229 流水花争奪鳥競争村
情報
プロローグ
1日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[黙って返事を聞いて。 広げた腕には首を振って、遅い足取りで傍に行く。]
ゆるしてほしくなかった。 怒ってくれてもいい事を、私は言ったわ…。
[再び岩に腰を落すラルフと、ご飯を挟んでシートにぺたりと座る。 あのリュックにこれだけ入ってたのかと驚きつつ、 美味しそうなサンドイッチに空腹のお腹は刺激される。]
……… これ ラルフが作ったの? しかも、ぜんぶ、わたしの 好きな具ばっかり。
(0) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
――― これはちょっと……きもいよ、ラルフ。
[気を使わせたのか、とか、作ってくれてありがとう、とか。 言えばいいのに言わない悪い女だと自分で思う。
言ってから、ふ、と眉を下げて笑う気配。]
(1) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
[温かい紅茶は花の香りと共にやってくる。 いただきます、と文句も言わず手を伸ばす。
紅茶は好きな方だった。 あの時の紅茶は美味しかったな、というのがいくつか思い出にはあって。 でもそれが誰が淹れてくれたかとか気にした事はなかったけど、]
……、……おいしい。
[冷ましながらゆっくりと飲めば、身体の内側がほかほかする。 隣に座って紅茶を飲むラルフの顔をこちらも見て、]
(2) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
え
[当って砕けろ、みたいなことを言われた。 死ぬほど背中を押された。 驚いて、瞬きを忘れるくらいだ。]
(3) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
……
[だけど。 誰に、と、―― 疑問を抱くより前に。 先に頭に浮かんだ顔があって。 それは死んだ弟の方じゃなくて、―――。]
〜〜〜 わたし、もしかしたら ただ、単に、男を見る目がないのかもしれない。
(4) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
なんで。 …なんで、――
[自分が理解できないのに。 どうして。と、問うも答えは出なくて。 会って、また、顔を見て話さないと答えはきっと出ないから。]
〜〜〜〜 っ
[膝を立てて座った状態で、紅茶は持ったまま 膝の上に額を乗せて顔を隠し、小さく唸る。]
(5) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
砕けたら、ほんとに ひろってくれる? ほんとに、それじゃ、保険にしか、ならないよ。
そんな風に思ってる女なんて、 私が男だったら……絶対、無理だよ。
[ぐちぐちぐだぐだ。 こんな時、ナナオと会いたくなる。 人に頼ってばっかりのダメな自分だと思う。]
(6) wallace 2015/07/08(Wed) 22時頃
|
|
……
[でも。 逃げたくないと思ったし、 これでも考えてはいる。 だけど、それと自分の心の方向は、 うまくまだ噛み合ってない。]
ごはん、たべる。 食べて…それから、…行ってくる。
おなかすいてるし、 美味しそうすぎるもん。
(7) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
|
……まだ、夜でもないし。
[見事なまでの太陽の日差し。 えい、とサンドイッチに手を伸ばして、もぐもぐと頬張る。]
(8) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
アマルテアは、サンドイッチを8個たべた。
wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
アマルテアは、好きだけど少し食べ過ぎたかもしれない。
wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
わたし、自分で料理がしたいの。 お菓子だけじゃなくって、 ごはんも自分で作れるようになりたいの。
[好きなサンドイッチの具をあらかた食べ終えれば 順番を無視して、果物に次は手を伸ばす。]
包丁は危ないとか、 揚げ物もダメとか、 …べっつに いいじゃん!って思う。
(9) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
|
でも、…神殿のみんなは、私の事を心配してくれてるし ちゃんと元気に成長して欲しいって 思ってるのも解るから、 …、結局、できないまんま、今に至るなんだよね。
[ははは、とから笑いをしてから、紅茶を飲み干して手を合わせる。]
…ごちそうさま。 美味しかったよ、ラルフ。
(10) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
|
…、あの夜、ラルフが持ってきてくれた サンドイッチと果物…、食べられなくてごめんね。
(11) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
|
[そう言えば、膝を伸ばして立ち上がる。 ふわりと淡い空色のワンピースが風に揺れる。]
……、あの晩、あれから 何があったのか 誰も教えてくれなくて、 聞いちゃいけない事みたいな気がして、 ずっと気になっていたのに、
あの後、また遊ぶ機会はあったのに 聞けずにいた。
(12) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
|
―――…… それなのに、 ラルフは私を好きでいてくれたんだね。
本当に驚いたけど、 嬉しかった。
[それでも、立ち止まる事はせず、 裸足のままシートから出て、紫陽花がちょんと乗ったサンダルを履く。 ちょっと泣きそうな顔だし口はへの字だから背中しか見せないで、]
ここまで、ありがと。 ちょっと、思いっきりぶつかってくる。**
(13) wallace 2015/07/08(Wed) 22時半頃
|
|
[勢いだけで飛び出たが見事に獣道で、現在地を見失い迷う始末。 解る場所までラルフに送って貰ったけれど、まだ、陽が高い。
それから走ったけれどそんなに体力はないし、 あれだけ食べた後だからお腹の横が痛い。]
…、…
[あ、そういえば、と気付く。 試験の最後だからというのもあり、今日は侍女も衛兵もいない。]
(24) wallace 2015/07/09(Thu) 00時頃
|
|
……これ ラルフ怒られるんじゃ。
[それは私の思う所ではない。 真っ直ぐ抜けた先はすぐに神殿だ。
門番に姿を確認されれば、侍女の姿も見える。]
ごめんなさい。 私だけ先に帰ってきたけれど、 私が決めた事だから彼を咎めないで。
(25) wallace 2015/07/09(Thu) 00時頃
|
|
…それと、エフは中にいる?
[問えば、なにやら待合室を抜けて城下に出たと聞く。 は?という顔を一瞬だけした。一瞬だけ!]
(26) wallace 2015/07/09(Thu) 00時頃
|
|
……、私も少し次までの時間、外にいたいわ。 誰かお願い。
[と、近衛を2人連れていく流れにする。 神殿の前の大通り。見渡せば、見つかるかも。 結構甘い考えできょろっきょろしながら足早に歩くと、]
っぶ。
[あまりの意外性の組み合わせに噴出した。>>23]
(27) wallace 2015/07/09(Thu) 00時頃
|
|
似合わない。
[はっきりと言って、それからエフの正面に立つ。 背後には近衛が二人。首を後ろに向けて、]
行って。 …もうエフがいるからいいでしょ?
[近衛に、勝手に今から次の試験の開始を通達する。 はっ、と短い返事と共に近衛は神殿の方へと戻っていった。]
(28) wallace 2015/07/09(Thu) 00時頃
|
|
これって…ダイアモンド・リリーじゃない。 誰かに聞いたの?
[フランクと花の話をしたかは覚えてないけど、 薄紫色をしたそれを受け取って 視線を落とせば、ふ、と笑む顔が添えられる。]
ありがと。
…、… ああ。 うん、まあ、そんなとこ。
―――、ほら!さっさと全員終わらせたいじゃない?
(33) wallace 2015/07/09(Thu) 00時頃
|
|
なるほどねぇ。 [リッサか。納得の相手だった。 花屋から、と聞けば視線をそちらへ向ける。 >>34元気な声に、淡い笑みを返して花を抱いたまま頭を下げる。]
どうもありがとう。
[巫女、完璧です。]
(37) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
うん。
[薄紫の花を抱えたまま、エフの横に並ぶ。 目的地を示されれば、ぱく、と無意識のうちに口が開く。]
え、行けるんだ、あそこ。
(38) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
けどちょっと遠いね。 歩きながら少し話そうよ。
[サンダルで、ぺたぺたと歩きながら、 白いダイアモンド・リリーではなくて、 毒の色を薄くしたみたいな、薄紫の方が好きだった。]
(39) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
アマルテアは、ぺたぺたと最初は無言で歩いていたけれど、
wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
アマルテアは、暫くして突然、口を開いて―――
wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
彼氏と別れた日に、 雨が降ると自分のせいかなって思ってた。
(40) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
濁流に飲まれて死んだ人は、 私が殺したんじゃないかって思える。
滝に遊びで飛び込んで死んじゃった子供の名前を 未だに忘れられない。
(41) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
汚染された水の中に入って、 浄化された水をみるたびに、 私が穢れを吸い込んだんだって思えていた。
(42) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
[自分と、勝手に花を重ねていたのだと気付いたのは遅れてから。 最初は単純に綺麗だなと思っていたのに。
心もきっと、影響を受けたんだと思った。]
(43) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
アマルテアは、一瞬だけ、手に持った花束に視線を落した。
wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
―――… 汚いものを、全部私が背負っているんだって ―――… そうすれば、世界は…平和になるんだって
ずっと思いながら生きてきてきた って言ったら……どう思う?
(44) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
最初、水道管理局なんて巫女の冒涜だと思った。 巫女の力が本当に確かなものとして証明できるなら、 あんな局ぶっ潰してやろうとすら思った。
[だいぶ声に本気の色は乗っていた。 けれど、ふ、と糸が切れたみたいに肩を落とし、]
(45) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
でも、…実際に、全ての大気も、 水も浄化なんて無理だもの。 エフが言う通りだわ。>>0:248 わかってる。
そんなの解ってるけど、… なんかむかつくじゃない。
悔しいじゃない!
[緩く下唇を噛むのは癖のひとつ。 辛い表情を隠さずのまま、 花束を掴む手に力を込める。]
(46) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
そして、
(47) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
そう思う自分が、 いちばん、きらい。 すごい きたない。
だから、 ……だれかと一緒になるなんて、 できないとおもった。
(48) wallace 2015/07/09(Thu) 00時半頃
|
|
はじめに『壁』を、作ったのはわたし。 他の人と、私は、違うんだって。
綺麗すぎる人は怖い。 まっすぐな言葉も、こわい。 そのくせ…そういうものに憧れる。
(49) wallace 2015/07/09(Thu) 01時頃
|
|
―――…だから、
私は誰かといたい。 誰かの傍にいたい。 そう思ったから、…今日があるの。
(50) wallace 2015/07/09(Thu) 01時頃
|
|
[『アマルテアの一部だと思えば、
…好ましいと思う。』]
(51) wallace 2015/07/09(Thu) 01時頃
|
|
[どうしてこんな時に。思い出してしまうんだろう。 これだから死んだ男はずるいんだ。]
……っ。
[じわ、と目頭が熱い。 勝手に自分で言いたい事を言って、 感情的になって、泣いて。 本当に自分勝手だと思う。
堪えきれず、ダイアモンド・リリーに顔を埋めた。]
(52) wallace 2015/07/09(Thu) 01時頃
|
|
[当って。 砕けろ。と。 さっき貰ったばかりの言葉があるのに、 並んで歩いていた足がとうとう止まる。]
…でも、みんな 優しすぎて *こまる。*
(53) wallace 2015/07/09(Thu) 01時頃
|
|
― 夕刻 ―
[普段は入れない場所に行けるのはわくわくした。 薄暗い夜で、近衛も侍女もいない。 こっそりと神殿を抜け出した夜みたいだと思う。
夜の街が祭の終りを祝うのかいろんな場所から お囃子の音とかが聞こえてくる。 街も普段より色付いてみえる。
笑い声が聞こえると、安心する。]
(81) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
[下へ続く階段の前で伸びてくる手に、瞬いて。>>65]
…、……ありがと。
[思ってたより普通な感じだったから、 逆にこっちが照れくさい。 花束を左だけに持って、右手を委ねる形。
離れた手が、ちょっとさみしく思えて。 薄暗い中、続く青い光と何処からともなく聞こえる水の音が 抱えていた膿を吐き出す気持ちの背を押した気がした。]
(82) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
*
[止まる足元。 下だけを見れば、光の色は青から白。]
…、…
[>>69 ひと息でどばっと言われた反撃。 でも、ごもっともだと思って納得もする。]
(83) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
!?
[しんみりとしていたら、花束を掴む手にエフの指が触れてきて、びく!っとした。 けど撫でるだけで、こいつ…、って思った。みんな、優しい人ばかりだ。]
[少し間があってから、続いた言葉と笑う気配。>>70 花の中に埋めた顔は表情を作らず、耳だけを研ぎ澄ます。>>72]
……
[その状態で、心の中だけで驚く。>>73]
(84) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
[、こつん。と 頭に額があたる。]
(85) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
[存在していていいんだと。 いてくれてありがとうと。 聞こえた気がして。]
[何度目かの、好きを貰った。]
(86) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
ばか。
[相手に向けてでもあり、自分にも向けた言葉を、ぽつ、と小さく溢して。]
(87) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
[指から離れて頬に添えられる掌。 あったかい、と小さく言って瞼を落す。]
…うん。 うん。
―――…ありがとう。エフ。 結構、元気出た。
[ゆっくりと顔を上げて、へへ、と眉を下げ弱く笑む顔。 頬に添えた手の方へ、顔の向きを変えて唇を掌にあてながら ちらりと視線だけで顔色を確かめるようにして、]
(88) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
けどさ、 エフは、私が違う人選んでも …そう 思い続けられたりするの?
わたしが結婚したら、さすがに違う女の人探すでしょ?
それでも、 ……、いや、 いいや。
[何を試す事を聞いてしまってるんだろうと思えば、 こちらから返事があってもなくても掌から顔を離す。
行こう、とぺたぺたとサンダルの音を鳴らす。 水上エレベーターの方へと向かい、四角い柵に手を伸ばすが、 そこで止まり横向きで視線を落とす。]
(89) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
[左手に持った花束。][ぷつ][と、一本手折る。] [部屋に飾れと言われた事は忘れている。]
―――… 私は今、 キルロイやラルフと結婚した方が幸せを感じると思ってる。
[ぽた、と薄紫の花が落ちる。] [白い灯りを受けてうすぼんやりと足元に咲いている。]
(90) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
だけど、確かに幸せに笑える自分の姿は見えても、 その先が うまく見えない。
[ぷつ、とまた一本手折れば、]
(91) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
エフとはそもそも結婚する絵が想像できない。
[そこははっきりきっぱりと言い切った。]
(92) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
それなのに、
(93) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
それなのに、―――…それなのに、 ずっと、先、…何年も先になっても、 私の傍にいて、支えてくれてて、
こうやって見た事ない場所とか、 私の知らない場所に連れていってくれる姿は… なんとなくだけど、想像できて。
それが、いいなって 思えた。
(94) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
けど、 …さっきみたいに優しいばっかりのエフは嫌。
ちゃんと私が間違った方向を向きそうになったら、 正しいのはこっちだって、教えて欲しい。
[手折ったダイアモンド・リリーは右の手の中に咲く。]
(95) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
[身体の向きを正して、エフの方へ向ける。 そのまま右手を真っ直ぐ伸ばして、視線も向けて、]
ねぇ。私は、誰を選べばいいと思う?
[*問う。*]
(96) wallace 2015/07/09(Thu) 14時頃
|
|
なによ。今更。
[我儘だと言われても、さも当然顔。 昇降機の方に向けた花と腕。
手首を捕えられて、引き込まれる。]
(107) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
…… っっ
[痛みはなかったけれど、 エフの身体越しに壁にぶつかった衝撃が伝わる。 細い腰に回る腕。
こういう時のさり気無い仕草は、時々、重なる。 ――、じく、と昔を思い出して痛みを感じる。]
(108) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
……ま、そりゃー。そうよね。
[肩に埋まる顔は見えない。
まあ、それじゃあと、 埋められた頭に首を傾げて横顔で触れる。]
…、…ごめん。 [掴まれたままの腕に力が籠るのが解る。]
(109) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
…、エフ ?
[思わず顔を上げるけど、 肩に顔はうまったままだから見えない。]
(110) wallace 2015/07/09(Thu) 18時半頃
|
|
[さすがに、これだけ近いと言う事は言ってもやたらと高いまんまの心拍が伝わってしまうのだろう。
昇降機の上で近い距離を保ったまま、上に昇る。 胸で押し返された時は、さすがに、ちょっとどきっとしたけど。
水音が流れて、高い湿度に少し身体が汗ばむのを感じて はふ、と熱い息を吐く。]
(115) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[「好きだ。」]
[聞き飽きた言葉だと思ってた。 いろんな人から言われ過ぎて麻痺しかけてたのに。]
(116) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[何度も、何度も繰り返されて。 それが不思議な事に、違って聞こえる。
ふわふわと柔らかな、あの綿毛を出す花みたいだ。 いや、でもそれよりもう少し――湿度がある。]
エフの言葉は あったかい 雪みたい
[重なって、積もって、増えていく。]
(117) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
[手が解放されても身体は解放されないまま。 それでもいい。 そっちの方がいいな、と思えてきてて。]
好きだってわかってるから、 私は我儘言えるのよ。
…、ずるいでしょ。 怒っていいのに、……
[背に回る腕に力が籠るのが解って、 どっちもきついくらい感じる。]
(118) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
…、…ふふっ。
[肺を震わせて笑う気配が空気も揺らす。 ばか娘、なんて父親みたい。]
(119) wallace 2015/07/09(Thu) 21時半頃
|
|
…、…どうしたの?
[眼鏡を上げれば、まだ笑いの余韻が残る顔で見上げる。 一瞬だけ揺れる瞳は、違う男の面影を見たから。]
(124) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
…… やっぱり
[重ねて見てしまっていて。 それが酷く、悪い事みたいに思えているのは、]
(125) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
――― っちょ、 ちか っ
[思考は途中で止まる。 無意識的に目を閉じて、触れる温度に鼓動がやばいことになっている。]
……
[離れて見上げるエフの顔。 自分の顔は頬がほんのりと赤くて耳が熱いのが解る。
ごうんごうん、と上昇する音が遠い。 心音がうるさい。]
(126) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
着飾った言葉なんかより、 …そう言う 言葉の方が、
…なんか、ずるい。
[しまった逃げ道はない。 せめてと視線を斜め下に逸らす。]
(127) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
[はふ、と熱い息を吐いて、]
あのさ!
[勢いに任せる事にした。 うん、いつも通りだ。
背中も押された。 砕けるつもりなんて毛頭ない。
エフを見上げて、眼鏡のない顔をじっと見る。]
…… 似てるけど、似てない。 うん、エフはフランクと違うわ。
(128) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
なんていうか、 下手くそよね!!
[不器用とか他にも言い様があったなと、 思うのは言った 後。]
(129) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
でも、私は別にそれでもいいし、 …一緒にいてようやっと、楽しいなって思えてきた。
(130) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
だーかーら!!
(131) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
今から、エフのこと 好きになっても いい?
[言い終えれば、恥ずかしいとかそういう感情より、 に、と口を横に伸ばして悪戯に笑う顔。]
…てか、むり。 ダメって言っても、だぁーめ。
…、… もう きーめた!**
(132) wallace 2015/07/09(Thu) 22時半頃
|
|
あら?巫女って言論の自由もないのかしら?
[言葉の謎チョイスと言われれば、 わざと巫女顔でどこか澄ました表情。]
(142) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
[ようやっとかよ。と、いつも通りの顔になって、 エフも笑えば、私も普通に笑えた。]
そうね。 これでもかなり悩みはしたんだけどね。
[やっぱり男を顔で選ぶ時代は過ぎたなぁ、とは流石に選んだ人を目の前に…いつかは言うかもしれないけれど、今はひっこめといた。]
(143) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
っと。
[浮遊感から突然、重力を感じる。 離れた隙間が、ちょっと一呼吸置かせてくれるけれど、 待ったはなしと言われれば、ぱち、と瞬いてから にやぁ、と悪戯な笑みをまた浮かべようとしたら 頬に先手の手が伸びてきた。]
(144) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
ひょっほ!なにふんのよ!
[湿気を吸ってしっとりとした素肌。 昔のラルフほどではないけれどそこそこ伸びる。
抗議は口だけ。 肌に触れる指の固さや温度も、好ましいと思えて]
[右手には花束を持って、左手はエフの指が絡んだ。 付き合いたてのカップルすぎて、 視線を外したエフに思わず噴出する。]
…… くく。
[やっぱり、へたくそ、という総評は間違ってなかったなぁと思う。]
(145) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
これから苦労するわよ。
[なので先に言っておいた。 苦労はきっと予想を超える。 巫女の夫になる人は、神殿暮らしを強制される。 身の回りの事が突然変わって大変だったと祖父も父も言っていた。]
(146) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
― 時計塔 上層 ―
お。 おおおおおおおお。
[ベランダの足場から見える景色に、思わず声が出た。 端まで行って見なくてはと足を踏み出せば、思いの外風が強くて。 エフに手を引かれて多分正解だ。]
なにここ。 すご。
文字盤の下になんかあるなって思ってたけど これだったんだ。
[風に髪も、服も揺れるが任せて、視界に入る景色を楽しむ。]
(147) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
…朝とかだとまた違って見えるのかな。 また来たいな、ここは。
[紺に染まる空もいいけれど、朝陽に輝く里も見たい。]
(148) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
――――
[神殿に近いしな、と言われて。 それがどういう意味かも理解したから、 じ、とエフの顔をわざとまじまじと見て 半眼にしてから、]
むっつりすけべ。
[と、言ってやった。]
(149) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
エフ。
[それは少し景色を見た後くらい。 突然、名を呼んだと思えば、エフの正面に立って 花束は左手に持ったまま、背伸びをして両腕を首に絡める。
視線はまっすぐ。逃げさせないよと物語る。]
(150) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
「お前」は、嫌よ。
…昔みたいに、エフだけは、 私の事、テアって呼んで。
それから、
[要求はまだ続くらしく、腕は絡めたまま解く気はない。]
(151) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
仕事は続けて。
…神殿の事とか、ちょっと忙しくなるけど、 エフがちゃんと水を管理しているって思えば、 私は一人で仕事をしてても、傍にエフを感じられる。
…、…
それから、その
[そこまで言って、さあ本題、 と思った所で言葉がぎこちなくなる。]
(152) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
そ の、
[一瞬だけ視線が逸れる。 でも、それはだめだと眼鏡つきの顔を見て、]
ひ
ひとりっこは…いやだな ぁ。**
(153) wallace 2015/07/10(Fri) 06時頃
|
|
― 時計塔、上層 ―
[穴場の天望場所に、次の約束。 次は誰かがいるかもしれない。 そもそも暫く忙しいから、次が遠いかもしれない。
だけど。 なんとなく、だけど。 先はまだ長いから―――と、想えて。
そう思っている自分が、不思議だった。]
(165) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
え〜〜〜?
[視線は逸れるし、拳は額だし、>>157 終いには明後日方向だ。 正直者のむっつり、と新たなジャンルだろうかと思えてきた。]
(166) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
*
[テア。と名を呼ばれれれば、ん、と視線を向ける。
昔からそう呼ばれていて。 巫女様、と一度、線を引いたのは向こうの方なのに、 勝手にそれを壊してまたやってきて。 見事にそれに巻き込まれた気分でもある。 でもなんか、それでもいいやと笑えるくらいには心は穏やかだ。]
(167) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
え、なん
[にん。と問い返すより先に、 額が切りそろえられた前髪に触れてきて。
思わず息を吞んだけど、近ければ口元の動きも良く見えて。]
ちょっ…
[冗談には聞こえないのに、こういった話をしているのが、 なんかもうお腹を抱えて笑ってしまうほど面白くて。
鼻先をぶつければ、こちらも思わず笑いを返す。]
(168) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
くくっ
[その状態のままつんと背伸びをして、顎を引く。 鼻は離して、軽く触れ合っていた額を こちらからぐりぐりと押し付ける。ちょっと痛い。]
ぜん、っ ぜん エフとヤるのが想像できてないっつーの。
(169) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
やっばい! 好きなのに。こんなの初めてだわ。
[額をぶつけて、さっきよりも近い位置に眼鏡が来る。 眸は弧を描くように細まり、ふふっ、と思わず笑う。
両腕はまだエフの首に絡めたまんま。 笑った顔を真顔に戻せないまま、声もまだ震えたまんま]
じゃー、六人くらい頑張ってみる?
[と、返してみたけど。 やっぱりだめだと、すぐに、笑いが口の端から零れて。]
(170) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
もー。あのさー!
[この辺で流石に額は離す。 やや下から顔を覗き見るようにして顔色を確かめてから、 首の後ろに絡めていた腕を引いて顔を近付ける。]
いい加減、好みの女が手に入って こんなに傍にいるんだから ちょっとは良い思いしなさいよ。
…それともー、私からしてあげましょうかー? ご褒美の〜…
[にやー、と小首を傾げながら口許を緩めて笑う顔は、 楽しそうでもあってからかってるみたいでもある。**]
(171) wallace 2015/07/10(Fri) 13時半頃
|
|
エフ…、神殿に何人侍女がいると思ってるの? 子育て環境だけは文句なしで整ってるわよ。
[どうだ。と少し得意気な顔。 まあ、さすがに6は冗談だけど、 面白いから訂正もしないままで。]
(179) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
[むに、と薄いけれど弾力のある唇に触れる指。 喋りすぎたかからかいすぎたか、と、 目線だけ向ければ淡く笑う顔。]
(これはちょっと ずるい。)
…、ん
[視界を暗くして、落ちてくる感触を知る。]
(180) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
…、 〜っ
[ちょっとふいうちをくらって、背が反りかけるけど 腰に回された両腕がちょうどその背を支えてくれてて。
暗い視界の中、触れ合ってもないのに エフの肌の温度が伝わる気がした。
風が、髪やワンピースの裾も揺らしていて その温度が心地い。]
(181) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
[薄く開く瞳の先。視界の先は最初はぼんやりと。 だけどすぐに輪郭を帯びる。 綺麗に揃った赤髪が攫われるのが視界の端に見えて、 促された続きの言葉に>>176]
〜〜…いまあげたじゃんんん んんんっっ
[ん、をいつもより多めに連呼する。 後半の、ん、は首筋に顔が埋まって動揺する声に変わった。]
(182) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
…、っっ 首は だめ。弱い。
[ちょっと、まじ、勘弁して、 と小さな声で懇願する。]
(183) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
[ついでに首の後ろに回していた腕を解いて、 左手に持っていた花束でエフの頭をぽすぽす叩いた。
数枚、薄紫の花びらがエフの髪に落ちる。]
(184) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
…… は!?
[その間何を考えていたのかは解らないけど、 帰るか、の言葉に叩く手が止まる。]
(185) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
……、…もうちょっと 外の景色が変わるのを2人で見てたいなぁ、
って思うのは確かにあるけど。
[後は帰ったら忙しい。というのもある。 まあ、適当に捌いて、適当に、…適当に。 途中から考える事をやめたずぼら。]
(186) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
[視界は開けた外の世界の方へ。 里に流れる水路も、家も、灯りも良く見える。]
……、綺麗だね。
こういう当たり前の風景を、 守りたくて、 取り戻したくて、
……大昔、巫女は力を手に入れたのかな。
[ぽつ、とそれは自分とは違う、 不思議な存在へと向けて。]
(187) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
それとも、唯の生贄だったのかな。
[抱いていた黒い思いも、ついでに吐いた。]
(188) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
……気になって調べた事があるんだけど 良く解らなかった。
凄い力だってのは解るけどさ。 根っこがわかんないと、ちょっと 嫌じゃない。
[はは、と弱く笑ってから、顔の位置を戻して エフの顔を笑みのない顔で見つめる。]
(189) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
また、あの大樹の所に一緒に行こう。 それから、フランクの命日には一緒にお墓参りも行こう。
…生きてる限り、 一緒にいてよ、エフ。
[否定は許さないから語尾は上げずに、言う。]
(190) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
…好きよ。
[ぽつりと、雫が落ちて地に染み入るように呟く。]
(191) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
だから、
[だから。 そういうと、瞳に少し生気が戻る。]
私、このままエフを神殿に持ち帰ってもいい?**
(192) wallace 2015/07/10(Fri) 16時頃
|
|
[分裂できない、には、ふ、と頬が緩んだ笑い。 エフが子供相手に揚げパンを買っていたのは知らないし、顔が顔だから子供が寄ってくる方じゃないとも思っていたから。なんか、子育てしてる絵も想像できなくて、おかしくなる。]
!? ばっ …、なに っっっ 〜〜 こら、 もぉおお。
[かわいい、と言われるけれど、そこの顔の位置がダメで、喋ると余計にダメだというのがわからないのかと、花束はぽかぽかと抗議を訴える。エフの心の中での葛藤は全く、これっぽっちも気付いていない。]
(206) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[なんとか身体がむずむずするのも収まって、 外の景色を眺めながら溢した優しい言葉と残酷な言葉。
その選択は私に委ねられてしまって、>>199 えー、と不満な声を返す。]
…、…んー それなら まあ、まだ悩んどく。
[自分の中で、一番しっくりくる答えがまだなくて。 それを探すのも悪くないと思う。]
(207) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[>>200『覚悟しとけ。』という最後の言葉が、 >>123ちょっと前に聞いた言葉を思い出させる。
自分に正直だなぁ。と思うし、 そこがちょっと自分より大人なのかな、とも思えた。]
…うん。
[そういうのも全部、好きだと思えて。 それ素直に口から溢れて、零れ落ちた。]
(208) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[生き返った目で、言った言葉。 エフが息を吐いて額の方に手が動くのを見つめてたけど、]
噛み、…
[言葉を反芻し、ぱち、と瞬いて。 それから、か、と一気に沸点が上がる。]
(209) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
ばっ……〜〜〜
[言い掛けて、いや、と否定してから、]
かっ、〜〜〜 噛んだら噛み返してやるわ。
[いー。と白い歯を見せて口を横に開いた。 それから、また、笑ってしまった。]
(210) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
*
*
*
(211) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
―夜 祭の中で ―
[それからエフの右腕に、両腕を絡ませて、ついでに胸も惜しみなくあたるようにしながら里に戻る。 水力エレベーターにまた乗りながら、貰った花束を程好い長さで手折り始める。そして、頭の編み込み部分に薄紫の花を挿しこんでいった。やがて頭の上には花の冠が出来て、一本だけ余ったダイアモンド・リリーはエフの耳の上に添えてみた。笑った。でも取ってはあげない。
神殿に戻るつもりだったけれど、祭を見て行きたいと我儘を言って、ついでに、おなかすいた!とご飯もせがんだ。
祭の主役でもある巫女が、祭に姿を見せれば周囲の目線は引く方で。 小さな子供が「あ、エフだー!!」と指を指して騒いでいるのを見れば、知ってる子?と問う場面もあった。]
(212) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[これ食べたい、といって指を指したのは、綺麗な水がある所で咲くと言われている白い花の根を粉にして、水で溶いて、薄く鉄板の上で焼いたもの。それをくるりと丸めれば、見た目は具のないクレープ。その上に、その花の蜜を垂らして食べれば美味しく里の名物でもある。]
エフー。 はい、あーー
[エフの口の方に、それを近付けて]
んっ!!
[直前の所で自分が食べた。 お約束というやつだ。 はむりと噛んだ状態で、頬の筋肉を緩めて笑う顔。]
(213) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[人目があれば、営業的な笑みを作る事が多い。 慣れたし嫌いでもないから、普通に振りまく。
どうせ明日になればこれ以上だ。とも思っている。 横に並ぶエフは解ってるのかなぁ、と心配で、 エフの腕にしがみつきながら、ちらっとたまに顔を見る。]
…はー
[気がつけば、空には月が浮かびその周りを星が煌めく。 だいぶ遅くなってきたというのはさっきまでいた時計塔を見れば解る事で。]
(214) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
あー…
[そろそろ戻らないと、と思い出す。]
エフ。
神殿戻ったらさ、 多分、たぶん 侍女達になんか連行されると思うケド、
その… がんばって。
[エフ単品で両親に会う可能性もあるが、まあ、面識がないわけでもないから大丈夫だろうとも思う。後は多分、風呂に連行されるし、それとは別で清めの水の中に入れとかもあるかもしれない。古い風習が残るというのは嫌いじゃないし、慣れたけれど、外の人が突然放り込まれれば大変だと思う。]
(215) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
私は、ほら、そのー 行かなきゃいけない場所があるからさ。
[どこに行くか、なぜかぼやかした。 ちょっと視線も逸らした。 やや速足にもなった。]
(216) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
*
*
*
(217) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[―――、やがて神殿が見えれば、明りと門番の顔が見えた。 侍女の一人が交代で門の前で巫女の帰りを待つのだけれど、]
あ。リッサだ。 ただいまー。
[ちょうとクラリッサがその番に回って来ていたようだった。]
リッサ。 お母様達に試験は全て終わったって伝えて来て頂戴。 その後の準備とかもお願い。
ん?
(218) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
アマルテアは、クラリッサの顔に書いてある文字を読んだ
wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
あ、…あぁ、そうそう。エフにしたわ。
[たいそう軽い感じで言ってみた。]
(219) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
あぁ、でもね、…お願いがもうひとつ。 キルロイとラルフには私から話をさせて。
[もう一度念を押すように、おねがい、といって。]
(220) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
そーゆーわけだから、 …ちょっと待っててもらってもいいかな。
私の事だから、ここは、私がケリをつけるべきだって思うんだ。
[ね。とエフの腕にぎゅう、と抱きついて 身体の柔らかさも思いっきり伝えて甘える。]
(221) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
[まあ、だめだと言われても絶対に決めてた事だからゆずるつもりはなかった。 神殿の中に入れば、エフと別れて、目的の人を探そうと足を運びだす。**]
(222) wallace 2015/07/10(Fri) 21時半頃
|
|
― 夜 厨房 to ラルフ ―
[昼間の美味しいサンドイッチの味よりも、 私はあの顔を忘れない。一生。>>55>>56]
まずは、お礼言わなきゃなあ。
[背を押してくれた事。 それから、迷子になった所を助けて貰った事。
厨房に忍び込むのは大得意だが、 今日は頭の上に薄紫の花がどーんと 咲いているのでかくれんぼには不向きだ。]
(223) wallace 2015/07/10(Fri) 22時頃
|
|
[朝食の用意か、夕食の片づけか。 何人か白い服を来た人の姿が見えたので、顔の確認の前に声を張った。]
―――、ラルフ。 ラルフ・グリーンはいる?
(224) wallace 2015/07/10(Fri) 22時頃
|
|
― 衛兵控室 to キルロイ ―
[こっちの方が足取りが重いな、と思った。 何て言おうとか、うだうだ迷っていたら目的地についていた。]
……〜〜〜
[淡い空色のワンピースに、紫陽花のサンダル。 キルロイと朝に会った時とはまた違う服だ。 ついでに頭にはダイアモンド・リリーが咲いている。 お祭り気分にも程がある、状態かもしれない。]
…いや、でも、 …
[頑張れよ自分!!!って心臓の辺りを叩いた。]
(225) wallace 2015/07/10(Fri) 22時頃
|
|
[控室にいると聞いていたので、 扉の前に立てば、小さく、コン、と叩いてから]
―――、キルロイはいる? …、話がしたいの。
[扉越しに声を響かせた。]
(226) wallace 2015/07/10(Fri) 22時頃
|
|
― 衛兵控室 to キルロイ ― >>227
[うぐ、と喉の奥が詰まる。]
……はぁ。
[思わずため息を吐いて少し俯いた。]
中、誰もいないなら 入らせて。
[廊下でちょっと立ち話、という話でもない。 ぺたぺたとサンダルを鳴らして控室の中へと入れば、 長椅子にすとんと腰を落とし、横をぺしぺしと叩いた。
ここに、すわりなさい。と態度が言う。]
(228) wallace 2015/07/10(Fri) 22時頃
|
|
うん。
[膝の上にのせて握っていた手が、 スカートに多めの皺を作る。]
結論から言うと、違う人にしたわ。
[長椅子に並んで座った状態で、 正面に向って言葉を投げた。]
(230) wallace 2015/07/10(Fri) 22時半頃
|
|
…、朝、本当に楽しかったし、 好きになって一緒になれたら 幸せになれるのかも、と、思いもした。
ぶっちゃけ顔はキルロイの方が全然いいし 体力あるし、 背も高 ぃ…
[徐々に声は、フェードアウト。]
……なんで キルロイ選ばなかったんだろ状態だわこれ。
[若干、声はマジだ。] [ああ、と花の隙間に指を入れながら頭を抱えた。]
…、ごめん。
(231) wallace 2015/07/10(Fri) 22時半頃
|
|
― 夜 厨房 ― >>236 [あ。ほんとにいた。 と顔に出る。
白い仕事着姿が普段のラルフなんだろうけど、 パーカー姿の方が先にあるから何だか新鮮だ。
静かになる厨房に、あ、しまった。と思う。 けどまあ、明日にはみんなにも解る事だし、――。]
お昼は色々とありがと。 無事に戻れたわ。
(237) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
その、―――
[髪に飾っていた大輪を一本抜き取って はい、とラルフの前に差し出す。]
お礼よ。
(238) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
ちゃんと、掴まえた。 砕けなかったし、拾って貰う必要もない。
……、だから、その、 ごめんなさい。
私はラルフじゃない人と、結婚する。
(239) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
ずっとずっと、ずぅぅ〜〜っと昔から 私を陰で支えていてくれていたのに、 私は酷い裏切りをしたんじゃないかって …思うくらいには 悩みはした。
けど、うん… ごめん。
[ぽつ、と二度謝罪の言葉を落す。]
(240) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
― 夜 衛兵控室 ― >>232>>234
怒ってもいいところよ!?
[笑うから思わず顔を上げて、 えええっ!?って顔でキルロイを見た。]
ばっっかじゃないの。 逃げないって言ったじゃない。
私はね、この最終試験をそういう 事務的な処理で終わらせたくなんてなかったの!
[冗談じゃないわ、と悪態もついた。 誰もいない部屋は便利だ。]
(241) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
……理由とか聞かないのね。 私に興味もなくなった?
[意地悪な事を言ったなと思いつつ、 椅子に両手をぺたりとつけて肘を伸ばす。
天井を仰ぎながら、勝手に喋りはじめる。]
(242) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
一緒に笑える人ってのも大事だし、 幸せにしてくれる人ってのも大事で、
勿論私も幸せにしてあげたいなぁ、 って思うのは当たり前で
涙を共有したりできるのも悪くないって思うし、 悪い事をしたら止めてくれる人でもないと嫌。
あとは、守ってくれるってのも嬉しいけど、 守られるだけって存在は癪だって思う。
(243) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
でも、そういうのもあるけど
私の全てをちゃんと受け止めるだけじゃなくて 受け止めて…その先を見たかったんだと思うの。
(244) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
ついでに言うと、私が選んだ人は… 私を 浄化する力がある
、そう思ってるの。 ……本人には言う気ないけど。
[一生言うもんか、くらいで本気で思っている。]
(245) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
一番、一緒にいる未来が見えたの。 だから、その人にしたわ。
[そこまで言って、言ってから、]
(246) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
で! よ!
[やや声を大きくして、ぐりっとキルロイの方へ身体を捩じる。]
キルロイ。 お願いよ。
貴方が、この仕事を志した理由がまだ心にあるのなら ―――これからも 神殿にいて欲しい。
あなたには幸せになって欲しいし、 それに、
私がちゃんと幸せになれたかも、みてて欲しいわ。**
(247) wallace 2015/07/10(Fri) 23時頃
|
|
― 夜 厨房 ― >>248〜
[本当に知りませんでした。顔。 薄紫の花は無事にラルフの手に渡り、ほ、と息を吐く。
それから唸って困った顔のラルフが見えれば、 ちくちくと刺さるものを感じる。]
!
[上がった顔に、つい背筋が伸びた。]
(259) wallace 2015/07/10(Fri) 23時半頃
|
|
…!
[誇らしげな顔を見せてくれて。 だって、絶対に悔しいし、辛いのに。
どうして、と。 思うと、口が一瞬への字になる。
ラルフの 痛いくらいの優しさを感じれば、 ん、と曲がった口を横に引いてから、]
うんっ!!
[右手をこちらも上げて、 にっこりとした笑顔で右手を勢い任せに打ち付けた。]
(260) wallace 2015/07/10(Fri) 23時半頃
|
|
[ばっちーん!]
[いい音が厨房に響いた。]
いったぁ〜。
[思わずじんじんとした手を、冷ます為に振る。]
(261) wallace 2015/07/10(Fri) 23時半頃
|
|
はは。 … あーもー。
ありがと。 なんか次への勇気も貰った気がする。
[はーー、と息を吐いて吸って。 ラルフの顔を見ながら小首を傾げ、]
で、
ラルフはー、明日からも… 私の料理を作ってくれるのかしら?**
(262) wallace 2015/07/10(Fri) 23時半頃
|
|
― 衛兵控室 ― >>252〜 [ばかか。と衛兵長がいたらおそらく怒られるような口調。]
…ありがと。
[そう簡単に気持ちは冷めないんだろうな。 それはなんとなく右手の余韻が覚えてる。>>261]
うん。
[聞かなくても話すつもりで来たのは確かだ。 キルロイの隣に座ったまま話を終え、身体の向きを変え ある意味、本題を告げる。]
(263) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
いだっ!!
[でこに赤い痕がついて、頭の上の花と赤毛が揺れた。 反撃はやめてこれは受け取るべき痛みにする。
もしかしたらハイヒールの仕返しかもしれないし。]
(264) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
……うん。 旅先で聞いたね。>>0:104>>0:106
忘れてないわ。
[ずいと身近に迫られて、うお、と上体が反れる。>>257]
せん、ゆう…
[トレーサー家は、前世で一体どんな縁があったんだろうと思う。 ナナオは親友で、キルロイが戦友。
そういう存在がいてくれるという安心感と、幸福感。]
(265) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
キルロイの言葉は、わたしには 綺麗すぎるわ。 [自分は汚染された存在のように ずっと思ってきていたから。とまでは、言えず。]
…でも、 嬉しい。 とっても嬉しいの。
これからも、…守ってくれると言ってくれて ありがとう。
(266) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
[だから、と言葉を続けながら キルロイを真っ直ぐ見ながら 髪に刺したネリネの花を抜く。
声はどこか凛として、周囲の空気が澄んだように変わり、
響く。]
(267) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
――、貴方の信念を貫き通しなさい。 ――、私も私の信じた道を行く。
[挙げた拳に、一輪花を持った手で包み込む。 そこに頭を垂れて祈りを捧げる形に似る。]
(268) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
貰って。 私の好きな花よ。
今日の午前中にあった事は、 私にとって間違いなく『幸せな思い出』だから。
それじゃあね、キルロイ。
[花と花言葉をあげて顔を上げれば、 部屋を後にしようとするが
あ、 と何かに気付いたような声を出して顔だけ振り返る。]
(269) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
ナナオに宜しくね!
[戦友と同時に、親友の事も忘れるわけはなかった。**]
(270) wallace 2015/07/11(Sat) 00時頃
|
|
― 夜 厨房 ―
!? ちょっと、勝手に刺…っ
[バランスというものがあるのよ。 と花が戻って変な位置で咲けばやや抗議。]
……
[甘えるなと言われれば、 一寸だけ不安げに揺れる視界。]
……
[むすりとした顔で、それでも作ると言われた。 毎日出てくる皿に、人の顔を感じた事はなくて、 こちらを見ている他の料理人達の方に視線を少し流した。]
(276) wallace 2015/07/11(Sat) 00時半頃
|
|
[けれどそれは短い間で。>>272 好きだと、ラルフからの言葉が重なれば、 それが胸に痛みとして突き刺さるのが解る。
言葉は嬉しいのに、 それを受け取れない事に痛みを感じる。]
…、うん。
[一緒に居たかった。
それならどうしてあんな優しすぎる事をしたんだと。 嬉しいけれどそれが切なくて、じわ、と目頭が熱くなった。
ラルフも何だか似たような顔をしている気がして 少しおかしくて、泣き顔なのに少し笑った。]
(277) wallace 2015/07/11(Sat) 01時頃
|
|
ありがとう。
私を好きになってくれて、 …ずっと、好きでいてくれて、
私は幸せ者だわ。
[表情は淡く笑んだ形に変わる。]
(278) wallace 2015/07/11(Sat) 01時頃
|
|
[だた、外まで響き渡る声は鼓膜をビリビリ震わせて、]
!?!?
[思わず肩が震えて、ビクッ、となる。]
え、な、…らる…
[背筋が元に戻れば、慌ててこちらも気を付けをする。]
―――…
[ふわりと浮かんだ笑みに、一寸、視線が奪われた。 やっぱ惜しい事をしたかも、って思えるくらいには見てたと思う。]
(279) wallace 2015/07/11(Sat) 01時頃
|
|
もう、昔みたいに遊べないし きっと、お菓子を作りに来ても 教えて貰えないんだろうなって思うけど
毎日、ご飯を食べるたびに、 これは誰が作ったんだろう、とか、 どういう思いを込めてくれたんだろうって。
そう…考えるきっかけをラルフから貰ったわ。
(280) wallace 2015/07/11(Sat) 01時頃
|
|
だから、ありがとう。
[瞳を横に細く弧を描かせ、笑みが浮かぶ。 そのまま、すぐ背後にある厨房の扉に片手を添えれば、 大きめに息を吸い込んで]
明日のご飯、楽しみにしてる!
[と、明るく手を振ってその場を後にしようと*]
(281) wallace 2015/07/11(Sat) 01時頃
|
|
あっ!そうそう忘れてた!
[思い出したように振っていた手が止まる。 それはとても大事な事で、]
明日は、朝から お肉食べたいなっ!
[ヨロシク☆とウィンクを派手に飛ばして 無駄にテンションを上げて、今度こそその場を後にしようと*]
(282) wallace 2015/07/11(Sat) 01時頃
|
|
― 回想 ・フランク ―
[フランクと付き合って数カ月。 一緒に居て楽しくて、向こうから告白されたからとりあえず受け入れたけれど、私の好きも確実に膨らんできた頃。私がまだ学生だからか、次の巫女だからか、フランクは一線を越える事はしてこなかった。デートだったらちゃんと手を繋いでくれるし、いい雰囲気になったらさりげなくキスしてくれたりする。だけど、そこでお終い。
まあ、あれだな。 私が子供だったなとは思うけど、… 次に会えるのがいつか解らないと言われて、 悲しくて怒って、酷いくらい感情的になってた。]
(304) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
…やだ。 やだやだやだやだ!
[ううう、と唸りながらフランクを睨む赤い瞳。 困った顔をされても容赦はしない。
ちなみに場所は、ケーキ屋さんのテラス席。 人通りもそこそこだし、他に客もいる。
知った事ではない。]
(305) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
神殿で会えるっていっても、 それと!これは!別でしょ??
私はフランクと、2人っきりで 会いたいっていってんの!!
[がしゃん!] [机の上に並んでいた空の白い皿と、カップが揺れる。]
(306) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
〜〜 っっ
[じぃんと痛む両手を膝の上に引っ込めた。 口を横一文字に引いて唇を内側に入れ込む。 少し唇の力を緩めてから、息を吐いて、言葉を出す。]
ちょっと 最近、おもってたんだけど 私って フランクにとって何? 彼女だよね?
(307) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
……まだ、学生気分のガキだとおもってる? ……それとも、将来の巫女様って崇めてるつもり?
私って女としてそんなに魅力ないかな!
[語尾は上がらず、感情任せ、勢い任せ。 椅子から立ち上がって、 フランクを涙たっぷり浮かべた赤い目で見おろしながら]
(308) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
―――…… それなら、 もう 別にこれ以上 わたしと付き合 ―――
[それから先の言葉を言った記憶はない。 その後、どうなったかは今でも覚えているけれど。**]
(309) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
*
*
*
(310) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
― 神殿 沐浴場 ―
懐かしいなぁ。
[何年前だったっけ、と。 ぷかり、沐浴場の真ん中で星を仰ぎ見ながら水面に浮かんでいた。]
(311) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
ふふっ…
[感情任せの性格は昔から変わらない。 だけど、今自分が好きなエフと、昔好きだったフランクが、 顔や声は似ていても、行動は全然似てなくて思わず笑った。]
へんなの。
[重ねてしまう。 身体は覚えている。]
[嘘じゃないし、夜を前にして思い出してしまっている。]
(312) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
[でも、 時計塔の上で、エフと2人で話をしていた時。 私は一度も――思い出さなかったし、重ねなかった。
「 …目。」 と、言う顔が、声が、思い出されて、 ぶく、と身体を水の中に沈めた。冷たくて気持ちがいい。]
(313) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
ぷは!
[ざぶ、と顔を自ら出して中央の窪みに足をつける。 面倒なので薄布一枚纏ってない状態で、 濡れた髪の重力に任せるよう天井を仰ぎ見る。
両手を水に浸し、腰から下も水の中。
広がる波紋の中心に立ち、 ――― 捧げるのは祈りであり、*夢。*]
(314) wallace 2015/07/11(Sat) 14時頃
|
|
― 神殿 奥の間へ ―
[滝の轟音が近くに聞こえる長い渡り通路を 歩いた先にある離れのような場所へと向かう。
沐浴を終えれば、侍女頭が専属で身支度を整える手筈。 薄布一枚羽織り、口には紅が引かれた。 編み込みのない髪はいつもより少し長く感じる。]
――…
[エフは大丈夫だろうか、と、心配がするけれど、 もう少しでまた会えるという嬉しさが先に募る。]
(315) wallace 2015/07/11(Sat) 22時半頃
|
|
ここまででいいわ。 後は1人で行く。
[侍女頭の足を止めれば深々と頭を下げられる。]
(316) wallace 2015/07/11(Sat) 22時半頃
|
|
[扉に手を掛けたあたりで、一度動きを止めて 深呼吸を一度。肺に酸素を満たす。
よし、と気合を入れれば扉を開く指に力を込めた。]
…、…
[部屋はそんなに広いわけではないが(巫女視点) 白で統一された簡素な部屋。 扉と対面した位置に窓がひとつあり、開けば滝が近くに見える。 そして、部屋を取り囲むように室内水路が流れる。
あと、部屋の真ん中に 寝具がひとつと枕がふたつのお約束。]
(317) wallace 2015/07/11(Sat) 22時半頃
|
|
……… いや、 だから
[想像できないんだってば、とは口にはせずのまま。 裸足でぺたぺたと部屋の中へと進んでいく。]
…エフ、まだかなぁ。
[ぼふっ、と柔らかい掛布団の上に身体を委ねる。 色々あった試験の日々で。 今日がやっぱり一番色濃く感じていて、 走り回って頭も死ぬほど使って、
疲れた。]
(318) wallace 2015/07/11(Sat) 22時半頃
|
|
……
[幸せな気分も確かにあるけれど、 布団に吸い込まれたこの状況は 違う意味で危険だった。 だが困った事に全く抜け出せる気がしない。 むしろこの誘惑に負けてしまってもいいとすら思えている。
つまり、眠くなった。 ねむ…。
ぱた。**]
(319) wallace 2015/07/11(Sat) 22時半頃
|
|
[布団に吸い込まれて、そのまま見事に寝落ちていた。 短時間で、深いやつだ。 夢も見ず、何でこの布団に寝てるのかも忘れ落ちていた。
エフが部屋に入って、そう待たない程の間。 びく!と頭から足元までが震えて]
、ん
[やば。と心の内で小さく焦る。 寝てた、どうしよ、 と薄ら目を開いて 視界の端に入ったエフの輪郭を捕えれば、]
(328) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
……、……
[緊張していた身体の力を緩める。 来てたし、起こさず待っていたのか、 という優しさを感じるけど]
眠ってた姫をキスして起こすみたいな 気の利いた事してよ。
[思った事は言っておく。 しないだろうなというのも察して言う確信犯。]
(329) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
[だから、すぐに、ふふっ、と笑って身体を布団の上で丸くする。]
…あ
[こちらに向く顔に気付けば、髭がないのに気付いて さっそくやられたな、と思う。 人差し指で自分の顎の輪郭をなぞるよう触れ、笑みを浮かべる。 視線は少し、心配の色も乗せて。]
(330) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
…、最初は不自由に感じるわ。
[そういえば、よいしょ、と上体を起こして 薄布が胸元あたりではだけかけたので、 うお、と言って直してから、じと、とエフを見た。
少し考えた後、布団に膝立ちして エフの背に抱きつく形に落ち着く。 肩口から横顔を覗かせるようにして、]
(331) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
別に私は、無理してしなくてもいいかなぁ なーんて 思ってるんだよね。
まあ、…まあ、したいならぁ? いいけどさ、 ……
[自分は結構ご無沙汰だしなぁ。 とは流石に言わず飲み込んで。]
もう少しだけ エフとのこの 距離を楽しみたいって思う。
[寝て肌を重ねて、相手をより知って。 それも悪くはないと思えているけど。]
(332) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
…… 、するいね。私。
[瞼を落として、 肩口に額を前髪ごと埋める。]
(333) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
もっとエフといちゃいちゃしたいし キスだってもっとしたい。
けど、…
[男女の関係って難しいなぁ、と心底思う。]
ううぅぅ〜〜〜んんん
[悩んでます声を耳の傍で発する。]
(334) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
いや、でもっ それじゃ さすがにっ まずい、か
[とても端切れの悪い言葉を吐きだしてから、 背に深く息を吸って吐く気配を伝える。
落ちつこう。]
(335) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
[どこから何を話すべきかなと、僅かな思考の間。 こっちを向いてと促して、お互いの恰好を見れば 変な笑いが出そうになるけれど、それはそれ。
掛布団の上に足を揃えて曲げながら座る。 手を膝の上に添え、]
ねぇ、エフ
[淡く笑みを浮かべるけれど、 面持ちは少し緊張したような、 真面目で少し硬い顔。]
(336) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
昔からいろんな場所を見に行ったよね …いろいろ、私なりに世界を見てきた
[遠く過去を馳せる。 瞼を少し落とせば睫毛が揺れる。]
白い大樹のある場所 綺麗な水が流れる街 里にはない四角い家が並ぶ都市
疫病が流行った村 戦が起きた跡地
(337) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
…、世界の平和の全てを 私1人でどうにかできるとは思ってない
だけどね、 だけど、 水だけは…違う。って思っている。
(338) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
綺麗な水があれば、人は生きられる。 作物は実るし、何か作る時だって水は必要だわ。
だから、その水を巡って 人が争う未来は見たくない。
[少しずつ声に、力が込められる。 周囲の空気が、凛と、清まる錯覚。]
(339) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
そのために私はこれから、 巫女として頑張って行こうと思っている。
[視線を上げ、正面にエフの顔を捕えてから]
(340) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
私の夢は、“水戦争を起こさせない事。”
[祈りの中心。夢を告げる。]
(341) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
こっ ぱずかしくって…誰にも言わなかった。 ……言えなかった。
だけど、―――… エフには知っていて欲しいと思ったんだ。
[そこまで言えば、はーー、と肩の力を抜いて脱力。 それから、えへへ、と照れてはにかんだ笑みを顔に浮かべた。]
(342) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
…うん、だからさ つまり、まあ 逃げる気ないけど
今も、 逃げるのはやめる。
[顔を上げ、]
私は私の夢を繋げなきゃいけないんだ。 そのためには、あなたが…エフがいなきゃだめ。
[じっ、とエフの顔を見るけど、ここまでよく頑張った。 だがもう限界だ。ふはっ、と笑いが溢れて、]
(343) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
……、 これ以上、先は 女の子にはあんま言わせないで欲しいなぁ。**
(344) wallace 2015/07/12(Sun) 15時半頃
|
|
[気が利かない王子様の返事を聞けば、 よろしい、と頷きを返す。>>346
髭を剃られ涼しくて妙というエフに、>>347 明日は止めなきゃ髪を勝手に切られるわよ、 と言っておいた。
自分の生育環境だと言われれば、 横になったまま瞬き、]
…、私にとっての普通よ。 でもこれが普通の人とは違うっていうのは解っている。
身の回りの事はやってくれるし、 食事の管理はされているし、……
[思う所があり、少しだけ間。]
(363) wallace 2015/07/13(Mon) 01時頃
|
|
私は…エフが、どうやって育ってきたのか知りたい。
小さい頃の夢はなんだった、とか 好きな食べ物、好きな曲、…なんでも… 他愛のないことでも 知りたいなぁ。
[身を起こして背後に回り並ぶ顔。 横顔に時々、眼鏡の端が触れて楽しくなる。
頭の上に手が乗れば、 まだ乾ききらない髪の冷たさを伝える。 それと同時に、手の大きさも温もりも伝わり 自然と瞼が落ちて緩む口許。]
(364) wallace 2015/07/13(Mon) 01時頃
|
|
[覚悟を決めてふわふわした布団の上で向き合うけれど、 >>352片膝を立てれば太腿が覗いて、 視線が一秒奪われたけれど一瞬で逸れた。 その後、上見ればいいじゃん、と視線は顔へ移動。 なるべく視界に入れないように、と変な自制。
20まで生きてきて、経験を積んで 出した答えという名の夢を口にする。]
―――…、うん
[いい夢と言われれば、安堵する心と。 しん、とまたあったかい雪が染みてくる感覚。]
(365) wallace 2015/07/13(Mon) 01時頃
|
|
[夢を叶えるだけではいけなくて。 それを受け継がせる人が必要で。
だから、まあ、要は 子供作れって事なんけど。 そんな事を口にする事は出来なくて。 いや、エフはもちろん解ってくれているのは感じているけれど。
と、脳内がやばいぐらいにぐるぐるした位で、 向き合っていた二人の距離が縮む。]
(366) wallace 2015/07/13(Mon) 01時頃
|
|
……ぅ
[来るか。来るのかよ。って小さく唸る。 眼鏡越しに奥の瞳をみつめたまま、 見えるエフの背景が変わる。]
――― …
[身体がさっきまで寝ていた布団に逆戻る。
とりあえず止まれ心臓。 いや、止まったらだめだ。 静まれ!心臓!!]
(367) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
…、…そっか
[ほらもうそんな事考えているから、 適当な相槌みたいな返事しかできない。
逃げじゃないと言われて、嬉しいんだけど ちょっと、マジで、心臓煩い。]
(368) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
…、…
[額に顔が近付けば、言われもしてないのに目を閉じて。 その状態のまま、添えられる手の温度を皮膚で感じる。]
…… な、によ
[言葉はどこかぎこちなく喉から出て。 変な緊張をした状態を解すみたいに髪を乱された。]
(369) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
ちょ っ、 こら!
[髪は女の命なのに!と、思わず素の声が出て。 笑う顔が近くに見えるだけで、 ああちくしょう好きだな、と思ってしまって。
やばい。]
(370) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
[追い打ちだろうか。 何で眼鏡外したの?邪魔なの?そうなの? いや、そうだよね。動いたら邪魔だよね。
…
いやいや、そうじゃなくて。 普段の見慣れた顔が、眼鏡ひとつないだけで 違った印象に変わってしまうんだ。
眼鏡は顔の一部だから、 なんかちょっと不思議な気分。]
(371) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
っ
[瞳の色と、そこにうつる人まで解る距離。 鼻先に唇が落ちればまた反射的に閉じる目。
きっと何度も重ねたら、 この唇が当たり前になって、 この最初のドキドキした感じとか そういうのが薄れていくのだろうか。
なんかすごい 勿体ないな、と思えるくらいには。 寄せられた唇が好きだ。]
(372) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
……
[近すぎてぼやけるくらいの位置にある顔。 産毛も見えるくらいの距離に、 心拍数がやばいくらい上昇してて、 最高に末端冷え症状態になっている。]
(373) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
……エフって、なんで、そんな 余裕あるような事言えるの?
[両方大事に、と、言われて次の言葉との隙間に返す言葉。
ただ。 ただ、続いた言葉に、>>362
か、あああああああああああああああああ。 と、一気に頬が高揚して耳が熱くなった。]
(374) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
よっ く、も まあ、 そンな 恥ずかしい せりふをっ…!
[そりゃあ、出てくる言葉なんてぎこちがない。 当然だ。めっちゃ恥ずかしい。]
(375) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
これ以上、そんなこと言われると 〜〜〜っ と、とける
[あああ、ともうだめだと両手で顔を覆った。 助けて神様。ご先祖様。心で呼びかける。]
(376) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
いっそ勢いでぶち込まれた方が マシなんじゃないかって思うレベル……
[エフの顔が見えない状況だと気付けば、 少しだけまあ、いつも通りな言葉は言えた気がする。 しかし内容は酷かった。]
(377) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
……っ くそぅ。 なんか、くやしい。
[うぅ、と唸ってからそろりと顔を覆う指を開いて 指の隙間からエフの顔をじとっと見る。 それから、〜〜、と悶絶するように足を捩らせた。 そのせいで少し足の隙間が涼しくなったので 慌てて右手が足元に伸びて布を整える。]
(378) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
あーーもーーぉぉぉ…
[ベタ惚れじゃないか。 どういう事なの。って自分に問う。
だってあんなに嫌ってた時期もあったのに。 顔も見たくない時期もあったのに。
なんで?って思っても、 好きになったらその時期すら愛おしく感じられて。]
(379) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
……
[残っていた左腕を伸ばし、エフの胸倉辺りの布を掴む。 近すぎる距離がそれでも遠いと引き寄せて、]
…なによ。 なによ。なによ!
じゃあやってみなさいよ。 ずっと昔っから好きだったんでしょ?
やりたかったこと順番に やってきゃいいじゃない…!
[やけくそみたいな言葉を吐いてから、]
(380) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
っっ…
エフの、その甘い欲も、 どんなんでも、ぜんぶっ 私によこせって いってんの!!
それくらい好きだから ……っ
[思いを口にして、なんか恥ずかしくて息を吞む間。 眦を赤くしながら、睨むよりは緩いけれど 何故か少し鋭いような視線。]
他の人になんてあげたくないし、 あげるつもりもないから!
(381) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
〜〜… 名前っ 呼んでよ。
[突然の要求を突き付ける いつもの我儘な素振りを見せるけど、 エフの口が薄く開けば音を発するより先―――
胸倉を掴んでいた手を解いて、 両腕を少し癖のある髪に絡めるようにして頭を掴む。 勢い任せてそのまま自分に引き寄せれば、 こちらから唇を寄せて紅を移し弾力だけを伝える。]
〜〜〜…
[べり、と両手で頭を掴んで肘を伸ばして顔を離す。 どんな顔をしているか予想はできないから じっ、と真顔で見つめてから口を開く。]
(382) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
とりあえず、
…私は、 朝起きた時も、 仕事に行く前も、 仕事から帰って来た時も、 寝る前も…
絶対に キスしたい
……です。
[何の意思表明だと思うけれど、 自分の中の随分と恥ずかしい系の欲を言った気がして、 何故か語尾が珍しく敬語になった。**]
(383) wallace 2015/07/13(Mon) 01時半頃
|
|
── 最終試験日、夜。神殿奥の間──
[むっつりのくせに、だいぶ言いたい事は言ってくる。 私はそもそもフルオープンだっていうのに。]
!
[>>428 何やら私の発言>>334を掘り返されて うるさいぃぃ、と顔覆った状態で抗議。声だけ。
酷い内容は一掃された。>>429 「食い方」という表現に、ふ、と笑う気配。
でもそうだねと思う。 自然に、勝手にそうなるんじゃないかな、と。 ようやくそういう方向にも思考が続く。]
(449) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
[唇を舐める舌にも色がほのかに移るのも見えるくらい近い。 了―解、と言われた後。>>435 堪えきれずこちらも恥ずかしそうに笑いが後を追う。]
朝 忘れたら …いってきますで 2回すること。
[前髪を分けられれば、眼鏡のない顔がよく見えて、 青のようで深い碧みたいな色をした瞳で、じ、と見る。]
、ん
[額に落ちた唇は、薄ら瞳を開けた状態で受け入れて、 近付く顎とか首のラインとか、そういうのにもどきりとする。 近い近いと心の中で、ぎゃあぎゃあ言ってる声は内で響くだけ。]
(450) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
[隣に寝転がるエフと同じように、 右側を下にしてこちらも横に。 ふわふわの掛布団がい感じでぺったんこだ。
抱き寄せられればお互いの肌の間には 薄布二枚分しか距離はない。
思わず息を吞んで、赤い顔のまま顔を布団に埋める。 絡む指先、こちらからも力を込めて左手を握り返し、 ふと、手について話をしたなと思い出す。
指の隙間を細い指先が上下して、 剣ダコのない指の、手の皮膚の感触を楽しむ。]
(451) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
…、にあいそう
[学者姿も悪くない。白衣とか案外似合う顔だと思う。 眼鏡がない顔を見て淡く笑むけど、 繋いだままの手の指先に、手首に落ちる唇の弾力に、 いちいち心臓がばくばくしてくる。
でも、その唇の熱い温度が。 しんしんと積もる雪の温度で。]
(452) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
…柑橘好きかぁ
[覚えておこう。と心のメモ帳に書き留める。 オレンジを使ったお菓子なら作れるし。]
(453) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
っ
[曲のメモの途中で、肩に落ちた唇がくすぐったい。
少し耳を澄ませると室内を流れる水の音と、 窓の外から聞こえる滝の音がする。]
(454) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
…… そういうものなのかな
[主語のない言葉には>>439まずそう言い]
全身に電気が走るみたいな ……勢いもあったなぁ……
[身体がくっついているけど、 それが徐々に安心感にも繋がっていく。 ようやっと心拍数はやや早いくらいまで回復。 はふ、と右頬を布団にくっつけたまま 熱い吐息を胸元にふきかける。]
(455) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
そうね。 ……、止まればいいのにね。時間。
楽しいし、幸せだって思えるし、 もっと、こうしてたいって 思う。
[髪が首筋をさらりと流れ落ちていく。 繋いだ手へ視線を向け、布団の摩擦を使って腕を曝させる。]
(456) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
、いたそ。
[腕にまだ残っている傷。 寝ぼけてこけた時のものと、試験中のもの>>0:328]
(457) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
頑張ってくれたんだね。
[ありがと。と、腕に残る傷跡に唇を寄せる。 唇とは全然違う腕の皮膚がつたわる。
ん、と一拍考えてから、 薄く口を開いてから傷口に舌を這わせた。
その状態のまま、視線だけ上げて]
(458) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
……枕 違うけど 寝れる?
[ふふ、と目を細めて悪戯に笑った後、 口を離して顔の位置を戻す。]
(459) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
[にぎにぎと手を握って遊んだり、 見つめ合ってから同じタイミングで笑いあう。 それから自然に重なる唇。
甘ったるいくらいの幸せを感じる。]
(460) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
…そういえば、エフは今までどんな人と付き合ってきたの?
[私に関しては、ある意味、悪い意味でも有名。 しかもそのうちの1人は目の前の相手の弟だ。]
…んーー、私はー、片手以上 両手未満、かな
[ぼろっと突然、言い出すのは昔の数。]
エフはー?
[ほらほら、吐け吐けと左手で布地の上から脇腹をつんつんと二度刺した。 ひひひ、と口を横にして白い歯を見せながら笑う。]
(461) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
[ふわふわの掛布団の上で軽くはしゃげば身体も軽く上下。 ふと、枕の位置が低い?と思い気付く。]
あ。 今更だけど、布団掛けるぅ?
[どうします、と首は傾げられないから 上目遣いでエフの顔を見上げる。
ふふ、と目とまだ紅の乗る唇が横の伸びた。**]
(462) wallace 2015/07/13(Mon) 11時半頃
|
|
そこまで鬼じゃないから。
[#優しさ、とは? >>463 そもそも、我儘の範囲すら我がままなのだから、 きっとこれから苦労をかけると本当に思う。]
私は図鑑の絵に落書きをするヤツだった。
[いい話が台無しだった。 そっちは、と聞かれれば、即答で。]
甘いもの! あ、あと、お肉も結構好きね。
[クレープの恨みを思い出すかもしれない。 甘味の恨みは恐ろしいのです。]
(475) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
……!?
[きざ。と喉の奥まで出かかった声を飲みこんだ。>>466 よくもまあ、どうして。 そんな言葉を。 こっちが恥ずかしくなった。]
この部屋……別に、監視とか 録画とかはされていないから。
[酷い逃げ方をした。]
(476) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[巫女の体液もまた、清める力は常人よりは強いと聞く。 母が巫女の力が強い時は、どれだけ強い酒を飲んでも酔わなかったとか聞くし。 逆に、巫女ではなくなってから、父とどこかに出掛けたり、 仕事終わりにちょっとお酒でほろ酔いになったりと、 遅れて青春を味わっているみたいな姿をここ数年、たまに見る。
いいな、と思う心は確かにあるけど、 今の巫女としての立場は結構、気にいってきているから 先の楽しみは、先の楽しみって事にしておく。
だって、いつだって隣にはエフがいるのは変わらないし。
なーんて。傷口を舐めながら思っていた。 ぜんぶとってった。と言う顔をついつい見ちゃうけどね。]
(477) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[やわい頬が少し横に伸びる。]
手当してあげたのに、ひどぉい。
[わざとらしーく言って、また笑う。
困ったな。 すごく楽しくて、好きが止まらない。 付き合い始めってこういう感じで、 私はこのドキドキしっぱなしの状況が ものすごく好きなんだ。]
(478) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[ふと、冷めてしまう。] [確かそういう風に自分の恋愛を評価した。 きっと、いつだって刺激を求めてばっかりいたせいだ。]
[そうじゃない恋の形を知ったと思う。] [そうじゃない愛の形を教えられたと感じる。]
(479) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[わざと過去を掘り返す会話をして、つついて。 こいつ…顔で見られても興味の方が優先です。
仏頂面の白状に>>470 ふはっ、と吹き出す。]
ごめ… いや 彼女いたんだろうなぁ、とは思ってたけど。
別にその数で私がどうとか 言うわけないじゃない。
…なのになんでそんな顔してんの?
[やばい、かわいい。と続け掛けた言葉はやめといた。]
(480) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[布団の中には入らずに、身体の下を通りたい腕のために 身体を自然と浮かせる補助。
抱きしめられると、心音が伝わり合う。 どっちのかわからないけど、どっちも早い。]
、ん
[しっとりとした頬に髭を剃られた頬がくっつく。
離れたくないな。 と、抱きしめられた状態の心地よさに思う心。]
(481) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[背を撫ぜる手が心地よくて瞼が落ちる。 だけど、ここまで身体が密着してると、その。 わかるんで…
少しだけ腰を引いてあげた。]
―――…、っ
[頬が離れ、耳元に唇が触れれば、息を吞む。 唇が脈打つ血管の流れに沿って下れば、]
(482) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
〜〜〜 っ 、ちょ くびっ
[思わず身体に力が籠るけれど、 全く逃げられなかった。 背筋からぞくぞくと這い上がる感覚。 同時に、導火線がじりじりと焼けている心地。]
(483) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
……
[たりてる。たりてない。 主語がないけど理性と欲が垣間見える。
葛藤しているのはきっとこっちも同じ。 でも、]
なにを いまさら。
[って思ってしまう。口からも出た。]
(484) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
えーふー
何回私をオカズにしたのか 教えてもらってもいいかしら?
[余計なひと言も出た。]
(485) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
―――… 持ち帰ったら、 噛みつかれるのも覚悟してるんだから。
なんでもきなさいよ。 なんだってあげるわよ。
[まどろっこしい。 と思えば、薄着の合わせの紐を見ずに手だけで解く。
楽しみを奪ったかも、と思ったのは後の事だ。]
(486) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
――、 …ぜんぶよこせって いったでしょ。 ばか。
[そう言えば、少し肌蹴た身体のまま エフの腰に、彼の腕の隙間から 自分の腕を伸ばして、ぎゅう、と抱きついた。
欲とかそういうのじゃなくって、 ただただ、本当に好きだという思いだけが大きくて。 どんどん大きく膨らんで。
そろそろ弾けるんじゃないかって 不安にすらなる。 だからそんな思いも全部、消して欲しいと 腰に回した腕にきつく力を込める。]
(487) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
ばか。
[2度目のばかと同時に、退いてた腰の位置も戻して 彼の足の隙間へ、白い足を割り込ませる。
我慢比べ?上等ねって、エフの顔を見るけど。 さて、余裕がないのはどっちかな。**]
(488) wallace 2015/07/13(Mon) 21時半頃
|
|
[なんで聞く事に正直に答えるんだろう。 サバ読んでるとは気付かず真に受ける。
予想より少なかったけど。 理由までは聞かない。]
…、なによ
[あ、の長音に語尾の上がらない問い。>>491 鎖骨に埋まる顔。息づかいがくすぐったい。]
(493) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
……、あー …ふふっ
[思い出した言葉。>>0:328 『むっつりで胸のでかい女が好きだし』 納得して思わず笑う。]
(494) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
っ、痛
[やったな、と視線を下に落せば、 黒髪のつむじと鼻先が見える。
眼鏡なくても顔が見えなくても、 過去の女がどうであろうが、 自分が彼の妄想でどうなってようが、]
―――… 好きよ。 エフ。
[大好き。 と、赤子を抱くみたいに 優しく頭を抱えるように腕を回した。**]
(495) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
*
*
*
(496) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
[―――― 朝。
睡眠足りてないです。 全然寝た気がしません。
眠くてぼやんぼやんの頭でも、 扉の向こうで声がすれば起きるしかなくて。 ゆさゆさとエフの身体を揺すって起こし、 眠そうなエフの唇を強引に奪ってから 服は羽織るだけで布団から起き上がる。]
(497) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
んっ あー あーー
[演説があるのに少し喉が涸れてた。 ちくしょう、と思って横に視線が流れる。
……
なんか思い出すともどかしいので ストップをかけた。]
(498) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
[―― やがて、 起こしに来た侍女達に別々で連行されれば あれよあれよと身支度が終る。
侍女に裸を見られる事にも慣れたし、 向うも、仕事!ですから! というオーラを感じるから、慣れは怖い。
ただ、まあ、昨晩が昨晩だっただけに、 身体は痛くないかと聞かれれば、 え、と上ずった声が出てしまった。]
(499) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
…、… へいきです
[すっごいぎこちない返事を返す。 返ってきた視線はとっても温かかった。
リッサの姿もあれば、おはようと笑みを向けて、 今日もお願いと椅子に座るいつもの流れ。]
(500) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
[着替えを強制的に終えて、 同じような目にあったエフと合流する。 お食事の準備が整っていますと言われ、 昨日の夜のラルフとの約束を思い出す。]
―― 楽しみ。
[肉を朝から所望する巫女の事を、 家族――もちろん、エフも知らず。 ずらりと並ぶ朝餉を前に、一人テンションが高い。]
(501) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
!! これっ!
[>>302 クレープ生地に巻かれた野菜と赤身肉。 爽やかなライムの香りが鼻に届く。
食べる前に、何が入っているか気になって こそっと皿の上に乗せれば、ちょっと広げる。 おおっ、と小さな独り言。 その後に、にへらと緩んだ顔。]
(502) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
[こほん、と母の咳払いに、我に返った。]
あっ!
[びし、と椅子に背筋を伸ばして祈る形。 胸の前で手の指を絡ませる。]
それでは皆様、いただきましょう。
[よそ行き声で食事の開始を告げれば、 皆でグラスに満たされた水を飲む。 それが終れば、後は自由な流れになって、 私はというと、勿論、 皿に乗せたクレープ生地に素手を伸ばした。
ぱくん!と食べればそれはそれは至福が広がった**]
(503) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
― 翌朝 演説の日 ―
[神殿の奥の間とは正反対に位置する場所。 広いバルコニーに静かに足を運べば、 眼下に広がる人々が遠くまでびっしりと見える。 わ、と歓声が上がり熱気も伝わる。
にこやかな笑みと共に右手を上げる。 拡声機器の前に立てば、]
ごきげんよう、愛すべき国民の皆さん。
[凛とした声色が響く。]
(504) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
日々、準備に追われ大変ではありませんか。 どんな時でも皆さんの傍には 清らかな水が存在している事を忘れないで下さい。
[そう言い終えてから一拍、間をあける。]
(505) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
昨晩、私はようやく生涯の伴侶を決める事が出来ました。 今、私はとても幸せに満たされています。
彼と、これからの人生を歩んでいくと同時に 力が続く限り巫女の務めを全うし、 次なる巫女の創造にも努めていきます。
受け継がれゆく力だけではなく、 世界中で繋がる命の全てが 祝福されるように私は、――…祈ります。
[ふわりと花がゆっくり開くように咲く笑顔。]
(506) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
それでは、私の夫となる人を紹介致します。
[そう言えば、一度機械のスイッチを切って 上体を捻り手でおいでおいでをする。]
(507) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
エフ…、こっちこっち。
[小声で囁けば、さすがに距離もあるから民には届かない。 侍女達にこれでもかといじられた格好に、 思わず片眉下がって噴出しかけるが何とか止める。]
さーー、超疲れるし忙しくなるよ。
覚悟はできている? だんなさまっ。
[ふふふー、と笑う顔はちょっと挑発的で、悪戯。 だけど嬉しくてたまらないといったそんな顔。]
(508) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
|
[エフを傍らに呼べば、いっそう激しいまでの歓声が沸きあがる。 近距離にいても大声で喋らないと聞こえないくらい。
同時に花吹雪が風に舞いあがって、 色鮮やかな花弁が視界に届く。
まあ、そんな事気にしてられない。 私は今、世界で一番幸せですってのを みんなに知らせないといけないし 知って欲しいって思うから、
―― そうだ一番解りやすいことをしよう。]
エフ。
[顔をちらっと見上げれば、ふ、と淡く笑んでから 細い腕を首の後ろに回して、目を閉じれば、 つま先に力を込めた。**]
(509) wallace 2015/07/13(Mon) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る