82 謝肉祭の聖なる贄
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
[強くなった花蜜の香をうっそりと身に纏う。
食欲とないまぜになった情欲がじわじわと身のうちを蝕み、苦痛なほどだ。
今また贄が喰われるを見れば、もう歯止めは利かぬ。]
――だそうだ。
[肩を竦め皮肉な笑いを浮かべる。
内実餓えに苦しみ切羽詰っていても、まだこのスタンスを崩すつもりはないらしい。]
フフフッ…それほどに気に入ったのならば、仕方あるまいな。
[白金の同胞が宣言するのを聞いて、愉しそうに笑う]
[忌々しく恐ろしく恥ずかしく、恨めしい記憶呼び起こす香。
けれどそれにも、怒れ、堂々とあれ、と半ば無意識に意志して。
今。小さな勇気から勢いづいたおおかみには、既におそれは無かった。]
ホレーショーは、今はニヤニヤと見守るつもり。
2012/03/16(Fri) 23時半頃
[とつとつと脈打つ、娘の心臓の音に耳を傾ける。
この熱くやわらかい肉を引き裂きたいと、じりじりとその身を焦がされながら。]
[年長の同胞たちのこえは、耳に触れども。
アクアマリンに囚われた小さなおおかみからは反応は返らない。]
[だが逆に、この肉の質量を、温かさと心音を、正気を繋ぎ止めるよすがとなす。
今、この娘を喰らうつもりはない。
少なくとも、今はまだ。]
|
[獲物をめぐっての睨み合いも何処吹く風。 自身はひとつ仕留めたのもあり、今は傍観に回っている。
薬師の奴に件の薬を持ってこさせるようには催促したが、 それが届く頃には、おそらく彼は他の奴の腹の中か。 それでも折角の秘伝の妙薬。 精々楽しませてもらおうかとは思ってはいるが。
眼の前では、まるで女のように嫋やかな贄が、貧相な男を犯すという倒錯の宴。 交わろうとも、生まれながらの贄は子を成す事を許されぬ。 種を残して芽吹くことの許されぬ、喰われねば朽ちゆくだけの歪な果実か。]
(134) 2012/03/17(Sat) 00時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る