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ツィー。
ツィーか。
[女に告げられた言葉。
教科書通りのような其れに、男は手遊びの手を緩めずに言葉を返す。
ぐらりと少しでも揺れれば、また、ぴしゃりと叩くと、白い尻に手の痕が残る。
ぐへへ、と下卑た笑い声は、ヨアヒムのもの。]
数字みたいな名前だね。
…薔薇の香りは、何か与え続ける必要があるのかな?
[ネイサンに血統書を貰わないと、等と思いながら]
― 回想軸/道化の部屋 ―
[開かれた漆黒が、右に左にと鳴る鈴のように動くのは、
女が左右に首を振るから。]
『針からつけ変えないと、歩けないからね?』
[左右に振る意味を、おそらく正しく理解しながら、
有無を言わさない笑みで、再度、男は女の股の間に跪く。]
――…つぷっ
[3つの針の内、陰核に近い針を、わざとゆっくりとした速度で抜く。
鈴のついた輪の繋ぎ目を開け、ぐっと開いた穴に押し込む。
ぐり、ぐりっと少し傷を抉るような形になるのは、2枚の花弁に通そうとすればこそ。]
――…ちりん
[カチリと繋ぎ目を合わせば、鈴が鳴る。
同じような手順で、2つ目、3つ目と鈴はついていないリングを女性器につけた。2つ目、まん中に当たるリングは繋ぎ目が特殊な作りになっていて、単純に引けば外れるというものではなかった。]
『一先ずは、これで逃げ出そうという気は起きないだろう?』
[脱脂綿に消毒液を含ませながら、ルーカスは満足げに微笑んだ。
3つのリングが繋ぎとめる大小の陰唇。その奥にはローター。
3点でローターを支える形であるので、無理な動きをすれば、陰唇をリングが裂くということになる。]
『屋敷に帰ったら、また別のことがあるけれど』
[さわりと黒く生える陰毛を撫であげる。
そこを剃りあげて、タトゥーを入れるのは、女の国の裏の者が、自分の女に刺青で名を刻み、浮気を許さないのと似ているかもしれない。
ルーカスの場合は、銘を刻むことでカンバスを逃がさないという意味合いになるが……。
――専用の消毒液を含ませた脱脂綿で、女の陰唇を消毒し始めたその時。
ええ、構いませんよ。
[No.4への対応に、是と答える声音は愉しげですらあった。]
『さて、早く客席に戻らないと、
金目の彼がどうなるか判りませんね……。』
[わざと女の不安を煽るように呟き、道化から貰った鍵で枷を解く。
下着はつけさせぬまま、乱れた着物を形ばかり整えさせた。
そして、早くと謂いながらも、破瓜の血にまみれた顔と、ステッキを取りに部屋に向かう足取りは、志乃の下半身を慮るわけでもないだろうにゆっくりと。
結局、客席へと戻ったのは、No.4がヴェスパタインに随分と躾けられた後のことだった**]
― 回想軸/了 ―
【人】 良家の娘 グロリア[舞台の上の会話はわからない。 (112) 2010/04/11(Sun) 01時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィン無理、じゃな ン った……ぃた、 (113) 2010/04/11(Sun) 01時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[最初は痛みに引き攣っていた表情は、次第に悦楽に蕩然と崩れ、小悪魔めいた淫靡さを湛える。腰が落ちると同時に、官能に堕ちてゆく身体。開発されずとも、処女だったにしては感度のよすぎるきらいのあるのが、いっそ忌まわしい。 (114) 2010/04/11(Sun) 01時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンっは、はぁ、これから……? (115) 2010/04/11(Sun) 02時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[高い矜持と頑な心根とは裏腹に、貪欲な身体は次第に適応し、奥のとある一点を突き易いようにと自然腰がうねり始め。最初は抽送とも呼べぬゆっくりとした動き、浮かせて落としてを繰返すが、次第に滑りがよくなってきた。男に跨がったまま声音に確実に甘さがのり、甘美な調べとなる。それは開ききった花が、最も美しい刻を迎えるまでの序曲。] (116) 2010/04/11(Sun) 02時頃 |
乳と果実と薔薇水。
――イイね。
[つい、と叩いて赤くなった尻を撫でる。
そのまま指でつねりあげて]
それでこの香りなのかな。
此れはなかなか気にいったなァ。
[忘れられない、という言葉に、涙の零れる目で見詰めて。
泣かないで欲しいといわれるとただ、きつくその身を寄せて、間近でその顔を見る。
愛しているという言葉。
言われるたびに裡で身体が反応する。中にある熱を奥へ奥へと吸い込んでいく。
唇を何度も重ねて、肌のぶつかる音と、それに答えるような喘ぎが部屋に響いた]
あ、ぁぁ、――ええ。
来て? 奥まで貫いて。
貴方で一杯にして。
全部、受け止めたいの。
[掠れた声で願う。
激しさを増す律動が、幾度も重ねられる抽送が、女の身体をそこへと導いていく。
直に触れる熱は硬く、女の裡を容易に奥へと幾度も突きたてた。
そのたびに、又一粒涙がこぼれていく]
イアン、イ、……。
――ええ。
あい、してるわ。
だから、
[一緒に。
昇り詰める裡と心。イアンへと縋り付く様に腕を絡め、抱きしめる。全て触れていたいというように。
やがて、彼女の中、子宮の奥に熱い熱い白が放出されると、彼女の視界もまた白く霞んでいく]
【人】 小僧 カルヴィン[円運動や捻りを加えた挙動まで、少女の身体は一つ一つ覚えていく。 (117) 2010/04/11(Sun) 03時頃 |
[駆け抜けていく衝動。
すぐには寝台の上を動かずに、震える身体から息が漏れた]
……ああ。
私。
[イアンの体を抱き寄せ、まだぼうとする頭でその肌を見詰めた]
イアン、ありがとう。
[告げる礼の言葉。撫でる掌へと身を寄せた。
行かなくては。
そう思うのに、今はまだ離れがたく。
何より達した直後というのもあって、ぼんやりとイアンの首筋を撫でる]
貴方は、ここにいらして。
連れて行ってもいいけど、今の私には貴方を止められないもの。
だから、ここに。
[そう告げて身体を起こした。裡から奥から下がってくる吐き出された熱が、ぞくりとして瞬間吐息を漏らす]
シャワーを、浴びていくわ。
いつまでも、客席を留守にしてはならないもの
[イアンの肩と頭を一度撫ぜて、女は寝台から立ち上がる。
内股から白が伝うまま、シャワー室へと向かった。
ガラスの壁は曇るようになっていて、彼女が中に入ってからもスイッチを入れて曇らせる]
[震える身体から汗と体液を流し去っていく。
夢のような心地。
幾度も溜息のように息を吐き出して、湯に打たれながら身を抱きしめた。
時間をかけて身体を洗うとバスローブを纏い、隣の部屋へ。
身支度を整えたところで、後ろからイアンの声が届いた]
元々、二人買うつもりだったもの。
でも、いえ、ええ、カルヴィナなら。
別の用途で欲しいと思うわ。
あの子が、望むのとは離れているでしょうけど。
[イアンへと振り返り、その問いに答える。
ただの「女」になろうとする顔を無理に引き上げた]
最初は。
貴方と女奴隷を絡ませるつもりだったのよ。
貴方だけではないかもしれないけど。でも今は。
[追い縋ってきたイアンの濡れた髪に触れた]
二度目は、私を満足させてくれたらと言ったわ。
満足しすぎて、貴方に他の誰も抱かせたくなくなったみたい。
[微笑を向ける。
それは腕の中で見せた笑みではなく、それ以前のものと同じ。
仮面が剥がれるのは、腕の中だけでいいと、振舞う]
カルヴィナを買えたら。父が私にしたのと同じように、あの子を育てて見たいと思ったわ。
でも、私とは違って誰でも満足できるようにね。
買ったら気が変わってしまうかも知れないけど。
[彼女の中に確かに心境の変化は訪れている。
女の奴隷をどうするのか。
今はもう明確な答えが出せなくなっていた。
彼がいれば全て事足りるのだから]
貴方は私のものだけど。
――貴方のグロリアは、貴方の腕の中に、いるわ。
私はまだ、私を捨てられないの。
だから、まだ。
[待って、と言いたかった言葉は口の中に留めた]
[イアンの手も髪への口付けも、拒むことはしない。
微笑を一つ残して、そして、扉の向こうへと歩いていく。
寝室に残るイアンの言葉は、聞こえない]
【人】 若者 テッド[チューブが外された場所へ被せられる避妊具。 (118) 2010/04/11(Sun) 12時半頃 |
【人】 若者 テッド…ハ …、っ きついな (119) 2010/04/11(Sun) 12時半頃 |
【人】 小僧 カルヴィンんっ…… らいじょう、ぶ。 (120) 2010/04/11(Sun) 13時頃 |
【人】 若者 テッド[膝の浮き沈みで少女の軽い体重が落ちてくれば (121) 2010/04/11(Sun) 13時頃 |
【人】 若者 テッド[やがて、初めて男で果てる事を知った少女が汗ばむ身体に落ちてくれば慌てて身が動く。緩められた拘束部分が、ぎちりと革が伸びるような音を立てた。 (122) 2010/04/11(Sun) 13時頃 |
【人】 若者 テッド[乳首を小さな舌で舐められ、乳輪をなぞり先の突起を押しつぶされれば 甘く熱い声が堪える事を忘れるほど。 (123) 2010/04/11(Sun) 13時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン―― んッ (124) 2010/04/11(Sun) 13時半頃 |
【人】 若者 テッド[腹部は程よく引き締まっていて、そこに小さな舌が潮を舐めれば、ぴくりと腹部の筋肉が小さく震えた。 (125) 2010/04/11(Sun) 13時半頃 |
【人】 良家の息子 ルーカス― 客席→舞台 ― (126) 2010/04/11(Sun) 14時頃 |
【人】 小僧 カルヴィン[何度でも高みに追い詰められていくのはこちらばかり。果てる様子のない彼に、だんだん焦れてくる。こんなにしているのに、何故、と。自分が奴隷として欠陥品なのではないかと。瞳が潤むのはきっと生理的なものだけど。割れた腹筋の溝まで丁寧に舌を這わせて、何度目かの絶頂に行き着く。同時に、痙攣する胎が容赦なく質量を増した肉棒を蠱惑的に刺激した。 (127) 2010/04/11(Sun) 14時頃 |
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