259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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─ 自室 ─
[よりにもよってなんで雪だるまなんだろう いや面白い、面白いけどね。
彼の思い出話を聞いて、そういや前に ディーンが愚痴を言っていたこともあったかなと記憶を辿る。 彼はなかなか、粘着気質だから……怒ると長いんだよなー。 そんな雑感を抱きながら。]
……わざわざ食堂まで運んだのに それは災難だったね…ヒヒ。
特別、かぁ。
[エリアスが花について口を開く、その一言が耳に残って オウム返しのようにその言葉を呟く。 心地よい余韻と言うよりは、払拭できない呪いのような。]
(16) 2016/12/03(Sat) 08時頃
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[顔をほころばせて、恍惚の声色のエリアスの傍ら 思考は冷えきって、笑いも枯れる。]
花は散るからこそ美しい。 死を持たぬ者は花と共には生きられない。
それならば………
初めから花など置かなければいい。 そう思わない?
[目を隠していても、弓なりの口元が その表情をいつも確かに伝えていた。 が、その口から笑みが消えた時、何を 考えているのか、果たして伝わるのだろうか。]
(17) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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[それをエリアスが見ていたかどうか定かではないが それが一瞬のことで、そう言えばとすぐに話題を変えて また常の笑い声。]
シーシャが乱暴? おや。
…ヒッヒッヒッヒ……!
[暴力、性暴。 エリアスとシーシャの間にどちらがあっても面白い、 けどどっちも違うんだろうな。]
(18) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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[意味もわからぬまま笑われていることに 慌てふためく雪だるまに向かって、ずんと 突き進めばその勢いで白い固まりは後ろに後ずさったか。
壁にぶつかり、もう退路がない、という所で 勢いよく壁に手をつき、相手の視線を奪う。
その身長差20cm近く。猫背とはいえ、 相手は見上げる形になっただろう。 その時ちらりと瞳がこんにちはしたかもしれない。
そしてわざと声のトーンを低くして囁きかける。]
……可愛いままだと、 いつか男に食われるかもしれないよ? オレ、とか。 .
(19) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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なぁーんて。 ヒッヒッヒ……。これくらいさ、ちょっと 女吸血鬼にやってきなよ。 仲間になら出来るんじゃない?
[一応猫なりのアドバイスのつもりなのだが、はてさて。 ちなみに覗かれでもしたら社会的に死にます、猫が。]
(20) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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/*シーシャ[[who]]
(-5) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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[さて、女。 オーレリア、デコピンされそう。 イルマ、突き飛ばし返してきそう。 マーガレット、これもなかなか食えない。 グロリア、何となく僕が絵面を見たくない。いやでも絶対成功しないだろう。]
…………ヒッヒッヒ……。 絶対やってね、成功しても失敗しても、教えてね。 それが年長者に教えを乞うた筋ってもんだよ。
[普段年の話などお首にも出さないくせに この時ばかりは、催促のためにそんな建前を振りかざす。 単純に面白い話を聞きたいだけとも。]
(21) 2016/12/03(Sat) 09時頃
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クシャミは、シーシャに話の続きを促した。
2016/12/03(Sat) 09時頃
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/*あー、発言変えたかったのにー。 スマホは、難しい。 スペース入れられないのがやなんだよなぁ。
なんで文頭のスペースをみなしてくれないんだろ。
(-6) 2016/12/03(Sat) 09時頃
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[エリアスの返事─きっと弱音か恨み言の類でしょう─を たっぷり聞いてから客人に別れの挨拶を。]
さて、僕は散歩してから寝ようかな。 じゃあね、明日でも明後日でも報告待ってるよ。 ヒヒヒ、検討を祈る。
[あっけらかんと言いのけて 窓に掛けた足を蹴ると夜の闇に消える。 蝙蝠に化けるのは苦手なので そのまま人型で出るのがこの男の常。 気晴らしであったり、食事であったり。 目的はいろいろだ。]
(22) 2016/12/03(Sat) 09時半頃
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/*ヤベェ、時事ネタ盛り込もうと、確認のためネットニュースを調べたら、テレビで報じてる内容がほぼローカルネタだったことに気づいたでござる。 鳥インフルエンザで白鳥が保菌してやがったらしい。感染したニワトコちゃんは全羽殺処分だけど、野鳥の白鳥は全羽処分とは行かないらしい。
(-7) 2016/12/03(Sat) 09時半頃
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/*ところでこれ、軽率に日にち進めてもいいかな?一日を伸ばすより、いろんな場面やりたい。 回りみながら、かなー。
(-8) 2016/12/03(Sat) 09時半頃
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─ 次の日・バー─ [今日はフィリップくんと同じバイト先での仕事。 こちらはキッチンで彼はホールでバーテンダーをやっているので彼がものを取りに来た時くらいしか顔を合わすことはないのだが。
ちなみに皆さん不安にお思いでしょうが職場にはちゃんとタイマーがあるのでこの店に保健所が立ち入ったことは、まだない。]
えー?インフルエンザ? やだ。お金もったいない(だって保菌しても死なないし) 店が金出してくれるんならともかくさあ。 トムは打ったのかい?
[キッチンでの同僚、人間 トムとの会話。 トムは実に良い奴だ。トムがまかない係の時は 俺の分だけ加熱を短めにしてくれる。]
ちなみにトム。 女がきゅんと来る仕草。何かある? こないだの壁どんに次ぐ奴。
[トムはこの男の人間社会のソースその一である。]
(28) 2016/12/03(Sat) 11時半頃
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/*こう、人間社会の流行りを間違った方向に推進したいのだけど、そもそも中の人がネタに乏しい人間で…。
PPAP? KSK? 流行語大賞ノミネート見て考える。
(-9) 2016/12/03(Sat) 11時半頃
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/* 3月2日生まれ。
(-10) 2016/12/03(Sat) 11時半頃
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/*すごい、ディーンさんが僕の言いたいことを代弁してくれててうんうん、ってなるけど食い散らかしすぎてやべぇ。
(-11) 2016/12/03(Sat) 14時半頃
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ホントかい?トム。 それは女性がほぼ確実に、間違いなく喜ぶのかー。 すごいねえ。
[何と、壁どんよりもウケの良い仕草があるらしい。 それをエリアスにやってもらえば 向かうところ敵なしじゃないか。
と、我が事のように嬉しくなる。僕ってなんて良い奴なんだろう。]
…して、その「網トン」とは!
[その後、そのしょうもない回答にこの男、笑いを禁じ得ない。]
(55) 2016/12/03(Sat) 18時頃
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[説明しよう!トムの伝えし網トンとは…
【網トン】 網戸にとまった虫を、「トンッ」として 追い払ってもらうこと。
らしい。この情報は古城男子会のSNSグループに送信、だ!]
(56) 2016/12/03(Sat) 18時頃
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確かにうちの集合住宅、みんな夜行性だからー…。
[虫は困るよねーと。 そんな他愛のない会話を人間とするのは好きだ。 ただ、人間と一緒にいると必ず聞かれるのが 恋人のことと結婚のこと。]
んー。結婚はもういいかなー。 僕、甲斐性なしだからさ。 恋人?いないよ。 あぁでも、自然消滅した人ならいるかなー。
[しかし、甲斐性なしといえばきっとおそらくグロリアの方だと思う。目覚めてから始めたというアフィリエイトでいくら稼いでるかは謎だが。]
(57) 2016/12/03(Sat) 18時半頃
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[それから、いつの間にやら出勤していた フィリップくんに料理の皿を渡しながら]
そういえば、昨日はあの後どうだった? エリアスくんはね、雪だるま着て帰ったよ。
[と、伝わりづらい、要らぬ報告を加える。]
それから──……
[本題は耳元で簡潔に]
今日、ホールの子ひとり頂いちゃうから 邪魔しないでね。
[もっとも人手不足は嫌なので、軽くつまむ程度なのだが。 吸血を人に見られるのも邪魔されるのも嫌なので、釘はさしておく。
いつものように退勤後に美味しく頂きましたとさ。]
(67) 2016/12/03(Sat) 20時半頃
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─ →古城 ─
[店への通勤は車を使う。 よくある軽自動車だ。 たまに、たまーにガソリンを入れ忘れた時や寝坊した時など やむにやまれぬ時は飛んでいくこともあるが。
蝙蝠に身を変えるのが苦手なことも理由にあるが それ以上に窮屈な人間の暮らしもそれなりに 好いているという所が大きいだろう。
フィリップくんは乗ると言えば乗せるが、彼は 相棒と空を飛ぶのが好きなようだから あまり同乗することはなかったように思う。]
(68) 2016/12/03(Sat) 20時半頃
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─ 古城・入口 ─ あーぁ。今日も人間の振りをするのは疲れたねーェ…。
…ん?
[重たい扉を開けて、最初に反応するのは鼻。 微かに鼻腔をくすぐる甘い匂いは 確かに先程ご相伴に与ったものと同じもの。
次に反応するのは目。 玄関の大理石様の床に引き摺られたような汚れが 幾筋か、黒く残っている。]
まーたーかー…。
[やれ仕方なしとばかりにその匂いを辿ることにした。]
(70) 2016/12/03(Sat) 20時半頃
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[「また」と称するには理由がある。
それはある日のこと、昼下がりにあるドラマの再放送を見るために、食堂に居た時の話だ。 昼に起きることは男にとってはおかしな話ではないのだけど 他の者からしたら日の沈まぬうちに起きるというのは変な話のようで。
でも面白いじゃない、○棒。]
[ドラマがクライマックスを迎えようかというところでふらり徘徊する影が重たい昼間の扉を開ける音がして。 慌てて、食堂から玄関の方まで駆けていくと干物どころか灰になりかけているディーンの姿。>>0:244
そういう抜けているところがディーン兄さんの萌えポイントだよね、と後日誰かに話した気がする。それからしばらくの間、玄関とディーンの部屋の窓には内側からも鍵を掛けるようになったとか。]
(71) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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/*>>64ぱじぇす!
僕はね、ジョニーウォーカーのブルーラベルが飲みたいです!グロリア様!!
(-22) 2016/12/03(Sat) 21時頃
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[うっすらと、香る匂いは喉を潤した直後であっても 脳を刺激する甘い残り香。
元を辿って、扉をゆっくりと押せば 鍵もかけずに部屋の主はベッドに横になっている。>>54]
ヒッヒヒ……ディーン兄さん。 …、若くないんだから、身体ばっきばきになっても 知らないよ〜…ヒヒ…。
[血だらけの上着を拾い上げて、お節介にもぬるま湯に浸けておこうか。気に入ってたような気がする。 彼が目を覚まさないならそのまま、洗面所に持って行こうと その場を離れる算段。]
(87) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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─ バーにて ─ [どうでもいいがこの男、店に入る時は、髪の毛は結う。前髪も不衛生だと言われたけど、この件に関しては店長との攻防は終わらない。
おはようの挨拶とともに、残念そうに報告をくれる彼に>>78]
あれ?イルマに食べられちゃったんだね。 ヒッヒッヒ…残念。 美味し そう …? あれよりもっと美味しい料理をまた 作ってあげるさ…ヒヒヒ…。
[生が一番いいのだと、君の舌にも教えてやろう。 と内心で腕組みをしている自分がいる。
ウィンクとOKサインとで過剰な表現に思えなくもないが、そういうのが若さということなのだろう。]
うんうん。それは十分気を付けるね。 僕、ホールとか絶対出たくないからさァ…ヒヒ。
[人としても吸血鬼としても幼い彼はある意味幸せに思う。人としての人生から外れることの虚しさを知るには彼はまだ若く、吸血鬼としての惰性で無変化な時を知るにはやはりまだ若い*]
(97) 2016/12/03(Sat) 22時頃
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クシャミは、フィリップくん、やることやってんねー(ひゅーひゅー)
2016/12/03(Sat) 22時頃
クシャミは、イルマの声が、今日はあまり聞こえないような…
2016/12/03(Sat) 22時半頃
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/*あ、間違えたーwwwただアクションしただけまんw
(-26) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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クシャミは、イルマの姿を見に行こうかなと思ったり。
2016/12/03(Sat) 22時半頃
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─ ディーンの部屋 ─
夜這い。 ヒーッヒッヒ…!僕だって、選びたいかな。
[男を襲う趣味はない。 からかう様子の彼にこちらもおどけてみせて。 眠たげなその様子も相変わらずだなと その口許の弓なりを吊り上げる。]
あ…──
[起こしてしまったことを声掛けようとして そのまま寝台から転がり落ちる彼のあられもない 姿に、思わず吹き出してしまいそうになるのを 堪える。ほら、一応倍以上も年上だし。]
(106) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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フヒッ……
[変に堪えようとして、結局変な声が漏れてしまった。]
言いやしないさ。 君は僕にとっても見本でいて欲しいからねェ…。
[粘着気質は見習いたくないけど。 と、不名誉な噂はまだ広まっていないものなので それを耳にしたとき、どうするかはまた別の話。]
そういえば…。 ディーン兄さんって虫好き?
[本人の中では先程の会話の続き。>>55>>56 相手にしてみれば脈絡のない話。]
(109) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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/*差し上げよう。
(-27) 2016/12/03(Sat) 22時半頃
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