47 Gambit on board
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軽く頷くと、 もう一度じっと、今度は彼の頭のてっぺんから爪先までを見つめ。 逆にまた、てっぺんまで戻る。 それから、自身の頭と彼の頭とを順に指す。 どこか具合が悪いのだろうか、と感じたのだけれど、 内臓や身体に違和を覚えている様には見えない。 では、頭だろうか、と思い至ったのだった。 ちら、と出口へ眼を遣ってから、また首を傾ぐ。
(208) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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―自室前―
[帝都によすがを持たない前線の師団長には、希望に応じて個室が与えられていた。 自身のそれは宮廷の一角、広くもなければ住み易く調えられてもいないが、衆目を気にしなくていい空間はありがたかった]
…?
[呼ばわれた名に、扉へ手をかけたまま耳をくるり、後方へ向ける]
M・ガーランド第7師団長殿か。
(209) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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キリシマは、イアンにどこまで通じるかは、わからないけれど。
2011/03/22(Tue) 00時頃
イアンは、きこえる声にそちらを見たりもしつつ
2011/03/22(Tue) 00時頃
ゲイルは、イアンにも聴こえているかな、と思ったが気にしない。
2011/03/22(Tue) 00時頃
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>>202 [かつての上官の眉の落ちる様子に、困惑は沸いたがその感情は、表情を険しくさせるばかりであった。からかうような声音からの声の変化に、ひとつ息を吐いた。 影が動き、空挺師団長が立ち上がるさまに、思わず見上げた]
――……、何を、
[言葉に詰まる、いまだ師団長達が残る場で唐突に謝罪を告げられて。 それが何への謝罪を指すかは、わかってはいるのだが] 今、このような場で交わす話でもないでしょう。
[わだかまりを抱いていた、わけではない。 ただ謝罪を受けとる、というには時が流れすぎていたらしかった]
(210) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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[キリシマの視線と仕草、 心配しているのは、頭。 ……確かに、多い音に頭痛を感じてはいたが それに、気づかれた……のだろうか? イアンは鳶色を丸くした。] [また、聞こえるいくつかの声、 脳が気になる言葉として拾い上げた人々 エンライであったり、 グレイシアであったりに視線を向けた後 キリシマに視線を戻し、こくり、と頷いた。]
……些か、耳が、過敏で…… 音が、多いと頭に響く、のです。 ……キリシマ師団長の文字を勉強して出直しても?
[素直に、現状を口にして、 キリシマの視線の先への離席を口にする。]
(211) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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――いや、…申し訳ない。 平時にしては気が立っているのかと思ったのでね。
[言葉裏に、特に然したる用がある訳ではないのだと告げる。 疲労どころか、平常とも言える声色で返ってきた答えに 一度翠を瞬くも、其れに問いを重ねる程野暮でもない。 重ねて問われた事柄には、嗚呼と小さく声を漏らした。]
…気晴らしにか? 大抵城内にいる事が多い、から、 俺もそこまで詳しく知る訳ではないが――…。 城下の直ぐ傍に、幾つか良い店があるし足を延ばしてみてはどうだ。
――そこまで城を離れる心算が無いなら、庭園をお勧めする。
[人も然程こないしな、と一つ言葉を付け加えて。]
…バーナー師団長も、この後の予定はお決まりで?
(212) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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[こちらを振り向いたナユタの横顔は>>205、 本当にただ、それ以外の生き方を知らないと言う様で。
第13師団が田畑を拓き作物を収獲していると知った時、 彼がその腕に鷹を止まらせるのを見た時、 その能力の為に、身に瘴気を吸った己が何を思ったか]
生き方は変わる。力のありようも。
[それ以上は、言葉は継がないか。]
(213) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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―会議室から離れた廊下― [返る返事に返答する姿は独り言を呟く変な人だったかもしれないが、特に周囲に人もいないので気にしないことにした]
はい、ご無沙汰しております。
[祖父の繋がりで、古くからある師団長の顔はよく知っていた。帝都にいることの多いイワノフ程ラミケシュとは面識はないものの。]
最後にお会いしたのは、まだ一兵卒であった頃、衛生兵として派遣された戦場でしたか。 相変わらずでらっしゃる。
[見上げるのは空。 なんとなく、一応人が来た時に変に思われぬよう通信機など手の中で遊ばせて誤魔化してみた]
(214) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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[前線に立つ身。視線には聡い。
目を遣れば、此方を見る視線は、正面から受け止めた。
ぽつりと零した声が聞かれていた事には気付かない。
見た目から獣人と言う訳で無ければ、その耳の良さにまでは思考が行きつかないものだった。
それでも、口を開きかける。
何を聞いたものだか、とっさには思いつかない。
何より、相手は他の相手と話し中である。
しかも遠い。]
…………。
[確か、部屋か、中庭。そんな事を思い出して。
何か言いそうだった口を閉じ、視線は此方が今話している相手に向けた。]
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[淡々とした言動が彼の常である事は知っている。凍り付いたカップの方も一瞥しつつ、ベネットが話すのを聞き]
そうでしたか。 このような時、ではありますが…… どうぞご自愛下さい。
[些かの心配を滲ませた声で返したが、気晴らしでもという事場を聞けば小さく頷いた。サイラスに尋ねられると]
私は……そうですね、…… 決まっていない、と言うのが正確かもしれません。 副官に報告はしておかなければと思いますが。
[考えつつというように、そう答えた]
(215) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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教義、というよりも、人の話を聴くことは好きです。 教えというものはそれだけ人々に語り継がれてきた言の葉なのでしょうから、興味はなくは、ないですが……
つまらないというのなら、考えものですね。
[紅茶を口に含みながら、そう呟いた。]
前線で戦わぬ師団長もおりましょう。むしろ私は、率いるべき長が前に出過ぎるのは好みません。前線は強い力を要されますが、それだけ死が近い。
私も、慕われているのかどうかは不安ですね。 あまり団員に優しくしてきた記憶はありませんから。
[こちらも自嘲するが、実質のところは12師団の普段の働きより知れる、といったところか。師団長の半ば無茶な要求にも、応えるだけの力はあった。]
(216) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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[手を、ぎゅっと握る。そこに剣を握っているかのように]
己の考えは、アンタが想うのとは違うかもしれないし、 今更だと笑うかもしれんが。
[口に煙草をくわえたまま見上げていた視線を下ろした。 その後に呟いた言葉は音にならずに紫煙と共に流れていった]
(217) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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>>210
このような場か…ん?わりぃわりぃ…。まぁ、許せ。 自分らはいつ死ぬかわからんのだし…。
[やっぱり怒られてしまうわけだが、それにもまた軽い謝罪をして…。]
なかなか話せないんでな。話せる時についな。 んー、ほいじゃ、もっとちゃんと謝るから飯でも付き合わんか。
[いい加減な感じはやはり昔とは変わらないだろう。 でも、こう立派になった様が嬉しいのは本当で…。 また髭をもじもじ弄ってから、一応そう言葉はかける。]
(218) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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[微細な物音まで全て聞き分ける程細やかに出来てはいない。 若い頃ほどは聴力も良くはない。
小さな呟き>>206であったのに聞こえたのは、伝えようという意思が音に篭められていたために、身に宿る能力が感応したからだろう。
何故自分が尋ねられるのかと首を傾げかけ、生物兵器という単語に微かに口の端を上げた]
相変わらず? ム…我らは外見の変化があまり目立たぬからでしょうかね。 森人族の不老長寿に比べれば、衰えは甚だしいものですよ。
[どこかズレた返答。指向を絞り、ゲイルの耳元に音を収束させる。声に感情は乗らずとも]
…愚かとは、思いません。
己の理想を大切になさいませ。 私も――高みを望む理想に惹かれたが故に、今もここにいるのだから
(219) 2011/03/22(Tue) 00時頃
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[身体の向きを変えて、街の方を見る。 護るべき民が住まう地を見ながら黙って煙を吐いた。
これを吸い終わったら喉を潤して休もう。 くわえた紙巻煙草の先が、赤を強く点らせた]
(220) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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二度ほど、頷き。 自身の耳を指先で、とんとん、と叩いて見せてから。 両手を合わせ、軽く頭を下げた。 東方での「祈り」に当たる仕草。 この場合、「お大事に」、だとか、そんな意思の表れか。 それから、ひらり、と軽く手を振った。 眉は歪めたままだったが、口許は笑んで。
(221) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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[薄い灰の視線がこちらに気づく。
鳶色もこちらに気づいた薄灰の視線を暫し、見やる。
ただ、その口が、何か言うとでも言うのか
開きかけたことに、鳶色は軽く丸くなる。]
[己が相手を知らないように、相手も己を知らぬであろう。
上着に隠れた尻尾か、
己自身から過敏な鼻や耳のことを聞かなければ
今の距離は会話距離ではないはずなのに。]
[結局言葉は届かなかった。
だから、イアンもすぐに視線はキリシマに戻した。]
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――…ボクは変われない。
[>>213それは生き方に対してか、力に対してか。
自分の意思は必要なかった道具から師団長に"変わる"ことを要求されている中そう答え。]
全ては帝国が望むままに。 選べと言うなら選び。 死ねと言うなら死ぬ。
それだけです。
[視線向けられた気配>>208に、もう一度だけ室内を振り返り。 それ以上、テオドールから無いようならば、形だけの会釈をして会議室を出ようと歩を進めた。]
(222) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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[キリシマの仕草を、動きをじっと見る。 出身も種族も入り乱れる……共通項を上げれば、 裕福ではない、ぐらいか?……第15師団で 長くを過ごすイアンにも 東方の”祈り”の仕草であることはわかる。 だから、イアンも鳶色を細めて穏やかに笑った。]
……こちらから、話しかけたのに……申し訳ない。 心遣い、感謝いたします。
[謝と礼を口にし、丁寧に頭を下げる。 キリシマの口元にある笑顔にもう一度目を細め、 音、から逃れるべく、イアンは会議室を後にする。]
(223) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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>>218 [軽い調子の謝罪に、いささか気の抜けた顔になる。 いつ死ぬかわからない、それは現在の第二師団には当てはまらない。 その言葉には自嘲が沸くが表情になることはなく]
――…ですから、 私は謝罪を求めているわけでは、
[言葉が途切れる、髭をもじもじ弄る様子に、零れるため息。 とりあえず飯、で片付けようとするのも、恐らくは昔からだった]
仕方のない方ですね。 お付き合い致しましょう。
[一度、円卓を見渡す。全員の退室を見届けるつもりであったが、選帝についての話題はひとまず収束したのだろう、それを確認し、席を立つ]
(224) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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――…、
[目前の男が呟いた言葉は、
離れた16師団長の彼までは届かねど――
距離からだろう、雑踏に混じれど己の耳には僅かに届く。
尤も、多少の聴力は自負しているが、
第4師団長のズリエルが気に留めぬ様子を見るに
それだけが理由かは、曖昧な所ではあったが。]
…能力の有無を重んじるこの軍が、
生物兵器の存在を嘆くのか。
[ならばこの身は何だと。 喉の奥で小さく笑う。
――能力の有無だけで軍属へと仕立てられた身は、
生物兵器とやらと、何ら変わりが無い様にも思えて仕方が無かった。]
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まぁ、無理に出掛ける必要もないでしょう。 日付が変わってから、休まずに会議に出られた程です。
[ズリエルの言葉に、薄く、形だけの笑みを作る。 常の様に快活と笑えなかったのは、場をわきまえても有るが… 其れ以上に、精神的な疲労の所為か。]
――俺は、此処の務めですから兎も角、 帝都に到着してからというもの、 一息つく暇すらも無かった者もいるかも知れませんね。
もしよろしければ、コーヒーの一つでも如何です。 先程、お茶を頂きはしましたが…落ちついて飲めたものでもありませんし。
(225) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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―会議室から廊下へ―
……――
[ナユタの答え>>222に返す表情は重い。 彼が去るのを止めず礼を返して、やがて自分も退室した。
人のはけた廊下で一つ嘆息を零す。 黒い影が照明を受けて不自然に揺れた]
(226) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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[>>219 返る言葉に、自然口許が緩み、軽く目を伏せる]
ありがとうございます。 ふふ、森人とはいえ4分の1です、不老長寿の恩恵は殆どありませんよ。
[応え、幻霧の森の方角を見た。 閉鎖的な民族―――人と子を成した祖母は裏切り者として森を追われた。だからというわけではないが、森人が好きではない。メルルという森人のミドルネームも。]
反面……施設の能力者の中には、一般生活を送ることは難しいが、戦場では成果を上げられる子もおります。 ―――…彼らは、今でさえ異端ですし、和平を重んじる世ではなおのこと排斥されてしまうのかもしれない、という懸念もあります。 ……未だ私の心は決まりませんが。 若輩者のつまらぬ悩みに、お声を返してくださり、ありがとうございました。 今度は、お顔を拝見してご挨拶に参りますね。
[そう告げてカモフラージュに開いていた通信機を閉じ、歩きだす。 テラスに向かえば、先ほど隣席にいたヘクターの姿が見えた]
一服ですか。
[背後から声をかけた]
(227) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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どんな話も興味を持って聞けば興味深く、つまらないものと思って聞けばつまらないものです。 そうですねえ。教義は、肩の力を抜いて、リラックスして聴いてもらうのがいいかもしれません。
[のんびりと付け加え]
第十二師団の功績は伺っていますよ。 優秀な狙撃部隊であり、また平素における偵察、監視を担っている。その迅速で的確な判断は、師団長の能力に依るところが大きいと。
[伝え聞いた話を思い出し、労うように微笑んだ。]
上に立つ者への信頼が強ければ、自然団員の結束も硬いものになるでしょう。
[そこでふと、二人の皇子の事を思い出す。 どちらが国民の信頼を得るのかと、つい選帝について思いを馳せてしまった。]
(228) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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イアンは、戸口でまた、耳が拾う言葉の数々に、ゆるく頭を振りながら廊下へ
2011/03/22(Tue) 00時半頃
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気が立っている、ですか。かも、しれませんね。 前線を率いる身としては、常に冷静であれと幼少時より教えられていたものですが。
[問われない事には答えない。サイラスが、自身と同じく軍属を多く出す家系である事を知ってか、そんな言葉もぽろりと落ち。 ご自愛を、と言う言葉>>215にも、ありがとうございますと小さく礼を。]
城下…までは、今は出る気にはなれないですね。 庭園、ですか。ありがとう、行ってみます。
……貴方も、気に入りの場所ですか?
[人も然程来ない、と言うサイラスに、一度相手の顔を見る。 副官に報告を、と言うズリエルの言が聞こえれば、そちらに視線を向けた。 副官は、マリアンヌに残してきた。有事であれば連絡するようにと、言伝てあれば、此方から様子を伺うつもりは無かった。]
(229) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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>>224
お、おお、そうか。よしよし奢るぞ。何食うか?
[承諾が得られれば、嬉しさを出さないようにしているが漏れ出てる表情で、行くぞ行くぞとまた髭を弄る。 本当に年が年なのに、まさに子どもみたいなところは、知るものはすべて肯定する事項であろう。]
君は何が好きだったかな、ええと、オムライスか?
[それはまるで子どものメニューを述べて、きっとじろりと睨まれるも、それは気にせず、歩みは扉に向くだろう。]
(230) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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イワノフは、美人さんを連れてご機嫌でした。本当に仕方のない人だった。
2011/03/22(Tue) 00時半頃
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では、失礼します。また。
[庭園の場所を聞き、二人に敬礼を送ると、コーヒーでもとズリエルを誘うサイラスの横を抜け扉の方へ。
足は、そのまま教えられた庭園の方へ。 この時期、どんな花が咲いているのだろうか。
そんな事に思い巡らせるだけの情緒は持ち合わせていなかったけれど。]
(231) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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[出来を立てば、いまだ残るものを見やり、一言]
……当然のことだが、 会議は明日も召集されるだろう。
前線諸氏に私が告げるべくもないが、 各自、休める時に体と精神を休めておいて頂きたい。
長く続く話し合いというのは、 とかく精神を磨耗させるものだからな。
[会議は最長で7日続く、短くもあり、長くもあり。 緊張ゆえか疲労の色の見えるサイラスや、そもそも疲労を表に出さない後輩、戸口へ向かうイアンらへと眼差しを向けた]
(232) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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[エンライの言葉、ブランフェルシーのその前の言葉。
それぞれの、思考と、出す言葉。
鳶色の奥、その脳髄に降り積もる。
それは、なにかの切っ掛けで点火し燻る燃料へと変わる。]
……嘆く、のだろうか……
[耳が拾う言葉に、誰にも聞かれぬはずと
ユ=シハがその場にいないことも有り、第15師団長は、零す。]
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[短くなった紙巻煙草を指で摘むように持ちかえた時、声がかかった>>227]
ああ…ガーランド殿。 昔から空気が重いのは苦手なものでしてね。
[振り返って小さく肩をすくめた。 おどけたような表情ではあるが、瞳には思案の色を残したまま]
しかし、大変な事になっちまったものですな。 ジャーヴィス殿が陛下から何かお聞きになっているかと思ったのだが。
[宮廷をちらと見上げ、煙を吐いた]
(233) 2011/03/22(Tue) 00時半頃
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