147 書架の鳥籠
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
――― 忠告はしたはずだよ。
[書架の中で本を読み進める2人の男女。
サロンから足音を消して書架の迷路で見つけた相手。]
手を、離すなと。
[二度目の忠告は、誰の耳にも届かない。
私は―――迷わず術を行使する相手を選び、そして **]
[―――人形に変わりゆくグロリアの姿。
魔女の願いを、また、叶える事となる。]
博打ではあったが、
どうやら私が勝ったようだ。
ふむ、運気はわれにあるのか――
それとも、これが等価交換というものなのか。
…、
[僅かに間を置いてから]
シメオン君。
敵討ちは 成功したよ。
ひとりじゃ ない。
[それは仲間に向けてでもあり、
自分自身にも言った言葉でもある。]
重い魂…か。
[ひとつ、またひとつと、奪っていった魂。
そのどれも軽いとは思ってはいない。
刈り取るたびに、
背に圧し掛かる。
けれど、それでも叶えられた願いのために
私は全てを背負うと覚悟を決めていた。
だからこの背を曲げる事は、しない。]
|
― クラリッサの定位置 ―
[目覚めると、誰もいない彼女の椅子の下。 視界に映るのは、白磁のカップと、黄色い髪の小さな人形。
黒琥珀の液体は床を汚すことなく 空のカップが人形と共に空虚に転がっている。]
……――――シメオン。
[震える声は、少年の名を紡ぐけど。]
(12) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
[少年が、どんな境遇で育ったかなんて知らない。 けれど"ゲルト"は、そんな彼にとって 希望の光だったのかもしれない。]
シメオンから、君を奪ってしまったのかな。
それとも、 君から、シメオンを奪ってしまったのかな。
[落ちたカップと"ゲルト"を拾い上げる。 人形は人形――自分には声も何も聞こえないけど。 追い詰められた少年は、それでも"ゲルト"を守ろうとした。]
(13) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
― 終の鐘が鳴り響く時 ― [抱きしめた少年は獣に引きはがされ、その命が奪われてゆく。
私が出来たことは、 自分の選択を見届けるために、 少年の生を見定めるために、 その罪を忘れないために、 鐘の音が鳴り止むその時まで、目を逸らさずにいることだけ。]
……………、っ
[それは何度目の鐘か。 黒い獣がこちらを見ているのに気づいたのは。
少年を平らげた獣の、 鼓膜ふるわさず響く、猛々しい遠吠え。 ――黒い獣のなかに見える、黒い光。
霞む意識の中、獣の赤い瞳と黒い光の色彩が。 嗚呼、13回目の鐘が鳴る―――……]
(14) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
― 現在/少年がいた最後の場所 ― [獣の遠吠えは鮮明に。 魔女に願いを叶えられ、苦しみ抜いた少年を想う。]
……私は、魔女を赦さない。
["ゲルト"は手のひらの中。]
あんたみたいなでかい子がいる年じゃない、 って言ったよね?
[それは自分だったのか、別の誰かを指していたのか、 今はもう、知ることは出来ないけれど。]
でも……もっと叱ってあげたかった。
[望みは儚く、もう叶わないこと。]
(15) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
[両頬をバチン!とたたき、偽物の夜空を見上げる。]
さて、 与えられた役割を果たさないとね。
[サロンへの足取りはしっかりとしたもの。 シメオンは亡霊だったと、正しく伝えるために。]
(16) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
― サロン ―
[到着した頃には、全員起きていようか。 ホリーやボリスの姿を見つけると、ほのか笑うも苦いもの。]
[コトリ]
[無言で進み、サイモンの、レティーシャの。 …………そしてグロリアの並ぶテーブルに。 シメオンによく似た――ゲルトの人形を置く。 魔女の犠牲になった者と言わんばかりに。]
(17) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
[満たされぬカップ。 友の顔は見えない。]
……カップ、空のままじゃん。
[前髪が、オズワルドに乗せられた帽子が、友を隠す。 ポットから注ぐ珈琲は、いれたての温度。
砂糖をひとさじ。 ――もうひとさじ。 黒琥珀をかきまぜ、テーブルに。
友の顔をのぞき見ず、 ぽふり、と帽子を押さえた。]
(18) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
………グロリアは、"本物の占い師"だった。 彼女に恥じない、戦いをしよう。
[グロリアの人形。 守護者はもういないのかもしれないけれど。 ふ、と一呼吸。
よく通る声で、はっきりと告げるのは]
"霊能者"は、私。 ……シメオンは"亡霊"だった。
[言わずとも、亡霊が誰かは知れたかもしれない。 けれど、自分には、予測を確定に。 真実を宣言する義務があるから。]
(19) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
|
……探偵さん。
[名前でなく、その職を口にして。]
申し出が遅くて、悪かったね。 やっと、ひとり、みつけたからさ。
[震えそうになる声、けれどなんとか保ち]
つらいねェ――……この"配役"は。 見つける時は、ころした時なんて。
[苦い苦い笑み――サイモンへの恨み言は*しばし飲み込む*]
(20) 2013/10/08(Tue) 12時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/10/08(Tue) 12時半頃
これが、ゲルトなのだな。
シメオン君。
…見るのは初めてだが、君によく似ている。
さて、…シメオン君。
君が追いつめられて悪足掻きしたように
わたしもひとつ、…そうしてみようと思うよ。
[負けられないのだよ、と。
何度か口にした言葉。
背が重い。生が重い。
だからこそ、――― ]
[もう、 シメオンの声は 返ってこない。]
[ 聞こえない。 ]
間違った事は、“言っていない”がな。
[嘘をつくのが、苦手な探偵はそんな弱音を呟く。]
守護者がまだ、…いたとはな。
[けれどそれがホリーと解れば、
声はやや低く、重い。
魔女がいかに、無邪気で残酷な生き者か。
痛いほど身体で感じていく。]
…、私は―――
どこまで人を騙し続ければ
どこまで彼らを人形にし続ければ
…いいのだろうな。
[返事はもう返らない。
ただの、独り言だ。]
[息苦しさを覚える錯覚。
それでも、まだ、魔女が叶えてくれた願いに縋ろうとしている。]
[幸せを、奇跡で手に入れようとした代償は、重い。
重く、圧し掛かる。]
…負けるわけには、いかないのだよ。
[悪足掻きをすると決めた。
決めたからには、それを曲げないのが筋というものだ。]
|
[オズワルドへの苦い笑みの後、 ふいに押し付けられるあまったるい飲み物に]
ぶ、 まず、
[眉間に皺を寄せ、盛大に抗議の目。 先に仕掛けておいて何をとも思うが、交わすまなざしに苦みはなく。]
(84) 2013/10/08(Tue) 23時頃
|
|
[己の位置からは、書見台が見えたから、 オズワルドのたどる指先を見るとはなしに。
手が止まる――塗りつぶされた、配役。 淡い色の瞳は、今度はじぃ、とオズワルドの顔を見る。 しばし留めた後、ふ、と視線を逸らす。]
守護が、表に出ちゃったら……
[ホリーの名乗りに、慌てた様子で。 一番の危険が、ホリーに及んでしまう。
出てしまったものはもう、仕方が無いのだけれど。 そのまま、口を噤んで議論に耳を傾ける。]
(85) 2013/10/08(Tue) 23時頃
|
|
そういえば、”狂人"は、 ――本当に不在なのかな。
[考え込むような、顔。 大事なことを見落としてはいないか――、考えて。]
(86) 2013/10/08(Tue) 23時頃
|
ピッパは、ルーカスと声がかぶった。ジロ、と相手の顔をみる。
2013/10/08(Tue) 23時頃
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る