298 終わらない僕らの夏休み!
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そういえば… 根岸。あのひと、雛子先輩の友達?
[俺がちょっとアレだった時(>>169)、 俺に何か話しかけて去っていった女の子を思い出す(>>176)。内容はよくおぼえてなかった。先輩と仲がよさそうに話していた女の子。俺はそれくらいしか知らなかった。]
将を射んと欲すれば先ず……
[ブツブツと呟きながら、先輩ともっとお近づきになるために先輩のお友達とお友達に…俺はそう妄想を巡らせたけれど、何かもの凄いポーズで威嚇をされて、慌てて妄想を打ち消した。俺は深刻な顔で呟いてしまう。]
オンナって怖いよな…**
(213) 2019/09/03(Tue) 19時半頃
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『会堂と同じ』っていや、オレ以外にも似たようなのがいるってことかソレ。
[何でこういうことになったのかは分からないが、どうやら会堂も明加も変な夢を見たのか、オレと同じような体験をしていることは何とか理解できた(>>198 >>199)
兎に角、オレのオフクロや野球部の連中とは違うってことなんだろうけど。 どちらにせよ、野球部連中とは祭りに行くことにしている。神社に行かない理由は無いのであって。
少しも進んでいないストレッチの本を書架に戻し、オレは図書館を後にすることにした。]
(214) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 20時頃
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― 神社 ―
[ワンコインを指で弾き、狐の面をくるり斜めに掛ける。 フランクフルトをかじりながら、カウンターに身を乗り出す。 伸ばした銃口の先、標的はカエルのマスコットキーホルダー。 一発打ち込めば、コルクの銃弾はその胴体に当たって弾き返される。 カエルの方も無傷とはいかず、その衝撃で大きく揺れた。 が、それだけ。台の上から落ちることは無い。 だから、流れるような手つきで弾を込め、もう一発ぶち込んでやる。 哀れ、カエルは地面へと落ち、白旗を上げるようにひっくり返った。 フランクフルトをかみ切って、飲みかけのラムネで流し込む。 まだ、弾は残っている。 もう一つぐらいは*頂いておこうか*]
(215) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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いや、男とか女とかカンケーなくみんな怖いし。
[思考の狭間、聞こえた言葉に反射的に返した声は限りなく本音に近いものだった。(>>207)鹿崎へと返した自分の声でふと重たく靄がかかった気がしていた視界が明瞭になった気がした。
膝を抑えて立ち上がると、鹿崎の目線が近い。さっきまで謎泣きしてたと思ったら既にまた別の顔をしている。これはどういう顔なのか、判別するには俺はちょっと人間関係について慣れてなさすぎる。]
雛子先輩ってあのギャルの人? しらね。違うんじゃないか。 安住先輩とはなんか友達ってか…畑が違うだろ。
[なんとなく、友達ってのは似たような人間が寄り合ってお互いをそう呼んでいるような印象がある。俺は話す人間は居ても友達と呼んでもらえるほどの人間が居た記憶がないのでよくわからんけど。]
(216) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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え、二日連続で串焼きかよ。
[言って、眉が下がる感覚がある。お気楽だなあ、鹿崎は。]
……1本でいい。
[そういうわけで、俺たちは昨日より少し早めに串焼きを手に入れて歩き出した。]
(217) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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─ 神社 ─ (>>186>>206>>211あたり)
[神社歩き進んでいくと、進行方向に岸の姿が見えた。傍から見ると制服姿やっぱり目立つな。……ちょっと自分の格好も気になってきた。目立つの嫌いだし。]
きしー
[少し離れたところから、串焼きを食べつつてれてれと歩きながら制服姿の人の名を呼ぶ。そして近づいていけば誰かと一緒に居るのがわかった。]
……大須賀と、宍井も 居たの。
[何を話していたんだろう、この二人がこの時間にここにいるってことは、もしかして。]
………もしかする?
[食べかけの串焼きを飲み込んで、尋ねた。]**
(218) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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― 神社(>>205) ―
5、6人……けっこういる、っていったらいいのか 少ないっていったらいいのか…… 根岸と研人と生徒会長まで。 はは。会長だからって 始業式にそこまで拘りがあるともおもわないけど……
[生徒会長に対する謎の信頼を抱く千早ちゃんに、つい笑ってしまう。 やっぱり誰かと不安を慰めあえると、随分いい。 ただ、辺りは当然のように9月1日をやっている。 おそらくは学校って何とか同盟の人たちを入れても、あたしたちは、随分と少数派なんだろう。 おかしい、現実的じゃないという千早に頷く。]
…… まだホントは寝ててさ。今も夢みてたりしてね……。 寝坊してるかも。
[顔をゆがめる千早ちゃん。怖いのかもしれない。 あたしは先輩だから、せめて冗談っぽいことを口にした。]
(219) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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[腕組みのポーズで唸っている千早ちゃんと(>>211)一緒に考えてみようとするけど…… 「こんなの、考えたって答えをだすのは不可能ではないか?」なんて、あたしの不安は投げ出そうとしてくる。 だから]
……もうさ。 9月1日ってことになっちゃってるんだから、 夏休み、もう一日楽しんじゃおうか?
明日は多分ちゃんと9月2日だよ。
[やけくそみたいな提案になってしまったけど。 それでも、周りの大人たちもああで、親しい友達もああだとくると、自分に出来ることが果たしてあるのか疑わしい。]
(220) 2019/09/03(Tue) 20時頃
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― 図書館 ―
…、ぅ ぉ
[俺の気苦労もどこへやら。図書館に響く雛子の声…、いや悲鳴>>200 そんなに力強く否定>>201され続けると、俺もちょっとは凹みますよ?!(全然違うから…全然違うから…と、何度か心の中でエコーする雛子の声) とはいえ「じゃ、いっそ付き合っとく?」みたいな気の利いた台詞を思いつくわけでもなく。俺はただただ、周囲の人の目を気にする肩身の狭い男状態だ。 傷心中のため、雛子への突っ込みは出口に任せて、>>212]
…、ま。そう言うことだな。 えーっとなぁ…
[>>214 出口の言葉に、朝に校門前で会った、秋山、安住、根岸の名を教えて。それから、後輩の、根岸と、岸の名も。……あと、雛子が声掛けてた男子の名が思い出せなくて、そこは雛子に聞いた。 まあ、あの時に神社にいた宍井と大須賀以外の事は伝えて、共に図書館を後にするつもりだ。]
(221) 2019/09/03(Tue) 20時半頃
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──神社──
[ 今日って9月1日だし。>>210 なんて言葉を受けて、千早は顔を顰めた。
その後の続いた言葉>>211で、 どうやらやたらの順応性が高いというか、 そういうふうに解釈をしたけれど、
それにつられて、そういえば。と思い出す。]
竜太も学校は明日からって言ってたんだよね。 認識でも記憶がバラバラって……
[ 謎は深まるばかりである。
まだ夢>>219なんて説が出たもので、 自分の頬をつねってみる。普通に痛い。 ついでに、大須賀の頬にも指先を伸ばした。]
(222) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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ゆめ。なんでしょうか。 確かに、到底説明つかないんですけど。
[ ううむ。と腕組みをした>>211ところで、 ひとまず受け入れる>>220という提案がなされ、 さらに──、]
あっ、はーい! きしでーす。
[ ちょっぴり離れたところから、 祭りに相応しくない制服姿が見えた>>218。 とっさに手を振り上げて答える。
しかし、手に持った串焼きのおかげで、 少なくとも千早よりはお祭りムードを出せている。]
(223) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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[ ちょっとだけ羨ましい! ということはさておいて、 ひとまず投げかけられた問い>>218に答えよう。]
……もしかするんです、これが。
[ 神妙な顔で頷いて、 指先を揃えて掌を上に。
澪先輩と大須賀を順に示してから、 改めて澪先輩のほうへと向き直った。
明日は多分ちゃんと9月2日。 それでいいんだろうか。とも思うけれど、 きっと正解なんて導き出しようがない。]
(224) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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……それで、いいんですかね。 1日長い夏休みだってことにしちゃえば──、
[ 明日は本当に来るんだろうか。 ……千早は、本当に明日になってほしいんだろうか。
ちりりと胸の中でざわめくような、 嫌な予感じみたものを覚えながらも、
もしそうなら、お祭りを楽しもうかな。 なんて、少しでも前向きに考える努力を。*]
(225) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 21時頃
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― 神社への道の途中 ―
[足元の影が短い。 気付くと太陽の位置が変わっていた。
尻のポケットが振動してスマホの画面をつけると秋山からだった。 可哀想な事に、彼は誰一人同盟仲間を見つけられなかったようで、混乱寸前のメッセが飛んできていた。 まあ、それもあって神社にはまだ行ってないようだった。
思わず、口許を緩ませるも彼の境遇を考えて元に戻してから返事を返した。 昨日を経験した面子の名と、神社に向かっている、と伝えた。]
いまんとこ、俺らの学校の奴らばっか…だよ、な
[ぽつ、と共通点を呟く。だからどうした!という突っ込みを受けても仕方ない事なのだが、]
(226) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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――― いや、ただの独り言。
[夢にしてはリアルすぎて。それから、今朝見た夢>>34の俺に似た俺の顔がずっと 心に引っかかっている。]
(227) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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そっか(>>216)
[俺は少し素っ気なく相槌を打った。 俺もみんなを怖いって思えたら楽しいのだろうか。 怒らせないとか笑わせるとか。俺はなんとなく子供の頃から知ってた気がする。そしていつからか、それがひどく退屈だった。だけど楽だから、そうしてきた。
そうだな。先輩の前に立つとホントはすごく怖い。だってなにもわからないんだ。だからすごく楽しくて嬉しい。俺は心でそう根岸に語り掛けた。こんなこと、いつか本当に話せる日が来ると良いな、俺。]
(228) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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… 一本か。なかなか手強い。
[根岸の虎の巻を垣間見るにはきっと二本が必要だ。俺はそう内心で悔しがって、次回こそはと心に誓ってから、自分の串焼きに齧り付いた。]
ギャル……
[俺は先輩の為に何か言うべきだったかもしれない。 けれどなにも言うべき言葉がなかったので食べていた肉と一緒に飲み込んでしまった。やがて歩く先にみんなの姿が見える。根岸が岸に呼びかけるのと一緒に、俺も手にした串焼きをみんなに振った。*]
(229) 2019/09/03(Tue) 21時頃
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[隣に肩がくっついてきた。颯成も多分不安なんだろうとあたしは思った。どこからら聞こえてくる熱した鉄のような燃え滾る人の声におどろいたんだろう。()]
あの莠コ縺ッ縺ュ、豁サんで繧九s縺?よ
[あの人はね、死んでるんだよ。
あたしは颯成を安心させようと声をかけた。耳がおかしくて自分の声は聞き取れなかった。見上げてくる颯成の目にあたしの顔はどんな風にうつったろう。おねえさんだから優しく隨代≧縺薙→縺悟?譚・縺溘°縺ェ?あたしには自分の顔を見ることはできない。ていうか……あたしの顔はどんな顔だったっけ。]
[――あたしはあたしの顔がわからないことを意識した途端、あたしの頭まるごとが、固まった黒い油か泥のように真っ黒になって零れそうになっていた。ほんの一瞬の妄想や幻覚みたいな出来事だった。
千早ちゃんと会うころには、まるで当たり前みたいにあたしの顔は戻っている。]
頭縺ョ荳ュで、誰か話て繧の?
[あたしは、あたしが頭の中ではなしているうちの一人だと考えていなかったから、颯成がなにを怖がっているのか嫌がっているのか不安がっているのか不思議がっているのかがわからなかった。
ひょっとして、最初の9月1日、あの時手を取った時にこちら側にひっぱりこんでしまったんだろうか。颯成にはいきている人のあたたかさがある。まだ死んでいないはずなのに。]
逵ゥ縺励>窶ヲ ……
[あたしは千早ちゃんとの会話の間ぶつぶつと周囲で誰かが囁き声でつぶやいているのを聞いていた。ぶつぶつした声はあたしの頭の周囲のあちこちから聞こえていて、とくに意味のなさない言葉なのかそれとも意味のある言葉なのかあたしには聞き分けられそうもなかった。そのぶつぶつした独り言のさざめきのひとつが自分から出てきているものだとは、あたしもおもわなかった。]
縺?>縺ェ縺…… 縺ゥ縺?@縺ヲ縺ゅ◆縺励?………
縺?>縺ェ縺…… 縺?>縺ェ縺……
ワタルは、少し顔色悪い感じで神社へ向かって歩いている
2019/09/03(Tue) 21時頃
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― 神社 ―
[千早ちゃんと二人で颯成のほっぺを狙う。(>>223) 「今が夢だ」という事にするのも、あまりに今が現実すぎて受け入れがたいのは、あたし自身もそう思うんだけど……
そのあたりで「きしー」という呼び声がした。 男の声だなと思ったら、根岸だった。(>>218) 一緒に研人もいるようだ。 あ、また串焼き持ってる。(>>229)]
千早ちゃんにきいたけど…… わ。ホントに制服きてる。
根岸と研人もそうだって?
なんか……災難だね。
[制服が目立っているので、そう声をかけた。]
(230) 2019/09/03(Tue) 21時半頃
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……いまは、
もうなんかわかんないし、 夏休みが伸びたってことにしちゃう?て話してて。
[現状を根岸に伝える。 それでいいんだろうかと千早ちゃんは心配そうだ。 気持ちはわかる。]
(231) 2019/09/03(Tue) 21時半頃
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レイは、世界で一番串焼きが似合う男ケントにも勿論伝えている。達が抜けただけだ。
2019/09/03(Tue) 21時半頃
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[会堂と出口の歩む数歩後を付いて歩く。
後輩の名を聞かれて(>>221) エェ?けんちゃんの事?けんちゃんはけんちゃん、…って事しか知らないの、と返答をしたくらいで、先程あんまり騒いでしまったのを宥められて(>>212)反省したのか静かだ。 言い方ァ、と自分でも思うけれど、実際本当に知らない。あの子体調は良くなったんだろうか。
時折スマホを取り出してアプリを確認して、朝受信したメッセージの文面を眺めている。 友人やエミちゃんからの追加の返信は無かった。
更に言えばけんちゃんからの登録申請も来ていない。
液晶を眺めては、前を行く二人の背を眉尻を下げて見つめて、スマホを閉じた。 下唇を噛んで少し早足になって二人に追い付き、手を伸ばす。 二人のシャツでも摘まもうか、腰のベルトにでも指を引っ掛けて掴まろうかとしかけ]
………。
(232) 2019/09/03(Tue) 21時半頃
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[自分の指先を見て動きを止めた。 整えた爪をコーティングする目的の派手過ぎないネイル。
人差し指の一本にだけ夏呼西高の野球部のユニフォームや応援の旗に使われている色が塗られていた。
安価だけど色数が豊富な女子高生御用達のシリーズの中の一色がちょうどしっくり来るイメージカラーで、ちょっと渋めだけど透明感があってお気に入りだった。
この夏はグループの女子みんなでお揃いにしようねってエミちゃんが言ったから、負け試合の後もなんとなくこの色を塗り続けてたけど──
その指に気付いたら出口のシャツに触れる寸前で気持ちがしぼんでしまった。 酷くしょんぼりしてしまって、スン、と鼻を啜ってまた遅れがちに二人の後を追う。 (>>226)共通点には、ああうん……と曖昧に相槌なんだか肯定なんだかわからないが一応返した。うん、確かに。]
(233) 2019/09/03(Tue) 21時半頃
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ヒナコは、ワタルの心の柔らかい所を謎に引っ掻いてしまった事など何一つ慮れていないし何なら我こそが傷心だみたいな顔をしてる
2019/09/03(Tue) 21時半頃
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― 神社向かう途中 ―
[自分の背後で行われている雛子の葛藤に気付くわけもなく。ずっと一緒にいたのにネイルのあれそれにも気付けない鈍さの俺だ。秋山のお墨付きである。]
……悪、歩くの早かったか?
[はた、と気付いて振り返りながら問う。 ちなみに俺が雛子に気付くのが遅れたのは、出口の歩く速度に合わせる事に精一杯になりかけていたからだ。]
ま、もうすぐ神社だ。 頑張れるか?
[祭囃子がもう近くまで聞こえてきているし、祭りへ向かう人の姿も周囲に随分と多くなっている。――誰一人として、今日が祭である事を疑っていない人たちが、だ。]
(234) 2019/09/03(Tue) 21時半頃
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[指にマスコットキーホルダーを二つ絡めて、屋台の並びを歩く。 変わらぬ日差しだけでなく、鉄板を扱う屋台は熱気ムンムンだ。 更に、お面をつけた側頭部は湿気がこもり蒸れてくる。 なるほど、お祭りと言うものは一人で歩くと良くないところにも目が向いてしまうようだ。 涼を求めて、かき氷の屋台を眺めて見るもチョコミント氷なんて影も形もない。 仕方なくクレープの屋台に並ぶ。 鉄板に薄く広げられる生地を見るのは嫌いじゃない。 生クリームが乗せられる様も然り。 しかし、涼はどこへ行った?]
[生クリームの上にどどんと既製品のプリンが乗ったクレープを器用に親指、薬指、小指の三本で支えてピース。 自撮りを朝に連絡先を交換した二人に*送りつけてやった*]
(235) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
2019/09/03(Tue) 22時頃
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ほんと災難だな。 颯成また今日もたぶらかされて。(>>230)
[俺はそう冗談を言ったつもりで、不安を撒いたのかもしれないと思った。そうすると俺が串焼きを持ってるのも、そういう事なんだろうか。俺は宍井がちらりと串焼きを見たのに気が付いて、これ見よがしに最後の一切れに齧りついた。
本当は宍井の提案(>>231)に賛成だったけれど、なんとなく黙っていた。深刻になれない俺がそれを言ったら、ダメな気がしたからだ。]
(236) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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ん?お? あいつ、ついたか?
[スマホが震えたので、秋山が「どこだー?」と送ってきたと勘違いしたまま画面を明るくすると、真新しい名前からメッセージが届いていて、>>235]
……、……ッブ
[まてまて、愛海ってこういうキャラだったのか??答えのない自問自答と、彼女なりのお祭楽しんでます的な写真がおかしくて思わず噴出した。]
こんなん食えんのかよ。
(237) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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『カキーン』
(238) 2019/09/03(Tue) 22時頃
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