92 【バトルRP】歴史英雄譚
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ああああああああぁぁぁぁ………っ!!!
[伸ばした指先はあと少しといったところで届かずに、少年は滑るように落ちていった。ガコンッと音が鳴り、床は再び元に戻っていった。]
(137) 2012/05/22(Tue) 11時頃
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何もかも消す・・・? そうしたら、誰も幸せにはならない。
[ふと聞こえてきた声(>>90)に、実声でそう漏らす。 不安になる。封印の破壊が終わった後、「彼」はいったい何をするつもりなのだろう。]
(138) 2012/05/22(Tue) 11時半頃
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…
[反響してきた声(>>108)に、剣を抜いて構える。 近い。ちょうど、この曲がり角の向こうくらい。]
えーと…こんにちは。ローランさん、というのですね。私はジャンヌ・ダルクと言います。よろしくお願いします。
[現れた、自分と同じように金の髪と青い目を持つ少年の、やたらと人懐っこい明るい雰囲気に若干押されながら、いつの間にか構えをといていた。]
あなたも、世界を救うために封印を捜しているのですか?
[明らかに誤解を与えそうな質問をして、]
(139) 2012/05/22(Tue) 11時半頃
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はい。お気をつけてくだい。
[いくらか会話をしただろうか。去ってゆく彼を笑顔で送り出し、]
よし。私もがんばろう。
[先ほどまでより明るい気分になって、気合を入れなおし、彼とは逆の方に歩いて行って、]
(140) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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―!!!
[あっという間に遠ざかる悲鳴を聞いた。]
今の声、ローランさん?!
[誰かに襲われたのだろうか。それこそ、先ほど聞こえた騒ぎの源の人間か。 嫌な予感を覚えて、彼が向かった方へ走る。]
…
[名前を叫びながら走るというような愚かなまねはしない。]
(141) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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[一つ一つ扉を開き、中に人の気配がないのを確認する。]
ローランさん…
[無事だろうか。一緒に行動していればよかった。と後悔しながらいくつか目の扉を開け、]
なに?これ?
[さまざまな形の、金属製の箱のようなもの。いくつかは、材質のわからない、人いひものようなもので繋がれている。]
…さっきまで人、がいた気配… けれど、今はいない…
[一歩ずつ、部屋の奥へと入ってゆく。 ローランが押したボタン(>>136)は、押すものだということすらわからず素通りした。]
(142) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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…風が、吹いている?
[肌に感じる、奥から感じるひんやりとした空気の流れは、単なる隙間風だろうか。 ぺたり。壁に触って、]
…切れ目…
[細い隙間が、床から自分の身長のはるか上まで。それはまるで、]
隠し扉?!
[彼はこの奥にいるのだろうか。思いながら、開けるための仕掛けを捜しはじめた**]
(143) 2012/05/22(Tue) 12時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 12時頃
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― 回想 ― [角を曲がると出会った少女。剣を構えられていることも気にせずに、人懐こい笑みを浮かべ、跳ねるように近付いていく。]
あー!イトが言ってた美少女かな? オレはローラン。君は?
ジャンヌ。ジャンヌか、いい名前!よろしく!
[思い出したての自分の名前を嬉しそうに名乗り、可憐な口から紡がれた少女の名前はイトーセッツよりも耳慣れたもので、すぐに覚えた。]
(144) 2012/05/22(Tue) 12時半頃
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……フーイン? いや、知らない。 だってオレ、別に英雄じゃないし。
[真顔でふるふると頭を振る。]
あなたも、ってことはジャンヌ、君は英雄なんだね。 ……オレはいろいろと、よく覚えてなくってさ。
[少しだけ眉をさげ、苦い笑いを浮かべたが、それも一瞬でまた元のように屈託なく笑う。]
(145) 2012/05/22(Tue) 12時半頃
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今は探検中なんだ! あ、そうだ。 フーインが見つかったら、君にも教えるよ! オレ、あっちまだ見てないから見てくる。
[少女が向かおうとする反対側を指差して、そちらへ向かおうとして足を止める。]
あー、そういえば。 フーイン、壊そうとする人もいるって言ってたっけ。 気をつけてね、ジャンヌ。
[へらっと笑って手を振って、笑顔の少女と別れた。]
(146) 2012/05/22(Tue) 12時半頃
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―ちょっと前―
[イトって誰かしら。 勢いに圧されながら会話をして、]
…そう、ですか…
[一瞬寂しそうな顔になったの(>>145)をみて、何か声をかけねばと思ったが、すぐにもとの明るい空気に戻り、タイミングを逃した。]
(147) 2012/05/22(Tue) 13時半頃
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はい!ありがとうございます!
[別れ際、封印を見つけたら教えてくれるという言葉に、慌てて礼を言って、]
…はい?
[続く言葉(>>146)の意味を一瞬考えて、]
(148) 2012/05/22(Tue) 13時半頃
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[少女と別れ、機械部屋を探検しているときに、 彼女の言葉と、"あの声"を思い出す。]
…――あれは、"あの声"は、オレにも言ってるのかな。 救えって、言ってるのかな。 世界を――…
[世界を救う、そんな大それたことはしたことがないし、できるわけがない。 ふと腰の剣に手を伸ばして、その黄金の柄を握って引き抜こうとした、が――…]
…ん?あれ? ぬ、抜けない?
[剣は、鞘からびくりとも動かず。錆付いているわけではなさそうなのだが。 剣をひっくり返したり逆さにしたりして調べながらも、どこかぽっかりと、大事な何かを忘れているような、そんな気がしてならない。そわそわと落ち着かない気持ちになる。]
(149) 2012/05/22(Tue) 13時半頃
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[いろいろ試したが、剣はどうしても抜けなかった。]
もーなんだよこれー。 踏んだり蹴ったりだなぁ。
[抜けない剣などただの棒切れと同じだ。 それでも剣を捨てる気にはなれず、元のように腰に提げる。]
…こんな時、オリヴィエがいたらいいのに。
[数多の戦場で共に戦い、助言し、時に嗜め、 知恵を貸してくれた友は、今、いない。 その名を無意識に呼びながら、部屋の探索を続けるのだった。] ― 回想・了 ―
(150) 2012/05/22(Tue) 13時半頃
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ローランさん違う! 封印は壊さないと!
[慌てていった頃には彼は既に去ったあとで、恐らく、小さすぎる自分のこえも、騒がしい足音に下記消されただろう。]
…だ、大丈夫、かな…?
[先程の「声」の持ち主と衝突してしまったりしないだろうか。 心配になったが、]
見つけたら教えてくれるって言っていたし、大丈夫、かな…
[最も、他の人が先に見つけた場に居合わせたら大変なことになるけれど。
「声」に邪魔者の存在を伝えられなかったため、ローランが勘違いをしていると思い込んでいる。]
(151) 2012/05/22(Tue) 13時半頃
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ノックスは、少女の声は騒がしい自分の足音に消され、届かなかった。**
2012/05/22(Tue) 13時半頃
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―今―
[ペタペタ。隙間をなぞるように扉を触る。]
人が、いる。 それから…
[思わず後退りしそうになる、圧倒的な力を感じる。]
もしかして…
[扉を叩きたいが、奥に危険が潜んでいる可能性を考えると、大きな音をたてることもできない。]
せめて向こうにいるのがローランさんかどうかわかればいいのだけれど…
[少し考えて、]
!!そうだ。なんで考え付かなかったのだろう!!
[時折交わす、空気を震わせることのない「声」を思い出した。]
(152) 2012/05/22(Tue) 14時頃
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ローランさん。ローランさん。
「きこえ」ますか?
私です。ジャンヌです。
[「声」をかけ、しばらく待った。]
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[「声」をかけ、待てども待てども]
「返事」が、ない…
[彼が「声」を使えないだけか、それとも、「声」を出すことすら出来ない状況にあるのか。]
…
[しばらく考えて、]
よしっ。
[いつまでも、ここでこうしていても仕方がない。 腹を決め、一度剣を鞘に収め、]
(153) 2012/05/22(Tue) 14時頃
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[鉄の棒を両手で握り、勢いをつけて力の限り降り下ろした**]
(154) 2012/05/22(Tue) 14時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 14時頃
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――あ、ああ。
[唐突に話を振られ>>133、戸惑いつつも頷いて。 大事なこと。次はなんなのか――考える間もなく、彼女の名が告げられる]
ああ、まあ……確かに大事だな、名は。 自分がどこの誰とも知れんのは、不安もあろうし。
[すべてを思い出せたなら重畳だが、口振りからはそういうわけでもないのだろうか。 まあ、いずれにせよ]
ラクシュミー、か。うむ――ならば、改めて宜しく、ラクシュミー。
[とは応じて、二人が交わす会話の続きを見守った**]
(155) 2012/05/22(Tue) 14時半頃
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[唐突に現れた男は、やはり孫堅の知らぬ服装をしていた。 端正な顔立ちは穏やかな笑みを湛えていたが、孫堅の本能は警戒の火を点した。
―――が。 目の前の男、乃木と名乗った男と現れた男―こちらは伊東と名乗った―はどうやらお互いに存在を知りえる者らしい]
知り合い…か?
[誰にとも無く一人ごちる。 さらにその男は、ついぞ予想しない名前を口にし>>124さすがに思わず反応する。]
呉は我が故郷、孫権は確かに息子だがよ―――
[しかしその言葉は、警戒の火に薪をくべる。 彼らは信長のことも知るらしいが、話している内容はまったくわからない。 目の前でラクシュミーと名乗る女を横目に、話の切れ間に低くつぶやく。]
―――お前ら、何者だ。
(156) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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[その立ち話を聞きながらも彼らは敵ではない、と考えてはいた。 おそらくは―――どこかの国から、自分のように呼ばれたのだろう。 協力すれば情報も得られ、力にもなろう。 が、この伊東と名乗る男はどこか好きになれなかった。 頭もいいし、腕もたちそうだが、どこか袁術の野郎のようないけ好かなさがあったのだ。
―――と。]
『ああああああああぁぁぁぁ………っ!!!』
[何者かの声、それに重い石や何かがごとごとと動く音がした。>>137]
(157) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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なんだ、今のは…?
[今は何もわからない。しかし敵の予感に血が躍る。]
…俺はあっちに行くぞ。 信長なら向こうの広間にいるはずだ。
[短く告げ、彼らの横をすり抜け階段を上ろうとする。 止められなければ、そのまま音の正体を確かめるべく上へ向かうだろう]
(158) 2012/05/22(Tue) 21時半頃
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―夢の中―
お母様、お姉様、私は看護婦になりたいのです。人の役に立ちたいのです。 見返りは要らないのです。豊かな生活を送れなくても構いません。
だから、だから――。
[此方の言葉を全く聞き入れず、私の往く道を遮る母と姉。] [世間体や身分を気にする母、心を病み何が何でも私を縛りつけようとする姉。]
[最初はきっと止めるだけだったのだろう。] [次第に段々と私の胸を、心を切り裂く刃みたいな罵倒に変わっていく。] [それに二人は分からない。私はただ、ただ、胸の痛みに耐えながら冀うだけ。]
(159) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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[私はただ一人、泣いていた。] [母や姉を恨む事無く、悲しみに耐え、反対を押し切り、自分の道を往く事に罪悪感も抱きながら。]
[そんな私に父はそっと背中を押してくれた。] [唯一私が進む道に快く頷いてくれた理解者。そして惜しみなく資金を投資してくれた援助者。]
[鳥籠に囚われてた私を、まるで籠の扉を開け、空に放ってくれたみたいに。]
[それは多分、世で言う天使が生まれたなのかもしれない。]
(160) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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―過去の話―
[看護学校に入り、卒業し、戦場へ赴く。] [そこは学校で学んだ時とは違い、口に出来ないぐらい――きっと“地獄”と言った方が良いのだろうか。]
[一人、また一人と命を落としていく。] [それでも負けじと懸命に看病していった。例え報われなくても、少しでも苦しみを取り払いたくて。] [人の役に立ちたくて。]
(161) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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[負傷兵が私の看護に感謝している時の表情、感謝の言葉。] [それが人を救えずもがき苦しむ私の心を救ってくれる。] [救う、助ける側なのに――逆に救われたのは私だった。]
[例え報われなくても、救ってくれた人達に――恩返しがしたい。]
(162) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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[疲れて眠る私に誰とも知らぬ声が聞こえる。] [耳からなのか、頭に響いてるのか分からない。] [男性なのか女性なのかすらも分からない。]
[でも救ってくれ、という声>>#1。]
――誰、ですっ!?
[答えは返ってこない。] [その代わり、刺すような光が――降り注いだ。]
(163) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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ピッパは、眩しさに琥珀は閉じられて、再び開いたら……そこは庭の様な所。
2012/05/22(Tue) 22時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 22時頃
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[すさまじい音を立て、石造りの壁が崩れる。]
よしっ。
[一瞬だけ達成感。すぐに剣を抜いて、利き手である左手に。棒は右手で持ったまま、攻撃よりも防御用。]
(164) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/05/22(Tue) 22時頃
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―遺跡1Fの庭園―
[見慣れぬ風景。] [いや、それどころか私は眠っていた筈。] [なのに、何故こんな所に――?]
ここは、どこ? 庭? 私、眠っていた筈……それに、あの声……。 一体、何が起きてるの??
[訳が分からず、如何して良いのか分からず、ただ辺りを見回して。] [そこにあるのは、石造りの壁に、整備された木々、色とりどりの花、澄んだ池。] [まるで自分が何かの箱庭に放り込まれた様で。]
(165) 2012/05/22(Tue) 22時頃
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