280 【半突発】茨姫の眠る町で
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― いつかの時 ―
[ 『特別強い魔術の込められた宝石を!』>>8 それは、決して遠くない所……。 少なくとも、同じ森に住む住人からの言葉。
そんな可愛らしい彼女には、来る度に、 良い具合に焼けたクッキーをお勧めしていた。 ]
……あらあら、まあまあ。 そんなに強い魔術で、どうするつもりだい。
[ なんて、悪戯っぽく微笑んで、そう尋ねたり。 けれど、彼女にその宝石を与えるには、まだ早い。 強い魔術は……決まって曲者ぞろい。 それを、老婆は知っているから。
それに、その言葉が『本意』であること。 疑っている訳ではないが、疑問もあったのだった。* ]
(16) 2018/08/07(Tue) 00時半頃
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― 荊の城 ―
……あら?
[ 女性と共に、南大通りへ行こうとした、その時。 広間から、外に繋がる出入り口を抜けたとき。 2人の人物、と可愛い従者が居るのが、目に付いた。 ]
フェルゼさん、こんにちは。 散歩でもしてらっしゃるのかしら?
[ なんて、話しかける。>>5 ]
……そちらの方は?
[ 見かけない方も、いらっしゃる。 >>15 まあ、こちらも見かけない女性を相手にしているから、 お互い様からもしれないが。* ]
(18) 2018/08/07(Tue) 00時半頃
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[ フェルゼが振り向き、黒猫が応える。>>19 配達……成る程、仕事かな、と考える。 ]
それはそれは。じゃあお邪魔しちゃったかしら。
[ なんて、返して。 続く台詞に、成る程、フェルゼさんも、 よく分からない方なのかな、と考えつつ。 ]
ええ、散歩ね。先程知り合ったこの方と。
[ そう言うと、女性は目を丸くさせる。 ]
……なんて、ね。 正確に言うと、 こちらの方が南大通りの方に行きたがってたので、 案内していたの。
[ そんな、軽い冗談。 それを聞いた女性は、 胸をなで下ろしたように見えただろう。 ]
(23) 2018/08/07(Tue) 00時半頃
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あら、こちらに態々出稼ぎに? それはそれは……。
[ しかし、素性が今一分からなかった。>>20 どういう方なのだろうか……と。 ひとまず、老婆はこう答えた。 ]
わたくし、北大通りで宝石店をやっております。 ビアンカ・メルツァーと申します。 どうか、祭の間でも良い思い出が出来ますよう。
[ 老婆は態と大きな仕草で軽くお辞儀をしながら、 この男に向かって自己紹介をした。* ]
(24) 2018/08/07(Tue) 00時半頃
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― いつかの時 ―
[ 彼女が父母の手を借りず、 一人で宝石を買おうとしていた時だろう。 『どうしたい』。 そう問いかけた時。>>25 彼女の手が止まったのを見て。 ]
……くす。
[ そんな彼女を見守るかのように、 思わず、そんな笑みが零れてしまった。 彼女は真剣なんながら、笑うのも失礼だとは、 分かってはいるのだが。 ]
……強い方がかっこいい、ねぇ。 それ位分かりやすかったら、 どれほどいいか……。
[ 老婆の口から紡がれるのは、そんな台詞。 ]
(36) 2018/08/07(Tue) 01時半頃
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何に使うか、分からないのかい。 それは、怖いねえ。 明日にも、私、 ポーチュラカに焼き殺されてしまうかもしれないわ。
[ 勿論、冗談だけれど、そんな物騒な事を、 あえて口にする。 ]
……なんて、ね。 ポーチュラカはそんなことしないのは分かっているよ。 でも、ポーチュラカが言うほど、 簡単な話じゃ、ないんだよ。
[ そう言って、諭す。 魔術の込められた石は、役目を持っているものもあれば、 意思次第でどんな使い方もできるものもある。 勿論、今老婆が言った使い方も、可能である。 まあそもそも、石をないがしろにしないまでも、 『力』だけを求めるならば、いつか破綻するだろう。* ]
(37) 2018/08/07(Tue) 01時半頃
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― 現在・荊の城 ―
[ フェルゼの出店の準備くらい、>>29との言葉に。 それはそれは、と一つ頷こうか。 良いものが出来るといいわね、なんて付け加えて。 続く台詞には。 ]
……くす。でも本当に。 今年が初めてらしいから、楽しんで貰わないと。
[ そう言うと、フェルゼは自己紹介をする。>>38 ]
素敵な店を持っているから、言ってみてね。 そうね……他の、酒場やステージも、 良い塩梅、ってところかしら。
[ そう問いかけつつ。 ]
(39) 2018/08/07(Tue) 01時半頃
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……ええ、よろしくお願いしますわ。 便利屋さん……なのね。 こんな老婆でよければ、時に手を貸して頂ければ助かるわ。
[ そう言った言葉は、半分社交辞令だが、半分本気。 >>30 力仕事などは流石に老婆には厳しい。 まあ、一番の力仕事は、 老婆の家にクッキーの原料の小麦を届けて欲しいのだが。 ]
……くす。 ありがとうございます。
[ そう言って、お礼を述べた。 ** ]
(40) 2018/08/07(Tue) 01時半頃
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[ ジェレミー曰く話には聞いている、との事。>>45 それはそれは、光栄ですわ、なんて。 まあ、その時は宜しくお願いします。 と、再びその挨拶をしつつ。
そして、フェルゼの言葉が続く。 >>63 『美人さんがいらしてくれるなら』、との言葉。 若いわね、なんて言葉は心の中。
フェルゼも別れると言い。 >>65 自分もその場にいる人に挨拶をして、別れる。
フェルゼより遅れて、南大通りへと。* ]
(77) 2018/08/08(Wed) 00時頃
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― いつかの話 ―
[ 『たったひとつ』が欲しい、と、彼女は言った。>>48 自分のための、宝石が……、か。
老婆は、その言葉を聞いて、一つ頷いた。 それが、彼女の中にある、思い。 たった、ひとつ。ねえ…… ]
……なかなか、難しい注文ね。 貴方にふさわしい、貴方だけの宝石。
[ そう言う。柔らかい表情は崩さない。 こればかりは、老婆も直ぐには答えず。 ]
(94) 2018/08/08(Wed) 02時頃
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貴方にふさわしい宝石……ね。 ……私は、貴方じゃないからねえ。
[ それを見極めるのは、中々に難しい。 けれど、……と、老婆は語る。 ]
まあ、最初は見つからないものさ。 原石だって、最初は光を受けても、輝かないもの。 そこに、あらゆる出来事。楽しい事だけじゃなく、 辛いことや悩み、そんな出来事を受けて、 徐々に磨かれていって……輝く宝石になる。 これは、人生と同じ。 私はそう思ってるよ。
[ 老婆は、そう語る。 ]
(95) 2018/08/08(Wed) 02時頃
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……ポーチュラカ。 貴方だけの石を。貴方だけのものを、 それを欲するならば。
経験を、積みなさい。 世界を知る事、あらゆる人と関わる事で。 『自分』というものも見えてくる筈さ。
……貴方が本当に欲しいもの。 もちろん、私も協力はするけれど、 最後に決めるのは、貴方だからね。 磨かれた『意思』が、導いてくれる。 そして、決して焦ってはいけないよ。
……大丈夫。あなたなら、見つけられるさ。
[ そう言って、彼女の頭を優しく撫でただろう。** ]
(96) 2018/08/08(Wed) 02時頃
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― 現在・南大通りのとある所 ―
……ここまで、ね。 それじゃ、お気を付けて。 貴方の旅が、良いものになりますよう。
[ そう言って、彼女を見送った。 昼過ぎと言う事もあって、活気も満ちているだろう。
……普段より、活気づいている町。 それは、きっと、日常から外れた、 それは、きっと、素晴らしいものなのだろう。
老婆は、それじゃあ、自分の店に戻りますか。 と、再び薔薇の城……そして、その向こう側へ。 足を運ぶことにした。 * ]
(107) 2018/08/08(Wed) 22時頃
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― 北大通り・「rose」 ―
……ふぅ、ただいま、と。
[ 北大通りの、自分の店に戻る。 鍵を開ける。勿論誰も居ない店内。 そういえば、と懐に入れた紅い宝石を取り出す。
それを一旦はガラスケースに戻すが、 今日はこの宝石を、持ち帰ろうと決めていた。
おそらく、教示の時は……今夜。 それを、肌で感じ取っていたため。* ]
(115) 2018/08/08(Wed) 23時頃
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