びっくりしたびっくりしたびっくりした……


[何度も呟かれた、それは小声。

そう、彼女は無口なのでは無く
声がとても小さかった為に、滅多に周りには聞こえないだけだった。]

[後ずさりながら]

……あんな人居たっけ。


[ヴェスパタインを見て、ぽつり。
いつも暗闇に紛れているので、存在感0に等しかったらしい。]

かっ……


かわいいかわいいかわいい
何だこんちくしょう、かわいいぞ…っ！

[クラリッサに見つめられて、取り乱しつつ]

別にこれっぽっちも撫でたいなんて、思って、ないけど！
…あ、あああ、私の右手が、勝手にいいい

[ぷるぷると震えながら、彼女へ向かって手が伸びていく]

もっふぁ………


[思う存分クラリッサを撫でた手のひらを見て、
一人で悦に入り込んでいる様子。]

にゃー

おなかすいたにゃー？
そうだにゃー　私もすいたにゃー

[都合の良いように翻訳している]

森ボーイ……


[ぼそり、極々小さい声で呟いた]