291 Fate/Goddamned Omen
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[声>>284が 届いた。]
ますたぁ ? のっか?
……。
いきて。 う ぅぅ ぅ ……。
[炎に染まった幼子の目に理性が戻る。 届いた祈りに、泣きそうな声が漏れる。 けれど、それは今までのように赤子がただ闇雲に泣き叫けんでいた響きのものではなくて。]
(298) 2019/02/13(Wed) 21時頃
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わたし いきてていい ?
[失くした四肢は宝具効果により炎に変わり。 本来ならば、元に戻る事はない。 けれど、令呪の命令、祈りによって。 ひき潰され炎に変わった左の腕が、焔のまま腕を形作る。]
う、のっかとも、やくそく。 ころして いきる。
[よたっと、転びそうになりながら。 炎の中に幼子は自らの足で立つ。 漆黒の塊を振り払い、両手で炎剣を掴む。*]
(299) 2019/02/13(Wed) 21時頃
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のっか。
のっか。
う、ん わたし いきるよ。かえるよ。
[指きり約束はもう一度会った時に。]
双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/13(Wed) 21時半頃
[喪うことに慣れはしない。
別れの旅、別れる運命に揉まれて、
心は枯れるどころか罅ついてゆく。
いつか、諦めもつかない最後まで、
息づく私は 生き続けていたい。
契った私の絆を 千切らずに結び続けていたい。
だから。]
ちゃんと帰ってきてくれる "わるいこ" なら、
ゆび切って また 、、抱き締めてあげるから。
まってるよ かぐちゃん。
[ああ、今日はかみさまと約束してばかり。
罰があたるなら 人の子である私に来なさい。
、、、 死んだって 生き返ってやるんだから。
そんな風に、つよく。*]
全シュメール構成員、及びラクシュマナ様、リジーさん、二人に告ぐ!
ただちに当該区域より退避せよ!!
標的の神霊に向け、インドラの矢にて迎撃する!
―― 『妾の場所は、大丈夫じゃ
フェルゼ、主も。妾の”大地”に
空飛ばぬ者があるなれば
避難させるが、よかろうて 』
[彼だけではなく、勿論
リジ―や、アルシュの通信は聞いている
……其れに返す余裕もないのは悟られないで欲しい]
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[炎と黒の向こうに人の顔>>306を見た。 此方見据える、夜色の瞳を幼子は見つめ返す。]
だめ。 ころすのだめ。
はじめて、わるいこでも。 いきて、っていってくれた。
だから、おまえたち、みんな、ころす。
[譲り合いなんて出来ないと知っている。 サーヴァントに行きてなんて本当はおかしい事も知っている。 理解したうえで、生きる為に、殺すと告げて。
褐色の髪を持つ、少年とも少女ともつかぬ。 似たようなたどたどしい口調のそのひとを、狂乱醒めた目で見つめるのだ。]
(336) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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─── ぜったい に。
[幼い声は己の熱に反して冷ややかに響く。]
(338) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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[りり、とまだ鈴音が鳴る。 粘体>>304が、玉虫色の漆黒が幼子に絡みつく。 腰に絡みつき、弱い足を掬い。 熔ける大地へと、小さな体を引きずり倒す。]
ぅぅっ ! はなせはなせ。
[炎と化した腕で、腰に纏わりつく粘体を掴む。 じゅうと音を立て、黒に火が燃え上がる。 沸騰する大地の上でもあるから、その拘束も長くは持たない筈で、すぐに抜け出すことは出来る筈だが。
──引き倒された幼子は、天を見上げて静止した。]
(340) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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[遥か上空の一点。 収束していく光>>315がある。]
…… ──── 。
[その、光の強さに気が付いて、大きく眼を見開いた。 すぐに逃げられるような速さはない。 あったとしても今は漆黒のスライムもどきに捕まっている。
目を見開いたまま、ふと、視線を天から落とし。 見つめたのは敵ふたりではなく、その先にある神都の方向。]
(342) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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─── 『 真名開放 』
[魔力の収束により。 握る炎剣の色が、青く染まっていく──。*]
(345) 2019/02/13(Wed) 22時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/13(Wed) 22時半頃
────、
[伝わるのは
浅い浅い 呼吸ひとつぶん。]
……ラクシュマナ様。
わたしの こども が そちらに。
[報告は 端的に]
今良いとこなのよ、まあ良いけど。何?
離れろ、って、一体……
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[熱風に焦げ茶けた髪が吹き上げられる。 キィィと収束する炎が赤から青へ。 そして徐々に、色を失くし白へと至る。]
…… のっか 。
[まっすぐに空の上。 此方目掛けて振ってくるであろう火を見上げ。 小さく接近するマスター>>360の名を呟く。]
(405) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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…… のっか 。
いまから、あそこ、こわす。
あぶないから、はなれてて。
なるべくとおくに。
[マスターの接近の気配にそう伝え。]
…… う 。
わたし、あとからおいかける。やくそく。
だいじょうぶ。
[声だけだけれど、にこり笑う。]
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" も " ?
[ふと聞こえた言葉>>376に、きょとんとした。]
う ? たべたら、やける。 かかさまみたいに、しぬ。
[食べた>>378、と、生んだでは多少違うだろうが。 焼ける場所が変わるだけだろう。
譲り合えない、殺し合うしかない。 殺されも、食べられる気もなかったけれど。 それでも、その忠告だけは、ただ純粋に幼子からの警告。]
(439) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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[天上の光が、強くなる。 それを前に狂気落ちた眼は、もう一人の。 苦い嫌味をいっぱいを叫ぶ、バーサーカーの少女>>390も見遣る。]
…… う 、ぎふと ?
[聞きなれない横文字。 知識と実際の意味を繋げるのに少々掛ける合間に。 少女の、言葉は、呪詛は、続いていく。]
(440) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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…… … 。
[幼子は泣きそうな目をした。 呪う>>393──焼いてしまうくらい分かっている。]
う、ぅぁぁぁっ。 そう、わたし、わるいこ。 だから、ますたぁ、きず、つける。
[知っている。知っている。 母は死んで、父は母を取り戻そうとして。 結果として地上には穢れが溢れた。]
(441) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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……。
いちど、だきしめてくれたから、それでいいの。
ますたぁ、のっか、が、いきられるようにするの。 そのために、このせかい、みんなころすの。 だって。
[幼い神にはそれしか出来ないのだから。]
(442) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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[天上の光からだろうか。 突然逃げ出すふたりにど言葉が届いていたかどうか。
じゅぅと、身体を拘束する漆黒が燃え尽きる。 ひとり残されて、ふら、ふらと、立ち上がる。]
うえ、から、まっすぐ。
[白い炎剣を天井へと向ける。 幼子の眼が見据えたのは、神都のある方向。]
(443) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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──── 真名開放 対"神"宝具
ヒノカグツチ 【火之迦具土之剣】
(444) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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[それは母なる神を殺した炎。 神さえも殺す炎。
火と鍛冶を司る神である、自身の名を冠した宝具。
それは、大火。 それは、大地より天へと吹き上がる炎。 それは、全てを焼き尽くす噴火の力。
それを、ただ一刀のもとに収束し、振るう。]
(445) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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[全てを、天上からの力の矢にぶつければ。 連発不可能とはいえ、相殺できたかもしれない。
けれど、幼子はそれを選ばない。
落ちる光にまっすぐ当てるのではなく。 遥か、遠く、神都の外郭に向け、炎を熱線と変え、放つ。]
(446) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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[落ちてきた光が炸裂>>406するのと、ほぼ同時。 光と熱と炎が混じりあうようにぶつかり合い。
──── ッ
消されきらなかった熱線一条。 途中にあるもの全てを焼き熔かしながら。 大地に炎の道を描きながら、神都の外郭一部を抉った。]
(447) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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[光に包まれたその後は
──── 観測不能 ** ]
(448) 2019/02/14(Thu) 01時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2019/02/14(Thu) 01時頃
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