256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[ 鼻腔にこびり付くのは、鉄錆の匂い。 でしたが、調理場を開けると、麦の香りが 私に届けられることでしょう。>>43
片隅に置かれたパンを、一つ手に取りましょう。 出来立て、とは言い難いですが、 キャサリンが作ったものではないことは分かります。 かぷり、と、一口齧ってみます。]
…… ── おい、しい。
[ 昨日は何も口にせぬままでありましたから、 空腹に流し込まれるパンは、もっとと求めます。 あたたかささえ、感じましょう。 パンの作り手は、おそらく。]
(54) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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─── …… ケヴィン 、
[ 私の案ずる者の、ひとり。 彼の名を綴る音は、豪雪の揺らす窓の音に、 掻き消えたことでしょうね。]
(55) 2016/11/16(Wed) 10時半頃
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ローズマリーは、オーレリアが立ち去ったことを確認し、聖堂裏でずるりと座り込みました。
2016/11/16(Wed) 11時半頃
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[トレイルの了承に、不満は募る。>>2:229]
そう……。 気を付けてね。
[言葉通りに、己の気持ちを収めることができはしない。 ただ、そんなのは嫌と言葉に出すことはなかった。
少しでも情報収集をしようと、食堂へと向かう。>>2:228 緩慢に歩けば、距離は二人と離れていく。]
(56) 2016/11/16(Wed) 12時頃
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[食堂に入れば、隅の方で時を過ごす。 誰が人狼なのか、 情報は少しも得ることはできなかった。 得たのは、その夜食堂に残ったのは、 トレイル、ジェフ、ハナ、ヴェスパタインの4人だという事。]
おやすみなさい。
[暖炉のある温かな食堂を去る際には、 挨拶を投げかけて、冷たい自室へと戻った。*]
(57) 2016/11/16(Wed) 12時頃
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[自室に戻り、寝台で毛布に包まっても、 眠りに落ちていくのに、時間がかかった。]
おねーちゃん、
[一人、部屋の中。 どうして信じてくれなかったの。 と、姉の声が響く。どーして、どーして? 責めたてられるように、どーして声が響くの。 姉は、意味もなくメルヤを咎めることはなかった。]
(58) 2016/11/16(Wed) 12時半頃
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私が、いい子じゃないから。
[姉の声が、知らぬ声へと変わる。 ──メルヤ、ここでいい子にしていてね。 いつか、もう忘れてしまったけれど、 誰かに言い聞かされた事。 いい子じゃないメルヤは、いらない。 家族に、捨てられる。*]
(59) 2016/11/16(Wed) 12時半頃
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[肩の辺りに感触を感じる。 おぼろげに覚醒した意識へ、凍えるような床の冷たさが襲いかかる。]
なぜ、僕はこんなところに?
[目線が床の位置でも、食堂ではないことは一目でわかる。 顔を床に擦り付けるように首を捻れば、心配そうにこちらを見るアイリスの顔があっただろう。 看板娘のきつけで徐々にはっきりし始めた意識であったが、思考を巡らすことはかなわなかった。 よろめきながら立ち上がろうとすれば、視界は自ずとベッドの上の少女を捉えるだろう。]
ハナちゃん?
[立ち上がろうと力を入れた足から、まるで操り人形の糸が切れたように力が抜け落ち、膝をつく。]
アイリス、教えて欲しい。
僕はこの部屋で一体何をしていた?
(60) 2016/11/16(Wed) 13時頃
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[意識は鈍い音で浮上させられる。 掠れた声で何事か、扉越しに問えば、 ハナの死が伝えられただろう。>>45]
そうですか……。
[もし、姉がケヴィンの立場にいたのなら、 扉を開き、その身体に縋ることもできようか。 不安で堪らないと訴え、甘えることもできようか。
考えても、わからぬこと。 用意をしてから食堂へ行くと告げれば、 部屋の前より立去る気配を感じた。]
(61) 2016/11/16(Wed) 13時頃
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[ハナが人狼に襲われた。 その事実を聞き、一番におもったことは。
──トレイルではなくて、よかった。 神に仕える修道女として、相応しいものではないことは、 確かだった。]**
(62) 2016/11/16(Wed) 13時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 13時頃
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[ 私が見つけられぬ聖堂裏に、 隠れるローズマリーの姿を見つけられていたならば、 彼女のことを救うことが、出来たのでしょうか? 慈悲深く、尊いマリィ。 何時でも優しく在る彼女の掌を、 取ることができていたのなら、 何かを変えることはできたのでしょうか。 私の託した短剣は、守護の祈りが込められています。 母が私の為に願ったものですから、 詳しく調べればわかるでしょう。
─── オーレリアと、刻印されている文字を。]
(63) 2016/11/16(Wed) 14時頃
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[墓守から託された力は命を削る。 それを知っていたからこそ 墓守は天涯孤独となった粉ひきに与えることを選んだ。 その後、墓守は村を出て行ったから 彼女が短い余生をどのように過ごしたかは知らない。
呼吸が漸く落ち着いた。 血に濡れた短剣をわざわざ拾おうとは思わない。 トレイルを眺め、は、と、息を吐き出す。]
キャサリンを、手に掛けたのか。 ハナを――…
[言い掛けて、止まる。 トレイルとハナ、どちらの死が先だったのか、 ケヴィンにはわからなかった。]
(64) 2016/11/16(Wed) 14時頃
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[ 満ち足りたお腹を、ゆるりと撫ぜました。 …… この腹に、子を宿すこと。 想像したことはないと言えば、嘘になるでしょう。 父と母のように、仲睦まじい姿に憧れもあります。 大切なひとは、 ……… ── いつの時までも、隣に在れと願えども、 いずれ失うことを思えば、手は伸ばせぬのです。 だからこそ、アイリスに問われたとき、 上手く言葉を返せなかったのだと、思います。
けれど、叶わぬ夢を想い描くことくらいは、 神はお赦しくださるのでしょうか … ?]
やはり、皆に伝えなければ、 … 誰が、人狼か どうか、を。
[ 決意を胸にその場を去りましょうか。]
(65) 2016/11/16(Wed) 14時半頃
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[ 私は、一度自室へと戻ります。 部屋の椅子の背にある、黒のストールを、 己の肩にかけて、気を引き締めました。
既に報せて回る男の姿は通り過ぎた後だったでしょう。 けれど、廊下を覗けば、集まる人々の様子が、 見てわかりますから、そっと近付き、そこで。
─── ハナの死を、知ります。]
(66) 2016/11/16(Wed) 14時半頃
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[誰がトレイルを手に掛けたか。 気になるのはそのこと。 手がかりともいえる短剣へと目を向ける。
人狼はふたり。それに与するはひとり。 キャサリンの言葉を信じるならば 注意すべきものはまだふたりいることになる。
そして、 トレイルが人狼と知るケヴィンには、 トレイルを刺した者が仲間ではないだろう事が想像できた。 仲違いゆえの可能性も否めないが、 その可能性は他よりも低いと見積もる。]
――……、
[自分がトレイルを殺した事にするでも良いかもしれない。 口数の少ない男はぼんやりとそんなことを考えている。]
(67) 2016/11/16(Wed) 15時頃
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[ 凄惨な姿に息を飲むことでしょう。 ヴェスパタインとアイリスは、 言葉を交わしていたでしょうか?>>60 二人の会話は、耳に入ってはきませんでした。 ただ、マリィがキャサリンにしたように、 手近にあった布を、ハナにふわりとかけましょう。]
…… ハナ 、 貴方の命は天に昇りましょう。 そして、新たなる生を受けることでしょう。
[ 膝をついて、神に、祈りを捧げます。]
(68) 2016/11/16(Wed) 15時頃
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[自警団である彼の捜査に進展があったか、も 多少は気になるところではあるが、 御伽噺じみた今の状況に それがあてになるのかという疑念もある。]
ああ、……トレイルの死も、知らせるべきか。
[ハナの死を知らせたように、 トレイルのことも知らせねば、と 苦痛に苛まれながら考えていたことを思い出す。]
……メルヤや、オーレリアは、かなしむだろうな。
[彼に近しそうな二人の名を綴り、眉を顰めた。]
(69) 2016/11/16(Wed) 15時頃
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[>>60ランタン屋さんは我に返った。 だけど立ち上がろうとしてまた崩れ落ちたので、支えられるなら支えようとした。 こんなところでどうしたんだろう、と、まず私が思ったので。 聞かれてもきょとんとして、確かめるように口に出す。]
ハナちゃんを殺したんじゃないよね。 ランタン屋さん。
[泣きそうな表情で、しかし落ち着いてそう言い放つ。 そうじゃないことは私はよく知っている。ので、これはあくまでも、 大丈夫だよと励ますつもりだったけれど、どう受け取られたか。
幼いハナの遺骸を横目に、今も悲しさと期待が同居している。**]
(70) 2016/11/16(Wed) 15時半頃
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[ 祈りを捧げ終えれば、私は立ち上がります。 此処にいるふたりに、私が占い師であることを、 告げてしまいましょうか?
…… いえ、皆を集めてから告げることが、 必要なのかも、しれませんね。 人狼は、二人。そして、協力者が一人。 彼女らが、そうでないとは、限りません。]
(71) 2016/11/16(Wed) 16時頃
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― 3日目 朝 ―
[久しぶりの“襲撃”に思ったよりも疲れてしまったらしく、満腹による満足感も手伝って、深い眠りに落ちてしまった。
ひく、と鼻をうごめかして目を覚ます。 血の――血の匂い。
それはきっとトレイルのものだったのだろうが、目を覚ましてはっとする。 まだハナの血と肉の味が舌に残るようだ。 見回すと、誰もいない。 トレイルとヴェスパタインはどこへ行ったのだろう。
それよりも。 この血の臭いを消さなければ。
立ち上がって水場へ向かう。
ソファの裏にあったのか、トレイルの姿には気づかずに。]
(72) 2016/11/16(Wed) 16時頃
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[水場で口をゆすぎ、自分の匂いを確かめる。 ……さきほど感じたほどの生々しい血の匂いはしない。]
……―? 俺も、神経が参っているのかな。
[目覚めたときはしかと血の匂いがしたはずなのに。 ハナの血が自分の服についていることもない。
部屋に戻って体を拭こう。 しかしその前に、もう一度だけ食堂を確かめよう。
そう思って食堂へ戻って扉を開ける。と、やはり血の匂いが鼻をかすめて。 少し眉を寄せて部屋を見回すと、男が立ち尽くしていた。>>69]
(73) 2016/11/16(Wed) 16時頃
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……ケヴィン?
[そっと男の傍による。 彼はうずくまっていたのだったか。
と、その奥にトレイルの変わり果てた姿と、血の海、短剣を認める。]
………―――!?
お前――…
[一瞬、彼が殺したのかと息をのむも、ケヴィンをよく見れば返り血はなく、短剣は血に濡れているのに、彼の手には血は見えない。]
何が、あった。
[努めて冷静に、トレイルの――“仲間”の死について、問いかけた。]
(74) 2016/11/16(Wed) 16時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 16時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 16時半頃
トレイルが………殺された。
[かすれた声で、それだけを、ぽつりと伝える。]
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[呼ぶ声がして顔を上げるとジェフ>>74が居た。 ゆると身体を起こし、立ち上がる。
彼が言い掛けた言葉は――。 考える間にもジェフの視線が確かめるように動くのを感じ]
現場は、荒らしていない。 見たままの状況だ。
[偽証は状況から彼には通じないだろうことを察し 端的に問いに答える。]
誰かが、人狼であるトレイルを殺した。
[全員に伝えるつもりであったことを、彼に言う。**]
(75) 2016/11/16(Wed) 17時頃
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……そうか。
[荒らしていない。 おおよそ予想された答えを聞いて、息を吐く。 嘘をついているようには見えないが、この男はもともと感情が見えないからわからない。]
………は?
[人狼、と聞いて、間抜けな声を出して、ケヴィンを見つめる。 ローズマリーに、トレイルが人狼だと告げたのは彼だったのか。 殺したのがケヴィンでないとすれば、ローズマリーか。 そういえば、ヴェスパタインはどこにいるのか。]
(76) 2016/11/16(Wed) 17時頃
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[それらの疑問が頭の中に渦巻きながらも、言えるのは。]
なぜトレイルが人狼だとわかる。
[という問いだけ。 ちらりとトレイルをまた見て、遺体は人の姿であることを、そうと知っているはずなのに、確かめて。]
(77) 2016/11/16(Wed) 17時半頃
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―聖堂―
[オーレリアの気配が完全になくなった頃、 あなたは再び聖堂の祭壇の前にゆき、膝をつきました。]
……私を許して欲しいとは言いません。
……でも、これで ……終わるはずなの……。
[あなたはすっかり忘れてしまっているのね。 人狼は、ふたりいるという、キャサリンのお噺を。
血にまみれた格好で、 今はただ神に祈りを捧げるのでしょう。**]
(78) 2016/11/16(Wed) 18時頃
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[ジェフの反応>>76にも表情は殆ど動かない。 唐突にそんな話をされたのだからその反応は正しいと思う。 続く問い>>77を聞いたところで驚いたように瞬く。]
――…ジェフ。 人狼の存在を、キャサリンのあの話を、 キミは受け入れたのか?
[ケヴィンの目にはそうは映っていなかったから、 すんなりと人狼なる言葉を使い問いかけたのが意外だった。]
ああ、まずは質問の答え、だな。 トレイルの魂を、視たからだ。
[説明する気があるのかないのか。 相変わらず言葉が足りぬ答えを返した。]
(79) 2016/11/16(Wed) 18時半頃
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受け入れる?
[ケヴィンの瞬き>>79に、こちらも首を傾げる。]
ああ、人狼の存在か。 キャサリンという修道女の話を信じたわけではない。
……ただ、トレイルが人狼だと、君のほかにも言っていた者がいてな。
[またトレイルの遺体に目をやる。 と、質問の答えが返ってきて、今度は完全なる不審者を見る目でケヴィンを見つめた。]
魂?
それを、昨日誰かに言ったか。
[やはりローズマリーにトレイルが人狼だと教え、ローズマリーをけしかけたのは、彼か、と内には怒り、外には猜疑を色を濃くして相手に向き合う。]
(80) 2016/11/16(Wed) 18時半頃
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信じたわけでもないのに、 そうも自然に使えるものか。
[ジェフの返し>>80にそんな感想を漏らす。]
俺のほかにも……、……そうか。
[人狼に与する者や人狼その者が トレイルに関することをいうとは思いにくい。 群れや仲間という意識がなければそれは当てはまらなくなるが そういう意識があるものと仮定して考えていた。]
それが誰とは言わないんだな。
[ぽつ、と呟き]
――…魂。 昨日、トレイルは生きていただろう。 魂が見えるのは――、彼が死者となったからだ。
[猜疑の色を感じれど、淡々とした様子で応えた。]
(81) 2016/11/16(Wed) 19時頃
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