60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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返事は、……とうに、出来ている。 嗚呼、……良い家族、なのだろうな。 ……何だかんだ言って、僕は、……家族の皆を、とても、大切に、想っている……から、
[でも、だから。]
本当に、……僕みたいな人間には、勿体ない位に、良い家族だ。
[結局は、自分は怖いだけなのだと思う。 必死に重ね続けた嘘を暴かれるのが。 隠し続けた本心を知られ、失望されるのが。
怖いのだと、思う。
無意識に握りしめた掌は、小刻みに震えた。]
(162) 2011/08/05(Fri) 18時半頃
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―廊下― [級友たちが青春の悩み相談会をしているのは知らない。 果たしてそこに混ざれるかどうか、異質はきっと見た目だけの問題ではない。
過ちを自覚しているからこそ、平穏を望んでいる。 物言わぬ植物たちに触れている時は心が安らぐ、そのはずが]
……あれは、ランディの髪か。
[一瞬、見間違えたそれは、過去の記憶とまるで同じ光景で。変わらず苦い表情をもたらす]
そういえば、――……探してたな。
[停電の闇の中の一瞬の邂逅、耳にした言葉。 かつてのあの人と同じ髪をした少年は、 嵐の夜、あの薔薇の木の下にいたのだろうか。 ……少しばかり、その様子は気にかかった]
(163) 2011/08/05(Fri) 18時半頃
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[そして、何枚か撮影したのち、また薔薇の中に座り込む。 きっとそのまま、少し眠ってしまったのは、あまりにも甘い薔薇の芳香と、それが段々心地よくなってきたから。
悩んでいる心が行き着く先は、所詮逃避でしかないけれど…。]
男が好きになったことに対して、驚きはあれど、信仰心が深いわけではない。 段々開き直ってくれば、その欲望もあいまって、もうどうでもいいか、という気持ちにもなってきた。]
(164) 2011/08/05(Fri) 19時頃
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[でもきっと、それでも、 一度抱いてしまった憧憬に近い恋慕は 消えないけれど…。]
(165) 2011/08/05(Fri) 19時頃
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少し、落ち着こう…。
[あえてそう声を出す。 きっと、さっきの今だから、感情が高ぶっている。 そう、恋慕に近い情はあるけれど、だからといって、彼がすべてといった、恋に狂う映画の中の片思いの男とは、イアンは違った。
きっと、そこは、割り切れる。 だって、だから、再婚したての母の元には帰らず、寮に残ることを選んだ。 好きな人が遠くに行ったからといって、すべてをかなぐり捨てて元をおいかけるといった気性ではないのだ。]
(166) 2011/08/05(Fri) 19時頃
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ランディに写真、あげる約束だったな。
[そして、ふと、それを思い出した。 この場所で、立ち尽くした少年の写真。複雑な表情。 なぜか、この場所にいれば、ランディを思い出す。]
ランディどこだろう?
[やることが決まれば、立ち上がって…。 カメラを放さず、寮へ向かって歩いていく。]
(167) 2011/08/05(Fri) 19時頃
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…そうだな、それがいい。 どうやら中庭の園芸スペースの辺りも荒れてるようだから、 下級生達はあまり其方へ行かないようにも…
[一人で考えるよりもスムーズに纏まって行く、同級生の言葉に頷き細まるセピアは目の前の相手を信頼するもの。 園芸スペースには薔薇園もある、会話する最中にも廊下には消えることのない花の香が漂って。]
――…どこにでもある家だよ。 両親は仕事で飛び回ってるから滅多に会えないだけで。 ……ああ、そうだな。…手紙、いいかもしれない。
[ルーカスからの助言には瞬くと喉を鳴らして柔く笑んで。言葉がすとんと胸に落ちた心地がする、胸中に潜む寂しさがそう思わせたのかもしれないし、同級生の手紙を書く姿を羨慕する気持ちもあったからで]
(168) 2011/08/05(Fri) 19時頃
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[慰めを貰ったからだろうか、その後の目を逸らす仕草と言葉がやけに気に掛かった。]
―――…ルーカス?
[呼ぶ名の手が震えているセピアの瞳がそれに気付いて。 返事は書いているのに出さないのだと言う。 苦い顔は偶に見ていても、その震えを見るのは初めてで。]
ルーカスの家の事情は偶に聞くだけであまり知らないが… …お前が、家族が大切だと聞いて…安心した。
[だからこそ、尚更彼の言葉が引っかかって。]
……何か、出せない事情でもあるのか…? 私で何か力になれるなら…
[小刻みに震える手は寒そうにも見える。緩く眉を寄せてそれを見つめた。*]
(169) 2011/08/05(Fri) 19時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 19時半頃
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……あの嵐の中じゃぁ、きっと酷い事になっているだろうな。 生憎と、僕には園芸の知識はないから……、何も、処置はできないのだが……。
[園芸スペースの夜の面を知っているとはいえ、四季折々の花を咲かせるあの場を散歩するのは好きだった。 特に、夏に花を咲かせる、ハナスベリヒユの絨毯を見ながら、穏やかな時を過ごすのが、本当に好きで。
だからこそ、あの花が散ってしまった事を思うと、心が痛んだ。]
封筒と便箋なら、僕のを使えば良い。 何なら一緒に文面を考えよう。……それくらいならば、協力する、から。
[浮かべた笑みはぎこちない。 ぎしぎしと、心が痛むのはきっと、後ろめたさから。 自分がどんな人間か知らずに、真っ直ぐに此方を信じてくれる彼が、とても、眩しくて。]
(170) 2011/08/05(Fri) 19時半頃
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……僕は、フィリパが思っているほど、真っ当な人間じゃないからな……。 本当なら、君とこうやって話している事すら、大罪なのかもしれないと、良く思うよ。
[手の震えを抑えようと、重ねた手も震えていた。 悟られるのが怖くて、そっと両手を背に回す。
曖昧な笑みを浮かべた唇から、表情が、消える。]
なぁ、君の信じる主の教えに、どう書いてあるのか。 聞いても、いいだろうか。
[逸らした目線を、そのセピア色に、真っ直ぐに合わせる。 何も知らない彼が、本当の自分を知ったら、もう、こんな目で自分を見てくれないのではないか、と。 そう思うと、酷く、辛い。]
(171) 2011/08/05(Fri) 19時半頃
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イアンは、誰とも会わずの自室にそっと戻る。フィリパがいないのはほっとしたような残念のような。
2011/08/05(Fri) 20時頃
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……実の妹を愛し、関係を持つという罪は。 どれくらいの罰を受ければ、償えるのだろう?
[掠れた声で、問いかける。 フィリパがどんな顔をしているのか、見たくなくて、その真っ直ぐな瞳から目線を外すと、答えも聞かずに早歩きでその場を離れた。
震える掌をきつく握り締める。 たった今、友人を一人失ったのだ、と、思うと。 恐怖と後悔とが、指と足の先から全身へ、毒の様に広がって行くような感覚に囚われる。]
……僕は、……
[掌で顔を覆う。
言わなければよかったと。偽り続ければよかったと。 抱く想いは、あの時の後悔に似て。]
→屋上へ―
(172) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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ルーカスは、屋上の鍵が壊れているのを、少し前から知っていた。*
2011/08/05(Fri) 20時頃
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― 自室からランディの部屋へ ―
[中庭から部屋に戻った時、フィリパの姿はなかった。 寮母にいわれたこともあり、本当は、出て行きたくなんてないのだから、落ち着こうとしている今、謝りたい気持ちでいっぱいだったのだけど…。]
――……
[とりあえず、机にフィリパへの書置きを残す。]
『フィリパ ごめん やっぱり ここにいたいかも』
[身勝手なこどもの書置き、フィリパは許してくれるだろうか。 もしかしたら、手遅れなのかもしれないけれど。]
(173) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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[それから、ランディの写真を適当な封筒にいれて、カメラをもって部屋から出る。
まっすぐ行くランディの部屋。 そう、なぜ、今、ランディに会いたくなったのか。
もしかすると、が今わかったから。 あのときは気づかなかったけれど……。 ランディはきっとあの薔薇園で……。]
(174) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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― ランディの部屋 ― [>>1:256そこに、ランディは眠っている。 入った瞬間息を飲んだ。]
ねえ、ランディ?
[ずいぶん遅くまで寝てるのだと思った。 銀髪はゆるやかにベッドに流れている。 まるで死んでるようだとも思ったとき、はっとして、その手をとる。]
って、吃驚した。
[それはとても冷たかったけど、脈は感じ取れる。 でも、本当にとても冷たい気がして…。]
ランディ?
[なんか、おかしい…と思ったのに、同時に、生きているのに、死んでいるように眠るランディの存在がとても儚げなのに、悠久なものに思えた。]
――……
(175) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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[髪を洗ってしまえばまた乾くまで時間がかかる。 結局自室で肌を拭き清め、着替えるだけに留めた。
鏡を見るのが怖かったというのは、否定もできない。
白い包帯を巻いた腕は、未だに僅かな赤を滲ませたまま。 寝台へ足を組んで座り、ギターの調律を合わせる。
従兄弟から譲り受けた高価ではないけれど古い品。 羨ましげに見ていたのは誰だったか。
戯れに爪弾くのは、天の川をモチーフにしたバラードのワンフレーズ]
(176) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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カシャリ
[そして、ファインダーを覗いて、部屋の中、眠るランディを撮る。 いけないことかもしれない、けど、 それは、とてもとても、時間を感じさせるもので、
美しいと思ったから。]
――…あ……
[それから踵を返して、部屋から廊下に出る。]
誰か!ランディが起きないんだ。
[そう叫んだ。]
(177) 2011/08/05(Fri) 20時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 20時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 20時頃
ヴェスパタインは、イアンの叫ぶ声に、ハッとして顔を上げた。
2011/08/05(Fri) 20時半頃
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[眠る姿は確認していた。部屋へ戻っていたからと安心していた。 本当は、己のした事から目を背けていただけに過ぎない。
しばし迷い、寝台の上にギターを放り出して廊下へ出る。]
…なんの騒ぎだ? [騒ぐイアンに問いかけた。]
(178) 2011/08/05(Fri) 20時半頃
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>>178 [すぐに駆けつけてくれたのは、ランディと同じ銀髪の…。]
ああ、先輩…。 ランディが、眠ったままなんです。
[部屋を振り返る。]
起きない……。 起きないって変じゃないですか。
[そして、眉を寄せてヴェスを見る。]
(179) 2011/08/05(Fri) 20時半頃
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眠って… [ハッとする。 脳裏を過るのは先ほど見た寝姿と…暴いた白い肌に刻まれていた鮮やかな荊棘模様。]
かなり雨に打たれたから熱でも出たんじゃないのか? 昨夜は…大丈夫だって言ってたのにな。自分で戻る…って。
[自分の服の下も、色は違えど大差ない状態になりつつあることからは、目を背け続けていた。]
(180) 2011/08/05(Fri) 21時頃
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ヤニクは、旋律にふと止めていた足を、声のほうへと向ける。
2011/08/05(Fri) 21時頃
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[漆黒の瞳を開く。 久々の行為が齎す倦怠感。 それを押さえ込み簡単に身を清め]
…………っは、ぁ。
[触れられた体は。 付けられた痕は。 ずくずくと脈打つような熱を持つ。 ああ、けれど。それでもなお]
[《私》が満たされるほどに]
[《俺》の心は乾いてしまう]
(181) 2011/08/05(Fri) 21時頃
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セシルは、ふらり。医務室を出て何処へ行く?
2011/08/05(Fri) 21時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 21時頃
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…ヤニクが処置してくれているみたいだ。 早く元に戻ればいいんだがな。
[物干し場から見える中庭の風景と濃すぎぬ洗剤の匂いに混じる花の香が好きだった。先ほど話したヤニクが処置に向かうのを見ていたから少しでも早く元の庭に戻ればいいと。薔薇園の花が折れたことはまだ知らなくて。
誘ってくれた申し出は嬉しいもので。笑みが零れ]
文面まで手伝ってくれるのか? ありがたいが…なんだか気恥ずかしいな。
[微かに生まれつつある不安、揺れているのは薔薇の香の所為だけではなく。信じてきたものが、足場が、穢れなきと信じてきた世界には勿論目の前の彼の姿もあって。]
(182) 2011/08/05(Fri) 21時頃
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[だから、目を逸らされると小さく鼓動が鳴った。]
…何を言っている? 私はお前と話しててそんなことは一度も…
[言葉を紡いでいくのが、少し苦しくなる。 形は違うけれども既視感。 微かに生まれる不安、それを信じたくなくて。
震える手が隠され見つめてくる青磁色。]
――……? なんで、そんなことを…?
[問われる言葉に、返す声が微かに掠れる。 その後告げられた告白に――…]
(183) 2011/08/05(Fri) 21時頃
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[ルーカスは見てしまっただろうか。 明かされる言葉に呆然と彼の姿を見つめ、 少しずつ蒼ざめていく姿を。]
…っ ぁ、
[ルーカスが去っていく背に気付くのが少し遅れる。]
ルー…
[名を呼びかけて最後まで紡げない。 ジョージの時と、イアンの時と同じく。 追ってくれる姿を、離れていく姿を、 待つことも、追うこともできずに。]
――…私…は…、
[俯き、顔を覆う。隠れた表情は苦しげに歪んでいた。*]
(184) 2011/08/05(Fri) 21時頃
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[声は、ただごとはないと思わせた。 故にそこにある姿に近づく躊躇いを見せることはない。]
起きない、って。 意識がない、ってことじゃないのか。
[戸口に立てばやり取りが聞こえる、 夕べ、雨に打たれていた、探していたこと、 薔薇の棘に絡まっていた髪、断片的な情報がひとつの想像を作る。]
……医務室につれてきますか。
(185) 2011/08/05(Fri) 21時頃
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ヤニクは、室内へ足を向ければ、漂う薔薇の残り香
2011/08/05(Fri) 21時頃
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―屋上―
[吹く風には薔薇の香が混ざる。 眉を顰め、ぐるりと見回すけれど、誰の姿もなく。]
……何なのだろうな、この薔薇の香は
[そう呟くと、後ろ手に扉を閉め、ふらふらと一歩、二歩、歩き。
シャツが濡れるのも厭わず、雨の跡の残る其処に、横たわる。 昨日の嵐が嘘のように、晴れて澄み渡った夏の空。]
眩し、い
[小さく、零す。 自分の愚かさを思うと、ぐ、と、目頭の奥が熱くなるけれど。
――― 涙は、妹の訃報を聞いた夜から、一度も流れていない。]
(186) 2011/08/05(Fri) 21時半頃
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ルーカスは、ピッパの名を、声にならない声で、小さく呟く。
2011/08/05(Fri) 21時半頃
ヤニクは、ルーカスは、今もこの香を香水と思っているだろうか
2011/08/05(Fri) 21時半頃
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― ランドリールーム ―
[>>144気になると言われると、 パッと顔をテッドに向けて、]
先輩は悪くないんだ! ………うん
[声を出してしまった後、 バツの悪そうな様子のまま、誤魔化すように頷いて。]
本当に、変わってしまっていたら……――か……
[ディーンの言葉に、眉を寄せ、小さく呟いた。]
(187) 2011/08/05(Fri) 21時半頃
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青い悩み?
[返って来た言葉に首を傾いで、 >>148空気にワクワクとしているディーンに少し笑う。 自分の気持ちも何だか少し軽く為った気がして、]
秘密会議だな
[冗談めかした。 >>145けれど、内容に答える時は、真面目な顔をする。]
…俺だったら 大事な人が望む事をしてあげたいと思う 壊れるかもしれないのなら、尚更だ
壊れて戻らなくなってしまったら…… そんなのは、厭だ
(188) 2011/08/05(Fri) 21時半頃
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[そしてディーンの告白に、テッドと似たような反応をする。 目を丸くし、ディーンをじっと見て、 ハッとすると、]
まさか
アディンセル先輩じゃあないだろうな
[思い出すのは、彼の噂と、二人出ていくあの時の様子だった。]
(189) 2011/08/05(Fri) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/05(Fri) 21時半頃
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…その方が、いいんだろうか。
[迷ったのは、先ほどのセシルとの件もあったから。 今になってみれば、どうかしていたと思うくらいに…自分は常軌を逸していた。 おかしい。何かがおかしい。
一番おかしいのはきっと…自分自身。]
(190) 2011/08/05(Fri) 21時半頃
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[ロビンは、相手を取るという。 ならばと重ねかけた問いは、ディーンの一件で口には今は出せないまま。]
え、アンディンセル先輩なの、か。
[そして、じっと見つめたが為に気がついてしまう。 級友の首筋にある、虫さされのようなそれ。
叫びかけて、慌てて口を押さえる。 真っ赤になってプルプルと震える様は、 しかし残念なことに我慢している甲斐なき姿である。]
(191) 2011/08/05(Fri) 22時頃
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