107 【飛び入り歓迎】年忘れマスカレード!2012
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えぇそうよ、兎。
[僅かに肩で息をしながら、溜息を一つ吐いて。]
・・・で、貴方の種族は、へんてこなものじゃないわよね?
Mad as a March hare…なんてね
[歌うように呟いて、返事の代わりに首を振ってみせる]
私はただの人間だよ
まあ多少……頭はおかしいかもしれないが
三日月?いいえ、満月よ。
どの道、まっとうな人間はいないのね。まぁ、自覚しているだけましかしら。
[小さく肩を竦め、薄紅の装飾を軽く揺らして]
あー? ああ、ええと、そうだな。
風狂、でも、フールでも。
[どうにも今しがた作った偽名を名乗るのは慣れず、名乗りに詰まってしまい。
それを聞いたロザリオは、先の戸惑いを忘れたようにころころ笑う。]
んだよ、笑うなヨーラ……
『菫。こっちではそう呼んで。本名を名乗らないのがルールなんでしょう、お馬鹿さん?』
[余程フールだのお馬鹿さんだのの響きが気に入ったのか、楽しげな声が答える。
紛らわしい状況になりつつあるが、声を共有するのは四人、生身の人間は三人しかいない。
説明を求められたらどうするかと、難儀さに内心深く息をついた。]
満月、ね
[見た目はどうあれ、中身はやはり少女なのだろうか?少なくとも思考の軸は人間と大差ないようだ。
言葉を交わしながら、壁から背を離し、歩み寄る]
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・・・ふん、わかってるわ。
[歩み寄る男を一瞥し、ばつの悪そうな顔でそっぽを向き。 薄紅の仮面の奥からシャンパンを認めると、大人しく受け取った。]
(97) 2012/12/21(Fri) 22時頃
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・・・ほしいわけじゃなかったんだから、これの礼は言わないわよ。
[グラスを揺らし、波紋を作りながら不貞腐れたように呟いて。]
礼が欲しいわけじゃないから構わないさ
[そう、やはり少女だ。
くく、と押し殺した笑みは、やはり伝わってしまうだろうが]
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あら、お生憎様・・・そう簡単に食べられてあげる程、月の兎は生易しくないの。
私を侵食し尽すのは、魔物の牙でも何でもなく、あの月の光だけ・・・
[去る背中に向ける笑みは、三日月。 液体で塗れ艶めいた唇が紡ぐ言葉は、シャンパンの泡のように溶けて]
そうね、満月の輝きのようなこれになら、少しくらい酔わされてあげてもいいけど。
[くつくつと笑いながら、壁に凭れかかった。]
(110) 2012/12/21(Fri) 23時頃
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そう、ならいいわ。
今だけなら、私を笑った事も許してあげる。
[不敵に微笑み、笑い返す声はどことなく軽やかに]
ふうる?
[さっぱりすっかり意味が分からない日本生まれ日本育ちの人間以外の何か]
風狂と呼ばせてもらうかの。
……うむ、こんなぱあていに赴くような奴にはぴったりの名前じゃ
[くく、と笑い]
風狂、薫、宜しく頼む。
[二人の会話には口は挟まない、きっと「お邪魔」だろう――勝手な気遣いだ]
怖い怖い
[返す声音も軽やかに]
では次があったときどんな顔で怒るのか…
楽しみにしていよう
[見方によっては、これも彼女を笑っているようで]
いいのか?こいつは薫じゃなかろう?
[その薫は風狂と常に一緒だとも知らず
浮気現場見ちゃった、みたいなノリで話しかけたり]
あら、レディを怒らせるのがお好き?いい趣味を持っていらっしゃること。
・・・あぁ、先ほど自分でおかしいって言ってたものねぇ・・・
[笑う声色に、同じく笑いを返して。ちりりと装飾は軽やかに鳴り]
だって…ね
笑顔だけじゃつまらないだろう?
[面白い少女だ。
珍妙な履物には心惹かれないが、まあ…笑顔も、悪くはない。耳元をこつ、と叩き笑い声を送る]
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・・・何かしら、これ。
[テリーヌを頬張りつつ、視線はテーブルの見慣れぬ食べ物に釘付けで。 白い粒を固めたものの上に、魚が乗っている。 よくよく考えれば人間の食べ物を食べる事はほぼないわけで。
興味に駆られ、腕を伸ばし・・・]
・・・・ッ、〜〜〜・・・・・・・っ
[盛大に、後悔した。矜持にかけて取り乱すなどという無様な真似だけは全力で避けたが。**]
(122) 2012/12/22(Sat) 00時頃
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まあ、意味はどっちもさして変わんねえよ。
おう、よろしく。
[ふうけ、すみれ、と確かめるように内心で繰り返す。
そうでもしなければ、この呼び名には慣れなさそうだ。]
いいのか、って。
これくらいは男の嗜みってやつだろ?
『この程度で目くじら立ててたら、どれだけ目があっても立て切れないわ』
[呆れ返った物言いが付けば、弱るしかなかったが。]
あら、そう。そうね。
わからなくもないわ。悲喜交々、あるから面白いのよね。
[送られる笑い声に、同じように叩き返して。
見た目の割りに食したことがなかった東洋の薬味に涙目になるのは、あとほんのもう少し後だったかもしれない。]
人間の嗜みは分からん
[無意識に小さな呟きを「声」に乗せて]
ほう。
菫は心が広い女なんじゃな
[冗談混じりに笑ったりして]
そうそう
つついた時のほうが 本当の顔が見れるだろ?
[やはりこの少女は――悪くない]
これだけのモノを集められるとは
まだ顔も見てないが、さぞかし名のある主人なんじゃろうな
[呆れたようでも感嘆のようでもある様子で息をついた]
『心が広いんじゃないわ、諦めてるのよ』
[溜め息すら聞こえてきそうな呆れ声で、ロザリオは鳴った。]
そうそう、そっちの方が面白いわ。
・・・・・っ!!!
[余裕を含んだ声で相槌を打つが、それはすぐに引き攣ったように息を呑み]
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・・・っ、嫌だわ。不快ね。最低だわ・・・っ 面白い顔って・・・それはレディに言う事ではなくてよ・・・っ?
[咽つつも、再び近寄る男を(若干涙目で)睨み据えて。 横目ではまた別の、兎基準能天気そうな青年が平然と食べているのもまた恨めしげに見て。]
なんであんた達平気なのよ・・・・っ
・・・・・・って
(160) 2012/12/22(Sat) 13時半頃
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あんたは何してんのよぉぉおおおおお!!!
[つんつん痺れる辛味も若干引いたところで漸く気を取り直して。 自分の姿でとんでもない事をやらかしてくれている悪戯妖精を見据え、傘を真っ直ぐ向けて。
怒号と共に一直線に放たれる、細い光線。]
(161) 2012/12/22(Sat) 13時半頃
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お退きなさい。そいつ、殺せない。
[口元は三日月を描きながら、しかし殺気は隠しもせずに。 先端の照準は逸らさぬまま、光を集めて。]
教育のなってない悪戯者には・・・お仕置き、しなくてはね?
[額に青筋を浮かべながら、にっこりと。**]
(169) 2012/12/22(Sat) 18時半頃
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そう、いい子ね、人間。 ・・・・・
[蹴り出された己の姿をした者を小馬鹿にしたように笑って。 だがしかし、それが上げた声に笑みは少し引き攣る。何故こうも自分だけでなく周りの人間も巻き込んで大炎上するのか。]
・・・貴方も、随分大火傷負ったわね?
[少々自分以外にも負傷者が出たことで余裕が出たのか、先ほど蹴りを見舞った男に笑いかけようとした、が]
(196) 2012/12/22(Sat) 23時頃
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・・・やっぱ殺す!!跡形もなく消してやるわ!!!
[兎だからバニーって馬鹿にしてるのかこの野郎周りもあからさまに残念な顔してんじゃねぇ。 一部の特殊性癖なら悦びそうなものだが、生憎と身体は精々14,5くらいの少女の見た目だ。 自分でもわかっている。だけに余計に腹立たしい。]
(198) 2012/12/22(Sat) 23時頃
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お黙りなさい!そもそも他人に化ける能力が一番品がないわ!!
[頭に血が上りすぎて存在そのものにケチをつけだす始末。 光線を幾つも放ちながら喚く姿は子供そのもの。 一応、これでも出力は抑えている心算だ。]
(208) 2012/12/22(Sat) 23時半頃
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・・・・・人を、からかうのが悪いのよ。
[諌められ、ぴたり、と動きを止める。さすがに無関係な者にまで牙を剥く様な大人気なさはない。 それでも悪態をつくのはやめないが。]
(209) 2012/12/22(Sat) 23時半頃
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