8 DOREI品評会
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/04(Sun) 22時半頃
自慰ばかりじゃ飽きるだろう?
ああ、どうぞ。
[手を伸ばし、瓶の口に器を逆さに置いてそのまま渡す]
――…そもそも、此処にきている時点で
この嗜好はまともな人間からしたら「莫迦らしい」ものだろう。
同じ穴の狢、と言うのだったかな
こういうのは。
|
― 客席 ―
[ヴェスパタインとジェレミーの爆笑に、ルーカスは舞台に向けて肩を竦めて見せた。彼らに買われるのと、自分に買われるのどちらが金目の青年にとって幸いかは、おそらくは微々たる差でしかない。しかし、まるで「自分の首を絞めているよ」と言いたげな表情を作る。]
姉さん。子供は作品にはあまり向かないのですよ。 彫っている最中に成長されますと、さし障りがあるので……。 育ち切った肌に、が理想ですね。
[異国の女の動きを追いながら、姉の言葉に返す。 ちらりと話題にでた少女を見遣る。 服は与えられていないようだった。 ルーカスもまた与える気はない。
舞台の右では水槽が暇そうに、水面を揺らしていた。 男は、灰青の眼を少し細めた。]
(330) 2010/04/04(Sun) 22時半頃
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…ふぅン。
[グロリアの様子に、息をひとつ、吐く。
髪を引かれ、ジェレミーの方に身を寄せて
尖らせた口唇は笑みの形でなく真一文字に。]
…ま、いいや。
[ぷすん、と息を吐いた]
|
そう? 子どもというにはそれなりの成長をしていたみたいだけど。 でも、確かにまだ背は伸びそうね。
[自分が欲しいか、といえば迷うところだ。育てるのならばちょうどいい年齢のようにも見える。 けれども、子爵という地位は恐らく少女をかたくなにさせるだけだろう] 先に男を買うか、それとも先に買って待つか…他の子を探すか。 どうしようかしら?
(331) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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―――…あ、…っ
[客席を向いていた金色が不意に此方に戻されて。 彼の姿を漆黒が捉えると、刺激に震えていた意識が一気に引き戻される。
数時間前に会ったばかりの青年。 その青年に、自慰行為を見られている。
火照っていた頬は更に熱を帯びて、恥ずかしさに顔が歪む。 見ないでと言えば、彼が困るのはわかっているから。 何も言えないまま、肩で息をする。 その際、敏感な所に指が触れれば。]
ふ…、……ん、んっ!
[ぞくぞくと刺激が奔って、堪えていた声が微かに漏れる。 それにまた恥ずかしさは募って、悪循環。 吐息は荒くなりはじめて、身体が熱い。]
(332) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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No,6はさァ、――あ、手は止めずにね。 その衣装、自分で作ったり出来るの?
[この異様な空気の中、問う内容は酷く現実的な。 質問内容の答えが欲しいのは最もだが、 今この場の現実を手放さないよう、との思惑も。]
(333) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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[舞台上に下穿きだけ着けた三角座りで、何度か衣服を、と訴えてみる。 直線に近いながらもなだらかな稜線を描く背は、心細げに震えた。 膝の合間に顎をのせて、乱れた銀鼠の髪の合間から、葡萄酒色は客席と舞台上の他のショウを交互に見ている。 じゅく、とまた身体の奥で濡れた音がした。 特に成熟した女性の身体を持つ逞しい女と、女のような美貌を持つ偉そうな男のまぐわいは、晩生な少女の目には卑猥で淫靡この上なく映るのだった。]
(334) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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[肩にかかる重みに吐息だけで笑み零し
墨色の髪を光に透かして遊ぶような仕草。
親が子供の頭をなでる行為に空気だけは似ていた]
何、あの衣装が欲しいなら
またお使いしてもいいよ?
[男の視線は手術台に止めたまま、低めのバリトンで囁く]
小僧 カルヴィンは、「子供ではない」という主張は最早笑って流されるだけだろうから、聞こえても聞こえないふり。
2010/04/04(Sun) 23時頃
紐 ジェレミーは、視線をまっすぐ手術台に交互の体勢で交わる男女へ向けている。
2010/04/04(Sun) 23時頃
まぁ、けれど、私が本当にしたいことは、
買いあげてからでないと出来ませんから。
[自慰に飽きるのは確かに。
差し出された瓶を受け取って、一口濁り酒を煽る。]
――……嗚呼、違いないですね。
[同じ穴の狢、その言葉に酒を嚥下するでなく喉が鳴る。
ヴェスパタインと姉のやり取りには、少しだけ困ったように眉尻を下げて見せた。]
姉さん……
[特に意味なく。窘めるでもなく。ただ姉と呼んだ。]
|
下生えが生えていれば、二次性徴はある程度終えてるでしょうけれどね。あの仔が、姉さんは気になるのですか?
[少女が下穿きを脱がぬままであるから、ルーカスには判断がつかぬまま。姉は陰部を見ていた覚えがあるので、答えを知っているやもしれぬが。]
――服の前に、風呂はいかがかな?お嬢さん。
[何度か服を強請る少女に、ステッキの先で水槽を示して見せた。]
蟲に這われたままだと、気持ち悪いだろう?
[まるで優しい人のように、そう付け足した。]
(335) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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ええ、自慰には、飽きるわね。
でも、貴方がさせたのも面白くはないわ。
彼は寝ているだけでなくて?
期待する方が無茶かもしれないけど。
見ていて楽しくないのは自慰と同じだわ。
何かもう一つ足らないと思うの。
[そういうのはNo.3とNo.5の行為へ向けて]
|
…は、…――― ッ
[下着の中で指が触れる度に漏れそうになる声を必死に抑える。 客席から観るショーとしては面白みに欠けていたかもしれない。 尤も、そんな事を考える余裕は微塵も無く。 時折、漆黒が着長の合間に伸びた手に向けられた金色を捉える。 その度にまた、刺激に甘さが増して。 おかしくなりそうだった。]
―――ん…、……?
[とろりと、瞳が潤みはじめた頃。 客席から声が飛んできた。 その声の主の名は一度聞いた事があった。 確か、ヴェスパタインと言っただろうか。]
(336) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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[衣装の話題に、檻の前で自慰に耽る娘へと視線を流す。 彼女が纏う不可思議な光沢の着衣は、腰の帯を結ったまま、随分と際どい部分まで捲れ上がるようだ。スリットにしても深い。 また、その彼女の痴態を観察しながら、女性がどうすれば気持ち悦くなれるのか、学び取ろうとする節もある。 社会的には息子であった少女は、そうした性的教育からは隔絶されていたから。 下穿きを濡らす愛液すら、粗相をしたのかと最初は我を疑ったものだ。 また、No.5をつけた女性が、その下肢に太い異物を埋めているのも。 あんなに巨きなものが入るということ自体が、そして親以外では初めて見る異性の性器が、少女をゆっくりとこの悦楽の宴に誘い染めあげていく。]
(337) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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ええ、生えていたわよ? 身体は虫に反応していたようだけど、プライドが邪魔をしているのね。 それを残したまま、憶えさせれれば一番良いのだけど。
[ルーカスの声に頷いて]
迷うところでは、あるけど。 まだ若いのだもの、可能性は広がってるわ。
欲しいけど、決定打には欠けるかしら?
(338) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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風呂……? っぇ!!
[お嬢さん、を訂正しようもない状態で、なみなみと水を湛えても魚も居ないアクアリウムの方を向いた。]
だって、あれ、お湯じゃ…… なく て
[それに、湯船でもない、客席から丸見えだ。 漸くアレの使用用途を悟った時には、またぎゅうと膝を抱いて縮こまる。 微かな泡がライトに照らされて、まるでシャボン玉のようで綺麗だけれど。 あの中で何をさせられるのか、少女の表情はまた強張り、その場から動かない。]
(339) 2010/04/04(Sun) 23時頃
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No5がショーを見せてくれるというんでね。
いまは手腕を見せてもらっているんだよ。
……Msグロリアのほうがせっかちなのではないかな?
[No5が言ったせっかちという言葉をそのままグロリアへ向けた]
しかしJadeは女には勃起しないのかな。
足らないのは矢張り後ろへのペニスかい?
[後半は自分の呟き]
修道女 ツェツィーリヤは、大人しく従順な雌犬らしく、次のご指示を待っている。
2010/04/04(Sun) 23時頃
うん、お使いで終わるならそれもいいんだけどね。
ちょっとNo,4で遊んでるだけ、だから大丈夫だよ。
[ジェレミーの言葉に、うん、と頷きながらも
視線は舞台から、離さない。]
|
[未だ蟲の足の感触が残るような身体は、確かに清めたい。 けれど水槽の魚にされるのは御免だ。鬩ぎあう心。 ぐずぐずしていたら、また周囲に控えた男たちが、無理矢理にでも放り込むのだろうか。]
(340) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/04/04(Sun) 23時半頃
|
[聞き取れたNo.6が私の事を指しているのは理解できて。 震えた声を、男へと返す。]
『ごめ んなさい。 もう…一度 言ってもらえますか。 出来れ ば ゆっくり…。』
[それは吐息混じりでたどたどしいが、意思を伝えるには十分だっただろう。 同じ内容の事を伝えて貰えば、唇をきゅっと結んで。 質問には静かにこくりと頷いた。]
(341) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
|
そう?
ならイイんだ。
[男もまた舞台に視線を止めたまま、隣からの甘い声音に
低く囁き返した]
|
おや、それでは二次性徴は終わっているのかな? しかし、どのみち暫く様子をみないと、と思うと、『カンバスとして買う』には、私も食指が伸びませんね……。
[姉の言葉に、弟も首を捻る。 少女から、異国の女に再度視線を戻すと、下着を脱いでいないと知れる。]
『嗚呼、下着は取らないと駄目だよ? あと、ヴェスパタイン殿は、その衣装、自分で作ったり出来るのかと』
[通訳を頼まれていないのに一応してから、 風呂に反応した少女に向ける。]
まぁ、入らないでも良いけど…… そのまま誰にも興味を持たれなかったら、どうなるんだろうね?
[諭すような声音で云った。]
(342) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/04(Sun) 23時半頃
|
No,1、No,2が最後の一枚が取れないみたいだよ。 手伝ってあげて?
[頬杖を付き、陶器のカップをジェレミーへと差し出して、無言の催促。ルーカスが通訳している様子には、視線だけで謝意を示して]
(343) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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|
……ッ!
……………………入れば
興味は、得られるの、か
[そうして媚るという行為自体が、最もこの少女のなけなしの矜持を傷つけるのだと、紳士は理解しているよう。 塞がりかけた唇の傷がまた開く。 その血塗られた口紅は、水槽の傍に膝立ちで躪り寄るった後は、ひたりとその硝子面に手をあて、白く色を失くすのだけれど。]
(344) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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[隣からカップを傾けられ 男はルーカスに瓶ごと渡したと指で示す]
ま、入らなければ其れまでだって事は わかるかな、お譲ちゃん?
[唇を噛むNo2に、客席から野次を飛ばした]
(345) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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小僧 カルヴィンは、紐 ジェレミーの白々しい言葉を、俯きながら聞いている。握り締めた拳も、関節が白い。
2010/04/04(Sun) 23時半頃
そう? 興味を持てないと言っただけなのだけど。
No.3が欲しいのならあげるわ。
教育し甲斐はあるでしょうけど、そんなのは二人もいらないもの。
[息を付いて]
良家の息子 ルーカスは、ランタン職人 ヴェスパタインの謝意に唇の端をあげて、酒瓶を返す。注ぐのはジェレミーだろうか?
2010/04/04(Sun) 23時半頃
ああ……退屈かい?
No5のパイズリは結構上手いものだと思ってみてるけど
そうだね、女性には興味のもてないものかな。
それはどうもありがとう。
遠慮なく貰っておくよ。
[息をつく相手に笑みを向けて、片目を瞑ってみせた]
小僧 カルヴィンは、一度だけ命令を受けたツィーの方を振り向いた。
2010/04/04(Sun) 23時半頃
紐 ジェレミーは、良家の息子 ルーカスから瓶を受取って、傾けたままの相手の陶器のカップに白濁酒を注いだ。
2010/04/04(Sun) 23時半頃
[酒瓶を返すも、返した傍から、少ししまったという表情を見せる。]
嗚呼、新しいのを取り寄せれば良かったですね。
これは、失礼。
[道化に、新たな酒瓶を2つ所望して、客人に尋ねる。]
さて、唯、水槽に入れるのは詰まらないでしょう。
なにか、妙案はありませんか?
水槽か……ウナギは却下されたしねぇ。
[男は視線を定めたまま、軽く首を傾ぐ]
水中交尾は、No2では難しいかな?
浮力で結構アクロバットな体位も楽しめそうだけど。
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水の中で溺れないようにね? それと、下着は取った方が良くないかしら? そのままでもいいけど、水からあがった時がもっと恥ずかしくなるわよ?
舞台は舞台、役者は舞台の上でどんな格好をしても恥じることはないでしょう? 肌を見せるくらい躊躇せずにおやりなさいな。 失望させないで頂戴?
[水槽の縁の少女へと声をかける]
(346) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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さて、それは判らないけれど 入らないと其れまで……という意見には、私も同意だね。
[少女は徐々に媚びるという行為を、覚えていっているようだった。 それが矜持高い子爵の精神に負荷をかけているだろうことは、手に取る様に判る。
それでいて、ルーカスの表情は偽善者めいた微笑を湛えている。
一先ずは、命令を受けた忠犬が、少女の最後の衣服を奪い取る様を傍観するつもりだ。]
(347) 2010/04/04(Sun) 23時半頃
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