298 終わらない僕らの夏休み!
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逵ゥ縺励>窶ヲ ……
[あたしは千早ちゃんとの会話の間ぶつぶつと周囲で誰かが囁き声でつぶやいているのを聞いていた。ぶつぶつした声はあたしの頭の周囲のあちこちから聞こえていて、とくに意味のなさない言葉なのかそれとも意味のある言葉なのかあたしには聞き分けられそうもなかった。そのぶつぶつした独り言のさざめきのひとつが自分から出てきているものだとは、あたしもおもわなかった。]
縺?>縺ェ縺…… 縺ゥ縺?@縺ヲ縺ゅ◆縺励?………
縺?>縺ェ縺…… 縺?>縺ェ縺……
師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 22時頃
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──神社──
[ たぶん、考えたってどうしようもない。 ──ってことは、薄々分かっていて。
だって千早は、天才科学者でも、 物理学者でもなく、ただの高校生だ。
この奇妙な状況に気が付いている、 この場にいる全員が、ただの中高生で、
きっと、話を重ねたって、 謎が解けるわけじゃない。
……ということを、 澪先輩が根岸先輩と鹿崎先輩に、 現状を説明してるのを聞きながら考えた。>>231]
(242) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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……あっ。 私、そういえば昨日、 おみくじ引き損ねたんでした。
せっかくだから、探してきます。 屋台もりんご飴しか食べられなかったし。
[ 気分を切り替えようとするみたいに、 努めて明るく手を叩いてそう言った。
よしっとわざとらしいくらいに、 くるんと身体の向きを変えて──、
言い訳をするみたいだけれど、 鹿崎先輩>>236とはまた別ベクトルに、 気を遣ったつもりでさえいたのだ。]
(243) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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[ そうして屋台の並ぶ方へと。
駆け出すわけじゃないけれど、 ひらりと歩き出してしまったので、 つくづく気の短い後輩と思われても仕方なかろう。*]
(244) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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[鳥居から参道を通り境内へと抜ける道に渦巻く風に酷く焼け焦げた匂いが混じる。
屍の肉を焼いているような、溶けた鉄を熱する炉のような、地中から溶け流れるマグマのような。
形容された言葉通りにも、またその何れでもないようにも感じられる熱に混じり、ぐらぐらと何かが煮え立つ音。
再び距離が近くなったのか、濃厚になった気配は社で寄り添う二つの存在に己を主張はしない。
ただ、どうしたって焦げ付いた匂いが漏れてしまう事と零れ落ちる不快な哄笑は抑えきれなかった
───二つに向けたものではなかったけれど。
それはクツクツと、ぐつぐつと、炎のようなそれ自身を絶え間なく自嘲し、灼いているのだ。]
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──神社──
[ 輪を外れたとき>>243、 他の誰かがついてくるとか、 或いは別の場所に行くだとか、 千早はあまり意識していなかった。
だからこそ、澪先輩の声>>261にも、 気づかずその場を離れてしまったんだろう。
さらに、ちょっと離れたとこから響いた声>>248に、 神さまでもないくせ、ビクッと驚く羽目になる。
これが塾とかでの出来事なら、 千早だって生意気な後輩らしく、 鹿崎先輩、声大きいですよ。とか、 余計な一言も添えたんだろうけど。]
(263) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[ そのとき、千早は神妙な顔して、 おみくじ筒を両手で持ち上げたとこだったので、 生憎、一声吠えてやることは叶わなかった。
……ええっと、これはただの運試し。 願掛け。おまじない。ジンクス。的な。
そんな言い訳をしっかり心の中でしてから、 えいっと数度大きく筒を振って。
……引き換えてもらった紙切れの、 てっぺんからおしりまで目を通して、
目を、通して。]
(264) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[ 実のところ、そこに書かれた結果に、 大した意味なんてないってわかってる。
おみくじの結果が良くても悪くても、 人の心が変わるなんてことないし、
千早を待ち受ける運命だなんて、 7月のあの日に確定してるに決まってるのだ。
ただ、ほんの少し安心したかっただけ。 明日にはやってくるはずのその日を、 すこぅしだけ、楽に迎えたかっただけ。]
(265) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[ ……だから、目を細めて覗いた先に見えたのが、 素気のない一文字だけだったとしても、 その一文字が中心にメみたいなパーツを持ってても、
……なあんの意味もない。 って、心の中で唱えてる、 きっと傍から見れば肩を落とした千早は、
それでも、その紙片を丁寧に、 結び場の隅っこに結びつけたのだった。*]
(266) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[夢じゃないなら、この声は何なんだろう。]
あの……は? し……だよ?
[気付けば、少しずつ水の声の方は聞き取れるようになってきていた。
といっても、言ってることは相変わらずわからない。
もしかしたら向こうが聞かせる気で言ってくれてるからかな、って思うのは、言い方がなんとなく、優しく感じたから。
聞こえたぶんを繰り返したら、だんだんわかるようにならないかなって、そんなぐあいの探り探り。
優しいって。こんな声に何言ってんだろって、思うけどさ。]
[聞こえにくかったのだろうか。()
耳がきこえないと、こんなにも話にくいものなんだ。
神社のにそそぐ日の光。
太陽はだんだん高くなってきていた。
神社の夏の色をした樹が作っている濃い影のなかで
あたしは出来るだけ注意深くもう一度繰り返した。
スローモーションのように声が濁る。]
あのひとはね、しんでいるんだよ。
[セミが大声でないている。
屋台や枝、石畳がつよく陽を反射していてまぶしい。
あたしは颯成の肩に手をやって安心させてやろうとした。]
[走り出したのは、もしかしたら、手を振り払いたかったからかもしれない。
だって、そんな、何でもない、ふつうのことみたいに、そんな。]
しんでる、の。
なんで。
[レイ姉の手が肩に触れた瞬間、周りの全部の音がなくなったような気がした。
まるで、世界全部が、このレイ姉の言葉を聞けって言ってるみたいだった。
あのひとはしんでる。言葉の意味を呑み込みきるには少し大きくて、喉につっかかる。]
[なんでと理由を尋ねられても
あたしはただ颯成にすこし笑うだけでいた。
あの燃える誰かが死んだ理由を
あたしは答えられなかったからだ。]
[本当は音はなくなってなくって、蝉の声も風の音も、それに吹かれた木の葉の擦れる音もする。
祭りの太鼓も聞こえ出したし、町内会のおじさんたちの話し声もする。
だけど、レイ姉の声だけが、水の中みたいなくぐもりもなく、まっすぐに、はっきりと、聞こえた気がした。
理由はわからない。
でも、想像することはできた。]
……俺も、死んじゃうからかな。
[死んでる人の声が聞こえるなんて。
ちょっと前なら、笑い飛ばしてジョーダンキツいって言ってたと思う。
だけど今は、あんまり笑えない。]
[理屈はわかっても、覚悟はできてない。
言葉にしたが最後、ぞくりと怖くなって、おみくじを引きに行った。
神様の思し召しなら受け止められる気がしたのかも。]
師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/04(Wed) 00時頃
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