人狼議事


56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[今の彼女に足りないものは、彼女を導く者なのだろうと思った。
手を引く者と出会えなかったのは、彼女が「女」である故か。]

 ……私とて出来た人間ではない。
 ただ、同じ道を辿っただけだ。
 独りきり、強さを求めて壁に当たった。

[諦めた表情の彼女を見つめて]

 次は、手合せをしよう。

(102) 2011/06/30(Thu) 02時頃



―――… 俺に、ついて来てくれるか?

  



 雰囲気的にはいつ始まってもおかしくないだろうな。
 ……お姫様の身が危なくなるってのは怖いが、そうならないように――守りたい。

[近くにいれば士気も高まる。しかし、危険もより近くになる。
そうならない内に戦が終われば良いが、と願う。

が、続いた言葉にピクリと固まる。
言葉を交わす機会があるかもしれないと暗に言われ、動揺した。]

 いや、ほら、なんだ。
 お前ももし神様とかに話し掛けられたら緊張するだろ。
 そんな感じだ。

[神様と比較するなどおかしいかもしれないが、上手い例えが出来なかった。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[剣を抜いてこちらに向けた彼女に、違う、と首を振った]

 紛らわしい言い方をしたな。
 次、というのは次の訓練の機会にという意味だ。

[仕舞うように促せば、彼女は剣を仕舞っただろうか]

 今日はたまたま通りかかったらお前がいたから、な。
 これから向かう場所がある。済まない。

 また、時間を取る。

[―――それは、戦が終わった時だろうが。

そんな呟きは勿論、彼女には聞かせなかったが。]

(112) 2011/06/30(Thu) 02時頃

[咳払いをひとつ、 その後]


…聞こえるか、ベネット。

お前が団長をやらないってんなら、俺がやる。
けど、俺一人じゃ駄目なんだ。


お前の力が、必要なんだ。


[お互いの、足りない部分を補い合えば―――]


副団長に、なって欲しい。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 02時半頃



[目の前に佇む同胞の声には、しばらくの沈黙を。
墓地で言葉を交わしたもう一人の同胞が、何と返事をするのだろうかと。

息を殺す様に、耳をたてた。]
 


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 夜・緑騎士団詰所 ―

『いいか、お前ら。
 今日は重大な話があるから、心して聞け!』

[毎晩行われる全団ミーティングの席。
ディラック団長により、まるで結婚の発表でもするかのような調子で始まった『重大な話』は、されど騎士団員の間に動揺を引き起こした。

 見張り当番を除く全団員への休眠命令――それは殆ど、開戦前夜と同義。
 驚く団員たちの中にヤニク・ヴァロキエの姿もあっただろうか。]

(118) 2011/06/30(Thu) 02時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[彼は騎士団長の隣に立ち、驚く団員たちの様子を眺めている。
しかし、収まらないざわめき。
団長の目配せに小さく頷き、鋭い声を放つ]

 ―――― 静粛に!

[その声に、騎士たちはしん、と静まり返る。
騎士団長がその後を引き継いだ]

『つーわけで、休眠命令だ。
 今日はしっかりメシ食って、風呂入って寝ろ! 命令だからな!』

[質問を受け付ける間もなく、2人は連れ立って退出する。
その命令の知らせは、砦中に加速度的に広まるだろう**]

(120) 2011/06/30(Thu) 02時半頃

 やはり、そうなのですね。
 こう言ってしまうと重荷を載せてしまうようで、
 心苦しいのですが……

 頼りにしています。

[戦う力がないことは、時々恨めしかった。
 今更剣を取っても本当の足手纏いだろう、自分は。
 代わりに、騎士達が志を果たし、守るべきものを守れるよう、
 せめて祈りたいと思いを新たにする。

 一転、急に動揺する心の声にきょとりとして]

 神様にですか? それは確かに、そうかも……
 厳粛といいますか、畏まってしまう感じなんですねぇ。

[公女殿下を前に、カチコチに緊張するヤニクの姿を
 ついつい思い浮かべて、微笑ましかった**]


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/06/30(Thu) 02時半頃



 重荷だなんて考えたことはないからな。
 守りたいと思うものがあるから騎士団に入ったんだ。
 それにお前はお前で、俺たちの分まで祈ってくれるんだろう?

[精神的に彼を頼っている者もいるだろう。
祈りは力になる。
それは彼から聞いたか、それともトラウマを埋め込んでくれた老神父が言っていたかは覚えてはいない。
しかし、それだけ伝えると。]

 ……笑っても良いが、誰にも言うなよ。

[少し拗ねたようにそう告げた。]



 何をやらないとダメなのか。
 そんな事位解ってるよ……。

[僕は、騎士団の人間だ。赤の狼だ。
 でも、僕はそれ以上に父さんの子で。
 それは、僕の様な適任はそう居ないと言う事]


[イアンに…。僕よりもずっと団長として適任に思えてしまう彼の存在に。
 甘えてしまっている]

 ……最低だ……僕……


[もし彼が今この騎士団に居なければ。
 僕以外に適任も居ない騎士団で、僕は言えなかったと思う。

 『泣き言』を]



僕たちに許されたのは、鳴く事だけなのに。
 


[『「弱さ」とは「恐れ」のヴェールに包まれる』。
 赤騎士団の僕ですら何度も聞いた、セドリック副団長の言葉をこんな時に思い出す]

 ……言わなかったのは…。
 …父さんが何も言わなかったのは…。

 僕の、僕達の事。
 信頼してくれていたからだと思うのに。

[それは、『弱さ』が無ければ、『恐れ』も無いと言う事。
 ―『恐れ』があると言う事そのものが、『弱さ』の証明だと言う事]


 ――くそっ……!

[見張り台の欄干はギリリ、と軋む。
 まるで弱い狼の鳴き声みたいに、軋む音が虚空に融ける]

 最低だ…。

[もう解っている。だから僕はそれを認める。
 何て事ない。
 僕はただ、その重責を恐れて居るだけだ]


[ 守りたい――! ]

[彼方の平原に揺れる、大きく蠢く獣の姿を前に。
 この砦を、この騎士団を、この場所を守りたいと心も体も叫んでるのに。

 ただ最後に、『弱さ』だけが振り切れない]


[朝を重ねる程に重く響いてくる、父親の偉大さ。
 比例する様に高まる、期待と言う団長の重責]

 僕が弱いから…!

[そんな時に、父さんを超える程の剣の腕を持っていた『彼』が居て。
 いっそ彼に全て任せてしまいたい。重責を受け止めきる自信がない。
 だから今も僕は…]


[父さんから、団長から、重責から、恐れから、弱さから――]

 逃げてる。

[一粒に零れた涙だけは、同胞に響いてしまったか]


[やがて狼の咆哮が。同胞の覚悟が響く]

 僕が副団長に……?
 僕の力が、必要なの……?

[その返答を待っているのは、彼一人だけでは無い。
 狼としての同胞皆が、その意志を確かめる様に耳を立てている]


僕は―― 副団長になるよ。


[同胞の言葉に、彼が団長に成ると言う言葉に。
 受け入れる僕自信を、不甲斐無いと自嘲してしまう。]

…これが今の 僕に出来る精一杯なんだ。

[お互いの足りない部分を補えば。
 ただ一人だけの物では無い重責なら。
 ―やっぱり、僕はイアンに甘えている…]



[それでも、翠の瞳に宿った青年の意志は。

 漸く覚悟を決めた、狼としての咆哮となった**]
 


 はい。それは、もちろん。

[騎士達が戦に赴く時は、彼らの武運を祈るのが役目だ。
 命尽きる者を看取ることもだが、今は脇によけて。
 守るために騎士になった、と言うヤニクの毅然さは、
 憧れのような感覚で受け止められた]

 ……大丈夫ですよ。もちろん他言無用ですとも。

[ヤニクさんは公女殿下を敬愛する余り、
 思わず逃げ出したくなるほど緊張してしまうそうです。
 ――仮に人に言っても、そう悪し様には思われない、
 寧ろ神父個人の感覚では好ましく思われる気もしたが、
 本人の意向のことなので頷いた**]


[びり、と肌を緊張させる様な不穏な空気を震わせる同胞の咆哮。
その咆哮を聞いた狼は、す、と緋色の眼を開いた。]



 お前を、主と認めよう。

 


[一瞬、涙が混じった同胞の叫びが聞こえた。
しかし、その後に響いた咆哮は確かに   ]


お前の覚悟、受け取った。


[これで、
誰にも文句は言わせない。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 夜・緑騎士団執務室 ―

[幾つかの場所に顔を出した後執務室に戻り、出陣の最終確認を進めていたが、不意に気になったことを騎士団長に問うた]

 赤騎士団はこのまま指揮系統不在で出陣となるのでしょうか。

[何度も討議して、結論の出ない事項だ。
難しい顔をする彼に、団長は『そんなことより』と問いかけた]

 我々の後継、ですか?

『俺とお前のどちらか……あるいは、両方が死んだ時。
 どうすんのか考えてんのか。
 まさか赤騎士団の失敗を繰り返すつもりじゃねぇだろうな』

[団長の声色は厳しい。]

(145) 2011/06/30(Thu) 18時半頃



[緋色が再び開けば、誓いの言葉が耳に届く。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[腕を組み、瞼を軽く伏せる。考え事をするときの癖だった]

 それは……、
 考えていないわけではありませんが。

[呟くように口にすれば、団長は返答を促す。
暫く逡巡したが、やがて伏せた眼を開き考えていた名を告げた]

 ……ヤニク・ヴァロキエが、適任だと思われます。
 弓の名手として人望を集めており、公国への忠誠心も高い。
 多少、問題はありますが……。

[今日のミーティングに件の男が遅刻したことを思い出す。
しかし、混乱状況で誰よりも冷静に動いていたことも事実で]

(146) 2011/06/30(Thu) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ヤニクが主に剣士たちから反感を買っていることを問われれば]

 それは些細な問題でしょう……私という前例がありますから。

[若い団員たちは知らないだろうが、弓を紋章に掲げる緑騎士団にて、視力が弱く、弓を人並み以上に扱えない自分への風当たりもまた強かったことを思い出す]

 いえ、まだ本人の意思を確認したことはありません。
 本人と……それから、参謀に。今夜中に話しておくべきですね。

[騎士団長は『それがいい』と頷き、2人は確認作業を再開する。
まさか当のヤニクが今、参謀を捕まえようとしているとは知らず。]

(147) 2011/06/30(Thu) 18時半頃

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