樹が芽吹き始めた頃が始まりとされるこの時代は一つ終わりを迎えようとしている。
世界の摂理《PERFECT HUMAN》 「O」≪キング≫ そして≪OGYAϖBABU≫
これらは「O」≪キング≫がなくなったことで繋がっていたという事実が証明された。
一つが欠けたことで世界の摂理《PERFECT HUMAN》は崩壊し、≪OGYAϖBABU≫は闇に落ちた。
彼≪OGYAϖBABU≫が書いた崩壊のRagnarøk≪神々の運命≫に綴られた人形劇≪崩壊の序幕≫は始まったのだから]
もう止められネェよ。 ─バルメロス=ラフェリオン=レイオス 英雄の後継者でもいなきゃ…ヨ。
[かつて碧をたたえていたナ・プトゥの泉に素足を浸しながらこの世の行き先を考えるのだ。]*
(26) 2016/12/02(Fri) 01時半頃
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[天へ導くかのように、主へ誘うかのように高く造られたリブ・ヴォールト天井。平和を願う主が飾られた、教会の大きなステンドガラス。
透き通った其色は、柔らかく、温かくクワイアを包む。]
―――Te Deum laudamus: Te Dominum confitemur.
[蕩けて綻ぶような、少女の声に似た高い響き シルクの白い衣服を身に纏い、クワイアは確かな胸の喜びを、彼の主が目覚めるその高揚を]
―――Sanctus, sanctus, sanctus, Dominus Deus Sabaoth. Pleni sunt caeli et terra majestatis gloriae Tuae…
[其れは主を讃える詩]
…あぁ、なんと喜ばしいことでしょう パンドラの箱にあったものと同じように…有るのですね、希望の光は
(27) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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「O」≪キング≫は救世主の中に眠っている──。
[預言≪アカデミック・スコア≫に記されていたそれを知ったのはいつだったか。奪われたそれは今は行方知れずとなり、誰か≪英雄の魂を受け継がれし者≫の中に眠っているのだという。
そして、この世の摂理≪PERFECT HUMAN≫の中心部にある核≪コア≫。 これこそがO・cupo・pusの心臓──世界の命。 英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオスが命を懸けて守り、そして力尽き潰えていったもの。
この二つが揃った時、そして英雄の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫が襲い来る闇…裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫を討ち果たした時、この世界は救われる───
ぱたん、本を閉じる。闇から這いずり上がった膝は土色に汚れ、黒いボレロの下の美しい鳥の羽のように真っ白なワンピースは闇に侵食され、裾が暗く染まっている。 ため息。そしてそれらを無視したまま、少女はゆっくりと世界樹の麓を歩き出した。]**
(28) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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[銀の聖域。それではダメなのだろうか。
愛するものにもう一度会いたい。それもダメか。
焦がれてはいけないものに手を伸ばす。悪いことなのだろうか。]
つまり、僕はこう思うわけだわ、
世界の摂理《PERFECT HUMAN》なんてダメだ。
結局、手に入れちゃダメな壁がナ、たけぇんだよ。
俺らは今なら…正しい摂理≪fall from virtue≫にできる。
なぁ、これが、正しいだロ?
「 」
[誰にも聞こえることなく銀に溶けて消えたつぶやきは誰を想って言ったのか。]
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[≪OGYAϖBABU≫より伝わる童謡>>5 バブ語を話し、彼らの咆哮≪オギャ≫は世界樹にも新たな生命の安らぎを与えたともいう。 だがそれはかつての話。 二つのOが崩れ、世界の摂理《PERFECT HUMAN》は崩壊してしまった]
ついに。そうだな。終に、動く。 このままだと、終わりの始まりへと向かって、崩壊のRagnarøk≪神々の運命≫を辿ってしまうだろう。
その為に死の救いを届ける。 新たな生命を授ける為に。それがお前の名に籠められた意味だ。 オレはもう長くないだろう。 だが、今日この時を……待ち望んでいた。
[トモへと語らいながら一陣の風を纏う。 サンタが送り届けたギフト。 それがこの世でイカし、かつメデタイものとなるかは分からない。 だが、マグロのように猪突猛進にトビウオのように跳ねてこそ、人であるというもの]
(29) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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………もう一人の人格を呼び起こす。 彼奴を目覚めさせるんだ。いいな?
[何故か目覚めぬ魂を抱える青年>>22 その素養ある者のことを親友≪トモ≫に耳打ちする。
猫目は静かに終焉へと至る最果てに抗う為に、輝いていた]**
(30) 2016/12/02(Fri) 02時頃
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デルメル。
[希望≪青い鳥≫の二つ名を持つ彼女に声をかける。
まだ核≪コア≫は壊せないよというふうに首を振りながら]
予言の核≪コア≫を壊す鍵≪Lightning sunshine Excalibur≫それは、英雄を継ぎし者≪Hope of a line≫がここへ持ってくるはずだ。
その時が、僕らに取っても最終決戦。そうだろ?
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[バブみを宿す咆哮≪オギャ≫の子守唄は遠の昔に潰え、希望さえも消え失せたかと思われたが──彼の英雄が残した聖遺物≪Lightning sunshine Excalibur≫は今も尚眠りについたまま。
預言≪アカデミック・スコア≫を産み伝える核≪コア≫を壊す刃であることを知るのは僅かな一部の者だけかもしれない…が、旧友>>24は勿論知っていることだろう。 其れがまた暗黒の魔法<<ルシ=ヴェード=アルタイル>>の解放を阻止する為の鍵であることも、また同時に。
ガーディアン“タナトス”と呼ばれる少年は小さく鼻を鳴らした。]
君は相変わらず煩い奴だな。 そんな分かりきったことを呟いてないで早く契約者を探してきてよ。
[戯言を並べる男に一つ、二つと悪態を贈る。>>29 しかしその後紡がれた 目覚めぬ魂 ≠フ持ち主の存在が呟かれれば──思わず、失笑。]
………見つかってるなら、先に言ってよね。
[黒いローブを翻す。軽い足取りはこの世界の未来へと向かう。 最後に先代の眠る十字架へ別れの挨拶と花束を投げながら。]
(31) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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神父様、レティーシャは貴方が去ってなお、ずっと待っていました…。ようやく、ようやく貴方の祈りも、わたくし達クワイア≪聖歌隊≫の歌も届くのです…。
[両手を胸に当て、己を育ててくれた者を慈しむ。紫とも青ともつかぬ瞳を緩ませる]
―――レティーシャに、なにかできるのでしょうか?
[おぼつかない足取りで歩き出し、教会の門を開ける。 教会のずっと先にある、世界樹。 白い衣服を揺らしながら、そこに向かった]**
(32) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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………まぁた言ってる。
[闇に熱と微笑み、耳に唄を口付ける彼女に小さな溜息を落とす。
核≪コア≫に零す言の葉もまた── 何時も通り ≠フ事なのだけれど。
愛しみを帯びた風の囁きは哀しくも愛おしさの色を持った。
誰かが傷付き不平等が平等に分け与えられたこんな世の中など──等しく無に還すべきなのだ。]
で、聞いたぁ?
ってお前ら如きには聞こえないかぁごめんねぇ
あ、 目覚めぬ魂 ≠持つ奴が見つかったんだって。
んじゃ、僕ちょっとオトモダチと一緒に連れてくるからぁ、そんときはよろしくネ。
──正しい摂理≪fall from virtue≫にできるように頑張ろうねぇ?
[銀に浸かる金髪の同胞へ、言葉を吐いたなら少年は使命を踏み潰し道を行く。]
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あ、シメオン。 お前も行く?世界を救いに。
[泉の前を通りかかれば、 ついで ≠ノ彼にも声をかけておこうか。]**
(33) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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[森の中でも一等高い木の枝の上に座り、霞んでしまう程遠くに聳え立つ世界樹を物憂い気な眼差しでぼんやりと眺める。 その周りに一羽、また一羽と大小様々な鳥たちが腰を落ち着ける。]
――嗚呼、お前達も来たの。 見てごらん、世界樹の方を。あんなに空気が淀んでしまっている。…もうそろそろ、この世界も終わってしまうのかな。
[諦めきった様な表情でポツリと語り掛ける。 でも…、小さく呟いて、隣に止まっていた自分の背丈ほどもありそうな巨大な鳥――一番の相棒へと身を寄せて蹲る]
それでもやっぱり…世界が終わってしまって、お前達と離れ離れになってしまうのは嫌だよ。
[ゆっくりと伏せられた睫毛を伝い、大きな雫が羽根へとポタリと落ちる。 相棒は気遣うように青年へといっそう身を寄せ、グワァと一声鳴いた]**
(34) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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だって!…そうだけど、
……そうだけど。
[我慢が出来ないの。両肩を両手で抱いた少女はいやいやをするように首を振った。
周りに黒い霧≪black smog≫が広がっていく。美しき蝶の精霊≪モーチェ≫が徐々に青く染まっていく闇に、捕食されていく。]
でも、そう、そうなの。
その時にわたしたちは正しい摂理≪fall from virtue≫を作らなきゃ。
──理想の、世界に。
そのためには、我慢しなきゃいけないの。
[ありがとう、シメオン。ゆるゆると口角を上げると目尻に溜まった雫が零れ落ちる。ねえ、そうよね。そうでしょう。1人だけの同意では満足できないのだと、ガーディ…かつては光の世界≪ROYAL frontier≫に居たガーディアン"タナトス"をぐるりと振り仰ぐ。そうしてからの言葉に目を見開けば、頬が落ちるような顔つきで微笑んだ。]**
………ふふ。
女性を泣かせるなんて、罪なヤツぅ。
[彼女が微笑む先の男に戯言一つと、
彼の英雄の姿を描いて独り言一つ。
もう一つローブの中では、目逸らし一つ。]
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[かけられた声を追えば(>>33)]
なんだ、ガーディ…英雄─バルメロス=ラフェリオン=レイオス─ の後継者でもいたのカ?
[素っ気なく返すが、あらゆる聲を聞く彼には聞こえるだろう。 この胸の高鳴りが、立ち上がろうと収縮する筋肉の音が。]
(35) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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[かけられた声を追えば(>>33)]
なんだ、ガーディ…英雄─バルメロス=ラフェリオン=レイオス─ の後継者でもいたのカ?
[素っ気なく返すが、あらゆる聲を聞く彼には聞こえるだろう。 この胸の高鳴りが、立ち上がろうと収縮する筋肉の音が。]
(36) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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パシャ─リ─
(37) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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[足を浸けていた銀色の泉から立ち上がり、ガーディ…いや、タナトスの隣にいる彼を見上げる。]
ヤァ、知ってたよ。 次は眠り王子、彼を起こしに行くんだろ?
[そう語りかけて、猫王子≪Chisha cat≫について行こうと靴を履いた]**
(38) 2016/12/02(Fri) 02時半頃
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────全てはとうに、後の祭りだ。
(39) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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この世の摂理<<PERFECT HUMAN>>が解れ、沈んだ世界の中心≪Ocutopusの心臓≫には絶望に息喘ぐ人の慟哭≪On dull ur git an Deep Scar≫が空虚な反響を続けている。
完璧に取り繕われていた世界の調和は、「O」≪キング≫の喪失と共に脆く消え失せた。 本来の世界樹であれば、例え「O」≪キング≫が消えたとしても決して深淵に巣食われる事も無かったであろうに。
(40) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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………世界の器≪-SaBaR-≫に対して、人間が増え過ぎたのだ。 人員過多で産まれてしまった歪みは「O」≪キング≫を取り戻したとしても、最早簡単には戻ることは無いだろう。
(41) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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「最早、遅い。 墜ちる実でしか無いのだ」 何もかもが蔓延る永久の闇≪Darkness world≫に呑み込まれる前に、選定は行われなければならない。
(42) 2016/12/02(Fri) 03時頃
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後継者がいたからこうして ────ッ、!?
[素っ気ない返事の中で彼の筋肉がブゥンブゥン唸る。>>36 断末魔の絶叫の様に鳴り渡るそれは正に──咆哮≪オギャ≫にも似た旋律。それは長く長く尾を引きながら銀に光る泉の空気は溶けてゆく。
── 嗚呼 侮れない
そう、彼こそラ=イ・ザップの弟子であり幾多の戦場を駆け巡った名高い戦士、≪悪魔の二連魔弾≫と謳われる──黒煙のシメオン。
だからこそFate≪運命≫に綴られたPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫を遂行するには善き人材であることは──確実。 圧倒は小さな喉仏に生唾を飲み込ませる。 泉から上がる、その 音 ≠ナさえも。]
(43) 2016/12/02(Fri) 03時半頃
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……流石ぁ。
[ニヤリと浮かべた表情で靴を履くAlice≪同胞≫の姿>>38を見つめ、やがては彼≪旧友≫の聲>>30を頼りに道を行く。 後継者──トレイルの覚醒の儀式を行う為に。]**
(44) 2016/12/02(Fri) 03時半頃
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男は深く、深く。絶命していくように息を吐き出した。
(45) 2016/12/02(Fri) 03時半頃
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≪OGYAϖBABU≫達が姿を消した今、O・cupo・pusを保つ術はこれしか残されていないのだから。
────裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫が、幕を開けようとしている。
(46) 2016/12/02(Fri) 03時半頃
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[育ての親であり聖剣の守り手でもある、ローキャドル=ライランド。
人々から厚い信頼を受けていた彼も、死≪円環の理≫には逆らえなかった。
────否、
タナトスと謳われし少年が、彼の 生 ≠ネどに──興を示すことはなかっただけなのだ。
だがまさか、後継者が繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫盛るとは誰も思うまい。其の隙をも、逃すはずはなく。
嗚呼、心躍らせる言の葉を綴る彼女へ跪いた日は何時の事だったか。
少年も昔は希望を胸に抱き此の世に生を受けたPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の一人。
其れでも──希望には 限界 ≠ェ存在する。
彼の身を包む絶望は底知れず、そして尚拡がり続ける闇に捕らわれた。
だがそれは深淵の祭壇に繋がれた心の鎖が不可視世界の混沌に呑み込まれ、新たな定理を『構築した』だけの噺。
少年は乱雑に投げる。
繚乱蠍毒≪ブラッディ・キラー≫を宿す花束を、彼の十字架に。
口許に描いた笑みを残したまま。]
じゃあねぇ、オジイサマ?
[死こそ──全ての≪救済≫であると疑わないままに。]*
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[目醒め≪勇者の覚醒≫に至るまでの儀、必要とされる素質(もの)は 在る ≠フならば、後は──修行のみ。
光属性をも超える未来を背負いし者だけが扱う属性──≪聖≫の覚醒を、死≪円環の理≫に飲み込まれるまでに、早く、早く行わなければ。
焦燥は憂いをも漂わせる。 瞼の裏に描かれたのは先代──ローキャドル=ライランドとの記憶。 魔道士として愛された彼の十字架には思い出の繚乱蠍華を投げた。其れが少年の決意へと変わり、此の足を進ませる。
魔道士として受け継いだ≪知識≫と、 騎士として磨かれた彼の黒煙の≪夜魔音奏斬≫──そして、 PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の一人 ≠ナあるシメオン>>38を一瞥して、口許に微笑を湛えた。
そう、少年は 一人ではない 希望を抱き、其の足を進める。]
(47) 2016/12/02(Fri) 10時半頃
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クシャミ、どこ? 早く居場所を吐いて。時間がない。
あと シメオン ≠燔Aれていくから。 僕たちがいれば十分 過ぎる ≠ナしょ?
[聲の主──狂いのガンファイア≪断頭台の異端者≫に問いかける。 受け継ぎし魔道書≪グリモワール≫を開き、目醒めの時を想定した思考が身体中を巡っていた。]
(48) 2016/12/02(Fri) 10時半頃
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[靴を履いたところで驚愕の表情を浮かべるタナトスを見やる>>43 自分の筋肉が始まりの咆哮≪オギャ≫を啼かせているなど、聲が聴こえぬ僕にはわからない。]
お前たまによ…ジイさん≪ローキャドル=ライランド≫にそっくりの表情するナ。
[僕にとっての師がラ=イ・ザップであり、悪魔の二連魔弾※1という名を彼から受け継いだように (※1:ここでの悪魔の二連魔弾とは自身に打ち込み己自身を強化する≪ケッカ=コミット≫と仲間のサポートに特化したいくつもの魔弾≪Healthy magic bullets≫であり、一子相伝の技である) 彼もまた、育ての親から何かを受け継いだのであろう。]
そうだ、クシャミ急いだ方がいいゼ PERFECT HUMANの崩壊は近い。
こうして集まってる事がバレれば、「O」≪キング≫を奪いし彼らも黙ってはいないだろうナ
[PERFEC HUMANを元に戻し、≪OGYAϖBABU≫が綴りし崩壊のRagnarøk≪神々の運命≫から世界を救えるのはPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫に刻まれし者だけなのだからヨ]**
(49) 2016/12/02(Fri) 12時頃
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そう、猫王子≪Chisha cat≫、お前の周り…しっかり確認した方がいいゼ。
じゃぁよぉ。お前は泣かした事…ないっていうのかヨ。
[ガーディアン″タナトス″()
誰が言ったのか、隠されしその名は死を司る神の名前。希望のデルメルから流れ出る哀≪なみだ≫()を横目にそう挑発的に返すせば彼はなんと返すのだろうか。]**
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…あら、めずらしいのね。 お客さんだわ。(>>32)
[生気を失った大地が、客が来たと騒めく。 世界樹の麓、今は消え去った土地≪Lost Area≫と呼ばれるそこが外敵に反応──彼の麗しき瀟洒なる鐘≪オール・ベル≫が鳴り響く。そう、まるで自らの核≪コア≫を侵食する闇から護るように。
対峙する2人の少女は正反対の色をしていて。けれども、世界樹を案じる愛≪ココロ≫はきっと変わらない。]
──ねえ、あなたはここに何をしに来たの?
(50) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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[ラ=イ・ザップより継承されし≪悪魔の二連魔弾≫ 肉体強化により≪ケッカ=コミット≫した其の技はヘル=シーの名を語るに相応しい出来となっていた。 其の証拠が、この筋肉の呻きである。]
…ああ お前には聞こえないもんね、これ
[先代の名を紡がれれば、少しばかりフードの闇に影を差す。 受け継いだ本と、智慧≪ソフィア≫を仕舞い込んで歩いた先>>49、クシャミの姿を確認したのなら騎士の一人の発言に深く頷いた。 ≪OGYAϖBABU≫が綴る物語はまだ、潰えていない。]**
(51) 2016/12/02(Fri) 12時半頃
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えぇ、覚えてないなぁ。
デルメル様ぁ、僕ってお前を泣かせたことあったっけでしたかぁ?
[彼女の頬を伝う哀しみ≪なみだ≫
其れは救済を宿した解放の翼。
幾度と無くそれを見つめては──少し口許を歪めてしまうのは、死への愛しさか、── 彼女 ≠ヨの慈しみか。
喉奥に仕舞い込んだ隠し事は出さぬまま、騎士にもにやにやした表情を浮かべ揶揄う口調を紡ぐ。]
ああ、ヤキモチはやめてネ?
いつかお前も啼かせてやるからさぁ。
[世界樹の色の鼻歌を添えながら、少年は微笑みを湛える。
絶望を心から讃える様に。]**
うふふ、おやめなさいな。
──端麗なお顔の方にそう言い合われてしまったら、
わたし、舞い上がってしまう。
[くつくつと喉の奥から笑いが込み上げる。
彼の英雄──バルメロス=ラフェリオン=レイオスの意思を受け継ぎ…そしてそれを深淵の闇にフォールアウトさせる2人が、今、目の前に共にいる。
あゝ、愉しい。
純粋で清純、幼き心のまま過ごして来た少女は、何時迄も少女のまま。
英雄の意思を踏み躙り、焼け跡と帰す為の備えは絶好の甘露。]
あら? そんなこと、もう覚えてないわ!
それに、わたしの名前はデメテルよ。
──希望の青い鳥、世界の救いを望む鳥、デメテル!
[きゃらきゃらと声を上げ、腕を振り上げ、黒いドレスをはためかせて。
そうして核≪コア≫の周りを、少年らの周りを駆け回る。
果たして少女の望む救いとは──きっと、救世主どもの志とは程遠いものだが。]
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[──猫王子≪Chisha cat≫ これもPERFECT HUMANを生み出したという創世の女教皇マイルマリア・ペンドラゴンが残したPPP(※1)の一つ。 (※PERFECT PERSONA PROJECT 一子相伝の技を受け継ぐ素養のある者であり、綴りし崩壊のRagnarøk≪神々の運命≫へ抗う事の出来る力を持つ者達の総称と名を記した一部分をそう呼ぶ]
(52) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[守護神 Θάνατος(ガーディアン・タナトス>>44) ≪ローキャドル=ライランド≫から受け継がれた力を持ち、受け継ぎし魔道書≪グリモワール≫ 額に稲妻の紋章を持ち、蛇語を操る彼は強力は魔術を扱うことが可能である。 また、水銀の使い手でもあり、防御壁を編み出すだけではなく、時には武器として用いることもできる。 宝石を操り生み出された魔術は歯向かう者は逃げ惑うことだろう。 彼(か)の言葉を理解する前に相手は死ぬ]
(53) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[≪悪魔の二連魔弾≫と謳われる──黒煙のシメオンは、閉じる(ひらく)ことで狂化し、狂戦士(バーサーカー)となり、自身に強化バフをつけることが出来る。 芋破壊≪マッシュポテト≫を3分間で5kg作ることが可能であり、これは通常の主婦のおよそ806724倍の速さである。 (※2正確な計算はしていないがアカデミックスコアにすべてが記されている)]
(54) 2016/12/02(Fri) 14時頃
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[── 守護神 Θάνατος(ガーディアン・タナトス
この名を知るものこそ、PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫に選ばれた 証 ≠ナあり──英雄を支える養分と成る者。
魔道書≪グリモワール≫が綴る一片の詩、其処には芋破壊≪マッシュポテト≫で勇者の力を蓄える最後の晩餐≪ヘル=シー・ディ・ィナー≫が刻まれ、──目覚めの儀に必要不可欠なもの。
即ち──我らPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫に選ばれし者は、魂の目醒めの 導き手 ‐
(55) 2016/12/02(Fri) 14時半頃
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[猫王子≪Chisha cat≫の役割。 それは、同胞≪Alice≫を探し導く≪amigo≫する事である。 Aliceの人数はスコアに記された──7名。 だがその内の一人は──……]
ああ、過ぎる。本当に過ぎるんだ。 うまく、行き過ぎている。
[親友≪トモ≫の声>>48に頷き、ラ≫イザップの申し子>>49に促されたまま、猫王子は双眸を眇める。
脈動しぷるぷると咆哮し(オギャり)たくなりそうな肉体をもつシメオン(アシメントリー オン。※3 (-オン(-one)は、有機化合物の命名において、-C(=O)-基、即ちケトン基を表すのに用いられる接尾辞である。 アシメントリーは不均等。 つまり不完全ではないからこそからの完全体を意味する
彼だけでなくタナトスでさえ今ここに揃っている。 光属性をも超える未来を背負いし者だけが扱う属性──≪聖≫の覚醒を導く為のお膳立てとしては十分過ぎる。 「O」≪キング≫を奪いし彼らも沈黙を貫くとは、思えない程に]
(56) 2016/12/02(Fri) 14時半頃
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[湖の加護≪パシャ─リ─≫>>37だけでは永久の闇≪Darkness world≫を弾くことは出来ない。 一刻も早く修行≪イベント≫を消化せねばならないのだ]
豊穣の女神≪Δημήτηρ, Dēmētēr≫(デメテル)……。>>5 聖歌の紡ぎ手、レティーシャ・アイランド。>>32 蒼穹の穿い手、フィリップーサン。>>34
アカデミックスコアに記されていた者たちの素養をもつかも知れない。 闇に堕ちていなければ、だが。 7名いるのは確実だ。
(57) 2016/12/02(Fri) 14時半頃
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7名の内、1人。 熾烈な厭世家サイラス・モードレットとはコンタクトしてある。 仲間≪パーティー≫をクリアする為のイカした仲間を見つけつつも、まずは選定といこう。
[こうして聳え立つ巨大な森と、太陽の光に反射する湖を背景に集いし、同胞≪Alice≫達の頬を風が撫でる。 これは祝福か。或いは。絶望へのカウントダウンの慰めか。
次回:英雄との邂逅]*
(58) 2016/12/02(Fri) 14時半頃
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[そう、伝説はこうして始まる。 全てを起こした者は 石 ≠セったのだと。
誰もが夢を語る事のできなくなったこの《 O・cuto・pus ─オクトパス─ 》時代で、── アビス ≠ヘ突然広がり始めた。
──<創世記第12巻 626頁> ]
(59) 2016/12/02(Fri) 15時頃
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[同胞≪Alice≫を探し導く≪amigo≫する猫王子≪Chisha cat≫は静かに唇を開く。 其れは【緊迫した時代の全てを詠唱<語>した】言葉──>>57
だからこそ其の刹那 僅かに胸を打った少年は、静かに魔道書≪グリモワール≫を握りしめた。 †彼女†>>5は、深淵に染まりつつある根で唄を灯していたから。 少年は其れを 嗚呼、確かに 聴 ≠「ていた。
──ハンプティ≪O≫を元に戻せなかった、と。 そう紡ぐ彼女の声色を、知り過ぎている。]
……闇に堕ちていなければ、ね。
でも、”教会”によって育成された聖歌の紡ぎ手 ──別名≪殺人人形≫なら、 …レティーシャなら、きっと。
(60) 2016/12/02(Fri) 15時頃
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[少年の杞憂が絶望を寄せるか、其れとも希望に払拭させられるのか。 隣に感じるasymmetryを刻み不均衡からの変質化、そして念を完全体へと導く特質系の騎士、PPPの一子相伝の技を隠し持つ猫王子を一瞥すれば、静かに息を吐き出した。]
…フィリップ。
[選定のその先の、未来が描く折り重ねた色は何色か?]**
(61) 2016/12/02(Fri) 15時頃
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クシャミは、ガーディに相槌を打った。(のど飴@2)
2016/12/02(Fri) 15時頃
ガーディは、クシャミに付け足しをした。
2016/12/02(Fri) 15時頃
ガーディは、クシャミに話の続きを促した。
2016/12/02(Fri) 15時頃
クシャミは、ガーディに落ち着けと瞳≪ギアス≫で語った。@1
2016/12/02(Fri) 15時頃
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── キカ/Lv.493,HP10
ついにここまで来てしまったか……。
[─────── 長ひ旅路の果ての事であつた。] [せうねんは、鍛え上げられた体躯に疾る汗ヲ拭ゐ、 高ゐ たか〜ゐ 木の上を見上げた>>34]
(62) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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そこに居るんだろう……………
───── 鳥を司る者《 フィ=リップ 》よ。
[フィ=リップの噂は、道中、予々聞ひてゐた] [鳥を友とし 鳥と共に生き] [───────── 何れ鳥になる男だ、と]
次代は、導き《amigo》の通りに、 救済《Hallelujah》されるのだろうか……
………世界の行く末を、見にイカないか?
(63) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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[何故《OGYAϖBABU》は、 こんなにも悲しい物語を綴るのだろう?]
[この旅路──家からこの場所までの20分──で、 籠の中の鳥、壁の中の人、せうねんは悟つてしまつた!]
[きっと《OGYAϖBABU》は、堕ちてしまつたのだ] [父なる乳《DREAM》の豊満さが喪われ] [《OGYAϖBABU》は、 あるべき場所から落ちてしまったのだ!] [朽ちた《OGYAϖBABU》の見る景色は、 ────────── 最早、絶壁でしかない。]
[制する隙間がなくなってしまったこの世界は] […………… 決して、優しくなどないのだ。]
(64) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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[そして、せうねんは理解した]
[摂理に必要なのは、もう一つの《O》] [絶壁を和らげる、《Oppppai》なのだと]
(65) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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さあ、《O》の後継者に、生やしに行こう! 僕はその方法を、知っているのだから…!
[伸ばした手は、蒼穹を背後に立つ] [フィ=リップ] [自由の翼に届くだろうか───?]*
(66) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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[──かくして、ナ・プトゥの泉より旅立った者達がいた。 その道中、猫王子は一人思考する。 森で別れたもう一人の仲間……蜂蜜の採れる森で愛された彼≪マスコット≫のことを>>34]
(67) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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─回想:『O・cuto・pus暦652』─
預言されてた。 オレは14年後に、英雄を探しに行くことになるって。 そこにお前の名前もあったんだよ。 フィリップ──いや、フィリップーサン。
[心優しき森の天使とも謂れる彼と、猫王子は友であった。 嬉しい時は共に語り合い、苦しい時は共に励まし合うような仲でもあったのだ]
世界の崩壊の抑止力になる。 喩え、その為に犠牲が起きたとしてもオレはやり通すつもりだ。 英雄になれなくてもその近くで、オレは見ていたいんだ。 “ある人”と、約束したから。
フィリップ、お前もその時は共に来てくれるよな?*
(68) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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キカは、ガーディに過去、もやしを渡していた。いずれ役に立つだろう。飴@2
2016/12/02(Fri) 15時半頃
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─現在:『O・cuto・pus暦666』─
[かつての記憶。 しかし、14年後、O・cuto・pus暦666年の今、この場にいない彼>>34に、猫王子はそっと顔を伏せる。 この場にいないということは、きっと。 彼>>65>>66の腕が差し伸べられたのいうことなのだから]
………ここまでだって予定調和。 すべて想定内の出来事。
[ちいさな呟きは風に乗って掻き消える。 しかして聲に耳を傾けることのできる者には聞こえたかもしれないが。
反応されたとて唇は不敵につり上げたまま、案内人≪チェシャ≫として相応しい風貌でそこに在り。 やがて、指差した場所>>22に降り立った]
(69) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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────……トレイル。
(70) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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[世界の行く末には、絶望しか残されていない、等と。
在っては、ならぬのだ。
噛み締め、この世の蔓延する悪に刃を向けろ。 喩え代償にその身が戀獄へと堕ちようとも。 太陽に焼かれてしまおうとも。
願え。求めよ]
(71) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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力が欲しいか?
(72) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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[さあ、君を乗せて、世界は廻る]**
(73) 2016/12/02(Fri) 15時半頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/02(Fri) 16時頃
デメテルは、クシャミに話の続きを促した。
2016/12/02(Fri) 16時半頃
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──回想:『創世記』──
[目が覚めて初めて見たのは、美しい世界だった。 碧く輝く草木に包まれるように抱かれ、ゆるりと枝を揺らす世界樹≪彩りの象徴≫が歌っている。
足を踏み出して、素の足が緑に触れる。 そうして初めて理解したのだ。]
わたしは、豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫──…… この世界の嘆きを包み込み、 世界に癒し≪みどり≫与えし者…>>57
[初めに世界から受け取ったのは歌… 美しき、麗しき、優しき歌────そして、一つの使命。 後にPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫にも記される、己の運命────この世界のために自らの命を投げ打つこと…が、生まれたばかりの記憶に刻まれた。]
(74) 2016/12/02(Fri) 16時半頃
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[ ────しかし、それを変えたものがいる。
定められた"運命"を。刻まれた歴史を、変えた男。 後に英雄と呼ばれる"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"…その人だ。]
(75) 2016/12/02(Fri) 16時半頃
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──回想:『O・cuto・pus暦528』── 彼が英雄と呼ばれた年
[彼はこの年、英雄と呼ばれた。 下らない争い≪聖戦≫に終止符を打ち、彼の伝説の剣に地を守らせ、そして──世界の均衡を保つ為、その身を世界樹に捧げた年であった。
さて、物語は舞台裏へと進む。 知る人ぞ知る"豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫"と彼、"英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオスの些細な物語──彼は、ここで彼女とある約束≪ギアス≫を交わしていた。その約束、は。]
(76) 2016/12/02(Fri) 16時半頃
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──現代:世界樹の麓にて──
どうしても、果たしてくれなかったのよ、ガーディ。 あなたには何度も話したわね。 その不思議な耳で、全てを聴いてくれた…>>60
だから、待っているわ。 あなたたちが彼ら"スコアに記された救世主達"を連れて ここ≪PERFECT HUMAN≫に来るのを。**
(77) 2016/12/02(Fri) 16時半頃
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[何処かで、誰かから名前を呼ばれたような気がした。けれど姿はなく、此処は至って穏やかな草原───そう、草原だ。 何故自分がこの場に立っているのか、思い出せない。 かつての友に借りた≪光り輝く理想に最も近しい幻想の本──ライト・ノベル≫のような光景に目が霞む]
《OGYAϖBABU》…どういう意味なんだ…。 ここ数日ずっとこの言葉が思い浮かぶ…どうして…
[《O》よ、汝の意志は既に途絶え朽ち果てた。 木漏れ日と微睡みの中で、円環の理に導かれるはずの輝ける金色の魂《ウ・ルト・ラ=ソウル》は宙を漂う。 器の担い手と成るべき者の存在が消滅する。 ───世界樹の陰謀によって]
(78) 2016/12/02(Fri) 17時頃
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青い鳥!そぉ即ち幸せ!
デメテル様は世界を救う!
────っぷ、
[次は正しき名────豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫を紡ぎ、共に悦に浸る時間を共有したが、あまりにもロマンスが有り余る響きに少年は思わず喉奥を鳴らした。
救世主の望む救済で無くとも、救世主さえも其の救済で塗り替えれば好い噺。
少女のように愛らしさを振りまく彼女が、同じように絶望≪這い寄る混沌≫を贈る姿は────まさに、甘美なる物。]
ちゃぁんと連れてくるから、楽しみに待っててよネ
そして…僕に見せてね。
お前が思い描く 救済 ≠──!
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── 過去の追憶 ──
[夜の森でさえ、精霊の明かりが膨れ上がる豊かな香を纏っていた──── 遠い昔の <i・プトゥの森。 仄かな木々が野鳥の囀りと風を運び、頭上に広がる空には星屑を散りばめた場所。 約束の丘には翠の絨毯と鮮やかな色彩が塗られ、生を祝福していた。]
約束してあげるよ
[近い未来、 王 ≠ニ成る卵────猫王子≪クシャミ≫へと少年は誓う。]
ちゃんと僕が世界を、 …君を守ってあげる PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫の、一人として
[霞む約束、滲む音。 此の未来もまた、創世記によって綴られ…決して存在してはならない書物【黒の予言書≪ブラッククロニクル≫】に記されたことだとも知らずに。
其れを見つめていたのは、小鳥と鈴と──?]
(79) 2016/12/02(Fri) 17時半頃
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[予言にない ハジマリ ≠告げる。]
(80) 2016/12/02(Fri) 17時半頃
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[───其の石が割れたのは、いつ?]**
(81) 2016/12/02(Fri) 17時半頃
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─過去の追憶─
[少年は王となるべくして生まれた訳では無かった。 物心ついた時、母は既にいなかった。 同様に、父もいなかった。
仄かな哀しみと確かな憎しみ。 子守唄と恋心。
だが、それすらも予定調和だったのだ。 この邂逅ですら>>79 違う星を抱いて生まれてきた筈だというのに]
(82) 2016/12/02(Fri) 19時半頃
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世界を………オレを?
[この世の全てが記された預言であり、 誰しもが解読できなかった摂理。 それがPERFECT HUMANなのだ。
そこに記されていた一途を辿るのは定められた事であり、背く事など出来ない。 弾みで生まれた異分子は排除される。この世界によって。 だのに彼は救うという]
そうか。救えるものなら、救ってみてくれ。 この世の不条理を正せるものなら。
[あり得ない約束を結ぼうとする彼に、差し出したのは、首飾り。 闇の中に灼きつく風景と同じ色をした朱色の宝石──赤色金剛石。血のように輝く石]
信じていよう。その言葉を。
[飛び立つ白鴉は蒼穹の色を忘れ、茜色に染まる]
(83) 2016/12/02(Fri) 19時半頃
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[
書の真理を理解出来るか? ──歴史は改竄を許さない。 永遠を信じるか? ──そんな事はどうだっていい。
書の歴史は総てを識っている。 ]
(84) 2016/12/02(Fri) 19時半頃
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[廻る 廻る 廻る。終わらない鈴の音。 ■■■■に見つめられて。 零れ落ちる詩と蘇る■夢。
失うまで、──さない。
生と死の狭間で焔(ほのう)は、燃ゆる]
お前の名は?
[人差し指で掬い上げた矛盾。 抗うことの出来ない運命の末路。 箱庭の中で揺れる4つの影。 ひとつの意味を成す時、齎すものは不吉か幸運か。
女神が微笑むのは]**
(85) 2016/12/02(Fri) 19時半頃
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それはお前が選ばれた英雄だからだ。
[紫煙を身に纏い現れる影。 見晴らしの良い広大な大地>>78から唐突に現れた男を彼はどう思うだろうか。 揶揄るよう上がった口端は愉しげに彼を──トレイルを見つめた]
この時を待っていた。トレイル。 さあ、世界を救うんだ。 それがお前に架された真の使命だ。
[彼がまともな思考を持つならばショックを受けるかもしれない。 だが時は一刻も争うのだ。
共に連れ立った仲間──黒煙のシメオンと守護神 Θάνατος 彼らに説明を促すように気儘な猫は忽然と姿を消した]**
(86) 2016/12/02(Fri) 19時半頃
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ヤキモチねぇ
とりあわれる気持ちはどうだい?デメテル?
[本人に()名前を噛んだ事を指摘されれば、顔を赤くして慎重に言葉を選んで問いかける]
希望の青い鳥。
まさに僕らにとっては希望だろぉな。
[≪PERFECT HUMAN≫にとってはどうなのか、それについては閉口しようか。]*
|
[遥か下から聞こえる己を呼ぶ声>>63に、ふわりと顔を上げてゆっくりと見下げ。 周りを取り囲む鳥達が、グワァ、グワァ、と警戒するかの様に威嚇声を上げる。]
――君は誰…?どうして僕を知っているの?
[キョロリとした大きな目を更に大きく開き子供の様な純粋な眼差しを向けながら、相棒に捕まって地面に降り立つ。 世界の行く末?君は何者なの? 数多の鳥を従えて純粋無垢な表情で畳みかける様に問いかける。]
…君は、君は――…
[この終焉を迎えようとしている世界を救う術を知っているの…?] [僕はまだ、この子達と―…]
(87) 2016/12/02(Fri) 21時半頃
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[─黒煙のシメオン。≪ケッカ=コミット≫の効果は留まるところを知らない 芋破壊≪マッシュ・ポティトゥ≫について、クシャミが口を開いたならそれは、2ヶ月前の僕だというだろう。
今なら、3分間に6kgのサツマイモを芋破壊≪マッシュ・ポティトゥ≫を終わらせ、伝説の布≪バブみ=ガーゼ≫を使い裏ごし≪filter of final≫ 破壊されし芋を甘味芋≪スィート・ポティトゥ≫にするまでに至るだろう。 それを振る舞うことで仲間の絆≪Fall+in+love≫を創り出すが、その甘味芋を食べたものはまだいない。]
(88) 2016/12/02(Fri) 22時頃
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うふふ 最高よ!
わたしはみんなに愛されるのがだあいすきなんだから!
[ねえ、期待しててね。ふたりとも。
無邪気で残酷な指先が、空間へと伸びた世界樹の根を撫でて──かつて自分を産み出した、その根を腐らせた。
最早豊穣など程遠い。
希望の青い鳥など、果たして誰が言い出したのだろうか…。
ルビーの眼を持った青い鳥は、かつては世界樹の世話を、世界の緑を宿すものであったのに。
今はただ、実る果実が赤く染まる前に咀嚼し、その身の養分とすることを目当てにその地に住み着いている──…
根が、落ちる。 ]
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[(>>56)クシャミのつぶやき。暗い声を遮るように。]
うまく、行きすぎてる…ネェ。 それでいいじゃねェか。不都合≪イレギュラー≫なんてどこにもネェよ。
[彼の持つアカデミックスコアを顎でしゃくり歩をすすめる。 彼が持つPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫ならうまくいけばこの崩壊を阻止できるだろう。 そう…うまくいけば。PERFEC HUMANの預言に書かれていることは希望だ。
【黒の予言書≪ブラッククロニクル≫】 そこに書かれた絶望とPERFEC HUMANの預言の希望が交わる時…猫王子の同胞を集める旅は困難になる。 小鳥とスズと…それから…「 」裏切りの3人。]
うまくいかなくなったらヨォ。 サポートしてやるヨ。 俺にはこの≪Healthy magic bullets≫があるからなァ
[そう言って彼の歩む方向「英雄続く道」へ、僕も踏み出すのさ]*
(89) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[教会に飾られた世界樹を記すそれは、翡翠と紺碧を輝かせた煌びやかなものだった。 ――今は、その見る影もないが。
どこか酸っぱく、発酵したかのような独特の臭いがこの地の霊気<<Aero>>を穢している。長居はしないほうがいい。
不慥かな白い素足が、カシャリ、カシャリと荒れた大地と擦れる。]
貴女は、
[ 柔らかそうなアプリコットの長髪に、ガーネットを鈍く輝かせた瞳。神父様が口に零していた女神。 しかし、どこか擦れてしまっている黒いボレロからのぞく白いワンピース。白銀の装飾を鏤められているのであろう其れは、煤が膠着したかのような、どこか蠢く闇を垂らしている。] >>50
(90) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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…!、大変!
[慌てて駆け寄り――時々己の足で足を引っかけてしまいそうになりながら――裾に膠着したそれを手で祓う。]
身体は辛くないd…でしょうか?
[貴女≪女神≫にソンナ事聞いても、意味は無いのだろう。 だが、‟人間”として、‟クワイア”として育てられた己はそう演じることをプログラムに追加されている。]
穢れた霊気<<Aero>>は身体に毒…教会に穢れを落とすことのできる魔法陣が、在ります。ご、ご同行してくれますか?
[両手を包み込んで良いのであれば、人肌の体温に調整された小さな手で包み込もう]
(91) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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[>>86 (猫)のような何かが、視界に入った気がした。 辿れるだけの自分の記憶を巡っても、あんな可笑しな知り合いはいなかったはずだ。 まさか本当に夢でも見ているとでもいうのか。 《 O・cuto・pus ─オクトパス─ 》のご時世、世界という箱庭は崩壊の一途を辿っている]
俺は、《OGYAϖBABU》も、PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》も知らない! 使命なんてものも知らない…、教えてくれ、誰か…
[嗚呼、狭い。此処はなんて狭い世界だろう。 英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオス《Justice》はもういない。白鴉になれるはずもない。 あの頃、誰もが夢見ていた世界は死んだ。 正しく世界を在るべき形へ導くはずの地図《ウ・スイ・ホォン》が書き換えられた。 罪深き隣人達は世界の果てへ、行進曲と共に集結する。 首に繋がる銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》を握りしめ、脆弱な精神は耐え切れず、青年は崩れ落ちた]
(92) 2016/12/03(Sat) 02時半頃
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うん、大丈夫よ。 わたしはなにも辛くないの。
[握られた手が暖かい。>>91 人間の作り出した機械≪オートマタ≫…にしては随分と大切にされて来たのか、穢れのない、むしろ崇高な気配すら漂わせる目の前の少女に一瞬眩暈がした。]
──わたしを、救おうとしてくれているの?
[人間(※1)っておもしろいわ。あの人みたいなことを言うのね。 彼の英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫(※2)と交わした約束≪ギアス≫が脳裏を掠める。 祓われた闇が世界樹の葉のように舞い散り、そして荒地に辿り着く前に消え失せていく。まるでわたしの行先(うんめい)を、自動人形≪オートマタ≫の行先を、世界の未来≪judgment night≫を暗示するかのように。]
(※1 この場合の「人間」とは「人間の思考」のことを表す。自動人形≪オートマタ≫であることは理解しており、その上で敢えて人間と判断しているものとする。) (※2 英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"には"正義の執行者"≪Justice≫の二つ名が与えられている。この場合の「ラフェリオン」を示す字は「La Ferio」とされており、「幸福の象徴」を表す。
(93) 2016/12/03(Sat) 07時半頃
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[ そう、なにも辛くない。
身体に痛いところはないし、服の汚れだって気にならない。
ガーディとシメオンはわたしを大切にしてくれているし、
世界樹の力が失われた今でもわたしは信仰≪いのり≫によって生きている。
なのに、泪が出るのはどうしてなのかしら。
彼等の言う救いなど、約束など、結局はただのまやかしでしかないというのに。
それを軽々しく口にする人間が──あゝ、愛(かな)しい。]
バルメロス…
あなたの、あなたの意思は人間に引き継がれているわ。
それが、それがただわたしを闇に縛り付けるの…
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[嗚呼、彼の耳にも届いているのだろうか>>92
在りし日に咲かせた花弁は 暗闇に散りゆく様に凛と ──英雄の声色で囁く
────目覚めよ、と。]*
(94) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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── 過去の追憶 ──
[囚われし虚構の城の珊瑚が還るのは────全ての ハジマリ ≠フ部屋 壊れたマリオネットに銀色の馬車 輪廻の砂時計と、黒の予言書の幻想
意識の表層と深層は 鮮やかに配役<キャスト>を入れ換えて ── の囁く声を聴く。
書の歴史は総てを識っている。
全てを。]
(95) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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僕は… ──不条理をさえも還してみせる。
[吐き出す言の葉と共に目線が辿った指先、其処には血のように輝く石≪女王≫──ブラッディ・メアリーが微光を放つ。 白鴉を染める茜色を、少年は握りしめた。決意の様に堅く、固く。]
────Thanatos ≪タナトス≫ 僕の 真 *シさ。
……君の名前は?
[この誓いが齎すものは不吉か幸運か。
──女神が、微笑む。]**
(96) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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[誰が味方で誰が敵なのか。 そんなもの“よくわかっている”。 その上で抗うことなくその歴史を辿っている。
改竄せぬまま“正き幸福の道≪ハッピーエンド≫を目指して綴っていく。 それが幸福だと疑うこともせぬのは、好奇心は猫をも殺す≪バカ≫の末路など味わいたくもないからだ]
(97) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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[ノリに乗っているシメオン>>88とガーディを引き連れ、英雄へと続く道>>89を彼らと共に歩いた。 「サポートは得意だ」、というシメオンであるが、もしかしたら新たな力に目覚めたのかもしれない。 O・cto・pus暦538年での過ちを彼は克服したということだろう。 あの日、彼は彼にとって大切な人を喪ったのだから──]
悲しい事件だった。
[ひぐらしのなく黄昏時。 逢う魔が時とも呼ばれる生死の境目の空間。 剥がれゆく肉体と魂に別れを告げたあの体験がきっと、彼に新たな力を与えたのだろう。 だが、彼はきっとさらに強くなる。
野菜界の王≪ベジタブル・ポセイドン≫と名を馳せるだろう。 きっと、この旅路の果てには!]
(98) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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期待してる。 どうかオレを愉しませてくれよ。
[Miau! と鳴きながら導く猫が行く先は人生の通り道。楽劇の始まり。 事象を否定する地平の舞台と成ろう]
(99) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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[それは残像だった。
戸惑う青年トレイル>>92 彼の頭の中に入った≪インプット≫された情報は、うまく処理されていないようだった。 だが、その反応も分かりきっていたことだった]
チェシャ猫は案内人さ。 オレが彼を助ける義理はない。 それにオレは面倒ごとが苦手だ。
[もくもくと姿を消した猫王子。 だがそうも言ってられず、再び姿を現せば、トレイルの猫毛≪キューティクルヘアー≫をぐるぐるカーリングした。 呆気なく気を失ったお姫様≪heroine≫のような姿に肩を竦めながらつぶやきを落とす。
さて、ここには誰がついてきていただろうが。 共に向かった二人はそこにいるのか。 どうするとばかりに目を配らせたが、良案を持っているなら言えとばかりに顎をしゃくらせた]*
(100) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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─過去の追憶─
[思い出に浸るのは人だけで十分だ。 猫は過去に囚われぬ。 いつのことだか思い出すアルバムなど、必要、ない]
……………そうか。 お前が、Thanatos。
[胸に刻みつけるようにその名を呼ぶ>>96 もう何度目かのこのやりとりの中、見つけた、不条理≪イレギュラー≫ 不思議と胸が高鳴るような気がして、100万回目に、ようやっと巡り会えた幸運に、猫は鳴いた]
Schrödinger's
[万有引力で引き合った二つ。 二十億光年。膨らんだ孤独の先。
跳ねた肩。クシャミを残して。 前前前世≪DEAD・LOOP≫からやっと目を覚ました]**
(101) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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───回想
[彼の名は《フィリップ》。 真の名を《フィ=リップーサン・ヒャクエーカー》、鳥と共に歩む者。
風と戯れ、森と唄い、蒼穹を揺籃に森羅万象と生きる。 彼はどこにでも在り──…しかし、どこにでも在りはしない。
そんな彼にも友>>69がいた。 人間の友など数える程もいない彼には珍しく、信頼できる友が。]
今君はどこで何をしているんだろうか。 久しく彼に会ってないな─…、そうだろう、クリストファー?
[クリストファーと呼ばれた小鳥《robin》は、そう問いかけられるとピィ、と一鳴きし、彼の肩から羽撃き蒼穹へと溶けていった。]
(102) 2016/12/03(Sat) 14時頃
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[自動人形≪オートマタ≫の少女を眼前に置いたまま、思考は巡る。
ここに彼女が来たということは、近いうちにここに救世主≪La Ferioの後継者≫が来るということ。 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》にすら記されない──それこそ黒の預言書≪ブラック・クロニクル≫にしか記されない──イレギュラーであるわたしを、歴史が正しに来る…。 本来史実では、この世界樹の…PERFECT HUMANの守り手には、英雄≒正義の執行者"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫が存在しているはずであったのに。
彼は叶えられもしない約束≪ギアス≫を交わしたまま、世界樹(封印の礎)に身を捧げ散ってしまった。
──その歴史を、歴史の通りに彼の子孫が正しに来る。 彼の歩む道を記した地図≪ウ・スイ・ホォン≫に導かれるままに。
何という皮肉だろうか。彼に救われ、彼を殺し、彼の子孫≪Oをその身に宿し者≫と再び出会う──割れてしまった卵は、もう元には戻らないというのに。 歴史の修正は、不可能だ────。]
(103) 2016/12/03(Sat) 17時頃
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トレイル… トレイル=オルディス=ラフェリオン… (世界の 幸福の象徴)
[彼すら知らない、彼の"真"名…。 彼が目覚めた時、その名も目覚める────。]
同じ幸福の象徴を冠した名前なのに、ふしぎね。
[深く深く、永遠の少女の形をした女神は息を吐いた。]**
(104) 2016/12/03(Sat) 17時頃
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─Κύριε ἐλέησον(母さん、僕を許しておくれ)─
(105) 2016/12/03(Sat) 17時半頃
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[『「O」≪キング≫は≪英雄の魂を受け継がれし者≫の中に──』
そう預言≪アカデミック・スコア≫が唱って幾星霜、人々はいずれ彼の者が───英雄により救いが為されることを信じて疑わなかった。 しかし、世界の摂理《PERFECT HUMAN》が崩壊し、人類が窮状に立たされて尚 「O」≪キング≫は沈黙を保ち続けている。
──≪O・cuto・pusの心臓≫から疫染みた嗄れた音が反響する。 世界樹は病み、深淵に身を食まれ 遺された時間は余りに少ない。終末≪SEKAI NO OWARI≫はそこ迄やって来ているのだ。 なれど未だ救いは成らず、英雄は此の地に現れぬままだ。]
「それで良い。どうか、そのまま眠っていておくれ。優しき人よ」
「────バルメロス=ラフェリオン=レイオス。愛(かな)しき友よ。 お前が世界の贄として消え逝く様を、二度も俺に見せてくれるな」
[その瞳に燐光を揺らし、男は歩き出す。 自分の姿すら見えぬ程ただただ深い、闇の奥へと]**
(106) 2016/12/03(Sat) 17時半頃
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[─────── その鳴き声>>87は、 闇の森《 DARKVESS 》に巣食う、ガーゴイルにも似ている。] [少年は思わず、耳を塞ぎごめんなさいをしてから] [そうして、咳払いをした。]
フッフッフ…… 僕は、《 全知全能の子─Tada no BOY─ 》 だから全て、知っているのだよ。
[ポケットの中では] [村人から聞いたことをメモした紙が、グシャアと鳴いた] [君は鳥を持っているが、 僕は本を持っている!] [互いの相棒を確かめて、目前に降り立つ彼を見た] [その降り立つさまこそ、正に フワ─リ── …] [何処からか甘ったるい蜂蜜の匂いも、漂ってきている気がした…… ]
(107) 2016/12/03(Sat) 18時頃
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────── 答えを知りたいなら、僕と一緒に来るが良いぞ!
[まるで綿菓子のように、洗練された純粋無垢を湛えた表情に] [僕はフッと鼻で笑って、手を差し出した!] [あゝ、この手を弾かれたら、きっと僕は、] [彼に★今、バトルが始まる─────!してしまうだろう]
[彼の求めることを、全知全能の僕は知らない…] [Tada no BOYは、まだまだ未熟なのだ。] [蜂蜜の漂う香の意味を、僕はまだ知らない…] [Pu-sa-n Torino Pu-sa-n] [伝承に描かれた奴の姿を、見たことはないのだから]
僕のことは、ものしり博士とでも呼んでくれ。
[────── 夜には早いフクロウが、どこかで鳴いた。]*
(108) 2016/12/03(Sat) 18時半頃
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[闇に蠢く食物≪MOYASHI≫を頬張る。
此れは── いつ *痰チたものだったか。]
(109) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[彼は 昔 ≠ゥら不思議な色をしていた。
──── キカ・K・リコルド Lv.493/HP 10
その姿は齢7歳(見た目推定)の、ただの村人。 O・cupo・pusが隠された世界を駆け巡る物語≪青春謳歌の旅路≫は、一見何の変哲もないもの──だった。
しかし 100万回繰り返された ≠アの世界では、最早特別な意味を孕むものと化していた。 繰り返し運命に干渉した結果が†これから†齎すもの。
嗚呼、書は 総て ≠識っている。
彼が──この世界の摂理《PERFECT HUMAN》を解く鍵を握る、その一人なのだということも。]*
(110) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[「君の名前は?」 1度目の英雄が問いかける。 「SCHauだよ。シャオ。」 「お前の英雄は?」 2度目の勇者が問いかける。 「ROhreよ。レーレ。」 「あなたの英雄は?」 3度目の英雄が問いかける。 「DINg。ディング!」 「アンタの名前は……。」 4度目の英雄が問いかける。 「GERät。ゲレート。」 ・ ・ ・ 「そうだな。」 X度目の英雄が問いかける。 「猫王子≪Chisha cat≫───Schrödinger's。 そう名乗れば満足か。」]
(111) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[創世の女教皇>>52より創造されし存在。 英雄を支える養分と成る者として>>55 小さな争い事から世界が危機に扮した際、姿を変え生まれ変わる。 それがChisha cat≪初日落ち≫の真の役割。 我らは猫集会≪全にして個、個にして全≫ 緊迫した時代の全てを詠唱<語>した】言葉>>60──を操ることが出来る。 それは 王 >>79>>82となる頃に全意識が確立され、引き継がれた記憶も継承される為であった]
(112) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[前代の猫王子≪Chisha cat≫も崩壊の危機に扮した世界を救う英雄を探していた。 それが、かの有名なバルメロス=ラフェリオン=レイオスである。
彼は史実通りに素晴らしい活躍を残した。 破滅級の強さをもつ※1漆炎より舞い戻りし堕ちた魔竜≪ファブニール・ヒュドラ≫のクリスタルより固い鱗を一撃で粉砕し、隣接していた村を救った逸話も有名な話である。 (※1魔物≪モンスター≫の強さは、下級、中級、上級、超級、破滅級の五階層となっており、後者に当てはまる程、人々に甚大な被害を齎す)
それだけに留まらず、彼は鳥や花とも会話することが出来たという。 男も女も子供も大人も天使も悪魔も魔物も精霊も妖精もかの有名な姫君も皆彼を愛した]
(113) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[彼の物語は、下らない争い≪聖戦≫に終止符を打ち、彼の伝説の剣に地を守らせ……>>76 そこで命を落とすのは彼の筈では、無かったのだ。 不条理≪イレギュラー≫が、生まれてしまったのだ………!>>103]
護り手がいなくなった今を、英雄≒正義の執行者"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫を喪失したことを、『彼の正義≪叶えられもしない約束──即ちギアス』さえも“過ち”とし、この想定外も予定調和として地図≪ウ・スイ・ホォン≫として、修正される。
裁きの光……いや、救いの手か。 世界の未来≪judgment night≫として、彼女は………。
[前猫の記憶を辿りながら一人思考する。 その姿は女神と謳われ、新たな命を芽吹る事の出来る癒しの力を持つ彼女の現状>>93を案じるようにも見えたかもしれない]
(114) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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トレイル=オルディス=ラフェリオン………。
(115) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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(世界の 幸福の象徴)
(116) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[世界が滅亡の危機に面する度に役者だけが変わり続くこの絶望≪ものがたり≫を、断ち切ることが出来るのか。
前猫がデメテルより授かったという雛罌粟の押し花が施された栞>>104を握り締める。 この世の摂理≪PERFECT HUMAN≫に抗うことは赦されない。 だが、かつてバルメロス=ラフェリオン=レイオスが愛した女神を──否や少女を、────…]*
(117) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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──── キカ・K・リコルド Lv.493/HP 10 彼はきっと、『黄昏の鍵』の解読に成功したに違いない。 そうだろう? 数多の世界線を飛び回り、幾つもの世界を見つめてきた彼はもう。 全てを理解したに違いない。
そして………。 友の死に闇に伏した名前を言ってはいけないあの人≪Vespertine≫>>106 一億と二千年前から彼の元にあったというアクエリオンは……もう。 だが、アンタは主役級の主役だ。 引っ込んでもらっちゃ困るな。
[そのうち、会わねばならない。 設定の矛盾≪ケアレスミス≫を抱え、自らも自らで理解せぬまま、突き進む。 それこそ気儘な野良猫らしいと自身を奮闘させるため]**
(118) 2016/12/03(Sat) 19時半頃
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──────もう何度 引き裂かれ 千切れただろう ──────希望が絶望に変わっただろう … …
繰り返し → 観賞 干渉 した末に↓ ↑ 僕は、知ってしまった ←
────── 例のあの人《 Ves=DE=Mote 》の姿さえ 僕は、知ってしまったんだ。
( それが思い出されるのは何時? ) ( 巡る度渡すモヤシが大群を張り ) ( 《Thanatos》の家に蔓延ろうと ) ( ────── 何時か案内猫に渡した ) ( 行く末を見守る宝石─MOAI─の瞳が輝く日は )
(119) 2016/12/03(Sat) 20時頃
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( きっとそこまで、遠くない )*
(120) 2016/12/03(Sat) 20時頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 20時頃
好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/03(Sat) 20時頃
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── XX度目のぼく
(121) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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[青春せよ]
(122) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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[青春せよ]
(123) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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おかしいと、思ってたんだ……………
(124) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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[僕に課せられた《使命》────それはラブロマンス 僕が浸かっていた《湯船》─────それはバスロマン 僕が好んでいた《デザアト》─────それはモンブラン
僕は何度もその事実を無理に飲み込んで、 わかったような顔をしてたけど、……もう、ダメなんだ。
───────── こんな世界って、おかしいよ…! ]
(125) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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[ ドウシテ アナタハ モンブラン ]
[ XX度目の僕は、 世界に絶望した ]
[その時、僕を訪れたきみの名前は、モンブラン…] [僕が憎しみを重ねていた、名前もまた、モンブラン……]
(126) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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── 現在/フィ=リップのかたわら
[占い師は言った] [────Oの気配を感じると] [霊媒師は言った] [────死せるOの気配が、地下から消えたと] [サトシは言った] [────いずれ目覚めだろう、勇者の名前を]
トレイル=オルディス=ラフェリオン……
隠された真名を、モンブラン……………… トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオン ( モンブラン 世界の 幸福の象徴 )
[─────── この世界はモンブランクリームのように] [螺旋状に、 巡っている]**
(127) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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─O・cto・pus暦538年─ それは、ラ=イ・ザップが、過ちを犯した年。 それから数年後、彼は2人目の弟子を取る。 それが、最大の過ちとも知らずに。
(128) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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─過去の追憶─ [彼の言葉(>>98)で思い出した。過去のことを] この世界は 完璧で この世界は 美しく。 この世界は 平等だ。
[だからこそ、ラ=イ・ザップは自分達の直系ではないところから弟子を取った。 ライザップを習得するのに要する期間は短く、険しい。その代わりにラ=イ・ザップ師範代≪トレーナー≫は同時に2人以上の弟子をとらない。彼の過ちは外から初の弟子を取った事で本当のパートナーになれなかったことであろうか。
ちなみにラ=イ・ザップの一番弟子についての記述はあまり多く残されていない。唯。その一番目の弟子は 豊満な肉体≪デンステン・デンステン≫からの脱却≪パーパッス・パーッパ=パーパッス・パーッパ≫が達成できずラ=イ・ザップの元を去った≪30日間全額返金保証制度≫と言われているが真相は定かではない。]
(129) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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アレには親父も…すっかり参っちまってよぉ。 俺が18になるまでライザップを教えてくれねぇんだから困ったもんだヨ。
[あの日去ってしまった一番弟子。それは僕の…初恋の人だった。それでもライザップではライザップから去った人への愛は許されない。
克服したか。そう聞かれれば「とっくにした」そう答えるだろうが…あの頃から焦がれる気持ちは変わらない。 もし克服したと言えば緑の悪魔≪ピーマン≫くらいだろう。]**
(130) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオン!?
[とんだジャジャ馬気質の弱虫なモンブランはモザイクでローリングしちゃいそうだぜ]**
(131) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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[(>>100)顎をしゃくられて自分の考えを述べようと口を開く。]
わからねェ。それでもいいじゃねぇか。 俺らと一緒に来いよ。 お前≪世界の 幸福の象徴≫にしか出来ないことがあるんだ。《OGYAϖBABU》も、PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》も行けばわかる。
代わりに教えてくれよ。 お前が思う世界の幸福とは…何かってことを。
[そう言って彼(>>92)に握手を求める。一緒に行こうという意味を込めて]
(132) 2016/12/03(Sat) 23時頃
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──回想:いつかの世界線──
ねこちゃん、また来てくれたの?
[高く蒼い空の下、少女と男が二人、腕を揺らして歩いている。 緩く繋がれた手のひらに戯れるように少女はきゃらきゃらと笑い、男はそれに応えるよう、緩く笑みを浮かべた。 いつかの世界線。猫と少女≪まだ異分子ではなかった女神≫は友人であった。 少女は英雄と導きの猫を豊穣の神として慈しみ、英雄の友らをその深緑の大地へと迎えた。本来、少女の本分は繁栄と命の祝福にある。 世界樹の中心は、祝福を与えるに相応しい場所であった。]
そうだわ、ねこちゃん。 あなたにこれをあげる。 前にお話ししてくれたでしょう、あなたが何度も繰り返しているって。 わたしにはよくわからないけど、あなたが辛くないように。 いつでもあなたが優しく、楽しくあれるよう。
[そうして猫の手に握らせたものが雛罌粟の栞≪アーティファクト:生命の祝福(めがみのほほえみ)≫であった。]
(133) 2016/12/03(Sat) 23時頃
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[最早現代≪現世界線≫の彼女にその記憶はない。 しかし、雛罌粟の栞≪アーティファクト:生命の祝福(めがみのほほえみ)≫には、変わらぬ彼女の祈りが…世界への祝福が込められていた。
そうして、女神であった彼女は再び眠りにつく。 再び目覚める時は、現代の創世記。
──異分子≪イレギュラー≫としての、 闇に染まった世界樹── ]
(134) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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[少年は確かに、其の聲>>77を聴いていた。 世界の未来≪judgment night≫を背負う唯一人の存在、救世主≪PERFECT HUMAN≫を望む彼女と、そして愛おしさに愛しむ彼>>106の叫びを──
だからこそ、目の前の約束されし者──トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオ>>92の姿を双眸に映したなら、少年はフードの陰から静かに笑う。]
ご苦労様、案内人。
[過去を慈しみながら霞み、そして滲ませる様にして自らの姿を眩ませては遊ぶ猫王子≪チェシャ猫≫の輪郭>>100を見つめながら一言零し、その後>>132には咳払いを一つ落とした。]
…違う。世界の幸福ってやつ ……教えてもらわなきゃ、困る
[ルロイ修道士風挨拶≪握手≫>>132を見つめながら、瞳に未来を描く決意を宿していた。]
(135) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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お前≪世界≫の思う幸福と、幸せ≪デメテル≫の想う救済。
この世の摂理《PERFECT HUMAN》と正しい摂理≪fall from virtue≫。
PERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫と黒の予言書≪ブラッククロニクル
どちらが正しいか、魅せてくれヨ
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[投げ掛けられた言葉を、伸ばされた手>>108を、ジッと見つめて押し黙る。 ――この小さな少年を信じてもいいのだろうか? ――この差し出された手を握り返す事は正しい?
わからない、わからないけれど。 そっと少年の掌の上に、己の手を乗せる。]
共に行くよ。――ものしり博士くん。
[クスリと小さく蜂蜜色の笑みを零しながら、ふわりと小さな手を握る。 いったい何処へと連れて行ってくれるのだろう。 どんな答が待っているのだろうか。 ほんの少し、好奇心を刺激されている己がいた。]
(136) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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[決意を固めた彼(>>135)の瞳を見て、にやりと笑う。]
こっちに来いよ。
[再度握手に重ねて言葉を]
(137) 2016/12/03(Sat) 23時半頃
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堕ちてきても…良いんだゼ?
ま、今すぐ─バトルとはいかないが。
見極めさせてもらうぜ。幸福の象徴とやらを
幸福の象徴、わたしとあのこ、どちらが本物なのか。
──みきわめてあげなきゃ。
…ね、シメオン。ガーディ。
あなた達のマリオネットを期待してるわ。
これからの未来を、救済≪delete≫するために。
もちろん。期待してろヨ。
─ちゃんと踊ってやるゼ。
英雄を巻き込んだ人形劇≪崩壊の序幕≫をな。
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[突如、何もない草原に現れた闖入者… 彼らが何者で、何の目的があるのかは知らない。 自分の記憶《Paradise Lost》さえもわからないこの状況において、何かを知る彼らに縋るのが正しい選択なのだろうか。 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》、《OGYAϖBABU》…彼らと共に行けば、わかるだろうか。 おずおずと、差し伸べられた手>>132を握る]
…あんたらについていったら、わかるの? 俺なにも知らないよ、役立たずじゃん、そんなの。だから…
[不適に笑う彼>>137、そしてこの光景を静かに見守る少年>>135を伏目に、青年の言葉は次第に掠れ、空気に交じるよう消えていく。 風も啼いていないのに不思議とくるくると揺れる髪に違和感を覚えつつ、俯く]
(138) 2016/12/04(Sun) 00時半頃
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[出戻りしたつもりだったのだがモンブランには見えていなかったらしい>>138 仕方あるまい。後は二人に任せておこう。
緑の悪魔≪ピーマン≫とアップルのように赤い悪魔≪トマト≫
絶対零度≪冷蔵庫≫の中に入れても尚、存在感を放つあの二つの野菜を克服したシメオンなら余裕のよっちゃんちゃんこだろう>>130 決意したような眼差しを向ける守護神>>135の懐にユニコーンの杖≪ラビット☆キャッスル♡スティィック≫を添えると、シリアスなシーンからは姿を消した]*
(139) 2016/12/04(Sun) 01時頃
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─回想:いつかの地平線─
アンタがオレを呼んだ。だから、ここに来たんだよ。
[高くて遠い空。 海の色をそのまま映したかのような蒼天を従えながら、共に揺れる三つの影>>133 世界の何もかもを識らず、無邪気に笑う姿の尊さをきっと何者も知る事はないだろう。 彼女が彼女≪tada no pepole≫である短い時間の限り。
彼女は猫を可愛がってくれた。 長靴を渡し、手編みのセータを編んでくれた。 英雄が加わったのなら本来は陰に身をひそめる癖に、少しの間居座ったのは日向のような雰囲気を纏う彼女の近くが心地よかったためである]
(140) 2016/12/04(Sun) 01時半頃
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………これをくれるのか?
[ある時、手渡された一つの祝福≪ギフト≫ 猫は彼女から多くのものを得ていたが、形に残るものは初めてだったように思えた。
この花がもつ意味を彼女が知っているのかどうかは分からない。 唯一つ口に出来ること。 いずれ忘却されるものであっても、再び眠りにつく前に残しておく。 彼女がいつか忘れ物を思い出してくれれば良いと、願いを込めて]
Alice。 お前はいつだって、オレのAlice≪ともだち≫だよ。 お前が困ってる時は、恩を返しにやってきてやる。 だから大いなる悲しみが訪れた時も決して闇には堕ちてはいけない。
[彼女が育んだ草花は雨露を乗せ、虹色に輝く。 芳しい香りを身に纏いながら、雛罌粟の栞≪アーティファクト:生命の祝福(めがみのほほえみ)≫に触れた先]
(141) 2016/12/04(Sun) 01時半頃
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どうか君に幸福が訪れることを祈ってる。
[ひとつの未練が結ばれてしまったことを知りつつも、彼女が再び目覚めるまでの永くて短い後日談を描きながら夢を見た]*
(142) 2016/12/04(Sun) 01時半頃
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─現在─
何かお困りかい。
[揺れる木々の背後から唐突にひとつの影が伸びる。 そこに二人の相容れない少女>>91>>93の姿──精巧に作られた人形ではなく、穢れてしまった片割れを眺めて、うっそりと笑みを深めた]
“それ”は、救っちゃいけない。 そう決められてるんだ。
[一歩、二歩、三歩。 距離を縮めながら笑みを浮かべる。 暮れた夕焼けがいつかのあの空>>133はもう遠いことを教えてくれた]**
(143) 2016/12/04(Sun) 01時半頃
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[自分の記憶《Paradise Lost》 其れは幾度となく破壊されてきたもの。 此れは迄の世界は救世主を見つけられないまま──または、光≪正義≫が潰えてしまった、舞台だった。
しかし総ては此の 100万回目の世界 ≠ヨと繋がっていた。 少年を呼ぶ声>>137、其れは同胞の笑み。 だからこそ、少年は安堵を見せず だからこそ、少年は其処へ近寄ることもない。]
僕は…握手なんていらないから
[新たに動き出す足音≪時代の幕開け≫が耳に届いたのなら>>136、少年は静かに息を呑む。
────時間が、ない。]
(144) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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[目の前の救世主>>138──トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオに隠された<聖>属性≪エレメント≫※の開花準備さえもまだだというのに。 少年は唇から息を吐き出し、徐に魔道書≪グリモワール≫を開いた。
※属性≪エレメント≫とはこの世に存在する 法則 ≠ナある。 「地」、「水」、「火」、「風」の四大元素の他にも「光」、「闇」、または「無属性」といったものもある。 「聖」は彼の英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫と同様、「幸福の象徴」であり「正義の執行者」が持つ特別な属性である。]
(145) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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[其の希望を育成し、踏み躙る。
絶望への転換による悲劇は
多くの人の心に闇を齎すに違いないから
喜劇的な序曲へ、腕を伸ばす。]
そ、見極めてあげなくちゃねぇ。
[頁を捲る指先は喜悦に塗れていた。]
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トレイル、…いや トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオ
君の聖の属性≪エレメント≫を目醒めさせる為に、…手荒な真似はあまり好きじゃないんだけど……
[目的の色を持っていた指先は在る頁で捲る所作を止めた。 目を伏せる少年は其れを読む様にして見つめると唇を静かに動かす。]
── Steadfast Ward ≪壁よ 遮れ≫
[護符≪魔力耐性≫を此れから殻を破る雛鳥≪トレイル≫へと纏わせれば、少年の周りには颯々たる風の音が取り巻き、軈ては「闇」の属性≪エレメント≫を放つ。]
(146) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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Call to Arms ≪誘え 戦場に≫
(147) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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死霊術 ──── ── Necromancy ≪降霊せよ≫
(148) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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[地から浮かび上がる影、其れは死者 だったもの ≠フ姿。 召喚者≪Summoner≫は其の光景を見れば、変わることのない眼差しを救世主≪希望≫へと向けたまま、──賽≪試練≫を投げた。]
これ、倒して 先ずは──闇に打ち勝つ 光 ≠フ属性≪エレメント≫の目醒めからだよ
…大丈夫、自分の記憶《Paradise Lost》を信じて
[100万回繰り返したなら其の魂は闘い方を覚えている筈、と賭けた希望を少年は紡ぐ。 死者≪Undead≫は朽ちた躰を揺らめかせながら彼を見つめ、少年は其の先の未来を見据えていた。]**
(149) 2016/12/04(Sun) 10時頃
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あら、"それ"だなんて酷いこと言うのね。 あなたも、歴史修正主義者≪KE-bi-ishI≫の一人なのかしら。
[自動人形≪オートマタ≫の手を離しながら、突如現れた男を見据える。 酷い、酷いわ。嘆く言葉は絶望に息喘ぐ人の慟哭≪On dull ur git an Deep Scar≫と重なるように、世界樹の枝を揺らす。]
悲しいわ、案内の猫。導きの猫。 わたしを許さないというのね。
[酷い。酷い──呟く言葉は、まるで呪詛のように。唸りを上げた暗黒の魔法≪ルシ=ヴェード=アルタイル≫の片鱗が闇色をした美しき蝶の精霊≪モーチェ≫となって吹き上がる。]
(150) 2016/12/04(Sun) 10時半頃
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英雄は、わたしが生きることを望んだというのに。
[赤い瞳が深淵を映したように暗く、闇く染まり──そして一粒の雫を落とした。]
(151) 2016/12/04(Sun) 10時半頃
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[青年は駆けていた。 後ろから迫りくる>>149死者《Undead》から、ひたすら、がむしゃらに。 聖?光?わけがわからない、と首を振る。 今日は可笑しな日だ。 突如現れた見知らぬ者達に頻りに目覚めろだの何だのと嘯かれ、挙句の果てに悍ましいモノに追われるなんて]
───あの子の使う魔導書《グリモワール》、あんなものがまだ存在していたなんて…、彼奴が知ったら…!
[唐突に襲い掛かる頭痛に足を止める。 警告か、もしくは自分の記憶《Paradise Lost》の扉が開くのか。 彼奴とは誰のことだ。 親しい同胞《友》も思い付かない、住んでいる場所も、街の名前も、青年には何一つ植え付けられていなかった]
俺はここで死ぬのか …あぁ違った、死ぬっていう概念、この世界には、 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》には記されていないんだった───
[終わりの日《JUDGEMENT NIGHT》は近い]
(152) 2016/12/04(Sun) 15時半頃
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───抑止の輪より出で全てを浄化《excution》せよ 裁きを、滅びを、仇名す者に審判を。 モンブランを討たんとする闇の血族───ティラ・ミスを永劫の監獄《Azkaban》へ。
[この機械的意志は一体誰のものだろうか? 首に繋がる銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》を握りしめ、固く目を瞑った青年の意志は消えた。 凄まじく眩い閃光《U・O=MABUSHII》が世界を覆う。 光が捌け、残されたのは草原に横たわる青年《トレイル》のみだった]
(153) 2016/12/04(Sun) 15時半頃
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[ そうして緑色の雫が地についた頃、バチン!と弾かれたように少女は体を揺らした。]
(154) 2016/12/04(Sun) 16時頃
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──彼の魂が、目覚めつつある。
(155) 2016/12/04(Sun) 16時頃
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[譫言。呟いた少女はゆるりと顔を上げて、…そうして、先程祓われた筈のワンピースの闇が、再び侵食を始めた。]
あゝ、バルメロス…!
[わたしのところに来てくれるのね、嬉しい。嬉しい。 ──憎たらしい。 約束を破った彼が、目覚めつつある。 英雄の意思を継ぐものが一つ、また一つ目覚める度に世界樹が魂を寄越せと叫ぶ。
蒼天を見上げた少女の瞳に映るのは、あの頃の思い出(しあわせ)ところに、絶望の色──…]**
(156) 2016/12/04(Sun) 16時頃
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さあ。アンタがそう呼ぶならそうなんだろう。
[怯えんだ様子も見せずに距離を縮めていく。 揺れる世界樹>>150 軋む枝肢が哭いている。
疎らに散り刻まれ伏せられた葉は枯れ、瑞々しさを喪っていた。 まるで、失楽園をも思わせる退廃的な光景にうっそりと猫は微笑む]
許すわけにはいかない。 ・・・・・・・・・・ 許してはいけないものだからな。
[呪われた宝石>>151のように禍々しい色を放つ瞳。 毒々しい赤≪ルージュ≫が放つ深淵≪アビス≫の気配。 それは精巧に作られた自動人形≪オートマタ≫にも察せられる程の狂気と混沌≪yaba--sa≫]
(157) 2016/12/04(Sun) 16時半頃
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たとえ英雄が望んだって。
(オレが願っていたって)
世界はアンタを赦さない。
[爆ぜる闘気。 何処からともなく呼び寄せた風≪άνεμος≫を操る]
(158) 2016/12/04(Sun) 16時半頃
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≪影よ。風よ。陽炎よ≫ мираж над дорогой
≪突風となりて、切り刻め≫ порывистый ветер
[具現化した獲物は、ギロチンをも思わせる鋭利な刃をもつ鎌。 死を意味する友人のものを模倣した武器を持ち、地を蹴り、一気に距離を詰めようと───した瞬間]
(159) 2016/12/04(Sun) 16時半頃
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[胎動する命の芽吹き>>153 同じような事を瞬時に察したのもつかの間>>155 混じり合う二つの色>>156に眉間の皺を寄せると躊躇していたつま先に力を入れ、踏み出す。
華奢な身体に襲い来る凶悪なまでの切っ先。 触れれば無事では済まないだろうが、距離はある]
( 間に合うのか? )
[自身に問いかけながらも、はじけるような宝珠はまさしく、光の属性≪エレメント≫の証。 ちらりと振り返るのは殺人人形と異名をもつ自動人形≪オートマタ≫へと]
(160) 2016/12/04(Sun) 16時半頃
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何をしてる! ここは、先に行け! そして英雄を連れて来るんだ!
[闇落ちし、世界樹すら味方につけた彼女>>156に勝てるとは思わない。 だが、根本から蔓延る闇の気配。 誘われるように躙り寄る無数の死者達《Undeads》 蟾蜍のようなボディをもちながら、頭は無数の触手で覆われた月の怪物≪moon beast≫に、屍を喰らう鬼≪グール≫
囲まれている。 そう察するのも容易な程の敵の大群がそこに]**
(161) 2016/12/04(Sun) 16時半頃
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救ってはならない―――?
[>>143 その言葉を耳から思考プログラムに伝達された時、自動人形の記録として組み込まれたデータに異常を起こした。
‟女神様はと■も可愛らしい■なのですよ” ‟女神様■私達を■してくださっている” ‟その■恵を、私達は返さなければならないのです” ‟女神様を■■■” ‟私達の■■を” ‟護らなければ” ‟■されなければ” ‟■■■なければ”
ノイズの走った映像が繰り返される。神父様の憂いの帯びた表情が、REPEAT、繰り返さ‐る、ク‐りRE、くり ‐‐R‐‐サ]
(162) 2016/12/04(Sun) 20時頃
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[>>150 手を離された瞬間に、視界に溢れるErākōdo≪停止≫ 赤い文字は女神を中心に映し出され、眼球の部品が次第に熱くなっていく。
熱暴走?なぜ
冷却装置が発動し、目頭と目尻から冷水が溢れる。 水と文字で視界が機能しない。視覚の機能だけをシャットダウンし、他の機能のレベルを上げる。]
[>>156 だが、視覚を停止したことによって感じたのは、深い悲しみと、喜びと、憎悪のような―――蜷局をまく狂気と混沌≪yaba--sa≫ それと同時に周りに散らばる異形の者達の存在己に発せられた声 >>161 は、聴覚に突き刺さる]
(163) 2016/12/04(Sun) 20時頃
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―――、
[両脚の展開。人型に催された其れから亀裂が走り、青と白の閃光を発しながら馬のような形状へと変える。 記録データの異常と判断力の欠如。命令だと受け取り、人の言う涙を零しながら、少女の声に似たノイズ音を発する]
(164) 2016/12/04(Sun) 20時頃
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PUNCTUM CAPTA
[彼の者の居場所 >>153 は、ずっと前から特定できていた。 ずっとずっと―――感じていた。
金属音の擦れる音を響かせながら、駆ける]**
(165) 2016/12/04(Sun) 20時頃
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[≪殺人人形≫の過去。
其は魔に堕落した、人々の過ちから始まる。
聖戦≪ジ=ハード≫のきっかけとなった魔将の女神像の発見。切欠は悪魔に魂を売った一部の教会の者による伝達だ。
―――よくある、くだらない、派閥争いだったという。 教会には二種類の派閥が当時あり、内乱が起こったことにより、片方が魔の力に手を出した。一部の人間のくだらない欲によって、世界・神々をも巻き込むほどの>>1ルナノテラ戦争が起きてしまった。
≪殺人人形≫は、魔将側の教会が生み出した殺戮兵器。魔物≪モンスター≫の魔力の源となる心臓を、人の形をした外殻で覆い包み込み、人の声で謳い、人の顔で嗤い、人を殺す機能がプログラムされている。
レティーシャも、無論その中の一体だ。]
(166) 2016/12/04(Sun) 20時頃
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[彼の英雄によって聖戦≪ジ=ハード≫が終わったが、正能をより高密に高度に組み込まれたと言われる、13世代目の一体たるこの殺人人形は蠢き続けた。
世界樹のあるこの地にコレが足を踏み入れた時、当時コレは血肉と泥で錆付かせた、女性の外殻をした人形だったという。
コレの機能を停止させたのが、魔将側の家系‟だった”教会の神父アイランド。
アイランド氏は、己の血筋、己の祖先の起こしてしまった罪を受け止め償う為に殺人人形らを壊していた。だが、それと同時に殺人人形のその高度な技術を生かして、人の為に成る物に変えようと動いていた。 魔物に対する武器を持ちながらも、人を癒す術を宿すために。
人形を分解し、プログラムを再構築させ、魔物の心臓を生かしながら、癒しの力を持つ属性≪エレメント≫・「光」を注ぎながら。人形が何度も暴走を繰り返し、何度も己の命が、体が削られようとも。
外殻が少女に近いものになった頃、コレは‟元”殺戮兵器として、‟レティーシャ・アイランド”として生まれた。
可愛らしく、穢れのない幼子のように。]**
(167) 2016/12/04(Sun) 20時頃
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これで、二人目…!
[繋がる手のひらに、伝わる温度] [彼の周りに居るボディガード…ならぬボディバード] [この手が繋がったのなら、 彼らの警戒も緩むことはあっただろうか?]
(168) 2016/12/04(Sun) 20時半頃
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僕はこれから、タケシの森…… 通称闇の森へ行こうと思っている。
あそこには勇者になり切れなかったタケシの無念が、多くあるんだ。 ─────タケシは僕の思い出の存在。 それをぞんざいに扱うことはできない……
[まさかその闇の森《Takeshi's 森》に、 例のあの人の姿が消えていったなんて、僕は知らない] [本来ならば、〜シと付くものしか侵入を許されない、 宵闇を歓する、漆黒を纏いし非情の森。] [もしかしたら、例のあの人の本名は───────]
[…出会えたなら、そのヒントを得ることも、あるのだろうか?]
(169) 2016/12/04(Sun) 20時半頃
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君はどうする? 村に戻って装備を整えるなら、今のうちさ。
特にお守り《改名申告書》を持っておけば、 名前をタケシにすることも、タケシから元の名前に戻すこともできる。
────── 装備に迷いがないなら、共に行こう!
[彼の求める答えは、この旅路の先にあるのだろうか?] [彼の求める世界は、この道標の先にあるのだろうか?] [─────── それはまだまだ、わからない話]
[今はただ、好奇心の赴くままに道を歩むんだ] [……………… 君を乗せて]*
(170) 2016/12/04(Sun) 20時半頃
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キカ Lv.494 HP 11
攻撃力:「クックック…一撃で終わりだ」 防御力:「ん〜低反発!」 スピード:†BABY BOY† 距離感:†側にいるのに届かない†
属性:イカスミ/種族:ただの少年
装備:イカした研究医セット・改名申告書×2 不思議な薬品×99・分厚い本×3
(171) 2016/12/04(Sun) 21時頃
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[トレイルの産まれたばかりの光を打ち消すような闇≪Undead≫(>>146->>149)]
雛に投げる石にしては過激すぎなイカ? お前の操る人形≪Necromancy≫は加減を知らないんだから…優しく、してやれヨ。
[トレイルの握った手(>>138)を離して、激励≪GAN☆BARE≫とばかりに手を振る。
もっとも、その後駆け出した(>>152,>>153)雛には見えているかどうかわからない。]
(172) 2016/12/04(Sun) 21時頃
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お前の愛は重いってサ。 僕は追いかけるが…お前はどうする?
[タナトスが追いかける選択をするかはわからないし、そもそも僕と一緒に行くのかもわからないが、 僕は僕の道を歩もうと、地に向かって二連銃を構え]
(173) 2016/12/04(Sun) 21時頃
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Das schnelle Wachstum ─Spezies 弾けよ。Jack and the Beanstalk.
(174) 2016/12/04(Sun) 21時頃
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─BANG‼
(175) 2016/12/04(Sun) 21時頃
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[足元に向かって銃を撃てば瞬く間にいくつもの銀の蔓がのびる。それは重なり、捻れ、束ねられ、一つとなり…宙へと足場になる。]
さっ…産まれたてのモンブランは…どこかナ?
[僕が見つけるか、それとも関係ない人に見つけられるか 全てはPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫と黒の予言書≪ブラッククロニクル≫のままに]
(176) 2016/12/04(Sun) 21時頃
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─── 今は昔、少年のキカといふものありけり ─── その隣に、青年のシメオンといふものありけり ─── 二人はかつて、共にタケシの森《現在は闇の森という》を歩んでいた。
あの頃はまだ、タケシも綺麗に咲いていたんだ…
[麗らかな早朝には朝露を垂らし] [晴れやかな昼には陽光で煌めき] [底冷えする夜には夜烏が啼き。]
(177) 2016/12/04(Sun) 21時半頃
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[桜の季節には薄紅色の愛らしいタケシ] [紅葉の季節には、紅蓮に染まったイカしタケシ] [白銀の冬には、寒そうなタケシ]
[ ── いつだって、彼と眺める景色は、 僕にとって、最高のものだった ── ]
(178) 2016/12/04(Sun) 21時半頃
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「あっ!シメオン兄ちゃん、……へへ、
────── 髪にタケシ、ついてるよ。」
タケシ「サトシ」
「どこから着いてきてたんだろう?…まあいいや。ぼく、しっかりするね!」
(179) 2016/12/04(Sun) 21時半頃
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[─────── それなのに今や、あの森は] [例のあの人の支配下とも評され] [タケシも毒毒しく移り変わってしまった……] [少年の叔母は言う] 「あの森に入ったが最後、…タケシになっちまう」 「お前は名前を─────……捨てないでおくれ」 [最深部にはタッケシヌシが居る噂を聞くけれど] [その真相は、定かじゃない]
[ただ分かるのは、森が闇に包まれたということ] [それから、……兄ちゃんが隣に、いないということ]*
(180) 2016/12/04(Sun) 21時半頃
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好奇診 キカは、メモを貼った。
2016/12/04(Sun) 21時半頃
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─過去の追憶と今─
[今のトレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオンの状況を言うならば、冒険の書≪inochi yori taisetu na mono≫が呪われ記憶も消化≪マッサラタウン≫された悲惨な状況だろう。
一度失ったものはタウンワーク≪NEW JOB GETTING HUNTER≫を利用しても唐突に得られるものではない。
通常、ならば]
Der Vogel kämpft sich aus dem Ei. Das Ei ist die Welt. Wer geboren werden will, muss eine Welt zerstören.
鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。 卵は世界だ。生まれようと欲するものは、 一つの世界を破壊しなければならない。
固定概念こそが自らの可能性を狭めるんだ。 『この世界は、完璧で、美しく、平等』である前提から話をするから何も変わらない。
(181) 2016/12/04(Sun) 22時頃
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[豊満な肉体≪デンステン・デンステン≫からの脱却≪パーパッス・パーッパ=パーパッス・パーッパ≫を達成し、いずれ緑の悪魔≪ピーマン≫をも、克服する悪魔の≪二連魔弾≫──黒煙のシメオン。
3分間に6kgのサツマイモを芋破壊≪マッシュ・ポティトゥ≫を終わらせ、伝説の布≪バブみ=ガーゼ≫を使い裏ごし≪filter of final≫ 破壊されし芋を甘味芋≪スィート・ポティトゥ≫にするまでに至った彼が未来で英雄に求める言葉>>132を猫が今知る事はないが]
お前が思う世界の幸福ってやつを見つけられた、その時が。 ラ=イ・ザップの言葉≪ブゥーチッブゥーチッ♪ ペーペケッペッペペーペーペペ♪ブゥーチッブゥーチッ♪ ペーペケッペッペペーペーペペ♪≫も理解できるだろうな。
[出来立てのチキンモンブランが羽ばたく先は何処か>>176 その未来はきっとそこまで遠くない]*
(182) 2016/12/04(Sun) 22時頃
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─現在─
[彼女が自動人形であろうとなかろうと>>162 他人の思考を読み取る術を猫は持たない。
プログラミングされた情報が、誰によって作られたものなのか。 そしてそれは何を味方とし、敵とするのか、言葉にして発するまでは判別つかない。 ただ、記憶として≪殺人人形≫の由縁>>166は知っている。
かつて女神と謳われたデメテルと同行していた理由は分からない。 だが、駈け出す姿>>164は“ただの人”に近しい反応>>167を示していた]
( 全ては預言≪PERFECT HUMAN≫の言う通りに事は進んでいる。 )
[見送りながら背を向けることがないのは、それが決められた事であるからだ。 戦線を離脱するレティーシャの後を追わないのも然り。 当然のように構えながら武器を持ち、立ち上がり、振るうのも、その通り。
結末もきっと]**
(183) 2016/12/04(Sun) 22時半頃
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─今は昔、不良青年のシメオンというものありけり。 ─その隣には、キカという少年(>>177)がいたといふ。 ふたりには、野山に混じりてタケシを眺めた過去があった。
あの頃はまだ…俺だって何も失っちゃいなかった。 タケシ※も綺麗に咲いていた。そうだろう?キカ
(※ここでいうタケシとは、カントー目ニビ科に属する花で細い目のような模様が特徴的である。実は石のように硬く、様々な料理で用いられるので、タケシの森のようなタケシの多く生息する地帯は子供の遊び場≪ツイデ=オツカイ≫に良く選ばれる。 また似た花としてサトシがある。サトシはカントー目マサラ科に属する花であり、多くの地域に生息が確認されている有名であるが、この花の近くに好んで電気ネズミが生息することから駆除などはされていない)
(184) 2016/12/04(Sun) 22時半頃
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[彼と眺める風景。それは僕にとって忘れられるものではない。いつだって最高の景色をみせてくれたのだから]
[あさは まっしろ はじまりのいろ] [もりは みどり えいえんのいろ]
[草むらに入っちゃいかん!!そういうおじさんから隠れて草むらに入って会ったのが始まりだったね]
[覚えてる?森に入る前に道で寝転がってた酔っ払ったおじさんを。あの時黙ってたけど、あれ、僕の親父で師匠なんだゼ。 ボールの投げ方は教えてくれネェが人の投げ方なら教えてくれたナ]
(185) 2016/12/04(Sun) 22時半頃
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─ッ…!! 早く言えよ…男が髪にタケシとか恥ずかしいダロ。
サトシ「ピカch...」
─お前はもうしっかりしてるじゃネェか。 欲を言うならもっと体力つけろヨ!
(186) 2016/12/04(Sun) 22時半頃
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[上空に躍り出たことで旧タケシの森《現在は闇の森》がみえる。 今、隣にはキカはいない。師匠もいない。]
お前がいないなら…あの森に行くようもねぇヨ。
[そうして僕は過去の回想から浮かび上がり目を開く]
(187) 2016/12/04(Sun) 22時半頃
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[自動人形≪オートマタ≫が駆け出したのが赤く艶めく光に映る。>>165 ──ああ、救ってくれようとしたわけでは、なかったのね。 期待など初めからしていたわけではなかったのに、自身に対しての嘲笑が溢れる。 教会すら、わたしの力にはなってくれない。
そして甘んじて──いいや、或いはその場から動けなかったのか──少年の死神の鎌≪タナトスの口づけ≫>>165を受け入れれば、噴き上げる紅の薔薇を撒き散らして少女は呆然と口を開いた。]
──いたい。
[まるでその呟きは、ただの少女≪Tada no girl≫のよう。 散る薔薇が、少女の涙が地に落ちる度に、そこから新たな命が芽生える。 そして───瞬間的に枯れていった。世界樹の根元から吸収するように暗く、黒く花々が染まっていく。そうして世界樹から伝った闇色の光が、決して無事ではない、大きく傷付いた体を柔らかく癒した。
──少女の本分は、繁栄と、命の祝福だ。]*
(188) 2016/12/04(Sun) 23時頃
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わたしに、ひどいことしないで!
[キン──!と空気が反響し、悲痛な叫びが世界樹の周り≪PERFECT AREA≫に広がる。 もはや少女は豊穣の女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫の力を持った、ただの小娘≪KUS=OG=AKI≫であった。元々、その資質はあったのだろう。永遠の少女、永遠の命。永遠を約束されたからこそ、大地を慈しむ女神で在れたのだ。
無数の死者達《Undeads》が、月の怪物≪moon beast≫が彷徨う空間≪AREA≫の中で、少女はただ少女であった。 背後から溢れ出す美しき蝶の精霊≪モーチェ≫が、化け物達すらを養分として成長し、そして大きく膨れ上がる。]
わたしは、ずっと、バルメロスといっしょにいたかっただけなのに!
[──闇の一閃。 蝶達が猫を喰らうように、襲いかかった。]
(189) 2016/12/04(Sun) 23時半頃
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どうして、どうして、どうして!
なんでわたしだけがこんな目に遭うの、
ひどい、ひどいわ。
[しくしく、しくしく。啜り泣き。ぽろぽろと翡翠の涙が溢れる。]
ひどい…だから、はやく、みんなを救ってあげなきゃなの。
わたしも幸せなれるような、そんな救いを。
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[二人>>168が手を取りあえば、周りで鋭く目を光らせていたボディーバード達も元の穏やかな眼差しを取り戻す。 タケシの森…聞いたことの無い名だ。 ――まあそれも仕方の無い事。だって僕はこの森から一度だって出た事が無いのだから。]*
共に行こう。君が望むのならば。 僕は君についていく。 ――だけれど、そうだなぁ。 この身一つで知らない場所へ行くのはやっぱりちょっと身が引けるかな。 …村へ、案内してくれる?
[さあ、僕の相棒の背に乗って。 道を示してくれれば、どんな所へもひとっ飛びさ。
目まぐるしく、廻る、廻る、運命の歯車―……。 羽搏いて、高く、高く、僕等を乗せて。]
(190) 2016/12/05(Mon) 00時頃
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[死神の鎌は獲物を捕らえる。 鮮血が舞い、視界を赫く赫く染めた>>188 芳しい薔薇の香りは、囁き、毒だった。 痛いと泣く声も、同様に。
そのまま断ち切り捥いでしまおうかと振り払い、再度鎌を構える。 だがそれよりも、命を吸い上げ、生気を得、自らを修繕する早さには敵わない。
劈くような悲鳴>>189に口角を上げて猫は尾を揺らす]
そうだな。惨い事をする。
[世界樹の周り≪PERFECT AREA≫で無残に枯れた雛罌粟の花を踏み躙りながら、息を吐き捨て。 生まれたばかりのような無垢さをも感じさせる様子に憐憫の表情を唇で表す。
化け物すら取り込む姿は最早、それだけで異質なのだ。 ただの小娘≪KUS=OG=AKI≫であって、世界から隔離されたもの≪HANKO-KI≫ 美しき蝶の精霊≪モーチェ≫であって、穢れし蛾の精霊≪falena≫ 一思いに消し去ろうかとその首を狙った刃は、──閃光に跳ねた]
(191) 2016/12/05(Mon) 00時半頃
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────ッ!!!
[咄嗟に振り払うよう薙ぎ払った刃が、無数の群れを成す蝶を切り裂く。 幼子が好むような絵本≪Necronomicon≫のように色あざやかな蝶がバラバラと紙切れのように散っていった、───筈だった]
ああ、本当に煩い………。
[だが、すぐに彼女に惹かれるように形を成した蝶が布を噛み千切る。 露わになった腕から生気を吸おうと口吻を伸ばした。 舌打ちをしながら、掌に火のエレメントを集中させる]
(192) 2016/12/05(Mon) 00時半頃
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バルメロスは死んだんだよ。デメテル。
[自身の左腕ごと朽ちようとも構わないとばかりに噴き出した炎で包んだ拳を突き出した。 死体≪Undead≫が多く存在するそこがいかに不利な場所といえど、一瞬開いた隙間から伸ばした腕が少女に届けばいいと]*
(193) 2016/12/05(Mon) 00時半頃
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[―――まだ、‟涙”が溢れている。 大地を蹴った瞬間に感じたのは、己に対する女神の失望。>>188 女神に対するデータを読み込もうとするたびに、プログラムにバグが発生する。 なぜ--Erākōdo 世界樹を目にしたとき、己は何故麓へと足を運んだのか。 なぜ--Erākōdo 女神を憂う神父様の表情が朧気に浮かぶ。 神父様は、女神を大切に思っていた。
Erākōdo…―――呼ばれた?
誰に?]
…Eam et custodiet te≪レティーシャは貴女様を救いたい≫
[其れは、レティーシャを創って≪育てて≫くださった神父様の想いだから]
(194) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[だがそれよりも、今は‟命令”を遂行する。 駆けて 駆けて 駆けて―――― 「O」≪キング≫を宿す彼の元へ、荒れた大地をuno、duo、tresで大きく踏み込みジャンプする。 白い衣服を大きく広げ、天駆けるPegasusのように]
―――数q先に大量の光エレメント微粒子確認
―――East数Km Mortuus Currunt
[空中に自然浮遊する風エレメントを圧縮し、爆発させる。 向かった先、そこには、消えていく光の粒子で覆われた青年の姿]
(195) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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―――Inventionis≪発見≫
(196) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[ヴェスパタイン… 真の名をヴェスパタイン=ハーデース≪ΑΙΔΗΣ≫ という。
タケシの森が闇の森になってから現れたことから 例のあの人だの、冥府の使いだの言われているが…
僕は知っている。あなたが古くから豊穣の神であることを]
ヴェス…
[キカは知らないかもしれない貴方のことを。 僕は貴方の作ってくれた白鍋≪ホワイト=シチュー≫ この戦いが終わった暁には、また君の手料理が…食べたいよ。]
(197) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[上空からみえる同胞の危険に… 宙≪ちゅう≫へと… 飛んだ─ ]**
(198) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[伸ばされた腕>>193に、蝶──否、蛾の群れが食らいつく。 吸血をする蝙蝠のように、獲物を待ち受けていた喰虫花のように。 猫の腕から生気をじわじわと吸い取りながら、そしてその腕に纏った炎に焼かれながら、それでも尚その腕は目前へと伸びる。
そして闇が辺りを舞い散る中、その手は、炎を失いながらも──届いた。]
……あ、
[眼前に広がる、風で巻き上がった少年の髪が揺れ、少女は目を見開く。思い出すのは、いつかの、どこかの世界線での、あの会話。>>141 足元でぐしゃりと鳴る、枯れた雛罌粟。 わかっている、わかっているのだ。バルメロスが既に死んでいることなど。ただ、ただひたすらに、約束≪ギアス≫が少女を縛りつけていることなど。]
…ねこちゃん、あなた、うそつきだったのね。
[柔く、緩く微笑むと、少女の周りから蝶が霧散した。 そして広がるのは世界樹の枝。約束≪ギアス≫から逃れられぬ運命を共にした世界樹。]
(199) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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だからこそ──ごめんなさい。
[いつかの昔に受けた少年からの友情と、少女自身から少年へと捧げた祝福を裏切るような真似をして。
ひらり、ひらり、蝶の残骸が蒼い羽となって降り注ぐ。 神々しい光が、辺りへ広がってゆく。 そうして世界樹が伸ばした枝(うで)が、大きな翼を模った時──少女の背後、"青い鳥"≪bluebird≫が顕現していた。]
(200) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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─── 謳え、"青い鳥"≪bluebird≫。世界を救いなさい。
(201) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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核≪コア≫──O・cupo・pusの心臓──を壊すのは、このわたしよ。
[針金のように鋭く睨みつける、今度こそ敵意を込めた──全ての救済≪delete≫を望んだ瞳が、猫を、或いは遥か遠く…"英雄"の魂を引き継いだものを見据えた。]
(202) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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[横たわる青年>>153 の横に蹄を落とすしたと同時に、両脚を人型に戻す。 膝をついて、青年に手を当てた]
―――エレメント、回復させます。
[青年の症状は過度のエネルギー消失だ。 周りに浮遊するエレメントを青年へと送り込む。]
「O」≪キング≫を宿し者、目を、覚まして…っ
[冷却を完了させた、どこか赤く滲ませた紫の瞳を開く。まだ、ボロボロと‟涙”を溢れさせながら。]**
(203) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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[ 「うそつきだったのね」>>199 ]
……… …そうだな。 お前がそう言うなら、そうかもな。
[ 「オレは嘘なんかつかないよ」
言葉にできないまま、あの頃をも思わせる口振り、顔付きに、肩が強張った>>144 散らばり消える蝶達。 広がり揺れる木々の合間、彼女の言葉>>200を理解することができない]
……………デメテル、
[彼女が何をするのか、分からない。 預言≪PERFECT HUMAN≫で紡がれた言葉を記憶を辿っている筈だから、彼女がどう答えているのかも、“知っている”]
(204) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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『やめてくれ』。
[やめろ。やめて。やめてくれ。 燻る左腕を伸ばす。 それが届かないことも知っているのに、“無駄”な行為に時を費やす]
[「やめろ。 デメテル。」
その声は、救済の言葉>>201に消え失せた]
(205) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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…………デメテル。 O・cupo・pusの心臓を壊すということは、世界の滅亡を願うということだ。 世界の滅亡こそが救いだと、君の本当の願い?
[突き刺さるような視線>>202 その背後に見える青い鳥。 幸福の青をまとった空色の翼をもつ青い鳥≪bluebird≫]
世界を滅ぼして逃げた先には何にもないんだよ。デメテル。 幸せなんて、どこにも。
[光の如く宙に向かう眩い一線>>198が輝いたような気もした空の下]
それでも、堕ちるのかい?
[使い物にならない左腕をぶら下げて、右腕でまた獲物を構える。 きっと敵わないだろう。 そして叶わないのだろう]
(206) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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堕ちるのなら、オレは君を屠るよ。
[求める返事は一つだけ。 だが、得られないと“知って”いる。 そして、知らないことが起きることを祈りながら、一歩踏み出し跳躍する。 様子見とばかり放った炎刃は、青い鳥へと]*
(207) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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─回想:『O・cuto・pus暦-1万1471年』──
その地では、絶望は白い色をしていた。
[天より降るものは雪ではなく、硝子片より細やかな雪氷の嵐。 星中の生物が、深い氷の中に閉ざされ、死滅したとされる氷結死極界道<O・ce・an・road OF north>の時代に『it』(其れ)は ただ一つ産まれ落ちた。 生きる物の存在しない 果て知らず白く染められた空を、空ろな瞳が仰ぐ。自身に与えられた役目を、『it』(其れ)は地に落とされた時から識っていた。
……これから数千年後、夥しい数をもって世界を崩壊へと辿らせる生物がこの地表に現れる。 自身は、その過度の繁栄を防ぐため世界の意思によってこの地上に遣わされた≪星の抑止力≫なのだと。 ]
(208) 2016/12/05(Mon) 02時半頃
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──余分な芽を間引くことで 花園は美しく保たれる── [ 世界の意思は、随分とその生物が気に入りらしい。それらが絶滅の恐怖を味わうことなく、星を汚さぬ安寧の揺り籠を創り出すこと。それこそが自身を産み出した世界の意思──────女神アウリュオーネの求めるものであった。]
凍る空気を激しく震わせ咆哮すると、『it』(其れ)は豪壮とした翼を広げ白く眩む山間へと羽ばたき出した。
飛び立つその軌跡に、靭く堅い意志の花≪タケシ≫を芽吹かせながら───。*
(209) 2016/12/05(Mon) 02時半頃
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[暖かい、光のようなものの中にいた。 懐かしい?いや、そんなはずはない。 だってこの身体は何も覚えていない、記されていない。 無機質で冷たい、感情のないそれは霧消していく。 青年《トレイル》の意志が浮上する]
────えぇと…誰?
[またもや突如目の前に現れた少女>>203…いや、少女の形をした何かを見やる。 はっきりと景色を捉え、身体を起こす青年《system》は虚構《all clean》…空っぽだった]
あー、あんたは…いや、いいや、 聞くとわけわからなくなりそう…
[なぜこんなところで眠っていたのだろうか。 “先程まで、自分は何をしていたのだろうか” 生まれたてのモンブランには、頂の栗《重要なファクター》が足りなかった。 記憶の糸は解れ、青年《トレイル》は何事もなかったかのように又、平穏で穏やかな空を見上げ大きく伸びをした]
(210) 2016/12/05(Mon) 03時頃
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[歪んだ視界の中で、青年が緑の瞳を瞬かせた。 冷却水がふたりと止まり、平然と伸びをする彼を見やった。
体内を巡る霊気<<Aero>>確認―――85,984%Normal エレメント回復量確認―――68,756%Normal 負傷具合―――傷を見受けられません。Normal]
…。
[記憶媒体―――Erākōdo]
クワイアのひとり、レティーシャと申します。 ―――時間がありません、貴方の力をどうか、貸してください。
[一つのErākōdoを発見した途端、彼に対して幾つもの不可解な点が浮かび上がる。だが、確かに力は宿している。
この力ならば。
きっと、女神様を―――]
(211) 2016/12/05(Mon) 03時半頃
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貴方を、待っている方がいらっしゃるのです。
[今も嘆いているのですか。いえ時間の経過はほんの数分。きっと、今も苦しんでいるのでしょう。 教会に飾られた貴女を催した花。何故あの花なのか、レティーシャにはわかりません。 ですが、]
お願いします。レティーシャとともに、来てください!
(212) 2016/12/05(Mon) 04時頃
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[>>210 の手を引いてよいのではれば、その己より大きな手を引こう。そして、立ち上がらせよう。]**
(213) 2016/12/05(Mon) 04時頃
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レティーシャは、シメオンに話の続きを促した。
2016/12/05(Mon) 04時半頃
レティーシャは、クシャミに話の続きを促した。
2016/12/05(Mon) 05時頃
レティーシャは、ガーディに話の続きを促した。
2016/12/05(Mon) 05時頃
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だってこうするしかないのよ。 わたしを救って、あの人も生きて、またみんなで一緒に過ごすなんて約束≪ギアス≫はもう破られた。 理想は所詮、理想だったの。
誓い≪ギアス≫を破ったならば、それの対価は払わなければいけない。──たとえ、払う者がわたしではなかったとしても。
[どこか苦しげな…堪えるように、しかし穏やかな表情をした猫>>206を見据えたまま、ゆるゆると首を振る。 何度も何度も振られるそれは、まるで振り子のように。癇癪を起こした子どもが、駄々をこねるように。]
だから、あの人がいない世界の、わたしの救いは世界の破滅≪ALL DELETE≫なの! 全てを無に帰せば、全ての者が救われる!そうでしょう!?
(214) 2016/12/05(Mon) 10時頃
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わたしがひとり、世界樹に残されるなんて、おかしいもの。
[放たれた炎刃>>207がその鳥≪bluebird≫に辿り着く前に掻き消える。羽ばたきが、本来の彼の属性であろう風を乗せて炎をかき消していく。 そして彼女の嘆きと共に、世界樹≪bluebird≫は啼いた──。
裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫こそが全ての救いだと叫ぶ女神は滑稽だろうか。救いの本分を履き違えた≪フォールダウン≫した女神など、救いを語るに足らないだろうか。 けれど、──これが少女の本心であった。
これが寂しさなのか、愛なのか。 最早少女にはわからない。 ただ刻々と増幅し、溢れ出す感情に身を任せ、有り余った力のままに叫び続け──そうしていつしか力尽きるまで。 彼の英雄に亡ぼされることを待ちながら、二つの希望を抱えて。]**
(215) 2016/12/05(Mon) 10時頃
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[─ふわりっ
ついた先はデメテル(>>199->>202)とクシャミ(>>204->>207)の近くの木。
バサッ─ という落ちる音はデメテルが召喚した"青い鳥"≪bluebird≫に掻き消されてしまったかもしれないが。
みれば事態は膠着してるよう。まるで…何か≪SEKAI NO EIYU≫を待っているかのように。]
跳んでる間に…事態は動いタ。か。
[どちらかが気づきこちらを見るなら、世界樹の麓に降り立つだろうがそうでないなら…別の場所へ跳ぶだろう。新たな仲間を求めて。]**
(216) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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ちょっと早い到着…だったカ?
まぁいい、苦しかったら呼んでクレよ。
僕は世界の絶望の象徴≪Dullahan≫なんだからヨ
ま、苦しくないなら…旧友≪ハーデース≫のところにでも遊びに行くさ。
[そう、可愛らしい蝶にしか聞こえない声で※呟いた]*
(※ここにタナトスはいないが全ての聲を聴ける彼なら聴こえてしまうだろう。)
|
…過激? ふん、文句ならコレに世界を救ってもらった後に聞くよ。聞かないけど。
[同胞>>172の激励≪GAN☆BARE≫と例の構え──二連銃を撃つ空気──を察すれば、残る意志を持った一瞥を送る。]
いってらっしゃい。 ちゃんとアレ、 救済 ≠オてね。
[銀の蔓を創造する彼に聞こえたかどうかは不明だが、彼ならば理解する事など容易いことだろう。]*
(217) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[さて、少年は刹那のハジマリ≪光の属性の目醒め≫に目を奪われることとなる。
──彼の魂が、目覚めつつある。
上下に動く喉仏は圧倒によるものか。 其れとも──期待か。
閃光が駆ける世界から、僕《Undead》が消え失せる。 成る程、どうやら魔導書《グリモワール》の智識が頭の中に在る≪インプット≫されていることを無意識下には確実らしい。>>152 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》もまた、同様に。
永劫の監獄《Azkaban》へと送られた僕共──ティラ・ミスは、罪を孕んだ過去さえも浄化《excution》されたのだろう。 首に繋がる銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》に縛られながらも、胎動する雛鳥の騒めきは微かに其の殻に亀裂を走らせているのだから。]
(218) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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|
[「O」≪キング≫の居場所解析を行ったのか、其れとも辺りに散らばる光の属性≪エレメント≫を察知したのか。何方にせよ、宙から降り立つ殺人人形≪キリングドール≫>>203の姿を見つめていた。]
………。
[彼女が雛鳥>>210の手を取り、女神の元へと向かおうとする意志>>213が伝わってくる。 其れを映せば、溜息を一つ落とせざるを得なかった。]
取り敢えず、ソレ ちゃんと案内しておいて どうせ行き先は一緒でしょ? 僕も向かうから
[魔道書≪グリモワール≫を開いたなら少年は誰の手を借りる事もなく、目的へと足を運ぶ。]**
(219) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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ホッント、お前らって慌てん坊だよねぇ
死に急いでくれるのは、大歓迎だけど
[聴こえてくる者たちに、そしてこれから救済を捧げる者たちへ、細やかな独り言を落とした。]**
あゝ、たすけて、たすけてほしいの。
[嘆き。けれどそれは戦闘力(現状況)の話ではなく。
しくしくと泣き続ける少女の心が叫ぶ声。]
お願い、ふたりとも。
はやく現在の"英雄"トレイル=モンブラン=オルディス=ラフェリオンを連れてきて。
───そして英雄の剣≪Lightning sunshine Excalibur≫を、ここに。
|
[バルメロス=ラフェリオン=レイオスの剣≪Lightning sunshine Excalibur≫
其れは希望の剣 そして────血に塗れた呪いの剣
死者の念、染み込んだ命、囚われたままの呻き────其の 総て ≠ェ背負われている。 剣を引き抜けば最後、その闇に捕らわれてしまうこともまた 哀しき事実 ≠ナある。
しかし、彼の英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオスは聖の力によってその力に抗い、最期は其の身を世界へと捧げた。
雛鳥≪トレイル≫もまた、其れを振るうのなら 此の世界は────果たして。]*
(220) 2016/12/05(Mon) 11時半頃
|
大丈夫だよ、デメテル様ぁ
使える物≪殺人人形≫は、使うから
──世界樹≪総ての始まりにして終わり≫で逢おうねぇ
|
[焼却された過去は既に消え失せ、新たな未来が描かれている現在(いま)、光り輝く≪ゴールデンボンバー≫な栄光を受けるはずだった英雄バルメロスは死に、そして裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫が降る。
摂理≪PERFECT HUMAN≫が崩れた今、預言≪アカデミックスコア≫もまた書き換わる。 二つの概念を持ちながらもまた深く関連したそれが乱れるのは想定外の事態が引き起こった時だった]
無に返すことが救いなのだとしたら、………、君を救いたいと思うそれこそ無に還ることになる。 君は、逃げてるだけだ。デメテル。 バルメロスが死ん≪ZAP≫された世界で残っていたくないから、だからその世界ごと否定しているだけだ。
[呼応するように産声をあげる青い鳥>>215 予想通り飲み込まれた炎は空気に溶けいる。 吐き出された叫びは痛々しくもあるが、ひたむきに前だけを貫いていた。 だからこそ救いのない絶望的な望みに胸が締め付けられるような感覚を覚える]
(221) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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見て、いるんだろう。 見つかったか。お前の幸福の在り方を。
[女神から唯の少女と成り下がった彼女と対峙しながら、成り行きを見守る気配>>216に声をかける。 預言を全うしようと冷酷にも少女を屠ろうとする猫と、愛しい人の死を嘆き、世界の滅び≪救い≫を願う少女。
二つを天秤に掛けた時、彼の瞳にはどちらが味方として正しく映るのだろうか。 猫は一度だけ青年に視線を向けたが、すぐさま少女へと戻し]
バルメロスが救った世界を君が否定する。 それこそ約束≪ギアス≫を破ったのは君じゃないか。 あの時の誓いはそんなものじゃない。 バルメロスの救った世界で君が生きる。 それこそが約束であり誓い≪ギアス≫だったんじゃないか。
たとえ君が世界の異分子であっても、世界を呪うことなくただ生きることを望んでくれたなら───。
[続こうとした言葉は、不意に突き刺さるような左腕の痛みで途切れる。 唸りながら右腕で左腕を押さえたが、それでも止まらぬうねりと痛みに蹲る]
(222) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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これも……禁則事項か。 星の抑止力、なん、て。
[空を仰ぎ、空を睨みつけながら息を吐く。 何処かで新しく作り変えられた少女と生まれ変わった青年>>203>>210が出会いを果たす。 彼らはきっと、■■■で■■■■■するのだろうが]
やっぱりオレじゃ、君を■■ことなんて………出来ないか。
[爛れ腐り落ちた左腕を捨てて、立ち上がる。 対峙の姿勢は崩さないまま、場がどう動くのか。 それに合わせて対応をするつもりだ]*
(223) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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─何処かの隙間─
余分な芽がアンタにとってかけがえのない命だった場合も、アンタは取り除いてしまうのかい。
[過度の繁栄を防ぐ為に星の抑止力は動くのだという>>208 視界を覆い尽くす程の白が降り積もる世界。 そこに滲んで生じた黒い染み。 耳を揺らして鳴き声を上げ、猫は揶揄るように安寧が保たれた揺り籠の中で問いを重ねた]
世界は確かに保たれる。 少ない犠牲によって。 でも少ない犠牲がかけがえのない唯一無二の存在の場合、世界と其れ。 永遠の安寧を約束された揺り籠で産声をあげた白痴の子ども達は、何を選ぶかな?
(224) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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[何てことはない問いかけ。 時空の狭間での問いかけは小さな異分子≪バグ≫ すぐに可能性≪if≫として概念が確立した後、正規の世界では消え失せ、なかった事になる。 それでもこの時、其れが彼に問いかけたのは悪足掻きか。それとも。 この答えは神のみぞ知る]**
(225) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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