259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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[玄関口でマッユーミの体調を気遣う。 そう沢山の血を吸われたようではないけれど
ぽやぽやとしていて、 催眠の類をかけられたのだとすぐにわかる。]
病院、行くよ。ほら早く。
[どうして?と不思議そうなマッユーミに]
あんたは今、体調悪いの!
(3) 2016/12/07(Wed) 03時半頃
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[おそらく数時間もすれば、自覚症状が現れるだろうけれど 今は催眠のせいで、ただただサイモンに惚れ込んだ言動。
救急車を呼びたい気持ちだったが、 下手に目立ってこの古城の存在に ヴァンパイアハンターが気づいてもいけない。
マッユーミに付き添い、夜明けを恐れながらも 深夜救急の病院へと向かう。
診断は案の定の貧血。輸血の必要まではないけれど、 点滴と鉄剤で、ひと晩の入院を余儀なくされた。]
(4) 2016/12/07(Wed) 03時半頃
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―数時間後―
[かろうじて日の出の時間より前に古城へたどり着く。 イルマの顔には疲弊が滲んでいた。
タッと駆け出した足取りは、真っ直ぐにサイモンの部屋の前へ。 彼が執筆中だろうが何だろうがお構いなしで 何も言わずに扉を開け放つ。
飄々としたサイモンの態度。>>2 ふ、と鼻を擽る血の香り。 それに一瞬でも、甘美さを覚えた自分が恥ずかしい。]
(5) 2016/12/07(Wed) 03時半頃
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[仁王立ちしたイルマの背後には 怒りが烈火の如く揺れていた。]
サイモぁぁぁ!!! あたしの友達に何したんだ!!!
[感情が入り乱れ、声も一人称もぐっちゃぐちゃ。]
まっ……マッユー……あの子は!! あの子は私の大事な友達で!!
もしあのまま失血してたら、 わた。私は、どうしたら、
[泣き叫びそうなのに、言葉がつっかえて出てこない。]
(6) 2016/12/07(Wed) 03時半頃
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ばっ、ば、……ぶぁか野郎!!!
[大声で叫ぶイルマの双眸には、涙すら浮かんでいた。
あの時>>0:175>>0:185、夜に呼ぶとは話したものの、 サイモンの言葉に含まれたものに 気付けなかったイルマが愚かなのか。
少なくともサイモンを責める義理はないはずなのだ。 第三者の視点から見れば、だが。]
オーレリアさんも、マーガレットも、マッユーミも 大事な……私の大事な……
……うっ、ぁああ!!
[サイモンから声がかけられれば何かしら反応はするが そうでなければ、言いたい放題言い放ち 廊下を駆けていく。]
(7) 2016/12/07(Wed) 03時半頃
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[失うことが怖くて、ならばイルマは何故、 悠久に近い時間を生きるのか。
吸血鬼にも、死は存在する。>>2:246 いつか、オーレリアを失う可能性だってある。
それでも、彼女についていくことを選んだのだ。 死ぬなら一緒にと後追い自殺をしかねないイルマだが 実際その場になってみれば、
――きっと死ねないと思う。
どうして生きているのか。
生きていく上で失っていくものを 見ないふりするなんて出来ないのに。
三百年、共にあったオーレリアが眠りについて イルマははじめて、その生の意味を 考え始める。**]
(8) 2016/12/07(Wed) 03時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/07(Wed) 03時半頃
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/* 毎回、村でイメージソングを考えるのだけど この村は、イルマのイメソンというよりも 村の雰囲気に合うかな。
http://www.kasi-time.com...
下にショートバージョンの動画があるから、 聞いてもらえると嬉しい!
(-1) 2016/12/07(Wed) 04時半頃
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/* ヴァンパイアといえば、アイカツ!のユリカ様なのですが これはイルマっぽいのか、どうなのか…… https://www.youtube.com...
ユリカ様みたいな子にしたかったんだけどね。 まずキャラチップから違うよね。 ユリカ様やるならデメテル辺りがよかった。
(-2) 2016/12/07(Wed) 04時半頃
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/* 黒崎真音さんの曲で思い出したけど 何年か前に有名どころが集まってハロウィンの曲出したのが、すごい格好良かったな。 youtubeにあるかな。
これかな。これだ。 https://www.youtube.com... 長いので雰囲気だけでも。
(-3) 2016/12/07(Wed) 05時頃
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/* 珍しく(?)時間があるのだけど この時間だからな……誰もいないよね……。 自分でもいつ寝るかわからない。
何か書きたいんだけどなぁ。 イルマちゃん、裏設定とかなーんにもない。
(-4) 2016/12/07(Wed) 05時半頃
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/* えええと クシャミは昼間??に、外に出ている、の?
死んじゃう!死んじゃうよ!とけちゃうう 何時ころ想定なんだろう。 ドウスレバインダー
(-16) 2016/12/07(Wed) 20時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/07(Wed) 20時半頃
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/* >>29 グロリアさんのギャップ可愛すぎかwww
言い損ねていたけど、グロリアさんのト書きも含む言葉遣いが、グロリアさんらしくてとても好み。 この2000年の語彙の貫禄、素晴らしい。
(-17) 2016/12/07(Wed) 21時頃
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/* ふはは。どうしようかな。
イルマ的にはクシャミは放っておけない感があるし、ただ昼間だと共倒れしそうで怖いので、そこを確認したい気持ち。 サイモンさんともお話したいけど、二軸あまり得意じゃなかった。
(-18) 2016/12/07(Wed) 21時半頃
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[サイモンに在るは、静かで冷たい表情。>>34 いや、普段からそうだったのかもしれない。 彼はいつだってこんな風に、表情が乏しくて。
言葉に誠意を感じ取れないのは、 イルマ自身の感情の問題か。]
……もう、もう、あんな思いは
[言葉はふっと途切れる]
―――……
[マッユーミはいつかは、 イルマを置いていくのだろう。
女性的な体つきになって、いつかは男と寝て 結婚して、子を産み、幸せな家庭を築く。
イルマには出来ないことだ。]
(39) 2016/12/07(Wed) 22時半頃
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[嫉妬なのか、寂しさなのか どろりと醜い感情が溢れそうで。
男を、という言にゆるりと首を振る。 彼からあの男を奪ったところで、 なんのメリットも、デメリットもない。
唇を一文字に引き結び、やがてぽつと漏らす言葉]
サイモンさんは、どうしてあの子を 殺さなかったんですか?
全てを喰らい尽くして、 カラカラになって、死んでしまうまで。
[答えは背に受ける形になるだろうか。
彼の吸血の嗜好はわからないけれど、 いっそ、あの子を失っていれば イルマはサイモンを永く、憎めるのに。*]
(40) 2016/12/07(Wed) 22時半頃
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/* >>43 生まれたての子鹿のような死にかけのカエル……!!!
生まれたのか死ぬのかどっちだよ!!
(-20) 2016/12/07(Wed) 22時半頃
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/* >>46 うわああああ、この返しは神すぎる サイモンさんすごい、すごい……
(-23) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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[―――あまりにも、予想外だった。>>46
一つ息を、呑んで こみ上げる感情の名前が見つからない。
読者を大事にする、作家らしい理由が胸を打って、 複雑な表情は、背を向けた彼には見えないだろうけれど。]
……わかりました。 あの子に新作、読ませてあげてください。
きっと、楽しみにしていると、思うから。
[許すなんてことは、言えないけれど
あなたは、やっぱり素敵な作家さんですね、と 胸の裡に抱いた思いは、いつか伝えられるだろうか。
そっと目の端の涙を指で拭って、今度こそ廊下を駆け出した*]
(48) 2016/12/07(Wed) 23時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/07(Wed) 23時頃
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―翌日―
[サイモンとの悶着の後、陽が出ている間 自室でひと眠りしていると、自動車の音で目が覚める。>>10]
……え?あれ?
[今日は天気が良いわけではないだろうけど、それでもこの時間に外に出るのは、吸血鬼としては自殺行為なのではないか。 まぁサイモンの編集者が訪れたとか、そんなところだろうと。
暫く後、夕暮れから次第に陽が落ちる頃、 恐る恐る外を覗くと、そう、車が。 クシャミのものか、いつも駐車してあるはずの車が見当たらない。]
な……? 車泥棒か?!
[窓から覗いてそう思ったイルマは、クシャミの部屋に一直線して扉をたたくが、返事はない。焦りの表情が滲み、いつもの学生鞄を手に、古城から飛び出した。]
(55) 2016/12/07(Wed) 23時半頃
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車あるじゃん!
[飛び出したら、よく見たら車あったよ。>>53]
…あー、びっくりした。
[ほっと胸をなでおろし、古城に戻ってクシャミの姿を探そうと*]
(58) 2016/12/07(Wed) 23時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/07(Wed) 23時半頃
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―食堂―
[うろうろ。 部屋にはいなかったから、どこかにいるだろうと クシャミを探して三千里。
食堂で、ふと目にとまったのは見慣れない何か。>>63]
なに、これ……
[机なのだろうけど、それにしては低いし、その下に厚そうな布が被さっているのもよくわからない。]
……。
[一部が、もこっと盛り上がっているものだから 足蹴にしてみました。
つい、つい。 転がっているサッカーボールを見ると、蹴りたくなるのと同じだ。]
(70) 2016/12/08(Thu) 00時半頃
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あっ。誰かいた、ごめん。
[うめき声が聞こえて、咄嗟に謝罪。いやぁまさか、まさかね、誰かいるなんて思ってなかったからね、本当にね?ほんとうだよ?]
……って、小僧!
[顔を出した彼に、ぱちりと瞬いて、そばにしゃがみこむ。]
あんた、さっき出かけてた? 大丈夫?まぁ今話してるから大丈夫か。
車なかったしさ、ちょっぴりだけ心配した。
[欠伸を見れば、心配して損したとばかりに苦笑い。]
コレ、なに?ぬくいの?
[屋内とは言え、この古い建物の防寒力は弱い。 一緒に入っていいか目で問うが、彼がどこかへ行くつもりなら、それは止めはしない。*]
(72) 2016/12/08(Thu) 01時頃
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[クシャミとは反対側、対面する形で、 この奇妙なテーブルに入ってみる。]
……ほあああ あったかい……。
[あー、これいいわ。ほんっといい。 クシャミがこの、KOTATSUなるものを食堂に置いていくつもりなら 暫くぬくぬくと入り浸っていることだろう。
スマホを取り出すと、 今流行りのよーつーぶというやつを開いている。 完全に寛ぎモード。
最近の超お気に入り動画がある。
「ペン……パイナポーペン……」
PPP。]
(73) 2016/12/08(Thu) 02時頃
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はぁー……もう出たくない……
[こたつむりになったイルマは まるで眠りに就いた時のディーンのごとく 安らかな顔を、していたという。**]
(74) 2016/12/08(Thu) 02時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/08(Thu) 02時頃
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黙れ小僧!
[これ、言いたかったやつ。 別に特に意味はないし、最近は出会い頭でしか小僧と言ってないし、変えてもいいかなぁなんて、内心では思っている。>>81]
いや別に黙らなくていいや。 ああ、それでこれ買ってきたんだね。 結構早い時間だったからさ? なんかあったのかと思ってね……。
[お日様に愛された、なんて喩えにけらりと笑う]
じゃあクリスマスプレゼントは、 銀の指輪にしようかな。
[手が、手がー!ってなるよ。と愉快そうに。]
(84) 2016/12/08(Thu) 07時半頃
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本当、すんごい魔力。
[なんか鳴ってるけど気にしなくていいんだろうか。>>82 まぁいいか。時限爆弾とかじゃないはず]
いいよ、って クシャミは出てくの?
[そう言っている間にも、 クシャミはこたつを抜け出していて]
……え、……あ
[突然の謝罪に、僅かに戸惑うような色を見せた後 ああ、彼は何かがうまくいかなかったのだと、 そう察してしまう。]
(85) 2016/12/08(Thu) 07時半頃
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クシャミ!
[去り際の彼の背に、声をかけ]
あんたはいい男だからさ! その、なんつーか……私はクシャミのこと好きだよ。 人間として……じゃない、同族としてね。
[同族嫌悪、なんて言葉があるけれど その逆だろうか、長い時を生きて尚、思い悩んだり、 好きな人のことで傷ついたり、そんな気持ちはわかるから。]
心配したのは本当だから…… もっと、胸を張って生きろよ。
[なんて偉そうに言ってみる。少しでも彼が振り向いたなら へへっと笑う、イルマの気恥ずかしそうな表情が 目に映るだろう*]
(86) 2016/12/08(Thu) 07時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/12/08(Thu) 21時半頃
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[クシャミの背中を見送ったのは幾ばく前か。>>89]
巴投げ……とは……
[その意味は聞けなかったし、 続く言葉にも、わずか目を見開くだけ。]
何かって、な―――
[届かない声。 一人、KOTATSUに取り残され、 天板に顎を乗せる。]
(99) 2016/12/08(Thu) 21時半頃
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何かあったらなんて…… 遺言かよぉぉ!
[うがー、と前髪をくしゃくしゃ。 強くなんかないよ。強がってるだけだよ。 誰かに泣きついたり、喚いたりする子どもなんだよ。
ああ、でもそれでも、やっぱりそう言われると 三百と数年生きた箔くらいはついたのかと 弱く笑う。*]
(100) 2016/12/08(Thu) 21時半頃
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[シーシャを呼ぶ声に顔をあげれば、外に出ていたのだろうか、外套を羽織ったグロリアの姿。>>98 その髪にある薔薇の髪飾りに、ほぅ、と小さく感嘆の声。 ちょいちょいと自分の頭を指差しながら]
グロリアさん、それかわいい。 誰かからのプレゼントですか?
[隅に置けないなぁ、とにやにや。]
シーシャは見てないですね…… 大麻と土偶の、エイダ、だっけ。 赤ちゃんに会いたいよぉぉぉ
[ふええ。本当、シーシャとここ数日顔を合わせていないからして、赤子の顔すらまだ見ていないのだった。]
(101) 2016/12/08(Thu) 21時半頃
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