人狼議事

270 食人村忌譚


【人】 紅客連盟 イスルギ

[その昔、まだ若造だった頃。]

『これは貴方の子』

[膨らんだ腹を撫でながら女は微笑んで囁いた。
女は巫女だから己以外の男とも肌を合わせ交わり精を受けていたはず。
だからその腹の中の子の種が誰かなんて分かるはずもない。

しかしその言葉を否定する事もなく受け入れた。
父になる喜びがあったかと問われれば否ではあったけども。

そっと膨れた腹に触れた。
この中で命が育まれている事が不思議でならない。
そしてもっと不思議だったのは。]

 きっといい巫女になるね、だって僕と君の子だ。

[その子が女であると無意識の内に理解していた事だ**]

(78) 2017/11/21(Tue) 23時頃

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