人狼議事


260 3日村

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

──────────ぞ る り。


[背中の産毛が総立つような畏怖を伴い、空間の歪みが中空に現れる。
膨大な呪力が渦巻き、夜気が攪拌される。
…歪みが収束すると、そこには1人の男が残されていた。

昏い雰囲気の男は、薄汚れた外套を翻して地に降り立つ。
瞳は燐光に爛々と輝き、男が常人ならざる者であることをまざまざと示していた。]


「Ocutopus・Server≪世界の器≫の均衡が 崩れた。…………やってくれたな、堕女神<Heaven's Fall>め」

苦々しい表情で沈んだ世界の中心≪Ocutopusの心臓≫を見下ろした男は、ため息混じりに小さく呟く。
その響きには苛立ちと

「… 貴女は漸く、終末(お)われたんだな。」

───────微かな羨望が含まれていた。]

(10) 2016/12/08(Thu) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[≪英雄の魂を受け継がれし者≫が世界樹に現れ、女神≪Δημήτηρ,Dēmētēr≫はその神核を炉に焚べた。
………あの男が、≪英雄≫が為そうとし、そして命を落とすこととなった運命の改竄は修正され、ここに収斂を迎えたのだ。]

「 バルメロス、」

[ひどく切ない響きを湛え、男の声が世界樹の虚へと染みいっていく。

瞳には複雑な感情だけが色濃く、混ぜられ過ぎた油絵の具のように渦巻いており───
そしてその視線は常盤緑の枝葉に包まれて地面に伏す一人の青年──────トレイルに向けられていた。]*

(12) 2016/12/08(Thu) 03時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/08(Thu) 20時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/10(Sat) 09時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

回想:『O・cuto・pus暦518』
[…幾億の黎明を迎えようと、『it』(其れ)は形を変えることなく在り続けた。
システマチックな思考能力と最低限の反射のみを与えられた、世界を正常に運営するための舞台装置でしかなかった。
………《英雄》が『it』(其れ)の前に現れるまでは]

[幾千年の年月を過ごす中、時に『it』(其れ)は自身を討ち滅ぼさんとする人間に見えることがあった。
それは夥しい数の軍靴の音を地上一面に鳴り渡らす帝国の軍勢であることもあれば、邪悪な魔竜を誅伐せんと我こそはと名乗りを上げた聖都の騎士団であることもあった。
…目の前にいる男のように、単身で現れる者も稀ではあるが存在していた。]


[今考えてみると、初めて見た姿からその男は此れまでに出会った人間とは異なっていたように思う。

一寸そこまで出かけてくるとでも言わんばかりの軽装に、似合わぬ大剣のみを携えた気怠げな男。]

(60) 2016/12/10(Sat) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

「よお、漆炎より舞い戻りし堕ちた魔竜≪ファブニール・ヒュドラ≫」

(61) 2016/12/10(Sat) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

「──────パイ食わねえか」

(62) 2016/12/10(Sat) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[その名を、バルメロス=ラフェリオン=レイオスと言った]*

(63) 2016/12/10(Sat) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

「………ああ。幾らでも持っていけ」

[嘗てあの男に渡した、己の半身が目醒めたのを感じる。

時が、来たのだ。

"O"の因子をその身に取り込み、-終末の王-≪0≫として祭り上げられたのはシメオン
─────バルメロスが世界樹の中心に姿を消して幾百年、茫然と森で人の真似事をして過ごしてきた自身の無聊を慰めてくれた少年であった。]

(72) 2016/12/11(Sun) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[裁きの夜《JUDGEMENT NIGHT》────────その正体は「限界まで世界の歪みが元に戻ろうとし、エネルギーが爆発することで起こる世界の焼却と再生成≪cutopus≫」である。

"O"はその円環の中に歪みを取り込み、循環させる事で応力を中和、生成されたエネルギーを世界の器≪-SaBaR-≫の維持に回す濾過器の役目を持っていた。

何らかの理由により"O"の崩壊を招き、その因子を身に受けたシメオンは≪0≫-終末の王-として歪みのエネルギーをその身に引き込み、裁きの夜《JUDGEMENT NIGHT》を招き入れる起爆装置と化したのだ。]

(73) 2016/12/11(Sun) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[──本来であればO・cuto・pus暦528、バルメロスが消えたその日。≪0≫-終末の王-と化し英雄に斬滅されるのは女神Δημήτηρ, Dēmētērである筈だった。]

[女神の持つ神核レベルの動力源を世界の心臓≪コア≫に捧げることで、"O"は来るべき修正力の嵐《JUDGEMENT NIGHT》を調和しうる力を得るためだ。
女神の替わりに世界の中心へと身を沈ませた≪英雄≫の魂は、確かに常人ならざる物であったが 世界の寿命を数百年引き延ばすのが関の山であった。

……そもそも人の身で、世界の炉心を補えた事自体が異常であるのだが。]

[しかし此処に今運命は収束し、人理運営の為の取扱説明書≪PERFECTHUMAN≫のままに物語は幕を閉じようとしている。]

(86) 2016/12/12(Mon) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[女神は炉に焚べられ 英雄は剣を取り この世全ての悪は≪0≫-終末の王-に抱かれて融け 世界を廻る]

[………バルメロスが居なくなってから、脱け殻と化していたこの身に 細やかな光を届けてくれた小さな友を犠牲にして。]

(87) 2016/12/12(Mon) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


[魂の双子達の叫びが反響し、拳と剣とが、虚空を切り裂き交錯する。
そしてあまりに眩く 優しい光の柱が二人の姿を包み、天空へと消えていった。
────雲がはらはらと千切れ、暗黒とかがやきとを孕み、東から西へと流れていく。]

[余りに美しく、残酷な葬送の灯であった。]

(88) 2016/12/12(Mon) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

〈───余分な芽がアンタにとってかけがえのない命だった場合も、アンタは取り除いてしまうのかい?〉

[ねおう、と 何処かから猫の鳴く声が聞こえてくる。>>1:208
しかし投げられた賽は既に 無慈悲な結果を眼前に突き付けていた。
なればこそ男に願えることは、ただ一つしか有り得なかった。]

(92) 2016/12/12(Mon) 01時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/12(Mon) 01時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2016/12/12(Mon) 01時半頃


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