169 イースターエッグ争奪戦
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あの…これから、ウェーズリーさんのいる
屋台に向かいます
その近くに、いますの
[空っぽの籠は何と軽いことか
巣から自分の産んだ卵を亡くした母鳥は
こういう、寂しさを感じているのだろうか
ふと、そんなことを思った**]
[叶うと良いですね、との声が伝わってくる]
ありがと。
ねえ、
ウェーズリーさんのお願い事も、聞いていい?
ウェーズリーさんのお願い事が、叶いますように。
できればぼくのも。
[背後で、コインが小さな水音を立てた]
屋台?
[そこは、つい先ほどまでヴェーズリーとギリアンが酒盛り…じゃなくて勝負をしていた場所だ。となると、狙っているのはギリアンか]
うん、分かった。今からそっちに向かうよ!
[何となく、声に元気が無いような気がして。彼女の分まで声をあげた]
[楽しそうな囁きは、きちりと男に届いていた]
そう、ですか。
[屈託なく自分に接してくれる少女のエッグを自陣営が奪ったのかと思うと、少しばかりの罪悪感が募る。
けれど、そういうルールなのだから仕方がないとすぐに割り切る事にした]
こちらは、ウェーズリーさんのを全部いただいてしまいました。
……どうやら、貴女のやる気に感化されたみたいで。
[わずかに楽しそうな声になったのは、グロリアが楽しげにしているから。
言葉通り、感化されつつあるのだろう]
ああ、そういえば。貴女と組む事になったと言ったら、ウェーズリーさんが驚いていましたね。
[ふと思い出して、ウェーズリーの反応を伝えてみた]
……メアリーが、私のところに?
[の囁きを聞けば、口の中でこもりと呟き。]
嗚、勝負なので。来るならば、きちりと受けてたちましょう。
[なんて決意めいた事を囁きに乗せた]
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[屋台なら広場の中心地から少し離れた位置にあるだけで、目と鼻の先だ。 そちらへ向かっていると案の定、すぐにメアリーの姿を見つけることができた。こちらを見て不思議そうな顔をしている]
…?あ、こっちの勝負は終わったんだ。 ほら、これ。
[掲げたのはオスカーからもらったイースターエッグ。 しかしよく考えれば、まだメアリーに自分のエッグを見せていなかった事を思い出して、勝負に勝ったことを話した]
(85) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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へえ!旦那とねえ。メアリーちゃん格好いいな。
[これからギリアンと戦うつもりだという。 メアリーからサシという不良用語が飛び出た事に若干驚いたが、それほどエッグを奪われた事が悔しかったのだろうという結論に達しておくことにした。
そして勝負の名案を問われれば>>75、平然と]
メアリーちゃんが勝てそうなの?あるよ。 例えば…広場に落ちてる葉っぱを制限時間内にどちらが多く集められるか、とかね。
[メアリーが"風と話せる"という話をいつか、聞いた事がある。 その力を使えば、落ちている葉を拾い集める事など容易いだろう。 ただ、本人がその力を勝負事に行使したがるかは分からないけども]
ま、何はともあれ旦那を探さない事には始まらないな。 フローラ、頼む。
[名を呼べば、一度了承したようにコクリと頷く動きをしてフローラは主の肩を離れ、上空へ向かった]
(86) 2014/03/20(Thu) 23時頃
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[フローラがギリアンを空から探している間、ウェーズリーとオスカーが噴水にコインを投げているところを見て、少し得意げな気分になる。
俺にはコインなんて投げなくても、勝利の女神がついてるからね!
そしてふと、思い出す。 メアリーが持っていた赤いエッグはどうなっただろうか]
メアリーちゃん、あのさ。 あの最後に見せてくれた赤いエッグ、まだ持ってる?
[雑踏の中で、それは彼女に届いただろうか。 いずれにせよフローラが舞い戻ってくるまで、そう時間はかからなかっただろう]
(87) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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[伝えられた光景に]
ウェーズリーってば、
どうしてそんなに笑うのかしら。
私とあなたの組み合わせって、
そんなに可笑しい?
[心底 疑問である…というように、ギリアンに尋ねる]
メアリーは、よろしくね。
あの子、きっと強いわよ。
[そんな助言をしつつ]
オスカーを見つけたわ。
作戦通り、私が勝負してみるわね。
[自分の現状を話した]
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『アッチ ヒトリ』
おし。サンキュー、フローラ! 行こう、メアリーちゃん。
[はぐれぬようにと手を引いて、走って広場を横切る。
ターゲットはすぐに見つかった。 街の迷子センターの前をうろうろしている。
それと同時に、閃いた。 ニタァと意地が悪そうな笑みが浮かぶ。
"勝負の名案" あるじゃないか]
(92) 2014/03/20(Thu) 23時半頃
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ギリアンのだっんっなー!
[弾むようなリズムを付けて名を呼び、ガシッとその腕を掴む]
こんなところでどした?迷子……なわけないよな。
あのさ、勝負してくれない?俺のとこのお姫様と。
[メアリーに一度視線を投げかけて、そしてギリアンに視線を戻した。口元に、弧を描いて]
(95) 2014/03/21(Fri) 00時頃
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…でも、ちょっと嬉しいですの
[ぽそっと、今にも消えそうな心の声]
よかった……
勝ったよ、ウェーズリーさん!
[チームの点数としてはまだまだ心許ないけれど、
負ければゼロだったのだからこの勝ちは大きい]
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"どっちが多く、ここにいる迷子の親を探して引き合わせられるか"
…どう?人助けにもなるし。
[イースターの間、浮き足立った子供が親からはぐれれば、このセンターに連れて来られている。
ギリアンは身長が高いから人を探すのには有理だ。 しかしその有理を覆すほどのハンデがある。
子供たちが怖がって、親を探すどころではないだろう。
ちょっとずるいかもしれない。だけど、提案は投げるだけ投げた。 あとはギリアンとメアリーがどう出るか]
(104) 2014/03/21(Fri) 00時半頃
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フィリップは、メアリーからてしてしされていたが、気にしない!
2014/03/21(Fri) 00時半頃
ん…?何、メアリーちゃん?
[小さなテレパスは完全には聞こえなかったけど、何だか嬉しそうな気配は伝わってきた気がした]
ギリアンさん…そこまで、こわいんですの?
メアリーはちっともこわいと思いませんけど
[迷子の連れ探し、それに穴があるとするならば
そういうこどもに当たった場合と]
ギリアンさんが小さなこどもを連れて行かないで
親御さんだけ探してしまえば、よさそうですわね
[オスカーの様子にクスクス笑う。
その声がテレパシーにも漏れていた]
[しばらくして、笑いがおさまると]
オスカーに負けてしまったわ。
ごめんなさいね。
[ガックリと肩を落として告げた]
まだ卵は、6個のこっているわ。
挑戦相手は、もう決めてあるの。
[気を取り直して、明るい声を出す]
ウェーズリーは、何が苦手かしら?
[対戦した事のあるギリアンから情報を得ようと尋ねた]
旦那をあんまり知らない人からすれば結構怖い、らしい。
そうじゃなきゃ、旦那の店はもっと繁盛しててもおかしくないと思うんだよなぁ。
[見た目や声や雰囲気が、怖さを醸し出しているのだと思う。
関わってみればそうではないと分かるのだけど]
確かにそうされたら厳しいかもな。
だけど、どうだろね。旦那は泣いてる子供放って親だけ捜しに行くかな?
[ギリアンが子供と関わっているのを見たことが、ほとんどない。
大体子供が遠巻きに怖がって、ギリアンがしょぼんとするのが常のパターンであった。
だけど目の前にいる子供ならどうだろう。
そのパターンはまだ知らなかった]
フィリップは、メアリーが離れた事に首を少し傾けた。
2014/03/21(Fri) 00時半頃
そういえば…オスカーは
ちょっと避けている感じはありましたわね
[何を今さらなのだが]
あれだけ繊細なお菓子作る方なのに
なんで、なのかと思ってましたけど…
そういう理由だったんですのね
[頭の中はお花畑(以下略)なので
すっかり、抜け落ちていたとかいえず]
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