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そのチャイムは “つまらない日常” を “二度と戻らない日常” へと変える音だった。
音を立ててドアが開かれる。
彼女は教室の中へと足を進め。
教卓の前で止まった。
いつもと同じようにやって来て こう云ったんだ――…
(#1) 2011/10/27(Thu) 03時頃
「おはようございます。」
「遅くなってごめんなさい、授業の準備に時間がかかっちゃって。」
「今日は秋晴れのとってもいい天気ですね。」
「寒いですから、風邪を引かないように注意して過ごしてください。」
「……そうそう、今日は大事なお話がありました。」
(#2) 2011/10/27(Thu) 03時頃
「くすくすくす。」
「どうしたの、皆きょとんとしちゃって。」
「先生何か難しい事、云ったかしら?」
「はい、織部さん。ペンケース。」
(#5) 2011/10/27(Thu) 03時半頃
「先生何度も云うのは嫌いだから、もう一回でよおく聞いてね?」
「今日、今から、ここで。」
「殺し合いをしてもらいます。」
「三度は、云いませんよ。」
「うふふ。」
(#6) 2011/10/27(Thu) 03時半頃
「苑原さん、大当たり!」
「これはゲームね。」
「ただし、命を賭けたゲームです。」
「“殺し合い”っていう言葉の意味、皆さんにもわかりますよね?」
「人を殺したり、人に殺されたりする事です。」
(#7) 2011/10/27(Thu) 03時半頃
「あらあら。」
「意味が判らないのなら国語辞典を引いてみましょうか。」
「烏丸君に、軽部君。」
「“殺す”と“しあう”で調べるといいわ。」
「絹衣君もね。」
(#8) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「そうね、軽部君。」
「あ、皆動かないでね。」
「先生からのプレゼントです。」
「腕輪、つけて行きますから。」
「抵抗したりしないで下さいね。」
「じゃなきゃ、先生が皆を撃ち殺さなきゃいけなくなっちゃいます。」
(#9) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「苑原さん、それは大外れ。」
「例えば、首を絞められて息を引き取ったり。」
「例えば、頭の形がわからなくなるくらいグチャグチャにされたり。」
「例えば、教室に赤い池が出来るくらい刺されちゃったりしたら。」
「ゲームオーバーです。」
(#10) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「皆、さすが私の教え子!」
「大人しくしててくれてありがとう。」
「先生、拳銃なんて使い慣れてないから。」
「下手したら狙ったのとは違う子に当たっちゃうかもしれないって心配で。」
(#11) 2011/10/27(Thu) 04時頃
…―――――ズガァァン!!!!!!!!!!
「……ほら、絹衣君に当てようとしたのに反れちゃった。」
「命拾いしてよかったですね?」
「ふふふ。」
(#12) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「烏丸君、見てわかってくれたかな?」
「正真正銘の拳銃です。」
「一発打っただけでも、手が痺れちゃう。」
「もう、使いたくはないんだけどなあ。」
(#13) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「越智さん、そんな怖い顔しないで?」
「先生は皆を殺しにきたんじゃないんです。」
「さあ、皆腕輪はちゃんとつけたかな?」
「真田君、腕を上げて見せてもらえる?」
「軽部君の云う通り、皆変に動いちゃだめよ?」
「その時は先生、誰かに当てちゃう気がするなあ。」
(#14) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「苑原さん、腕輪外さないでね?」
「外してもいいけれど…うふふ。」
「いま軽部君から質問があったので、お話します。」
「皆、静かにいいこで聞いててね?」
(#15) 2011/10/27(Thu) 04時頃
「今から始める殺し合いゲームは【La Bataille Royale.】という名前です。」
「皆は年齢的にまだ知らないかな?」
「新しく設けられた、教育改革制度のひとつです。」
「設けられた理由は【この国のリセット】。」
(#16) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「皆は最近のニュースでよく見ないかしら?」
「未成年、青少年が犯罪を犯す姿。」
「そしてそれを悪びれず、悔いたフリをしていつしか釈放される。」
「簡単に人を殺したり、簡単に何かを傷つけたり。」
「先生のお家のすぐ傍の公園で、鴨に矢が指されていた事件があったわ。」
「他にも猫にボウガンを打ったり、犬の耳をそぎ落としたり。」
「人をバラバラにして捨てていたりね?」
(#17) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「近年ではそういう子供が増えてきているの、嘆かわしいことだわ。」
「そう思った大人の人達が提案したのが【La Bataille Royale.】。」
「皆で命の大切さを知りましょうっていうゲームです。」
「命ってとっても大きいでしょう?」
「だからその分、ゲームオーバーになったら…。」
「ふふふ。」
(#18) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「さてさて、ここでゲームの説明をしちゃいます。」
「皆の命に関わることだからしっかりと聞いてね。」
「先生得意の紙芝居を描いてきました。」
「これを作ってて遅くなっちゃったの、ごめんなさいね。」
(#19) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「モデルはクラス委員長の南野さんと薬丸君です、そっくりに描けました!」
「皆に配った腕輪がありますね。」
「それは特別な加工が施されています。」
「無理やり外そうとしたらー……」
「じゃじゃーん、この南野さんみたいに猛毒が回ってゲームオーバー。」
「この絵みたいに泡を吹くぐらいで済めば、幸せかもしれないわね。」
(#20) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「腕輪にはボタンがついていると思います。」
「そのボタンにはみんなの名前が割り振られていますね?」
「堀井さん、確認できたかしら?」
「そのボタンで、誰を殺すか多数決で決めてもらいまーす。」
「次の授業のチャイムが鳴る頃に自動的に収集されて、指名が多かった人気者を大発表!」
「その人を皆で仲良く殺してもらいまーす。」
(#21) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「そうよ、烏丸君。猛毒。」
「指名者を皆で殺さなかった場合、なんと大変な事に!」
「一定時間を超えるとその猛毒が気化して教室中を覆っちゃいます!」
「たいへーん!」
「なので選ばれた人を、きちんと殺すようにしましょうね?」
「はい、この絵の薬丸君のように滅多刺しにしてもらっても構いませーん。」
(#22) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「腕輪にメモが挟まってるの、皆気付いたかな?」
「ふふふ、それはいいこで大好きな皆へ!」
「先生からの特別プレゼントでーす。」
「もしかしたら良いことが書いてあるかもしれません、しっかり読んでおいてくださーい。」
「さ、ここまでで質問はあるかな?」
(#23) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「あら苑原さんは、まだそんな事を云ってるのかしら。」
「じゃあ、腕輪外してみる?」
「それとも、先生に撃たれたいのかな?」
「どのみち死んじゃうけど、いいの?」
「ふふふっ。」
(#24) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「さて、それはどうかしら。」
「皆はどう思ってるのかな?」
「本当に皆仲良し? 大切?」
「少しでも「アノコがいなかったらいいのに」って思ったことはない?」
「「死んじゃえばいいのに」って思ったことはない?」
「ねぇ、どうかな?」
(#25) 2011/10/27(Thu) 04時半頃
「きゃっ、織部さんありがとう!」
「先生うっかり云い忘れるところでした!」
「このゲームは“たった一人の勝者を残して”ゲーム終了です。」
「皆の命をぜーんぶ背負って、強い大人になってもらうのが目的です。」
「どうしてこのクラスが、という質問には…」
「抽選結果、とでも云っておこうかしらね?」
(#26) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「烏丸君、それはちょっと違うなあ。」
「先生は皆に生きて欲しいんです。」
「強く正しい大人として。」
「だからこのゲームを始めるに至ったんです。」
「…子供には、わからないかな?」
(#27) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「苑原さん、口では誰でもそんな風に云えるんですよ?」
「みんなだいすき。 みんなたいせつ。」
「だけどその裏で何を云われているのか、貴方にはわからない。」
「本当はみんな貴方の事を大嫌いで、嘲笑っているだけかもしれない。」
「ね? ふふふ。」
(#28) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「そう、残念ながらこの法案自体が最近決まったものなの。」
「だから先ずは抽選で、全国から50クラス。」
「これが上手くいけば中学の卒業式で必ず取り入れる事になるそうよ。」
「その抽選に選ばれたの、素敵なことじゃない。」
(#29) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「さあ、もう冷静な人とそうでない人の境が出来てきたわ。」
「織部さんはとても冷静ね。」
「それから絹衣君、貴方が今庇おうとした仲の良い苑原さんは」
「メモを読むのに必死みたい。」
「ふふふっ。」
(#30) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「烏丸君はどうして口篭るのかな?」
「若林君はどう思う?」
「本当は誰かを傷つけたくて、殺したかったりして。」
「織部さんもああ云いながら、誰かを殺す算段をしていたりして。」
(#31) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「そうね、みんなが何を思うかは判らないけれど。」
「もうゲームはスタートしているの。」
「誰もスイッチを押さなくても、次のチャイムで誰かが死ぬわ。」
「生き残りたいのなら、生きていきたいのなら。」
「たった一人になるまで、がんばるしかないのよ?」
(#32) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「怖くて当然よ、烏丸君。大事な命がかかってるんだもの。」
「だけど怯えてるだけじゃ、真っ先に殺されちゃうかもしれないわね。」
「織部さんったら、もしかしたら私よりも怖いかも。」
「あ、でも先生も腕輪はつけてますよ。」
「残念ながら先生のだけは、毒は仕込まれてないものですけどね。」
(#33) 2011/10/27(Thu) 05時頃
「さて、最後のお話に移ります。」
「先生はとってもいいこな皆にもう一つプレゼントを用意しました!」
「中身はあけてからのお楽しみ!」
「身を守ったり、武器になったりできるものならいいですね。」
「さあ、ひとりひとつの早いもの順だから取りに来てねー!」
(#34) 2011/10/27(Thu) 05時半頃
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【支給品】
バッグの中に支給品が入っています。
[[1d*11]] (*を削除して)振っていただき、出た目のものをGET出来ます。
数字が誰かと被ってしまった場合は、その目のひとつ前。
そのひとつ前も被っていたら、そのもう一つ前。
1より前は11として、ループするものと考えて下さい。
ex.) 出目が3、先に3が既出の場合 =2
ex.) 出目が3、先に3と2が既出の場合 =1
ex.) 出目が1、先に1が既出の場合 =11
(#35) 2011/10/27(Thu) 05時半頃
【支給品リスト】
1.拳銃(9mm)
2.プラスチックメガホン
3.錆びた彫刻刀
4.長縄跳びの綱
5.サバイバルナイフ
6.手錠(鍵ひとつ)
7.催涙スプレー
8.園芸用こて(園芸部私物)
9.鍵盤ハーモニカ
10.あたたかいブランケットとホッカイロ
11.平和を謳う詩集(文庫本)
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(#36) 2011/10/27(Thu) 05時半頃
「そうそう、教室から出ようとかも考えないでね?」
「腕輪にセンサーが着いてるので、反応して毒が回っちゃいます。」
「先生は外に出られるけれど、皆はやめた方がいいわね。」
「どうしても見本として死にたいっていうなら別だけれど。」
(#37) 2011/10/27(Thu) 05時半頃
「HRの間は投票もとらないから、もう少しだけのんびりしてるといいわ。」
「一時間目が始まったら、先生は別のモニタールームに移動します。」
「先生は一番弱そうな子に投票しちゃうので、ちゃんと先生にもわかるように」
「教室に取り付けられたカメラに向かって、アピールしてね?」
「質問があったら受け付けるけれど…」
「長くなりましたが先生のお話はおしまいです。」
(#38) 2011/10/27(Thu) 05時半頃
こんなのありえないよ!!
なに? 殺し合い?
殺す? 死ぬ? 死ぬの? 私が?
私が死ぬ?!
そんなことが許されるはずないじゃない!!!!
私は、羅嵐学園高校に行くの。
文武両道の高校生として、皆に注目され、尊敬されるの。
もうすぐで……やっとこのバカで考えなしのくだらないクラスメイトたちから解放されるのよ。
それが……死ぬ?
ありえない、アリエナイ!!!
生き残るのは私だよ! 私はいつも勝者じゃなきゃいけないのよ!!!!
……ッ……。
落ち着け。落ち着け、私。
私はだれ? 私は南野詩絵流。クラス委員長。
この私の身に、こんなことが起こるはずがない。何か、トリックがあるんじゃないか?
……そう、そうだ。
これはテストなんだ。
危難が降りかかった時、目の前に誘惑があった時、どう行動するかの。
すると、武器なんか手にしちゃだめだ。取ったのは誰? ……ハハッ! やっぱりバカな人たち。おめおめと罠にかかるなんて。
私は馬鹿じゃない。私はこんなのには引っかからない。
……でも。
でも、もし嘘でもテストでもないとしたら。
……いや、本当なはずがない。
でも、本当だとしたら。
……最後の一人……
私が最後の一人になるためには……。
「弱そうな子」。先生そう言った。
弱そうで死にそうな子から、死んでいけばいいんだ。
いけにえ……そうイケニエだ。
私のために、みんな死ねばいいんだ……。
私自身で試す訳ないじゃない……。
堀井さん、あなたが私の為の犠牲になってよ。
……大丈夫。もし何も起こらなかったなら、あなたのことちゃんと褒めてあげる。
「身をもって危険に臨んだ、勇気ある人」って。
それであなたは私より尊敬されるかもしれないけど、そんなの一時期のことよ……。
きっとみんな、すぐに忘れる。そうしたら、尊敬の目は私に戻って来る。
当たり前だよ。本ばっかり読んで閉じこもりっきりのあなたより、私の方が、ずっとずっと努力してるんだから!
ん……。
「規則に従うこと」がテスト内容なら、受け取らないことでマイナスがつく可能性もあるのか。
やっかいな問題ね……。
真田くんが聞いてくれたし、反応を待ってみるか……。
「ふふ、素直で実直な南野さん。」
「真面目で頼れる委員長。」
「だけど、皆はどう思っているかしら。」
「武器を持たなくていいの?」
「みんなに殺されてしまうかもね。」
(#40) 2011/10/27(Thu) 14時頃
「真田君…寂しいわ。」
「いつもみたいに、凜ちゃんって呼んでくれないのね。」
「先生、悲しいな。」
「それはさておき。」
「武器は受け取らなくてもいいですよ?」
「その分、殺し合いになったときに不利にはなるんじゃないかしら。」
「それがある意味、ペナルティかなあ。」
(#41) 2011/10/27(Thu) 14時頃
「煽らなくちゃ、皆殺し合いしてくれなさそうだから。」
「先生はいつだって生徒の憎まれ役なのよ?」
「ふふふ。」
「越智さんも、そんな怖がらないで?」
「先生、いいこは撃ち殺したりしないから。」
「ふふ、ふふふっ。**」
(#42) 2011/10/27(Thu) 14時頃
使い方解らない武器なんか、貰ってもしかたないね。それくらいなら、誰も使えなくしたほうがいい。
私が今まで、あなたたちに、どれだけ優しくしてあげたと思ってるの?
あなたたちの愚図さを、どれだけ我慢してあげたと思ってるの?
そうだよ。今こそ、あなたたちが私に恩返ししてくれる時じゃないの。
私を殺すなんて許さない……許さない……!!!
そう、そうだ。
皆の親は大したことないだろうけど、私の両親は私を世界一愛してくれてるんだよ。
両親が私を危険にあわせるはずなんかない。
この国が滅びたって、あるわけないよ。
……なんだ。
やっぱりこれはテストだったんだ。
優勝者はひとりっていうところは、本当かな? だったら、武器を手にしなかった私が優勝に決まってる。
「人殺しの武器」を持った人なんか、優勝出来るはずないよ。
落ちつけ……落ちつけ私。
私の推測の方が正しいはず。
そうよ。今まで私が間違ってて、皆が正しかったことなんてないじゃない。
私は間違ってない……私が正しい……!!
大丈夫大丈夫大丈夫。
これはただの試練。
ただのテスト。
殺し合いなんか、嘘。嘘だ。
うん、やっぱり嘘だ。
……もし。
……もし本当であっても。
そうだったとしても。
生き残るのは私。
私しかいない。
誰を殺してでも、生き延びてやる。
ちーちゃんも織部さんも烏丸くんも軽部くんも真田くんも越智さんも堀井さんも絹衣くんも若林くんも薬丸くんも……。
私を殺そうとするなら、みんな、みんな……!
……みんな
ころしてやる。
……拳銃持ってたら、欲しがる人に、狙われるだろうか。
ううん、これだけ危険性をアピールしておけば、大丈夫だと思うけど……。
……堀井さんも、グルだったってこと?
ねえ。
……ほんとうに、
ほんとうにしぬの?
……そう。
じゃあ。
堀井さんが死んだら、
図書の貸し出しカードの枚数、私が一番になるね。
「ふふ、ふふふ。」
「真田君ったらまるで王子様ね。」
「くすくすくす。」
「私を殺してもゲームは止まらない。」
「終わりが来るまで続くのよ?」
「堀井さんの毒は……ふふっ。」
「私を殺したら解毒剤があったとしても、手に入れられなくなっちゃうけれど。」
「いいなら、いいのよ?」
「私を殺しても。」
(#43) 2011/10/28(Fri) 01時半頃
「私を殺しても何も得られない。」
「むしろ、守りたいものを死へ追いやるんじゃないかしら?」
「さぁ、HRが終わるまでもう少し。」
「ふふふ、くすくす。**」
(#44) 2011/10/28(Fri) 01時半頃
あらゆる「災厄」が詰められた匣の中に、「希望」はあった。
これが、どういうことか、分かるかな……。
軽部くん……。
どうして、堀井さんと越智さんなの?
もう少しマトモな判断が出来る人だと思ってたのに、違ったのね。
貴方もバカの人なんだ。残念。
それにしても……。
銃を使える人がいるなんて。
軽部くんに銃を渡したのは失敗だったかな。
もしかして、全員を殺して自分が生き残る気で……? そんなの許せない……許せない!!
軽部くんは危険だ。排除しないと……。
でも、どうやって?
軽部くんは小柄だし、男子の誰かを煽ったら、どうにかできるかもしれない。
今、銃は使えない。自分から弾を抜いて渡したんだもの。
堀井さんが死んで、その弾が再び軽部くんの手に渡る前に、なんとかしなきゃ……。
やっぱり
ころすしかないんだ
やっぱり、銃は私が持つべきものだった?
だって、私は選ばれて当然の人間だから。
だとしたら、軽部くんに銃を渡したのは失敗だった……。
早くなんとかしないと。
でも、薬丸くんはちょっと頼りないからな……。
……。
…………。
まさか、ね。
【貴方の本心をお聞かせ下さい。】
……まるで、私が嘘つきみたいじゃない。
悪趣味な冗談だよ。ほんとに。
だって
「人を殺して生き残ること」
それが「悪い子」の規準なら。
私が「悪い子」になっちゃうじゃない。
そんなのありえない。間違ってる。
だから、「悪い子」の規準はそこじゃないよ。
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