180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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ジョージは、トルニトスとスターイーグルが居た場所を見る。そこにはリコリスの花弁が残るだけであった>>2:368
2014/06/10(Tue) 20時半頃
――むにゃ?
[何か、聞こえた気がする。]
――…
――……… ……すぅ
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―マリアントジョイフル号 船室・扉前―
[疲れた、と漏らすセシル>>8に無表情のまま子供は言う]
…傷の回復が必要では、と進言します。
[呆れたような様子にも特に反応は無いまま。続いた問いには頷いて、子供にしては少々珍しい程に多くの言葉を使って告げた]
改訂以前の三原則は、 原則として「ニンゲンを傷つけてはならない」と定義されています。
ボクの存在理由と矛盾する為、三原則の改訂が必要です。
(27) 2014/06/10(Tue) 23時頃
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…、
一条、マスター(契約者)に危害を加えてはならない。 またマスターに危害が及ぶのを看過してはならない。
二条、マスターの命令に従わなければならない。 ただし第一条に反する場合はこの限りでは無い。
三条、己の身を守らなければならない。 ただし第一条,及び第二条に反する場合はこの限りでは無い。
以上の三原則を大元に行動するよう、ボクはプログラムされています。
(29) 2014/06/10(Tue) 23時頃
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[…この元凶>>11が居たからこそ、子供は中年に吠えられたのだろうが、 子供がそれを臆するわけも無く]
[あえて名前を正さない元凶に、子供はわずかに首を傾げつつ]
…了解。 対呼称に『中年HERO』を更新。
[少し外れた返事を返す] [ポケットの中身の欠片>>10が姿を見せると子供はそれに視線を移し、]
現状で、更新情報はありません。
[尋ねられた情報には子供にも“アレ”に最も近い者が 自分の主人とも知らず、小さく首を振った]
(31) 2014/06/10(Tue) 23時頃
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[セシルが起き上がると目線を少し上にあげる]
――異世界転移移動を感知。 機動兵器のものと同様。
…既にこの世界からは離れています。
[潮風に吹かれ、残されたリコリスの花弁>>368が 船室の扉の前まで飛び、子供とセシルの足元へと落ちた]
…追いますか?
(33) 2014/06/10(Tue) 23時頃
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[くろがねの希械を蹴りつけた際に、感じる物があったようで]
うん……?
これかしら。さっきからの。
[何かノイズらしい物の発生源は。]
もっと叩けば調子良くなるかしらね。
[古くなった電化製品感覚。]
[あの時、告げられた言葉に。]
…………。
[笑い《囀り》ながら。
バラバラでぐちゃぐちゃの。
《悪意》によって纏め上げられた群体の"意志"に過ったものは纏まらず。]
……何に変えても
[否定も肯定も返さなかった。]
[そして今。]
我が主……?
[『欠片』の共鳴先に主の気配を感じた気がした。]
――――――・・・。
見逃してくるよなぁ、皇帝陛下様?
[去り際に男は細く笑んだ。]
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― マリアントジョイフル号 ―
[進言に首を振れば、子供はそれ以上は何も言わず] [皮肉めいた感想>>59にも無表情のままだった]
[…子供が「このような形」で作られた理由はある。
子供は「聖戦」と呼ばれる戦争の為に作られた大量生産兵器の一つであった。 市街戦に及ぶまでの激しい戦争。…その戦いにおいて、敵を攪乱させる為の子供の姿だ。 皮肉を言われても仕方の無い事だろう]
(83) 2014/06/11(Wed) 01時頃
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[“意味”との言葉>>36に子供は数秒黙った後、 いつか言われた事>>1:186を学習してか、無言では無く答えを返す。 答えを要求する強さが無いにも関わらず答えたのは、 子供もその答えを求めているから、のようにも見えた]
――――――…推測不能。 記憶回路に、該当するものが確認できません。
[僅かにうつむいていた顔を上げ、「中年」との言葉に子供は一つ頷いた]
了解しました。更新します。
[これで再び彼の呼び名は「中年」になってしまう事だろう]
(84) 2014/06/11(Wed) 01時頃
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…………詳しい兵装は未だ未確認。 ですが、異世界へ移動する力を備えた巨大兵器です。 ボクと中年さんをここへ転移移動させたのも、「それ」の力です。
[追いかける、との言葉>>62に子供は小さく頷いた]
了解。 機動兵器の力の残滓を検索。
[その間に呟かれた言葉>>66には小さく首を傾げていたが―― …おそらく今後「中年」呼びに次ぐ、第二の犠牲者は彼だろう]
[程なく子供は船室の扉を開こうと、ドアノブを引くため手をかけて] [制止の言葉>>67にその手を止めて振り返る]
[船首の乙女にかけられた何かへ子供は色の灯らない目を注ぎながら]
[制止をとかれれば、再び扉を開けるだろう]
(86) 2014/06/11(Wed) 01時頃
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―公園―
[そうして、女子高生がロボットを攻撃する>>45という、 日常と非日常が混沌《カオス》に混在する公園の空に]
[紅い紅い、月が昇る]
[嗤うような三日月型の笑みから、徐々に瞳を開くように]
[空の空間を裂いて、船から公園への扉が開かれた]
(87) 2014/06/11(Wed) 01時頃
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― 公園 ―
[紅い月を背にするように開いた、空間の裂け目から] [子供が地へと降り立った]
[先ほどまでに見たくろがねの機体と、見知らぬ少女の姿を 無機質な目で追う]
[す、と指を差したのはまずはくろがねの方。]
検索対象を確認。
[やがて、それから少女の方へ指を移す]
―――未確認対象の、攻撃性を確認。
[子供の傍らに、セシルはいるだろうか。 居たならば色の点らない目で、子供淡々と言い放つだろう。]
………あれは、殲滅対象ですか? マスター。
(91) 2014/06/11(Wed) 02時頃
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…ん。
[ロビンの呼びかけに、僅か首を傾いだ。
どうしたのかと考える少しの間。結局、]
どうした?
[問い返す形となった]
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了解しました。
[制止の声>>96に子供は一つ頷いて、 指していた指を少女から降ろす]
[そうして少女が返した、セシルへの返答>98>に]
……………………猫よりも極めて高い、偶然性を記録。
[少々的が外れた事を、ぽつりと呟いた。] […正しい歌詞では、その節の後は 「踏まれた猫は引っ掻いてくる」のではなかっただろうか。 子供は、踏まれたくろがねの方へと静かに視線を移した]
(99) 2014/06/11(Wed) 02時半頃
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無論だ、そなたにはこんな所でダメージを受けてもらっては困るのだからな。
[帝國皇帝としての顔とは別の顔。
“こちら側”で動く際の協力者はこれ以上欠けてもらっては困るのだから。]
そちらに『欠片』の気配を感じた。
[あるいは逆。
主の元へと"ふたつめ"が渡されたからこそ。
世界を隔てても『共鳴』を感じ取れたのか。]
[それから、暫しの沈黙。
群体は迷い、哂うようにざわつき。
"最優先事項"を選択する。]
それは、我が主が持つべきものではない。
我が主の手には。
模造品ではなく真正品を。
例えそれが、どんなに苛烈な希望《アッシュ・リバージング・ホープ》であろうと。
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―公園―
[くろがねの頭部に赤い光が灯る>>112] [子供はそれを確認すると、少女の方へ視線を変えて]
…警告。 そこは危険。
[淡々と告げる]
[その時だった] [どこからともなく、――頭の中から、声>>@8が響いたのは]
[子供はす、と顔を空へと向ける]
[それと同時、ジジ、と掠れる音を上げて 子供の周囲にひどくノイズの乗った、光る文字が浮かび上がる]
[子供を中心に周囲を回る文字はまるで子供を束縛するような ―――何かの封印のようであった]
(143) 2014/06/11(Wed) 23時頃
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[無彩色の光―――「銀の光」の封印の文字が回る。 子供を包む檻のように、一周回っては様々な言語に形を変える]
《 │┯┛┳┫┝┫┯┫ 》 ( 見いつけた )
《 There you are 》 ( そんなところに居たのか )
《 サーナリォレ・エゥ ソレウムトレウシェ 》 ( あなたの隠した『宝物』は見つけたんだ )
《 Lorem ipsum 》 (「宝探し」より、楽しい事をしようよ)
《 Sloppy, aus dem hier 》 ( だから、ここからを出してほしいなぁ? )
《 館の主―――、「銀の主」 》
[文字は最後にそう綴ると、やがて光を薄れさせていく**]
(146) 2014/06/11(Wed) 23時頃
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[文字の光が薄れると、微動だにしなかった子供は ようやく投げ出された少女>>151に気付き] [子供は傍らのセシルへ声をかけた]
―――――!
マスター。 お下がりくだ、
[言い終わるか否や、どっ、と鈍い音を上げて子供は少女の下敷きになる。咄嗟の事で自分は避け損ねたが、セシルの方はどうだろうか]
[…少なくとも子供だけでは「ふんわり優しく包み込むような」クッションにはならなかったことだろう。 何せ体躯が子供だ。衝撃を抑える肉の壁にしては少々サイズが小さかった]
(157) 2014/06/11(Wed) 23時半頃
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[身を起こした少女に続き、土煙の中でむくりと身体を起こす] [無表情のまま罵声を浴びせる少女を見た後、]
…ご無事ですか、マスター
[少女よりも先に、セシルの安否を確認しようと、 セシルの方へ向き淡々と告げた]
[やがて始まる怒鳴り合いに、子供は特に参加することはないが、無表情で黙ったまま少女の方を見つめている。 子供にその意図はまったくなかっただろうが、少女に不服を抱えてるような形にも見えたかもしれない]
(176) 2014/06/12(Thu) 00時頃
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[公園で、少年と少女が年相応に罵倒し合っている。
傍から見ればただの痴話喧嘩か何かに見えるだろうか。 …いや、その場に子供が立って居るのはまだしも、 ロボットが居る事で、おそらくそんな平和的なものには見えないだろう]
[正確な重さと衝撃、との言葉>>186に子供は一つ頷いて]
了解。算出します。
[少女を前に、淡々と告げた]
(188) 2014/06/12(Thu) 00時半頃
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[セシルがこちらへと向けば、子供もセシルの顔を無表情に眺め 続いた問い>>187に一つ頷いた]
検索対象に間違いありません。 …中年さんの持つ欠片の力の残滓を確認。
同乗していると推測します。
[そうして、くろがねの方へ声をかけた]
…中年さん、聞こえますか。
(189) 2014/06/12(Thu) 00時半頃
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[憤慨するスターイーグルの声>>193に、 傍らの元凶、セシルへと視線を移してから、子供は首を振った]
実行拒否。 改訂三原則、二条に基づき、貴方の呼称は 「いっそ中年でいい」との マスターの命令に服従します。
[戦場でもそうお目にかかることのない程の殺気――― 勇者の殺気-ブレイブキリング->>192にも、無表情は変えないまま]
[だが、目の前のくろがねにスターイーグルが居た事もあってか、子供の行動の優先順位が変わったのか、衝撃からの体重演算は後回しにしたらしい]
(199) 2014/06/12(Thu) 01時頃
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……コ……シテ………。
[纏まらぬ狂気にざわつき。]
初期不良の狂気《バグ》だ。
……騒がせてすまない。
[雑音を打ち消した。]
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[少々発想が女子高生らしくない言葉>>204に、子供は機械的な返答をした]
―――実行不能。 記憶回路に該当するものが確認できません。
ですが、そのような運用のされる可能性は、 戦術的に多いにあると推測します。
[ココロがあるのか、との問いに子供は数秒黙った後]
……………、理解不能です。 そのような思考機能は、 兵器には不要なのではないでしょうか。
[抑揚の薄い言葉で返す。 ―――ジジ、と先程、声>>@8の時に子供の周囲で上がった、 何かが擦れるような音が、どこからか聞こえた]
(208) 2014/06/12(Thu) 01時頃
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