49 海の見える坂道
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ご参加頂きまして、どうも。 ジジー、おいで?
[ラルフに向かってジジをだっこさせてくれとばかりに手を出して。
ジジを腕の中に納めると、並んで歩きだした。 パン、という声が聞こえれば、いや、ひとまずアイスー!と返しつつ。]
暑いですね、今日。
[涼しい格好をしていても、身体が汗ばむ。]
(247) 2011/04/12(Tue) 18時半頃
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いえ、これは――…
[寝坊して、と言ったところで愛想笑い。
顔を覗き込まれ、似合っていると言われれば、 ]
そうですか?
[照れ隠しに頭の上のお団子を見上げるようにしながら、それに手をやった。]
(252) 2011/04/12(Tue) 19時頃
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いえ? 他に、誰かいれば。 ゾーイとか、喜びそうだけど。
[パンの周りに集まっている面々に、ちらりと目をやって。 みんなパンに夢中だけど、と小さく付け足して。] ベネットは――…、何処にいるかな。 わかんないです。
[困った様な笑みを浮かべて頬をかいた。]
(254) 2011/04/12(Tue) 19時半頃
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そうですね。 じゃあ、行きましょうか?
[2、3歩前に出て、後ろにいるラルフをかえりみる様にして、その足を促した。]
(257) 2011/04/12(Tue) 20時頃
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[ラルフが歩きだすのを見ると、にこりと笑って、彼女もまた歩き出した。 途中、ジジを高い高いするように、持ち上げたりしながら。]
ここまで暑いと、海に入りたくなるなぁ。 明日も晴れるかな?
[サイラスに潜ってもらった獲物で、昼からお酒飲みつつバーベキューなんていいじゃない。]
(269) 2011/04/12(Tue) 20時半頃
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陽にやけるとすぐ赤くなっちゃうからなぁ、私。
[そんなやり取りをしつつ、アイスクリーム屋に辿りつけば。 バニラアイスにスポンジとフローズンなストロベリーやブルーベリーなどを大量にトッピングしてもらい、チョコレートソースをたっぷりと。
チョコミントのアイスを見れば、思い出すのはチョコミントしか食べなかった兄の姿。]
(285) 2011/04/12(Tue) 20時半頃
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ジジ用にちゃんと買ってあげるんだ…。 ラルフさん、優しいですね。
[クスクスと笑みを浮かべて。]
よかったね、ジジ?
[ジジの頭を撫でてやった。]
(307) 2011/04/12(Tue) 21時頃
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ん?
[ラルフの口から出た言葉に振り返れば、何やら大量の荷物をもったヤニクの姿を認めて―――… ]
…何やってんのアンタ。
[発する言葉の音色は、低く、低く。]
(313) 2011/04/12(Tue) 21時半頃
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そう。
[それだけヤニクに返事すると、ラルフの方に顔を向けて、声をかけた。]
ラルフさん、行きましょ?
(323) 2011/04/12(Tue) 21時半頃
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邪魔した事…?
[背後から聞こえた声に、立ち止まって振りかえった。]
…アンタ、何で私が怒ってるのか本当にわかってないわけ?
[とても、とても静かな口調とは対照的に、その薄い碧に宿る怒気。 手をぎゅう、と握った。]
(335) 2011/04/12(Tue) 22時頃
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…自分で考えなよ。
[ヤニクの言葉を聞いて、其れだけ告げて。]
私は落ち着いてますから、大丈夫です。
[ラルフの言葉には微笑を浮かべながらそう返事して。 ねぇ、ジジ?とジジの顔を覗き込んだ。 そうして、皆がいる所へとまた歩みを進める。]
(346) 2011/04/12(Tue) 22時頃
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何しに私のところに来たのか知らないけど。 私は、謝られるような事されてないから。
[甘い物が沢山入った袋をちらりと見て。]
ごめんね、ラルフさん。 本当に行こう?
(355) 2011/04/12(Tue) 22時半頃
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[彼女が何に怒っているのかは単純な事で。 昼間にベネットが言った事は正しいと彼女は思っているし。 ベネットのそれに対する彼の態度に純粋に腹がたったから。
だから、彼が謝るべきは、自分じゃなくて、ベネットだと思っている、ただそれだけの事。]
(362) 2011/04/12(Tue) 23時頃
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ネルさん、今晩は。 今日は楽しめました?
[会話に一人、人が加わっただけで空気がやたら軽くなったように感じてしまった。]
(370) 2011/04/12(Tue) 23時頃
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[ネルの問い掛けには、ただ笑って答えて。]
そろそろ日が暮れちゃいますね。 うちに、帰ろうかな。
ラルフさんも、お付き合いありがとうございました。
[頭を緩く下げた。]
(373) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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どうして、ネルさんが頭を下げるんです?
[頭を下げてごめんなさいと言う彼女を見て、思わず笑ってしまった。]
はい、確かに言付かりました。 ありがとうございます。
[謝らなくても、いいのに。 残念ではあったけど。]
(390) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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ベネットの、真似?
[ネルにお願いする時にわざわざ頭を下げたのだろうか、と頭の上に疑問符が浮かぶイメージ。]
さて、私はそろそろ失礼しますね。
[そう言うと、ばいばい、と手を振って。 広場を後にした。]
(400) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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[すぐには家に戻らず、レースを編むための絲やら、ビーズランプを作るためのビーズやら、色んな物を街で買い求めた後に。 ようやく店に戻った時には、既に荷物は無くなっていただろうか。
シャワーを浴びて寝室へと戻ると、今日蚤の市で買ったランタンに、明かりを燈した。]
(405) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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よ…っと。
[寝室の窓を開けて、窓の桟へと足をかけて、屋根に登る。 手には、ランタンとワインの小瓶。 夕方曇っていた空は晴れていて、満点の星空。
明かりをつけたランタンを、滑り落ちないような場所にバランスに気をつけながら置いて。 ひとくちワインを口にして、しばらくの間静かに夜の海を眺めていた。]
(419) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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