[ >>93 の言葉を受け、]
ま、追加がねぇなら別の職でも探すさ。
[ ツケのことは黙っておいた。信用をいたずらに損ねる必要はない。
ただ、>>94 のセリフには少し面食らう。 ]
いい子だねぇ……。
[ やはり、純粋さには慣れそうにない。確かに大きな悪いことはしてきていないが……。
そも、悪いことには相応のリスクがついてまわる。
ツケは貯めたら払っておくもので、町を出る時には後腐れはなくしておく……そういう生き方が結局は後で上手くいく。
……そう言えば南の安宿に泊まってはいるが、北には宝石店だの書店だの、高級そうな店が並んでいる。
祭り、ということなら、都会のお坊ちゃんでも来ているかもしれない……と、何気なく思いを馳せた。
都会では靴磨きだのなんだので仕事は多いが、賑やかさに疲れてしまう。……これくらいこじんまりした町の方が性に合うのだ。 ]
ま、悪ぃやつなら靴磨きやら壁の補修より、スリだの野盗だの選んだろうよ。
[ ぽつり、と漏らしながらランタンを手に取る。 ]
(116) 2018/08/06(Mon) 00時半頃