180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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[―――蒼天を走る流星の一つだったのだろうか。 謎の欠片が空から降り落ちて―――
カツン、と硬い音を上げて子供とスターイーグルのいる船の床へと落ちる]
(297) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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やあ。
[戻り来る姿があるのに、転寝でもしようかと思っていた顔を上げる。 バルコニーで別れた時には、どうにもきな臭いような雰囲気の彼女だったが、今は。 疲弊するような姿に、憂慮の目を向ける。]
休憩かい? 特に僕には構えないけれど、よく休むといい。 顔色が良くないよ。
(298) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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これは―…………疲れたァ…。
[スターイーグルはへたり、とその場に腰を下ろした。 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、と長いため息をもらし。]
ジョージくん、ありがとう。
[ジョージに向かって静かに拳を突き出す。 それにしても、くろがねは何のためにこの世界へ 自分たちを導いたのだろうか―そう思った瞬間]
ん、何か落ちてきた?
[ちょうど落ちてきたのが真横だったので、 ジョージに拳を向けていない方の手で拾い上げた。]
(299) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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[声>>291に振り返った。 一段高いバルコニーに人影が在る。 見下ろされる角度に不快げにセシルは一度眉を上げたが、”我が帝國”の言葉に少し納得した表情をみせた。が、]
この木偶を寄越したのはお前か。 はじめから顔を見せれば良いものを。
[こちらの所為ではないとばかりに、肩を竦める。そして]
……投降?やだね。 客として招くというなら、聞いてやらないでもない…が。 牢に叩きこむと言い張るなら、相応の礼をさせて貰おう。
[端正な顔に不敵な表情を浮かべ真っ直ぐに。 堂々と背筋を伸ばし、皇帝を名乗る人物を正面に見上げた]
(300) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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アルフレッドは、ジョージに「なんだコレ?」と尋ねた。
2014/06/10(Tue) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/06/10(Tue) 01時半頃
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…………随分と威勢のいい。
[ダンはバルコニーの下で悪態をつくセシルを一瞥する。]
(301) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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……やれやれだな。
手土産でも持って来訪するのならばそれなりのもてなしをするのだが。 いきなりの攻撃ではそのような気にもならないだろうに。
蒼天の暗黒拳王《ブルーヘヴンズ・ダークナックル》よ、あの礼儀知らずのお坊ちゃんに教えてやるといい。 帝國に相応しい、作法と言う物をな。
[配下を木偶呼ばわりされた事に怒るでも無く。 ダンに攻撃を命じていた。
一方で、海賊のような格好をしたもう一人の侵入者への警戒も怠らないのだった。]
(302) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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― 食堂>>298 ―
[きな臭いを通り越して人を一人殺してきた身なのだがわざわざ口にする事でもなく。]
ええ……ちょっとね。ちょっと、疲れたわ。
[椅子の一つに、どっかりと座り込む。]
……わかる? そんなに顔色悪いかしら。 それはそれで、何か悔しい気分になるわ。
[眼鏡を外し、両手で顔を覆ってマッサージのように揉み解す。]
(303) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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[へたり込むスターイーグルの傍らに子供は立つ。 …小柄な子供の背丈で、ちょうど目の合う位置になった]
…戦いに関してヒトの補佐をするのは、ボクの義務です。 感謝は不必要です。
[感謝の言葉には頭を振って。 へたりこみながら突き出された拳に子供は首を傾げ>>299]
………?
[その意図を知らないように、開いた手で突き出した拳に触れた] [拾い上げられた欠片を見て、子供は数秒かの沈黙の後]
―――…解析不能。 ですが、微弱ですが何らかの力を放出しています。 議事堂で発見されたものと類似しています。
…貴方がお持ちになった方がいいでしょう。
(304) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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蒼天流奥義、第拾参式。十三不塔。
[ダンは全身の『気』を負の力に変え、捻出する。
怨み、辛み、僻み、嫉みがダンの体を蝕んでいく。]
(305) 2014/06/10(Tue) 01時半頃
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───ふん。
[皇帝のお言葉>>302に返したのは、これひとつ。 見上げる角度上、ふんぞり返るようにして、冷ややかな視線をバルコニーへと向ける]
次も木偶か?……、いや。
[蒼天の暗黒拳王《ブルーヘヴンズ・ダークナックル》と呼ばれた人物へと視線を移す。確かあれは、傍らの男を追ってきた中年のはずだ。それが、]
なんだ。手駒になったか。
[つまらなそうに呟く]
(306) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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−−−−陛下の邪魔はさせん。小僧、覚悟するがいい。
[暗黒の『気』を纏ったダンはバルコニーから飛び立つと、セシルの正面へと降り立つ。]
(307) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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…………。
[静かに名を呼ばれ、笑い声が失せ。
今度は迷いと思案を繰り返すように沈黙する。]
"私"自身には悪意《望み》はない。
私も模造品《イミテーション》だ。
最初に創造主《カミ》に愛された《悪意》に限りなく似せられた。
[だが、と言葉を切って。]
悪意としては苗木《セカイ》の延命を望もう。
間引きによる一瞬の破滅ではなく。
悪意による緩やかな死を。
……私はその苗木と共にしよう。
[破滅《死》を願い。
小鳥はくすくすと笑った。]
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わかるとも。バルコニーで見た時とずいぶん違うよ。 誰しも疲れる。僕だってね。 時間はないが、それで疲弊していては効率が落ちるだけだからね。 今は休むべき時なのさ。
――ねえ?
[厨房か、壁の向こうか、それとも。 傍目には虚空に呼びかけるようにしか見えなかったろうが、感じていた。 "黄金の主">>@17は近くにいる。]
(308) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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[僅か、その男の纏う気配に目を細める]
それにしても───…
[館で見かけた時は、研ぎ澄まされ落ちついた巌の如き気配にも見えたものだが]
…随分な変わりようだ。
[暗く沈んだ気>>305に、眉を顰めた]
(309) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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議事堂って……議事堂《フェデラルホール》のことか? ジョージくん、行ったのか? しかし―……あそこは私のよく知っている場所だが、 このような「欠片」なんてあったか?
[つまるところ、議事堂《フェデラルホール》はスターイーグルの世界。]
あ、私も別の場所でこの「欠片」に似たものを見たぞ。 先ほど言った「燃えている場所」で。
[といっても、ジョージはその世界について「記憶にない」 だろうから、「他の欠片」の情報にしかならないだろうが。]
これ一体何枚あるんだ?
(310) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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― 食堂で ―
[>>308 夢の主が呼びかける。その、刹那。 ―― カシャン、 と 小さな陶器が擦れる音がする。
人数分の藍と金の美しい意匠が施された ティーカップとソーサーが各々の“前”に置かれた/或いは浮かんだ。
ふうわりと 甘い花のような えもいわれぬ紅茶の香りが漂った。
注ぐものもないのに 見る見るうちに、満たされる―――]
(@19) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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やだね。覚悟なんか、
[く。と、唇の端が弧を描いた]
そっちがするんだね、おじさん。 せいぜい、眠くならない程度に願いたいものだが?
[挑発するかの言葉は、先の苛立ちをそのままに反映する。 つまり、八つ当たりである。 ラルフにしてやられた鬱憤の、丁度良い捌け口になりそうだった]
(311) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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[そして。]
そうだな。兎の穴に落ちて もどってきたアリスのような顔をしていては 赤の女王に追いつかれよう。
[と。 いつの間に其処に居たのか。 ティーカップを傾けながら、 黄金の螺旋階段の主は 長い脚を組んで美しい猫足のチェアに座っていた。]
(@20) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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― 食堂>>308 ―
――…そう。 そうね。疲れた。疲れたわ。 パフォーマンスはかなり落ちてる気がするわね。
[サイラスと別れた後、カリュクスを刺したのだったか。 あれを境に色々と崩れている自覚はあるのだが。]
…うん?
[「ねえ」、と誰に呼びかけたのだろうと疑問だったが、]
(312) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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−−−−永遠に眠らないように、用心するんだな。
[ダンは左手を天に翳すと、暗黒の『気』の塊を錬成し始める。]
(313) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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――…ルーカス。
[この館に来て、給仕の少女を覗けば最初に出会った人物?だ。 その場には《悪意》もいたな、と思い出しながら。]
――…迂遠な言い回しの意味を一々辿れるほど頭回っていないのだけれど。 私にとっての赤の女王は誰なのかしらね?
[礼も言わずにティーカップを取り、紅茶を口にする。]
(314) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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蒼天流奥義・第壱式、宝紅開花。
[暗黒の『気』で練られた花は、まるで黒薔薇。 負の薔薇は憤怒と怠惰の淫靡な薫りを纏い、セシル目掛けて飛んでいく。]
(315) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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[子供は首を縦に一つ振る]
…あの世界は貴方の世界だったのですか。 ―――詳しい出現先は不明ですが、 議事堂を後にした後、マスターが所持していました。
……今までの情報から、他の世界にも同様に出現する可能性がある、と推測します。
[何枚あるか、という問いに子供は数秒黙った後、]
―――観測不能。 …ですが、もう既にいくつかの欠片が集まっているのなら 欠片を復元することでその数を推測することは可能だと、 推測します。
(316) 2014/06/10(Tue) 02時頃
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ありがとうございます。 お会いしたかったですよ、黄金《きん》色の。
[やわらかな花の香を楽しむようにいっぱいに吸ってから、一口傾けた。 行儀が悪いとは思いつつ、その一口で錠剤を飲み下した。]
話には聞いていましたが、想像以上に――"魔法使い"。
[原理的には、自身も同じことを成せるはずだが。 事も無げに、優雅に、易易とこなすその様子を、"魔法"と称した。]
(317) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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それはそっちこそ……ってね!
[とん。とセシルの足が地面を蹴った。 身軽い動作で、ダンとの間合いを少し取る。 ここがかの皇帝の世界ならば、こちらが不利だろう。 けれど相手がダンならば───条件は、同じだ]
せいぜい気をつけな!!
[ぐいと背後に引いた片手に銀の輝きが凝る。 それを、丁度ボールを投げつける要領で放った。 負の黒薔薇>>315を飲み込まんとして、銀色の光が弾ける]
(318) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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―食堂―
それは御前自身が分かっているのではないかね。
[謎かけのような様子は変わらずに、 眼を細めて愉快そうな表情を覗かせる。 花のような紅茶は、飲むものをゆるやかに癒すだろう。 黄金の螺旋階段の主――その、ささやかな気まぐれだ。
すらりと藍方石の眼を>>317もうひとりに、向けて。]
其れは光栄。
夢の主、御前も呼ばれていると聞いて 実に愉快だと思っていた。興味深い。
[ふ、と吐息を僅かに混ぜて笑う]
佳い夢は見れているかね?
(@21) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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なるほど、君には主人《マスター》がいるのだな。 君の主人と私、そして「燃える街」の欠片を 譲渡した、「地獄野郎」―……か。
[しかし、スターイーグルは気づいていないが、 欠片の「欠片」がバスターの中に入り込んでいるのだ。]
しかし、もらってばかりで私も困ったな。 ―………そうだ、これを進呈しよう。受け取りたまえ。
[などと言いつつ、ジョージの手にディスクを握らせた。 銀河色に煌く、一枚のディスクだった。]
何かあったとき、機械に強そうな人に渡したまえ。 正直、私にも原理が不明なものなのでな。 私よりもうまく活用できる、ないし正体がわかるかもしれん。
(319) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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…………少しは出来るようだな。
[銀の輝きが黒薔薇を浄化させる。それは高貴なるセレンディアの皇子が成せる奇跡の所業。
憤怒と怠惰の薫りは慈愛と精悍の香りとなって一面に弾ける。]
(320) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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HEROの原動力《アルディバインシステム》だ。受け取りたまえ。
[鷲のマスクの下はさぞかしいい笑顔だったろう。]
結局―……そこの巨大ロボは我々を何のために呼んだのだろうか。 「欠片」の復元も気になる。が、保持者が皆協力的とも限らんな。
[悩ましい問題だった。]
(321) 2014/06/10(Tue) 02時半頃
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