人狼議事

267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】


【人】 さすらい人 ヤニク

 ある夜に、ドイツの二人の詩人の本が話題になっていた時の事を思い出すよ。

 その最中、ひとりの若い娘が部屋の隅で騒ぎを他所に読んでいた句は。こんなものだったかな

  “天才の栄光は 泥にまみれど
  平凡な仕事は 多くに認められる
  ──「古いのに、新しい!」と”

 ものがたりもきっと。人々が望むのは、古くからある「いつもの」筋書き。幾らか時代によって装飾されて「新しく」なっても実のところは同じ

 だが、泥にまみれても。君も誰かに、気づいて貰える日が来るといいな…

 [ディーンは、何と答えただろうか。ただ沈黙していただろうか。

 だが、彼が俺の前から去りゆく時には。優しく月明かりを注ぎ、その控えめにしかるべき居場所を求める姿に…そっと尊敬の念を送って、君に幸あれと願うだろう

 俺自身が直接見守ってきた、悲しきジョン・ドゥ達の為にも]**

(73) scarecrow 2017/07/21(Fri) 22時半頃

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