[ やがて律動のペースが安定してくれば、恵瑠の背を抱くのは左手のみとなり、空い右た手は彼女の前面へと向かっていく。]
対面座位、というのな。これは。
それで――
[ にや、と笑って小ぶりな乳房を撫で上げる。
下から上へ包むように。
左胸の頂きを指の腹でふるりと弾いて、
右胸の飾りはこりこりと摘まむようにした。]
押さえつけて。動けんようにして、
恵瑠を犯してしまうのも、良いものやが。
こうやって愛し合うのも、良えな。
[ 目を細めると右の手を下の方、二人が繋がった箇所へ進めた。中指を宛がう先は交わる間に蜜で濡れた花芯。]
ほら。
恵瑠の感じる所も、苛めてやり易かろ?
[ 情愛で包んだ嗜虐心を覗かせつつ、擽るように震わせては奥を突く。そうしてまた振動を強めて弄り立て、幼い新妻の反応を愉しんでいった。]*
(*32) Hermes 2020/09/21(Mon) 22時半頃