人狼議事


295 突然キャラソンを歌い出す村3

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視点:




           なぁお

[どこからか響く猫の声。

 吸血鬼の作り方の一つに、
 "死体を猫に跨がれる"と言うものがある。

 それがいつの事だか知らないが、
 それがどこでだったかも忘れたが、

 まあつまりはそういう事だ。]



[夜の路地裏、月の下。
 自分をこうした猫はたぶん、もう居ないけれど。

 長い長い間を、
 色々な場所に行って、楽しんでいる。

 その場に何年いるかは気分次第。
 高校なんて一番上をかる〜く洗脳したら後は自然に溶け込める。]
 



[自分のほんとの名前なんて、もう、覚えてない。*]
 


 六合攻芸は、ヴァンパイアハンターの家系に生まれ、
 ヴァンパイアハンターとして育てられてきた。

 しかし彼は今、『吸血鬼』そのものとなっていた。

 吸血鬼は眷属を増やす。
 "あの吸血鬼"との一戦以後、彼の身体は
 既に怪異のそれなのである。



/*↑襲ってくれた人を縁故を募集しています。誰もいなければNPCになります


[人の世界に溶け込むと言っても、
 吸血鬼は吸血鬼だ。

 正体がバレたら狙われる事だってある。


    だけど、オレが何年生きてると思ってんの?
    オレももう忘れたけど。

 なんてな。

 ま、
 バレて大騒ぎになっても次に行けばいいだけだから、
 そこまで躍起になって正体を隠してもないんだけど。]

/*
ばっちこい しかしこちらの強さは決めかね中
圧勝してても拮抗してやらこちらが負けかけた時の事故でもオールオッケイ 描写でふってくれて問題ないよ


[人ならざるモノ。モノノ怪の類。
そのひとつに、雪女というものがありまして。


針子りりあは、それである。

人には知られてはいけない存在。
正体が暴かれてしまえば、それは、淡雪のように溶けゆくのみ。

この身体になって何年生きたかは、正直覚えておりません。ただ、人とのんびりと戯れ遊びながら、ほんの少しばかりの生気を頂戴しながら生きております。]


…、ふふふ

[ふんわり、はらり。
淡雪に混じり、女の笑い声が聞こえます。]*

/*
ワタシ吸血鬼ジャナイヨ。


[連れ歩くのは猫の声。

 バレても良いと言ったところで、
 ハンターちゃんが鬱陶しいのに変わりはない。]

 にゃ〜あお

[夜の闇に紛れる気配、
 屋根の上にあるのは人影ではない。]

/*
あ!襲ってくれたてなっているのをふわりと読み逃していた。ハンターのかおりを感じ取ったら先手必勝で襲うムーブありですも置いておきますので夜に唐突に猫の声と共にな不意打ち襲撃でもよし 回想するならお付き合いできますも置いておきますが、  ※こちとら初回吊なのでさくさくいなくなります!


[ミタシュ=セイリュはブルー族の生き残りだ。]


[「ここ」と異なる世界「コルウィ・キャラソニア」において――
妖しげな魔術を操り、人の血を好み、人を眷属としてしまうブルー族は迫害を受けやすい。
剣と魔法による武力が質・量ともに異常発達してしまったキャラソニアでは立場も弱く、もはや絶滅寸前の種族となってしまっているが……
個々のスペックとしては、「こちら」の世界の一般人や弱小怪異など軽く凌駕する。]


[種としての特性や能力は、こちらの「吸血鬼」とほぼ差異が無かった。]


[そんなミタシュが「こちらの世界」に呼ばれたのは、グロリアの歌の影響によるものか……それとも、遠い世界の「近しい種」たちと波長が合ったのか。
現時点では判りようも無い。]


[今はまだ気絶しているミタシュ。
 しかし意識の奥底で 猫の鳴き声を聞いた かもしれない。]


 ――…にゃあ。**


/*
内訳おっけー把握しました! よろしくよろしく!!


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/27(Sat) 11時頃


[猫の声が聞こえる?


 にゃ〜?

[猫の鳴き声が聞こえた気がする。]



[不思議な感覚だ。
 何かが近付いてきているような。]


 ん〜…

[面倒で大事になるのはちょっとゴメンだな。
 ひとりふたりやじゅうにんくらい、
 返り討ちにするのはいいとして。
 (出来るかも別である)]
 



[だから大事になったらサクッと消えよ。
 皆の記憶だけ消して。独りで。
 消えないやつもいるかもしれないけど後はし〜らない。]



   [そういった事を、もうずっと
      何度も繰り返してきているのだから。]
  


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/27(Sat) 12時頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――オカ研 部室――

ふん、ふふん、ふふ〜ん♪

[教室を出て渡り廊下、気分よく渡っていく。
 もうすぐ連休の喜びもあるけど、そうでなくてもたいていあの部屋に向かうときは上機嫌。
 部屋のヌシとそこそこ仲がいいとか、流れる時間がゆるいとか、理由はいろいろ。
 でも、一番は。]

はろー、子猫ちゃんたち♡

[がらっとオカ研部室の扉を開ければ、愛らしい声が聞こえる。
 無料猫カフェと言わんばかりの溜まり場>>27に、語尾をハートにしながら乱入した。
 部員でもないくせ、こうしてちょくちょく遊びに来ている*]

(40) 2019/04/27(Sat) 12時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/27(Sat) 12時半頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――オカ研部室――

あら〜、また来てたの?
アタシに会いたかった?

[扉を開けるなりこっちに向かってきた白猫>>47は、アタシの膝の上の常連さん。
 足元擦り寄ってきてゴロゴロ喉鳴らすのが可愛らしいったら。]

差し入れは今日はささみジャーキーよん。
って、ああん、ちょっと待ってちょっと待って。

[袋がガサガサ鳴るのに反応してか、子猫ちゃんたちのおねだりがはじまる。
 でも待って、せめて座らせてほしいのよ。]

(65) 2019/04/27(Sat) 14時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[合間合間に増える猫ちゃんたち。
 どこから来てるのかしら、ここ3階なのに。
 律儀に階段? それとも雨樋なんか伝ってきてるのかしら。
 背中を撫でながら、ささみジャーキーを一本、二本。]

連休はねぇ、割とのんびりする予定よー。
ゆっくりお風呂して、甘いもの食べて。
一緒に過ごすオンナノコでもいてくれたら、もっと華やぐんだけどねえー。

[大げさにため息ついてみるけど、本気半分冗談半分。]

(66) 2019/04/27(Sat) 15時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

そうそ、課題もあるしねぇ。
出かけるのが羨ましくないかって言ったらウソだけど、近場でいろいろするのも充分楽しいわよね。

[>>67モフまみれになりながら、ケンカにはならないように平等にジャーキーを差し入れる。
 群がってるとこにはもう一本追加。]

ん〜、そのおんにゃのこは大歓迎だけど、それこそゆっくりしたくなっちゃう。

その子がいきたいところがあるならどこでもついてっちゃうけどね。

[よく伸びるメス猫ちゃんのふわふわのおなか見ながら、ちょっと笑った。]

(71) 2019/04/27(Sat) 16時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

あ、でもそうだ。
連休の話じゃないけど、生徒会覗きにいこうかなって思ってたんだったわ。

ほらなんか最近さぁ、コウモリがどうのって話聞くじゃない?
なんかそれで生徒会に連絡した子がいるみたいなのよね。

もしかしたら忙しくなったりするかしらって、ヨリックちゃんにも差し入れ持ってきたの。

[ヨリック・アイゼンフェルトは同学年というつながりくらいしかないけれど、見た目の可愛らしさでついつい構ってしまっている。
 身分の差なんてものは気にしたことない。同じ学校に通う同じ学年の同じ男子生徒だし。
 向こうからの評価はヨリックのみぞ知るところ。]

(72) 2019/04/27(Sat) 16時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[ちなみにこっちの差し入れはクッキーなりチョコレートなりの甘いもの。
 猫には厳禁なので、袋を出してみることもしないまま。]

シュウちゃんもいく? 特に何の用があるわけでもないけど。

[いく? なんて聞きながら結局猫を伸ばしているところ、すぐに出るつもりもない。
 いやだって会議中に乗り込んでも迷惑じゃないの。]

(73) 2019/04/27(Sat) 16時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/27(Sat) 16時半頃



 用心堅固 わすれずに…♪

[蝙蝠の話を聞いて、小さく小さく口元で笑う。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――オカ研――

どーなのかしら。
うちの高校それなりにお金ありそうだしぃ、生徒から苦情入ったら駆除依頼とかくらい協力してくれるんじゃないの?

あ、でも今の生徒会長がぶんぶんやってコウモリ追い払ってるのは見てみたいかも。

[カタブツそうな新生徒会長。
 生徒会室に顔を出しに行くときに時々見かけるあの先輩が、夜に必死に網とか振り回してたら面白そう。
 コウモリ追い払う姿の想像>>83に合わせて笑って、最後のささみジャーキーをご贔屓の白猫ちゃんにプレゼントしてターンエンドだ。]

ん、パスね。
じゃあアタシだけ行ってこよっかな。

[膝の上のあったかい猫ちゃんをそっとおろして、立ち上がる。]

(99) 2019/04/27(Sat) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


「バイバイ」なんて言葉じゃ
お別れには寂しすぎるから

「またね」って言わせてよ
いつでも どんな時だって

それは魔法の言葉なの
必ずまた会えるための
今夜にキミを泣かさないための

Good-bye for Tomorrow
待っていてよ

Good-bye for Tomorrow
迎えに行くから

『次はお陽さまの下で、お散歩しようね』

[名残惜しそうな白猫にぱちんとウインクして、部屋を出る。]

(100) 2019/04/27(Sat) 20時頃

[この世界とは違う世界との接触。
それにより、僅かに崩れた均衡の欠片が
自分に刺さったとは、気付かないまま。]


 ……?

[目を覚ますと同時、漠然とだが、ミタシュは「何か」の気配を感じた。
それも、一つではない。]


 ――…?

[この地の「何か」と繋がってしまった事にはまだ気付いていないけれど。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――生徒会室――

[放課後も過ぎて陽も落ちた頃。
 生徒会室の前で、会議の終わるのを待ち構えて――]

ヨーリックちゃーん♪

[お目当ての副会長さま>>91を見つけると、るんるんステップで部屋の中に入った。
 そこに誰が残っていようとお構いなし。
 そんな調子だから、気がつけば生徒会メンバーのことはなんとなく目にするようになっていた。
 友達の友達はみんな友達、くらいのゆるい親近感で、生徒会側からも存在の認知くらいはされてるかなぁ、と思ってる程度。]

(112) 2019/04/27(Sat) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

あらやだ。
なんか険悪?

[ただ、どうも今日は飛び込むタイミングが悪かったみたい。
 冷たい忠言>>6と、それに対する各々の反応>>44>>63>>90。]

感じわるーい。
そんなんじゃモテないわよぉ会長さま。

もっとね、オンナノコにはデリケートに接しなきゃ。

(114) 2019/04/27(Sat) 21時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


何があったの? 眉間のシワ
コワい顔なんてNon-Non!

優しくされて嫌な子なんて
いるはずないでしょ

だから Keep Smiling 笑って
そっと Touch Gently やさしく

シルクのヴェール広げて
包み込んであげるの もっとぎゅっと*

(118) 2019/04/27(Sat) 22時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/27(Sat) 22時半頃


[ちりちり、ぱりぱり、と不思議な感覚がする。
少しばかりあふれた力は、異なる怪異達とも繋がりを持たせて]


 …、っ  だれか


[小さく漏れる、女の声。]



[ 繋がる時に聞こえるのは、いつだって猫の声だ ]
 


[彼女にも届いただろうか。
 なぁう、
 そんな鳴き声が。

 九生屋は家という物を持たない。
 だから早朝の時間帯、居るのは大体路地裏か、

 学校の敷地内のどこかだ。]

 うにゃ?

[また、繋がりが増えた気がする。
 おかしいな、と思った。

 そんなに"増やした"覚えはないんだけど。]



 誰だ?
 



って 、えええ?

[なんか聞こえた?と、慌てた声が返る。]


─ 時間軸/早朝 ─

[帰ってくる声があった。
 知らない声だ。…… 少しの間。]

 ぅなぁ〜お。

[返すのは鳴き声だけだった。]


─ 時間軸/早朝 ─


…、ね、ねこ?ちゃん??

[猫と会話できるようになってしまったのかと考える。
いやでも、まって、よくわからない。
くるくると混乱した頭は、回転しすぎて目が回りそうだ。]

?、…??えっ、えっと??


にっ、にゃー!!


─ 時間軸/早朝 ─


 にゃ〜ん。

 にゃるゎ〜ん。

 ぅなぉお〜ん。

[相手の混乱が面白くなって付け足した。
 頭の中に響く猫の声。取り憑かれたと思われても仕方はないが、辺りを見回したら一匹の猫が居るかもしれない。

 何かを確認しに来たその金色の瞳をした猫は、音もたてずに立ち去るのだけど。*]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――生徒会室――

ん、もう。
ユキって呼んでって言ってるじゃないの。

[>>161宇津木孝之、なんて可愛くも何ともないフルネームで呼ばれて、ちょっぴり不機嫌を表情にのせる。
 とはいえ別に強制するほど本気じゃないし、したところで呼んでくれないのはわかってる。
 先輩に敬語が使えないわけじゃないけど、この鉄面皮を崩したくって、面白半分軽口を投げる日常。]

(175) 2019/04/28(Sun) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[そして、その返答とばかりに煌々と照るまばゆい後光、高らかに響く銅鑼の音>>162
 眩く金閣寺と千手観音、どこかエセ感のある宗教像を押し付けられて、思わず圧倒される。
 まぶしさに手で目元を覆って光を遮断する間も、メロディが耳から脳を侵食するような錯覚がした。
 それは終わりを告げる銅鑼が鳴るまで続き――]

……アナタの愛が大事なのはよーーーくわかったけど。
感じ悪い上に趣味もわるーい。

[げぇ、と小さく舌を出して嫌悪感のアピール。]

(176) 2019/04/28(Sun) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

進路は会長のほうが大事なんじゃないのぉ?
サンネンセーなんだし。

[急な進路指導に肩を竦めて皮肉りつつ、ヨリックへの用件を促されれば>>163やや下に視線を向け。]

(177) 2019/04/28(Sun) 01時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

ああ、そうそう。
なんかまた生徒会が面倒そうなことやるみたいだったから、はい、差し入れ♪

[宇津木君、の呼び名>>174はやっぱりちょっと寂しいけど、2回も言うとイヤミっぽいから、我慢我慢。
 鞄から出したのは、セロハンバッグにブルーのワックスペーパーを入れてリボンで結んだ包み。
 中身はクッキー、チョコ、キャンディ等々細々した甘いもの。]

(178) 2019/04/28(Sun) 01時頃

― プロローグより ―

[校舎から飛び出した後。
完全に道に迷った攻芸は諦めて、飛ぶという手段を使うことを体得していた。
(※飛んでも目的地には滅多に到着しない)

『最近蝙蝠が多い』の一因である彼は、夜空から金城グロリアを見た。彼女は月を見ていた。

ひとつ上の先輩。
学園のマドンナなんて呼び方をされている。
すぐに令和だってのにいつまでもそんな昔ながらの呼び方が子供に通じるとは思わないで頂きたい。

きれいな人だと、思っていた。
その青い瞳。白い首筋。くらくらしてくる――]


[ハッとした。
欲につられてふらふら方向転換をしてしまいそうだった。
このままではいけない。
とにかく彼女から離れないと――
攻芸はますます夜空を迷った。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

疲労回復には甘いものがイチバンだかんね。
多かったら暁センパイや金城センパイたちにも分けたげて。

[オンナノコへのパイプ作り? ノンノン親切心よ。]

――あんまり危ないこととかしないでよね。
ヨリックちゃんとか会長もだけど、オンナノコもいるわけなんだからさ。

[コウモリ駆除だけだったら、業者を呼ぶとか、オトナが何かするとか、それで終わりなはずだけど。
 会長が虫網振り回してコウモリ捕るなら、滑稽で終わるはずだけど。
 なんだか嫌な予感がして、老婆心(アタシはオトコよ!)でふた言付け加えた*]

(179) 2019/04/28(Sun) 01時半頃


[夜空を迷いながら、先日の夜を思い出した。]



(語り:金色の月が出ていた。脚の速さには自信があった。俺は吸血鬼に追い付いた。それまでの経緯?どうだっていいことだ。吸血鬼が街にくればハンターの出番になる。しかしそれが、同級生の、しかも九生屋だったとはね。)


 猫の目の月 夜風は涼しく
 深夜0時の黒猫探し
 城から出てくるのを待っていた
 喵(miao) 朝がくるまで
 殺し(かたり)合おう


(語り:殺意をもって襲い掛かったのは俺の方だった。だから殺し合いになるのは当たり前だ。友人と知っても吸血鬼であれば俺には容赦する理由がなかった。なぜって?ハンターだからさ。)


 互いの血が温く冷える(何故歌う?)
 俺の血で窓が紅く染まる(何故歌う?)
 折れた腕と銀の槍(何故歌う?)
 笑っている この脚が動く限りは


(語り:吸血鬼に人の身が劣るのは当然だ。だから俺は"俺が死んでも相手を殺す"というつもりで戦っていた。恐れ?忘れていたさ。ハンターだからな。)


 このまま二人朝まで
 灰になろうか?
 鳴いてみせてよ
 ほんの手違いの繋がりが
 朝日に灼ける

(語り:結論からいえば、たしかに俺を負け犬にするならこの方法が一番だったのかもな――)



[攻芸はすっかり『これから』を見失っていた。

幼少時からいずれはそうなるのだろうと思ってきた吸血鬼を殺しの世界。その世界では攻芸は『死ななければならない』ことになった。

己の情熱に従い熱心に打ち込んだ、ただ好きなだけのスポーツの世界では『人間を超越するその肉体そのものがチート』である上に、バスケットボールなんて勝利への熱気のなかで、吸血衝動は堪えがたい。

六合の家の掟よりも、こんなにも。
暇つぶしみたいに始めたスポーツが出来なくなることが、胸に風穴をあけてしまうなんて、考えもしなかった。]


[ともあれ。
攻芸が最初に考えたのは自殺だった。

けれどそれと同時。
かの吸血鬼(ゆうじん)は生かしてはおけぬ。
吸血衝動を堪えに堪え、飢えて気が狂う前に
どうにかかの者を灰に変えたいと。

攻芸は今宵も道に迷いながら考えていた。]




/* オールオッケーといわれて気が狂ったので、どんなほどオールオッケーなのかと経緯らしきものを書き溜めていました。殺す殺すいってますが完全にノープランですし初回吊とか勝ち逃げで全然いいです


【人】 宇宙原理衆 ウツギ


紺色が滲みだし 月影細く映る
ほの暗くなる空と センチメンタルの世界

気のせいならそれでいい
だけど心配くらいさせてよね
何にもできないアタシも
キミの力になりたいよ

おかしいかな ドキドキするんだ
何でもないはずなのにね
おかしいかな 不安なんだ
関係ないはずなのにね

Indivisible heart
数学みたいに割り切れないよ

[薄暗い不安は静かなピアノのメロディを伴い、陽の落ちた生徒会室に響く*]

(187) 2019/04/28(Sun) 01時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/28(Sun) 01時半頃


― 朝 ―



 ……… ?


[だれか、という女の声が聞こえた。

攻芸は眉根を寄せた。
どこから聞こえた声なのか、攻芸にはわからぬ。

誰かがどこかで助けを求めている……?

しかし既に人の身ではない己が助けにいったところで
余計危険な思いを――匕首みたいにとがっては、触るものみな傷つけてしまうおそれがある己では――しかし……

その女の声は、朝から攻芸を盛大に道に迷わせる一因となった。**]




  やめたの? 部活。

[笑い混じりに呟いてみる。
 この声は聞こえるようになっている筈だ。
 反応があってもなくても構わないが。]


 ……

[笑い混じりの呟き。
怪異の身体に変わってから、どこからともなく聞こえるようになった声。勿論、届いていた。]

 ああ。やめた。

[端的に攻芸は返事をした。
そしてその声の方角を(よせばいいのに)探った。
到底辿り着くはずもないのだが……**]



 そっかそっかぁ。
 大変だにゃ〜。

 好きだったのにねえ、部活。

[一年の頃からの付き合いだし、
 モっちゃん先輩との付き合いもあるから
 部活に熱を入れていたのは知っている。

 名前は幸運なのに、とんだ不運だなと笑った。

 探ろうと思えばこちらの位置は探れるだろう。
 方向音痴が良い方向に向かうのか、
 悪い方向に向かうかは知らないけれど。

 吸血鬼を増やしても責任はとれないから、機会がないと眷属は増やさないのだけども、
 この反応が見れたのはちょっと面白かったので、増やすのも悪くないなあと思った。

 気になるのは他に"繋がった"モノたちだけど、さて。どうやってコンタクトをとろうかな。とふわふわ悩みつつも、まあいいか〜で積極的に動くことは、まだなかった。]


 ああ。好きだったからやめるんだ。

[どうせ続けたとして、三年間で高校生は終わり、人の肉体は成長の末に年々老化し、限界や飽きさえ付きまとう。
いずれ来る日がきただけ。
そう言い聞かせていたから、大変だにゃあと言われても頷くことはしなかった。

怪異になってからまだ日の浅い攻芸は、九生屋の声が聞こえた方へ足を踏み出した――ようでいて、てんで別の方角へ歩き始めた。その身に殺意を携えて……**]


[さて、色々気にはなっているのだ。朝から。]

助けを求める女の声とか。]

猫の鳴き声とか。]

[故郷の村を焼かれて自分以外の同族を喪って以来、こういう声の聞こえ方がする事は長らく無かったのだが。]


[笑いからかうような声も。]

[それに端的な返事を返す声も。]

[自分には関係の無いであろう遣り取りも、聞こえてしまっている。
口を出すべきか迷いながら放っていたのだが……]


 あの、さ。
 多分そっちじゃないと思うよ ……?

今にも殺しに行くぞ、とでも言うような殺気を纏った方の気配が全く見当違いの方向へと離れていくのに、突っ込まずにはいられなかった。**]


[それは違和感を持ったもう一つだ。
 聞こえる声に、一度瞬いて、]

 知らない間に、二人増えてる。
 

 …… キミたちも、吸血鬼?

[と、とりあえずは訊ねてみた。
 方向についてのツッコミは気にしなかったけども。*]


 キュウケツキ……
 血を、吸う、鬼ね。

[覚えたばかりの言語だが、理解は早かった。]


 ふーん…ニホンじゃそう言うんだ?
 まあ、血は吸うから、多分それじゃないかしら。

 ……驚いた。こっちじゃ同族が生き残ってるんだ。


 (あれ、「吸血鬼」って……)

[ヤマモトが何か言ってなかったか。
 吸血鬼 殲滅 どうこう、と。
 自覚が無かったので完全に聞き流していたが、]

 (―――…警戒しないといけないヤツだった!?)

[渡された『ハッシンキ』とやらが急に重みを増した気がした。**]



 そーそー、血を吸う鬼。

 二ホンじゃ?
 てことは、ガイコクジン?

 よく渡って来れたなァ。海があるのに。

[流れる水を通りこせない性質は、
 眷属にまで適用されているか解らないけれど。]

 …こっちじゃ。ってことは、
 そっちも一人?

 あ〜いや、こっちはもう一人じゃないんだった。

[既にマルカイに接触しているとは知らず声はのほほんとしたものだった。*]


 (ガイコク……ああ、ニホンの外にも国が有る、んだっけ?)

[海って渡るものなの? という疑問は言葉にしない。]

 うーん。
 ガイコクジン で良いんだと思う…多分。
 キャラソニア…ってわかる?

[あまり期待せず出自を告げつつ、]

 8年前に村を焼かれて――…
 それで、知ってる限りでは一人になっちゃった。
 その気になれば増やせる……のは、こっちでも同じ?

[「もう」一人じゃない、という言葉や気配の数から何となく察した。**]



 きゃらそにあ?
 …… …… 「コルウィ・キャラソニア」?

[ずっとずっと前に、同じ名前を聞いた事があったはずだ。
 ただ随分と昔の話すぎて、記憶を引き出すのがすぐには難しい。]


 にしてはこっちのコトバもう喋れんだなァ。

[しかし印象深い出来事は引き出しやすかった。
 ※アレをやられました※]
 



 絶滅危惧種ってヤツになったのか。
 … 大変だな。

 そう、その気になればね。
 いくらでもって訳にはいかないけど。
 同じだったのに、そっちじゃ増やさなかったの?

[増やさなかったのか、増やせなかったのか。何となく興味が湧いて来たので言葉を続けながら声に楽し気な色が混じりはじめた。*]

/* 好きにしていいって言ってたから出来心で…(?)


 ――知ってるの!?

[ヤマモトの反応があれだったので、こうすんなり知っている者が見つかるとは思わなかった。]


 私、気付いたらこっちに居て……
 キャラソニアに帰りたいのだけど、帰り方、知らない?

[今度は期待を込めながら尋ねる。]


 ニホンゴは、こっちの人の口から「吸った」わ。
 不便だったし…… 別に、減るもんじゃないし……

[後半は、ごにょごにょと口ごもるようにしつつだった。]


[楽しむような声には、淡々と冷たい声が返る。]

 ……迫害されるだけだし。
 わざわざ増やすもんでもないでしょ。

[キャラソニアでは立場が弱い種だ。
山奥の小さな村に寄り合い、隠れて暮らしていた程に。
麓の街から人間を浚っては血液袋として消費していたせいで焼き討ちに合い、その村も今はもうない。**]


/*
好きにしていいし私もその場のノリで喋ってるしそろそろ寝そう……★


― 早朝→ ―

[猫の声ばかりしか返らないっておもっていたら、ちゃんとした会話が聞こえてきたので驚いた。]

……、わたしは……

[聞こえた声、遅れて返す。]


違うわ。
吸血鬼なんかじゃ、ないわ……。



こ?こるうぃ……??
キャラソ…?んん、えと??

[残念ながらわたしにはさっっぱりな話だった。]



[好きだったから辞める、
 なんて。既に答えを聞いているのに。

 実際聞きに行くつもりはあんまりない。
 あったら殺されるかもしれないしにゃ〜。

 なんて思っていたのが少し前の話。*]
 



 随分前だけど、
 そっから来たってヤツと話した事はあるよ。

 あー、そうそう、
 そいつも似たようなコト言ってた言ってた。

気付いたらこっちに居て、
 うんうんと相槌を打ちながら。]

 んー、しってるけど、知らない、かな。
 そいつはたしか、"帰った"よ。

[さらりと言いながら、]

 …やっぱり?
 キミらほんとそゆトコの認識きちんとした方がイイよ?

[吸った。という言葉にしみじみ言った。
 お前がいうなではある。]



 それは迫害されたらカワイソーだから?
 それとも食い扶持が増えるのが大変だから?

[迫害されると聞いて、だんだんと思い出してきた。
 そういやそいつと友達やってた時期は、それなりに楽しかったな、なんてことも。]

/* その場のノリ大事だね☆ いつでも寝ていいんだぞ!!!



 もーひとりは、違う、か。
 そっちもどっかから来たとか?

 それとも別のナニか?

[聞こえた声にはそう聞き返した。]



……、そう。
わたしは、…雪女。

[人から生気を奪うのは同じかもだけど、
それで眷属を増やす事は不可能なあたり
吸血鬼よりは力は弱い怪異なのだろう。]

[謎の異世界話は、口を挟まず(挟めず)静かに聞いている。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――生徒会室――

はー……なんかこう、逆にソンケーするわ。
そのカーストの最上位に自然と自分を置ける意識。
いっそイタいわよ、アナタ。

[>>204音速と光速の隔たりだのの細かいニュアンスまでは読み取りきれなくとも、光も音もそれぞれ速度があるってことくらい一般的コーコーセイとして存じあげておりますし、伝わるのに時間がかかるくらい立場が離れてるって言いたいことは伝わった。
 伝わったけど、『呆れた』くらいの感想しかない。
 まだ邪道院のご威光はここまで伝わってこないわ。]

(225) 2019/04/28(Sun) 05時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

高みにいるのはいいけど、生徒会長って仕事するくらいなんだから、もっと生徒の信頼ってやつを考えたらどう?
ま、余計なお世話って感じでしょうけど。

[好きの反対は無関心、とはよく言ったものよ。
 結局あれだけ趣味の悪い宗教像に襲われても、げぇ、なんて言っちゃったとしても、アタシってばこの邪道院官ってヒトのこと、嫌いなわけじゃないみたいで。
 だからか、ついこうやって口が出ちゃうのよね。
 とはいえ誰もがみんなこうじゃないと思うけど――ううん、もしかして、これが支持率ってやつなのかしら。

 いや、そんなはずないか]

(226) 2019/04/28(Sun) 05時頃


 ゆきおんなぁ〜〜??
 そんなのと話した事ナイんだけどォ!?

[何でこの声聞こえんの?って追撃しつつ。]

/*
あ、しまった。時系列迷子してた
ちゃんとした会話は早朝ではない気がしているね 早朝は鳴くだけ鳴いて(?)サラバしたぞ。 たぶん放課後あたりでは? を置いとこうね まぜまぜしてしまった 適当に丸めようね ふわっとね


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

その点暁センパイはクールで理知的なのに優しくてほんっとステキ。
んふふ、またいつでも持ってくるから、気軽にリクエストしてね。

[>>214さらっと出てくるお礼の言葉。耳に馴染むユキの響き。
 そこの会長とは大違い。
 学年違いのせいで二人の関係までは詳しく知らないけれど、つい隣にいる絵が似合うから、比べちゃう。
 オンナノコへの贔屓目? うーん、それもあるかな!

 続く頼もしい言葉に、うん、と頷き。]

心配ないのはわかってるけど、なんかヤな予感がしてね。それだけ。
ほら、しといて損はないものだからさ。

何もなかったら笑ってごめんねー、でおしまいってことで。

(227) 2019/04/28(Sun) 05時頃


わたしだって、…吸血鬼と話したことなんてないわ。
最近、学校で噂の…蝙蝠って、まさか……

[ぽろっと学校に所属していることを暴露してるとも気付かず返事をかえす。]

/*
朝はにゃーにゃーで終わったものだろうな
と、思って、いたよ!
時系列的にはそれより後の会話かなって。
放課後なのかい。そうなのかい。
ふわっと合わせとく。ふわふわと。



 ヘンなの… って 、あ、 あ〜…??

[そういえば、以前の転移者が来た時も、
 なんかそういう変わった事があったような…?
 でもそれとは違うかもしんないし、
 まあいっか。ととりあえずは流した。]

 あ、蝙蝠はオレだね。

 ・・・・・・・・・
 最近吸血鬼が増えたから、蝙蝠の数も増えちゃって。
 仕方ないコトなんだよね〜。

/*
よかったさんきゅーそのとおりです
そうそう、放課後かは解らない 時系列フリー(?)
合わせるとするなら生徒会の会議が終わった辺りの時間帯ですね


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[だって、ほら。
 あんな憂いある横顔>>205
 やっぱり言うだけあってキレイな顔だし、バックに飾るには絵になるけど、目を引くぶん気になっちゃうじゃない。]

――じゃ、アタシは渡すものは渡せたし、これで帰るけど。
金城センパイにもよろしくね。

[彼女は先に出て行ってしまったりから、この歌が届いてないはずだ。
 せめて仲間の口から届きますように、なんて言伝を頼む。
 差し入れも渡せたし、ざわつく予感もひとまず歌って届けた。
 誰かが一緒に来るなら、そのまま連れ立つつもうり**]

(228) 2019/04/28(Sun) 05時半頃

── 回想:*** 

[それは先日の夜の話だ。金色の月の下、スピード溢れるミュージックに乗るバトルソングが盛り上がりを見せる。]



(語り:金色の月が出ていた。追う者のニオイがした。彼に追いつかれて、吸血鬼として対峙した。ただそれだけの話。吸血鬼が居る所にハンターは現れる。しかしそれが、同級生の、しかもこーにゃんだったとは。にゃ〜。)


 鉤爪の夜 月明りは眩しく
 黒猫は見つかった?
 夜の散歩は廃墟でのステップ
 NYA 朝がくるまで
 殺し(あそび)合おう


(語り:襲い掛かってきたのはあいつの方だった。感じる殺意はあからさまで、思わず笑ってしまったのもバレただろうな。友人と知っても殺しに来る。知ってたよ、これがハンターだ。にゃ。)


 互いの思考交わる事なく(戦うからだ!)
 オレの血が剣と化し襲い掛かる(熱いからだ!)
 無数の蝙蝠と吐息の温度(宿命だからだ!)
 笑っている この熱が続く限りは


(語り:心中に付き合う義理なんてないんだ。そうだろ?恐れがないからこそ隙が出来る事を、知っていたらよかったのに。ハンターなんだから。)


 このまま二人朝まで
 そんな文句じゃ
 喉も鳴らない
 一対の痕をその首筋に
 畏れを知れよ

(語り:"仲間"を増やしたのは久々だな… あれが仲間と呼べるなら、だけどね── )


[眷属を増やしたのは、何時の事だったか…
 感慨にふける暇は、あまりない。

 あの夜はこちらも満身創痍だったけど、
 血を頂いたし問題はなかったといえよう。

 さすがはハンターというところで、
 銀なんて使われたら吸血でもしないと
 回復もままならないのだ。

 だから不可抗力で自業自得なのだ。
 あいつが吸血鬼に。眷属になったのは。

 ん?前にも似たような事をしたかもしれない。
 まあいいか。

 余計な情報だがオレの眷属なので、
 蝙蝠を操れたりするのは勿論の事(?)、
 猫にも好かれやすくなるだろう。]



[ハンターが殺しにかかってくるのは
 いつものコトだし全然かまわないんだけど。

 相手が眷属だとちょっと話は変わってくる。
 なにせ身体能力が段違いになるからだ。

 相打ち狙いなら特にその色は強い。
 まあ最悪死ぬ前に逃げればいい。

 そう考えながら、思考も行動も常に気楽である。*]


/* 気が狂いすぎてて返事するのに時間がかかりまくってしまった。オールオッケー。殺されかけるの問題ないです死にかけドロンは大いにあり。何もなかったら勝ち逃げコースの予定を置きつつその場合でもなんらか遺言は残すぞの気持ちでいようね。


[それなりに長く生きてはいますが、
過去の転移者とは接触がなくて。
でもきっと、そういうやつです。

ほら、わたし、繊細だから。]

……、なにか、心当たり…あるの?

[それから、続く言葉に、なるほど?
と、素直に納得してから]


仲間がいるって、…どんな、気持ちなのかしら

/*

生徒会の会議後サンキューなのよ!


[仲間なんていたことがなくて。

部活も、異世界でのパーティだって、
どれも経験した事がない話。

会話の相手に向けた言葉は、自然と
3人に向けられた言葉になったのかもしれない。*]


[恐らく別の場所での事だろうから、
 知らなくっても無理はない。
 オレは色んな場所を誰かと関わりながら、
 転々としているからね。

 繊細でもないし。]

 ん〜〜〜、ないわけでもない かな?
 さっき話してたキャラソニアからの異邦人、
 そいつがこっちに来た時も、不思議な事が起こったなって。

[そんだけ。と言って、
 吸血鬼が増えたとは言ったけど仲間が増えたとは言ってない。ので。]

 …… 仲間が いる ねェ…。

 ねーこーにゃん。
 オレたちって仲間〜?

[なんて聞いてみたりした。]



 実際、こーして話せる相手が増えたのは
 ちょっと面白い気持ちではあるね〜。

[なんて。
 六合を引きこんだのだって最近だ。

 こうしてこの声で話すのなんて、
 本当に… いつぶりだろう。*]


不思議な…、こと。
そう、なのね…

前は、どんなことが?

[ならば原因がわかれば力は戻るのかもしれないが
どうやって異世界キャラソニアへと戻れるかは
先ほどの会話を聞く限りではわからなさそうだった。]


ね…、ねこにゃん…?

[ねーこーにゃん、と、呼ぶ声。聞き間違えた。猫仲間の呼び名だろうか。]



…………、そう。

(そうね)

[胸の内でも、もういちど繰り返して
悪くないな、という気持ちと向き合う。]

…、…でもやっぱり まだ、すこし

不思議な気持ち。*



 前は…なんだっけな、
 でも他の怪異も影響受けてたのは
 覚えてるんだよな。

[引き出しはあるのだが硬くて開かない。
 混線ではなかった気がするけど。]

 暴走が起きた子がいたり〜、
 あ、犬も懐くようになったな?

[今回は犬は懐かないようだ。残念。]


 ねこにゃん。
 ね〜こにゃん。

[呼び間違えに全力でノった。]



 雪女には、仲間は今まで 
 いなかったんだ?

[ふ〜ん、とやっぱり少し面白げな響きで。
 不思議な気もちという言葉には、
 少し笑って同意した。*]



……、他の…、怪異も

[それならば、スズはどうなのだろう。
と、友を思う間。]


えっ、暴走…ですか。
それなら、やっぱりわたしも…

ん??い、いぬ?です??

[暴走と結びつかなくて、疑問符ばかりがかえる。
ねこにゃん、と呼ぶ声は楽しそう、というか、
どこか猫がじゃれてるみたいに聞こえた。]



はい。

仲間が多くては…、
食事に困るでしょう?


[ね、と僅かに冷えた温度の声を乗せるが]

というのは、まあ、冗談半分で…、
そういう存在の必要性を感じていなかったのもあります。

ほかのお方はわかりませんが、
わたしは…、人の情念、思念、怨念が
長い月日を経て形になったようなモノ。

ですから、きっと、多くはいないのでしょう。



こうして、自分のことを話すのも
とても久方ぶりです……


ああ、でも
どうか、わたしの顔を見て…
わたしの正体を口にはしないでください

[それが人の耳に触れては、とてもとても
危険なことになってしまうから。]*


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/28(Sun) 09時半頃


 ……?
 ありがとう。
 こっちか!

 姿が見えもしないが、訂正を受けてまた別の方角へ進んでいく。わざとではない。]



 受ける怪異と受けない怪異は
 居ると思うけど。個人差ってヤツ。

[今日の朝飼育小屋付近を見ていたのは
 スズの様子を確認してたからだったが、
 特別に変わった様子は見られなかった。
 わざわざ声に出したりはしないけど。]

 … あ? 寒いのってもしかして。

[キミのせいかよ。と声色に込めた。
 今朝がた様子を見に行ったとはいえ顔だけ確認して話の内容は聞いていなかったのと、雪女というのは想定外だったからだ。]


 ん〜? オレは普段は、猫と仲良しだからね。
 蝙蝠もだけど。
 



 たしかに…って、
 雪女って何食べるの?


[ふわりと僅かぞくりとした温度を感じる。
 成る程、雪女か。]


 情念、思念、怨念 か。
 じゃあ最初からそういうモノなんだな。

[キャラソニア出身者も産まれた時からそういうもののはずだ。あの口調からでは増やされたというわけでもなさそうだし。

 ── 元人間は、結局オレたちだけなんだなと思って、緩く口元だけで笑った。]



 へえ。
 …よく解んないけどオッケー。

 ま、自分でも気を付けるコトだね。

[意地悪をするのが嫌いな訳でもないけれど、
 他人を害する事が好きな訳でもない。

 特に、独りぼっちの怪異には。

 スズが居る事を知った時、
 困るから排除しようと思わなかったのは、主にこの辺りが原因だ。 そんな事、決して口にも声にものせないけれど。

 (そして、ハンターは自業自得で正当防衛だと思っているのでこの範囲に当てはまらないのだ。)*]


[素直に進む方向だけは変えてみたが、一向に九生屋にたどり着きそうな気配はないが本人は気づいていない……]

 ………

[殺意を纏って的外れな方角へ。
精神的な迷いだけは無く進んでいる。
そうしながら、攻芸はどこからともなく聞こえる声の会話を黙ってきいていた。]


 吸血鬼がもう一体?

[殺す対象が増えたのか?]

 そっちの声も吸血鬼だったのか?

 なぜ日本語を知りながら
 吸血鬼を知らない。


[攻芸は勉強ができる方ではない。勿論地理も苦手だ。世界地図のどこかにキャラソニアとかいう国があったとして、勿論自分が知らないだけだという可能性を見ていた。]

 ………

[絶滅危惧?
的外れな方角を進みながら眉根を寄せる。
そんなことを言われている国があるのか?
モグリなのか?]



[気配がまた別の方向へと向かう。
 なんだか面白かったので、にゃふふと笑い声ひとつ。*]

 いや〜、本物だなァ。
 


 日本語を吸う……

[攻芸の知らない芸当であった。]

 ………

[本当に吸血鬼なのか?
確かめる必要が出てきたが――]

 どこだ……!

[攻芸は九生屋の居場所へ向かうつもりで、或いは新しく増えた声の主であるキャラソニアという場所から来た誰かを探すべく、神森市を彷徨っていた。]


 ????

[聞けばもう一人の女の声は雪女のものであるらしい。
では、先程の吸血鬼という言葉をしらない外国人(多分)もますます怪しくなってしまった。]

 ………

[増えた蝙蝠であるところの攻芸は、確かに学園周囲を霧、あるいは蝙蝠の群れのような姿を変えて飛んだことがあった。噂になっていたらしい。]


 俺は九生屋とは友達だが仲間じゃない。
 俺が九生屋と勝利を目指すことはない。

[端的に九生屋に返答をする。
攻芸にとっては、仲間とは共に勝利に立ち向かえる者であるらしい。]

 ねこにゃんじゃない。
 こーにゃんと呼ばれている。

[最初は嫌がったあだ名だが、もしかするとアホなのか、自分で訂正をしておいた。]


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/28(Sun) 17時頃


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/28(Sun) 21時頃


[九生屋のようなひなたぼっこさえも可能な吸血鬼()の眷属であれど、事故のような発生の仕方のせいか、なりたてだからか、もっともっと長い年月怪異としての力を蓄えなければならないのか、事情は不明だ。
ともかく、日光で攻芸の肌は灼けていた。

肌を隠す服装であれば、日光をあびて一発でサラサラの灰になったりは現状していないことは九生屋の恩恵かもしれないと攻芸は考えている。

実際のところはなにも知らない。
なるようになったことが全てだからだ。]



…、わたしはどうやら、
"受ける"怪異だったってことね。

[困ったわ、と柳眉を下げる(見えないけれど)。]

 そう、寒いのはきっと
 わたしのせいよ。

 力がうまく、制御できないの。

[溢れ出る冷気!なんてかっこよく言ってもなんら意味はなく]

 吸血鬼…なんでしたっけ。
 ほかの、みなさんは。
 だから、蝙蝠…なんですね。

 でもどうして…猫?なんです?

[素朴な疑問をぶつけながら、]




 食事…ですか?


 ふふ、――

[含み笑いをひとつ乗せてから、] 

 なんといえば一番いいかわかりませんが
 そう、ですね。



         …人間の たましい かしら。


 ああっ!!

 で、でも勘違いしないでください。
 殺したりとかは、わたしはしてませんよ?


 ほんの少しずつだけ、
 みなさんから貰っているだけ。

 心地よい疲れで眠りに落ちれる程度の
 微々たるものでじゅうぶんですから。


[人ではないものから人になった雪女は、
そう吸血鬼に言葉を返した。]



[秘密を守ってくれるようで、
ほ、と胸を撫で下ろす。]

 …、…

[しかし気をつけるといったところで
どうしたらいいかは未だに解らないままだ。

こうして相談できで気持ちは楽になったが、]


 ご忠告 ありがとう。

 …ところで、わたしとずっと
 お話してくれていた貴方は――…? 

[だれなのだろう。
抱く疑問は、そう時間を待たずに解決してしまった。]



 ねこにゃん…さん?


 ―――…九生屋??

 あら。
 こーにゃん、さん、でしたか。

[どちらの呼び名にしても、かわいらしいな、
とは思ってしまい、ふふふ、と笑みが乗った。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[昨夜の憂いは昨夜のうちに。
 そりゃ、うちの生徒会が優秀なのは知ってるけど、コウモリってなんだか不吉だし? 異常発生って怪しくない?
 なーんて勘ぐったりもしたけど、言うことは言ったし差し入れもしたし。
 差し入れはたっぷり喜んでもらえたし>>274、片がつく目処も聞いた>>275
 帰ってゆっくり休んだら、センチな気分はもうおしまい。おしまいったらおしまい。

 なんだけど――]

(276) 2019/04/28(Sun) 22時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――朝――

[翌朝。
 アタシは目覚ましの鳴るほんの数分前に、はっと目が覚めて飛び起きたの。
 また変な予感? ぞくり、駆け上がってくるような悪寒に背中を震わせた。
 カーテンを開けた窓の外は、なんだかいつもより、少し明るすぎるような。]

ええ……?

[予感とか悪寒とかでも何でもない、単純な寒波とそれを告げるちら雪に、言葉がどうこうよりただがっくり来て、呆然とする他なかった。]

(277) 2019/04/28(Sun) 22時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[とりあえずは仕方なく、厚めのコートにマフラー手袋イヤーマフ装着で完全防備。
 暑くなったら脱げばいいの精神よ。
 そのまま、身支度で遅くなった時間を取り戻すために、愛馬(自転車のことよ)にまたがり家を出てしばらく。]

あらコーちゃん。
……と、金城センパイ?

何してるの、遅刻しない?

[見覚えのある姿に、自転車を止め呼びかけた。
 ここは学校そば、神森市。まさか雪が降ったから迷ったなどとは思わない*]

(279) 2019/04/28(Sun) 22時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/28(Sun) 22時頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

うーん、まあ、のんびりしてるとヤバいかなってくらいの時間ね。
自転車じゃなくても、まっすぐ行けばまあ間に合うかしらって感じ。

[>>283あいにく防寒完全ガードな上、寒さにちょっと目を細めているので、攻芸のうつむいた顔の様子までは見えない。
 ただ、意味もなくうつむくってこともないでしょうから、その様子が気にかかりはしたけど。]

……あらそうなの。

[二人乗りは禁止されていると聞けば、二、三瞬いた。
 何ならどっちか乗ってく?と言おうとしたのを、思いとどまっておいてよかった。
 いや、思いとどまったというより、攻芸に先に言われただけか。
 学園のマドンナと二人乗り登校の夢は、今後も叶いそうにないのは残念ね。]

(289) 2019/04/28(Sun) 22時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

ところで、道に迷ってるって?
なに? どういうこと? 学校行くんじゃないの?

[まさか、まさかまさか学校にいくそのデイリー周回ルートで迷う可能性があるとは思わず、行き先を問いかける。
 攻芸の手肌の爛れには、そこでようやく気づけた。]

え、ちょっとちょっとなによそれ。
病院行ったほうがいいやつじゃないの? もしかしてそれで道に迷ったの?
病院よりいったん保健室でもいく?

[顔を出したおせっかい第二弾は、第一弾の会話>>272をループさせる。]

(290) 2019/04/28(Sun) 22時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

その手で何でもないってことないでしょーよ。
ねぇ?

[顔を隠すってことは、顔のほうが見られたくないってことね。
 まったくもう、ってため息をついたら、真っ白に濁った。
 ねぇ、と振れば、ほら返ってくる>>300
 言ってることおんなじ>>302になるのもしょうがないじゃない。]

何があったかは聞かないけど、放っとけってのは無理よ。
お姫様のお許しも出たし、後ろ乗ってきなさい。

[悪路を気にしないのはこっちも同じ。
 これくらいならなんとでもなるでしょ、近いし。]

(306) 2019/04/28(Sun) 23時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

あ、金城センパイも今度急いでたらお乗せするわよん。
急いでなくても、いつでも歓迎だけど。

ほんとはこんな時に、オンナノコ残していくなんてアタシのプライドが許さないんだから。

[学園のマドンナ背中に通学路を疾走なんて、男なら誰でも憧れるシチュエーションよ。
 もちろん、通学じゃなくて放課後のアバンチュールでもいいんだけどね。]

(309) 2019/04/28(Sun) 23時半頃

ウツギは、攻芸の>>301の考えは正しかったが、今回はおせっかいの勝利だ。

2019/04/28(Sun) 23時半頃



 力の暴走か〜。
 なにかで抑えられたらいいねェ。

 前の時は来訪者が帰ったらおさまったけど。

[他にも方法はあるだろうけど
 皆目検討つきません。という声。]


 猫の理由? あー。親が猫だから。
 もう猫みたいなもんだよね、オレも。

[間違ってはないが正確でもない説明をしつつ、
 じゃあ仲間は猫かも、と付け加える。]



  たましい。

 なるほどな。害のない程度、か。
 でも隠れるの上手いな、気付かなかった。

そんなに熱心に探ってたわけでもないが、
 それでも彼女のステルス能力は凄いものだと思う。正体を見破られるとなにかまずそうなのは解るから、それに特化しているのかもしれないけれど。]



 ん〜? オレ?

[こちらの事を聞かれると、笑うような声色。
 答えても答えなくても良かったけど、先に答えられてしまった。名前を呼んだらそれは呼び返されるに決まっていた。]

 友達だけど仲間じゃない。
 たしかに〜〜〜!

 じゃあやっぱりオレには仲間は
 いないみたい。

[笑いながら言って、
 あだ名を訂正する声にアホだなぁ〜と思った。
 つけたあだ名を嫌がられても呼ぶ習性だ。]



 そんで。そーだよ。九生屋とこーにゃんだよ。
 にねんせい。

[そうして名前を肯定し、要らない情報を付け加えつつ、さて。と思う。
 この状況がどうにかなるかならないか、検討もつかないし、どうにかする必要があるかないかも不明瞭だ。寒いのはしんどいけど、猫がいる分なんとかなるし。とりあえずはそれぞれの出方次第か。*] 


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

アタシがなんかあるって言ってるからダーメ。
気持ち悪いなんて言ってないでしょー。
そんなことより早く乗った乗った。

[>>313何でもないも構うなも、今は聞けないお願い。
 何があったか、ほんとは聞きたい。聞きたいけど、聞かれたくなさそうだったから、小さな白い息に免じて許したげる。]

センパイは今度ね♪

[ウインクひとつ、ペダルを漕いで手を振るグロリアとの距離を広げていく。]

(324) 2019/04/29(Mon) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

ま、お人好しも何も、アタシが向かう道だし?
そこに連れてきたいヒトがいて、アタシの後ろが空いてるなら、乗せてくのがトーゼンってだけよ。

でもお褒めいただきありがとー?

[たぶん攻芸は褒め言葉のつもりで言ってないけど、構うもんですか。
 後ろを向くことはできないから、真っ直ぐ校舎へ近づきながら話しかける。]

やーよ。
ここまで関わっておいてはいサヨナラ、なんて寝覚め悪いじゃない。
乗りかかった船ってやつ。
アタシの手の届く範囲のことは関わらせなさいよ。

[真剣な声>>315に、ふんと鼻鳴らす。
 口調は茶化しながら、声はこちらも真剣さを乗せていた。]

(329) 2019/04/29(Mon) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――神森学園――

よい、しょっと。
歩ける?

[校舎裏の自転車置き場に自転車を止めて、そのまま保健室へ攻芸を連れて行こうと付き添うつもり。
 予鈴が鳴ったとしても、すぐには離れない。]

(330) 2019/04/29(Mon) 00時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 01時頃




 ……私以外にも…そっか……

[「そっから来たってヤツ」に関しては喜ばしい情報だった。
「帰った」という言葉も。
ただ、どうにも適当な調子の喋り口なので、あまりアテにはできなさそうだった。]




 どっちもよ。

[同族を増やしてこなかった理由については、端的な返答。]




 ゆきおんな。

 ……? ……??

[聞いた事無い種族だ。そういうのも居るのか。
本来なら声は聞こえない? らしい??
わからないことばかりだが、]




 うん? ……や、そんなこと言われてもね。

[なんだか自分が変な影響を与えている…かもしれないらしい。
こちらも解らない事だらけなので、「知った事じゃない」というのが素直な感想だった。]


[仲間うんぬんの話題に関しては、]


 ……仲間は、うん。良いものよ。


[思うのは、キャラソニアのパーティー仲間の事。
見知らぬ者たちを相手に、わざわざ深くは語らないが、漏れ出た言葉は本心だ。]




[その後の話題から、聞こえる同種の声が「九生屋」(なんか軽くてアホそうな方)「こーにゃん」(なんか殺気を向けてきたアホそうな方)だという事を大雑把に把握。
別に仲間じゃないらしい。
自分もただ声が通じるだけの者たちと仲間になったつもりは無いので、みんなバラバラらしかった。]




 うん?
 この寒いの、貴女のせいなの?

[いや、話の流れ的に自分のせいでもあるらしいが。]


 ……すごいじゃん。
 広範囲で氷精と雪精が発狂してるわよ。
 風精とか地精が完全にビビってる。

[異世界っぽい視点で程度を見積り、]

 ――…ウチのシマじゃ、Dランク以上のパーティーに討伐依頼が下るやつだわコレ。
 こっちでは? 平気なの?


/*
すごく端折って追い付いた事にする……


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 05時頃




…、異邦人が帰ったら治る
以外の方法は、ないのかしら

[そうはいっても思い当たる節はないまま平行線を辿る。自力で力を弱く出来ないか何度も試みたが、いかんせんうまくいかない。]

親が、…ねこ…

[猫の念が、人のかたちをかたどったのだろうか。と、自分に当てはめて考えてみるが、いや、相手は吸血鬼だったと思い出す。親が猫、つまり、吸血鬼としての親なら、猫の吸血鬼が親であり…]

…、吸血鬼って、人間の中にしか
いないと思い込んでいましたわ…




そうです!
害のない!程度の!やつです!!

[突然、敵対視されては困るから、力を込めました!現状でも1vs3なのだから。]

…気付かれない程度の
こもののモノノ怪なんですよ〜!

だから、普段はほんと〜〜〜〜〜にっ
普通の人間と同じように過ごしてますの。


だから全然凄くなんて!そんなこと!!

[ すごいと言われて、またまた御謙遜を!みたいな口調で言葉を返す。しかし、Dランクがどれほどのものかは、全くさっぱりちっともわからないのだけれど…]




エッ!?!?にねんせい???

[何やかんやお話してきましたが、まさかまさかの展開に思わず驚いてしまいました!]


まっ…、まさか、
神森学園の生徒…なんです?

驚きました。
そんな近くにいるなんて。


私は…、りりあ…です。
針子りりあ。3年の。

[学年も部活も違うから、きっと今まで気付かなかったのだろう。きっとそうだ。]


[害がないなんて言ったのは何時間前の話だろう??
災害、最害状態になってしまっていることへの自覚はある。

いっそ自我を失って欲に身を任せられたら楽なのかもしれない。
けれど、それは出来ない。やりたくない。]


力が…、どんどん、
抑制出来なく…なっています。

……、ごめん なさいね。

[弱く儚い声を、囁いた。]**


(ユキはしらないだろうな。
もこもこに厚着してなかったら
俺は噛みついてたかもしれない。)


宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 13時半頃



[それはキャラソニアからの来訪者が、
 帰還した時の手がかりの一つ。]
 



[吸血鬼が神への祈りを進めるなんて、
 ジョークでしかないけれど。]
 



[スズに正体を半分くらいバラしたのは、
 ここ数日の状況変化が大きい事が原因だ。

 つまり、もう割とここに長居をする気が
 なくなってしまっている。

 他の怪異と遊ぶのも好きだけど、
 やりあったりは趣味ではないし。

 死ぬ危険性があるならさっさと逃げてしまおう。
 そんな単純な考えだ。


 まあせっかくだからひっかきまわしてから、
 なんて考えがないわけでもないのはご愛敬。
 その場のノリでかんがえよ☆ミ である。]
 



[針子りりあと名乗った彼女の暴走、
 自分のせいではないと言ったし、
 異世界との繋がりのせいにまるっとするような事を言ったけど、

 まあ少しくらいは自分のせいかもしれない。
 とは思ってるよね。

 そもそも"繋がった"のだから、
 なんらかの影響はオレにも彼女にもあっておかしくないからだ。

 彼女は弱い怪異であり、
 他は強い怪異である。

 繋がりから入り込んでもなんら不思議ではなく─── そして、 この地に最初に居た吸血鬼は、 オレだ。]
 



[オレというチャンネルがなければ、
 来訪者と雪女が繋がる事はなかったのかもしれない。

 結局どれが事実かは解らないし、
 責任を取るつもりも今のところはなかった。

 彼女の暴走がどういう結末を迎えるのかを、
 見届けるつもりはあったけど。

 まさか、頭をよぎった神様が、
 本当に救う手立てをもってくるなんて。

 この時は思ってなかったんだよ。本当に。*]
 


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――登校中――

あっはは!
褒め言葉じゃないことくらいわかってるわよ。

はいはい、迷惑でごめんなさいねー。

[>>409攻芸の思惑なんて知らないけど、変に頑なになってるのが丸わかりの態度でどんな悪態つかれても、好感度はそれほど変わらない。
 簡単に嫌いになるような精神で友達なんてやってないわよ。]

(454) 2019/04/29(Mon) 14時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

……どうかしてる?
アタシの手の届かない範囲に来てるのに、アタシを巻き込んだってこと?
なあにそれ、光栄じゃないの。

[自転車を止める寸前、攻芸の言葉>>410を自分なりに解釈して受け止める。
 嫌がる攻芸を自転車に乗せてったことは、間違ってなかったと思えた。]

だーめ。
歩けるのはわかったけど、はいじゃーねじゃ、今のコーちゃんそのまま保健室行かないでどっか行っちゃいそうだもの。
せっかく復帰してきたのに、今度はその傷が膿んで休学じゃ嫌よ、アタシ。

[そう言って、保健室の前まで後ろをついていく。
 そこで、はらりと落ちる何かを見た。]

(455) 2019/04/29(Mon) 15時頃



 ――――つよい、  うた……


[その場に居ないミタシュだが、今まさに間近で歌われている雪女と意識が繋がっているからなのか、強い歌の波動を感じた。]


[それは、「こちら」に来る直前で聴いた「あの歌」のような――]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

何、どういうこと。

[落ちたのは、灰みたいにかさかさになって崩れた皮膚だった。
 その下には、きれいな皮膚がある。
 ペイントとかだった? にしては変よ。作った爛れなら、隠す必要なんてない。
 いつでも落とせるなら、落としてから来ればよかっただけのこと。
 それに、さっき見た手は、ペイントなんかじゃなく膿んで濡れていた。

 なら、治ったってこと?
 アタシは目を見開いて、反対に口を開くのをすっかり忘れていた。
 苦しい、と口にした友人に、安易な慰めすらできないうちに、養護教諭の呼ぶ声がした>>431。]

(456) 2019/04/29(Mon) 15時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[扉が閉じたら、攻芸との関係すら閉じてしまう気がして、慌てて扉に手をかけた。
 廊下にいるまま、保健室に入っていく背中に声を投げる。]

コーちゃん!
その、アタシでよければ何でも聞くからさ。
だから、今はそっち、行かないから。

傷、治ったら、苦しいの、全部吐き出してよ。
自分ひとりだけが苦しい思いすればいいなんて、大間違いだかんね。

(457) 2019/04/29(Mon) 15時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


バカね そんな顔してさ
悩み 苦しみ 隠せてるつもり?

バカね アタシってやつはさ
キミの隣に いられなきゃダメみたい

だから ずっとここにいるよ
キミがツラくて 泣きそうなときは
いつでも両腕 広げてるから

だから Stop tears in your heart

(458) 2019/04/29(Mon) 15時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[歌声を残し、チャイムが鳴る中ゆっくりと教室に戻る。
 保健室の扉は、開けたまま*]

(459) 2019/04/29(Mon) 15時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 15時頃


[そうして、教室の外からその歌をきいたのだ。]


 つよい、 歌だね。

[聞こえる声に同意する。
 この感覚は何だろうか。
 不思議な何かが芽生えるような気持ちだ。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[それからというもの。
 GW前最終日の授業は進んでいくものの、こう寒くっちゃみんなたいして集中もしてない、って感じ。
 時々攻芸が帰ってこないから目線で探しつつ、アタシもかじかんだ手でペンを持ってノートに板書を写すけど、内容が頭に入ってる気は全然しない。

 1時間目、2時間目、そこまではまあ、みんな文句をいう元気もあったけど。
 3時間目ともなれば、冷蔵庫に押し込められたみたいなんだもの。
 無駄話する気力もなくなって、時間が過ぎるのを爪先で床蹴って待ってた。]

(476) 2019/04/29(Mon) 16時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[床を蹴ってるのは、手持ち無沙汰で何となくっていうのもあるけど、ほんとのところ――]

ねえ、床、なんか変じゃない?

[授業終わるや否や、アタシは感じていた違和感を隣の席に投げかける。
 床の木目の隙間から、ところどころ滲み出るみたいに濡れて、硬くなってて――]

(477) 2019/04/29(Mon) 16時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

……凍って、る?

[爪先が滑る感じとか、蛍光灯を反射して光る様子とか、うん、やっぱり凍ってる。
 部屋の中が凍るって、何よそれ。
 GWよ? 4月終わるのよ? いや真冬だってこんなのありえないけど!]

え、なに、どうなってるのこれ。
レリゴー?

[床面から凍っていくさまは、映画のワンシーンを思い出す。
 けど、映画と現実じゃ意味が違う。]

(478) 2019/04/29(Mon) 16時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

……し、下とか、どうなってると思う?

[神森学園は、上から1年、2年、3年と教室が配置されている。
 つまり、2年教室の下は3年教室だ。
 見に行きたいなら行ってくれば、俺はパス。なんて隣のクラスメイトに言われて、アタシはしばらく迷ったあと――]

――昼になったら行ってくる。
帰らなかったら死んだと思って。

[アタシは、自殺を宣告した。]

(480) 2019/04/29(Mon) 16時半頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 16時半頃


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――昼休み――

[底冷えのする寒さは、じっとしているだけでどうにかなってしまいそう。
 コートにマフラー全装備で震えながら過ごして、ようやく迎えた昼休み。
 アタシは意を決して教室を出て、階段を降りていく。]

きゃ……!

[下に向かうほどに、凍りついたところが増えていって、気を抜くとよく滑る。
 その度手すりを掴んでも、手すりも凍ってたりして役に立たない。
 必死に足を踏み込んで、耐える。
 下の階から冷気が来ていることは、間違いなかった。]

(528) 2019/04/29(Mon) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

コーちゃん、大丈夫かしら……

[そんな気はしてたけど、結局攻芸は教室に戻ってこなかった。
 傷が治れば授業を受けに来たっていいじゃないと思うのは、アタシの感覚でしかないのよね。
 下に降りながら様子を思い描くものの、また足が滑りそうで意識から霧散した。]

(531) 2019/04/29(Mon) 20時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

――3年教室前――

[ヒュオォ……と音がしそうなくらいに、冷たい風が廊下から吹いてくる。
 冷気の出処が、外じゃなくて"ここ"だと、感覚でわかるくらいに。]

なに、これ……

[教室を覗き込めば、死屍累々倒れている生徒と、その真ん中に金城センパイ>>449
 と、ええと。キレイなセンパイ>>475。顔を見たことある、くらいのヒトで、名前はわかんないけど。
 ふたりで――歌って、る?*]

(532) 2019/04/29(Mon) 20時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 20時半頃


 ……
 歌に強いも弱いもあるか。

[他の怪異たちが感心を示すなか、攻芸は歌の力を信じてはいないようだった。]

 すごい妖気だ。

[確かに雪女の被害なんてこの街に住んで聞いたことはなかった。害のないやつ、というのも了解していたが。
どうも本日については話が違うようだ。

三年の針子先輩っていっていたっけ。
よく知った先輩ではないが、戸高先輩が名前を出していたのを聞いたことがあったようなないような……]



 歌にも強い弱いはあるんだよこーにゃん。

[あれ、ちかくにいる?という感覚。
 校舎の中と外だけど。
 まあこの距離でもたどり着けないかな、と
 いう慢心だ。*]


 そうなのか?

[丁度昨日先輩に歌空間に連れていかれた時に感じたような心のふれあいを攻芸はまだ頭でも心でも理解はしてはいなかったのだ。

ではここにある怪異たちはみな歌を鍛えているのだろうか。たった十数年しか生きておらず、無心にフィジカルを磨いてきた攻芸にはわからぬことだった。
幸いこの神森という街に住んでいるだけで、喉だけは自然と鍛えられていたが……]


 ? おかしなことを言うのね。

 ヒトの持つ力なんて突き詰めちゃえば、
 『権力』『暴力』『歌の力』でしかないのに。

 権力や暴力に強弱があるのだから、歌に強弱が無い訳無いでしょ。



…手遅れ、なのに。

[つめたく、かなしい色の音が ポォンと響く。]


 俺がおかしいのか?
 お前らの常識はよくわからないな。

[攻芸は訝しんだ。]

 キャラソ……?
 キャラソンなんとか……

 キャラソニアか。
 そこではそう言われているのか?

[攻芸のなかではその三種全てはおよそ暴力の管轄として捉えられていた。]


 ……こっちじゃどうかは知らないけど。
 キャラソニアじゃ、物心ついたばかりの子供でも知ってるわ、そんなの。


 まあ、知らないって言うなら、試しにこのまま耳を傾けてみたら?
 今まさに、その歌の力とやらでどうにかなっちゃいそうな子がいるんだから。



 …、そうね
 言葉に、歌には、力が…宿る

[こんばんわ。どうにかなっちゃいそうな雪女です。
みたいな陽気な返事はできないけれど。

こうして教室にいるはずなのに、
どこからともなく聞こえちゃう声たちが
なんだか少しだけ、あたたかい。]


[攻芸は静かにカルチャーショックをうけながら]

 物心ついたばかりの子供でもその常識を識っている。
 つまりお前は喉を鍛えてきたというわけだな。

[試しに耳を傾けてみろと言われて、攻芸はまだ理解不能だとばかりに、廊下で眉根を寄せていた。
しかし実際、今まさに、丁度どうにかなっちゃいそうだというのなら、その歌の力とやらを見せて貰うしかなかろう。]

 ――……

[雪女自身も、たしかにどうにかされちゃいそうな声音で同意をしていた。
攻芸は耳をすました。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

あれって……

[凍りついた扉の向こう、倒れている生徒の中に、見覚えのある――というより、悪名高い――先輩が混じっていた>>506
 戸高センパイ。卒業してったセンパイも、2年も新1年もみんなに人気の金城センパイに熱烈猛アタックを繰り返し続けてるオトコとなれば、否が応でも目立つというもの。]

何やってんのよ……!

[アナタの金城グロリアが、こんな状況でひとり戦ってるって言うのに、何倒れてんのよ。
 起きろって言いたくても、扉を叩いたところでびくともしない。
 霜が降りて曇っていく扉窓の向こう、暁センパイが戸高センパイを起こそうとしているのも見えた>>552。]

(559) 2019/04/29(Mon) 22時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

んもう!

[もどかしいったら!
 ダン! と苛立ち任せ廊下を踏めば、どこからともなくアップテンポでホットなベースラインが響く。]

(560) 2019/04/29(Mon) 22時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ


何してんのよ ねぼすけダーリン
オンナノコまで 動かさせちゃってさ!

立ってよ 今が出番でしょ
ここで動けなきゃ オトコじゃないわよ!
チカラが必要なら 持ってきなさい
アタシの分を あげるから!

ねえ!

[3年教室へ向かってくる女子生徒の姿>>519が見えたなら、同意を求めるように視線を向けた。
 ヒトの力では開けられなくても、言葉だけで声が届かなくても、歌の力なら。
 届け、と祈りながら、歌う*]

(562) 2019/04/29(Mon) 22時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/29(Mon) 22時頃


  ピャッ…  


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

ヨリックちゃん!
危ないから来ちゃ――ううん、お互い様よね。

[名前を呼ばれて>>565、振り返る。
 ハッとして止めかけるも、彼も同じ高2男子。
 立場は同じと思えば何も言えない。]

あの子……りりあっていうのね。
可愛い名前。

[霜で曇った扉窓の向こうを、ヨリック>>568とふたりもう一度見やる。
 瞬間、ふいに隣に違和感を覚えた。]

(590) 2019/04/29(Mon) 23時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

ヨリックちゃん……?

[ヨリックの目線の高さ。
 白く濁る扉窓が、ほのかに青い光を反射していた。]

(591) 2019/04/29(Mon) 23時頃


 … 歌の力がどんどん増してきたね。

[どんどんと強くなる力を肌で、耳で、旋律で感じる。
 独りを中心とした歌が、
 色々な歌を纏ってここまで大きくなるのも珍しいように思えた。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[けど、青い瞳に疑問を抱く時間は長くなかった。
 甲高い音が扉の向こうからして、窓が割られたんだとわかる>>571
 そっか、確かに割っちゃえば、入ることはできそう。
 とはいえ2階だから、素直に入り口として使える高さじゃないけど――]

って、何やってんのあのヒト!

[その窓の外にいるのって、うちの会長様>>576じゃない!?]

(598) 2019/04/29(Mon) 23時頃

 これが強い歌というわけか。

[灼けた眼で前が見えなくなってきたころ、ようやくそれを眺めるのをやめた。]



 歌の力、よーやく信じた?

 にしても、歌の力を信じてなくってあれかァ…。

[先日の戦いを思い出しながら。
 歌の力に気付き、それに力を籠めるようになったら―――… もしかしたら。今度は勝てないかもしれないな。
 ただでさえ、身体能力があがっているのだ。

 厄介だなァとぽつり。]



 そーいやこーにゃん。
 オレに喧嘩売ってきたのって、もしかして、

  … 邪道院絡み?
 


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

[割られた窓から、光が差していた。
 その光に乗るように、穏やかな歌声が聞こえてくる。
 学校の中だけじゃない、外からも。
 春の訪れを願う、歌の力が降り注いでいた。

 眼の前のことを信じられる気はしない。
 けど、歌の力なら信じられる。]

(631) 2019/04/30(Tue) 00時頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

すっごいことになっちゃったわねぇ。

[学校は凍ってるし、街中が歌ってる。
 正直、針子センパイが何やってるかとか、何が起きてどうなったのかだとか、全然わかっちゃいないけど。
 少しずつはっきりしてくる視界に、もう大丈夫そうかもなんて、事の顛末眺めながらのんびり笑った*]

(633) 2019/04/30(Tue) 00時半頃


 … 消えちゃうのか。
 
[ぽつり、]



[消えないと叫ぶ先輩の声が届く。
 彼女は皆を酷い目にあわせた怪異なのに。

 ただただ、それを聴いている。]
 



 うん。

[ぽつりと聞こえた言葉に、短く返して――]



 消えちゃうみたい。
 



 せっかく話せるようになったのにね。
 ざんねん。
 




 ああ。
 氷点下も脱したようだしな。
 信じる他ない。

[先程、市内の歌を聞きながら攻芸は素直に九生屋の言葉を認めていた。
歌など信じず戦うことができると攻芸は信じていた。
けれど目の前には想像を絶する光景が広がっていた。]


[邪道院が吸血鬼退治に絡んでいるのかと尋ねられ、攻芸は自分と向き合うのが下手なのか、少しの間の後]

 俺は俺の血のために
 お前と殺し(あそび)合ってる。



でも、また…
会えちゃったりするかもね。

[怨念、思念、情念は消滅するものではないから
蓄積されればまた、かたちを取り戻せるかもしれない。]


なぁんて、ね


[雪女は消えそうであるらしい。暴走した怪異が消されてしまうことは、まああり得ることだと、頭の冷めた部分が了解した。
戸高先輩は寂しがるだろうと思った。

この結末を望んで皆歌ったのだろうかと考える。
攻芸は元は歌の力を信じていなかったが。
目の前のこれは、彼女が消えるのだとすれば、やはり圧倒的な暴力であるのかもしれないと、攻芸は一人、どこかで納得をしていた。]




[漸く信じる様子に笑うような声を返す。]


 なら良かった。 いや良くないけど。
 次戦ったら負けちゃうかもにゃ〜。
 



[けれどかえってきた言葉に、
   少しの沈黙、]

 … ふ

[笑って、]

 なるほど。じゃーあいーいや。

[六合が嘘を吐く性格ではないと思っている。
 だから邪道院は別件かな、と考えつつも。
 それはそれとしてあの血は少し放っておけない。
 グロリアの事も気になるし、…]

 はやくオレを見つけられるといーね♡
 今度見つかったら、
 逃げずに殺し合って(あそんで)あげるから。

[と言っても大体学校の定位置にいるんだけどなって顔だ。今は猫だけど。]



 また〜?

 戻ってくるならそりゃいーけどさ。
 戻ってきた時オレいなくっても怒んないでね。

[実際再度雪女として生成されるなら、
 こことは繋がらない気もしている。

 それに、この地を移動する予定が自分にはある。
 だから多分、オレとはこれが最後だろうなと思った。]



 にゃっはっは。
 はやいな〜、ふゆだって。

[猫の姿で聞きながら、
 人の言葉は表には出さず。

 ただ尻尾がゆらゆらゆれた。]



[残念だと零した九生屋の声は、攻芸にとってはあまり聞きなれない類のものだった。]

 俺はあまりものを知らん方だからな。
 助かった。
 ああ。九生屋は強いが、次は俺が勝つかもな。
 
[『勝つかも』がある限り、攻芸は吸血鬼に挑むつもりでいる。最初から攻芸にとっては同じだ。]


 ………
 そうか。やっと逃げられずに戦えるか……。

[なんとこの男、自らの方向音痴を棚にあげ、相手に逃げられているようなつもりでいたのである。]

 わかった。
 すぐに見つけてみせる。待っていてくれ。
 



[六合に声色を察された事は気付いていない。
 そういうのに鈍そうだと勝手に思っているからだ。]

 助かったって。
 敵に塩を送るつもりはなかったんだけど。

 眷属にするって手も使えないしな〜。
 



 … んん??

[まてまて。
 確かに出会ったら逃げようと思っている節はあったけど、実際にまだ自分の所に辿り着かれたことはないぞ。オレが授業をサボったり、こいつが学校に辿り着けなかったりもしているからだ。
 思い返すとよく学校に通えるなと思う。
 もしかして部活に行きたい一心だったりしたのだろうか。だとしたらやはり部活はやめるべきでなかったのではないか。などと余計な事まで考えた。

 その、まるで逃げているような言い方に引っかかりはするものの、]


 ほんとに待ってていいんだな??

[こちらから出向かないと、一生(少なくともGW中には)会えない気すらした。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

そーみたい、ねぇ。

[これが歌の力。
 だっていうことにしないと、アタシもすぐには納得できない。
 やってきた後輩ちゃん>>675に、ひょいと肩竦めた。]

ま、それで片付けないで、我らが会長さまには何がどうなってるのか、事細かく解説してほしいところだけど。
こんだけ巻き込んどいて何でもありませんこっちの話です、じゃ困っちゃうわ。

[ガラスを割って引っぺがして、なんか偉そうにふんぞり返ってるけど。
 冬に待つ励めとか言ってるくらいだし、何が起きたのかなんとなくわかってるんでしょう、きっと。
 また生徒会室に乗り込まなきゃいけない理由ができたわね。]

(685) 2019/04/30(Tue) 02時頃


今まで、ずっとこんな風に
楽しく話したことなんてなかったわ

だから、その味の美味しさを
教えてくれたのに……、

頑張って戻ってきたら、いないかも
なの……??


なんだか、それは、 さみしい、わね。



[なにやらまだ仲の悪いのか
いいのかわらない2人のやりとりが聞こえ]

そういえば、
久生屋くんにもこーにゃんにも
会えなかったわね…



 ……

[楽しく話した事なんてなかった、という言葉に。
 声は返さずに目を細めた。]

 オレは基本的に一か所には留まらないし。
 機会があったら、くらい?
 長生きなのはそーだし。

 そういやそうか?
 さっきから外で見てるけどね。

[ちらりとでも窓の外を見るならば。
 窓から覗ける木の間、
 黒猫が枝にぺたりと寝そべっている。

 尻尾をゆらりとゆらした。]




……、みつけた。


 俺はいいよ。
 俺にまで挨拶してくれるくらいなら
 ……戸高先輩とでも喋ってってくれ。

[卒業式だって、攻芸なら別れの邪魔はせずにおく。
端的に遠慮をして、『みつけた』と聞こえたことに、少しホッとした。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

そうねぇ。
興味はあるかな、アタシも。
けど、ぜーんぜん一般人だし、知ったところで何の役に立てるかしらって感じだけど。

[今朝も手が届かないなんて言われたばかりだし。
 でも、こんなにハチャメチャやられて、無関係ですなんてのはイヤよ。]

ところで、見知らぬセンパイって言い方、なかなか勇気あるわね。
今度あそこにいるヒトにも言ってみて。

[指さしたのは、生徒会室邪道院官。
 反応が気になるから冗談半分言ってみたものの、心のメモリーに深く刻まれた危機管理>>697によって回避されるかもしれない。]

宇津木孝之。
ユキって呼んで、後輩ちゃん。

(698) 2019/04/30(Tue) 03時頃


[クソ鈍感野郎だと誤解されても仕方がない者は、廊下を殺意を宿し進みながら、当然まだ辿りつかない。]

 そうなのか?
 親切かと思った。

[頂いた塩は大事に使わせて頂くのかもしれない。]




 ……ん?

[なんか九生屋が唸っている。]

 やっぱり逃げるつもりか?
 どっちでもいいぞ。
 殺しに(あそびに)行ってやる。

[一生辿り着かないルートの気配だ!!
勿論迎えにきてくれたってかまわない。
攻芸は辿り着く気だけは満々だ。]



[相変わらずもクソ鈍感野郎だと思う誤解は解けないが、そういう返しをする辺りも一因なのだと思う。]

 しんせつ。
 まあ。

 いっか〜、そう思われてても。
 
 歌を知らない相手と戦っても、
 たぶんまたオレが勝つだけだろ〜しね?

[神聖なる土俵でもあるまいし。
 やっぱり逃げようかなの考えはチラついた。]



 逃げるつもりはないけど。

[さっきの今である。]

 あ〜ハイハイ。
 逃げも隠れもしませんにゃ〜よ。

[これは多分辿り着けないパターンだな…!?
 気が向いたら迎えに行こうとは思いつつ、
 いやわざわざ自分からは…いやでも、
   自分の為にオレと戦うのなら、
   行ってやってもいいなという気持ちが湧いたのも事実である。

 しっかし。
 それはそれとして何でこんなに道に迷うんだろうか。]

 …音波状況でも悪い??

[蝙蝠的な意味で。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

怜奈ちゃんね。
よろし――

[く、と継ぐ前に、教室の中に入っていく怜奈ちゃん>>701
 唐突な行動に、あ、扉開くようになった、なんてズレた感想を抱くうち、戸高センパイに気合の入った蹴りが向かう。]

(711) 2019/04/30(Tue) 03時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

え、何、戸高センパイ彼女いるのに金城センパイのこと口説いてたの……?

[普通にドン引いた。
 おかげで助かったとか言われてもどういたしましてとかお礼の交渉とかその他いろいろ言いたいことをすっ飛ばして引いた。

 ラインの返事がないと心配して駆けつけるオンナノコを、下の名前にハートマークつけて呼ぶ関係を見せつけられた上、苗字が違うとくれば、身内という結論を先に導くほうが難しい。]

(712) 2019/04/30(Tue) 03時半頃

【人】 宇宙原理衆 ウツギ

しかも脱ぐの!?

[ここで!? 今ここで!?
 彼女さんの目の前ですよ!?]

(714) 2019/04/30(Tue) 03時半頃


 の、六合の様子には。
 少し思う所はあったけど。

 さらさらと消えた姿を見送ると、
 尻尾の先をゆらっとゆらして、
 ぺたりと身体にくっつけた。]
 




 目の前から本物のクソ鈍感野郎の気配を感じている。
 いや鈍感とはちょっと違うな?]
 




 友達だろ。親切でよくないか?

[まあ本当にクソ鈍感野郎なのかもしれない。]

 ……さあな。
 俺は歌の力なんて信じてない間も
 絶対に勝てないとは思わなかった。

 ……結果的には負けたが
 負けたからには、次は善戦するさ。




 ……鬼ゴッコもここまでか。

[いいえ。断じていいえ……]

 音波、状況……?

[悪いのかもしれない。
なにせ先日吸血鬼になったばかりのなりたてホヤホヤである。変身などはまだしも、そのあたりの見てもわからない機能についてはイマイチ慣れや理解が遅いのかもしれなかった。]

 意味がわからん。




 友達。… には、そりゃ親切にするよな。

[やっぱりクソ鈍感野郎なんだなと
 思う気持ちが強くなった。

 というよりも、思考回路が解らない。
 本当に、友達かつ、友達のまま、躊躇いもなく殺意を向けるのか。
 ――― 少し、ゾッとしたものを感じる。]

 勝てないと思ってたらあんな戦い方はしなかったろうし、
 実際一歩間違えば負けてたとはオレも思う。

 期待してる。




 後はここに来るだけにゃ〜ね♡

[状況、鬼ごっこというよりは、ひとりかくれんぼをしているようなものだけど大丈夫だろうか。呪いなのでは?]

 そうそう、吸血鬼になって
 超音波系統に強くなってると思うんだけど〜。

[逆に弱くなっているのかもしれない。
 使ってみなければ解らない事も沢山あるの事実。]

 空飛ぶ時とかも要ると思うし、
 早めの習得をオススメするぞ。

[何だかんだこれは普通に親切だった。]


【人】 宇宙原理衆 ウツギ

へぇ……?

「戸高センパイの関係性の主張>>719を聞いて、そうなの?と怜奈ちゃんに視線を向けた。
 同意が返れば、いや、返らなくても結局。」

イトコでその距離感も、若干引くわ……

[ってことになるんだけど。
 身ぐるみ剥がれてへたり込むのがだんだん可哀想に見えてきたので、羽織っていたコートを脱いで戸高センパイの背中にかけた。
 なんてことはない、気温が戻ったらちょっと暑くなってきたのよ**]

(720) 2019/04/30(Tue) 04時頃

宇宙原理衆 ウツギは、メモを貼った。

2019/04/30(Tue) 04時頃



 あ。そーだ。
 こーにゃんに訊いてみたい事があったんだった。

 こーにゃんて、今までどんくらいの吸血鬼、
 たおしてきたんだにゃ〜?

[最後にはわざとらしく語尾を付けつつ。*]


 ……消えるのね、雪女。

[無関係、のスタンスを貫き通していた異界の吸血鬼だったが、間際になって声をかける。
もう届くかもわからなかったけれど。]


 その…まあ、 ……悪かったわね。
 私が来たせいでおかしくなったんでしょう?

[他にも原因は有ったのかもしれないが。
ただ、この世界にとっての異物が切欠の一つだったのは確かだろう。
だから、僅かばかりの罪悪感とともに漏れた謝罪。]


 私もじきに元居た世界に帰るつもりだから
 ……二度と会う事も無いでしょうけど。

 まあ、それでも。
 万一、万万が一、奏楽神 ディ♪ジアンの導きがあったら…

 こっち風に言うなら、「縁が有ったら」?
 また会いましょう。

[相手が自分に施してくれた優しさについては、終ぞ知らぬままだったが。
短い間の話し相手にお別れを告げた。]



…、へいきよ。
だって、こうしてお話し出来たことの方が
わたしは、…ずっとずっと嬉しいわ。

元の世界に仲間が待ってる…のよね?
ちゃんと戻れるよう、

祈って(うたって)いるわね。




[会話に耳を傾けたけど、別段口は挟まなかった。

 自分も被害者だろうに、とは思うものの。
 ならオレも罪悪感を覚えるべきなのかとは少し。
 結局あるのは罪悪感ではないのだけれど。

 それはもう、ざんねん。という言葉に込めたから、いい。*]



奏楽神 ディ♪…?じ??ゃん??

[耳慣れなさすぎて鸚鵡返しすらまともにできなかった。]


そうね、…きっと、『歌の力』があれば
不可能を可能にひっくり返しちゃうみたいな

そんな、奇跡(縁)が…あるのかも。


ううん、…あるといいな。


 そう……
 ありがと。

[貰った祈りには、短いけれど素直な感謝の言葉。]


 ……あー
 こっちの「神様」は別なのよね…そっか……

[ディ♪ジアンいないのかー。
きっとろくでもない神なのでその方が良いのかもしれなかった。]


 何かの手違いで「あっち」で再会でもしたら、まあ、一杯くらい奢ってあげる。


――――♪

こうして短い間でも
話せて うれC☆
ありが10★39♪

孤独なさみCさ
溶かしてくれたね

だから今度はわたしが祈るBAN(ばきゅーん♡)

この地の力 神の力
そして何より 歌のチカラッ!

集めてミラ96(くる)
奇跡を起こしてあなたの世界へ

みんなで歌えば96(くる)より100っ★

♪――――『NAN★bang★BAN』より


[しっかりと祈った(歌った)]

わたしが、…異世界に?!
それはもうほんと、…夢物語ね。

[奢ってくれるのは嬉しいけれど、
と、柔らかくお返事を返す。]




[ふふふ、と笑う気配も やがて消えゆく。
淡雪は溶けて溶けて、きえてなくなる。**]


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