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ヤニク! 今日がお前の命日だ!
…ベネット
オスカレア…
[二人の同胞の名を呼んだ時。
男は、狼となって初めて『泣い』ていた。]
ああ、もし、もしも本当に待ってくれてるなら―――― …**
[ もうすぐ 狼達は出会う
まだその事は 知らないけど ]
掴ませてやるさ。
[ ――どこかで 逢った様な……? ]
…ありがとう?
[―――…それは、俺の]
【人】 店番 ソフィア―― 宮殿バルコニー・王都を一望できる場所 ―― (63) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア『あの丘は互いに領有を主張する場所。一方的に奪う事は宣戦も同義でしょう』 (64) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア『捕虜の返還を通告する事も、戦争状態にある事を認める事になりましょう』 (65) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア『お戯れもいい加減に――』 (67) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア私は待っているのです。 (68) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
『 ―― イアアァァアァアァアアンンッ!!!!!! 』
[ ―― 微かに 記憶に掛かる声。
何処かで その名前を 呼んだ様な……? ]
【人】 店番 ソフィア『女王、あなたは――?』 (70) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア――戦争をしたくないのであれば、捕虜など取らずに抗議すればよいでしょう。さすれば外交の突端は開ける。 (72) marimo 2011/07/06(Wed) 00時頃 |
[また夢を見る。
今では朽ち果てた砦が、建てられた形のまま建ちそこで、今では廃れた弓の訓練をして。
幼い頃から一緒だった幼馴染と、憧れているお姫様。
変わった格好の女性と、いつも生真面目そうな顔をした男。
目が覚めると忘れてしまっていたが、唯一覚えていたのは、服装が苦手だからという失礼にも近い理由で避けつつも、何故か不思議な会話が出来る相手。]
ムパムピス……?
[夢の中でのように、話しかけた。]
……――?
[ふと、名前を呼ばれたような気がして振り向いても、
壁の向こうに空が見えるだけだった。
今はまだ**]
―今度は 僕に 君の力を貸してくれる?
【人】 店番 ソフィア―― 緑国王都・クローバーアーチェリー ―― (129) marimo 2011/07/06(Wed) 22時頃 |
――― …待たせたな。
『まってるから――…』
[ 鮮明に聴こえた あの時の言葉に ]
[遠い昔 とても大切な約束を交わした――
白昼夢の様な、記憶に無い微睡の夢。
大切とだけ理解できる、漠然とし過ぎた夢]
[ 廻って 廻って 待って 待って 待って 漸く ]
[ あぁ その言葉で 何となく解った
僕はずっと 彼の事を待ってたんだなって ]
―― 遅過ぎだよ……馬鹿っ……!
お互い、腹は括れてるかな?
[笑いながら 意思を確かめる翠の視線も 嘗てあった様に]
【人】 店番 ソフィア―― 廃砦 ―― (156) marimo 2011/07/07(Thu) 00時半頃 |
【人】 店番 ソフィア[この場にあってもまだドレス姿なのは何の主張なのか、この女王らしからぬ非合理さではあったが] (158) marimo 2011/07/07(Thu) 00時半頃 |
――――… 『ありがとう』 待っててくれて。
――― 今度は、絶対、二人とも守ってやる。
夢、だよな。
[夢の中で、どんなに話しかけても返事のなかったことを思い出して小さく笑う。
また、話したいと。夢から覚めてもその思いだけが残っていた、相手。]
[ 狼がまた 牙を剥く必要の無い
穏やかな日を もう暫くでも長く――** ]
はは、 今更だな?
[覚悟なんて、とうの昔に出来ていたのだから。]
[確か、まだ名前も聞いてはいないような気がした。
それとも、名乗っていたのを聞き逃しただろうか。
連れている猫。
飄々とした笑顔。
じい。
しばらく眺めてみた。]
[騒ぐその様子に、呆れながらふと気付く視線。
見つめ返してみた。]
[目が合って、きょとんとした]
うーん……どこかでお会いした事がありましたっけ?
言われてみればそんな気もしますし、
違うと言えば違う気もしますね……
【人】 店番 ソフィア―― 砦の丘 ―― (218) marimo 2011/07/07(Thu) 23時半頃 |
―――― …今度は、俺が守ってやるから。
済まない―――…
[そう漏れた呟きは、かつての自分が最後まで傍に居られなかったことへの懺悔か。
其れとも、何の力も持たずに生まれ変わったことへの懺悔か。]
[聞こえて来た声にピクリと固まり。]
声、あんた、か?
[恐る恐る聞いてみた。]
パーティーですか。
赤と緑が、そんな風に自由に行き交うことができる、
いつか、そんな時代がまた来るでしょうか?
[彼らと敵ではなく隣人になる。
そんな未来を思い浮かべていた]
【人】 店番 ソフィア辰(ドラゴン)。紙を。 (229) marimo 2011/07/08(Fri) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア―― 親書内容 ―― (231) marimo 2011/07/08(Fri) 00時頃 |
……?
[再び目が合い、首を傾げた。
聴こえているのかどうかは、定かでない]
最期まで、傍にいる。
お前らの傍に、ずっと――――― **
【人】 店番 ソフィア[その後、どんな会議が繰り広げられたかは定かでない (234) marimo 2011/07/08(Fri) 00時頃 |
…有難う。
[彼の言葉に返す彼女の声は、今までに無い程、穏やかなもので。]
[目が合い首を傾げる様子に、きっと聞こえているのだろうと、確信めいたものを感じた。
否、声が聞こえていても聞こえていなくても良かった。]
あん時の約束。
守れたら良いな。
[違う服でまた逢えた。
次は、祝勝会――今は和平となった祝いのパーティー。]
何時までも、こうあれば…。
[3人で、こうしていられる幸せを、今はただ噛みしめて。**]
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