人狼議事


8 DOREI品評会

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視点:


今宵も、奴隷品評会にお越し下さり、まことにありがとうございます。
僭越ではございますが、ワタクシの方から、
ゲームの解説をさせていただきますね。

さて、各々方の最初の持ち点は3000点とさせていただきます。
定刻までに、好きな商品の番号に積んで行ってください。
締め切り時は此方でお報せします。
その時点で、一番高い奴隷をお買い上げとさせていただきます。
残念ながら、他の奴隷にかけた点は持ち越せません。

一点買いか、不人気どころを数だけ集めるか。

それも全てお客様次第でございます。


点が底をついたお客様は、その時点でお帰りになっていただきます。
また、点を使い果たさずとも、興味をそそる物件がなくなり、
帰りたくなったら遠慮なく申し出て下さい。


では、ワタクシは控えておきますので、
質問があったら何なりと仰ってください。
答えられる範囲でしたら、お答えさせていただきます。**


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 01時頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 会場 舞台左袖 ――

[偽りのカソックを脱ぎ去る短いストリップショウの次に照らし出されるのは、華奢で育ちの良さそうな少年の姿。
例の藍色のテイルコートに、再び目隠しを着けさせられ、突然響いた道化の声に戸惑っているよう。
未だ状況が把握できておらず、立っているだけで精一杯といった風情。
唇には、また血が滲んでいた。
本人は、大きく「2」と書かれた札が胸元につけられていることも知らない。]

(6) 2010/04/03(Sat) 01時頃

さぁさ、見ているだけでは
その価値の半分も分からないでしょう。

どうぞ、気になる『商品』が御座いましたら、
舞台へおあがりになってください。

[道化の化粧で十字となった視線は、仮面で顔を隠したグロリアへと注がれる。]


 舞台へ?
 触ってみたくもあるけど、気性が強そうで。
 私の手には負えないかもしれないわ

 ふふ。


そういうモノには、
ちゃあんと枷がつけてありますから、
ご安心を奥様。

[帽子で大きく弧を描き、恭しい会釈をした。]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 02時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[勝者と敗者の壁。そう称したものは、実は主人と奴隷の壁だった。
それを知っても、またも視界を無粋な黒革に覆われた身では、立ち続けるだけでやっと。何度膝をつきそうになったことか。
買う? 誰が誰を? 自分が買われる?
世紀の大債務を自分の身で贖えということか。
それを悟ると、指先まで凍りついた。]

もし、誰にも買われず……気に入られなかったら……?

[それはそれで、また碌でもない結末か、何度でもこのような酔狂な場を盥回しにされるのだろう。易々と想像できて――今までの自分の楽天的すぎる展望を呪いたくなった。
それは多分視線。誰に触れられたのでなくとも。
ひっと喉の奥で音が詰まる。腕を自らを抱くように胸の前で交差させた。]

(18) 2010/04/03(Sat) 02時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 10時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[検分、という言葉が何を示すのか、少女はまだ分かっていない。
ただ、拳を関節が白くなるほど緊く緊く握り締めて耐えるだけだ。
ここには自分を守ってくれるものなんてもう、何一つない。
ぞわり、視線が這うのを感じて背筋を一度震わせた。]

(26) 2010/04/03(Sat) 10時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

ちょ……!
離せ! 僕に触るな!!

[拒絶と悲鳴。
枷のある左足以外の全てで暴れて抵抗するも、すぐに押さえこまれてしまう。
背にひやっと直線の硬いものが当たった。]

何をする……やめっ……いや、や……!

[振り回すも虚しく両手は磔刑の如く横に固定され、開脚させられる。
その一連の動きが全て見られているという恐怖と屈辱に、唇を噛み締めながらもいやいやと身を捩った。
無力を痛感する。]

(30) 2010/04/03(Sat) 11時半頃

[くいくい、と人差し指を曲げるのは、スタッフを呼ぶ仕草。
 道化が近付くと、舞台には聞こえぬよう小声で囁く。]


 ねぇ、今回の売れ残りはどうなるんだい? 
 前回来た時は…――ふふ、酷かったように記憶してる。


[くすくすと喉から笑いが零れる。
 思い出し笑い。
 最も奴隷にとって、この男に買われても酷い事には変わりないのだろうけれど]


[ちらと隣へ視線を向けた]

 ……くくっ

[思わず笑みが毀れる。
男が買ったとしても
その奴隷の末路は二通りに決まっている]


【人】 小僧 カルヴィン

はなっ……離せええぇ!

[悲痛な叫びを聞き入れる者などいない。
ガチャン、と一箇所が固定される音が響く毎に、絶望への序曲が奏でられていく。
詰る声は次第に高く、甘やかな女のそれに変わる。
文字通り手も足も出ない状況で、視界の利かない少女の感覚は、残酷に研ぎ澄まされていった。
頬に触れるのは何か。他者との接触も最小限に留めていた身には、それすらもそら恐ろしい、得体の知れないモノと感じられる。]

無礼者……! ぁ……っ

[喚けば喚くほど見る者の嗜虐心をそそるなど、少女の思考には余裕がなく。
頬をまさぐる感触から逃れるように、何度も首を振る。
その度に、銀の髪が一糸ずつ散る様も、舞台照明は克明に映していた。]

(36) 2010/04/03(Sat) 11時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[会話など耳に入れたくないのに、視界が塞がれた今はやたらと意識してしまう。
No.2というのは自分のことか。あれ、それ、と指示語で示されるものが何なのか、想像したくもない。

シャン!

鎖とは違う、鋭利な金属の擦れる音。はらはらと零れた銀糸が唇に張り付いた。漸く耳の側で鳴ったそれが、鋏なのだろうと気付く。]

やぁ……おね、が……やめて、……ん!

[首筋を辿る弾力のある何か。薔薇色に染まったうなじに触れるそれは、冷たく無慈悲に下方へ前面へと回り、瞳とお揃いの色をしたリボンタイを寛げる。はらり、解かれて首回りが自由になる感触は、余計に恐怖を加速した。]

ぃゃ! 切、らないで……見るな、触る……なぁ!

[ガチャガチャガチャ。喉も嗄れよと叫び声に、手首と固定具のぶつかる音が重なった。]

(39) 2010/04/03(Sat) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

ひぅっ……。

[耳朶に吹き込まれる声は落ち着いていて、余計に恐ろしくてならなかった。
それでも、抵抗がいくらか弱くなる。
鋏の先端が、つぅっと喉元を撫ぜるのに、それが嘘でないと分かったから。
全身に鳥肌がたち、制止を命じられても、今度はがたがたと小刻みな震えがそれを許さない。]

(41) 2010/04/03(Sat) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[声は酷薄なまでに優しく柔らかい。
ぶる、とまた一つ震えが小柄な全身に伝播してゆく。]

い……ゃ……。なに、す  りゅぅ

[ぶつ、と衣装のどこかが切り取られる音。
新たに露出する箇所がないかだけが気掛かり。
それはずっと秘めてきた自身の性別が暴露されるかも知れないという、根本を揺るがす脅威。
問う前に、咎めるように唇に何かが押し込まれた。]

……んんぅ……ん……っ

[おしゃぶりでもしていろというのか。屈辱以外のなにものでもない。舌先でそれが飾り釦のようだと理解すると、最後の抵抗とばかりに、プッと吐き出した。
唾液に塗れた金の小珠が、ころりと嬲る人物の爪先まで転がり落ちる。]

(43) 2010/04/03(Sat) 12時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 12時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 12時頃


【人】 小僧 カルヴィン

――舞台中央――

[ジョキジョキと遠慮ない裂音、風穴から滑り込む外気。
鋭く息を呑み、はらり散って端切れと化していくフリルは雪のように舞台を儚く彩る。]

な゛っ …… な、にが っ

[次におぞましい感触が、身体の数ヶ所同時に襲いくる。
微細な繊毛の如き細かな無数の足が蠢き轟き、敏感な皮膚の上を這い回り、神経を苛む。振り払おうと身悶えるも、そのくねる腰の動きすら、ねだるように卑猥に映るのだろう。]

気持ち……わ るぃ……のお、
やだ! やめて……許してッ!

[スラックスと腿の合間を進むナニカに、ぴくりとひくつく喉、噴出す汗が照明を妖しく弾いた。]

(56) 2010/04/03(Sat) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[下肢を蝕む芋虫は、淡い銀の繁茂へとさしかかり、その刺激は不快なものだけではなくなってくる。
臍の周囲で暫くとどまっていたものは、白く柔らかな肌の上で産毛を食み、やがて上目指して裂け目から絹のブラウスだったもののトンネルを潜る。掠めていった胸元では、僅かの膨らみの先の蕾が、疼きながら桜色に芽吹いていた。]

も……ぃやぁ……ぁンっ

(60) 2010/04/03(Sat) 14時半頃

小僧 カルヴィンは、黒革の隙間から、苦しい雫が一筋伝ったが、それすら小さな蟲に嘗められる凌辱。

2010/04/03(Sat) 15時頃


【人】 小僧 カルヴィン

ちがっ……、っ、
僕は、 お嬢さん……じゃ、
女じゃなっ

[精通? 処女? 芋虫の不気味な蠢きに切れ切れになった思考には意味までは浸透しない。
最早グロリアの指先も新たなイキモノとしか認識できず、ただ性別に対する言及にのみ、紛れもない少女の高い喘ぎで反発する。]

ぁ……ねが……。
これ、いゃ……だ っ

[我慢なんてできるわけがない。先ほどから必死で振る頭。銀糸の先から汗が飛び散る。
この声が一層周囲の温度を上げるようだと気付くと、必死に奥歯と下唇を噛み、高いそれを殺そうとした。]

……んっ……く そ、
気持ち よくな……んってっ……!

[それでも時折身動ぎとともに甘ったるさを孕んでしまう。
少女はそれすら、同じ奴隷の青年の劣情を煽ることは知る由もない。]

(88) 2010/04/03(Sat) 17時頃

【人】 小僧 カルヴィン

虫、だと……!?

[アイマスクの下で葡萄酒色を瞬いた。
反射的に背を反らせるが、拘束具が一際大きくジャリッと啼くだけ。
いよいよ這い上がる嫌悪感に追い詰められ、]

やめッ ……ァ、や ……!

[無様なポーズをとらされたまま、閉じぬ口から涎を垂らす。
顔面を蹂躙していた一匹が、その口腔に侵入してきた。
金釦のように吐き出そうとしても、今度は舌に口蓋にへばり付いてくる。]

(90) 2010/04/03(Sat) 17時頃

 Jade……気に入らないな。

[苛立ちの混じる低い声を漏らす。
其の言葉の意味する所を、男は誰にも話さない。
男の身分を知るのは、自身を養うヴェスパタインだけだ]


 ボクも、気に入らないなァ。

[僅かに笑い声が、消える一瞬。]


……出来るならば、今回は男が1人は欲しいですね。

[小さく零す言の葉。
女性は……と、姉の言葉は耳に入っている。
贈り物をするならば、男が良いだろう。
まぁ、彼女自身が男を落とせたなら話は別かもしれないが。
ティーカップを、再度テーブルの上に乗せ、また指先を組んだ。]

/*
中身発言OUTならすみません。
少々質問です。

オークションの仕方ですが、例えば1回のみ好きな奴隷に、囁きで入札という形ですと、後出しが有利な気がするのですが……。
あえて先に入札してRPで点数を捨てるというのも、出来ますけれども。その辺りどうお考えですか?

実際のオークションのように吊りあげ形式ですと、かけたポイント捨てなので、早期終了の可能性もあるかな、と。

当方、オークションの仕方が把握できてない感じです。
まぁ、どういう形式でも、メンバー的にどうとでも出来る気はしてますけれど。


 …… でもあれは、俺が買いたいな。

[男はちらりと隣へ視線を向ける。
買いたい、と言う其の声は客席に居るものには聞こえる大きさ]


 随分良いご身分だったようだ。
 そんな彼が元street kidに飼われる屈辱は如何程だろうね。

[続けて囁く低い声は決して隣の彼以外には届かない]

 勿論――俺は貴方の希望には、逆らわないけど?


/*
其れ含め牽制入れつつ誰が何処に入れるか予想しつつ、かと思ってみる。どうしても其れが欲しけりゃ重ねて競り合えば良いし、数揃えたいなら諦めれば良いんでないかな。


 あら?
 彼は私も欲しいのよ?

[客席に戻れば聞こえたジェレミーの声にそう返した]

 男が少ないのが難点だわ。
 女を二人買っても、仕方ないもの。
 それともジェレミー様は、男色なのかしら? それをどうとも思うわけではないけど。

[ジェレミーともう一人、その横に座る男とを見ていての感想だったが、その関係を知っているわけではない]


 おや、Jadeは人気者だね。
 ……男なら、あれは?

[グロリアの声を聞きながら
背の高い正装の男へちらと視線を向ける]

 俺は男も女も関係ないなぁ。
 丈夫で壊し甲斐のあるものが欲しいね。
 折角今回は男が幾らか増えていることだし、一つは持って帰りたいと思っているよ。


[聴こえたジェレミーの言葉に灰青を向ける。]

私個人は、No.3より金目の…
嗚呼、No.4の方が気になってますけれどね。

[これもまた、客席に居れば聴こえる大きさの声。
No.3を競るとすれば、姉だろうと、暗に示すような言の葉。

姉が席に戻ってくるのを確認すれば、微笑を持って迎えた。]

/*
同じ奴隷に入札の場合は、吊りあげ方式OKかな?
あと、序盤は1dで1人落ちだと、ことによっては村日数長くならないかなと思っていて、序盤は吊襲撃で奴隷2人落ちとかいかがですか?と提案だけしてみます。ジェレミーは回答感謝。


 男なら誰でもいいというわけではないの。
 それこそあのNo.8なら、貴方の好みに合うのではないかしら? とても丈夫に見えるわ。

 貴方がJadeと呼ぶ彼は、とても丈夫には見えないのだけれど。
 ああ、精神面なら、丈夫なのかしら。でも今はただ意地を張っている様に見えるわ。


 No4か、あれは相当手癖が悪そうだ。
 ……躾けられる自身はあるのかい?

[ちらとルーカスを見る。
それから檻へ視線を向けた]

 おや、あれは薬が回っているようだね。
 そろそろ餌を与えてみても良いかもしれないよ。

 ……いかにも餌っぽいのはNo6か、7か……

[まさか金の彼に経験が無いとは露ほども知らない]

/*
競り合いはあっていいと思いますよ。


 ふふ、俺には彼を買いたい理由が他にもあるんだよ。

[男はそれ以上を語らない]


 貴方の理由なんてどうでもいいの。
 でも、貴方の満足は得られないのではないかしら?

 それでも欲しいというのなら、奴隷に特別な感情でも抱いたのかしら。
 貴方が彼を見る目は、どこか違うもの。


 ボクは、あれは要らない。
 

[肘かけに頬杖付いた侭。
 客席同士のNo,3への会話に耳傾けつつ、
 ふん、と鼻を鳴らして見せる。]


 いらないの?
 俺か貴方が飼えればと、思ったんだけど。

 ――…なら。

[ヴェスパタインに言われ、男は頷く]

 Jadeに特別な感情があるのは、そうかもしれないね。
 俺はあれを壊したい。
 あのプライドをずたずたに引き裂いて
 地に伏したところを、ぐちゃぐちゃに潰してやりたい。
 満足が得られないのは、従順な子……かな。

 例えば下着の彼女はとても良い奴隷だけれど
 俺には物足りないみたいだ。


さて……。
何事もしてみないと判りませんけれどね。

作品として仕上げてみたい欲求はあるのですよ。
金の眼は手負いの獣のようで、インスピレーションが沸く。

[ジェレミーの視線を受けて、くっと喉を鳴らす。]

No.6を放り込むのが、精神的には一番苦痛でしょうけれどね?
お愉しみは、後か先か…―――

[No.4に与える餌を探しながら、No.3への姉とジェレミーの牽制の仕合を可笑しげに聴いた。]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 22時半頃


 ではやはり貴方には譲れないわ。
 ただ壊すだけなら、誰でもできるのよ?

 その壊す過程で、彼は舌を噛み切ってしまいそうだわ。
 プライドの高さは、思うよりも厄介だから。

[それでも視線はNo.8へとも向く。
金の目のNo.4を弟が手に入れるのならば、そちらへは興味が薄れる。
女を買っても仕方がない。女であれば使用人で事足りるのだから]


 少なくとも、今は要らない。
 最初は大人しいのが良いなァ。

 持ち点の持ちこしが無いのなら、ちょっとじっくり目に考えたいんだよねェ。
 アレを買ったら、他に手が回らなくなりそうなんだもん。

[口唇を僅かに尖らせて、ジェレミーに頷く。
 一体では満足できない、と示しながら]

 
 君が買って壊すなら、見せてもらいたいけど?


 ――では、俺と競り合えば良いよMsグロリア?
 貴女こそ……わかって居ないね、俺のやり方を。

[男は譲る気が全く無いと主張して
ルーカスの声が聞こえれば、誘いかけるように囁く]

 作品というのは、俺にはあまり……興味は無いけど。
 出来上がったらうちのと遊ばせてくれないかい?
 嗚呼、勿論他人のモノまで壊したりはしないからさ。

[蛇のような笑みを浮かべ、男は哂う]

 そうだな、随分過敏な反応をしていたし
 でも放り込んでコトに及ぶかな?
 理性が飛ぶほどには、薬の量が足りていないようだ。


[だから、できるならば番で、それが無理なら男を。
 
 譲れない、とはいったものの、まだ買うかどうかは決めかねていて、視線は舞台の奴隷たちを見やる]


 嗚呼勿論。
 ――…俺の屋敷に、貴方は出入り自由じゃないか。

[ヴェスパタインに、男は笑みを消して頷く。
もとより男の別荘は彼の持ち家なのだから]


はいはい、遅れてすみませんねぇ。
色々準備がまだ終わりきらず立て込んでまして。

[せかせかと客席まで下りてきた道化。
彼がどこに居ようと、舞台の者は気にする余裕もない様子。]

ちょっと説明補足させていただきますね。
オークションですから、値はじょじょに吊り上げていってくださって構いません。
定刻は所謂23:30です。
一回だけでなく複数にばら撒いても可ですよ。
次の布石として、他を牽制するもアリです。

売れ残りは……次回まで生かしておくのも、維持費がかかりますから。
こちらにいらっしゃる全員が好きにしていただいて構いません。
通例通りですね。前回は嬲り殺しでしたっけ。
哀れな悲鳴がとても心地悦かったですねぇ。


 ああ、有難う。

[オークションの説明をするバイヤーへ男は視線を投げる]

 入札のパスも出来るのかい?


つまるところ、3000点全部賭けると、
確実にお買い上げできますが、
その時点でお客様のお帰りも決定なわけですね。

最高点は日によって違うでしょうから、
そのあたりの駆け引きもお楽しみ下さい。

最初の方は、これまた異例ですが
同点が出れば二人同時にお買い上げもありかな、
と考えてはいますが……そこはお客様次第ですねぇ。

あ、終了間近にはコミット、という手段もあるそうですよ。


ええ、今日はどこにも賭けない、というのも有り得ますね。
全員がそれですと困りますけど。
その時点で、ワタクシめが退場となりまして、
今回の品評会はそこまで、となります。

お客様が全員お帰りいただくか、入札される奴隷が一人もいないか。
それが終了条件ですね。


おっと、今日とか何を言っているのでしょう。
定刻までに、入札が一件もない場合、でございます。失礼。


 貴方のやり方にも、興味ないわ。
 でも、貴方と争って点を早々に失くしてしまうのは、避けたいわね。
 
[男であればどうでもいい、というわけではもちろんない。
けれども、それをいうにはまだ早すぎる、とNo.8を観察する]


今回、男を落とせたら姉さんに贈ろうかと思っていたのだが。
そちらは、姉さんが良いと謂えば。

もう1人女を落とせれば良いとも思っているから、
そちらは別に出来あがったら貸し出しても良いよ。
気にいったなら買ってくれると良い。

買ってくれた後は、壊してくれても無問題だ。

[ジェレミーの囁きに、此方の事情を仄めかす。]

理性があるから、愉しい部分もあるけれどね?
多少気になる女を、他の男が嬲るのを見るのが良いか、
それともNo.4自身がするのが良いか…と悩むのを見るのも良い。

嗚呼、とりあえず、そうやって脅して
女の前で、自慰でもさせてみるかい。

[相手の蛇のような笑みと対照的に、紳士然とした表情で笑む。
しかし、その表情で云っていることは……悪趣味か。]


では、また質問があったら呼んでくださいねぇ。


 おや、興味が無いとは寂しいな。
 ……俺は貴女が奴隷にどんなコトをするのか
 見てみたいと妄想していたのに。

[グロリアをちらと見遣り
唇を歪めて薄く笑う。
説明を終えたバイヤーは最早視界に入らない]


[そして、道化の言葉に、ふむと一つ頷いて見せる。]

嗚呼、分かったよ。
説明、ご苦労…―――

[上から目線ではあるが、労いの言葉を一つ送った。]


 …作品?
 ね、作品って何だい?


[ルーカスの言葉に、興味を引かれたらしい。
 肘掛けから身を乗り出して言葉を投げる。
 さらりと髪が肩から落ちた]


 なるほど……プレゼントか。
 では女の方に期待しておくよ。

[ルーカスの言葉に男は肩を竦めた]

 ――…ふむ、成る程。
 目の前で交尾させてみるのも良いけれど
 女の前で痴態を晒すのもまた屈辱だろうね。

 流石だ、Mr

[続く言葉には、男は堪らないといった顔で笑う。
珍しく褒め言葉までつけた]


嗚呼、ヴェスパタイン殿はご承知でなかったか。

私は、奴隷の身体をカンバスにするのですよ。
タトゥーや、ピアスを施して……。
後は、まぁ、必要があれば様々な調教や教育を。
そうして一つの作品にするのを趣味にしています。

[乗り出す人に軽く説明をする。
見えた人は、もし奴隷であれば、最高のカンバスであろうに……と、思ったことは表には出さない。]


お褒めに預かり光栄だ。

[ジェレミーの褒め言葉に、唇の端をあげて見せた。
身体の脇に置いたステッキを手に取ると、早速思いつきを実行しようと、舞台に視線を向ける。]


 説明をありがとう。
 複数に点をかけても、その日は一人か二人しか買えないのでしょう?
 勿体無いわ。

[ネイサンへ声をかけて。ジェレミーからの言葉には、視線は向けず]

 趣味が合わないということよ?
 私が何をするのか、貴方に関係があって?
 貴方がする事に比べたら、きっと可愛いものだわ。

 息子に見つからなければ、だけど。

[見つかれば前のこと同じように処分されてしまうのだろうから。もっとも、そうならないよう、今度は隠すつもりでもあったが]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

[げほげほ、と気管に入りかけた異物を摘まれて咽せる。
それを救いと思うには早い。全て取り去られるでもなく、またも鎖骨の窪みから筋に沿って唾液の糸を引き移動を始める蟲。
不自由な身体と視界、縦横無尽に蟲に蹂躙される感触はあまりに予測不能で慣れるはずもなく、びくびくと過敏に身体が跳ねる。それがまた、観客の目を娯しませた。]

ぁ……はあぁ、ん……っ ん……

[食い縛る歯の合間から、あえかに濡れた声が漏れる。
じんわり、下肢を荒らしていた蟲に反応して、スラックスの一点に沁みができた。
発育不良で胸こそ薄いが、少女は順調に二次性徴は終えていて、月のものもとっくに迎えている。背が低いのも生まれつきだ。その傷つきやすそうな肢体は無意識の内に、艶めかしく火照りを帯びて、扇情的に捩られる。]

(115) 2010/04/03(Sat) 23時頃

 ――冷たいな。
 嫌われてしまったかな。

[牽制しかけたのは自身だ。
当然だろうなと思いながら、グロリアへ笑みを向けた]

 息子に?
 見つかったらどうなるんだい?


【人】 小僧 カルヴィン

[お姫様、王子様。
自らの声があがるのを堪えれば、周囲の会話が聞こえてくる。

小さい頃は、お姫様に憧れることもあった。
この地位なら、女として育てられたなら、普通に望めたかも知れない、だからこそ心の奥底に封じていた夢物語。]

……た、すけ っ ……

[一人暗闇の中で願っても、ここには手を差し伸べてくれる王子様なんていない。]

(121) 2010/04/03(Sat) 23時頃

小僧 カルヴィンは、良家の娘 グロリアの声をぼんやりと聞いている。

2010/04/03(Sat) 23時頃


 冷たいのかしら?
 貴方は言葉だけは親しげだけど、底が見えなくてもっと冷たく映るの。
 ――前に買った子は、折角いい具合に育っていたのに、壊されてしまったわ。

 嫉妬の激しい息子なのよ。
 女が欲しいのなら、同じように買えばよいのに。
 いいえ、愛を求めるのなら、買わずとも他の女性に声をかければいいのだわ。

[息子について語る口調は、どちらかといえば嫌悪を帯びて]


 おや……

[男は一度瞬く]

 俺の底はきっと海より深いのさ。
 ただ冷たいだけじゃ、無いよ。
 海底にだって火山は存在するんだ。

[それから、笑みを取り戻し]

 その壊す、というのと俺の壊す、というのを同列にされたかな。
 嫉妬なんて肝の小さな男のするものだろう?
 愛が欲しいなんて、乳離れしていない赤子のようだね。
 それなら見つからないように隠し部屋か何か作ってみてはどうかな。

[男の感情に揺らぎはもう無い]


【人】 小僧 カルヴィン

[既に閉じることを諦めていた締まりの悪い口元から、唾液が糸を引く。
外気と蟲足に撫でられた皮膚は血色良く染まり、露になった手足の細さは枷だけで手折れそうなほど。
そして、髪越しに感じる酷く柔らかな肉も、最早恐怖以外を齎すことはない。
駄々をこねるように振った髪の先が、婬らな女の乳房の先端を擦っても、意図せぬこと。
ずっと望んでいたはずだった目隠しの開放も、今の自分の状態を想像すると全く歓迎できなくて、持ち上げられ差し込む光を避けるようにぎゅっと両目を瞑った。]

(134) 2010/04/04(Sun) 00時頃

[No8の元へ向かうグロリアを見遣り
男はまだ客席から全体を眺めている]


 熱い部分もあるというの?
 どうなのかしら? 
 奴隷に対する扱いだけが、熱いのかもしれないわね。

 貴方がどのように壊すのか知らないけど。
 余り見たいものでないのは、確かね。

 あの子は、私に夢を見ているだけだわ。歳の離れた男の後妻に納まった貴族の娘。
 男というのはどうして、ああも自分のいいように考えてしまうのかしらね。

[客席から離れる際、ジェレミーから掛けられた言葉に返して]


 身の上話を貰えるくらいには
 気を許されたと思っておくよ。

[離れていくグロリアの背を見ながら呟き]

 ……さて。
 どちらをもってくるか。

[どうやら自らおんなになる道を選んだ翡翠を見ている]

 しかし、あれのペニスは使い物になるのかな。

[心底疑問に思った様子で呟いた]


【人】 小僧 カルヴィン

取るなら、まず蟲を……っ!

[懇願が聞き入れられることはないと分かっても、口にせずにはおれない。
銀細工のような睫毛はまだ、葡萄酒色の空に帳を下ろしたまま。
淡く色づく肢体に群がる蛍光緑の幼虫を、その視界に入れるまいと横向けば、鼻先が柔らかな脂肪の塊に埋もれた。]

(139) 2010/04/04(Sun) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[薄い目蓋の上から光が降り注ぐのが分かる。
――眩しくてたまらない。
意地でも目は開けず、眦を僅か濡らしながら、はぁと苦しげな吐息一つ漏らした後は唇までも緊く結ぶ。]

……っ!

[自分が見ずとも見られている。増して今は、着衣が無残に切り刻まれた酷い格好で。
一層頬に刷かれた朱が濃さを増した。
顎先を舐めゆく優しい仕草さえ、今の少女には這う芋虫と大差ない。]

(144) 2010/04/04(Sun) 00時半頃

[での問いかけの答えを求めるように、
灰青を残る3人、ヨアヒムも入れれば4人かに、向ける。

バイヤーが、売れ残りに関して漏らしてしまったことには、ルーカス自身は特になんとも思っていないようだ。

――今回は、それを材料に愉しめば良いでないですか?

そう云いたそうな笑みを浮かべてさえいる。]


[ルーカスが舞台側から向けてくる視線に
男は隣をちらと見遣った]

 ――…

[どうする、と問うように。
彼の意思に沿う心算を見せた]


[男としては――――

 希望を与えて更に其れを壊すのが
 好みではあるのだけれど]


ああ、スミマセン。つい口が滑りました。
ああああああ、縫い付けないでくださいよ、どうか!

[哀れに慈悲を乞う道化。]

なんだか、お客様と、準備のむくつけき彼らを混同しているようですが、
お客様の興味もそそれないような欠陥品は、
実際彼らに「好きにしていい」と放置されることも
ままありますしねぇ。

誤解は解かない方が面白そうでしょうか。
口は噤んでおきますよ。


[ルーカスが向けた視線にはご自由に、との視線を向けた。
酷い弟ではあるが、結局のところ姉弟だ。姉である自分が嫌うような提案はしない、とわかっている]


[ルーカスが持ち出したのは

『金目の彼が自慰をしてる間』だけの約束。

それが済んで直後に、彼らが何をしても止めることは無い。
希望を壊すのが後か、先かの差か…――。

謝罪をする道化には、少し灰青を向け、肩をすくめて見せた。]


 御前の口を縫い付けたりはしないよ。
 大丈夫、俺は他人のモノには傷をつけない。

[道化に男は哂ってみせる]

 ――…一緒にされるのは心外だが
 まあ、あれらにとっては似たようなものなんだろうね。

[客席からのんびりと、全体を見ながら呟いた。
ルーカスの方ではどうやら青年が異国の女のヒーローになるらしい。
片方だけを買って引き離してやろうかと思いもしつつ
ひとつ溜息を吐く]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

[堪えた。かれこれ十分以上は堪えていた。
それでも、堪えきれずにゆっくりゆっくり、目蓋を持ち上げて即座に後悔する。]

……こっ……な、
なんでも、するっ……から、

……これッ!

[取って欲しい、と。
まずは一番身近なツィーへ、そして一番信頼していた金髪の姉弟へと縋るような視線を投げる。
ひくり、また蟲が見えない翳りで敏感な箇所を通過し、腰を揺らめかせながら。]

(156) 2010/04/04(Sun) 01時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[眼下に飛び込んできたのは、暗い観客席。
大勢でなかったことにほっとしたが、衆目を浴びながら痴態を曝していることに変わりはない。
視界を取り戻して収まるはずだった屈辱は、それを更に凌駕する羞恥と嫌悪に塗り替えられた。
そして、舞台には同じように人間の尊厳もなくいいように遊ばれる者たちの姿も見受けられて。]

……るってる、狂ってる……。

[開いた眼はもう閉じられなくなってしまった。
全ての光景がショッキングで、網膜に嫉きついて離れない。
顎を引けば、正に胸の先端で嫌らしい蛍光色の蟲がうごうごと幾多の足で擽っていくところで、]

ッんぅ――!!

[喉を反らせて高く啼いた。]

(162) 2010/04/04(Sun) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[どちらもお断りだ、と叫びたかったのは言うまでもない。
グロリアですらあの調子で、その弟は姉に頼めと謂う。]

こんな、の……は、 いや だっ

[じゃあ何ならいいのか、と問われてもこの場に少女が望むものなどあるはずがなかった。
緩まぬ拘束、無理矢理広げられた脚の付け根に、のったりした動きで蟲が纏わり、小さな窄まりの入り口までさしかかっている。
半狂乱になりそうなのを何とか抑え、葡萄酒を絞ったように眸を潤ませながら、喘ぐ。]

(174) 2010/04/04(Sun) 01時半頃

小僧 カルヴィンは、だめもとで、ヴェスパタインとその知り合いも滲んだ視野で探した。

2010/04/04(Sun) 02時頃


【人】 小僧 カルヴィン

お前、早くっ……こいつら、を……

どうにかして、くれ!

[全く立場の分かっていない開脚磔刑の少女は、近づいた人影を碌に確認もせずに頼み込んだ(つもり)]

(179) 2010/04/04(Sun) 02時頃

 No3は

 俺が飼い殺してやるよ


[宣言にも似た呟きは、舞台までは届かない。
低い声は心底冷えたものだった]


【人】 小僧 カルヴィン

[排泄にしか使われることのない器官に潜り込もうとする動き。
最早腰の動きは、抵んでいるのか誘っているのか怪しいところ。]

んなっ、とこ……見なぃ、 っで

[婦人が、今最も少女を嘖む、毒々しいまでの緑の幼虫を発見したらしい。
そこは、乳白色の皮膚から地続きではあるが、秘めるべき箇所。
腰から臀部を拈る、捻る。]

(191) 2010/04/04(Sun) 02時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[グロリアに促がされるまま、ちらり、横目に偉そうな異国の男のストリップショウを窺う。
確かに、泰然と構えた女性は全裸であるのに、今や彼の召使のようで――用意された衣装は自分が憧れるようなドレスであったが――その態は少し頼もしくも映った。]

……んな、野蛮な姿、でっ……、
楽に、なんて……。

[長年培ってきた矜持というものがある。
No.5をぶら提げた女とは、生まれも育ちも違いすぎる。
それでも、霞がかった思考は淫毒にでも中てられたように、次第に麻痺してきていた。
そうだ、嫌がるから悦ぶんだ、あいつらは。
けれど、悦ばせなかった者の末路は?]

気持ち……悪い、だけだ。欲しくなん、て、

[感じてなどいない、と必死に否定する。
最早、女と対比されても性別を詐称することは諦めていた。]

っ ない

[柔らかな茂みを掻き分けていった、指先に対しても。]

(197) 2010/04/04(Sun) 02時半頃

 壊さないんだ?

[聞こえた囁きに、意外そうな声。
 否、むしろ不思議そうに聞こえたかもしれない**]


 壊すのは、止めたよ。
 飼い殺しに……
 いっそ壊れたほうが幸せだと思えるような生活をさせたいね。


 地獄を見せてあげるよ。

[男は舞台へ向かう前に、低い声を落としていった]


【人】 小僧 カルヴィン

[見えなかった分感度が増したのだろうとは、分かっていても言いたくない。
一番厄介なものは取り除かれたが、他の蟲はまだ背を、脇を、皮膚を傷つけぬようざわざわと移動している。こみ上げるものはまだ、快楽より吐き気が強い。
グロリアの指先からは、素早く視線を逸らせた。
自分が一番分かっている。銀灰の繁茂が粘性の夜露を宿してしまっていること。]

あの、子……? ……あ っ

[問うのも、その先の「壊す」を知りたくなかったせいかも知れない。
こんな狂乱の宴に置き去りにされていたら、自分が壊れるのも時間の問題な気がしていたが。
放り投げられた芋虫の軌跡も追わず、ただ顎を鎖骨につけるようにして身体を小刻みに震わせていた。
時折、堪えるような溜息を零しながら。]

(209) 2010/04/04(Sun) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[ライトは容赦なく、襤褸布を巻きつけただけのような衣服の残骸から覗く火照った肌と、飾りと言うには悪質で淫猥な緑がちらちらと見え隠れする様まで克明に映し出す。
濡れた箇所を恥じるように両膝を合わせようともぞもぞ動くも、固定された足首は無用な痣を増やしていくだけ。
グロリアへ向ける目線は、救済を求める嘆願と敵意が綯交ぜになっていた。]

(214) 2010/04/04(Sun) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

幸せ?

[どこが、と弓形に背を反らせながら吐き捨てる。傾斜のついた寝台で、華奢な身体はまだ小さく跳ねるものの、必死で堪えていた。
長時間不愉快な遊戯に付き合わされている躰が、慣れることはない。視界にあの緑の不気味な生物を入れると、今はまだ唇を血塗れにするだけで済んでいるが、舌を噛み切りたくなる。]

愉しませる つもりなんっ――て、毛頭ない、

[耳裏から、髪の合間に旅立つモノ、鎖骨を寝床に何度も往復するモノ、背筋から肩甲骨を這い上がるモノ。性感帯も関係なしに蹂躙され、休憩もなくくたりと項垂れる首、疲労が重なり意識は*ぼやけかける。*]

(219) 2010/04/04(Sun) 03時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/04(Sun) 03時半頃


[男は客席で考え込む様子]

 ――定刻に一番高い奴隷がお買い上げ
 その他にかけた点は持ち越し不可……
 値を吊り上げるのは構わない、か。

[一つ悩んでいたのは、翡翠の件。
競り合いになるなら一点買いにしても良いとすら思いつつも、
どうせなら嫌がる女との性行をさせてやりたい。
そうなれば二点買って帰るのがベターなのだ。
家に置いてある遊び道具でも事足りなくは無いけれど]

 最初のほうは同点が出れば二人同時もあり、だったかな
 なら最高点に合わせて賭けるのも一つの手だね。
 定刻は――まだ時間があるようだ。

[ちらと時計へ視線を向ける。
ショーはまだ終わりが見えない*]


……女性の客が混じる時は、
次からもう少し男奴隷を増やすと良いかもしれませんね。

[何がジェレミーの癪に障ったのか、No.3に対する言の葉に、彼が居なくなってから、実際困ってはいないのだが、困ったという風に呟いて見せた。

ジェレミーとヴェスパタインの会話から、彼らの方向性は自ずと知れる。
姉はどうやらNo.3が気になっているようであったから、よほどその方向性に異を唱えそうであると思えば、案の定時折そのような言の葉が耳に届いた。]

さてさて…――

[けれど、弟はNo.3に関しては口を挟まない。
始まった犬プレイやら、バイブプレイやらを、唇に上品な笑みを浮かべて見やるのだった*]


― 客席 ―
[男はルーカスに向けて
低めのバリトンで囁いた]

 それに、舞台の男の数がただでさえ少ないんだ。
 男同士絡めると、折角のペニスを無駄にすることになるよ?

 ほら、あぶれた娘がものほしそうだ。

[ちらと視線を流した先には、No1にNo7]


[ジェレミーの言い様に、ルーカスは灰青を細めた。
ゆるりと立ち上がり、ジェレミーの耳元で囁く。]

――まるで、もうNo.3競り落としたかのようだね。
あれは、姉さんも気に入っているようだから、
あまり独断が過ぎるとよくないよ。

[言葉に対して、詰るではない口調。]

まぁ、私も、人のことは云えないけれど、ね?

[カンバスとして興味をそそられている対象は分かりやすかろう。
それを告げる意味は……―――。

客席でも、駆け引きは既に始まっているのだ。
乗るかそるかは、ジェレミー次第だが……さて。
ルーカスは直ぐに、席に戻って何食わぬ顔を浮かべた*]


 おや、一点買いになれば競りもなにも無いだろう?
 どうにもいまの所
 他に俺が手をかけたい物件は見当たらないしね。

[近くで囁かれた声に男はくすりと哂う。
自らの方針は既にほぼ固まりつつあった]

 Mrルーカス、貴方もお買い上げとなるのは一つだけかい?
 それともあれは番で飼うのかな。

[一部始終を見ていれば彼の興味の先はわかりやすい。
低い声で囁き、席に戻る彼の背を一度
細められた瞳が蛇のように追った]


[ジェレミーの言葉に可笑しそうな笑い声を漏らす]

 その折角のペニスを無駄にしようとしているのはどちら様かしら?
 ――ああ。ルカ、いいのよ。女性に対してたたないのじゃ買っても意味ないもの。
 少し興が削がれたわ。

 もし貴方があの場にいたらどんな顔をしていたのかしら?

[ジェレミーに笑みと共に視線を送ってまた舞台を見た]


[ルーカスが態々近くまできて囁く牽制の会話は
グロリアには聞こえなかった筈。
男が囁いた声はしかしどうやら届いてしまっていたようだ]

 無駄にしている心算は無いがね。
 No4のほうなら無駄にしたのは貴女の弟じゃないかい?

[爬虫類に似た笑みは矢張りそのまま
肩を竦めて舞台へ視線を戻す]


 ルカが買うのなら貸して貰えるもの。
 それは無駄とは言わないわ。
 ――ほんと。男の選択肢が少ないわ。

[大きく溜め息をついた。
男の視線は気にした風もなく笑みを作ったまま、扇子で緩く扇いだ]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

[中年の太い指が全身をまさぐっている。
そんな、最悪の感触で一瞬遠くへやっていた意識が戻ってきた。
絶頂を迎えたわけではなく、純粋なる不快感から。
覚醒しても、指が蟲に変わるだけで、与えられる刺激は変わらない。
対になっているくせにばらばらに動く足の微細な蠕動は、それよりも性質が悪かった。]

……ぁ……。

[このまま覚めねばよかったのに。
けれど、熱を中途半端に持て余した身体に容赦なく浴びせられそうな冷水の量は度を越していた。
手術台から亡羊と眺めやる水槽には、半ばまで水が溜まっていた。
下方からの色取り取りの照明で照らされた水面は、御伽噺のように幻想的に、それ故に悪辣に、光の粒子を反射していた。
まさかそこに自分が突っ込んでシルクドソレイユ擬いをさせられるとは知らぬまま。]

(269) 2010/04/04(Sun) 17時半頃

 そりゃ貴女が使えるか使えないか、って意味でなら
 Mrルーカス以外が買うのは無駄だろうけど。
 別にうちに遊びに来てもらっても良いんだよ?
 同じ趣味を持つ”仲間”じゃない。

[肩を竦めたまま、そう告げる]

 雌も一匹手に入れておきたかったが
 ……選択肢が少ないなぁ。

[舞台を見遣り、すっかりセット扱いになっている檻から視線を外す。
残る面々を見る表情に少し眉を寄せて]


おやおや…―――

[内緒ごとは、あっけなく露呈する。
姉を謀ろうとした後ろめたさは、弟にはない。

もはや、声を潜める必要性がなければ、さらっと駆け引きを持ちかける。]

まぁ、どちらかと謂えば、男の方が欲しいな。
姉さんに贈り物とも出来るしね。

でも、早々に男2人落としたら、それこそ棒が足りなくならないか。
遊ぶには、先に女の方を落とした方が、女を盾に、金目の彼をいたぶれると思っているのだけれど。

[若干のフェイクを入れながら、言の葉を紡ぐ。
2人いた方が、互いを盾に作品に仕上げやすいとは、思っているが。
そして、最終的に離れ離れにさせるという、愉しみもある。

まぁ、落とせなかったら、それはそれだと思っている。]


 No4を苦しめるだけならNo6を目の前で犯すのもいいけど
 そうだね、どちらかが先に買われたら残ったほうは不安かもしれないな。
 ――しかし、どうやってこんな短期間に奴隷同士がおかしな関係になっているのやら。

 ま、どちらを先に落とすかどうかは、Mrのしたいようにすれば良いんじゃないかな。

 そういえばNo4をそのままMsグロリアに譲るって選択肢はないのかい。
 No6だけ買えば離れ離れ。
 それもまた楽しめそうだとも思うけど。

[欠伸をかみ殺しつつ]

 俺は、舞台に飽いたらアレを持って帰るつもりだ。
 もち点が平等なのは、ある意味有難いね。

[指差すのは矢張り翡翠]


さあ、世の中には一目ぼれというものもあるらしいですし。
吊り橋効果というのもあるのではないですか?

私の好みを通しても良いなら、目の前で犯すのはもう少し後にしたいのですよね――ほら、私自身で愉しみたい、とかね?

[ジェレミーの言葉に、苦笑いを浮かべる。]

姉さんに譲ったら、作品には出来ないではないですか。
あの金の眼に生える、タトゥーを彫ってみたい。
それに、2人買えるならば、時間をかけてじわりと精神的にいたぶる方が、これも私の好みなのですよ。

[本音と冗談が複雑に折り重なった言葉を紡ぎ終えると、指先で問う初を撫でつける仕草を一つ。手の内を明かし過ぎな気もするが、思い通りに行かずとも、傷む腹はあまりなかった。]


 ふぅん。

[男が時折つく溜息はヴェスパタインの仕草に少し似せている。
ただ、容貌の差が其の印象を薄くするのだけれど]

 ――…嗚呼、そういえば聞いた事があったっけ。
 タトゥーの趣味は無かったが、No6の背に蝶でも舞わせたら
 映えるかもしれないな。

[挑んでくる金の目は悪くは無いが
茶番劇ですっかり醒めてしまった。
頭髪を撫で付けるルーカスの仕草を一瞥し、男は首を振る]

 さて、ね。
 上手くいくことを祈っておくよ?


 鰻なら、細くて小さいのを選んでさ。
 入った所で、頭切っちゃおうよ。
 きっと奥の奥まで入って行っちゃうからサ、それをNo,4に取らせるってのはどう?


[ただ鰻に攻めさせるのは、見飽きたからさァ、
 客席に提案を投げてみる。]


 くっ……はは
 それは愉しそうだ。

 太いのを絡めるだけが楽しみ方じゃない、か。
 
[提案に一度瞬いた。
当然男が彼の提案を否定することなど有り得ない]


 傷つけちゃいけないから、勿論素手でね?


[くすくす笑いながらも男の視線は舞台上。
いまだ自分が上がる事はせず、品定めを続けて居る。]


 No,1は欲しいな。
 あそこまで仕込まれたモノの、ギリギリが知りたいよ。
 恐怖が理性を超える瞬間、をさ。

 …あ、まだ持ち点があったら買った奴隷を傍に置いてみてても良いんだよねぇ?

[ふと、道化に言葉を投げる。
 陶器を埋める白濁した酒精が、香りを広げた。]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/04(Sun) 19時頃


 素手のほうがよほど広がるの知ってる癖に。

[手を出す程のものがみつから無い今、男もまた客席に座ったまま。
隣の声に低い音で笑み零し、其れから犬に成り下がっている舞台上の女をちらりと見る]

 躾済みのアレの限界ねぇ……
 俺は従順な子が欲しいわけではないけれど
 其れは、少し見てみたいかもしれないな。

[続いた道化への問いには、そういえばと意識を向ける]

 傍に置いて見物していてもいいだろうし
 先に帰らせておいて、屋敷で準備させておくのもありかな。

 だろう?


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

[蟲の責め苦はまだ続く。
その裏で、もっと悲惨な話し合いが為されているとは知らず。
全身にびっしりかいた汗を、掬うように広げるように這う芋虫たち。
この身のどこにも、彼らの餌食とならなかった箇所は秘所以外ないような。
そしてまた一匹、孔を探して耳内にゆっくりと歩を進める。]

んぁっ……も、……ぁ、

[胃がひくりと痙攣し、先ほどルーカスの部屋で振舞われたものが食道まで迫り上がってくる。えづきと吐瀉感を堪え、薄い目蓋がひくひくと痙攣した。]

(282) 2010/04/04(Sun) 19時半頃

 広げるかどうかはNo,4次第じゃない?
 きっと大事に大事に、扱ってくれると思うよ?


[くすくす笑いと共に、檻の中の金の眼の男を見る。
 それからNo,2やNo,7にも視線だけ流し]


 買った奴隷を手元に置いてさ、大事にしてる風を見せてあげたら少しは態度も変わるかなァって思ってさ。
 No,5も逆らう様子は見せてないけど、暴れてボクに傷でもつけられちゃ困るし。


【人】 小僧 カルヴィン

足りない、のは……普通の服だ。
こんな蟲、余計だ。

[いつぞやのグロリアの指摘通り、嫌悪感が優れど快楽の芽もないわけではない。
それでも、陶酔以外の感情で潤む葡萄酒色の瞳で、キッと問いの主を睨み返す。
あの、香を纏った男――会話からヴェスパタインという名だと知っていたはずなのに、香いの方が遥かに印象が強い――には、この場の誰より畏怖に似た感情を抱いているのに。]

それにっ……ぅ
僕はNo.2なんて名前 に、なったおぼえ……は、な い

(286) 2010/04/04(Sun) 19時半頃

 大事に大事に?
 くくっ……そんなにゆっくりしてると
 奥の部屋まで入っちゃうんじゃないかい。

[ヴェスパタインの声を聞きながら
No3から5と主に態度の悪い者達を見遣る]

 ――…そうだね。
 No5は、この場に居て
 自分の立場をわかった上であの態度だろう?
 寝首でもかかれそうで恐ろしいね。

 そんな簡単に変わるかな。


【人】 小僧 カルヴィン

[何故自分がこんな屈辱を。
あちらのはずなのに。
あちら側の人間だったはずなのに。
悪趣味ではないが、人を顎で使い命令し慣れた人種。

胸中にどす黒い感情が墨を落とす。]

それ、は……っ

[一刻も早く、この気持ち悪い蟲とおさらばしたかったからだ。
噛んだ唇からまた一筋の紅が伝った。頤は涎と血でべたべたなのに、それを拭う術もない。]



……着替えの服を……見てから、なら。

[異国の男のように、女装を嫌ってか。
それでも、華やかなドレスには心踊る少女の複雑な心境。
睨む双眸の鋭さは変わらぬまま。ツィーのような着ている方が恥ずかしい衣装は、自分は似合わないし着たくはないと考えていた。
手が自由になった途端、耳孔と臍周囲を蠢く芋虫を払い捨てた。]

(288) 2010/04/04(Sun) 20時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[今迄自分に散々恥ずかしい声を上げさせていた蟲たちを、遠慮なく革靴の底で踏み潰す。
ぶじゅりと嫌な感触と供に、汚らしい粘性の液が床を汚した。
葡萄酒色には、子供が虫けらに向ける独特の昏い翳。
久方ぶりに地に降り立つと、切り込みの入った服でまずは比較的無事な下半身を覆った。
少年としての生活が長かったせいか、胸部に関する羞恥は低い。
貧弱なそこにコンプレックスはあったけれど、男装に便利だったのは否めない。
そもそも、貴族が使用人以外の者に素肌を見せるなど、滅多なことではない屈辱に違いはないのだった。]

(289) 2010/04/04(Sun) 20時頃

小僧 カルヴィンは、良家の息子 ルーカスの方を一瞥し、背を向けた。

2010/04/04(Sun) 20時頃


図案はまだ確定ではないが、和彫りというのに挑戦してみたくあるよ。

[ジェレミーの言葉に、薄く笑う。

ルーカスが話を広げる発端にもなったのだが、ジェレミーとヴェスパタインの間で交わされる鰻の話題には、僅かに整えた眉をあげた。

パシリ――手の裡でステッキの先を慣らす。]

……一応、私の好みは云ってあるのだけれどね。
まぁ、買いあげるまでは客は皆平等だ。
No.6にそれをするなら、No.3にも私が思うように、手を出しても良いということと取って良いかな?

[表情は微笑のまま、灰青が冷えた。]

傷の残りそうなエグイことは、買った後にしてくれると助かる。

[自分もあまり云えた口ではないが。
一先ず、買う気があると示しているそれ以外に、鰻の頭をする気ならば、それ以上は口出しはしない心算。]


 寝首かかれちゃ怖いねェ。
 
[ちっとも怖そうに聞こえない声色で、
 ジェレミーの言葉に頷いた。]
 
 真っ暗な狭い部屋に、メトロノーム置いて
 3日くらい放置したい気はするんだよねぇ。


[ルーカスの言葉に、向ける顔は笑顔。]


 ええ、傷が残らないように、って考えた事なのにィ。
 そっか、買うまで初めては残しておけって事かなァ?

[鰻は初めてにならないんじゃないかなぁ、なんて不満げに少しばかり口を尖らせながらも、変に敵対する気はないから、とひらりと手を振って見せた。]


 うん?
 やだな、ここで刺青彫ったりはしないよ。

[ルーカスの言葉に褐色を向けた]

 No3に強くやりたいことがあるならやればいいんじゃない?
 別にあれは未だ俺のモノじゃないしね。
 檻が暇そうなら俺はそっちで遊ぼうかな。

[思うように手を出してもと言うのに、男は別段拒絶を示さない]
 え……タトゥーじゃなくてウナギの話かい?
 そりゃ提案したのは俺じゃないだろ。
 まあ傷は残らないと思うけど
 ……嗚呼こころの傷なら残るかな?
 
[流石に売れる前の商品に男は本気で遊びはしていない。
ヴェスパタインの提案も大した事のように思えないのだった]


 窓も何も無い部屋にメトロノームの音だけ、か。
 気が狂うな、それは。

[ある種傷つけられるよりよほど精神を蝕むだろう。
隣から聞こえる提案に、男は肩を揺らして笑う。
頬に濃い金髪が流れ、鬱陶しそうに指先で払った]

 No5はストレートに虐めるより、そっち系のほうが
 効くかもしれないね。


【人】 小僧 カルヴィン

ッ……

[襤褸キレを掻き合わせるようにして舞台上に踞った少女は、華奢な肩を震わせながら、先ほどからずっとヴェスパタインを睨み据えている。]

…………分かった、    何でも 着る

[今更男装だろうが女装だろうが意に解さない。
彼らは想像を絶するようなものを持ち出しそうではあるけれど。
示されたのは、芋虫とは比べ物にならないほど巨大な生き物。
細く長く、てかる鱗がこの場では妖しく映える蛇だった。
その轟く様の不気味なこと、蟲の感触を思い出し、またそれ以上だろうことが容易に予測できて、身を縮めて震わせた。]

あれ、よりは……なんでも、着るっ
だからぁ……

[もうあんなのは御免だと、眉を蹙めてぶるぶると顔を振った。]

(291) 2010/04/04(Sun) 20時半頃

小僧 カルヴィンは、紐 ジェレミーに、泣いてなんてない、と反論しながら痣の残る手首で目頭を擦った。

2010/04/04(Sun) 20時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

……新しい衣装を、
用意して貰えるんだろうな。

[最後にもう一度、確かめるように墨と銀の溶けた髪をした男に問うて。
自らの着衣に、手をかけた。

俯いて自らの、最早貴族とは思えぬ陵辱の後の有様にくらくらする。
アイマスクはないのに、目を閉じた。
風呂場だと思えば、大差ない。そう言い聞かせながら。
それでも、手が酷く鈍重なのは、自分で服を着脱することに慣れていないためと、やはり恥辱からだ。]

……  っくそ

[悪態を一つつくと、汗を吸ってしっとり張り付く布を、手元のカフスから順に外していく。
逡巡と作業を何度も繰り返し、耳先まで真っ赤にしながら藍色だったテイルコートとブラウスを諸共に脱ぎ去った。
ぱさり、じゃらり、装飾過多な貴族の御曹司の衣装が足元で鎖と合唱する。
ブレードとメッシュの入ってしまったスラックスの鈕を外す時が、一番時間がかかった。
性別を偽る以上、この先は誰にも見せてはならなかったから。]

(295) 2010/04/04(Sun) 21時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[白いながら、男性では有り得ないささやかに柔らかな曲線を描く胸元。その先で、半端に煽られキュッと窄まった桜の芽が小さく震える。
一度気を失って冷めかけたはずの身体が、好奇の視線を浴びて再び淡い熱を帯びた。
底にどす黒い粘液のこびり付いた靴を乱暴に脱ぎ捨て、はぁ、と嘆息。
スラックスを引き下ろす手は遅々として進まず、桃尻の割れ目が半分見えたあたりで、完全に動きを止めてしまう。]

っ ……ぅ ……や……。

[もじもじと、内股を擦り合わせた。]

(296) 2010/04/04(Sun) 21時頃

小僧 カルヴィンは、堂々としていられず、肩を丸め身を小さく縮めている。

2010/04/04(Sun) 21時頃


【人】 小僧 カルヴィン

……!

[たまたま、ちらりと周囲の様子を窺うように半眼に目を開いた時、黄金色したそれとかちあった。
かぁーっ、と茹でたように全身にカッカと血が巡る。
彼が、強要されて自慰に没頭していた時も、何度かうっかり見ては目を逸らしていたのだけれど。

ふるふると、子犬のように全身を震わせる。
悔しさでなく羞恥からくるそれは、観客に生娘だと知らせるには十分過ぎた。]

見ない、で……っ

[肢体を隠すような長い髪も有していない。
にやにや笑う客席の視線より、惨めな身を熱くさせる。
彼が、自分を子供のように思っていることは知らない(これでもローティーンだ)
ただ、No4の札をつけられた彼が自分の王子様でないことは、どことなく理解はしていたけれど。

何故。
彼の眼が殊更に気になるのか。]

(303) 2010/04/04(Sun) 21時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[局部を小さな両手で必死に隠しながら、スラックスの片足を抜く。
スリットのように入ったラインからひらりと捲れ上がれば、慌てて押さえつけ、その場にへたりと座り込んだ。
違いを認めるのが恐かった、見せ付けられるのが嫌だった。
なけなしの虚勢を張っても、自分が所詮か弱い少女でしかない現実を認めてしまったなら、No.7の彼女のように泣き暮れて二度と立ち上がれなくなりそうで。]

ふぅ…… んンッ

[もう一つ認めたくないのは、スラックスの染みが伝えてくる、蟲攻めにも僅かながら、身体の奥から蕩けるように甘露が滲みだしてきたこと。]

(304) 2010/04/04(Sun) 21時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/04(Sun) 21時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[片膝を抱えて座ったまま、手を伸ばしてもう片足を脱ぎ去る。
男物の下穿きの股間が濃く湿っているのを隠しながら、]

全裸になる必要はないだろう。
……着替え、を……。

[早く、と身体は熱いのにカタカタと鳥肌をたて身を震わせながら乞う。
乳白色の肢体には足枷と腕の縛り跡以外に瑕はなく、蝋のような滑らかさ。内側から微かな熱で燈る朱は、すり硝子越しのランプに近い。
身体の奥底に熱を抱えた少女は、ヌードモデルのポーズのように三角に畳んだ膝を抱くようにして、鼻先までを埋めている。
力なく眉を垂らし恥じらう表情は、最早女であることを隠していない。]

(312) 2010/04/04(Sun) 21時半頃

[一度冷えた灰青は、ふっと常に戻る。]

駆け引きはあれど、買い取るまでは皆平等だ。
私の都合のみを押し付ける気はないよ。

[No.3への提案を退けた風に見えたジェレミーから、そうでないという言葉がもらえれば、小さく肩を竦めた。]

まぁ、出来るだけ、傷をつけたくないというのはあるけれどね。
慣れぬものが扱ったら、陰部のタトゥー入れる部分に傷が付く可能性が高いと思った故に、失礼した。
愉しいと思うのなら、鰻を突きいれるのも構わないよ。

――心の傷(トラウマ)は、つける方が好ましいな。

[メトロノームの話題に、唇の端を持ち上げた。]


[ヨアヒムを挟んで喋る二人の声を聞いていた。鰻を、と聞けば馬鹿らしいと首を振る]

 ええ、確かに、ぬるいと思いますわ。
 でもここはあくまでもまだ舞台。
 好きにできる範囲は全員の同意があってからではなくて?

[二人を見やる視線はやはり笑み]


 NGは身体への傷だけだからね。

[未だ息を整えられず、時折思い出したように笑いつつ
ルーカスのほうへ視線を向ける]

 傷を付けたくないなら、使うかい?
 直腸から入れてやれば一発で効くよ。

[手にした白濁酒の瓶を振ってみせた]


小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインとジェレミーの爆笑に、ビクッと反射的にそちらを向いた。

2010/04/04(Sun) 22時頃


 ボクらが大丈夫だろうと思う事が、
 他にはそうじゃないって事は初めてじゃないからね。
 
 お気に召さない提案だったなら、
 謝らないけど却下してくれるのは構わないよ。
 同意があってこそは判ってる心算だから、聞いたのだし。

[でもいい案だと思ったんだけどなァ、
 なんて言いながら、なんとか笑みを収めて。
 グロリアとルーカスの方へは、肩を竦めて見せてから]


 それに、嗜好の違いを、莫迦らしいと言われるのは、ボクは、厭。

[グロリアへ半眼で口を尖らせるのは、まるで子供の仕草。]


 まぁ、価値観は人それぞれ、だ。

 ……別に
 どうしてもしたいことが出来れば
 お買い上げすりゃ良いだけだし……
 俺はどうでも良いけど

[男はさして気にした風でなく。
口を尖らせたヴェスパタインの髪を払うときについと一度引いた] 


嗚呼、酒か……。
そうだね、自慰に飽きたら使ってみようか?

[その前に、一杯欲しいとジェレミーに告げる。
そろそろ、紅茶の味にも飽きたところだった。]

嗜好の違いを莫迦らしいとは思わないよ。
それを謂ったら、私なども、莫迦らしいと謂われても仕方ない部類だろうしね。

[子供のように唇を尖らす人に、紳士然として一つ頷いた。]


 あら、嗜好の違いを馬鹿らしいといったのではなくてよ?
 別の意味で言ったのだけど、伝わらないのなら、いいわ。
 伝わって欲しいとも思っていなかったのだし。

[子どもっぽい仕草には、目を半眼に伏せた。
 どれほどの痴態を見せられても、この身が潤うことはない。
微笑み、うっとりと見ていても身体に対してそれは現れない。
身体的な欠陥ではなく、どちらかといえば精神的なものだったが。
二人の様子には一瞬嫌悪の表情が映る。
もっとも、扇子に隠れた部分にだけで、他から見ることは出来なかったのだが]


 自慰ばかりじゃ飽きるだろう?
 ああ、どうぞ。

[手を伸ばし、瓶の口に器を逆さに置いてそのまま渡す]

 ――…そもそも、此処にきている時点で
 この嗜好はまともな人間からしたら「莫迦らしい」ものだろう。

 同じ穴の狢、と言うのだったかな
 こういうのは。


 …ふぅン。

[グロリアの様子に、息をひとつ、吐く。
 髪を引かれ、ジェレミーの方に身を寄せて
 尖らせた口唇は笑みの形でなく真一文字に。]

 …ま、いいや。
 
[ぷすん、と息を吐いた]


【人】 小僧 カルヴィン

[舞台上に下穿きだけ着けた三角座りで、何度か衣服を、と訴えてみる。
直線に近いながらもなだらかな稜線を描く背は、心細げに震えた。
膝の合間に顎をのせて、乱れた銀鼠の髪の合間から、葡萄酒色は客席と舞台上の他のショウを交互に見ている。
じゅく、とまた身体の奥で濡れた音がした。
特に成熟した女性の身体を持つ逞しい女と、女のような美貌を持つ偉そうな男のまぐわいは、晩生な少女の目には卑猥で淫靡この上なく映るのだった。]

(334) 2010/04/04(Sun) 23時頃

[肩にかかる重みに吐息だけで笑み零し
墨色の髪を光に透かして遊ぶような仕草。
親が子供の頭をなでる行為に空気だけは似ていた]

 何、あの衣装が欲しいなら
 またお使いしてもいいよ?

[男の視線は手術台に止めたまま、低めのバリトンで囁く]


小僧 カルヴィンは、「子供ではない」という主張は最早笑って流されるだけだろうから、聞こえても聞こえないふり。

2010/04/04(Sun) 23時頃


まぁ、けれど、私が本当にしたいことは、
買いあげてからでないと出来ませんから。

[自慰に飽きるのは確かに。
差し出された瓶を受け取って、一口濁り酒を煽る。]

――……嗚呼、違いないですね。

[同じ穴の狢、その言葉に酒を嚥下するでなく喉が鳴る。
ヴェスパタインと姉のやり取りには、少しだけ困ったように眉尻を下げて見せた。]

姉さん……

[特に意味なく。窘めるでもなく。ただ姉と呼んだ。]


 ええ、自慰には、飽きるわね。
 でも、貴方がさせたのも面白くはないわ。

 彼は寝ているだけでなくて?
 期待する方が無茶かもしれないけど。

 見ていて楽しくないのは自慰と同じだわ。
 何かもう一つ足らないと思うの。

[そういうのはNo.3とNo.5の行為へ向けて]


【人】 小僧 カルヴィン

[衣装の話題に、檻の前で自慰に耽る娘へと視線を流す。
彼女が纏う不可思議な光沢の着衣は、腰の帯を結ったまま、随分と際どい部分まで捲れ上がるようだ。スリットにしても深い。
また、その彼女の痴態を観察しながら、女性がどうすれば気持ち悦くなれるのか、学び取ろうとする節もある。
社会的には息子であった少女は、そうした性的教育からは隔絶されていたから。
下穿きを濡らす愛液すら、粗相をしたのかと最初は我を疑ったものだ。
また、No.5をつけた女性が、その下肢に太い異物を埋めているのも。
あんなに巨きなものが入るということ自体が、そして親以外では初めて見る異性の性器が、少女をゆっくりとこの悦楽の宴に誘い染めあげていく。]

(337) 2010/04/04(Sun) 23時頃

【人】 小僧 カルヴィン

風呂……? っぇ!!

[お嬢さん、を訂正しようもない状態で、なみなみと水を湛えても魚も居ないアクアリウムの方を向いた。]

だって、あれ、お湯じゃ……  なく て

[それに、湯船でもない、客席から丸見えだ。
漸くアレの使用用途を悟った時には、またぎゅうと膝を抱いて縮こまる。
微かな泡がライトに照らされて、まるでシャボン玉のようで綺麗だけれど。
あの中で何をさせられるのか、少女の表情はまた強張り、その場から動かない。]

(339) 2010/04/04(Sun) 23時頃

 No5がショーを見せてくれるというんでね。
 いまは手腕を見せてもらっているんだよ。
 ……Msグロリアのほうがせっかちなのではないかな?

[No5が言ったせっかちという言葉をそのままグロリアへ向けた]

 しかしJadeは女には勃起しないのかな。
 足らないのは矢張り後ろへのペニスかい?

[後半は自分の呟き]


 うん、お使いで終わるならそれもいいんだけどね。
 ちょっとNo,4で遊んでるだけ、だから大丈夫だよ。

[ジェレミーの言葉に、うん、と頷きながらも
 視線は舞台から、離さない。]


【人】 小僧 カルヴィン

[未だ蟲の足の感触が残るような身体は、確かに清めたい。
けれど水槽の魚にされるのは御免だ。鬩ぎあう心。
ぐずぐずしていたら、また周囲に控えた男たちが、無理矢理にでも放り込むのだろうか。]

(340) 2010/04/04(Sun) 23時半頃

 そう?
 ならイイんだ。

[男もまた舞台に視線を止めたまま、隣からの甘い声音に
低く囁き返した]


【人】 小僧 カルヴィン

……ッ!



……………………入れば


興味は、得られるの、か

[そうして媚るという行為自体が、最もこの少女のなけなしの矜持を傷つけるのだと、紳士は理解しているよう。
塞がりかけた唇の傷がまた開く。
その血塗られた口紅は、水槽の傍に膝立ちで躪り寄るった後は、ひたりとその硝子面に手をあて、白く色を失くすのだけれど。]

(344) 2010/04/04(Sun) 23時半頃

小僧 カルヴィンは、紐 ジェレミーの白々しい言葉を、俯きながら聞いている。握り締めた拳も、関節が白い。

2010/04/04(Sun) 23時半頃


 そう? 興味を持てないと言っただけなのだけど。
 No.3が欲しいのならあげるわ。

 教育し甲斐はあるでしょうけど、そんなのは二人もいらないもの。

[息を付いて]


 ああ……退屈かい?
 No5のパイズリは結構上手いものだと思ってみてるけど
 そうだね、女性には興味のもてないものかな。

 それはどうもありがとう。
 遠慮なく貰っておくよ。

[息をつく相手に笑みを向けて、片目を瞑ってみせた]


小僧 カルヴィンは、一度だけ命令を受けたツィーの方を振り向いた。

2010/04/04(Sun) 23時半頃


[酒瓶を返すも、返した傍から、少ししまったという表情を見せる。]

嗚呼、新しいのを取り寄せれば良かったですね。
これは、失礼。

[道化に、新たな酒瓶を2つ所望して、客人に尋ねる。]

さて、唯、水槽に入れるのは詰まらないでしょう。
なにか、妙案はありませんか?


 水槽か……ウナギは却下されたしねぇ。

[男は視線を定めたまま、軽く首を傾ぐ]

 水中交尾は、No2では難しいかな?
 浮力で結構アクロバットな体位も楽しめそうだけど。


 鰻も交尾もやめてくださる?
 あの子を買うのなら処女のまま欲しいの。

 そうね、小魚を入れてやるのはどうかしら。
 本当なら健康法か何かのはずだけど、今の彼女には面白い事になるのではないかしら?
 でも、入れないのなら誰かもう一人入れてやるのもいいわね。


鰻がしたいなら、止めはしませんけれどね。

[カンバスにしたい訳でなければ、とやかく言う気はないよう。]

水中交尾、か。
相手は誰をあてがうつもりでしょうか。

……どうにも棒が足りませんね。
手伝いの彼らに出張ってもらって構わないでしょうか?
彼らなら、アクロバットもお手のものでしょうし、悦んで複数プレイもしてくれると思いますけれど。

[しかしながら、その提案は姉に却下された。
処女というのは、前も後ろもだろうかと、問いかける視線を向けながら]

ドクターフィッシュ、ですか?

[彼女が云っているらしい魚の名を呟いた。]


 舞台で散らすより買ってからがイイと?
 ……ま、俺はNo2の処女に興味は無いよ。
 強い要望があるなら、そうすればいい。

 健康法といえば……ガラ・ルファだったかな?
 用意出来るならたっぷり入れてやればいいが。


 ドクター・フィッシュ……ああ、そんな商品名がついていたっけね。

[ルーカスの言葉に男も頷く]

 奴隷に健康治療とは、なかなか。
 


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/05(Mon) 00時頃


 だって、早々に散らしてしまったら最初に痛みを覚えてしまうでしょう?
 あの小さな身体に教え込んで行きたいのよ。
 
 薬を使えば楽なのだけど。
 足がつくことはやりたくないの。

[ルーカスの問う視線にはにっこりと微笑んだ]

 ええ、その魚ね。
 たくさん用意できたら今既に火照った体だもの。踊ってくれるのではないかしら?
 でも、肌は傷つけない程度がいいわ。


 なるほど?
 Msグロリアも作るのがメインなのかな。

[男は舞台中央から視線を一度水槽へ向けた]

 肌は傷付かないだろう。
 寧ろその魚なら角質が落ちて肌が綺麗になるんじゃなかったかい?


 踊らさせるなら、少し水の温度をあげるといいかもね。
 小魚は踊るし、人は冷えなくていいよ。


[散らしたくない、という言葉には、ん、と頷いて]


 それはやっぱり、一度きりの事だし
 買った人の特権だよねェ。
 
[それに関しては、同意を。]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台右 ――

[命令に忠実なツィーがこちらへやって来る前に、「自分で脱げる」と主張しかけてやめた。
着替えが得られない、興味も得られないでは仕方無い、と。]

う…………。

[抱いていた膝は解かざるを得ない。
ほっそりした腕を胸の前で交差させながら、立ち上がる。
下着は男性用だ。臍から下腹部へ続くラインは、股間に恥丘の分しか膨らみがないことも透かしてしまう。
内股になりながら、少女はただ羞恥に頬染め、されるがままになっていた。]

(352) 2010/04/05(Mon) 00時頃

まぁ、姉弟ですから、嗜好は少しは似るのかもしれませんね。

[ジェレミーの言葉に、微苦笑を浮かべ]

嗚呼、先ほどの問いかけの応えは
「一応、作れます」
とのことですよ。

[ヴェスパタインに、異国の女への問いかけの答えを通訳する。]


 作るのがメインではないけど、調教めいたことはするわ。
 私がしたいことはそれではないけど。
 一から育ててみるのもいいかしらと思って。

 そうすれば、自分の思うようにできるでしょう?


 ふぅん……思い通りの奴隷作りか。
 育てたいと思うような子だったのかい、No2は。

[恥じらいながらも、段々に場を理解してきた様子の少女をちらと見遣る]


小僧 カルヴィンは、修道女 ツェツィーリヤを、こうはなりたくないと物語る冷めた瞳で見下ろした。視界で尻尾が淫らに揺れる。

2010/04/05(Mon) 00時半頃


 彼女の家柄とプライドと。肌の白さかしら?
 後幼さも入るわね。

 もちろん一人は男が欲しいけど。

[水槽と、そして魅せることを言いつけたNo.8を見る]


【人】 小僧 カルヴィン

[最後の一枚が引き下ろされていく。下腹部から続く華奢な両脚の間に象徴である肉の剣はぶら下がっていない。
髪より少し濃い銀灰の繁み、その先の方は夜露をやどしてしっとり光っている。
それでも、慎ましやかに秘められた扉は閉じられ、侵入者を頑に拒むよう。
一本の筋からほんの少しだけ、内側の珊瑚のような肉色がちらついていた。]

……っひゃあ ぅ   んっ、 んぅうぅ……ぁ
そンな とこ   舐めな 、で、 !

[背後からの悪戯に、何度も身を捩り、こちらも膝をつきそうになりながら、恨めしさの篭った眼差しを、忠犬に向ける。
けれど、少女が自分で脱衣するより、余程客席の者が盛り上がったのは言うまでもない。そして、彼女の鼻先を濡らす蜜が、少女の身体が目覚めつつあることを伝えてしまう。]

(359) 2010/04/05(Mon) 00時半頃


 幼さ?
 ……ま、育てるならある程度は幼いほうが良いのか。
 俺は逆に幼いのは駄目だね。
 幼児虐待は趣味じゃない。

[首を振って、矢張り頑ななままの中央舞台に声をかけた]

 男はNo4かNo8か……少ないな。
 
[No3を男の数に数えないのは、役に立たないペニスを見ながらだ。
意図したところを理解されたかどうか、知らないが]

 そういえばあの背の高いのは身体が空いたんじゃないかい?
 何か芸でもさせてみれば良いのに。


【人】 小僧 カルヴィン

……これ、で


満足?

[一糸纏わぬ少女の肢体は、若さと瑞々しさに溢れ、腰を捻って立つ様は、どこか未完成の危うさを秘めながら、婀娜っぽさも備えていた。
けれど、もうここにやって来てから小刻みな震えを抑えられた試しがない。]

(364) 2010/04/05(Mon) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[まただ。グロリアに素直、と称され羞恥を覚えながらも、内心小首を傾げる。
遅咲きの少女にとって、性に関する知識も薄ければ、こうした戯れも初めての体験だったから。
自分で自分の身体が分からない。
それでも、葡萄酒色の瞳は興味津々にNo.8とNo.1に向けられ、そのあられもない格好を見ているだけで濡れてきてしまうのだ。
感度をここまで高めたのは間違いなく最初の目隠しだが、それ以上に平均より鈍くはないようだった。]

……ッ……!

[けれど、ツィーへの命令を聞けば、またぞわりと全身の産毛が逆立つ気がした。]

(372) 2010/04/05(Mon) 01時頃

女が駄目というなら、男の手で擦ってやればどうかね?
女の手と、男の手の感触は、やはり違うものだよ。

[棒が足りないなら、その辺の手伝いにでも……。
道化の男などどうだろうと、本気でもない調子で、No.3の様子に提案してみる。]

ペニスバンドとか云っているが、良いのかい?
後ろを犯すのは、避けたいのだろう?

[ビッチの様に、困ったものだね、と客席のみで聴こえる囁きを落とした。]


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台右 水槽の前 ――

……ぁ、やうぁ……んんッ ……ン

[汗と芋虫の蹂躙の痕が残る身体をねっとりと舐められ、がくがくと膝が立たなくなってきた。
知能の低い幼虫と異なり、人の性感帯も知り尽くした女の舌は、確実に少女も知らぬ悦いところを、反応を、引き出していく。]

に、……なにっ……

[昂ぶり始めた身体は、熱い吐息がかけられるだけで、此方も甘やかな嘆息で応え、『素直』にその官能を伝える。最早、理解していないのは少女本人だけ。
白い内腿を、つぅっと粘性の雫が光る道を描き出す。
孤を描く背、無意識にくねる腰、蠱惑的に寄せられた眉。
ついには直立を保てず、ツィーの背へと手をつき崩れ落ちる。]

(378) 2010/04/05(Mon) 01時頃

 さすがに、其れは俺が試したいかな。

[低い溜息が漏れる。
あの様子では女と番にしても大して期待できそうにないなと]


【人】 小僧 カルヴィン

そん、な……っ

[身体を支配しつつある愉悦は、無知な少女には恐怖も齎す。
自分が自分でなくなって、塗り替えられていくような。]

分  らなっ    良くなん、てぇ……っ

[ぞくぞくと内から込み上げてくるナニカがある。
縋るように、ツィーの背についたのと反対の手を、No.8の男へとのばす。振り払われるかも知れないが。]

(382) 2010/04/05(Mon) 01時頃

いやいや、本当にNo.5は此方も喰いかねないな…――。

[少し前交わされていた会話を思い出して、小さく肩を竦めた*]


小僧 カルヴィンは、記者 イアンの滑る手を、飛びそうな意識の楔に何とか捕まえようと、強く握る。

2010/04/05(Mon) 01時半頃


ジャムですか。
まぁ、愉しめるなら何だって良いのではないですかね。

[姉の提案に、くつりと笑って頷いて見せた。]

と、嗚呼、再度になりますが、出来ればNo.6の前は避けてもらえると嬉しいのですけれどね。後ろは、まぁ、この際贅沢は言いません。

[No.3の後ろと、No.2の処女を護る代わりに、そうとだけ願う*]


【人】 小僧 カルヴィン

つめたっ……っ、

[火照った身体に、背中越しに当たる硝子板が一瞬鳥肌を浮かせる。
赤、緑、青、橙、様々に乱反射したライトが、大理石のような乳白色の肌を扇情的に演出した。
そこに、下手な絵でも描くように、バターとジャムが塗りたくられていく。
そして、それは例外なく際どい下着姿の犬の舌で清められ嬲られていくのだった。
呼吸も鼓動も無茶苦茶に乱れ、息も絶え絶えにぴくんぴくんと跳ねる身体は、陸に上がった魚のよう。
全身の血が敏感な箇所に集中して、頭が酸欠に近い状態に浮かされる。]

んぁ――あっ、 やだ  ぃや、 いっ……

[繁みを揺らすツィーの吐息が、更なる喜悦を髣髴とさせ、半分蕩けた理性は、それから必死に逃れようとするのに。]

(400) 2010/04/05(Mon) 01時半頃

 バターでもジャムでも
 両方もっていけば良いんじゃないかい?
 
 マーブル模様は可愛いかもしれない。

[客席から去り際男は肩を竦めた。
実際はライトでもっと可笑しな色合いに見えるのだけど]


【人】 小僧 カルヴィン

ッあぁ……

[繋ぐことのできぬ手は、益々滑りをよくして、きつく握ることすらままならなくなる。むしろ、神経の多い手指に与えられる刺激すら、少女には最早歪な快楽へと変換されてしまうのだった。]

だ、やだ……とびそ、 どこ はゃ

[決定的なソレは与えられず、内腿だけぴくぴくと痙攣する。
このままでは、腰をツィーの顔に押し付けてしまいそうで。
なけなしの胸の先端では、堅く尖った芽が、どうしようもなく感じていることをツンと主張していた。]

(405) 2010/04/05(Mon) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

イク……?

[ただの「go」とは違う響きに、少女の濁った葡萄酒が、一度瞬く。]


……からな、 分からない、 そん  ……な

(408) 2010/04/05(Mon) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[口を窒がれると、息苦しくて、ざらりとした舌の感触が飲み込みかけた幼虫を髣髴とさせて、べとつく手で弱々しく押し返す。]

げぇ……え゛ッ ……ぇう。

[咥内に広がるのは、汗とジャムとバターの混ざった不思議な味。
けれど、それも不愉快で。
とろんと焦点を失いかけた瞳に、生理的な涙が宿った。]

(415) 2010/04/05(Mon) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

――ぃぁッ    ……ぁ

[揶揄された身体は本当に淫乱の素質があるのか、犬の犬歯に食まれた蕾からピリリと響いた刺激で、軽く達してしまった。
ぜぇぜぇと、薄い胸がそれと分かるほど激しく上下する。
それもまた、反った折には犬の口元に固い蕾を差し出す態。]

ふぅ……ん、 なに も、やめ……疲れた

[ぐちゃぐちゃに思いついた言葉が口をつく。
それでも、未だ燻ぶった熱は解放されておらず、舌の責め苦が続くなら、何度でも高みの寸前まで押し上げられていくことになる。
力の入らぬ手は、床に投げ出され虚を掴み、秘密の谷間からは絶え間なく澪が湧き出て床に泉を広げていた。
やがて、脳裏に東洋の女の演っていた行為が思い出される。
人目に隠れるようにして、そろりそろりと下肢の間に近づく右手。]

(425) 2010/04/05(Mon) 02時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/05(Mon) 02時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[誰にも止められなかったなら、滑りを帯びた手はそのまま繁みの奥へと*のびる。*]

(427) 2010/04/05(Mon) 02時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/05(Mon) 12時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[高ぶった身体をツィーに放置され、指は谷間をゆっくり一往復する。
誰かに見られている、と意識の端にはあるものの、それは快楽を増長するものでしかなくなっていた。]

はぁぅん ッ …… ァ

[犬の甘えた鳴き声を真似たそれが耳をうつ。自分の声の甘ったるさもそれ以上だと思うと、カッカと燃える頬はもう温度を下げられそうにない。]

ど、すれば……

[この悦楽の渦から解放されるのだろう。
はしたない問いの答えは、No.8から与えられる。
顔中べたべたの粘液で撫で回されながら、胸の先端が生暖かいもので包まれる感触。
ぞわり、と全身の毛が逆立つのさえ、今は背筋を抜けていくような官能の瞬間。
視界が不自由になれば、次の刺激を期待して、余計に感度が高まることも。
そして最後に吐息を感じるだけで、ぷっくり膨れてゆくそこが、最もキモチイイことも。]

(464) 2010/04/05(Mon) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[浅ましい指は止まらない。
命じられたNo.6と違い、自らの意志で慰める行為に逸る恥辱。
脚は自然と直角ほどに開かれ、膝が浮く。爪先はバレリーナのように爪先までピンとのばされて。]

…… ンッ ぁあ…… ぅ……

[秘所は元来の色より莓のジャムで一層赤く、ゼリー状の艶を纏っていやらしく光っている。
往復していた指はやがて紅真珠を探り当て、くにくにとそこを中心に轟いた。
父親の厳しい躾に服従するに慣れた性格は、矜持という鎧を失うと、囁かれた通りにその手を口元へ運ぶ。キャンディのようにゆっくり舐り、]

 へん な味……

[正直な感想を漏らした。甘酸っぱいジャムは秘所から溢れる液で薄められ、涙のような薄い塩辛さと、磯臭さに似た独特の風味を醸す。決して美味ではないけれど、味わったことのない自分の味。]

(467) 2010/04/05(Mon) 13時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[ひくつき始めた谷間から溢れる紅交じりの粘液は、破瓜のそれか、女性特有の経血にも似ていた。
淫蕩に耽る指の動きは無意識に激しくなっていく。ただ惑乱と陶酔の頂点を目指して。]

――   あぁああ ッ

[高く細い嬌声を、舞台中に響かせ、小さく白い身体の隅々までぴんと張り詰める。]


……………………ふ、




[虚脱。弛緩。そして、めくるめく愉悦と――悔恨。]

(469) 2010/04/05(Mon) 14時頃

小僧 カルヴィンは、くたりと限界に達した小柄な体躯を、水槽の前面に預けた。

2010/04/05(Mon) 14時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[一体どれだけの目線に晒されていたのだろう。
蟲攻めから漸く持て余していた熱を逃せて、もうくたくただった。
回転の鈍った思考はそれでも、じわじわと恥辱を取り戻しつつあって。]

…… ッく

[潤んだ目元をぐいと拭い、未だくぱくぱと糸引きながらいやらしく引き攣る裡への入り口の珊瑚色を手で隠した。]

こんな……も、  やめて くれ 許して ……。

[あまりの恥ずかしさに、顔が上げられない。消えてしまいたい。
その頃には、水槽の「準備」とやらは終わっていただろうか。]

(470) 2010/04/05(Mon) 14時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/05(Mon) 15時半頃


[男は舞台上から首だけを使い振り返る]

 ――…

[褐色に映すものが無いとその顔で語る。
唇は音にならない形を作った。

退屈だ、と]


[ジェレミーの口唇が形づくる言葉に眼を眇め
トン、と頬杖ついたままの手指が自身の頬をいちど叩く。]

 
 手元に持ってくる迄の辛抱だよ。
 …我慢できない?

[上口唇をチロと小さく出た舌が舐める。
 視線は細く金糸を貫かんと睫毛を伏せた]


[濃い金の色が僅かに揺らぐ。
短く首を振った]

 このまま見物しても、勃たないし興奮もしない。
 交尾やら自慰やら、検分したいのは其処じゃないんだよね、俺。

 ……貴方が遊んでくれる?
 なら、暫くの間は我慢するよ。

[褐色の瞳が蛇のように細められる。
男は唇の端を吊り上げて笑み、答えを聞くと一度手術台へと視線を戻した**]


 ボクはいくらでも遊んであげるけど。
 ――今此処では隠れてじゃないと駄目かなァ。
 奴隷にあの君を見せるのは、ね?

[客席の姉弟にも聞こえるだろう会話は、
奴隷には聞こえぬよう気をつけた其れ。
 手術台を見る彼の蛇の視線は、良いと、思う。]


 君が検分したいのは違うってのも判るけどさ。
 段階を経たほうが、楽しいよ。
 買うまでの辛抱。

[自身の手をいちど見下ろし、わに、と動かす。
 掴む何かを想像して、口端に仄暗い笑みを貼り付けた。]


 ――怯えさせてしまうかな。

[客席にむけた音の無い唇の動き。
紡ぎ終え、彼の手の動きに
自らの喉が上下するのを感じていた。
浮かぶ表情は抑えるような愉悦]

 段階か。今回は少々規制が多いな。

[肩を竦めながらも、幾らか調子を取り戻すと
道具の並んだテーブルへ視線を映し]

 縛りくらいはありかい?
 跡はつくが、直ぐに消えるよ。
 No7やNo2をみてると、なんだか自分だけ気持ちよくなってるみたいに見えるんだよね。

[客席に許可を求めてみた]


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/05(Mon) 19時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 水槽前 ――

[呼吸が整い余裕が出てくると、また投げ出していた四肢を抱き込んで仏頂面になる。けれどその表情は、怒りより気不味さが勝っていた。]

結局、ここは  ……そういう、場所なのか。

[堕落と退廃の宴。「気に入られる」とは性的な玩具としてか、或いは文字通りの奴隷なのだろう。
ならば、自分がすべきことは。この中で酷くなさそうな主人を見つけて取り入ることか。死にさえしなければ、こういう違法騒ぎにお決まりの大金を有している者と「モノ」として知り合うことができる。]

…………ッ

[何とか利点を探して自身を納得させようとするが、人としての尊厳を捨てるのも、貴族出身の矜持を曲げるのも、快楽に凌されて尚未だ少女の心で燻ぶり続けていた。
下唇からは、鉄っぽい匂いと脂っぽい甘さがする。]

(496) 2010/04/05(Mon) 19時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[破廉恥なショウの終わりは見えてこない。
ただ、少し客の反応に倦怠と飽きが混ざってきたように思えた。
「興味を惹けたら」買われるのだろうか。
そして、お互いに牽制しあっているようでもある。
彼らにもルールがあるらしい。
傷をつけないこと。後は、縄張り意識に近い何か。
傍目にも、どの『商品』が誰のお気に入りなのか、分かりかけてきた気がする。]

僕、は……。

(497) 2010/04/05(Mon) 19時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

早く、衣服を……。

それとも、風呂とやらに入ってからでないと、駄目なのか?

[舐められたとはいえ、余計にべたつく皮膚は確かに気持ちが悪いけれど。
どうしてもライトアップされた水槽で鯛や鮃の舞い躍りをする気にはなれなくて。
もう一度小さく訴える。犬女の提案が耳に入ったが、それでは何の解決にもなっていないと渋面になるばかり。]

(498) 2010/04/05(Mon) 19時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

あ、あの……だから。

[激昂するらしき声が檻から聞こえて、舞台遠くの吼える彼を見詰めた。]

僕のために、あなたが怒る必要……ない。

[ぶるり、また白い身体を震わせ、背を向ける。
今は彼の視点が無理矢理東洋の女に固定されていることに、少し安堵していた。
客席のみならず、他の奴隷候補にまであられもない態を曝していたなんて考えると、顔から火が出そうだった。]





ありがとう。

[舞台上でも離れた彼には聞こえぬほど小声で零す。
俯いていた顔を上げて一度、彼の方を見て銀の睫毛をしばたたいた後は、またすぐ両膝に頤を埋める。]

(500) 2010/04/05(Mon) 20時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[馬鹿な人。
逆らえば逆らうほど、反対に悦ばせるか、興を削がれて買われなくなるだけなのに。
けれど、その馬鹿みたいな率直な直情さが少し羨ましい。
家の再興という義務を背負い、利害一致を探そうとする自分が、結局この場の雰囲気と快楽に逃避しているだけのような気がして。
それでも、残忍な彼らと真っ向から対立する気なんて、無防備な一糸纏わぬ姿の少女には湧いてこなかった。]


なん、て……弱いんだろう、僕は。
……無力、だ。

[殻に閉じこもるように、抱き込んだ脚を強く引き寄せた。]

(506) 2010/04/05(Mon) 21時頃

小僧 カルヴィンは、子守り パティの声も、強さの象徴のようにいっかな動じていないそれを、聞いている。

2010/04/05(Mon) 21時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[舞台向かって右側の巨大なアクアリウムは、人の身長より丈が高い。
そのため、短い一辺に梯子がかかっていた。下手をすれば溺れ兼ねない水位だ。
底には砂利の変わりに、様々な色硝子の珠が敷き詰められていて、ショウの舞台として相応しい様相を呈している。
その中に何かが放たれようとしていることを、少女は知らない。]

(507) 2010/04/05(Mon) 21時頃

私は、普段は別に初物を散らすことに、特別声は荒げないのですけどね。
No.6のソレに固執するのは、No.4とペアで考えているからですよ。
アレを作品に仕上げるのに、良い餌なので、そのままにしたい。

が、その所為で他の商品を愉しむ機会を失わせるのは心苦しい。



―――…一先ず【No.6に1000ポイント】かけておきましょう。



No.6を買いあげれたら、後は私は処女散しには口を挟みません。

[金の懐中時計で時刻を確認し、告げる。
先にNo.6をと願ったのは、舞台上の棒の数を考慮してでもあった。]


 おっと、気が早いんじゃないかい?

[日付更新と同時だったはずだ。
男は舞台上から客席の声に反応した]


No.4を檻から出すのは、No.6を私が落とせたら構いませんよ。
No.6には客席から、その様子を見てもらうのも愉しいかもしれません。

縛りに関しても、私がカンバスとして欲しい者は既に示していますから、それ以外に関しては特別口を出しません。
たとえ、後にカンバスとして興味を持ったとしても、文句は謂わないことを約束しましょう。

[ ヴェスパタインの問いかけに、ジェレミーの尋ねに、そう答えた。それもまた、駆け引きの一部。]


/*
あ、すいません。まだ1dでした、ね(目を逸らした。
2dと勘違いしてたなんて謂えない(*ノノ)

―――…一先ず【No.6に1000ポイント】かけると、約束しましょう。

くらいに、台詞替えて見て頂ければ、れば……orz


【人】 小僧 カルヴィン

[へたりこんだ尻が冷たく体温を奪っていく。
耳を塞いでも、誘惑を加速させるような、青年の罵声交じりのなやましい声が聞こえてきて。基本的に彼は声が大きなようだと、猿轡の理由を今更に思い知った。
初めて知った、男の生態と女としての官能。
あまりにショッキングな出来事であったが、それを真剣に検分する彼らもどこか葡萄酒色には滑稽に映り込む。
陵辱に対する背徳心と屈辱と好奇心、様々な感情が胸でとぐろ巻いていた。]

(511) 2010/04/05(Mon) 21時半頃

 早漏は女に嫌われてしまうよ?
 ……ま、MrがNo6に執着しているのは、わかっているさ。
 俺の事も筒抜けだし、お互い様かな。

[肩を竦め、舞台から首を振る。
声に出さず唇だけを動かす其れはどこまで読み取れたか
読み取れなくてもまた問題は無い]

 其々にやりたいことはあるからね。
 ptは大事に使うといい。
 他にも買いたいモノがあるなら。


気が早いお客様ですね。
はいはい、予約承りました。


いきなり、なかなか大きく出ましたね、ええ。
全員が三人を落札しようと考えていたら、なかなか出せない額ですよ!

[漸くオークションの呈が整って来て、異例のことではあるが道化も少し声を弾ませた。]

本格的な競売は、定刻から、ですネ。
ちょっとダレ気味ですので、一気に上位二人、も
視野には入れていますよ。

[コツコツと靴音多角ヨアヒムの元で、何やらごそごそと相談を始める。]


 一気に上位、ね。
 ……俺、さっくりひとり買って帰りたいんだけどな。

[道化にちらと顔を向ける。
客席からでなく舞台中央からでは声が拾えるか、さて]


そろそろ検分も十分でしょうしね。

まだ足りないと仰るお客様がいれば、
時間の方も融通はしますけど ネ

[道化はまだ(化粧のせいで)笑っているように見えた。]

ああ、3000点賭けてすぐにお帰りでしたら、
上位二名、は取り消しますよ。
欲が少ないですね、お客様。

お買い上げ後も暫く舞台に留まって、
客席で好きに「遊んで」いただいても構わないのですが。

一度にあまり人が減っては、盛り上がりませんから。
奴隷にもチャンスがあると思わせておいた方が、
最後の席の争奪戦が醜く愉しいことになるのですよ。


早漏は確かに嫌われるだろうね……。

[ジェレミーの言葉に、くつりと喉を鳴らす。]

けれど、聊か、飽いてきたのも事実だろ?

あと、私は、2人落札出来れば良いと考えているから、1000ポイントはそこまで大きく出たとも思ってないよ。

生きたカンバスが多量にあったとて、私は、1人しかいないのだから。


【人】 小僧 カルヴィン

…………これ、を


僕に着ろ、と……?

[客席に列べられていた衣装の群に、そして自身の足元に何故か置かれていた幅広のリボン半眼になる。
どれも、少女の求めていた「衣装」の概念からは遠い。
拒否しようにもまだ気怠さの残る身体が男たちに持ち上げられ、くるくるとリボンが巻かれてゆく。
わざとなのだろう、脚の付け根のスリットに食い込ませられるのも、斜めに下腹部を横切る二筋の合間から銀灰の恥毛が飾りのようにちらつくのも、片方の乳房だけ剥き出しに巻くのも。
幸い、手足を纏めて拘束されることこそなかったが、]

……ッ……、

[誰へのものとも知れぬプレゼント包装されてしまい、なるべくなら自身の姿を再認したくない、と思った。]

(513) 2010/04/05(Mon) 22時頃

【人】 小僧 カルヴィン

悪趣味なこと、だ。

[恥ずかしいがれば恥ずかしがるほど、彼らは喜ぶ。
そう分かっていても、冷却されたはずの熱がまたじわじわと頬を咲き初めの薔薇のように馥郁と染め上げていく。]

(514) 2010/04/05(Mon) 22時頃

 ところでさァ、今回、奴隷達にはボク達が掛けた点数は判るのかい?
 今誰にかかってるの、とか。
 自分に点数が入って無いと焦ったりとか、
 そういう事ってあるのかい?

[頬杖を着いたまま、道化に向けて言葉を発する。
 3000点、と呟きながら指を折り折り、
 自分の手と品物達を見比べたりしつつ]


 嗚呼、ごめん。
 リボンは隠すのに自分で使えば良いと思ったんだ。
 緊縛の心算は無かったんだ、痕が残りそうな程キツくはしてないよね?


[はたり、と男にNo,2がくるくるとリボンを巻かれるのを見て、少し驚いた顔。
 悪意は無かったんだ、と客席の残る人々に謝ってから、使用人に僅かに早口で言葉を投げた。]


一応は、落札された商品と落札額は伝えますが、
経過を伝えることは半々ですね。

お客様のお好みのままに。

ああ、その場合も、どなたが賭けたかは明かせませんよ。
Noいくつに何点入ったか、までです。

そもそも競売形式だと知らない奴隷も居そうですしね。
お知らせした方が好みですか?


 どっちが楽しいかなァ。
 あんまりまだ買われたいと思ってる様子は誰も無いからねェ。
 嗚呼うん、誰が、かは要らないかな。


[道化の答えに、ひらと手を振って。
 顎にほっそりとした指を絡めて悩む風。
 それから紳士然とした男に]

 No,6かァ。
 彼女、声がきれいだよね。
 No,4とペアってことは、残りはそっちにって事だよねェ。


[ふぅん、といつもの声をあげながら、頬杖をついて舞台の上を隅から隅まで見渡す。
 男は、あと二人。
 おのずと在る程度の先も見えて来る。]


みなさまの残高を把握することも大事ですねぇ。
ええ、温存してらっしゃった方が、
残りの額にプラス1点するだけで
横から掻っ攫えますから。
そういうのを狙うのもゲームとして愉しいかと。




どうぞ、駆け引きも存分にお楽しみくださいませ。


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/05(Mon) 22時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[ご丁寧に赤い本繻子の蝶結びは、首元と乳房の頂点、尻の割れ目の上部で揺れている。]

これで、お気に召したのか?

[杯を傾けたりでずっと客席から動こうとしない男に向かって、含羞を捨てきれぬ表情のまま、努めて冷たく問う。]

(518) 2010/04/05(Mon) 22時半頃

小僧 カルヴィンは、紐 ジェレミーを怨めしそうにキッと舞台上から睨み付けた。眦にはまた朱が散っている。

2010/04/05(Mon) 22時半頃


[舞台を眺めながら、ヨアヒムを挟んだ二人の会話が聞こえてくる。
けれども客のことなどどうでもいいと、耳は素通りした。

縛りはありかと聞かれると了の代わりに僅か肩を竦めて]

 ――、ルカ?

[早々にポイントを示す弟に漸く声をあげた]

 ずいぶんと早いのね?
 そんなに二人セットがお気に入りなの。

 なら貸し出すときも二人セットなのかしら?
 それは少し困るわね。
 いえ、貴方のポイントだから好きにすればいいのだけど。
 
 散らすのは、買った後の私のお楽しみだから反対しているだけ。
 でも、女の子を買わないのなら、それを言う必要もないわね。
 他の子なら別の用途を考えているから、構わないわよ?


 駆け引き、かァ。

[頬杖ついたまま、舞台を眺める。
 足を組み換え、今はまだ立つ様子も無く。] 

 買う順番も、考えなきゃだねェ。


 正直言うと……客席のご婦人の視線と言葉が痛いというか
 ストレスになっててね。
 俺は出来ればひとり買って帰りたいよ……

[弱音でもあるが、限りなく本音だ。
趣味が合わないなら合わないで放置してもらえればとも思うが、此方のやりたい事がことごとく気に入らないのだろう]

 悪いんだけどさ。
 初回は俺が一点買いってのじゃ駄目かい?

 欲しいモノはめぼしもついた。
 ……これ以上時間をとる必要も無いんだ。


/*
中身でごめんなさい。
掛け捨てになるということは、例えば今日どなたかに1000点つけて別の客が別の奴隷に1500点でお買い上げした場合、明日の持ち点は2000点よね?

ということは、ぎりぎりまで待って高く入札しないといけなくなるのではないかしら?
明日ルカは1000点かけるけれど、ジェレミー様辺りが3に3000かけた場合、ルカは1000点を失うだけなのよね?

4人で賭け合いをしたらすぐに点数がなくなってしまう気がして。

一人を争って負けた場合に掛け捨てになるのはわかるのだけど。
それを見越して少ない点数でかけた方が良いのかしら。


【人】 小僧 カルヴィン

僕を必要として買ってくれる者は、
どうしても必要なようだから。




…………着ろと、言ったのは……オマエじゃないかッ!

[半分開き直って、客席に殴り込みかけて、踏み出した一歩がジャムで滑った。リボンを巻きつけただけの格好で、盛大にすっ転ぶ。]

……っぎゃ!

[この時ばかりは色気のない悲鳴。]

(522) 2010/04/05(Mon) 23時頃

 あら、貴方はストレスなんてたまらなさそうに見えたけど。
 でもそうね、貴方がいやなように、私も余り好ましくはないわ。
 それはお互い様ではないかしら?
 それとも、貴方の我だけを通して欲しいとでも?
 これでも私、だいぶ譲歩しているのよ?

[くすくすと笑いながら口を開く]


おやおや、ジェレミー殿が3000pt入れるのでしたら、
私は1000pt溝に捨てることになりますね?

――…まぁ、それはそれで構いませんけれど。

[姉とジェレミーのやり取りに、自分の点数が減るとは違った意味で困ったな……という表情を作った。]

このままだと今回は、随分残り物が出そうですね。
姉さんは、あまりそいうのを好まないと思ってたのですが。

[暗に喧嘩腰は控えて欲しいと、弟からの願い。

――残り物は、嬲り殺しだ。
姉はあまりそう謂うのは好まなかったと思うのだが。]


 俺はストレスとは縁遠い生活をしてるんでね。
 ……少しの棘が深く刺さるのさ。

 勿論俺が我侭を言っているのは理解しているよ。
 だから、さっさと退場しておこうと言っているのさ。


そうだね、最後は1ptや2ptで買える子が出てきたりするのかな?

[残り物が出るなら、そういう事なのだろうなぁと、思う。
 それからジェレミーへと視線を向けて]

 一点買いは構わないけど、買ったらもう帰っちゃうの?

[問いを投げる。]


 正式に競りが始まるのはまだだろう?
 Mrルーカスの点数は戻してもらえないか。

[男はバイヤーへ声をかける]

 彼女からNo3を頂くかわりに
 俺はこれ以上誰も買わない。

 それで貴方たちが買う選択肢は広がるだろう?
 
[投げられた問いには視線を向けた]

 帰るよ。
 ここに居ると彼女の御機嫌を損ねるだけだろう。


 あらルカ、そんなことはないわ。
 でも、前回と同じように嬲り殺しにするのなら、私はそれには参加しないというだけ。
 
 売れ残ってここで嬲り殺しにされるのと、売られた先で酷い暮らしを送るのなら、ここで殺されてしまった方が良いのかもしれないわ。

 あの子にも、悪いことをしたと思ってるもの。

[失った奴隷。いい具合に育ってきた頃合だった。どんな処理をされたのかは、聞けなかったのだが]


 そっかァ。

 
[答えに、んん、と喉奥で音を鳴らす。
 舞台を眺めて、ひとつ息を吐いた。]


はいはいっと。ではそういうことで、
定刻以前に3000点お買い上げと、
ジェレミー様のお帰りが決定でよろしいですか。

異例ですけれど、ヨアヒム様からもワタクシ
一任されていますからね。良いですよ。

チェンバレン氏の点の件も了承しました。
もとからフライングでしたしね。

1点や2点で奴隷を買うもよし、
残り物にするもご自由に、ですよ。


 ――――…ごめん。
 俺が我侭なのは知ってるだろう。

[舞台に上がったまま、ヴェスパタインに向けて首を振った。
そしてバイヤーに頷く]
 
 ああ、そういうことで。
 イレギュラーで申し訳ないね。
 
 ここは奴隷市場だ。
 嬲り殺しも奴隷をいたぶるのも
 当たり前の世界だと思っていたよ。
 ……女性とはやはり価値観が違うものなのかな。

 先に失礼させてもらう。
 持ち帰れば何をしたって構わないだろう?


 価値観は違うかもしれないわね?
 だって、買った奴隷で何をするかの嗜好が違うのですもの。
 私は性奴として奴隷を買いに来たの。
 
 でも、別に貴方の言葉で私は怒ったりはしないわよ?
 怒っているように見えたのならごめんなさい。

[ジェレミーの態度に、少しだけばつが悪そうにして二人の方を見た]


 ……性奴にも種類はあってね
 俺は前回の嬲りながら殺すのも、愉しんで参加できるクチなんだ。

 俺が検分したいのは、痛覚だったり彼女らが何に心揺らすかだったり――奴隷の感度だけじゃないんだ。

 全員の賛同なしに動けないのは、今回
 俺には何も出来ないのと同じだ。

[グロリアへ視線を送る。
少し疲れた表情は隠せなかった]

 悪いね。
 Msグロリアとはもっと別の場でお会いしたかった。


 種類があるのは知っているわ。
 でも、買った後にしたいことも、色々あるでしょう?
 それを邪魔されてしまうのは、少しいやだわ。

 別のところで?
 表の世界なら会う事があるのかしら?
 勘違いされているようだから言うけど。

 私別に貴方に怒っているわけではないのよ。
 嗜好が違うのは当然ですもの。
 一番興味がわいたのも貴方だけど、買うことが出来ないのは残念ね。


【人】 小僧 カルヴィン

>>525

……傷ついて、買われなくなるのは自業自得だ。
少なくとも、僕が僕の身体を傷つける分には。



それくらいの自由は、あるだろう。

[強い意志の炎を宿した瞳が、口ぶりだけ心配した風な男に挑みかかるように投げかけられる。
眩しい舞台上と違って、暗い客席で彼の動向はあまり窺えなかったが、少しでも自分の行動で彼を動かせたなら、僅かな優越感を覚えた。]

(536) 2010/04/06(Tue) 00時半頃

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